JP3020038B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP3020038B2
JP3020038B2 JP11250291A JP11250291A JP3020038B2 JP 3020038 B2 JP3020038 B2 JP 3020038B2 JP 11250291 A JP11250291 A JP 11250291A JP 11250291 A JP11250291 A JP 11250291A JP 3020038 B2 JP3020038 B2 JP 3020038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舵輪操作に要する力を補
助する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】舵輪に加えられた操舵トルクを検出し、
この検出トルクに応じて定めた駆動電流を操舵補助用の
直流モータに通流させて該直流モータを駆動し、自動車
の操舵に要する力を直流モータの回転力により補助せし
め、運転者に快適な操舵感覚を提供する電動パワーステ
アリング装置が開発されている。このような電動パワー
ステアリング装置において、前記直流モータの駆動回路
は、4つのパワートランジスタよりなるブリッジ回路で
構成されていた。
【0003】図7は従来の電動パワーステアリング装置
の構成を示す模式的ブロック図である。図中1は操舵補
助用の直流モータであり、直流モータ1はモータ駆動回
路2によって駆動されるようになっている。モータ駆動
回路2は、スイッチング素子である2つの正転用パワー
トランジスタ20a,20b と、2つの逆転用パワートランジ
スタ20c,20d とからなるブリッジ回路で構成されてい
る。正転用パワートランジスタ20a と逆転用パワートラ
ンジスタ20d とは直列接続され、逆転用パワートランジ
スタ20c と正転用パワートランジスタ20b とは直列接続
されており、両直列回路が並列に接続されている。そし
て、正転用パワートランジスタ20a と逆転用パワートラ
ンジスタ20d との接続点と直流モータ1とが電流検出用
抵抗9を介して接続され、逆転用パワートランジスタ20
c と正転用パワートランジスタ20bとの接続点が直流モ
ータ1に接続されている。
【0004】また、正転用パワートランジスタ20a のコ
レクタと逆転用パワートランジスタ20c のコレクタと
は、電流検出用抵抗11及びフェイルセーフリレー回路7
を介して主電源5に接続されている。一方、正転用パワ
ートランジスタ20b のエミッタと逆転用パワートランジ
スタ20d のエミッタとは、接地されている。そして、正
転用パワートランジスタ20a,20b 及び逆転用パワートラ
ンジスタ20c,20d の夫々のベースは、制御部8に接続さ
れている。前記フェイルセーフリレー回路7は、それを
オンした場合に主電源5からモータ駆動回路2へ給電
し、それをオフした場合にその給電を断つリレー接点
(図示せず)を備えており、該リレー接点の動作は制御
部8によって制御されるようになっている。また、前記
電流検出用抵抗11は、過電流検出回路12に接続されモー
タ駆動回路2に流入する電流を検出し、その検出結果を
制御部8へ与えるようになっている。同様に、前記電流
検出用抵抗9は、電流検出回路10に接続され、直流モー
タ1に流れる電流を検出し、その検出結果を制御部8へ
与えるようになっている。
【0005】制御部8は、図示しないトルクセンサ及び
車速センサの検出結果に基づいてモータ1の操舵力補助
量を演算する操舵補助量制御を行うと共に、前記トルク
センサ,車速センサ及びモータ駆動回路2等のパワース
テアリング装置の故障を検出した場合に前記フェイルセ
ーフリレー回路7のリレー接点をオフにするフェイルセ
ーフ制御を行うマイクロコンピュータ(図示せず)と、
該マイクロコンピュータによって求められた操舵力補助
量に応じたPWM 出力(以下PWM 信号という)を得るPWM
変調回路(図示せず)とを備えている。
【0006】このように構成された電動パワーステアリ
ング装置の動作について説明する。直流モータ1を正転
駆動する場合、前記PWM 変調回路から出力されるモータ
制御用のPWM 信号が正転用パワートランジスタ20aのベ
