JP2716217B2 - 給紙装置のベール開閉装置 - Google Patents
給紙装置のベール開閉装置Info
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- JP2716217B2 JP2716217B2 JP20693189A JP20693189A JP2716217B2 JP 2716217 B2 JP2716217 B2 JP 2716217B2 JP 20693189 A JP20693189 A JP 20693189A JP 20693189 A JP20693189 A JP 20693189A JP 2716217 B2 JP2716217 B2 JP 2716217B2
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- Japan
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- bale
- transmission
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばプリンタに使用して好適な給紙装置
のベール開閉装置に関するものである。
のベール開閉装置に関するものである。
従来、この種給紙装置のベール開閉装置には、第4図
に示すようにモータの回転力によってベールを開閉する
ものがある。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1で示すものは枢軸(図示せず)によって
回動自在に設けられかつベール2に連結され回動方向に
歯部3を有するベールアーム、4はこのベールアーム1
の歯部3に減速歯車5,6を介して噛合する駆動歯車7を
有するモータである。なお、8は前記ベールアーム1に
一回動方向に弾撥力を付与するスプリングである。ま
た、9および11はプラテンと送りローラである。
に示すようにモータの回転力によってベールを開閉する
ものがある。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1で示すものは枢軸(図示せず)によって
回動自在に設けられかつベール2に連結され回動方向に
歯部3を有するベールアーム、4はこのベールアーム1
の歯部3に減速歯車5,6を介して噛合する駆動歯車7を
有するモータである。なお、8は前記ベールアーム1に
一回動方向に弾撥力を付与するスプリングである。ま
た、9および11はプラテンと送りローラである。
このように構成された給紙装置のベール開閉装置にお
いては、モータ4の回転力が駆動歯車7,減速歯車5,6を
介してベールアーム1に伝達されると、このベールアー
ム1が回動してベール2が開閉される。
いては、モータ4の回転力が駆動歯車7,減速歯車5,6を
介してベールアーム1に伝達されると、このベールアー
ム1が回動してベール2が開閉される。
また、この種給紙装置のベール開閉装置には、第5図
に示すようにソレノイドの励磁力によってベールを開閉
するものもある。これを同図に基づいて説明すると、同
図において、符号11で示すものは枢軸12によって回動自
在に設けられかつベール13に連結されたベールアーム、
14はこのベールアーム11に回動力を付与するリンク15を
有するソレノイドである。なお、16は前記ベールアーム
11に一回動方向に弾撥力を付与するスプリングである。
に示すようにソレノイドの励磁力によってベールを開閉
するものもある。これを同図に基づいて説明すると、同
図において、符号11で示すものは枢軸12によって回動自
在に設けられかつベール13に連結されたベールアーム、
14はこのベールアーム11に回動力を付与するリンク15を
有するソレノイドである。なお、16は前記ベールアーム
11に一回動方向に弾撥力を付与するスプリングである。
このように構成された給紙装置のベール開閉装置にお
いては、ソレノイド14の励磁力がリンク15を介してベー
ルアーム11に伝達されると、このベールアーム11が回動
してベール13が開閉される。
いては、ソレノイド14の励磁力がリンク15を介してベー
ルアーム11に伝達されると、このベールアーム11が回動
してベール13が開閉される。
ところが、前者にあっては、ベール2の開閉時にモー
タ4の回転制御によって駆動歯車7を正逆方向に回転さ
せる必要があり、一方後者にあっては、リンク15の吸引
時にソレノイド14の励磁力を制御する必要があった。こ
の結果、ベール2,13の開閉に専用の制御機構を必要と
し、コストが嵩むという問題があった。
タ4の回転制御によって駆動歯車7を正逆方向に回転さ
せる必要があり、一方後者にあっては、リンク15の吸引
時にソレノイド14の励磁力を制御する必要があった。こ
の結果、ベール2,13の開閉に専用の制御機構を必要と
し、コストが嵩むという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ベ
ールの開閉に専用の制御機構を不要にし、もってコスト
