JP3019487B2 - ガス絶縁開閉装置搬送治具 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置搬送治具Info
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- JP3019487B2 JP3019487B2 JP3174238A JP17423891A JP3019487B2 JP 3019487 B2 JP3019487 B2 JP 3019487B2 JP 3174238 A JP3174238 A JP 3174238A JP 17423891 A JP17423891 A JP 17423891A JP 3019487 B2 JP3019487 B2 JP 3019487B2
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- JP
- Japan
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- insulated switchgear
- rail
- moving
- gas
- base plate
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス絶縁開閉装置の
移動と位置決めに供するための搬送治具に関するもので
ある。
移動と位置決めに供するための搬送治具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は従来のガス絶縁開閉装
置搬送治具を示し、図において1はコロであり、このコ
ロ1上に油圧ジャッキ2が固定されている。3はガス絶
縁開閉装置に着脱可能な移動ブロックである。4はコロ
1と接するレールである。
置搬送治具を示し、図において1はコロであり、このコ
ロ1上に油圧ジャッキ2が固定されている。3はガス絶
縁開閉装置に着脱可能な移動ブロックである。4はコロ
1と接するレールである。
【0003】次に動作について説明する。前後移動用コ
ロ1上に固定された油圧ジャッキ2が、あらかじめガス
絶縁開閉装置に装着された移動ブロック3を押し上げる
ことによりガス絶縁開閉装置を持ち上げる。次いで、ウ
インチ等により上記装置をけん引することによりコロ1
がレール4上をころがり移動する。次に、装置が結合位
置まで移動用4された後、油圧ジャッキ2により上下の
位置決めを行う。
ロ1上に固定された油圧ジャッキ2が、あらかじめガス
絶縁開閉装置に装着された移動ブロック3を押し上げる
ことによりガス絶縁開閉装置を持ち上げる。次いで、ウ
インチ等により上記装置をけん引することによりコロ1
がレール4上をころがり移動する。次に、装置が結合位
置まで移動用4された後、油圧ジャッキ2により上下の
位置決めを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のガ
ス絶縁開閉装置搬送治具は、コロ1と直交する左右方向
への移動手段がないため、この左右方向でのガス絶縁開
閉装置の移動および位置決めができないという問題点が
あった。
ス絶縁開閉装置搬送治具は、コロ1と直交する左右方向
への移動手段がないため、この左右方向でのガス絶縁開
閉装置の移動および位置決めができないという問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、前後・左右・上下の移動および
位置決めを一つの治具で行うことができるガス絶縁開閉
装置搬送治具を得ることを目的とする。
ためになされたもので、前後・左右・上下の移動および
位置決めを一つの治具で行うことができるガス絶縁開閉
装置搬送治具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス絶縁
開閉装置搬送治具は、前後移動のためのコロと、上下移
動のための油圧ジャッキに加え、油圧ジャッキを左右移
動する送りねじを備えている。
開閉装置搬送治具は、前後移動のためのコロと、上下移
動のための油圧ジャッキに加え、油圧ジャッキを左右移
動する送りねじを備えている。
【0007】
【作用】この発明においては、まず、送りねじを回して
スライドベースを左右移動し、油圧ジャッキで移動ブロ
ックを押し上げる。ついでコロにより前後に位置決め
し、さらに、油圧ジャッキ、送りねじにより、上下、左
右の位置決めを行う。
スライドベースを左右移動し、油圧ジャッキで移動ブロ
ックを押し上げる。ついでコロにより前後に位置決め
し、さらに、油圧ジャッキ、送りねじにより、上下、左
右の位置決めを行う。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図
1,図2について説明する。図において、1はコロであ
り、2はスライドベース6上に固定された油圧ジャッキ
である。3はガス絶縁開閉装置に着脱式の移動ブロック
であり、4はコロ1に接するレールである。5は送りね
じであり、7はベースプレートである。
1,図2について説明する。図において、1はコロであ
り、2はスライドベース6上に固定された油圧ジャッキ
である。3はガス絶縁開閉装置に着脱式の移動ブロック
であり、4はコロ1に接するレールである。5は送りね
じであり、7はベースプレートである。
【0009】次に動作について説明する。前後移動用コ
ロ1上にベースプレート7を介して設けられた送りねじ
5を任意の方向へ回すことにより、スライドベース6が
送りねじ5の回転量に応じた横移動を行う。スライドベ
ース6上に固定された油圧ジャッキ2により、あらかじ
めガス絶縁開閉装置に装着された移動ブロック3を押し
上げることにより装置を持ち上げておく。次いで、ウイ
ンチ等により上記装置をけん引し、装置接合位置近くま
でコロ1でレール4上を移動する。次に、油圧ジャッキ
2により上下方向の位置決めを行い、次に送りねじ5に
より左右方向の位置決めを行う。この左右方向の位置決
め時、ジャッキ2とコロ1の中心がずれるが、レール4
とベースプレート7により傾くことを防ぐ。さらに、移
動ブロック3のリブを図のように斜めにすることにより
搬送治具本体の着脱を容易にしている。
ロ1上にベースプレート7を介して設けられた送りねじ
5を任意の方向へ回すことにより、スライドベース6が
送りねじ5の回転量に応じた横移動を行う。スライドベ
ース6上に固定された油圧ジャッキ2により、あらかじ
めガス絶縁開閉装置に装着された移動ブロック3を押し
上げることにより装置を持ち上げておく。次いで、ウイ
ンチ等により上記装置をけん引し、装置接合位置近くま
でコロ1でレール4上を移動する。次に、油圧ジャッキ
2により上下方向の位置決めを行い、次に送りねじ5に
より左右方向の位置決めを行う。この左右方向の位置決
め時、ジャッキ2とコロ1の中心がずれるが、レール4
とベースプレート7により傾くことを防ぐ。さらに、移
動ブロック3のリブを図のように斜めにすることにより
搬送治具本体の着脱を容易にしている。
