JP3020422U - 反発力応用の駆動装置 - Google Patents
反発力応用の駆動装置Info
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- JP3020422U JP3020422U JP1995007106U JP710695U JP3020422U JP 3020422 U JP3020422 U JP 3020422U JP 1995007106 U JP1995007106 U JP 1995007106U JP 710695 U JP710695 U JP 710695U JP 3020422 U JP3020422 U JP 3020422U
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- JP
- Japan
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- gear
- repulsive force
- drive device
- mainspring
- torque
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で長時間の稼動と、速度及びトルクの選
択の切替えが可能にできることである。 【構成】 ゼンマイ機構を内蔵した筐体1内のゼンマイ
の復帰力で、歯車列、調整翼車6及び調整翼車6を係脱
して歯車の回転を停止又は回転を行う機構を配すると共
に、この駆動源からの主軸5aの端部に歯車8を装着し
て駆動装置Aを構成し、この駆動装置Aの前記歯車8を
種々な商品の歯車列を備えた付属装置Bの駆動源とし着
脱可能に装着し、変化の富んだ動作を伝えるようにした
構成。
択の切替えが可能にできることである。 【構成】 ゼンマイ機構を内蔵した筐体1内のゼンマイ
の復帰力で、歯車列、調整翼車6及び調整翼車6を係脱
して歯車の回転を停止又は回転を行う機構を配すると共
に、この駆動源からの主軸5aの端部に歯車8を装着し
て駆動装置Aを構成し、この駆動装置Aの前記歯車8を
種々な商品の歯車列を備えた付属装置Bの駆動源とし着
脱可能に装着し、変化の富んだ動作を伝えるようにした
構成。
Description
【0001】
本考案は、ゼンマイ、板バネ、液体等多機能バネの反発力を応用し、少エネで 、安全性、低コストの伝動駆動で反発力応用の駆動装置に関する。
【0002】
従来、ゼンマイを利用した駆動装置は、例えば玩具類に多く用いられ、その商 品開発は例が多い。
【0003】 しかし、バネ式ゼンマイの使用では、トルクを一挙に解放させるために、稼動 時間が短時間で、更に、トルクでは始めと終りでは変化があり、そのために用途 によって制限があった。
【0004】
前記のように、従来のゼンマイ機能を利用した技術の課題は、稼動時間と、ト ルクの変化による欠点があり、そのため、本考案は、この欠点については種々と 研究され、小型で、しかも長時間の稼動と、速度及びトルクの選択切り替えが可 能となる商品を開発するために提供するものである。
【0005】
本考案は、前記実情に鑑み、この課題に対処するために創案したもので、多機 能バネ等の反発力による回転及び直線運動を動力源とし、この出力軸を歯車群か らなる歯車機構と、クラッチ、又は制御を兼ねた停止機構を用い、前記出力軸に 付属装置を加えることで、出力の動きに変化を与えるようにした反発力応用の駆 動装置を提供するものである。
【0006】
本考案は、ゼンマイ機構を内蔵した筐体1内の傘歯車2を、ゼンマイ機構の反 発力(復帰力)で回転し、更に、この傘歯車2と噛合う傘歯車4及び歯車列を経 て調整翼車6によって調整すると共にバランスよく円滑な回転を行うようにし、 更に、この回転を一時停止するような場合には、ストッパ片7により調整翼車6 の回転を停止できるようにしてある。
【0007】 また、前記傘歯車2の回転は、主軸5aに取付けて設けた歯車8と噛合う大小 の歯車群によって増速又は減速が行われ、この歯車列を経て希望する速度を得る ようにして動作を与えることができる。また、稼動時間も歯車群を用いることで 種々な稼動時間に調整でき、更に回転も安定する。
【0008】
図は、本考案による反発力応用の駆動装置の実施例を示したもので、図1乃至 図3は玩具に用いた一実施例で、1はゼンマイ機構を内蔵した筐体で、歯車、ラ チェット歯部、ラチェット爪等の係合部材及び駆動源を有することは一般公知の ことである。本考案は、前記ゼンマイ機構のゼンマイの復帰力で、前記筐体1内 の傘歯車2を有する捲軸3を捲戻し回動する。
【0009】 傘歯車2の歯部2aは、軸支された傘歯車4と噛合せ、更に、この傘歯車4は 、一体の歯車5を有して、前記傘歯車2の回転は歯車5に伝えられるようにして ある。歯車5は、歯車列を経て減速して調整翼車6に回転を伝えると共に、調整 翼車6には対応させたストッパ片7を接離可能に位置させて係脱できることで歯 車5の回転を停止又は回転を行うようにしてある。
【0010】 更に、前記歯車5を有する主軸5aは、端部に歯車8を装着して駆動装置Aを 構成する。この駆動装置Aは、これに付属装置Bを付加できるようにする。この 付属装置Bは、前記駆動装置Aの主軸5aに取付けた歯車8と噛合せ可能にした 歯車群Cの歯車9と噛合せ、この歯車9からの歯車群Cを経て人形D等を動作す るようにしてある。