の低廉化を図ることができる給紙装置のベール開閉装置
を提供するものである。
ールの開閉に専用の制御機構を不要にし、もってコスト
の低廉化を図ることができる給紙装置のベール開閉装置
を提供するものである。
本発明に係る給紙装置のベール開閉装置は、ベールア
ームにモータ歯車の駆動力を伝達する伝達機構を、モー
タ歯車に噛合する減速歯車と、この減速歯車に噛合する
第1の伝達歯車と、この伝達歯車に噛合する第2伝達歯
車と、ベールアームの歯部に噛合する歯部を有する回動
レバーとによって構成し、この回動レバーに正逆の回動
力を選択的に付与する突子を各伝達歯車の偏心位置に設
けたものである。
ームにモータ歯車の駆動力を伝達する伝達機構を、モー
タ歯車に噛合する減速歯車と、この減速歯車に噛合する
第1の伝達歯車と、この伝達歯車に噛合する第2伝達歯
車と、ベールアームの歯部に噛合する歯部を有する回動
レバーとによって構成し、この回動レバーに正逆の回動
力を選択的に付与する突子を各伝達歯車の偏心位置に設
けたものである。
本発明においては、モータ歯車を一方向に回転させる
と、回動レバーが正逆方向に回動してベールを開閉する
ことができる。
と、回動レバーが正逆方向に回動してベールを開閉する
ことができる。
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図は本発明に係る給紙装置のベール
開閉装置を示す側面図と斜視図である。同図において、
符号21で示すものはベール開閉用のベールアームで、枢
軸22によって回動自在に設けられ、かつベール23に連結
されている。このベールアーム21の一端部であって、前
記ベール23の連結部と反対側の端部には、アーム回動方
向に延在する歯部24が設けられている。25は前記ベール
アール21にモータ26のモータ歯車27の駆動力を伝達する
伝達機構で、前記モータ歯車27に噛合する減速歯車28
と、この減速歯車28に噛合する第1の伝達歯車29と、こ
の伝達歯車29に噛合する第2の伝達歯車30と、前記ベー
ルアーム21の歯部24に噛合する歯部31を有する回動レバ
ー32とによって構成されている。この伝達機構25の各伝
達歯車29,30には、前記回動レバー32を正逆の回動力を
選択的に付与する突子33,34が設けられている。これら
両突子33,34の取付位置は、前記各伝達歯車29,30の中心
に偏心する位置に設定されている。なお、前記ベールア
ーム21に付勢するスプリング、36および37はプラテンと
ローラである。
開閉装置を示す側面図と斜視図である。同図において、
符号21で示すものはベール開閉用のベールアームで、枢
軸22によって回動自在に設けられ、かつベール23に連結
されている。このベールアーム21の一端部であって、前
記ベール23の連結部と反対側の端部には、アーム回動方
向に延在する歯部24が設けられている。25は前記ベール
アール21にモータ26のモータ歯車27の駆動力を伝達する
伝達機構で、前記モータ歯車27に噛合する減速歯車28
と、この減速歯車28に噛合する第1の伝達歯車29と、こ
の伝達歯車29に噛合する第2の伝達歯車30と、前記ベー
ルアーム21の歯部24に噛合する歯部31を有する回動レバ
ー32とによって構成されている。この伝達機構25の各伝
達歯車29,30には、前記回動レバー32を正逆の回動力を
選択的に付与する突子33,34が設けられている。これら
両突子33,34の取付位置は、前記各伝達歯車29,30の中心
に偏心する位置に設定されている。なお、前記ベールア
ーム21に付勢するスプリング、36および37はプラテンと
ローラである。
このように構成された給紙装置のベール開閉装置にお
いては、モータ歯車27を一方向に回転させると、回動レ
バー32が正逆方向に回動してベール23を開閉することが
できる。
いては、モータ歯車27を一方向に回転させると、回動レ
バー32が正逆方向に回動してベール23を開閉することが
できる。
すなわち、ベール23の開閉時には、第3図(a)に示
すように第1の伝達歯車29の突子33によって回動レバー
32が正方向に回動し、同図(b)に示すように第2の伝
達歯車30の突子34によって回動レバー32が逆方向に回動
するのである。
すように第1の伝達歯車29の突子33によって回動レバー
32が正方向に回動し、同図(b)に示すように第2の伝
達歯車30の突子34によって回動レバー32が逆方向に回動
するのである。
以上説明したように本発明によれば、ベールアームに
モータ歯車の駆動力を伝達する伝達機構を、モータ歯車
に噛合する減速歯車と、この減速歯車に噛合する第1の
伝達歯車と、この伝達歯車に噛合する第2伝達歯車と、
ベールアームの歯部に噛合する歯部を有する回動レバー
とによって構成し、この回動レバーに正逆の回動力を選
択的に付与する突子を各伝達歯車の偏心位置に設けたの
で、モータ歯車を一方向に回転させると、回動レバーが
正逆方向に回動してベールを開閉することができる。し
たがって、ベールの開閉に従来必要とした専用の制御機
構か不要になるから、コストの低廉化を図ることができ
る。