ースに与えられると共に正転用パワートランジスタ20b
を連続的にオンさせるモータ制御用連続信号が正転用パ
ワートランジスタ20b のベースに与えられる。従ってこ
の場合は、正転用パワートランジスタ20a がPWM 信号に
応じてオンされる毎に主電源5,フェイルセーフリレー
回路7,電流検出用抵抗11, 正転用パワートランジスタ
20a,電流検出用抵抗9,直流モータ1,正転用パワート
ランジスタ20b の順に電流が流れ、直流モータ1が正転
駆動される。また、直流モータ1を逆転駆動する場合、
前記PWM変調回路から出力されるPWM 信号が逆転用パワ
ートランジスタ20c のベースに与えられると共に逆転用
パワートランジスタ20d を連続的にオンさせるモータ制
御用連続信号が逆転用パワートランジスタ20d のベース
に与えられる。従ってこの場合は、逆転用パワートラン
ジスタ20c がPWM 信号に応じてオンされる毎に主電源
5,フェイルセーフリレー回路7,電流検出用抵抗11,
逆転用パワートランジスタ20c , 直流モータ1,電流検
出用抵抗9,逆転用パワートランジスタ20d の順に電流
が流れ、直流モータ1が逆転駆動される。
【0007】ところが、例えば、直流モータ1を正転駆
動させているときに、パワートランジスタの故障及び配
線の不具合等によって逆転用パワートランジスタ20d が
短絡すると、正転用パワートランジスタ20a がオンされ
た場合に正転用パワートランジスタ20a から逆転用パワ
ートランジスタ20d に過大な短絡電流が流れる。このよ
うな短絡電流が流れると、正転用パワートランジスタ20
a 及び逆転用パワートランジスタ20dの温度が上昇して
これらが破壊されると共にこれらに火災が生じる虞があ
る。
【0008】前記短絡電流が生じると、モータ駆動回路
2へ流入する電流が増大するので、制御部8では、短絡
電流に起因する正転用パワートランジスタ20a,20b 及び
逆転用パワートランジスタ20c,20d の破壊及び火災の発
生を防ぐため、過電流検出回路12の検出結果が所定値を
超えるか否を監視し、前記検出結果が所定値を超える場
合は短絡電流が流れたものと見做し、フェイルセーフリ
レー回路7のリレー接点をオフさせてモータ駆動回路2
への給電を断ち、直流モータ1を強制的に停止させるフ
ェイルセーフ動作を実行させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
駆動回路2の故障を検出すべく前述の如き電流検出用抵
抗11を設けると、常に電流検出用抵抗11による電気エネ
ルギーの損失が生じるという問題があり、また、電流検
出用抵抗11は高価なものであるので装置の製造費用が高
くなるという問題があった。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、電気エネルギーの損失を生じさせることなくモ
ータの駆動回路の故障の検出を行うことを可能とすると
共に、モータの駆動回路の故障の検出に関する装置の費
用を低減することを可能とする電動パワーステアリング
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動パワー
ステアリング装置は、1対の正転用スイッチング素子と
1対の逆転用スイッチング素子とからなるブリッジを橋
絡するように、操舵力を補助する直流モータを接続し、
対向位置のスイッチング素子対の選択的導通により直流
モータを正転又は逆転させ、また、各スイッチング素子
対の少なくとも一方のスイッチング素子の導通を断続的
ならしめるようにしたモータ駆動回路を備えた電動パワ
ーステアリング装置において、前記正転用スイッチング
素子と逆転用スイッチング素子との接続点の電位に関す
る第1のしきい値を設定する手段と、前記第1のしきい
値よりも低い第2のしきい値を設定する手段と、前記接
続点の電位の最大値を検出する最大値検出手段と、前記
接続点の電位の最小値を検出する最小値検出手段と、前
記最大値検出手段の検出結果と前記第1のしきい値とを
比較する第1の比較手段と、前記最小値検出手段の検出
結果と前記第2のしきい値とを比較する第2の比較手段
と、前記第1の比較手段の比較結果及び第2の比較手段
の比較結果に基づいて前記モータ駆動回路の故障を判別
