JP3019279B2 - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JP3019279B2
JP3019279B2 JP4029074A JP2907492A JP3019279B2 JP 3019279 B2 JP3019279 B2 JP 3019279B2 JP 4029074 A JP4029074 A JP 4029074A JP 2907492 A JP2907492 A JP 2907492A JP 3019279 B2 JP3019279 B2 JP 3019279B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式でオーバ
ーライト可能な光磁気ディスクと光変調方式の光磁気デ
ィスク、ROMディスクとに併用できる光磁気ディスク
装置およびこれに使用する光磁気ディスクカセットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光磁気ディスク装置では、磁界
変調方式による記録を、これに対応する光磁気ディスク
に対して行う場合、変調周波数と発生磁界との関係か
ら、磁気ヘッドをディスク媒体膜に接近させる必要があ
り、この隙間が変調周波数を規定するのは、従来からの
誘導型の磁気記録方式と何ら変わるところが無い。従っ
て、磁気ヘッドの保持に、ディスクの回転により発生す
る空気の動圧を利用した浮上式スライダーを用いること
が、既に知られた手段として最も簡便である。この場
合、光磁気ディスクは、浮上式スライダーの滑走面に対
応するディスク面を高い面精度で構成する必要がある。
【0003】しかし、一方、光変調方式(レーザー光の
強度変調)の記録に採用される光磁気ディスクあるいは
ROM(エンボスピット反射率変化)ディスクにおいて
は、そのディスク面に対して、上記浮上式スライダーを
用いる場合のような対策がなされていないから、浮上式
スライダーを用いた磁気ヘッドを、そのまま、バイアス
磁界印加のためにローディングしたのでは、ディスク面
の記録膜および浮上式スライダーの滑走面を破損するお
それがある。
【0004】従って、上述の光磁気ディスク装置におい
ては、以下に説明するように、非磁界変調型ディスクを
再生する場合、浮上式スライダーを光磁気ディスクのデ
ィスク面より退避して使用することになる。すなわち、
従来の光磁気ディスク装置では、図37ないし図39に
示すように、磁界変調方式で記録するための光学ヘッ
ド、これに対応する磁気ヘッド、および、その退避機構
を備えている。ここでは、キャリッジ102に搭載され
た光学ヘッド103と磁気ヘッド104Aの両者は、シ
ークモータ101で、同時にシーク動作されるようにな
っている。
【0005】上記磁気ヘッド104Aは浮上式スライダ
ー104に装備され、このスライダー104は、磁気ヘ
ッドはね上げ機構105で、上記磁気ヘッド104Aが
光磁気ディスク108のディスク面から上方に退避でき
るようになっている。すなわち、上記磁気ヘッドはね上
げ機構105は、上記キャリッジ102上に配設された
支軸112を回動軸として、回動部材111を枢支する
とともに、上記回動部材111に設けた係合当接部10
6を、磁気ヘッド退避駆動部の押圧付勢部材107で押
圧することで、上記支軸を中心に上記回動部材111を
回動し、上記磁気ヘッド104Aを退避することができ
る。
【0006】また、上記光磁気ディスク108は、ディ
スクカセット110に収納され、光磁気ディスク装置の
装填部において、スピンドルモータ120により回転さ
れ、光学ヘッド103によるレーザビームの照射で、そ
のディスク面に記録、再生のための光スポットを形成す
る。この装填された光磁気ディスクについて、ディスク
の種別検出、ディスクカセットの装填確認、書き込み禁
止検出をそれぞれ行うところの、マイクロスイッチまた
はホトインタラプターなどの構成よりなる共同センサー
115および116が、上記光磁気ディスク装置のシャ
シー上に配設されている。なお、上記キャリッジ102
には係止部109が設けてあり、これに対応して回動部
材111には、磁気ヘッドのロード位置を規定するため
の係止部材109が設けられている。
【0007】図37は、上記装填部において、ディスク
カセット110が非装着である状態を示しており、ここ
では、上記ディスクの種別検出、ディスクカセットの装
填確認、書き込み禁止検出のための共同センサー115
および116は、それぞれ、検出信号を出力していな
い。この状態では、磁気ヘッド退避駆動部は、非駆動状
態であり、押圧付勢部材107を下降した状態に保持
し、従って、前記押圧付勢部材107で上記係合当接部
106を押圧し、上記磁気ヘッド104Aを上方に退避
させている。
【0008】図38は、磁界変調方式に対応するオーバ
ーライト可能な光磁気ディスクが装填された状態を示し
ており、ここでは、例えば、ディスクカセット110の
装填を共同センサー116で検出し、ディスクカセット
110に設けられた、ディスク種別の被検出部1100
(図37および図38参照)を共同センサー115で検
出し、その結果で、制御系から指令を出して、上記スピ
ンドルモーター120を回転させる。
【0009】この場合、光学ヘッド103のピックアッ
プを用いて、ディスク面上の情報を読取り、制御系で磁
界変調用のディスクであるか否かを判断する。もし、そ
