JPH11505793A - 易開封封筒 - Google Patents

易開封封筒

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JPH11505793A
JPH11505793A JP8536032A JP53603296A JPH11505793A JP H11505793 A JPH11505793 A JP H11505793A JP 8536032 A JP8536032 A JP 8536032A JP 53603296 A JP53603296 A JP 53603296A JP H11505793 A JPH11505793 A JP H11505793A
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JP8536032A
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English (en)
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カルヴァート タイト、ジョン
マイケル ケント、キャメロン
Original Assignee
レクサム オーストラリア プロプライエタリー リミテッド
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    • B65D27/00Envelopes or like essentially-rectangular containers for postal or other purposes having no structural provision for thickness of contents
    • B65D27/32Opening devices incorporated during envelope manufacture
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Abstract

(57)【要約】 易開封封筒(2)は正面、背面(4)、密閉折返片(6)および開封帯を有してなり;前記正面が複数の辺を持ち、それらの辺で、該正面が背面(4)または密閉折返片(6)につながっており;前記開封帯が前記辺の第1の辺(第1辺)(12)に沿って延長して該辺につながっており;前記第1辺(12)に隣接する複数の前記辺の別の辺(第2辺)に、脆弱線(26)が設けられており、該脆弱線は前記第2辺(20)から内側に伸びるが、前記複数辺のそれ以外の辺まで伸びるものではなく、該脆弱線(26)の配置は、使用者が最初に前記脆弱線(26)と前記第1辺(12)の間の封筒(2)部分を把持し、次に前記第1辺(12)の方向に沿って引くことで、封筒が前記脆弱線(26)から前記第1辺(12)まで破れ、封筒の残りの部分から分離しているが開封帯にはつながった状態となっているタブ(32)を形成し、それによって使用者がタブ(32)を引くに連れて開封帯が破れて封筒(2)の前記第1辺(12)が開くようにすることで封筒を開封できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 易開封封筒 発明の属する技術分野 本発明は、封筒の開封を容易にする開封帯を有してなる種類の易開封封筒に関 する。背景技術 封筒の折り曲げ線に沿って伸び、開封帯が取り付けてある折り曲げ線に沿って 破って封筒を開封するのに使用できる、プラスチックまたは綿材料などの開封帯 を有する封筒を提供することは公知である。さらに、封筒の一辺から隣の辺まで 、封筒の角部を横切る穿孔線を設けて、開封時には封筒のその角部を破ることが できるようにすることも公知である。開封帯を封筒の破り取り角部に取り付けて 、角部を破ったら、その角部がタブとして機能して、使用者が開封帯の一端を持 ち、その開封帯を引いて、封筒を開けることができるようにする。 そのような配置には多くの欠点がある。詳細には、角部タブが穿孔線によって のみ封筒の残りの部分につながっているために、封筒のその角部が弱くなり、損 傷を受けやすくなる。最悪の場合、封筒輸送時に角部タブが曲がって、封筒が目 的地に到着する前に封筒の残りの部分から分離するかまたは部分的に分離する場 合がある。 さらに別の欠点としては、封筒を開封する際に、封筒の内容物が損傷を受ける 場合があるという点である。詳細には、封筒の内容物が、前記角部タブを形成し ている封筒の角部内にある場合、封筒の角部タブを破り取る際に、封筒内容物を 不注意で破ってしまう場合がある。 本発明は、上記の欠点を少なくとも部分的に克服する易開封封筒を提供するこ とを目的とするものである。発明の開示 本発明の第1の態様によれば、正面、背面、密閉折返片および開封帯を有して なる易開封封筒において、 前記正面が前記背面または前記密閉折返片とつながる複数の辺を有し、 前記開封帯が前記辺の第1の辺(第1辺)に沿って延長して該辺につながって おり、 前記第1辺に隣接する複数の前記辺の別の辺(第2辺)に、脆弱線が設けられ ており;該脆弱線は前記第2辺から内側に伸びるが、前記複数辺のそれ以外の辺 まで伸びるものではなく;該脆弱線の配置は、使用者が最初に前記脆弱線と前記 第1辺の間の封筒部分を把持し、次に前記第1辺の方向に沿って引くことで、封 筒が前記脆弱線から前記第1辺まで破れ、封筒の残りの部分から分離しているが 開封帯にはつながった状態となっているタブを形成し、それによって使用者がタ ブを引くに連れて開封帯が破れて封筒の前記第1辺が開くようにすることで封筒 を開封できるようになっている 易開封封筒が提供される。 脆弱線は封筒の一つの辺のみから内側で延長していることから、封筒はその性 質上、上記の種類の先行技術の封筒より強く作製されることは明らかである。 好ましくは前記脆弱線は、前記第2辺から内側に延長する連続的スリットによ って形成する。 別法として前記脆弱線を、少なくとも部分的に、封筒材料における穿孔によっ て形成することができる。 有利には、前記タブを規定する封筒の領域で、正面と背面を糊付けその他の方 法にて接着させて、そのタブを封筒の残りの部分から切り離した時に、タブの持 つ構造的完全性が相対的に高くなるようにする。 紙および厚紙などの従来の材料から作製した封筒およびプラスチック製宅配便 包装などのプラスチック材料から作製した封筒のいずれも本発明の範囲に含まれ る。 封筒がプラスチック材料製の場合、封筒の前記第2辺を好ましくは溶着継ぎ合 わせ線によって形成し、前記脆弱線を好ましくは、前記第2辺から遠ざかる方向 に溶着継ぎ合わせ線を延長することで形成する。 適切には、前記脆弱線を前記第1辺に隣接する形で配置して、封筒の角部から 離れる方向に封筒の小部分を破ることでタブが形成されるようにする。 本発明の1実施態様においては、脆弱線は実質的に直線であり、前記第1辺と 平行に伸びている。 開封帯は適切には、プラスチック材料から形成する。 開封帯は、封筒のいずれの辺に沿っても延長させることができる。しかしなが ら、紙または厚紙製の封筒の場合、封筒の側辺に沿って開封帯を配置して、それ を封筒の密閉折返片から底まで延長させること、ならびに前記脆弱線を、それが 封筒の正面と密閉折返片との間に形成された折り曲げ線から内側に伸びるように 設けることが特に適切であることが認められている。 プラスチック封筒の場合、開封帯を、密閉折返片と反対側にある封筒の底の折 り曲げ線に沿って配置するのが適切であることが認められている。 本発明は特に、安全性の高い不正開封防止封筒に好適である。詳細には、密閉 折返片に非常に強力な接着剤を塗布して、密閉折返片を開ける際には封筒に損傷 を与えざるを得ないようにする。そのような場合、封筒が既に開けられているこ とに受取人が気づかないように開封することはできない。 本発明の第2の態様によれば、正面および背面、封筒を封止するための密閉折 返片、封筒に取り付けられて封筒の一部を通る線を破って封筒を開封するように してある開封帯を有してなる易開封封筒において、 開封帯もつながっている封筒のタブ部分を封筒開封時に使用者が破ることで、 開封帯につながっている状態で残るタブを形成し、該タブを使用者が把持して開 封帯を引くことで、封筒から開封帯を破るようになっており、 封筒がさらに、タブ部分付近に配置された観察手段を有してなり、該観察手段 によって使用者はタブ部分付近の封筒内部を見て、封筒開封のために使用者がタ ブ部分を破る際に封筒内容物を損傷しないようにできるようになっている 易開封封筒が提供される。 適切には、前記観察手段は封筒の片方の面のみに形成する。 最も簡単な場合、観察手段は、タブ部分にまたは該タブ部分に隣接して封筒の 1以上の面に形成された円形孔などの開口を有してなるものである。 別法として、封筒の1以上の面に、タブ部分にまたは該タブ部分に隣接して透 明部分を設ける。 観察手段を封筒の片方の面のみに形成する場合、封筒の他方の面には、少なく とも観察手段に対応する位置で内側面に着色を施して、観察手段の下に封筒内容 物がない場合にはその着色が目視されるようにすることが望ましい。着色は望ま しくは白色以外とするが、好ましくは赤などの目立つ色とする。 この特徴により、使用に特に適した封筒が提供されることは明らかである。受 取人が封筒を受け取ると、受取人は簡単に観察手段から中を見るだけで、着色が 見えるか否かを確認することができる。着色が見られない場合、受取人は封筒を 軽く叩くのみで、封筒の内容物を観察手段から離れた位置に移動させ、それから タブ部分を破って封筒を開封することができる。 好ましくは、観察手段は封筒の非常に小さい部分を占めるのみとして、封筒の 内容物の極秘性が確保されるようにする。 さらに、観察手段は好ましくは、少なくとも部分的にタブ部分内に配置する。 ただし、例えばタブ部分に隣接する部分などの他の箇所も可能である。 有利には、正面と背面を前記タブ部分で互いに糊付けその他の方法で接着させ て、タブを封筒の残りの部分から破って切り離した際に、タブの構造的完全性が 高くなるようにする。 本発明の第1および第2の態様の特徴を1個の封筒に併せて持たせることが可 能であって、そのような特徴の組み合わせは本発明の範囲に含まれることは明ら かである。 本発明のさらに別の態様は、封筒の内容物に損傷を与えることなく封筒内容物 を手早く取り出せるようにする開封帯または開封線を設けた破り取り開封式封筒 を提供することを目的とする。本発明のその別の態様はほぼ、隣接する壁面上に 重ねて接着して封筒を封止することができる粘着密閉折返片を有し、封筒には使 用者が把持するための部分があり、その部分には該部分に固着され、該部分から 横切る形で伸びて封筒に固着されている可撓性線部材があり、該部分は封筒から 切り離し可能であって、前記線部材によって封筒を開封することができる封筒組 立品にある。線部材は該部材および封筒の隣接部分に塗布された接着剤によって 保持することができるか、あるいは所望に応じて、折り曲げ線で封筒に可撓性線 部材を接着させるような接着剤を線部材にコーティングすることができる。線部 材は、粘着密閉折返片と封筒の残りの部分の間で、折り曲げ線に沿って延長させ ることができるか、あるいは封筒における横折り曲げ線に沿って延長させること ができる。好ましくは、封筒にスリットを設けて、剥ぎ取り部分の切り離しを容 易に行うことができるようにする。スリットは、封筒の上辺から下方向に密閉折 返片を通り、しかも反対側の面にも延長するようにすることができる。別法とし てスリットを、封筒の1つの横辺から内側に延長させることができる。所望に応 じて、穿孔を施して剥ぎ取り部分の規定を容易にできるようにする等の方法で、 封筒の一部を脆弱にすることができる。スリットは好適には、この脆弱部分まで 延長するか、または該部分に隣接させる。別の形態では、スリットを封筒折返片 の1片から延長させて、やはりその折返片に形成されている穿孔線を横切るよう にすることができる。封筒には好ましくは、折返片を封筒の残りの部分に接着さ せることができる糊付け領域を設け、その糊付け領域から剥ぎ取り部分を規定す る穿孔線までスリットを延長させることができる。図面の簡単な説明 本発明の好ましい実施態様について、単に例示として、添付の図面を参照しな がら説明する。 図1は、本発明の第1の実施態様を構成する封筒の背面の図である。 図2は、本発明の第2の実施態様を示す図1に類似の図である。 図3は、本発明の第3の実施態様を構成するプラスチック製宅配便包装の背面 を示す図である。 図4〜図7は、本発明の別の実施態様を示す図である。発明を実施するための最良の形態 図1について説明すると、背面4、密閉折返片6および正面(不図示)を有す る易開封封筒2が示してある。背面4は、封筒の第1側辺10に沿って延長する 折り曲げ線8によって正面とつながっている。背面4は、背面4の上に正面の一 部を折り重ねることによって形成された横帯部14によって封筒の第2側辺12 で正面とつながっている。横帯部14は背面4に糊付けされている。 封筒の底辺16では背面4は、底帯部18によって正面とつながっている。横 帯部14と同様、底帯部18も、正面の折重ね部分から形成され、背面4に糊付 けされている。 封筒の上辺20は、正面と密閉折返片6の間の頂部折り曲げ線22から形成さ れている。密閉折返片6の裏側には接着剤が塗布してあり、その上を取り外し可 能帯24が覆っている。封筒を封止するには使用者は、取り外し可能帯24を剥 がして接着剤を露出させ、密閉折返片6を背面4に押しつける。封筒に高い安全 性を与えるには、密閉折返片6に塗布した接着剤を強力なものとして、密閉折返 片6を開くには、背面4または密閉折返片6のいずれかの材料を破らなければな らないようにする。封筒の両方の面および密閉折返片6は、封筒を封止した後は 、密閉折返片6を開けようと試みると破れる紙または厚紙から作製する。 次に、封筒の開封方法について説明する。プラスチック帯部(不図示)が封筒 の第2側辺12に沿って延長している。そのプラスチック帯部は、正面と横帯部 14の間に形成された折り曲げ線13に沿って封筒の内側に糊付けされている。 折り曲げ線13の頂部には、小さいスリット26が頂部折り曲げ線22から垂直 に伸びている。スリット26は連続スリットであり、正面、密閉折返片6および 横帯部14を通って伸びている。しかしながら、スリット26は密閉折返片6の 先細辺28まで完全に伸びているわけではない。 スリット26に近い封筒の角部30は、スリット26と折り曲げ線13の間で 切り離し可能タブ部分32を形成するようになっている。タブ部分32では、正 面と背面の間に少量の接着剤を塗布して、封筒開封時に、タブ部分32が損傷し ない状態に保たれるようにする。封筒を開けるには受取人は、タブ部分32を把 持し、第2側辺12方向に沿う形で下方向に引いて、封筒材料が、スリット26 の底部端から横方向に封筒の折り曲げ線13まで破れるようにする。 プラスチック開封帯は折り曲げ線13の長さ全体に接着されていることから、 タブ32を封筒の残りの部分から破り取った場合でも、プラスチック開封帯はタ ブ32とつながった状態になっていることは明らかである。そこでタブ32によ り、受取人はプラスチック開封帯端部を引いて、実質的に折り曲げ線13全長に わたってプラスチック開封帯を破ることができる。 受取人に対して、封筒がこのような形で開封するようになっていることを明瞭 に示すため、小さい矢印34を密閉折返片6に印字してある。矢印34には、「 破 って引く」という言葉が書いてある。 封筒の頂部折り目22から伸びる比較的小さいスリット26を設けることが特 に適切であり、製造が容易であって、穿孔線が折り曲げ線22と折り曲げ線13 の間全体に延長している封筒と比較して構造的完全性が高い封筒が得られること は明らかである。 図2に示した封筒は、タブ部分32の真下の位置で、横帯部14にパンチ穴4 0が設けてある以外は、図1に示した封筒と同じである(類似の部分を示すのに 使用される符号は同じものを使用している)。穴40は帯部14のみに形成し、 封筒の正面まで貫通しないものとする。しかしながら、封筒の正面の内側には穴 40と同じ大きさで、穴40の直下に位置する円形の赤スポット42を施す。 パンチ穴40と赤スポット42を設けることで受取人は、タブ部分32を破り 取ることで封筒の内容物が損傷を受ける可能性があるか否かをチェックすること ができることは明らかである。パンチ穴40から中を見た時に、赤スポット40 が封筒内容物のいずれかによって見えないことを受取人が認めた場合、受取人は 簡単に封筒を叩いて、内容物をタブ32から離れた場所に移動させてから、上記 の方法で封筒の開封を進める。 図2には、本発明の一つの実施態様を示したのみであって、当然のことながら 他の配置が可能である。例えば、パンチ穴40に代えて、封筒においてタブ部分 32にまたはその近傍に透明部分を設けることができる。 図3には、背面52、密閉折返片54および正面(不図示)を有してなり、正 面から該密閉折返片54が伸びているプラスチック宅配便包装50を示してある 。背面52は、封筒の底に沿って延長する折り曲げ線56ならびに封筒の両側部 に沿って延長する2つの溶着継ぎ合わせ線58および60によって正面とつなが っている。封筒の封止のために、密閉折返片54の内側表面に沿って粘着性帯部 62が延長している。 図3に示した宅配便包装は、上記の封筒と同様にして開封するような設計とな っている。しかしながらこの場合、封筒底部に折り曲げ線56に沿ってプラスチ ック開封帯(不図示)が設けられている。脆弱線68が溶着継ぎ合わせ線60か ら内側に延長して、タブ部分70を形成している。脆弱線68は、溶着継ぎ合わ せ線60を内側に延長することで形成される。脆弱線68は、連続スリットとす るか、あるいは単に脆弱なプラスチック材料の線とすることができる。いずれの 場合も封筒の開封は、タブ部分70を封筒の残りの部分から破り取って、上記の 方法と同様の方法で、折り曲げ線56に沿ってプラスチック開封帯を破ることで 行う。 タブ部分70を破り取る際に封筒内容物が破損しないようにするため、封筒の 背面52に、背面52の残りの部分と一体形成された透明部分72を設ける。図 3に示した実施態様においては、透明部分は背面52のみに設けてある。しかし ながら、透明部分を正面と背面の両方に設けた本発明の他の実施態様が可能であ る。 図3の実施態様においては、封筒の正面の内側で、透明部分72の下に着色領 域(不図示)を設けて、封筒内容物が透明部分72の領域内にあるか否かを受取 人が確認しやすいようにしてある。着色領域は好ましくは、赤などの明るく目立 つ色とする。 以上は、本発明の好ましい実施態様のみについて記載したものであり、本発明 の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者には明らかな変更を加えることが可能 である。 次に、本発明の別の実施態様を示した図4〜7について説明する。 図4に示したように、封筒10は従来の形態のものであり、折り曲げ線64に 沿って折り重ねることで、封筒10の背面62に接着して封筒を封止するように なっている密閉折返片65を有している。折返片65には、折返片65の実質的 に全長にわたって延長するその下側辺近くの接着領域61がある。 裏折返片65においては把持可能タブ67が、裏折返片65の折り曲げ線64 に沿って延長する穿孔線63と折返片65の辺まで延長する収束穿孔線66との 間で規定されている。図示のように、スリット69が糊付け線61を通って穿孔 線66まで延長している。糸筋または線の部材70が折返片65の裏側に接着さ れており、折り曲げ線64に沿ってまたはそれに隣接して延長している。糸筋ま たは線部材70は好ましくは、接着剤によって線64に沿って接着する。糸筋ま たは線部材70の一端71は、折り曲げ線64から離れる方向に延長して、それ が接着剤によって接着されるタブ67の上に重なる。別法として、糸筋70を折 り曲げ線64全長にわたって延長させて、糸筋または線70に塗ってある糊によ ってタブ67に保持させることができる。線70に沿って塗布する接着剤または 糊は、線70に沿って間隔を設けて複数の箇所に、あるいは連続的に塗布するこ とができる。この配置により、使用者が指でタブ67の下を押した時に、穿孔線 63および66に沿って、あるいは線63、スリット69および線66に沿って 、それが裏折返片65からきれいに剥がれるようになる。タブ67を破り取り、 上に引き上げると、糸筋70が折り曲げ線64に沿って折返片65の上側辺から 破れて、封筒10が開封される。