する手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】モータ駆動回路においては、スイッチング素子
が正常に動作している場合、スイッチング素子が断続的
に導通するので、直流モータにはパルス状の駆動信号が
与えられることとなり、正転用スイッチング素子と逆転
用スイッチング素子との接続点の電位は、その最大値が
モータ駆動回路の電源電圧とほぼ等しく、その最小値が
ほぼ零となる。一方、スイッチング素子に短絡等の故障
が生じると、スイッチング素子に短絡電流が流れ、この
短絡電流によって前記接続点の電位の最大値が低くなる
か又は前記接続点の電位の最小値が高くなる等、前記接
続点の電位の最大値及び最小値が変動する。このような
電位の変動により、最大値検出手段によって検出された
前記接続点の電位の最大値が第1のしきい値を下回った
場合は、スイッチング素子の短絡等の故障によって前記
接続点の電位の最大値が低下した場合であるので、モー
タ駆動回路の故障と判別される。また、最小値検出手段
によって検出された前記接続点の電位の最小値が第2の
しきい値を上回った場合は、スイッチング素子の短絡等
の故障によって前記接続点の電位の最小値が上昇した場
合であるので、モータ駆動回路の故障と判別される。
【0013】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る電動パワース
テアリング装置の構成を示す模式的ブロック図である。
【0014】図中1は操舵補助用の直流モータであり、
直流モータ1はモータ駆動回路2によって駆動されるよ
うになっている。モータ駆動回路2は、モータ正転用の
スイッチング素子であるパワーMOS-FET よりなる2つの
正転用FET 2a,2b と、モータ逆転用のスイッチング素
子であるパワーMOS-FET よりなる2つの逆転用FET 2c,
2d とからなるブリッジ回路で構成されている。正転用
FET 2aと逆転用FET2d とは直列接続され、逆転用FET
2cと正転用FET 2b とは直列接続されており、両直列
回路が並列に接続されている。そして、正転用FET 2a
と逆転用FET2d との接続点P1 と直流モータ1とが電
流検出用抵抗9を介して接続され、、逆転用FET 2c と
正転用FET 2b との接続点P2 が直流モータ1に接続さ
れている。
【0015】また、正転用FET 2a のドレインと逆転用
FET2c のドレインとは、フェイルセーフリレー回路7
を介して主電源5に接続されている。一方、正転用FET
2bのソースと逆転用FET2d のソースとは、接地されて
いる。そして、正転用FET2a,2b 及び逆転用FET 2c,
2d の夫々のゲートは、制御部8に接続されている。
【0016】前記接続点P1 は、該接続点P1 における
電位の最大値及び最小値が所定の範囲内にあるか否かを
判別する第1信号レベル検出比較回路3を介して制御部
8に接続されており、前記接続点P2 は該接続点P2
おける電位の最大値及び最小値を検出し、これらの検出
結果が所定の範囲内にあるか否かを判別する第2信号レ
ベル検出比較回路4を介して制御部8に接続されてい
る。
【0017】第1信号レベル検出比較回路3は、接続点
1 における電位を検出してこの検出結果と所定の第1
のしきい値とを比較する最大値検出比較回路31と、接続
点P 1 における電位を検出してこの検出結果と所定の第
2のしきい値とを比較する最小値検出比較回路32とで構
成されており、接続点P1 は、制御部8と各別に接続さ
れた最大値検出比較回路31及び最小値検出比較回路32を
介して制御部8に接続されている。最大値検出比較回路
31は、ダイオード311,抵抗312,コンデンサ313,抵抗314,
抵抗315 及び第1コンパレータ316 にて構成されてお
り、最小値検出比較回路32は、ダイオード321,抵抗322,
コンデンサ323,抵抗324,抵抗325 及び第2コンパレータ
326 にて構成されている。
【0018】次に、第1信号レベル検出比較回路3の最
大値検出比較回路31の構成について説明する。最大値検
出比較回路31においては、ダイオード311 のアノードを
抵抗312 の一端と接続すると共にそのカソードを抵抗31
2 の他端と接続してなる、ダイオード311 と抵抗312 と