モータ歯車の駆動力を伝達する伝達機構を、モータ歯車
に噛合する減速歯車と、この減速歯車に噛合する第1の
伝達歯車と、この伝達歯車に噛合する第2伝達歯車と、
ベールアームの歯部に噛合する歯部を有する回動レバー
とによって構成し、この回動レバーに正逆の回動力を選
択的に付与する突子を各伝達歯車の偏心位置に設けたの
で、モータ歯車を一方向に回転させると、回動レバーが
正逆方向に回動してベールを開閉することができる。し
たがって、ベールの開閉に従来必要とした専用の制御機
構か不要になるから、コストの低廉化を図ることができ
る。
第1図および第2図は本発明に係る給紙装置のベール開
閉装置を示す側面図と斜視図、第3図(a)および
(b)はベール開閉時における回動レバーの動作状態を
示す側面図、第4図および第5図は従来の給紙装置のベ
ール開閉装置を示す側面図である。 21……ベールアーム、22……枢軸、23……ベール、24…
…歯部、25……伝達機構、27……モータ歯車、28……減
速歯車、29……第1の伝達歯車、30……第2の伝達歯
車、31……歯部、32……回動レバー、33,34……突子。
閉装置を示す側面図と斜視図、第3図(a)および
(b)はベール開閉時における回動レバーの動作状態を
示す側面図、第4図および第5図は従来の給紙装置のベ
ール開閉装置を示す側面図である。 21……ベールアーム、22……枢軸、23……ベール、24…
…歯部、25……伝達機構、27……モータ歯車、28……減
速歯車、29……第1の伝達歯車、30……第2の伝達歯
車、31……歯部、32……回動レバー、33,34……突子。
Claims (1)
- 【請求項1】枢軸によって回動自在に設けられ回動方向
に歯部を有するベールアームと、このベールアームにモ
ータ歯車の駆動力を伝達する伝達機構とを備えた給紙装
置のベール開閉装置において、前記伝達機構を、前記モ
ータ歯車に噛合する減速歯車と、この減速歯車に噛合す
る第1の伝達歯車と、この伝達歯車に噛合する第2伝達
歯車と、前記ベールアームの歯部に噛合する歯部を有す
る回動レバーとによって構成し、この回動レバーに正逆
の回動力を選択的に付与する突子を前記各伝達歯車の偏
心位置に設けたことを特徴とする給紙装置のベール開閉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20693189A JP2716217B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 給紙装置のベール開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20693189A JP2716217B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 給紙装置のベール開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371866A JPH0371866A (ja) | 1991-03-27 |
JP2716217B2 true JP2716217B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16531424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20693189A Expired - Fee Related JP2716217B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 給紙装置のベール開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716217B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10309980B4 (de) * | 2003-03-07 | 2007-09-13 | Airbus Deutschland Gmbh | Anordnung eines Kinderspielcontainers in einer Passagierkabine eines Verkehrsflugzeuges |
KR101713175B1 (ko) * | 2016-08-26 | 2017-03-07 | 주식회사 코쿤디자인 | 육각 형태의 구조체 어셈블리 |
CN108002215B (zh) * | 2017-12-28 | 2023-10-20 | 河南摩西机械制造有限公司 | 一种远程控制张合系统 |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP20693189A patent/JP2716217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0371866A (ja) | 1991-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |