JP3018855B2 - 台間玉貸機 - Google Patents

台間玉貸機

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JP3018855B2
JP3018855B2 JP5218950A JP21895093A JP3018855B2 JP 3018855 B2 JP3018855 B2 JP 3018855B2 JP 5218950 A JP5218950 A JP 5218950A JP 21895093 A JP21895093 A JP 21895093A JP 3018855 B2 JP3018855 B2 JP 3018855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台の間に設置
され、パチンコ玉を貸し出すための台間玉貸機に関し、
高額紙幣(例えば5000円,10000円紙幣)の受
入れを可能とする台間玉貸機の玉貸出及び釣銭払出制御
に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ台の間に設置され、受入貨幣が
硬貨専用の台間玉貸機は、一般に受入(投入)硬貨(1
00円,500円硬貨)に対応した玉数(現在一般に1
00円分は25個)のパチンコ玉を玉受取口又は隣接の
パチンコ台の玉受け皿へ貸し出すようになっているが、
紙幣の受入れが可能の台間玉貸機としては、低額紙幣
(1000円紙幣)専用のものが知られている。この低
額紙幣用台間玉貸機は挿入した紙幣の金額分の玉数を無
条件に貸し出すものであるが、高額紙幣(5000円,
10000円)の受入れができないので、1000円分
を超える金額の玉貸出を行なうには、利用者自身が低額
紙幣を何度も挿入してやらねばならず、挿入操作が煩雑
であるばかりか、持合せの高額紙幣から読み取り可能の
低額紙幣への両替を行なう必要もある。
【0003】他方、高額紙幣(5000円,10000
円紙幣)の受入れも可能な台間玉貸機も知られている。
この高額紙幣用台間玉貸機は、高額紙幣を投入すると、
一旦その受入金額を識別金額として表示器で表示し、利
用者が数種の玉貸し金額指定用の玉貸しスイッチを操作
することにより予め玉貸出金額を設定した後、その貸出
金額に対応する玉数が貸し出されると共に、利用者が精
算スイッチを操作することにより貸出可能状態が解除さ
れて識別金額と貸出金額との差額に相当する釣銭硬貨が
1枚づつ払い出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
高額紙幣の受入れが可能の台間玉貸機においては、挿入
金額(識別金額)を表示する表示器と貸出金額を表示す
る表示器とを必要とし、また精算スイッチの外に数種の
玉貸し金額指定用の玉貸しスイッチを必要としており、
台間玉貸機の部品点数が多く、台間玉貸機の低コスト化
の要請に応えることが難しい。
【0005】そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、玉貸出及び釣銭払出しの制御方式を改良することに
より、表示器やスイッチ類の部品点数を削減し、低コス
トの台間玉貸機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が講じた第1の手段は、受入れた紙幣の金種
を識別して読み取り信号を発生する紙幣読み取り装置
と、制御手段からの玉払い制御信号に応じ所定の玉数単
位ずつでパチンコ玉を払い出す玉払い出し装置と、上記
制御手段からの硬貨払い制御信号により所定金種の釣銭
硬貨を払い出す硬貨払い出し装置とを有する台間玉貸機
において、上記制御手段は上記読み取り信号により上記
受入紙幣がが所定の高額紙幣であるか否かを判定して高
額紙幣であるときに作動する高額紙幣制御手段を備えて
おり、上記高額紙幣制御手段は、受入紙幣の金額から規
定玉貸し金額を差引きその差額を算出すると共に、その
規定玉貸し金額に相当する玉払い制御信号を発生する無
条件規定玉貸し制御手段と、その差額から単位玉貸し金
額を繰り返して差引き残金額を算出すると共に、その差
引き動作のたびに上記玉払い制御信号を発生する逐次玉
貸し制御手段と、精算操作部材に対する操作を契機に上
記逐次玉貸し制御の繰り返し動作を停止させる玉貸し動
作停止制御手段と、上記精算操作部材に対する操作を契
機に上記残金額を規定金額で除して釣銭硬貨の枚数及び
余り金額を算出し、その硬貨枚数に相当する硬貨払い制
御信号を発生すると共に、その余り金額に相当する上記
玉払い制御信号を発生する精算制御手段とを有してお
り、そしてまた前記残金額を表示する残金額表示部材を
備えるものである。
【0007】また上記第1の手段を更に具体化した第2
の手段における上記高額紙幣制御手段10は、図1に示
すように、上記読み取り信号aの発生を契機に玉払い停
止制御信号bを受けるまで上記玉払い制御信号cを繰り
返して発生する玉払い動作繰り返し制御手段11と、上
記玉払い動作繰り返し制御手段11の上記玉払い制御信
号cの発生のたびに単位玉貸し金額を累積して経時的に
推移する玉貸し金額を算出し、それに相当する玉貸し金
額信号dを発生する玉貸し金額演算手段12と、上記硬
貨払い信号eの発生のたびに単位釣銭金額を累積して経
時的に推移する釣銭金額し、それに相当する釣銭金額信
号fを発生する釣銭金額演算手段13と、上記読み取り
信号aに基づく上記受入金額に対して上記玉貸し金額信
号dに基づく玉貸し金額及び上記釣銭金額信号fに基づ
く上記釣銭金額を差引いて経時的に推移する残金額を算
出し、それに相当する残金額信号gを発生する残金額演
算手段14と、上記残金額信号gに基づく上記残金額が
零であるか否かを判定し、零であるときには上記玉払い
停止制御信号bを発生する玉貸し停止制御手段15と、
精算操作部材16による精算信号hの発生を契機に上記
玉貸し金額信号dに基づく上記玉貸し金額が規定玉貸し
金額を超えるか否かの判定を繰り返し、上記玉貸し金額
が上記規定玉貸し金額になると規定玉貸し完了信号iを
発生する規定玉貸し判定手段17と、上記規定玉貸し完
了信号iの発生を契機に上記残金額信号gに基づく残金
額を上記釣銭硬貨の整数倍である規定金額で除して釣銭
硬貨の枚数を算出し、その硬貨枚数に相当する上記硬貨
払い制御信号eを発生する釣銭精算手段18とを有して
おり、さらにまた上記残金額信号gに基づく残金額を表
示する残金額表示部材19を備えるものである。ここ
で、第2の手段における玉払い動作繰り返し制御手段1
1,玉貸し金額演算手段12,残金額演算手段14,規
定玉貸し判定手段17は第1の手段における無条件規定
玉貸し制御手段に相当している。また、玉払い動作繰り
返し制御手段11,玉貸し金額演算手段12,残金額演
算手段14は第1の手段におけるち逐次玉貸し制御手段
に相当している。更に、第2の手段における規定玉貸し
判定手段17,玉貸し停止制御手段15,釣銭精算制御
手段18,釣銭金額演算手段13,残金額演算手段14
は第1の手段における玉貸し動作停止制御手段に相当し
ている。更にまた、第2の手段における釣銭精算手段1
8,玉払い動作繰り返し制御手段11は第1の手段にお
ける精算制御手段に相当している。
【0008】ここでまた、上記釣銭精算手段18として
はその規定金額を外部から設定可能の規定金額設定手段
20を備えてなることが望ましい。また、上記読み取り
信号aの発生を契機に点灯すると共に、上記精算操作部
材16の操作により消灯する精算表示部材21を設ける
ことが望ましい。そしてまた、硬貨払出し手段5は、上
記釣銭硬貨5aの同時払い出し枚数を切り換え可能の払
出し枚数切換手段を有してなることが望ましい。
【0009】
【作用】第1の手段においては、利用者が紙幣を紙幣読
み取り装置へ挿入すると、これにより読み取り信号が発
生し、高額紙幣制御手段が高額紙幣(例えば5000円
紙幣,10000円紙幣)であるか否かを判断する。高
額紙幣である場合には、以下のような処理が行なわれ
る。まず、無条件規定玉貸し制御手段が規定玉貸し金額
(例えば1000円)に相当する玉払い制御信号を発生
し、これにより玉払い出し装置からそれに相当する玉数