の並列回路の一端が接続点P1 と接続されている。前記
ダイオード311 と抵抗312 との並列回路の他端は、一端
を接地したコンデンサ313 の他端及び第1コンパレータ
316 の正側入力端子と接続されている。また、抵抗314
の一端は、その一端を接地した抵抗315 の他端と直列接
続されており、抵抗314 の他端はフェイルセーフリレー
回路7を介して主電源5に接続されている。さらに、抵
抗314 と抵抗315 との接続点P3 は前記第1コンパレー
タ316 の負側入力端子と接続されている。第1コンパレ
ータ316 の出力端子は制御部8の入力端子と接続されて
いる。
【0019】次に、第1信号レベル検出比較回路3の最
小値検出比較回路32の構成について説明する。最小値検
出比較回路32においては、ダイオード321 のカソードを
抵抗322 の一端と接続すると共にそのアノードを抵抗32
2 の他端と接続してなる、ダイオード321 と抵抗322 と
の並列回路の一端が接続点P1 と接続されている。前記
ダイオード321 と抵抗322 との並列回路の他端は、一端
を接地したコンデンサ323 の他端及び第2コンパレータ
326 の正側入力端子と接続されている。また、抵抗324
の一端は、その一端を接地した抵抗325 の他端と直列接
続されており、抵抗324 の他端はフェイルセーフリレー
回路7を介して主電源5に接続されている。さらに、抵
抗324 と抵抗325 との接続点P4 は前記第2コンパレー
タ326 の負側入力端子と接続されている。第2コンパレ
ータ326 の出力端子は制御部8の入力端子と接続されて
いる。
【0020】次に、第2信号レベル検出比較回路4の最
大値検出比較回路41の構成について説明する。最大値検
出比較回路41は前述の如き最大値検出比較回路31の構成
と同一の回路構成であり、接続点P2 における電位の最
大値を検出し、この検出結果と所定の第1のしきい値と
を比較する。最大値検出比較回路41においては、ダイオ
ード411 のアノードを抵抗412 の一端と接続すると共に
そのカソードを抵抗412 の他端と接続してなる、ダイオ
ード411 と抵抗412 との並列回路の一端が接続点P2
接続されている。前記ダイオード411と抵抗412 との並
列回路の他端は、一端を接地したコンデンサ413 の他端
及び第3コンパレータ416 の正側入力端子と接続されて
いる。また、抵抗414 の一端は、その一端を接地した抵
抗415 の他端と直列接続されており、抵抗414 の他端は
フェイルセーフリレー7回路を介して主電源5に接続さ
れている。さらに、抵抗414 と抵抗415 との接続点P5
は前記第3コンパレータ416 の負側入力端子と接続され
ている。第3コンパレータ416 の出力端子は制御部8の
入力端子と接続されている。
【0021】次に、第2信号レベル検出比較回路4の最
小値検出比較回路42の構成について説明する。最小値検
出比較回路42は前述の如き最小値検出比較回路32の構成
と同一の回路構成であり、接続点P2 における電位の最
小値を検出し、この検出結果と所定の第2のしきい値と
を比較する。最小値検出比較回路42においては、ダイオ
ード421 のカソードを抵抗422 の一端と接続すると共に
そのアノードを抵抗422 の他端と接続してなる、ダイオ
ード421 と抵抗422 との並列回路の一端が接続点P2
接続されている。前記ダイオード421と抵抗422 との並
列回路の他端は、一端を接地したコンデンサ423 の他端
及び第4コンパレータ426 の正側入力端子と接続されて
いる。また、抵抗424 の一端は、その一端を接地した抵
抗425 の他端と直列接続されており、抵抗424 の他端は
フェイルセーフリレー回路7を介して主電源5に接続さ
れている。さらに、抵抗424 と抵抗425 との接続点P6
は前記第4コンパレータ426 の負側入力端子と接続され
ている。第4コンパレータ426 の出力端子は制御部8の
入力端子と接続されている。
【0022】また、フェイルセーフリレー回路7は、そ
れをオンした場合に主電源5からモータ駆動回路2、最
大値検出比較回路31,41 及び最小値検出比較回路32,42
へ給電させ、それをオフした場合に給電を断つリレー接
点(図示せず)を備えており、該リレー接点の動作は制
御部8によって制御されるようになっている。
