JP3019299U - 容器再封止用自己付着性ラベル - Google Patents

容器再封止用自己付着性ラベル

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JP3019299U
JP3019299U JP1995005759U JP575995U JP3019299U JP 3019299 U JP3019299 U JP 3019299U JP 1995005759 U JP1995005759 U JP 1995005759U JP 575995 U JP575995 U JP 575995U JP 3019299 U JP3019299 U JP 3019299U
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self
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adhesive label
resealing
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JP1995005759U
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マウリツィオ・ペドリーニ
Original Assignee
バリッラ・ジー・エー・アール・エフ・リ − ソシエタ・ペル・アツィオニ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、一旦開放した容器を再封止する自己
付着性ラベルを提供することを目的とする。 【構成】ペーパー表面を有する全ての容器(1)を再封
止する自己付着性ラベル(4)に係り、これは容器
(1)に接着すべき永続的に自己付着性を奏するサイド
(6)を持つ第1の層(5)と、この第1の層(5)に
剥離自在に接着すべきサイド(8)を持つ第2の層
(7)を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、再封止可能なパッケージやバックなどの容器に使用される容器を再 封止するための自己付着性ラベルに関する。 この種の自己付着性形式のラベルは、例えばビスケットやこれに類する焼き上 げた食品を包装する容器の中身を一度に使い切ってしまわない場合において典型 的に用いられる。
【0002】
【従来の技術と本考案が解決しようとする課題】
食品を包装した容器を開封した後、その容器に入れた内容物を一度に使い切っ てしまわない場合には、外気や臭気等から内容物を保護し、その内容物の物理的 及び味覚や臭覚的な性質が変わらないようにする必要がある。それ故、その容器 が空になるまで、同種のラベルによって容器を再封止することが考えられるであ ろう。
【0003】 しかし、前記自己付着性ラベルは消費者が始めて容器を開けた後は何ら用いら れることがなかった。容器の封止は再使用することのない手段によって行われる 。前述した自己付着性ラベルは容器に付着しているだけで、それ以上の機能はな い。 ところで、前記自己付着性ラベルは、容器を開けた後に再封止した容器を 開放することが可能なものである。 また、この種の自己付着性ラベルは消費者の便宜上、容器を再封止するために 予め、その容器の適当な位置にを剥離自在に貼り付けておくことができる。
【0004】 しかしながら、この場合、剥離自在な自己付着性ラベルについては、その容器 の表面の形態、通常は紙であるが、それに関係して慎重に選択しなければならな い。 また、ある特定の付着物によれば、強い粘着性を示す結果、自己付着性ラベル を容器の表面から引き離した際、そのラベルが破れ、その目的に用いることがで きない。 再封止すべきタイプの容器に関して使用されるべく特に選択された自己付着性 の物は工業的な多数の工程で製造されるため、コスト高となる。
【0005】 本考案は前述したような自己付着性ラベルの技術的な問題に着目してなされた もので、その先行技術での問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段および作用】
前記目的を達成するため、本考案は容器に付着すべき永続的な自己付着性を奏 するサイドを有する第1の層と、この第1の層に付着すべき剥離自在な自己付着 性を奏するサイドを有する第2の層とを具備した再封止用自己付着性ラベルを提 供する。 本考案の自己付着性ラベルによる主要な利点は全てのいかなる種類の容器にも ペーパー等のいかなる表面のものにも用いることができる。
【0007】 本考案の自己付着性ラベルのさらなる特徴と利点は、添付図面を参照して詳細 に述べられる最的な実施例から明らかになるであろう。しかし、それに限定され るものではない。また、これは、例えば焼き食品の再封止式の包装容器に適用さ れる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2において、1は再封止可能なバック形式の容器を示し、これは例 えばビスケットやこれに類する焼き上げた食品を収納する。容器1は紙からなる 外表面2と開口端側の縁部3を備える。容器1内の食品を取り出すためには閉じ た縁部3を引いて開ければよいが、その縁部3をはさみ等によってそれの端に沿 って平行に切り落としてもよい。
