JP3019201B2 - L字型タイル形成用の連結紙貼着装置 - Google Patents

L字型タイル形成用の連結紙貼着装置

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JP3019201B2
JP3019201B2 JP8337529A JP33752996A JP3019201B2 JP 3019201 B2 JP3019201 B2 JP 3019201B2 JP 8337529 A JP8337529 A JP 8337529A JP 33752996 A JP33752996 A JP 33752996A JP 3019201 B2 JP3019201 B2 JP 3019201B2
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tiles
conveyor
tile
plate
forming
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芳敬 坂本
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芳敬 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図11に示すよう
に、裏面の端縁に面取りbの施された一対のタイルa,
aの面取りされた端縁同士を接着してL字型タイルを形
成するのに先立ち、一対のタイルa,aを端縁同士の間
に隙間cをあけて突き合わせて表面に連結紙dを貼着す
る装置に関する。
【0002】なお、一対のタイルa、aの互いに突き合
わせる端縁同士の間に隙間cを設けるのは面取りb,b
に接着剤を塗って、図11に鎖線で示すように、一方の
タイルaを90°曲げた場合に隙間cが無いと連結紙が
引っ張られて破れるからである。
【0003】
【従来の技術】本件特許出願人は上記L字型タイル形成
用の連結紙貼着装置について実用新案登録出願をし、実
開平7−34134号として出願公開された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】陶磁製タイルは大きさ
が一定ではない。
【0005】記公開公報に記載された考案において
は、タイルを一対ずつ手でテーブル上に載せて連結紙を
張り付けるようになっているためタイルの大きさが異な
っても問題はないが、コンベアで順次に搬送しつつ連結
紙を張り付ける場合には、タイルを押すためにコンベア
に突設された仕切板の間隔が一定であると、小さいタイ
ルでは無駄なスペースが生じて作業能率が低く、逆に、
仕切板の間隔より大きいタイルには適用することができ
ないという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】このよう
な課題を解決するための手段として、本発明はタイルを
搬送するコンベアの幅方向において搬送方向に間隔の異
なる仕切り板を突設したから結合長さの異なる複数種類
のタイルに連結紙を張り付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0008】図1において、1は一定の間隔をあけて平
行に配置された左右2本の水平フレームであって、その
中に装置されたスプロケット2に無端チェーン3が掛け
渡され、左右の無端チェーン3のリンク4に差し渡され
た平板5にゴム板6が張り付けられてその間から平板5
に固着された長さの異なる仕切り板7が突出していて
(図5参照)、横方向において順次に搬送方向の長さが
異なる4種類のタイルaが前後の仕切り板7の間に余裕
をもって載置されて矢印の方向に間欠的に搬送されるコ
ンベア8が構成されている。
【0009】左右2本の水平フレーム1の長さ方向の中
央部には縦フレーム9が立設されて2本の案内杆10と
ラック11が差し渡され、案内杆10に摺動自由に嵌合
した摺動体23に取り付けられたモーター13により回
転駆動されるピニオン14がラック11にかみ合ってい
て、モーター13の駆動により摺動体23がコンベア8
を横切る方向に移動するようになっているとともに、摺
動体23には、図2に示すように、可動フレーム24が
上下摺動自由に取り付けられていて摺動体23を通して
その上面板25に螺合されたねじ棒63をハンドル28
により回転させることにより上下動するようになってお
り、上面板25に下向きに固定された2本のガイドバー
26に箱体12が上下摺動自由に嵌合され、上面板25
に下向きに取り付けられたモーター27により回転駆動
されるねじ棒29に箱体12が螺合されてモーター27
の駆動により上下動するようになっている。
【0010】箱体12のコンベア6の搬送方向後ろ側の
面には上下2本ずつのガイドバー15が水平に植設され
ていてその先端に結合板16が結合されている。
【0011】上側のガイドバー15には、図3に示すよ
うに、摺動板17が摺動自由に差し渡されてその両側の
垂下部に歯車箱18が一体に形成されている。
【0012】両歯車箱18内には、図4に示すように、
歯車箱18に回転のみを自由に支持されてその歯車箱1
8の外側にねじ19が切られて端部にノブ20が固定さ
れたねじ軸21に固定された第1歯車22と、歯車箱1
8の反対側に回転のみを自由に支持されて歯車箱18の
外側にねじ30が切られたねじ軸31に固定された第2
歯車32とがかみ合っており、歯車箱18の外側に固定
されたモーター33の出力軸34にキー35とキー溝3
6によって軸方向の退避位置に移動可能な駆動歯車37
が取り付けられ、この駆動歯車37は中間歯車38とか
み合い、中間歯車38は第1歯車22とかみ合ってい
る。
【0013】歯車箱18の前後には左右ともに上下のガ
イドバー15に移動体39が摺動自由に嵌合していてそ
の外側に突設された突片40に上記ねじ軸21、31の
ねじ19、30が螺合しているとともに、その下部に固
定された水平板41の対向面に、図3に示すように、エ
アーシリンダ42が取り付けられてそのピストンロッド
の先端に水平板41の下方に突出する押圧体43が固定
され、さらに、水平板41の下面に、図2に示すよう
に、爪44が突設されている。
【0014】図2に示すように、箱体12に水平に固定
されたモーター45の出力軸に固定されたスプロケット
46と結合板16に支持されたスプロケット47に掛け
渡されたタイミングベルト48が、図3に示すように、
摺動板17に固定されてモーター45の駆動により歯車
箱18及び移動体39がガイドバー15に沿って移動す
るようになっている。
【0015】可動フレーム24には連結紙dのロール
e、ロールeから繰り出された連結紙dを掛け回すロー
ラー49、50、その連結紙dをタイルaに押し付ける
押圧ローラー51、一対のタイルa、aの間に隙間cを
設けるためのスペーサ52、連結紙dを一対のタイル
a,aに張り付けるためのブラシ53、連結紙dを切断
するために一対のタイルa、aを押さえる押さえ板5
4、この押さえ板54をタイルaに押し付けるエアーシ
リンダ55、モーター56によって回転駆動されるカッ
ター57、このカッター57を上下動させるエアーシリ
ンダ58が取り付けられている。
【0016】両側の水平フレーム1の両端間に差し渡さ
れた2つのガイド59によってコンベア8上においてそ
の搬送方向と平行に配置されることにより搬送方向と直
交する方向に移動調節可能な2つのスライド板60の対
向位置に、図3に示すように、タイルaをスペーサ52
に押し付ける押圧板61とこれを進退駆動するエアーシ
リンダ62が取り付けられている。
【0017】次に、本実施の形態の作動を説明する。
【0018】まず、図1に示すように、2本のスライド
板60をガイド59に沿って移動させて、仕切り板7の
間隔が接着しようとするタイルaの長さに合うコンベア
8の幅方向の位置を定め、次に、モーター13を駆動し
てラック11とピニオン14とのかみ合いにより可動フ
レーム24をコンベア8の幅方向に移動させてスペーサ
ー52が2枚のスライド板60の中間に位置させ、か
つ、ハンドル28を回して可動フレーム24を上下動さ
せることによりスペーサー52や押圧ローラー51など
の高さををタイルaの厚さに応じて調節する。
【0019】また、両側の歯車箱18のノブ20を握っ
てねじ軸21を回転させることにより移動体39をガイ
ドバー15に沿って接離両方向に移動させて、前後の水
平板41の間隔をタイルaの幅に合わせて調節する。
【0020】このとき、駆動歯車37を出力軸34上で
スライドさせて中間歯車38とのかみ合いを外しておく
ことによりねじ軸21が軽く回るようにしておき、調節
が終わった後に駆動歯車37を戻して中間歯車38にか
み合わせる。
【0021】次いで、タイルaをスペーサー52の両側
において2枚ずつコンベア8に載せ、仕切り板7で押し
ながら前方へ搬送する。
【0022】タイルaが所定の位置に達すると、エアー
シリンダ62が作動して押圧板61がタイルaをスペー
サー52の両側に押し付けた後、モーター27の駆動に
より箱体12が下降すると同時に両側の歯車箱18のモ
ーター33が回転し、ねじ軸21、31が回転して前後
の水平板41が接近し、その下面に突設された爪44が
タイルaを前後から挟持し、さらに、エアーシリンダ4
2が作動してタイルaを押圧体43で押さえる。
【0023】この動作はスペーサー52の両側において
独立して行われるため、両側のタイルaの幅が異なって
いても中心に寄せられて幅の差は前後に振り分けられて
目立たない。
【0024】この間、摺動板17とその取り付け部品は
タイミングベルト48に連結されてモーター45により
駆動されることにより移動体39とともにガイドバー1
5に沿ってコンベア8と同速度で移動する。
【0025】このようにして2枚のタイルaの整列が終
わると、モーター27の逆転により箱体12がガイドバ
ー15とともに上昇し、かつ、モーター45の逆転によ
り摺動板17とその取り付け部品および移動体39がガ
イドバー15に沿って元の位置に戻る。
【0026】一定の間隙cを空けて整列された2枚のタ
イルaはコンベア8により前方へ搬送されつつロールe
から繰り出された連結紙dが押圧ローラー51により押
し付けられ、ブラシ53でこすり付けられた後、押さえ
板54で押さえ付けられた状態でカッター57により切
断される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の斜視図である。
【図2】その要部の断面図である。
【図3】その要部の分解斜視図である。
【図4】歯車箱の一部切欠斜視図である。
【図5】コンベアの一部の拡大斜視図である。
【図6】押圧ローラーの拡大斜視図である。
【図7】カッターの拡大斜視図である。
【図8】タイルaを位置決めする手順を示す正面図であ
る。
【図9】タイルaを位置決めする手順を示す側面図であ
る。
【図10】タイルaを位置決めする手順を示す平面図で
ある。
【図11】タイルaの連結状態の斜視図である。
【符号の説明】
7:仕切り板 8:コンベア 15:ガイドバー 18:歯車箱 43:押圧体 44:爪 52:スペーサー 57:カッター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端縁の裏面に面取りの施された一対のタ
    イルの面取りされた端縁同士を接着してL字型タイルを
    形成するのに先立ち、前記一対のタイルを前記端縁同士
    の間に隙間をあけて突き合わせて該一対のタイルをコン
    ベアで搬送しつつ表面に連結紙を貼着するようにしたL
    字型タイル形成用の連結紙貼着装置において、前記コン
    ベアの表面に、該コンベアの幅方向において搬送方向に
    間隔の異なる仕切り板を突設したL字型タイル形成用の
    連結紙貼着装置。
JP8337529A 1996-12-02 1996-12-02 L字型タイル形成用の連結紙貼着装置 Expired - Lifetime JP3019201B2 (ja)

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