JP3020165U - 合成樹脂製開口枠材 - Google Patents

合成樹脂製開口枠材

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JP3020165U
JP3020165U JP1995006746U JP674695U JP3020165U JP 3020165 U JP3020165 U JP 3020165U JP 1995006746 U JP1995006746 U JP 1995006746U JP 674695 U JP674695 U JP 674695U JP 3020165 U JP3020165 U JP 3020165U
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JP
Japan
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opening frame
synthetic resin
opening
frame member
frame material
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JP1995006746U
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Inventor
修明 岩田
裕敬 田島
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物躯体の開口部に取り付ける合成樹脂製開
口枠材において、取り付け後に浮きぐらつきがおこら
ず、安定する合成樹脂製開口枠材を提供する。 【構成】 合成樹脂製の開口枠材1の裏面側長手方向に
木製の補助材5を開口枠材1よりも短くし、補助材間に
隙間6を設けて貼着してなる合成樹脂製開口枠材を用い
ることにより、前記開口枠材1を木枠11に固定すること
ができ、また、開口枠材1が反りをおこすのを抑えるこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は施工性が良く、反りが少ない合成樹脂製開口枠材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の窓や扉等の開口部に合成樹脂製の開口枠材が用いられている。前 記開口枠材を取り付けるには、あらかじめ建物躯体の開口部に取り付けられたア ルミ製のサッシ枠の一部に前記開口枠材をビス止めし、開口枠材の外側を木枠で 囲み、そして建物躯体の表面を装飾用の板材で仕上げる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように取り付けた開口枠材は、サッシ枠の一部に固定されてはいるが、木 枠には何ら固定されておらず、開口枠材が浮いたりぐらついたりし、たいへん不 安定であるという問題があった。 本考案はこのような問題に鑑み、取付にあたり木枠に固定することができ、ま た合成樹脂製開口枠材の反りを抑えることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、窓や扉等の開口部に取り付ける合成樹 脂製開口枠材の裏面側長手方向に木製の補助材を開口枠材よりも短くし、補助材 間に隙間を設けて貼着したことを特徴とする合成樹脂製開口枠材を提供する。
【0005】
【作用】
上記合成樹脂製開口枠材によれば、開口枠材の裏面側長手方向に貼着された木 製の補助材によって、サッシ枠の一部にのみ固定されていた開口枠材を木枠側か らネジ等にて固定することができる。また、補助材は木製であるため湿度による 伸縮がおこるが、補助材を短くしたことによって補助材の変形を小さくすること ができる。また、開口枠材は合成樹脂製であるため線膨張によって伸縮し、補助 材を貼着したことにより補助材を貼着した面の伸縮が妨げられ反りがおこるが、 補助材間に隙間を設けたことによって反りを抑えることができる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の合成樹脂 製開口枠材の断面図であり、図2は、本考案の合成樹脂製開口枠材の裏面図であ る。該開口枠材1は、断面L字形の長辺先端にアルミ製の開口部材9の端部10が 納まるように段部3が設けられ、段部3の段落ち部に該端部10の先端の係止片が 納まるように溝部4を形成してなる合成樹脂製の開口枠材本体2の裏面側長手方 向に、開口枠材本体2の長さよりも短く形成された木製の補助材5を隙間6を設 けて、そして開口枠材本体2の短辺との間に挿入溝7を形成するように接着剤等 で貼着してなる。
【0007】 そして、前記開口枠材1の取付構造は図3に示すように、あらかじめ建物躯体 8の開口部に取り付けられたアルミ製のサッシ枠9の寸法に合わせて開口枠材1 を枠組みし、サッシ枠9の外側に取り付け、サッシ枠9の端部10側からネジ込み 固定する。そして前記開口枠材1の外側を木枠11で囲み、該木枠11側からネジ等 にて補助材5に打ち込んで木枠11と開口枠材1を固定し、そして上記挿入溝7に 装飾用の板材12を挿入し壁面を構成する。
【0008】 このような取付構造での開口枠材1は、サッシ枠9の端部10だけでなく木枠11 にも固定されているために、開口枠材1が浮いたりぐらついたりすることはなく 安定することができる。また、裏面側長手方向に貼着した補助材5を短くしたこ とによって、木の湿度による伸縮を軽減することができる。また、開口枠材本体 2は合成樹脂製であるため線膨張によって伸縮し、補助材5を貼着した面と貼着 していない面の伸縮の差により開口枠材1が反りをおこすが、補助材5間に隙間 6を設けたことによって伸縮の差を吸収し反りを抑えることができる。
【0009】
【考案の効果】 以上説明したように、合成樹脂製開口枠材によれば、開口枠材の裏面側長手方 向に木製の補助材を貼着することにより、サッシ枠の一部にのみ固定されいた開 口枠材を、開口枠材の外側を囲んでいる木枠に、該木枠側からネジ等にて補助材 に打ち込み固定でき、開口枠材が浮いたりぐらついたりすることはなく、安定さ せることができる。また、開口枠材の裏面側長手方向に貼着された木製の補助材 を短くすることにより、木材自体が持つ湿度による伸縮を軽減し、補助材の反り を極力小さくすることができる。また、合成樹脂製の開口枠材が線膨張よって伸 縮し、補助材が貼着されているため補助材を貼着した面の伸縮が妨げられ開口枠 材が反りをおこすが、補助材を縁を切って隙間を設けることによって、該開口枠 材の反りを極力抑え、取付後に開口枠材が変形するのを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の合成樹脂製開口枠材の断面図。
【図2】本考案の合成樹脂製開口枠材の裏面図。
【図3】本考案の合成樹脂製開口枠材を施工した状態を
示す断面図。
【符号の説明】
1 開口枠材 2 開口枠材本体 3 段部 4 溝部 5 補助材 6 隙間 7 挿入溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓や扉等の開口部に取り付ける合成樹脂
    製開口枠材において、前記開口枠材の裏面側長手方向に
    木製の補助材を開口枠材よりも短くし、補助材間に隙間
    を設けて貼着したことを特徴とする合成樹脂製開口枠
    材。
JP1995006746U 1995-07-04 1995-07-04 合成樹脂製開口枠材 Expired - Lifetime JP3020165U (ja)

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