【0023】制御部8は、図示しないトルクセンサ及び
車速センサの検出結果に基づいてモータ1の操舵力補助
量を演算する操舵補助量制御を行うと共に、前記トルク
センサ,車速センサ及びモータ駆動回路2等のパワース
テアリング装置の故障を検出した場合に前記フェイルセ
ーフリレー回路7のリレー接点をオフにするフェイルセ
ーフ制御を行うマイクロコンピュータ(図示せず)と、
該マイクロコンピュータによって求められた操舵力補助
量に応じたPWM 出力(以下PWM 信号という)を得るPWM
変調回路(図示せず)とを備えている。前記PWM 変調回
路は、三角波発生回路と、該三角波発生回路の出力と操
舵力補助量指令信号とを比較してモータ制御用PWM 信号
を出力する比較回路とからなる。
【0024】次に、前述の如く構成された電動パワース
テアリング装置の動作について説明する。直流モータ1
を正転させる場合、前記PWM 変調回路から出力されるモ
ータ制御用のPWM 信号が正転用FET 2a のゲートに与え
られ、これと同時に正転用FET 2b を連続的にオンさせ
るモータ制御用連続信号が正転用FET 2b のゲートに与
えられる。従ってこの場合は、正転用FET 2a がPWM 信
号に応じてオンされる毎に主電源5,フェイルセーフリ
レー回路7,正転用FET 2a,電流検出用抵抗9,直流モ
ータ1,正転用FET 2bの順に電流が流れ、直流モータ
1が正転駆動される。また、直流モータ1を逆転させる
場合、前記PWM 変調回路から出力されるPWM 信号が逆転
用FET 2c のゲートに与えられ、これと同時に逆転用FE
T2d を連続的にオンさせるモータ制御用連続信号が逆
転用FET 2d のゲートに与えられる。従ってこの場合
は、逆転用FET 2c がPWM 信号に応じてオンされる毎に
主電源5,フェイルセーフリレー回路7,逆転用FET 2
c,直流モータ1,電流検出用抵抗9,逆転用FET 2d の
順に電流が流れ、直流モータ1が逆転駆動される。即
ち、直流モータ1を正転駆動又は逆転駆動させる場合、
直流モータ1には、PWM信号に応じたパルス状のモータ
駆動電圧が与えられることになる。
【0025】前述の如く直流モータ1が駆動される場
合、第1信号レベル検出比較回路3では、接続点P1
おけるモータ端子の電位が検出され、第2信号レベル検
出比較回路4では、接続点P2 におけるモータ端子の電
位が検出される。この第1信号レベル検出比較回路3及
び第2信号レベル検出比較回路4の動作を、第1信号レ
ベル検出比較回路3を例にとって説明する。
【0026】図2は直流モータ1に与えられるモータ駆
動信号の波形と、最大値検出比較回路31にて検出され
る、接続点P1 における最大電圧値の波形及び最小値検
出比較回路32にて検出される、接続点P2 における最小
電圧値の波形との関係を示す波形図であり、図中aは直
流モータ1に与えられるモータ駆動信号、図中bは最大
値検出比較回路31にて検出されるモータ駆動信号の最大
電圧値の検出信号、図中cは最小値検出比較回路32にて
検出されるモータ駆動信号の最小電圧値の検出信号を夫
々示している。
【0027】第1信号レベル検出比較回路3の最大値検
出比較回路31では、直流モータ1が駆動されると、接続
点P1 からモータ駆動信号がダイオード311 を介してコ
ンデンサ313 に与えられる。コンデンサ313 は、モータ
駆動信号aの波形の山の部分が与えられた場合は、その
モータ駆動信号aの最大電圧値VMAX まで充電し、モー
タ駆動信号aの波形の谷の部分が与えられた場合は、充
電した電圧を、抵抗312 を介して徐々に放電する。そし
て、このような充電及び放電が繰り返され、モータ駆動
信号aの最大電圧値VMAX の検出信号bが現れる。第1
コンパレータ316 の正側入力端子には、このようなモー
タ駆動信号aの最大電圧値VMAX を表す検出信号bが与
えられる。また、第1コンパレータ316 の負側入力端子
には、抵抗314 の端子の電位が基準電圧値VS1として与
えられる。この基準電圧VS1は、モータ駆動信号の最大
電圧値の検出信号に基づいてモータ駆動回路2の故障を
検出するための最大電圧値VMAX のしきい値として予め
適正な値に設定される。第1コンパレータ316 では、前
記最大電圧値VMAX の検出信号bから前記基準電圧値V