当然のことながら、糸筋70を封筒10の横辺 に沿って延長させて、側部で封筒を開封することができる。 図5〜7について説明すると、点線で示した糊付け線23に沿って従来の接着 剤によって封筒の裏折返片22に接着されていても良い密閉折返片21を有する 本発明による別の形態の封筒20を示してある。封筒20において、破り取り可 能タブ24が、封筒の上辺から下方向に延長するスリット25によって規定され ている。折返片21および封筒の正面26には、スリット25が形成されている 。線部材27が封筒20の片側の折返片28で下方向に延長している。線部材2 7はさらに、取り外し可能部24に固着されている。スリット25は、密閉折返 片21および面26の両方を通って延長する穿孔線29まで延長することができ る。さらに、連絡穿孔線30を端部折返片28に設けることができ、スリット2 5を端部折返片28を通って延長させることもできる。 封筒を開封するには、部分24を把持し、図5の矢印方向に破ることができる 。これにより、部分24がスリット25および穿孔線29に沿って封筒から切り 離される。次にこれによって、封筒端部を裂いて開ける上で役立つ線部材27に よって封筒を開封することができる。場合によっては、部分24は封筒端部から 簡単に裂けることから、必ずしも穿孔線29を設ける必要はない。 別の配置では、上側角部に隣接して図5の右側に示したように、封筒辺にスリ ット31を設けることができる。スリット31は破り取り部32を規定し、点線 で示した線部材33を部分32に接着することができる。やはり、正面26、折 返片23および末端折返片28’を通って延長するスリット31が、封筒の上側 辺まで延長する穿孔線34を横切るようにすることができる。 次に、部分32を把持し、それを上方に引くことで、それを封筒の残りの部分 から切り離して、線部材33によって封筒の開封を行うことができる。線部材3 3は、綿、プラスチックその他の材料であることができ、封筒の頂部または側部 から折り曲げ線の長さにわたって接着することができる。線33または27が延 長する封筒の部分を穿孔線によって脆弱として、開封しやすくすることができる 。 以上、本発明を例示する実施態様によって以上の説明を行ったが、当業者には 明らかであると考えられるような改良および変更はいずれも、本明細書に示した ような本発明の広義の範囲に入るものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ケント、キャメロン マイケル オーストラリア国 4210 クイーンズラン ド州 ウォングワーレン ウェルチーズ ロード 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.正面、背面、密閉折返片および開封帯を有してなる易開封封筒において、 前記正面が2つの側辺と、該正面が封筒を組み立てた状態で前記背面につなが る底辺と、該正面が前記密閉折返片につながる上辺を有し、 前記開封帯が前記辺の第1の辺(第1辺)に沿って延長して該辺につながって いることで、該開封帯が密閉折返片から封筒底部まで延長しており、 前記第1辺に隣接する複数の前記辺の別の辺(第2辺)に、脆弱線が設けられ ており;該脆弱線は前記第2辺から内側に伸びるが、前記組立状態で前記複数辺 のそれ以外の辺まで伸びるものではなく;該脆弱線の配置は、使用者が最初に前 記脆弱線と前記第1辺の間の封筒部分を把持し、次に前記第1辺の方向に沿って 引くことで、封筒が前記脆弱線から前記第1辺まで破れ、封筒の残りの部分から 分離しているが開封帯にはつながった状態となっているタブを形成し、それによ って使用者がタブを引くに連れて開封帯が破れて封筒の前記第1辺が開くように することで封筒を開封できるようになっている易開封封筒。 2.前記脆弱線が前記第2辺から内側に延長する連続スリットによって形成さ れている請求項1記載の易開封封筒。 3.前記脆弱線が、少なくとも部分的に、封筒材料における穿孔によって形成 されている請求項1記載の易開封封筒。 4.