【0010】また、この搬送治具は、前後・左右の取付
方向を任意に設定することができる。
方向を任意に設定することができる。
【0011】実施例2.送りねじ5をねじ回し工具以外
の動力を有するものたとえば、電気式モータ等により回
すことで省人、省力化および高精度な位置決めを行うこ
とが可能となる。
の動力を有するものたとえば、電気式モータ等により回
すことで省人、省力化および高精度な位置決めを行うこ
とが可能となる。
【0012】また、油圧ジャッキ2を、例えば、油圧シ
リンダ等の動力を有する機器にすることにより、省人、
省力化および高精度な位置決めを行うことが可能とな
る。
リンダ等の動力を有する機器にすることにより、省人、
省力化および高精度な位置決めを行うことが可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、断面
コ字状のレールと、このレール上を前後移動するコロ
と、このコロを転動自在に支持しているとともにレール
の両端部から外側に両端部が延びたベースプレートと、
このベースプレートに対してベースプレートの長手方向
に沿って摺動可能なスライドベースと、前記スライドベ
ース上に固定されガス絶縁開閉装置に着脱可能な移動ブ
ロックを上下移動させる油圧ジャッキとを備えているの
で、ガス絶縁開閉装置の移動、位置決め作業が容易にな
る効果がある。また、スライドベースを貫通しており回
転によりスライドベースを長手方向に移動させる送りね
じを用いているので、所定の位置に正確にガス絶縁開閉
装置を搬送することができる効果がある。さらに、レー
ルの両端部がベースプレートに接近して設けられている
ので、送りねじによりガス絶縁開閉装置を搬送して油圧
ジャッキとコロとの中心がずれても、油圧ジャッキが傾
くようなことはない。
コ字状のレールと、このレール上を前後移動するコロ
と、このコロを転動自在に支持しているとともにレール
の両端部から外側に両端部が延びたベースプレートと、
このベースプレートに対してベースプレートの長手方向
に沿って摺動可能なスライドベースと、前記スライドベ
ース上に固定されガス絶縁開閉装置に着脱可能な移動ブ
ロックを上下移動させる油圧ジャッキとを備えているの
で、ガス絶縁開閉装置の移動、位置決め作業が容易にな
る効果がある。また、スライドベースを貫通しており回
転によりスライドベースを長手方向に移動させる送りね
じを用いているので、所定の位置に正確にガス絶縁開閉
装置を搬送することができる効果がある。さらに、レー
ルの両端部がベースプレートに接近して設けられている
ので、送りねじによりガス絶縁開閉装置を搬送して油圧
ジャッキとコロとの中心がずれても、油圧ジャッキが傾
くようなことはない。
【図1】この発明の実施例1の正面図である。
【図2】図1のものの側面図である。
【図3】従来のガス絶縁開閉装置搬送治具の正面図であ
る。
る。
【図4】図3のものの側面図である。
1 コロ 2 油圧ジャッキ 3 移動ブロック 4 レール 5 送りねじ 6 スライドベース 7 ベースプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇津野 二士 東京都港区三田3丁目13番16号 株式会 社ジエクス内 (56)参考文献 実開 昭64−34807(JP,U) 実開 昭57−18812(JP,U) 実開 昭59−114708(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 断面コ字状のレールと、このレール上を
前後移動するコロと、このコロを転動自在に支持してい
るとともにレールの両端部から外側に両端部が延びたベ
ースプレートと、このベースプレートに対してベースプ
レートの長手方向に沿って摺動可能なスライドベース
と、このスライドベースを貫通しており回転によりスラ
イドベースを長手方向に移動させる送りねじと、前記ス
ライドベース上に固定されガス絶縁開閉装置に着脱可能
な移動ブロックを上下移動させる油圧ジャッキとを備
え、前記レールの両端部が前記ベースプレートに接近し
て設けられているガス絶縁開閉装置搬送治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174238A JP3019487B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ガス絶縁開閉装置搬送治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174238A JP3019487B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ガス絶縁開閉装置搬送治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530616A JPH0530616A (ja) | 1993-02-05 |
JP3019487B2 true JP3019487B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=15975135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3174238A Expired - Fee Related JP3019487B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ガス絶縁開閉装置搬送治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019487B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110919601A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-03-27 | 国家电网有限公司 | 一种电力设备检修拆装工具车 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718812U (ja) * | 1980-07-08 | 1982-01-30 | ||
JPS59114708U (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-02 | 株式会社東芝 | 電気機器の据付治具 |
JPS6434807U (ja) * | 1987-08-21 | 1989-03-03 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3174238A patent/JP3019487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530616A (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |