JP3020117B2 - 横取り装置用列車防護装置 - Google Patents

横取り装置用列車防護装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引込み線と本線間に設
置される横取り装置の列車防護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】横取り装置は、分岐器によらず、引込み
線から本線上に保守用車を引き出す場合に使用するもの
であり、3組の横取りレールを引込み線と本線上とに跨
って設置し、引込み線を本線に開通させるものである。
横取り装置には、従来より各種方式のものが開発されて
いるが、大部分は、不使用時に横取りレールを安全な場
所に保管しておき、使用時に保管場所から運搬して所定
位置にセットし、使用後、再び所定場所に保管する方式
となっている。
【0003】この方式は、可動方式と可搬方式とに大別
される。可動式は、横取りレールが本線レールの軌間外
側の建築限界外に装備され、使用時には手動により横取
りレールを転回させて本線レールと引込み線レール上に
設置する方式である。可搬式は、横取りレールを定位置
に装備したものではなく、持ち運びが可能であり、その
保管場所から持ち出して使用するものである。いずれの
方式であっても、使用時には引込み線レールと本線レー
ル間が開通し、本線は不通となる。
【0004】従来、横取り装置には、安全対策は格別に
設けられておらず、安全装置を設ける場合にも、せいぜ
い横取りレールが本線レールにセットされたときに動作
して警報信号を出力する近接スイッチと、警報器として
のブザーとの組合せが用いられる程度のものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】横取り装置を使用する
場合には、本線上の列車の安全確保はもとより、その取
扱い者の手作業によって取付け並びに撤去が行われるも
のであるために取扱い者に対する安全が十分に保証され
ていなければならない。取扱い者にとっては、横取り装
置が設置される以前の準備の段階から安全対策が必要で
あり、さらに、取扱いについても慎重な保安,管理が要
求される。
【0006】然るに、従来のように安全対策が格別に講
じられていないときには、不測の事態により事故発生の
原因となり、また、安全対策が講じられたとしても、各
横取りレールに対し一個所ずつ近接スイッチを設けて横
取りレールが正規に取付けられたかどうかを近接スイッ
チで検知し、取付けに支障があるときのみ警報ブザーを
鳴動させて取扱い者に報知するのみでは、本線上の列車
及び取扱い者に対する安全対策としては不十分である。
【0007】本発明の目的は、横取り装置の設置に際
し、不測の事態が発生して本線上に列車が進入してくる
ようなことがあっても、列車及び地上の横取り装置の取
扱い者に対する安全を十分に確保できる装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による横取り装置用列車防護装置において
は、横取りレールと、検知器と、制御器と、列車停止指
示装置とを有する横取り装置用列車防護装置であって、
横取りレールは、引込み線と本線のレール上に装着して
引込み線から本線上に、あるいは本線上から引込み線上
保守用車の導入を可能にするものであって、可動式又
は可搬式の3組のレールからなり、不使用時には、施錠
して所定位置に保管されているものであり、検知器は、
3組の横取りレールの内、少なくとも一つを本線と引込
み線上に跨って装着した時に動作して制御器に検知信号
を出力するものであり、列車停止指示装置は、制御器か
ら出力される制御信号を入力として動作し、本線レール
上を走行する列車に対して光学的,電気的に警報を出力
し、あるいは機械的に列車停止指示指令を出力するもの
であり、制御器は、検知器の検知信号を入力とし、列車
停止指示装置に制御信号を出力する機能と、ブザーの鳴
動機能と、列車停止指示装置及び検知器の動作表示機能
とを有するものであり、横取りレールの開錠用キーを用
いたキースイッチの操作により起動して前記各機能を実
行し、さらに前記機能の停止は、前記キーを用いたキー
スイッチの操作によって行われるものである。
【0009】また、列車停止指示装置は、発光機であ
り、発光機は、横取りレールをセットすべき位置をはさ