(例えば1000円のときは250個)のパチンコ玉が
無条件に払い出される。この無条件玉貸しフェーズにお
いては、残金額表示部材には受入金額から単位玉貸し金
額を逐次差し引いた残金額(差額)が逐次表示されてい
るが、玉貸し金額が規定玉貸し金額に満たない時点で精
算部材が操作されても、玉貸し動作は停止せず、無条件
玉貸しフェーズでは精算操作部材の操作の有無に拘ら
ず、規定玉貸し金額分だけの玉数が最少限払い出され
る。
【0010】このような無条件玉貸しフェーズは従来の
低額紙幣のみの受入が可能の台間玉貸機と同様の払出し
動作に対応している。この無条件玉貸しフェーズの終了
時点では、受入金額から規定玉貸し金額を差し引いた差
額が算出されており、その後、逐次玉貸し制御手段がそ
の差額から単位玉貸し金額を繰り返し差引き残金を算出
し、その差引き動作のたびに玉払い制御信号を発生す
る。これにより玉払い出し装置からそれに相当する玉数
のパチンコ玉が貸し出される。この逐次玉貸しフェーズ
は残金額が零になる時まで又は精算操作部材が操作され
る時まで続く。即ち、精算操作部材が操作されると、玉
貸し動作停止制御手段が逐次玉貸し動作を停止させ、精
算制御手段が残金額を規定金額(例えば500円,10
00円)で除して釣銭硬貨の枚数と余り金額を算出し、
その硬貨枚数に相当する硬貨払い制御信号を発生すると
共に、その余り金額に相当する玉払い制御信号を発生す
る。これにより硬貨払い出し装置が釣銭硬貨を払い出す
と共に、玉払い出し装置が余り金額に相当する玉数のパ
チンコ玉を払い出す。ここで、規定金額が500円のと
きはこれに満たない余り金額分に相当する玉数が払い出
され、規定金額1000円のときはこれに満たない余り
金額分に相当する玉数が払い出される。従って、規定玉
貸し金額以上の貸出を受けるには、利用者は残金額表示
部材の表示額(残金額)を見ながら受入金額と規定玉払
い金額の差額以下になった残金額が表示された時点で精
算操作部材を操作すると、受入金額とその残金額との差
額(玉貸し金額)に相当する玉数が払い出されると共
に、余り金額に相当する玉数も加算されて払い出され
る。このように、本発明に係る台間玉貸機は高額紙幣を
投入すると、精算操作部材が操作されない限り、いわ
ば、たれ流し方式でパチンコ玉の払い出しが可能となっ
ている。もっとも、たれ流し方式と言っても、玉受け皿
等への玉排出部側にパチンコ玉の供給過剰による玉詰ま
りが起こると、従来一般に台間玉貸機の玉貸し動作や制
御は自動停止するようになっているので、無制限に玉が
溢れ出ることはない。この制御部のたれ流し制御を停止
させるためには利用者が精算操作部材を操作する必要が
ある。しかし、精算操作部材をいかなる時点で操作して
も、規定玉貸し金額分(最低限の貸し玉数)の玉貸しが
行なわれる。また、規定玉貸し金額以上の玉貸し金額に
なったとき精算操作部材を操作しても、その残金額が正
味の釣銭硬貨として返却されるのではなく、規定金額
(釣銭のきざみ金額)を満たない余り金額は硬貨として
ではなくパチンコ玉として払い出されるようになってい
る。従って、本発明に係る台間玉貸機においては、上記
の如くのたれ流し方式を採用しているため、精算操作部
材及び残金額表示部材を必要としているものの、貸し玉
数を指定するスイッチ類や玉貸し金額専用の表示機がな
く、従来の高額紙幣受入可能の台間玉貸機に比べて部品
点数が削減されている。従って、低コストの装置を実現
できる。また、パチンコ店側にとっては、玉貸し単価の
増大を見込めるというメリットや、規定金額を満たない
余り金額はパチンコ玉として払い出されるので、釣銭枚
数の準備等の手間も軽減されることになる。
【0011】硬貨払い出し装置に払い出し枚数切換手段
が備わっている場合には、同時に複数枚の硬貨の払い出
しができるので、硬貨払い出し時間を短縮することがで
きる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係る台間玉貸機の
構成を示す機能ブロック図、図2は同実施例の台間玉貸
機の外観を示す正面図である。この台間玉貸機100