れが磁界変調用のディスクであれば、磁気ヘッド退避駆
動部を駆動して、押圧付勢部材107を上昇する。これ
によって、上記係合当接部106が押圧を解除される。
この場合、上記回動部材111は、キャリッジ102に
対して、磁気ヘッドロード方向にバネ付勢(図示せず)
されている。このため、上記回動部材111は支軸11
2を中心に回動し、係止部材109が係止部109に当
接して、磁気ヘッド104Aのロードを完了する。
【0010】図39は、ROMディスクや光変調用光磁
気ディスク108が装填された状態を示しており、ここ
では、例えば、ROMディスクの場合は、前記共同セン
サー115、116で検出信号が出力され、光変調方式
に対応する光磁気ディスクの場合は、光学ヘッド103
のピックアップで、ディスク面上の情報を読取り、制御
系でディスクの種別を判断する。その結果に基いて、制
御系の指令により、磁気ヘッド退避駆動部が働いて、押
圧付勢部材107を、その退避状態を継続するように保
持するので、磁気ヘッド104Aのロードは行われな
い。この場合、上記押圧付勢部材107は、上記キャリ
ッジ102のシーク方向に延在しているので、上記キャ
リッジ102がシーク動作、トラッキング動作されて
も、係合当接部106が上記押圧付勢部材107に継続
して転動、摺接しているから、磁気ヘッド104Aのア
ンロード状態は保持される。
【0011】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述の従来における光磁気ディスク装置は、その磁界変調
方式に対応する磁気ヘッドを、他の変調方式で装置が駆
動するとき、退避する機構に、以下のような欠点を有し
ている。すなわち、光磁気ディスクおよびディスクカセ
ットに対する磁界変調用の磁気ヘッドの退避を、同一の
退避機構を介して行なうようにしたので、磁気ヘッドの
退避量が大きくなり、退避駆動手段(例えばソレノイド
型のプランジャー)の可動ストローク範囲および発生力
が増大し、大型化が避けられない。さらに、光学ヘッド
のシーク動作の時、キャリッジを同じ方向に動作するた
め、ディスクカセットの後方に配置される押圧付勢部材
107は、装置の奥行き方向に延在させる必要がある。
従って、光磁気ディスク装置内における磁界変調用の磁
気ヘッド退避機構が占有する空間は、過大かつ高価なも
のとなり、これが、信号処理や各種制御回路などの電気
回路の実装空間を圧迫し、光磁気ディスク装置の小型化
および低価格化を困難にするのである。
【0012】また、光磁気ディスク装置における磁界変
調方式の光磁気ディスクを判別する手段および機構は、
以下のような欠点を有している。すなわち、光学ヘッド
のピックアップで、光磁気ディスクから情報を読取り、
制御系で所定の判別をする時、ディスク回転数および記
録・再生時のレーザーパワーなどに違いがあると、ディ
スク情報を破壊する可能性があることである。または、
上記の条件が合致してから再生情報を得るまでに多くの
時間(スタートアップ)が必要になる。
【0013】また、ディスクの種類を判断する手段が再
生信号からのみ得られるために、電気信号で駆動できる
駆動源(モータ、ソレノイドなど)で、磁気ヘッドの退
避動作を行う必要がある。従って、上記磁気ヘッドの退
避手段は、設計上の選択幅が狭められてしまう。
【0014】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基いてなされたも
ので、使用される光磁気ディスクのディスクカセット
に、所要の凹凸形状などによる被検出部を設け、これに
対応する装置の装填部に機械接触型のセンサを設けて、
ディスクカセットの特徴的形状を直接、検出でき、機械
構造的に、あるいは、従来の電気制御系を用いて、磁気
ヘッドの退避動作を与えることができるようにした光磁
気ディスク装置、および、それに使用する光磁気ディス
クカセットを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
磁界変調方式の光磁気ディスクと、非磁界変調方式の光
ディスクの両方に対して情報の記録または再生が可能な
光磁気ディスク装置であって、前記ディスクにレーザ光
を照射する光ピックアップと、前記ディスクに情報に応
じて変調された磁界を印加するための磁気ヘッドと、前
記光ピックアップと磁気ヘッドとを搭載し、前記ディス
クの径方向にスレッド移動するキャリッジと、前記ディ
スクを収納したディスクカセットを保持し、情報の記録
または再生が行われるロード位置と、装置内へのディス
クカセットの装填を行うためのアンロード位置との間を
移動するカセットホルダーとを備えた装置において、前
記磁気ヘッドは、前記キャリッジに回動可能に取り付け
られたアームによって支持されており、該アームはばね
力によって磁気ヘッドがディスクに近接する方向に付勢
されていること、前記キャリッジには、ばね力に抗し
て、磁気ヘッドによって磁界変調方式の光磁気ディスク
に記録を行うための第1の位置にアームを止めるストッ
パーが設けられていること、前記アームは、カセットホ
ルダーがアンロード位置にある時には、このカセットホ
ルダーに連動して、磁気ヘッドがディスクカセットから
退避した第2の位置に止められていること、前記ディス
クカセットは、収納したディスクが磁界変調方式の光磁
気ディスクか非磁界変調方式の光ディスクかによって異