んでその両側方の本線レールの近傍に仮設され、制御器
からの制御信号を受けて点滅発光するものである。
【0010】また、列車停止指示装置は、信号機であ
り、信号機は、横取りレールをセットすべき位置を含ん
で本線に形成された閉そく区間の閉そく信号機であり、
制御器の出力は、該閉そく信号機に停止信号を現示させ
る軌道回路の短絡器に接続されたものである。
【0011】また、列車停止指示装置は、地上子であ
り、地上子は、横取りレールをセットすべき位置を含ん
で本線の軌道間に設置されたATS又は車内警報装置の
地上装置であり、制御器の制御信号は、出力時に地上子
を開放させ、地上子上を通過する車上装置に即時非常ブ
レーキ指令を指示するものである。
【0012】
【作用】横取りレールを本線レールと引込み線レール上
の正規の位置に設置したときには、検知器が動作して検
知信号を発し、この信号を受けて列車停止指示装置が動
作し、本線上の上り線及び下り線に対して警報を発し、
又は、強制的に列車を停止させる。本線上へ引き出した
保守用車を引込み線へ戻して3組の横取りレールをすべ
て撤去したときにはじめて列車停止指示装置は、その動
作を停止する。制御器は、機器類を総括的に監視,管理
するものであり、機器の診断,列車停止指示装置の動作
状態を点灯表示する。その表示動作の起動は、横取り装
置の保管場所の施錠を行うキーの操作によって行われ、
機器類の動作表示中は、ブザーの鳴動を続けて施錠用キ
ーの置き忘れによる事故発生を防止する。
【0013】
【実施例】以下に本発明を可動式横取り装置に適用した
実施例を図によって説明する。横取り装置は、本線レー
ル1と引込み線レール2とを開通させる装置であり、図
2に示すように本線レール1と引込み線レール2とが交
わる3個所に設置される3組の横取りレール3を有して
いる。なお、横取り装置には、可動式横取り装置と、可
搬式横取り装置とがあり、可動式横取り装置は、本線レ
ール1の外側に横取りレール3を反転可能に設置し、必
要時にはヒンジを中心に反転させて本線レール1と引込
み線レール2上に跨って設置するものである。
【0014】実施例では、可動式横取り装置に適用した
例を説明するが、可搬式横取り装置においても基本的に
同じである。図3は検知器及び発光機の配置例を示して
いる。検知器は、第1検知器4a、第2検知器4b、第
3検知器4cの3種類の組合せからなり、各々の検知器
は、本線レール1と引込み線レール2とが交わる3個所
の位置にそれぞれ設置され、横取りレール3が本線レー
ル1と引込み線レール2との交叉部に跨って正規に設置
されたときに図4に示すように、検知レバー5が回路制
御器6のスイッチを動作させ、スイッチオフの状態で各
々の検出器から信号を出力するようになっているもので
ある。
【0015】 この実施例においては、列車停止指示装
置に発光機を用いる例を説明する。発光機は、第1発光
機7aと第2発光機7bとの組合わせであり、本線レー
ル1と引込み線2との交叉部をはさんで本線レール1の
上り,下り線側に設置して警報を発光現示する信号機で
ある。実施例においては、機体内に縦横に配列したLE
Dを発光現示させる発光機を用いているが、列車運転者
に注意を喚起できる発光機であれば特に限定されるもの
ではない。発光機は、本線の近傍に軌道回路がない場合
に使用するものである。本線が軌道回路を有していると
きには、その横取りレールの設置位置を含む閉そく回路
の信号機を使用でき、また、本線にATS地上装置が設
置されているときには、その地上子を列車停止指示装置
使用できる。
【0016】図1は、検知器4a〜4cの検知信号を入
力とし、発光機7a、7bに現示制御信号を出力してこ
れを発光現示させる制御器10の回路図である。制御器
10は、商用電源をトランス8で減圧し、整流器9で直
流に変換して直流で動作させるものであるが、要するに
検出器4a〜4cのスイッチの内、1個でもOFFとな
れば発光機7a7cに現示指令の制御信号を出力する
ものである。また、非常用に電池18を備えている。
御器10は、前述のように、検知器4a〜4c及び発光
機7a、7bの動作確認を行うほか、ブザー17を鳴動
させる機能、さらには、制御器の診断結果を表示する機
能を備え、これらの機能の実行のスイッチ操作は不使用
時に横取りレールを保管場所に施錠するキーを用いて行