【0009】 容器1の外表面2において前記縁部3に近接した部分には本考案に係る容器再 封止用自己付着(self-adhesive )性ラベル4が取り付けられている。 このラベル4はシート状に形成された第1の層5を備える。第1の層5はエッ ジ5´を有しており、その第1の層5の一方のサイド面は永続的に自己付着性を 示す粘着材料を全体的に塗布することにより、自己付着性サイド面6を形成して いる。この自己付着性サイド面6は再封止されるべき容器1の外表面2に付着さ せられる。望ましい実施例として前記第1の層5は縦に長めの長方形に形成され 、容器1の縁部3の方向に対して垂直な鉛直縦方向にその自身の長手方向を沿わ せて配置してある。
【0010】 さらに、ラベル4は前記第1の層5と同じ寸法と形の、長めの長方形のシート 状に形成された第2の層7を備える。第2の層7の一方のサイド面はこれに永続 的に剥離自在な自己付着性を示す粘着材料を塗布することにより、自己付着性サ イド面8を形成している。そして、この第2の層7はその自己付着性サイド面8 を利用して前記第1の層5の上面に対して剥離自在に付着させられる。その際、 第2の層7の第エッジ7´と第1の層5のエッジ5´がその全周にわたり完全に 一致して重なり合うように位置合わせがなされている。
【0011】 本考案に係る望ましい実施例の自己付着性ラベル4において、容器1の縁部3 に対応する、第2の層7の上端縁部分にはその第2の層7を把持することを容易 ならしめるためのフラップ9が設けられている。例えば、フラップ9の部分には 自己付着性を示す材料を塗布しない。
【0012】 一方、前記第2の層7においての、他の閉じられた他の左右端部には2つの切 込み線10a,10bが、そのラベル4の長手縦方向について左右対称な関係で 設けられている。これらの切込み線10a,10bは第2の層7の左右のロング サイドエッジ7´にあるポイント13a,13bからそれぞれ始まり、その第2 の層7の左右部分に、それぞれ左右対称に形成した耳状の留置部11a,11b の領域を形作っている。尚、切込み線10a,10bはミシン目等を含み、切り 離し可能なライン手段を一般的に意味する。
【0013】 これらの切込み線10a,10bはポイント13a,13bからそれぞれ始ま り、前記フラップ9に向かって中高のカーブを描き、その分離部の頂点14a, 14bを形成してからスタートした向きとは逆向きに転回し、前記スタートポイ ント13a,13bをそれぞれ通るロングサイドエッジ7´に対して実質的に平 行な部分を経て、最後にロングサイド7´の端に向かってカーブして延びた終端 部を形成して終わる。切込み線10a,10bの終端部はロングサイドエッジ7 ´から離れ、第2の層7にフリー端部12a,12bを形成する。つまり、切込 み線10a,10bは左右のロングサイド7´からそれぞれ始まりロングサイド 7´に突き抜けることなく、ポイント13a,13bより下方の手前に位置する 部分で終わる。
【0014】 第2の層(7)の留置部11a,11bは第1の層5から第2の層7の主体を 剥離する限界位置を定めるストッパ手段を構成する。これは自己付着性ラベル4 の機能を述べるところからより明らかになるであろう。 同様に、分離部の頂点14a,14bは第2の層7とその留置部11a,11 bの間の最初に剥離し始める位置を定める。
【0015】 容器1を始めて開け、その際、内容物を完全に消費しない場合、容器1を開口 した状態で晒すことにより例えば焼かれた食品の劣化を招く。これを防ぐため、 一旦開けた容器1を再封止することが必要である。
【0016】 そのため、図2で示すように容器1の縁部3を折り畳み、ラベル(4)のフラ ップ9を把持して第1の層5から第2の層7を引き離し、この引き離した第2の 層7を折畳まれた縁部3の上に押し付けて付着させる。このような方法で容器1 の開口を封止する。
【0017】 留置部11a,11bは第1の層5から第2の層7を引き剥がす際、第2の層 7が完全に引き離されてしまうことを防止する。 図2及び図4で示すように、留置部11a,11bは第2の層7の動きに追従 することない。なぜならば、切込み線10a,10bが限界を定め、フラップ9 から第2の層7の主体から加わる引き剥しの力をそこで遮断し、留置部11a, 11bの追従した動きを止めるからである。
【0018】 また、これら留置部11a,11bの部分は第1の層5に付着したままであり 、それ以外の第2の層7の部分は切込み線10a,10bに沿って引き剥がされ るが、この引き上げは第2の層7の自由端12a,12bの部分で止まる。つま り、この部分では第1の層5に対して留置部11a,11bが付着しているため 、その引離しの力に抗するストッパとなる。