なる形状の部位を有していること、前記カセットホルダ
ーには、前記部位に当接してディスクが磁界変調方式の
光磁気ディスクの場合には第1の状態に、ディスクが非
磁界変調方式の光ディスクの場合には第2の状態に機械
的に変化する部材が設けられていること、および、前記
部材が第2の状態の時には、この部材がアームに当接
し、前記ばね力に抗してアームを第1の位置と第2の位
置の間の、磁気ヘッドがディスクから離れた第3の位置
に止め、前記部材が第1の状態の時には、この部材はア
ームの回動を規制せず、アームが前記ストッパーによっ
て第1の位置に止められることを特徴とする。
【0016】この場合、前記アームは弾性部材から成
り、前記磁気ヘッドはアームの先端に取り付けられた浮
上型スライダーに搭載されていること、また、前記非磁
界変調方式の光ディスクは、光変調型光磁気記録媒体ま
たはROMディスクから成ること、更には、前記磁界変
調方式の光磁気ディスクと非磁界変調方式の光ディスク
の一方を収納したディスクカセットには貫通溝が設けら
れ、他方を収納したディスクカセットには貫通していな
い溝が設けられており、これらが前記部位を構成してい
ることが、本発明の実施の形態として好ましい。
【0017】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の光磁気ディスク装置の
一実施例を図1ないし図6を参照して、具体的に説明す
る。ここでは、キャリッジ10に搭載された光学ヘッド
(光ピックアップ)6と磁気ヘッド2とは、従来の場合
と同様に、リニアモーター9で、ガイドレール8に沿っ
て同時にシーク動作を行う。このため、上記磁気ヘッド
2は、浮上式スライダーに搭載され、上記スライダー
は、板ばねより構成されるロードビーム4を介して、磁
気ヘッド保持部材3に支持されており、上記保持部材3
は、キャリッジ10上に配設された支軸12を回動軸と
して回動でき、そして、トーションばね15でキャリッ
ジ10側に常時付勢されていて、ディスク面に対して磁
気ヘッド2をロード/アンロード方向に移動することが
できる。なお、上記キャリッジ10には、ディスク面に
対して上記磁気ヘッドが接近する際に、両者の間に所定
間隙を保つため、上記保持部材3の回動量を規制するス
トッパー7が装備してある。また、光磁気ディスク装置
の装填部には、ディスクカセットホルダー20が配置し
てあり、ここに挿入されたディスクカセット30を保持
し、下降することで、スピンドルモーター80に光磁気
ディスク40を装着するようになっている。
【0018】そして、上記ディスクカセットホルダー2
0には、挿入されたディスクカセット30に設けた形状
の特徴部分、例えば、そこに形成した凹凸形状(後述す
る)に対応して、光磁気ディスク40の種別を検出する
機械接触型のセンサが備えられている。上記センサは、
上記凹凸形状に対応して係合する係合当接部材、この実
施例では、L字形の板ばね11で構成されており、その
一端を上記ディスクカセットホルダー20に固定ピン1
1Aなどの手段で固着し、また、中間屈折部にピン状の
係合子11Bを備えるとともに、他端側の部分を磁気ヘ
ッド退避機構(後述する)側に延出していて、その中間
部を支点部材11C(これは、上記ディスクカセットホ
ルダー20上に取り付けられている)で揺動可能に支持
した構造になっている。
【0019】上記磁気ヘッド退避機構は、その主要部
を、この実施例では、上記ディスクカセットホルダー2
0の上に枢支軸1Aで揺動可能に支持された板状の揺動
部材1で構成したもので、この揺動部材1には、その一
端に上記板ばね11の他端を挿入するスリット状の連動
係合部1Bが備えられている。また、上記揺動部材の他
端は上記保持部材3を押上げ動作する係止部として作用
するもので、これに対応して、上記保持部材3には、上
記係止部に転動接触するローラー型の係合部材3Aが装
備してある。
【0020】このような構成では、ディスクカセットホ
ルダー20が装置の装填部に下降した時(図1参照)、
磁気ヘッド2およびロードビーム4はディスクカセット
30のヘッドウィンドウ(ヘッド挿入窓)内に侵入した
状態で保持される。この場合、光磁気ディスクに対する
磁気ヘッド2のロード状態は、それが、光変調方式に対
応するISO規格の光磁気ディスクであるか、磁界変調
方式に対応する光磁気ディスクであるかによって、上記
センサで判別される。この場合、各方式に対応する光磁
気ディスクの種類は、これを収納するディスクカセット
の特徴部分、すなわち、上記実施例では、その凹凸形状
によって判別できる。
【0021】図8(a)には、上記磁界変調型の光磁気
ディスクのディスクカセット30が示されている。ここ
では、シャッター31のためのスライド32の脇に貫通
溝の形で被検出部33が形成されている(これは、本
来、オートローディング用に設けられた、厚み方向に非
貫通な溝33’を貫通した形にしたものである)。ま
た、上記光変調型の光磁気ディスクのディスクカセット
30’では、上記磁界変調型のそれとは異なり、図8
(b)に示すように、溝穴33’を塞ぐように、シャッ
ター31’のためのスライド32’の脇に、壁34が設
けられている(本来のオートローディング用の溝33’
がある形である)。
【0022】従って、図3および図4に示すように、磁
界変調型の光磁気ディスクを内蔵しているディスクカセ
ット30が上記ディスクカセットホルダー20に装填さ