S1を減算し、その減算結果が正の値である場合(VMAX
の検出信号b>VS1)は、出力信号をハイレベルとし、
その減算結果がそれ以外である場合(VMAX の検出信号
b≦VS1)は、出力信号をローレベルとする。
【0028】また、第1信号レベル検出比較回路3の最
小値検出比較回路32では、直流モータ1が駆動される
と、接続点P1 からモータ駆動信号aが抵抗322 を介し
てコンデンサ323 に与えられる。コンデンサ323 では、
モータ駆動信号aの波形の山の部分が与えられた場合
は、徐々に充電し、モータ駆動信号aの波形の谷の部分
が与えられた場合は、充電した電圧を、ダイオード321
を介して急激に放電する。そして、このような充電及び
放電が繰り返され、モータ駆動信号aの最小電圧値V
MIN の検出信号cが現れる。第2コンパレータ326 の正
側入力端子には、このようなモータ駆動信号aの最小電
圧値VMIN を表す検出信号cが与えられる。また、第2
コンパレータ326 の負側入力端子には、抵抗324 の端子
の電位が基準電圧値VS2として与えられる。この基準電
圧VS2は、モータ駆動信号aの最小電圧値VMINの検出
信号cに基づいてモータ駆動回路2の故障を検出するた
めの最小電圧値VMIN のしきい値として予め適正な値に
設定される。第2コンパレータ326 では、前記最小電圧
値VMIN の検出信号cから前記基準電圧値VS2を減算
し、その減算結果が負の値である場合(VMIN の検出信
号c<VS2)は、出力信号をローレベルとし、その減算
結果がそれ以外である場合(VMIN の検出信号c≧
S2)は、出力信号をハイレベルとする。
【0029】また、第2信号レベル検出比較回路4の最
大値検出比較回路41は、第1信号レベル検出比較回路3
の最大値検出比較回路31と同一の動作を行い、第2信号
レベル検出比較回路4の最小値検出比較回路42は、第1
信号レベル検出比較回路3の最小値検出比較回路32と同
一の動作を行う。
【0030】図3はモータ駆動回路2が正常に動作して
いる場合の正転用FET 2a と逆転用FET 2d との接続点
1 におけるモータ駆動信号の波形を示す波形図であ
り、縦軸に電圧値、横軸に時間をとっている。図3に示
される如くモータ駆動回路2が正常に動作している場合
は、モータ駆動信号の最大電圧値VMAX は基準電圧値V
S1よりも大きく、また、その最小電圧値VMIN は基準電
圧値VS2よりも小さい。
【0031】次に、モータ駆動回路2が故障した場合の
モータ駆動信号の変化について説明する。モータ駆動回
路2の正転用FET 2a,2b 及び逆転用FET 2c,2d の何
れかが故障して短絡した場合、モータ駆動回路2におけ
るモータ駆動信号に異常が生じる。
【0032】図4は直流モータ1の正転駆動時において
逆転用FET 2c が短絡した場合の正転用FET 2a と逆転
用FET 2d との接続点P1 におけるモータ駆動信号の波
形を示す波形図であり、縦軸に電圧値、横軸に時間をと
っている。直流モータ1の正転駆動時において逆転用FE
T 2c が短絡した場合、正転用FET 2a がオンとなった
状態では、接続点P1 の電位がほぼ電源電圧と等しくな
り、モータ駆動信号の最大電圧値VMAX は基準電圧値V
S1よりも大きくなる。一方、正転用FET 2a がオフとな
った状態では、逆転用FET 2c と正転用FET 2b とに短
絡電流が流れるため接続点P1 の電位は逆転用FET 2c
のオン抵抗と正転用FET 2b のオン抵抗とで分圧された
電圧値となるためモータ駆動信号の最小電圧値VMIN
基準電圧値VS2よりも大きい値となり、第2コンパレー
タ326 の出力がハイレベルとなる。
【0033】図5は直流モータ1の正転駆動時において
逆転用FET 2d が短絡した場合の正転用FET 2a と逆転
用FET 2d との接続点P1 におけるモータ駆動信号の波
形を示す波形図であり、縦軸に電圧値、横軸に時間をと
っている。直流モータ1の正転駆動時において逆転用FE
T 2d が短絡した場合、正転用FET 2a がオフとなった
状態では、正常時と同様にモータ駆動信号の最小電圧値
MIN は基準電圧値VS2よりも小さい。一方、正転用FE
T 2a がオンとなった状態では、逆転用FET 2d が短絡