うものである。
【0017】図5は、制御器10の制御パネル10aを
示している。制御パネル10aには、制御器10の電源
表示灯(緑発色)11、制御器の正常表示灯(緑発色)
12と異常表示灯(赤発色)21及び各検知器の励磁
(横取りレール不使用)表示灯(OFF表示)13と検
知器の無励磁(横取りレール使用)表示灯(ON表示)
14並びに発光機の発報表示灯15を備えている。16
は、キースイッチ、17は、ブザーである。端子板19
にはそれぞれ検知器,発光機及び供給電源の配線が接続
される。
【0018】横取りレール3は、キーで保管場所から解
錠され、本線レール1と引込み線レール2上に跨ってセ
ットされる。保守用車20は、図3に示すように引込み
線レール2より本線レール1上へ乗り入れる。作業終了
後は、保守用車20を引込み線レール2へ戻し、横取り
レール3を本線レール1及び引込み線レール2上より撤
去し、所定位置に格納して施錠する要領は従来と同じで
ある。これは、可動式及び可搬式の横取り装置に共通の
取扱いである。
【0019】横取りレール3を本線レール1と、引込み
線レール2にセットしたときには、本線レール1は不通
となる。通常、保守用車使用は、終列車が通過した後、
あるいは本線レール1の使用を禁止した状態で十分な安
全を確認して保守用車20を本線上に乗り入れを許可す
る約束にはなっているが、連絡ミス,思い違いなどの不
測の原因から、横取り装置の使用中にもかかわらず、本
線上を列車が進入してきたときには列車及び地上作業員
の双方にとって極めて危険である。
【0020】本発明においては、図1に示すように、基
本的には、横取りレール3のセット状態を検知して出力
する検知器4a,4b又は4cの検知信号を制御器10
に入力し、その検知信号入力を受けて発光機7a,7b
を点滅現示させる制御信号を制御器10より出力させる
のであるが、制御器10の起動は、横取りレールの解錠
用キーで行い、作業の取扱い状況は、常に図5の制御パ
ネル10aにランプ若しくはブザーの鳴動により表示し
て安全を期している。
【0021】上記横取りレールの取扱いに際し、安全確
認についての扱い要領を制御器の機能を中心に説明す
る。図5において、17は、ブザーである。また、検知
器の励磁表示灯13および無励磁表示灯14は、検知器
4a〜4cの動作表示用であり、発報表示灯15は、発
光機の動作表示用である。さらに、正常表示灯12は、
制御器の診断結果として、正常に機能を実行できる状況
のときに点灯するものであり、異常表示灯21は、正常
に機能を実行出来ない時に点灯するものである。
【0022】(1)まず、制御器のキースイッチ16を
操作する前に表示灯及び電圧計の類を確認する。電源回
路が正常であれば、整流器の運転表示灯12は(緑)点
灯、制御器の電源表示灯11は(緑)点灯、整流器の電
圧計の針は、グリーンベルト内(22〜27V)を示し
ている。
【0023】(2)制御器のキースイッチ16を操作し
てONする。これによってブサー17が連続的に鳴動し
て取扱い者に作業開始の注意を喚起する。制御器の診断
結果が正常のときには正常表示灯12が点灯(緑)し、
検知器の励磁表示灯13はOFFを点灯表示(緑)す
る。
【0024】(3)制御器のキースイッチ16よりキー
を抜きとり、そのキーで横取り装置を解錠し、各横取り
レール3を本線レール及び引込み線レール上にセットす
る。
【0025】横取装置3個所のうち、横取りレール3を
一個所でも正規にセットすると、検知器4a〜4cのい
ずれかがこれを検知して検知器の励磁表示灯13(緑発
色)が滅灯し、無励磁表示灯14による赤発色に切替え
られて危険を報知し、正常表示灯12は滅灯する。一
方、発光機発報表示灯15が赤色発色で点滅発光し、同
時に本線レール1の上下線に対し、発光機7a,7bが
発報する。
【0026】(4)各横取りレール3を正規にセットし
た後、保守用車20を引込み線レール2から本線レール
1へ引き出し、保守作業を行う。以後、横取りレール3
がレール上より撤去されない限り、前記(3)の動作を
持続する。
【0027】(5)保守用車20を本線レール1上へ進
入させた後、あるいは、作業の終了後、本線レール1か
ら保守用車20を引込み線レール2へ戻したときには、
横取りレール3をレール上から取外し、正規の場所に格
納する。3個所の横取りレール3が取り外されると、検
知器が励磁され発光機7a,7bの発報が停止する。検
知器無励磁表示灯14は、3個所の検知器より指令を受
けてON(赤)より検知器励磁表示灯13によるOFF
(緑)に切替えられ、発報表示灯15は滅灯,正常表示
灯12は点灯する。
【0028】(6)各横取りレール3をキーで保管場所
に施錠し、そのキーを制御器のキースイッチ16に差し
込み、LOCKの位置まで廻す。このキー操作によりブ
ザー17は鳴動を停止する。以上説明した制御器の機能
は、通常の電気結線によって組み上げることができる。
図6に実際の電気回路の配線図を示す。
【0029】図6の回路は、以下の構成で機能を実行す
る。すなわち、キースイッチ16の操作により、接点S
W(LOCK−OFF)がONし、リレーSWPRが励
磁し、その扛上接点を通じてブザー17が鳴動し、正常
表示灯12,検知器の励磁表示灯13の点灯あるいは点
灯切替が行われる。検知器4a,4b,4cには、それ
ぞれリレー1CR,2CR,3CRが結線され、検知器
4a,4b,4cのいずれか一つが検知して落下したと
きには、対応するリレーが無励磁となり、その落下接点
をもって、発光機発光表示灯15が点灯、励磁表示灯1
3が滅灯すると同時に検知器4a,4b又は4cのいず
れか一つの接点落下により、検知器の無励磁表示灯14
が点灯し、点滅ユニットPUは、通電状態となり、制御
器10の出力端子を通して発光機7a,7bに点滅制御
信号が出力される。したがって、横取り装置が戻されて
すべての検知器4a,4b,4cの接点が扛上してはじ
めて発光機への点滅制御信号の発信が停止する。
【0030】以上は、回路の一例であって、必ずしもこ
の回路に限るものではない。既設の信号機や地上子を使
用するときには点滅ユニットは不要であり、短絡器や地
上子のリレーを動作させる電気信号を出力できるもので
あればよい。
【0031】図7に信号機への適用例を示す。図におい
て、信号機22は、横取りレール3をセットすべき位置
を含んで本線上に形成された閉そく区間の閉そく信号機
であり、信号機22を動作させる軌道回路の短絡器23
に、制御器10の出力端子を結線することにより、横取
り装置の使用時に、制御器10より制御信号を出力して
信号機の現示を停止現示(赤現示)に現示切替を行うこ
とができる。
【0032】図8に、地上子への適用例を示す。地上子
24は、自動列車停止装置(ATS)又は、車内警報装
置の地上装置であり、図8(a)のように本線レール1
の軌道内に設置されたものである。地上子24は、図8
(b)のようにその本体に内蔵したコイルL3とコンデ
ンサCとの共振回路と並列にリレーQRの扛上接点を備
えている。このリレーQRは、通常、軌道回路の信号線
からの入力によって動作するものである。本発明におい
ては、制御器10の出力端子をリレーQRに接続する。
これにより、横取り装置の使用時に制御器10より制御
信号を出力し、リレーQRを落下させてATS地上子を
共振させ、地上子上を通過する車上装置に即時非常ブレ
ーキ指令を指示し、自動ブレーキの作用による強制停止
を発することができる。またこの考え方はATS−P地
上子の即時停止電文の送信にも使用できる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、制
御器の起動と横取装置の解錠用に共通のキーを用い、保
守用車の使用に際しては、その準備段階として制御器を
起動させると同時にブザー音で保守作業の開始を周囲に
報知し、以後キーが制御器に戻されるまではブザー音は
鳴動を続けるために、キーの戻し忘れが生ずることがな
く、キーの取扱いの完全を期することができる。また、
制御器から取外したキーをもって、横取装置を解錠し、
さらに横取りレールを本線と引込み線のレール上に正規
にセットしたとき、あるいはレール上から取外したとき
の検知信号をもってその状態を制御器に表示するため、
制御器を監視することにより作業の状態,動作の正否を
確認でき、さらに、横取り装置取扱中は、列車停止指示
装置を動作させて本線レールに対して警報信号を現示、
発報しあるいは進入列車に対し強制停止させるため、作
業員及び列車の双方の安全を確保できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いた制御回路のブロック
図である。