れた場合には、上記ディスクカセット30の被検出部3
3は、それが貫通溝の形状であるため、板ばね11の弾
性力で上記ディスクカセット30側に付勢されている係
合子11Bが、上記被検出部33内に降下し、係合す
る。このため、上記板ばね11は、支点部材11Cを中
心に揺動し、連動係合部1Bを介して、揺動部材1を揺
動する。このため、上記ディスクカセット30が降下
し、スピンドルモーター80上にディスクをセットする
段階で、係止部は係合部材3Aから離れる方向に下が
り、上記係合部材1Bは、それがストッパー7に衝接す
るまでトーションばね15の作用で枢支軸1Aを中心に
回動し、磁気ヘッド2およびこれを搭載する浮上式スラ
イダーを、所定の間隔(ディスクの面振振幅より僅かに
大きい間隙)を介して、光磁気ディスクのディスク面上
に対峙する。このようにして、磁界変調方式で、光磁気
ディスクに対して磁気光学的に情報の記録が出来る。
【0023】なお、上記磁気ヘッド2は、光学ヘッド6
と共にキャリッジ10に保持され、シーク方向、トラッ
キング方向に同時に移動されるが、この間、上記係合部
材3Aが、揺動部材1の係止部に対して、接触状態を保
持するように、上記揺動部材の幅が、最大トラッキング
・ストロークに対応するように、大きく設定されてい
る。
【0024】また、上記ディスクカセットホルダー20
が上昇して、スピンドルモータ80からディスクをリリ
ースした時には、係合部材3Aが上記揺動部材1に当た
り、上記ディスクカセットホルダー20の上昇で押し上
げられ、磁気ヘッド保持部材3を回動するから、上記磁
気ヘッド2は上記ディスクカセット30のヘッドウィン
ドウより上方に退避する。
【0025】また、図5および図6に示すように、光変
調型の光磁気ディスクを内蔵しているディスクカセット
30’が上記ディスクカセットホルダー20に装填され
た場合には、上記ディスクカセット30’の被検出部
は、それが貫通溝でないから(溝穴33’は壁で塞がれ
ている)、上記係合子11Bは上記ディスクカセットの
上面で上向きに押し上げられ、従って、板ばね11は、
支点部材11Cを中心に揺動し、その延出部で揺動部材
1を回動する。その結果、上記揺動部材の端で係合部材
3Aを押し上げ、これによって、上記磁気ヘッド2およ
びこれを搭載する浮上式スライダーを上方に退避させる
ことができる。そして、空けられたディスク面上に、光
変調方式で使用する、一定のバイアス磁界を発生する磁
気ヘッド(図示せず)をアクセスすることができる。
【0026】(第2の実施例)上記センサおよび磁気ヘ
ッド退避機構の構成は、図7(a)および(b)に示す
ような別の構成にしてもよい。ここでは、センサとして
の板ばね11は単に枢支軸11Dで枢支され、円弧状の
弾性部11Eを介して、その一端に係合子11Bを取り
付けている。そして、他の構成は、第1の実施例と同様
である。この場合には、上記弾性部11Eの働きで、上
記係合子11Bは、カセット上面に押付けられるように
弾性的に付勢されている。そして、光変調型の光磁気デ
ィスクのカセット30’がディスクカセットホルダー2
0に装填されていれば、図8(a)のように、揺動部材
1の係止部で係合部材3Aを押し上げ、ディスク面上か
ら、上方に磁気ヘッド2を退避させ、また、磁界変調型
の光磁気ディスクのカセット30が上記ディスクカセッ
トホルダー20に装填されていれば、図8(b)のよう
に、揺動部材1の係止部を下げ、ディスク面上に磁気ヘ
ッドを接近させることができる。
【0027】なお、上述の第1および第2の実施例にお
けるディスクカセットの特徴部分、すなわち、凹凸形状
には、図8に示すものの外、種々の形態が考えられる。
この場合、被検出部33を構成する個所は、ディスクカ
セットのラベル貼着領域、シャッタースライド領域を除
く部分に設定される。また、その凹凸形状も、主とし
て、単純な溝あるいは穴の形態が好ましい。
【0028】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を、図9ないし図15を参照して具体的に説明す
る。なお、ここでは、第1実施例と共通の部分について
は、同一符号をつけて説明を省略する。
【0029】図9は、ディスクカセットホルダー20に
対して磁界変調型のディスクカセット30を装填し、上
記ディスクカセットホルダー20を降下したローディン
グ完了状態を示している。ここでは、上記ディスクカセ
ットホルダー20上にシャッター開閉用のレバー19
が、枢支軸19Aを介して回動自在に取り付けてあり、
その先端に開閉操作子22を備えている。この開閉操作
子22は、ディスクカセットホルダー20内に上記ディ
スクカセット30が挿入される過程で、上記ディスクカ
セット30の前縁で押され、スリット23で案内されな
がら、スライド32を側方に押して、シャッター31を
開放する働きをしている。また、ここでは、光磁気ディ
スクの種類判別のための機械接触型のセンサ5は、一端
に係合子5Aを備え、他端5Cを揺動部材1の一端に対
して上下方向に対峙させるとともに、中間部で枢支軸5
Bにより上記ディスクカセットホルダー20上に揺動可
能に支持されており、そこに設けたトーションばね17
で、その係合子5Aを下向きに付勢している。この係合
子5Aが上記ディスクカセット30に対峙する個所は、
丁度、シャッター31が開放されて、スライドした位置
である。なお、上記実施例で、揺動部材1は、トーショ