【0019】 第2の層7の剥離は留置部11a,11bからそれが離れる際、第1の剥離ポ イント14a,14bの位置から始まり、そのポイント14a,14bは切込み 線10a,10bにおけるフラップ9に最も近いところにあり、さらに、第2の 層7のエッジ7´の部分から所定の距離をあけて置かれている。従って、ランダ ムなラインに沿って第2の層7が破れ始めるリスクがない。
【0020】 本考案に係る自己付着性ラベル4によれば、前記利点に加えて、その構造が簡 単なものであり、安価で、大量生産に適する。 また、一旦、開けた容器を再び機械的に封止することができ、これを簡単に行 うことができる。 さらに、本ラベルは一旦、開けた容器を再び封止する形式のものに広く適用す ることが可能である。 第2の層と留置部の間での最初に分離するポイントはその第2の層の部分でそ の層のエッジから遠く離れた位置にあるから正確な剥離とより良いグリップ作業 を確保する。
【0021】 本考案の再封止式容器用の自己付着性ラベルは、この種の分野に属する者が、 その考案の要旨の範囲内で考えられる種々の変形例を広く含むものである。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、全てのいかなる種類の容器にもそのいか なる表面のものにも容易に用いることができ、また、簡単な構造のものであり、 安価な再封止用自己付着性ラベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自己付着性ラベルを備えた再封止
すべき容器の斜視図。
【図2】本考案に係る自己付着性ラベルを備えた図1で
の容器の再封止した状態の斜視図。
【図3】本考案に係る自己付着性ラベルの、第1の層と
第2の層を付着させた状態の拡大した斜視図。
【図4】図3に示した自己付着性ラベルの、第1の層と
第2の層を一部剥離した状態の拡大した斜視図。
【符号の説明】
1…容器、2…外表面、3…縁部、4…再封止用自己付
着性ラベル、5…第1の層、5´…エッジ、6…自己付
着性サイド面、7…第2の層、7´…ロングサイドエッ
ジ、8…自己付着性サイド面、9…フラップ、10a,
10b…切込み線、12a,12b…フリー端部、13
a,13b…ポイント、14a,14b…分離頂点。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器(1)に付着すべき永続的な自己付着
    性を奏するサイド(6)を有する第1の層(5)と、こ
    の第1の層(5)に付着すべき剥離自在な自己付着性を
    奏するサイド(8)を有する第2の層(7)とを具備し
    たことを特徴とする容器再封止用自己付着性ラベル
    (4)。
  2. 【請求項2】前記第1の層(5)から前記第2の層
    (7)を剥離するときの剥離限界を規定するストッパ手
    段(10a,10b)を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の容器再封止用自己付着性ラベル(4)。
  3. 【請求項3】前記ストッパ手段は、前記第2の層(7)
    に付属した少なくとも1つの留置部(11a)を設け、
    この留置部(11a)は前記第2の層(7)に形成した
    切込み線(10a)によって形作られることを特徴とす
    る請求項2に記載の容器再封止用自己付着性ラベル
    (4)。
  4. 【請求項4】前記第2の層(7)は、そのエッジ(7
    ´)とフラップ(9)によって境界を規定してなり、前
    記切込み線(10a)は、前記エッジ(7´)に位置す
    るポイント(13a)から前記フラップ(9)に向かっ
    て中高に延びるカーブを描き、前記第2の層(7)の主
    体と前記留置部(11a)の間を分ける分離部(14
    a)のポイントを形成し、さらに前記切込み線(10
    a)がスタートした向きと逆向きに転回してカーブする
    ことを特徴とする請求項3に記載の容器再封止用自己付
    着性ラベル(4)。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1095481A (ja) * 1996-09-19 1998-04-14 Kao Corp 使い捨ておむつの個装構造
JP2000326994A (ja) * 1999-05-17 2000-11-28 Osaka Sealing Printing Co Ltd 開封された包装体の封止ラベル
JP2002087444A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Superbag Co Ltd 包装袋およびその製造方法
JP2005514280A (ja) * 2002-01-11 2005-05-19 エルサエセール・フェアパックンゲン・アクチェン・ゲゼルシャフト 再閉鎖可能な包装袋

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