【図2】横取り装置の設置例を示す図である。
【図3】検知器と発光機との設置例を示す図である。
【図4】検知器の側面図である。
【図5】制御器のパネルを示す正面図である。
【図6】制御器の配線図である。
【図7】既設信号機への適用例を示す図である。
【図8】地上子への適用例を示す図である。(a)は地
上子の設置例、(b)は制御器と地上子との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 本線レール 2 引込み線レール 3 横取りレール 4a〜4c 検知器 7a,7b 発光機 11 制御器の電源表示灯 12 制御器の正常表示灯 13 検知器の励磁表示灯 14 検知器の無励磁表示灯 15 発報表示灯 16 キースイッチ 17 ブザー 20 保守用車 21 整流器の異常表示灯 22 信号機 23 短絡器 24 地上子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 和雄 東京都八王子市片倉町973番地 (72)発明者 原 宇多茂 東京都武蔵野市吉祥寺東町一丁目11番地 21 (72)発明者 大竹 一雄 山梨県東八代郡一宮町田中1279番地の1 パレスイイジマ502号 (56)参考文献 特開 昭51−27210(JP,A) 実開 昭60−18103(JP,U) 実開 昭63−67374(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 1/00 - 23/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横取りレールと、検知器と、制御器と、
    列車停止指示装置とを有する横取り装置用列車防護装置
    であって、 横取りレールは、引込み線と本線のレール上に装着して
    引込み線から本線上に、あるいは本線上から引込み線上
    保守用車の導入を可能にするものであって、可動式又
    は可搬式の3組のレールからなり、不使用時には、施錠
    して所定位置に保管されているものであり、 検知器は、3組の横取りレールの内、少なくとも一つを
    本線と引込み線上に跨って装着した時に動作して制御器
    に検知信号を出力するものであり、 列車停止指示装置は、制御器から出力される制御信号を
    入力として動作し、本線レール上を走行する列車に対し
    て光学的,電気的に警報を出力し、あるいは機械的に列
    車停止指示指令を出力するものであり、 制御器は、検知器の検知信号を入力とし、列車停止指示
    装置に制御信号を出力する機能と、ブザーの鳴動機能
    と、列車停止指示装置及び検知器の動作表示機能とを有
    するものであり、横取りレールの開錠用キーを用いたキ
    ースイッチの操作により起動して前記各機能を実行し、
    さらに前記機能の停止は、前記キーを用いたキースイッ
    チの操作によって行われるものであることを特徴とする
    横取り装置用列車防護装置。
  2. 【請求項2】 列車停止指示装置は、発光機であり、発
    光機は、横取りレールをセットすべき位置をはさんでそ
    の両側方の本線レールの近傍に設置され、制御器からの
    制御信号を受けて点滅発光するものであることを特徴と
    する請求項1に記載の横取り装置用列車防護装置。
  3. 【請求項3】 列車停止指示装置は、信号機であり、信
    号機は、横取りレールをセットすべき位置を含んで本線
    に形成された閉そく区間の閉そく信号機であり、制御器
    の出力は、該閉そく信号機に停止信号を現示させる軌道
    回路の短絡器に接続されたものであることを特徴とする
    請求項1に記載の横取り装置用列車防護装置。
  4. 【請求項4】 列車停止指示装置は、地上子であり、地
    上子は、横取りレールをセットすべき位置を含んで本線
    の軌道間に設置されたATS又は車内警報装置の地上装
    置であり、制御器の制御信号は、出力時に地上子を開放
    させ、地上子上を通過する車上装置に即時非常ブレーキ
    指令を指示するものであることを特徴とする請求項1に
    記載の横取り装置用列車防護装置。
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