ンばね17Aの働きで、係合部材3Aから係止部を離す
方向に回動偏奇されている。
【0030】この光磁気ディスク装置で使用される磁界
変調型のディスクカセット30の特徴的部分は、図15
(a)に示すように、シャッター31の前縁に形成した
溝33である。これに対して、同じ光磁気ディスク装置
で使用される光変調型のディスクカセット30’は、図
15(b)に示すように、シャッター31’に溝を備え
ていない。
【0031】このような構成では、磁界変調型のディス
クカセット30がディスクカセットホルダー20に装填
された場合、シャッター31の開放が完了した段階で、
上記係合子5Aが上記溝33内に降下し、係合するの
で、上記センサ5と揺動部材1との係合が解除されるか
ら、上記ディスクカセットホルダー20が降下して、デ
ィスクをスピンドルモーター80上にセットした段階
で、その係止部で係合部材3Aを押し上げることがな
く、従って、磁気ヘッド2およびロードビーム4は上記
ディスクカセット30のヘッドウィンドウ(ヘッド挿入
窓)内に挿入され、上記磁気ヘッド2は、所定の間隙を
保って、ディスク面に対峙される。
【0032】また、上記ディスクカセットホルダー20
が上昇して、スピンドルモータ80からディスクをリリ
ースした時には、係合部材3Aが上記揺動部材1に当た
り、上記ディスクカセットホルダー20の上昇で押し上
げられ、磁気ヘッド保持部材3を回動するから、上記磁
気ヘッド2は上記ディスクカセット30のヘッドウィン
ドウより上方に退避する。
【0033】一方、光変調型のディスクカセット30’
がディスクカセットホルダー20に装填された場合、シ
ャッター31の開放が完了した段階でも、上記シャッタ
ー31には溝33が無いから、係合子5Aは上記シャッ
ター31で支えられ、このため、上記センサ5と揺動部
材1との係合が保持される。このため、上記ディスクカ
セットホルダー20が降下して、ディスクをスピンドル
モーター80上にセットした段階でも、その係止部で係
合部材3Aを押し上げていて、磁気ヘッド2およびロー
ドビーム4を上記ディスクカセット30’のヘッドウィ
ンドウの外側に退避させている。従って、上記ヘッドウ
ィンドウを介して一定バイアス磁界を印加する光変調方
式での磁気ヘッド(図示せず)をディスク面上にアクセ
スできるのである。
【0034】(第4の実施例)次に、第4の実施例を図
16ないし図19を用いて説明する。ここでは、センサ
5と揺動部材1とを一体化した機械的構造が示されてい
る。すなわち、上記センサ5の係合子5Aは上記揺動部
材1の下側に突出する形で設けられており、これが、カ
セットホルダー20に形成した開口部20Aを介して、
ディスクカセット30あるいは30’に対峙している。
また、上記係合子5Aを上記ディスクカセット側に押圧
する付勢力は、上記揺動部材1を付勢するトーションば
ね17Aを兼用することで与えられる。
【0035】このような構成では、上記カセットホルダ
ー20に、通常の光変調型の光磁気ディスクのディスク
カセット30’を装填した場合、図18および図19に
示すように、シャッター31の上面で上記係合子5Aが
押し上げられており、揺動部材1がその係止部で係合部
材3Aを上向き(図19の矢印のように)に押圧してい
る。このため、上記ディスクカセット30’の装填が完
了しても、磁界変調方式の磁気ヘッド2およびこれを支
持するロードビーム4は退避状態に保持される(図18
参照)。
【0036】また、上記カセットホルダー20に、磁界
変調型の光磁気ディスクのディスクカセット30を装填
した場合、図16および図17に示すように、シャッタ
ー31に形成した溝33内に上記係合子5Aが挿入さ
れ、このため、揺動部材1が、その係止部を上記係合部
材3Aから離反する(図17参照)。このため、上記デ
ィスクカセット30の装填が完了した段階では、磁気ヘ
ッド保持体3がストッパー7に衝接するまで回動し、上
記磁気ヘッド2およびロードビーム4は光磁気ディスク
40のディスク面上に接近された状態になる(図16参
照)。
【0037】(第5の実施例)このような光磁気ディス
ク装置の構成およびこれに対応する光磁気ディスクのデ
ィスクカセットの形状の特徴的部分の実施態様は、種
々、変形した形で実施できるが、上記ディスクカセット
の変形例は、例えば、以下のようになる。
【0038】図20には、磁界変調方式でバイアス磁界
を与えるための磁気ヘッドを備えた浮上式スライダーを
ヘッドウィンドウに挿入する側のシェル面に、矢印形状
の溝穴35を設けたものが示されている。そして、この
溝の有無で、例えば、無い場合には、機械的連動で、磁
気ヘッドの退避動作を行なわせ、また、有る場合には、
この溝に対して、前述のようなセンサの係合子を挿入さ
せることにより、その光磁気ディスクの種類を判別し、
ディスク面にアクセスさせるのである。
【0039】図21には、光磁気ディスクの種類判別用
の被検出部として、シャッタースライド32の形状を用
いたものが示されている。ここでは、上記シャッタース
ライドが、通常の高さtに対してt+Δtになるよう
に、ディスクカセットの挿入方向に突出するように設定
してある。そして、この高さの相違を機械接触型のセン
サで判別するのである。
【0040】図22には、光磁気ディスクの種類判別用
の被検出部として、シャッター31の形状を用いたもの
が示されている。ここでは、上記シャッタースライド
が、通常の高さに対してΔtだけ高くなるように、ディ
スクカセットの挿入方向に突出する形態をなしている。
そして、この高さの相違を機械接触型のセンサで判別す
るのである。
【0041】図23(a)には、ディスクカセットを装
填した際、それが裏返しである場合を判別するため、従
来から備えられた面取り部分34’を、そのまま装備し
ているか、廃止しているか(隅部34のまま)で、光磁
気ディスクの種類判別を行なうようにしたものが示され
ている。また、図23(b)に示すように、面取りとは
逆の形状に窪み34”を付けるようにしてもよい。
【0042】面取りを廃止したディスクカセットでは、
その装填時、面取り横の窪み36に機械接触型のセンサ
の係合子が挿入される形式を採用しても良い。なお、実
質上は、面取り横の窪みにシャッタ開閉用のピンが落ち
込むので、面取りを廃止することによる支障は何もな
い。
【0043】このように、ディスクカセットの特徴部分
が、凹凸形状の違いで与えられ、これを被検出部とし
て、機械接触型のセンサで検出することにより、装填さ
れた光磁気ディスクの種類判別を行なうことができる。
なお、図22および23で示す形状の特徴部分は、シャ
ッタ解放後に、そのシャッタ開閉機構とは反対側でも、
検出が可能なため、光磁気ディスク装置の装填部におい
て、シャッタ開閉機構の構成に何らの制約も与えない。
【0044】次に、図22に示すディスクカセットの特
徴部分に適応する光磁気ディスク装置の構成を図24な
いし図28を参照して説明する。ここでは、第3の実施
例に示す構成とは異なり、光磁気ディスクの種類判別の
ための機械接触型のセンサ5は、一端に係合子5Aを備
え、他端5Cを揺動部材1の下側に対して挿脱自在に挿
入できるように側方に対峙させるとともに、中間部で枢
支軸5Bにより上記ディスクカセットホルダー20上に
枢支されており、そこに設けた引張ばね17で、その係
合子5Aを前後方向に付勢している。この係合子5Aが
上記ディスクカセット30の前縁に対峙する個所は、丁
度、シャッター31が開放されて、スライドした位置で
ある。なお、上記実施例で、揺動部材1は、トーション
ばね17Aの働きで、係合部材3Aから係止部を離す方
向に回動偏奇されている。
【0045】この光磁気ディスク装置で使用される磁気
変調型のディスクカセット30の特徴的部分は、図22
に示すように、シャッター31の前縁が特別に突出した
形状である。これに対して、同じ光磁気ディスク装置で
使用される光変調型のディスクカセット30’は、図1
5(b)に示すように、シャッター31’の前縁が通常
の形である。
【0046】このような構成では、磁界変調型のディス
クカセット30がディスクカセットホルダー20に装填
された場合、シャッター31の開放が完了した段階で、
上記係合子5Aが上記シャッターの前縁で押され、引張
ばね17に抗して上記揺動部材1の下側から他端5Cを
引出す(図25および図26を参照)ので、上記センサ
5と揺動部材1との係合が解除されるから、上記ディス
クカセットホルダー20が降下して、ディスクをスピン
ドルモーター80上にセットした段階で、その係止部で
係合部材3Aを押し上げることがなく、従って、磁気ヘ
ッド2およびロードビーム4は上記ディスクカセット3
0のヘッドウィンドウ(ヘッド挿入窓)内に挿入され、
上記磁気ヘッド2は、所定の間隙を保って、ディスク面
に対峙される。
【0047】また、上記ディスクカセットホルダー20
が上昇して、スピンドルモータ80からディスクをリリ
ースした時には、係合部材3Aが上記揺動部材1に当た
り、上記ディスクカセットホルダー20の上昇で押し上
げられ、磁気ヘッド保持部材3を回動するから、上記磁
気ヘッド2は上記ディスクカセット30のヘッドウィン
ドウより上方に退避する。
【0048】一方、光変調型のディスクカセット30’
がディスクカセットホルダー20に装填された場合、シ
ャッター31の開放が完了した段階でも、上記シャッタ
ー31の前縁は、例えば、ギャップGpを残して、係合
子5Aに当たらず、このため、上記センサ5と揺動部材
1との係合が保持される(図27および図28を参
照)。このため、上記ディスクカセットホルダー20が
降下して、ディスクをスピンドルモーター80上にセッ
トした段階でも、その係止部で係合部材3Aを押し上げ
ていて、磁気ヘッド2およびロードビーム4を上記ディ
スクカセット30’のヘッドウィンドウの外側に退避さ
せている。従って、上記ヘッドウィンドウを介して一定
バイアス磁界を印加する光変調方式での磁気ヘッド(図
示せず)をディスク面上にアクセスできるのである。
【0049】(第6の実施例)次に、図22(a)に示
すディスクカセットの特徴部分に適応する光磁気ディス
ク装置の構成を図29ないし図32を参照して説明す
る。ここでは、第4の実施例に示す構成とは異なり、光
磁気ディスクの種類判別のための機械接触型のセンサ5
は、上記揺動部材1の延長部1Cの端に、下方に突出す
る形で設けられており、これが、カセットホルダー20
に形成した開口部20Aを介して、ディスクカセット3
0あるいは30’に対峙している。なお、上記係合子5
Aを上記ディスクカセット側に押圧する付勢力は、上記
揺動部材1を付勢するトーションばね17Aを兼用する
ことで与えられる。
【0050】このような構成では、上記カセットホルダ
ー20に、通常の光変調型の光磁気ディスクのディスク