しており、正転用FET 2a , 逆転用FET 2d の順に短絡
電流が流れる。このため、正転用FET 2a のオン抵抗と
逆転用FET 2d のオン抵抗とで分圧された電圧値がモー
タ駆動信号の最大電圧値VMAX であり、この場合の、最
大電圧値VMAX は基準電圧値VS1よりも小さい値とな
り、第1コンパレータ316 の出力がローレベルとなる。
【0034】次に、制御部8におけるモータ駆動回路2
の故障監視制御について説明する。図6は制御部8にお
けるモータ駆動回路2の故障監視制御の処理手順を示す
フローチャートである。まず、演算周期を定めるタイマ
の計時値が設定値になったか否を判別する(ステップS
1) 。タイマの計時値が設定値になっていないと判別さ
れた場合は、リターンし、一方、タイマの計時値が設定
値になっていると判別された場合は、PWM 信号のデュー
ティ比Uが第1設定値よりも大きく第2設定値よりも小
さい値であるか否かを判別する(ステップS2) 。
【0035】ステップS2においてデューティ比Uが第1
設定値よりも大きく第2設定値よりも小さい値ではない
と判別された場合は、リターンし、一方、デューティ比
Uが第1設定値よりも大きく第2設定値よりも小さい値
であると判別された場合は、直流モータ1の回転方向を
判別する(ステップS3) 。
【0036】ステップS3において直流モータ1が正転し
ていると判別された場合は、第1コンパレータ316 の出
力CP1 がハイレベル(H)であり、且つ第2コンパレー
タ326 の出力CP2 がローレベル(L)であるか否を判別
する(ステップS4) 。
【0037】ステップS4において出力CP1 がハイレベル
であり、且つ出力CP2 がローレベルであると判別された
場合、即ちモータ駆動回路2が正常である場合は、フェ
イルセーフリレー回路7を動作させるために計数を行う
NGカウンタの値をクリアする(ステップS5) 。一方、
ステップS4において出力CP1 がハイレベルであり、且つ
出力CP2 がローレベルであるという条件が満たされてい
ないと判別された場合、即ちモータ駆動回路2が故障し
た場合は、前記NGカウンタの計数値を1カウント増加
させ(ステップS6) 、NGカウンタの計数値が予め定め
られた設定値を超えたか否を判別する(ステップS7) 。
【0038】ステップS7においてNGカウンタの計数値
が設定値を超えていないと判別された場合は、リターン
し、一方、ステップS7においてNGカウンタの計数値が
設定値を超えたと判別された場合は、前述の如きフェイ
ルセーフ処理を行う(ステップS8) 。
【0039】また、ステップS3において直流モータ1が
逆転していると判別された場合は、第3コンパレータ41
6 の出力CP3 がハイレベル(H)であり、且つ第4コン
パレータ426 の出力CP4 がローレベル(L)であるか否
を判別する(ステップS9) 。
【0040】ステップS9において出力CP3 がハイレベル
であり、且つ出力CP4 がローレベルであると判別された
場合、即ちモータ駆動回路2が正常である場合は、フェ
イルセーフリレー回路7を動作させるために計数を行う
NGカウンタの値をクリアする(ステップS10)。一方、
ステップS9において出力CP3 がハイレベルであり、且つ
出力CP4 がローレベルであるという条件が満たされてい
ないと判別された場合、即ちモータ駆動回路2が故障し
た場合は、前記NGカウンタの計数値を1カウント増加
させ(ステップS11)、NGカウンタの計数値が予め定め
られた設定値を超えたか否を判別する(ステップS12)。
【0041】ステップS12 においてNGカウンタの計数
値が設定値を超えていないと判別された場合は、リター
ンし、一方、ステップS12 においてNGカウンタの計数
値が設定値を超えたと判別された場合は、前述の如きフ
ェイルセーフ処理を行う(ステップS13)。
【0042】このように、本発明にあっては、直流モー
タ1を正転駆動している場合は、正転用FET 2a と逆転
用FET 2d との接続点P1 におけるモータ駆動信号の最
大電圧値VMAX 及び最小電圧値VMIN を検出し、最大電
圧値VMAX が基準電圧値VS1よりも小さい場合と、最小
電圧値VMIN が基準電圧値VS2よりも大きい場合とがモ
ータ駆動回路2の故障と判別される。また、直流モータ