【0011】 図4乃至図6は、開閉ドアに用いた他の実施例で、通路の開口部101に設け た枠101aに開閉可能なドアー体102を配し、このドアー体102は上縁部 102aに、上縁に沿って横方向にラック103を取付けると共に、このラック 103には対応させて開閉器104,104aを配装して適宜の手段によって固 定側に並列して取付けてある。
【0012】 前記開閉器104,104aはいずれもゼンマイ機構を内蔵し、このゼンマイ 機構の反発力を応用して捲方向を戻し方向に作用するようにしてある。
【0013】 前記開閉器104,104aはいずれも各ゼンマイ捲軸105,105aには 、歯車106,106aが取付けられており、このうち一方の歯車106は前記 ラック103に、他方は仲介車107を介してラック103に噛合せてドアー体 102の開閉時には逆方向の回転を行わせ、ドアー体102を開方向に移動させ ると、ラック103を介して一方は歯車を介してゼンマイ機構を捲込み方向に回 転し、この時他方のゼンマイ機構を戻し方向に回転を与えるように構成している 。
【0014】
本考案は上述用に、多機能バネの反発力を利用し駆動源とすることで小型化す ると共に、付属装置の付加で種々な変化の富んだ動作を伝えることができ、更に 付属装置Bでは速度及びトルクはバネの選択切り替えができ、また低速度トルク 長時間、或いは高速度トルク短時間の切り替えが可能となり、更に安全性、低コ ストででき、更に、音響だけならバネに限定されることがない。
【図1】本考案による反発力応用の駆動装置の一実施例
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図2】前記駆動装置に付属装置を付加した正面図であ
る。
る。
【図3】図2の側面図である。
【図4】ドアー体の開閉に用いた開閉器を配した正面図
である。
である。
【図5】X−X線の下から見た拡大図である。
【図6】図4の拡大側面図である。
【符号の説明】 1 筐体 2,4 傘歯車 5,8,9 歯車 2a 歯部 3 捲軸 5a 主軸 6 調整翼車 7 ストッパ片 101 開口部 101a 枠体 102 ドアー体 102a 上縁部 103 ラック 104,104a 開閉器 106,106a 歯車 107 仲介車 A 駆動装置 B 付属装置 C 歯車群
Claims (2)
- 【請求項1】 多機能バネ等の反発力による回転及び直
線運動を動力源とし、この出力軸を歯車群からなる歯車
機構と、クラッチ又は制御を兼ねた停止機構を用い、前
記出力軸に付属装置を加えることで出力の動きに変化を
与えることを特徴とした反発力応用の駆動装置。 - 【請求項2】 多機能バネ等の反発力を応用して動力源
にした駆動装置において、この駆動装置の出力を音響部
に伝動できるようにした反発力応用の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007106U JP3020422U (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 反発力応用の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007106U JP3020422U (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 反発力応用の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020422U true JP3020422U (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=43155798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007106U Expired - Lifetime JP3020422U (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 反発力応用の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020422U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110075772A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-08-02 | 中国科学院化学研究所 | 一种新型驱动漂浮物定向运动的方法 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP1995007106U patent/JP3020422U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110075772A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-08-02 | 中国科学院化学研究所 | 一种新型驱动漂浮物定向运动的方法 |
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