カセット30’を装填した場合、図31および図32に
示すように、シャッター31の隅部に形成した面取り部
分34’で上記係合子5Aが落ち込み、揺動部材1がそ
の係止部で係合部材3Aを上向き(図32の矢印のよう
に)に押圧している。このため、上記ディスクカセット
30’の装填が完了しても、磁界変調方式の磁気ヘッド
2およびこれを支持するロードビーム4は退避状態に保
持される(図31参照)。
【0051】また、上記カセットホルダー20に、磁界
変調型の光磁気ディスクのディスクカセット30を装填
した場合、図29および図30に示すように、ディスク
カセット30の隅部34(面取りがなされていない)で
上記係合子5Aが押し上げられ、このため、揺動部材1
が、その係止部を上記係合部材3Aから離反する(図3
0参照)。このため、上記ディスクカセット30の装填
が完了した段階では、磁気ヘッド保持体3がストッパー
7に衝接するまで回動し、上記磁気ヘッド2およびロー
ドビーム4は光磁気ディスク40のディスク面上に接近
された状態になる(図29参照)。
【0052】(第7の実施例)次に図33を参照して、
図20に示すディスクカセットの形状の特徴部分に適応
する機械接触型のセンサについて説明する。ここでは、
カセットホルダー20の上に上記センサとしてマイクロ
スイッチ120が装備してあり、これには、ディスクカ
セット30の矢印形状の溝穴35に対応する、板ばねよ
り構成された係合子125が、上記マイクロスイッチの
接触子として、備えられている。また、この光磁気ディ
スク装置では、制御系で、上記マイクロスイッチ120
のオン・オフ動作を電気的信号として検出し、磁気ヘッ
ド保持体3(111)に設けた係合部材3A(106)
を押圧する押圧駆動部材(107)を備えている。
【0053】なお、他の構成は、従来の構成と同じなの
で、その説明を省略する。このような電気的な構成を採
用する場合には、図34(a)ないし(c)に示すよう
に、従来例で説明したような光磁気ディスク装置の制御
系がそのまま、採用できる。なお、図34(a)は光変
調型のディスクが装填された場合を示し、図34(b)
は磁気変調型のディスクが装填された場合を示す。な
お、図34(c)には、何れの種類のディスクについて
も、ディスクカセットをアンロードする状態を示してい
る。
【0054】(第8の実施例)また、図35を参照し
て、図23に示す特徴部分を備えたディスクカセットに
適応する光磁気ディスク装置のセンサの構造を説明す
る。ここでは、センサとして、上述のようなマイクロス
イッチが採用されており、その機械接触型の係合子とし
て、ベルクランク型の部材124が採用されている。上
記部材124はピン123をカセットホルダー20に枢
支しており、また、一端に被検出部34に対応する係合
部125を備え、更に、他端を上記マイクロスイッチの
押しボタンに対応させている。
【0055】(付記)なお、上述の図33および図35
に示す上記マイクロスイッチに代えて、センサとして、
遮光型フォトセンサーを採用してもよい。また、上述の
ディスクカセットの形状の特徴的部分の構成を、その製
造上の利点から工夫したものが、図36に示されてい
る。ここでは、被検出部として、穴35がカセットシェ
ルに穿ってあるか否かで、光磁気ディスクの種類を、光
変調型か磁気変調型か、判別するのである。この判別に
用いられる機構は、機械接触型のセンサの係合子として
プラグ37を用い、これを上記穴35に挿入すること
で、上記検出を行なうように構成される。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになるの
で、簡単な構成で、ディスクカセットのロード/アンロ
ードに対応した磁気ヘッドの退避と、ディスクの種類に
応じて磁気ヘッドをディスクから異なる位置に保持する
2つの機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例を示す側面図である。
【図3】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図4】図3のA矢印方向からの端面図である。
【図5】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図6】図5のB矢印方向からの端面図である。
【図7】本発明の第2の実施例を(a)、(b)で示す
使用態様の端面図である。
【図8】本発明に係わるディスクカセットの斜視図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図10】上記実施例を示す側面図である。
【図11】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図12】図11のA矢印方向からの端面図である。
【図13】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図14】図13のB矢印方向からの端面図である。
【図15】本発明に係わるディスクカセットの斜視図で
ある。
【図16】本発明の第4の実施例の使用態様を示す側面
図である。
【図17】図16の端面図である。
【図18】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図19】図18の端面図である。
【図20】本発明に係わるディスクカセットの他の実施