1を逆転駆動している場合は、逆転用FET 2c と正転用
FET 2b との接続点P2 におけるモータ駆動信号の最大
電圧値VMAX 及び最小電圧値VMIN を検出し、最大電圧
値VMAX が基準電圧値VS1よりも小さい場合と、最小電
圧値VMIN が基準電圧値VS2よりも大きい場合とがモー
タ駆動回路2の故障と判別される。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る電動パワ
ーステアリング装置においては、正転用スイッチング素
子と逆転用スイッチング素子との接続点の電位の最大値
及び最小値を検出することにより、モータ駆動回路の故
障を判別できるので、電気エネルギーの損失を生じさせ
ることなくモータ駆動回路の故障の検出を行うことで
き、また、比較的簡易な回路でモータ駆動回路の故障の
判別が行えるので、モータ駆動回路の故障の検出に関す
る装置の費用を低減することができる等、本発明は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の構
成を示す模式的ブロック図である。
【図2】直流モータに与えられるモータ駆動信号の波形
と、最大値検出比較回路にて検出されるモータ駆動信号
の最大電圧値の波形及び最小値検出比較回路にて検出さ
れるモータ駆動信号の最小電圧値の波形との関係を示す
波形図である。
【図3】直流モータ駆動回路が正常に動作している場合
の正転用FET と逆転用FET との接続点におけるモータ駆
動信号の波形を示す波形図である。
【図4】直流モータの正転駆動時において逆転用FET が
短絡した場合の正転用FET と逆転用FET との接続点にお
けるモータ駆動信号の波形を示す波形図である。
【図5】直流モータの正転駆動時において逆転用FET が
短絡した場合の正転用FET と逆転用FET との接続点にお
けるモータ駆動信号の波形を示す波形図である。
【図6】制御部におけるモータ駆動回路の故障監視制御
の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】従来の電動パワーステアリング装置の構成を示
す模式的ブロック図である。
【符号の説明】
1 直流モータ 2 モータ駆動回路 31,41 最大値検出比較回路 32,42 最小値検出比較回路 2a,2b 正転用FET 2c,2d 逆転用FET 8 制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−28062(JP,A) 特開 昭63−247165(JP,A) 特開 平2−155875(JP,A) 特開 昭63−240466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/04 H02P 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の正転用スイッチング素子と1対の
    逆転用スイッチング素子とからなるブリッジを橋絡する
    ように、操舵力を補助する直流モータを接続し、対向位
    置のスイッチング素子対の選択的導通により直流モータ
    を正転又は逆転させ、また、各スイッチング素子対の少
    なくとも一方のスイッチング素子の導通を断続的ならし
    めるようにしたモータ駆動回路を備えた電動パワーステ
    アリング装置において、前記正転用スイッチング素子と
    逆転用スイッチング素子との接続点の電位に関する第1
    のしきい値を設定する手段と、前記第1のしきい値より
    も低い第2のしきい値を設定する手段と、前記接続点の
    電位の最大値を検出する最大値検出手段と、前記接続点
    の電位の最小値を検出する最小値検出手段と、前記最大
    値検出手段の検出結果と前記第1のしきい値とを比較す
    る第1の比較手段と、前記最小値検出手段の検出結果と
    前記第2のしきい値とを比較する第2の比較手段と、前
    記第1の比較手段の比較結果及び第2の比較手段の比較
    結果に基づいて前記モータ駆動回路の故障を判別する手
    段とを具備することを特徴とする電動パワーステアリン
    グ装置。
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