前記タブを規定する封筒の領域で、正面と背面を糊付けその他の方法にて 接着させて、そのタブを封筒の残りの部分から切り離した時に、タブの持つ構造 的完全性が相対的に高くなるようになっている請求項1ないし3のいずれか1項 に記載の易開封封筒。 5.封筒がプラスチック材料製であり、封筒の前記第2辺を好ましくは溶着継 ぎ合わせ線によって形成し、前記脆弱線を、前記第2辺から遠ざかる方向に溶着 継ぎ合わせ線を延長することで形成する請求項1記載の易開封封筒。 6.前記脆弱線を前記第1辺に隣接する形で配置して、封筒の角部から離れる 方向に封筒の小部分を破ることでタブが形成されるようにする請求項1ないし5 のいずれか1項に記載の易開封封筒。 7.前記脆弱線が実質的に直線であり、前記第1辺と平行に伸びている請求項 1ないし6のいずれか1項に記載の易開封封筒。 8.開封帯がプラスチック材料から形成されている請求項1ないし7のいずれ か1項に記載の易開封封筒。 9.前記脆弱線が、封筒の正面と密閉折返片との間に形成された折り曲げ線か ら内側に延長している請求項1ないし8のいずれか1項に記載の易開封封筒。 10.封筒がさらに、タブ部分付近に配置された観察手段を有してなり、該観 察手段によって使用者はタブ部分付近の封筒内部を見て、封筒開封のために使用 者がタブ部分を破る際に封筒内容物を損傷しないようにできるようになっている 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の易開封封筒。 11.正面および背面、封筒を封止するための密閉折返片、封筒に取り付けら れて封筒の一部を通る線を破って封筒を開封するようにしてある開封帯を有して なる易開封封筒において、 開封帯もつながっている封筒のタブ部分を封筒開封時に使用者が破ることで、 開封帯につながっている状態で残るタブを形成し、該タブを使用者が把持して開 封帯を引くことで、封筒から開封帯を破るようになっており、 封筒がさらに、タブ部分付近に配置された観察手段を有してなり、該観察手段 によって使用者はタブ部分付近の封筒内部を見て、封筒開封のために使用者がタ ブ部分を破る際に封筒内容物を損傷しないようにできるようになっている易開封 封筒。 12.前記観察手段が封筒の片方の面のみに形成されている請求項11記載の 易開封封筒。 13.観察手段が、タブ部分にまたは該タブ部分に隣接して封筒の1以上の面 に形成された円形孔などの開口を有してなる請求項11記載の易開封封筒。 14.封筒の1以上の面に、タブ部分にまたは該タブ部分に隣接して、観察手 段となる透明部分を設ける請求項11記載の易開封封筒。 15.観察手段を封筒の片方の面のみに形成し、封筒の他方の面には、少なく とも観察手段に対応する位置で内側面に着色を施して、観察手段の下に封筒内容 物がない場合にはその着色が目視されるようになっている請求項11ないし14 のいずれか1項に記載の易開封封筒。 16.前記着色が、赤などの目立つ色である請求項15記載の易開封封筒。 17.観察手段が封筒の非常に小さい部分を占めるのみとして、封筒の内容物 の極秘性が確保されるようになっている請求項11ないし16のいずれか1項に 記載の易開封封筒。 18.観察手段が、少なくとも部分的にタブ部分内に配置されている請求項1 1ないし17のいずれか1項に記載の易開封封筒。 19.観察手段が、タブ部分に隣接する部分に配置されている請求項11ない し17のいずれか1項に記載の易開封封筒。 20.正面と背面が前記タブ部分で互いに糊付けその他の方法で接着されてい ることで、タブを封筒の残りの部分から破って切り離した際に、タブの構造的完 全性が高いものとなっている請求項11ないし19のいずれか1項に記載の易開 封封筒。 21.正面と背面が前記タブ部分で互いに糊付けその他の方法で接着されてい ることで、タブを封筒の残りの部分から破って切り離した際に、タブの構造的完 全性が高いものとなっている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の易開封 封筒。
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