例を示す斜視図である。
【図21】本発明に係わるディスクカセットの他の実施
例を示す斜視図である。
【図22】本発明に係わるディスクカセットの他の実施
例を示す斜視図である。
【図23】本発明に係わるディスクカセットの他の実施
例を(a)、(b)で示す斜視図である。
【図24】本発明の第5の実施例を示す斜視図である。
【図25】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図26】図25のA矢印方向からの端面図である。
【図27】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図28】図27のB矢印方向からの端面図である。
【図29】本発明の第6の実施例の使用態様を示す側面
図である。
【図30】図29のA矢印方向からの端面図である。
【図31】上記実施例の使用態様を示す側面図である。
【図32】図31のB矢印方向からの端面図である。
【図33】本発明の第7の実施例を示す斜視図である。
【図34】上記実施例の使用態様を(a)〜(c)で示
す側面図である。
【図35】本発明の第8の実施例の使用態様を示す斜視
図である。
【図36】本発明に係わるディスクカセットの他の実施
例を示す斜視図である。
【図37】従来例の使用態様を示す側面図である。
【図38】従来例の使用態様を示す側面図である。
【図39】従来例の使用態様を示す側面図である。
【符号の説明】
1 揺動部材 2 磁気ヘッド 3 磁気ヘッド保持部材 3A 係合部材 4 ロードビーム 6 光学ヘッド 7 ストッパー 10 キャリッジ 11 係合当接部材(センサ) 11B 係合子 20 ディスクカセットホルダー 30 ディスクカセット 40 光磁気ディスク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界変調方式の光磁気ディスクと、非磁
    界変調方式の光ディスクの両方に対して情報の記録また
    は再生が可能な光磁気ディスク装置であって、前記ディ
    スクにレーザ光を照射する光ピックアップと、前記ディ
    スクに情報に応じて変調された磁界を印加するための磁
    気ヘッドと、前記光ピックアップと磁気ヘッドとを搭載
    し、前記ディスクの径方向にスレッド移動するキャリッ
    ジと、前記ディスクを収納したディスクカセットを保持
    し、情報の記録または再生が行われるロード位置と、装
    置内へのディスクカセットの装填を行うためのアンロー
    ド位置との間を移動するカセットホルダーとを備えた装
    置において、 前記磁気ヘッドは、前記キャリッジに回動可能に取り付
    けられたアームによって支持されており、該アームはば
    ね力によって磁気ヘッドがディスクに近接する方向に付
    勢されていること、 前記キャリッジには、ばね力に抗して、磁気ヘッドによ
    って磁界変調方式の光磁気ディスクに記録を行うための
    第1の位置にアームを止めるストッパーが設けられてい
    ること、 前記アームは、カセットホルダーがアンロード位置にあ
    る時には、このカセットホルダーに連動して、磁気ヘッ
    ドがディスクカセットから退避した第2の位置に止めら
    れていること、 前記ディスクカセットは、収納したディスクが磁界変調
    方式の光磁気ディスクか非磁界変調方式の光ディスクか
    によって異なる形状の部位を有していること、 前記カセットホルダーには、前記部位に当接してディス
    クが磁界変調方式の光磁気ディスクの場合には第1の状
    態に、ディスクが非磁界変調方式の光ディスクの場合に
    は第2の状態に機械的に変化する部材が設けられている
    こと、 および、前記部材が第2の状態の時には、この部材がア
    ームに当接し、前記ばね力に抗してアームを第1の位置
    と第2の位置の間の、磁気ヘッドがディスクから離れた
    第3の位置に止め、前記部材が第1の状態の時には、こ
    の部材はアームの回動を規制せず、アームが前記ストッ
    パーによって第1の位置に止められることを特徴とする
    光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記アームは弾性部材から成り、前記磁
    気ヘッドはアームの先端に取り付けられた浮上型スライ
    ダーに搭載されていることを特徴とする請求項1に記載
    の光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記非磁界変調方式の光ディスクは、光
    変調型光磁気記録媒体またはROMディスクから成るこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の光磁気ディス
    ク装置。
  4. 【請求項4】 前記磁界変調方式の光磁気ディスクと非
    磁界変調方式の光ディスクの一方を収納したディスクカ
    セットには貫通溝が設けられ、他方を収納したディスク
    カセットには貫通していない溝が設けられており、これ
    らが前記部位を構成していることを特徴とする請求項1
    ないし3の何れか1項に記載の光磁気ディスク装置。
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