は、マイクロコンピュータ(CPU)で構成される制御
手段(制御部)1と、投入硬貨2aの金種を識別する硬
貨識別装置2と、挿入紙幣3aの金種を識別して読み取
り信号(識別信号)aを発生する紙幣読み取り装置3
と、制御手段1からの玉払い制御信号cに応じ所定の玉
数単位(例えば100円分25個)ずつでパチンコ玉4
aを払い出す玉払い出し装置4と、制御手段1からの硬
貨払い制御信号eにより所定の金種の釣銭硬貨(例えば
100円硬貨,500円硬貨)5aを払い出す硬貨払い
出し装置5とを有している。制御手段1は、読み取り信
号aに基づく受入金額(紙幣金額)が所定の高額紙幣
(例えば5000円,10000円)であるか否かを判
定して高額紙幣のときに制御作動する高額紙幣制御手段
10を有している。
【0014】この台間玉貸機100は左右のパチンコ台
の間に設置され、一方のパチンコ台に対して専属的にパ
チンコ玉4aを貸し出すようになっており、図2に示す
如く、その正面には上から順に、紙幣識別装置3の紙幣
挿入口3b,硬貨識別装置2の硬貨投入口2b,3桁表
示(100円から99900円)の残金額表示器(残金
額表示部材)19,硬貨識別装置2の硬貨返却ボタン2
c,精算ボタン(精算操作部材)16及び精算表示器,
パチンコ台の玉受皿にパチンコ玉を排出供給する排出ノ
ズル25,パチンコ玉の玉受取口26及び釣銭硬貨等の
硬貨返却口27を備えている。
【0015】制御手段1における高額紙幣制御手段10
は、図1に示すように、紙幣読み取り装置3からの読み
取り信号aの発生から玉払い出し制御信号bを受けるま
での間に玉払い制御信号cを繰り返し間欠的に発生する
玉払い動作繰り返し制御手段11と、玉払い動作繰り返
し制御手段11の玉払い制御信号cの発生の度に単位玉
貸し金額(例えば100円)を累積して経時的に推移す
る玉貸し金額(現時点での総玉貸し金額)を算出し、そ
れに相当する玉貸し金額信号dを発生する玉貸し金額演
算手段12と、硬貨払い出し信号eの発生の度に単位釣
銭金額を累積して経時的に推移する釣銭金額(現時点で
の総釣銭金額)を算出し、それに相当する釣銭金額信号
fを発生する釣銭金額演算手段13と、読み取り信号a
に基づく受入金額(例えば5000円,10000円)
に対して玉貸し金額信号dに基づく玉貸し金額及び釣銭
金額信号fに基づく釣銭金額を差引いて経時的に推移す
る残金額(現時点での総残額)を算出し、それに相当す
る残金額信号gを発生する残金額演算手段14と、残金
額信号gに基づく残金額が零であるか否かを判定し、零
であるときには玉払い停止制御信号bを発生する玉貸し
停止制御手段15と、精算ボタン16による精算信号h
の発生を契機に玉貸し金額信号dに基づく玉貸し金額が
規定玉貸し金額を超えるか否かの判定を繰り返し、玉貸
し金額が規定玉貸し金額になると規定玉貸し完了信号i
を発生する規定玉貸し判定手段17と、規定玉貸し完了
信号iの発生を契機に残金額信号gに基づく残金額を釣
銭硬貨の整数倍である規定金額(例えば500円,10
00円)で除して釣銭硬貨の枚数を算出し、その釣銭枚
数に相当する釣銭払い制御信号eを発生する釣銭精算手
段18とを有している。また、本例においては、釣銭精
算手段18は規定金額(例えば500円,1000円)
を外部から設定可能の規定金額設定手段20を有してい
る。更に、精算ボタン16の表面には、読み取り信号a
の発生を契機に点灯すると共に、精算ボタン16の操作
により消灯する精算表示器28が重なっている。また上
述したように、図2に示す如く、残金額信号gに基づく
残金額のみを表示する残金額表示器19が設けられてお
り、この表示器19は3桁表示で、100円の硬貨が投
入されたときには最下位桁が「1」を表示し、1000
0円の紙幣が挿入されたときには最上位桁が「1」を表
示するので、結果的に100円から99900円の金額
表示が可能となっている。
【0016】次に、本例の動作を図3を参照して説明す
る。ここで、規定玉貸し金額は1000円、釣銭の規定
金額は500円、釣銭硬貨は500円とし、利用者が例
えば10000円紙幣を紙幣識別装置3の紙幣挿入口3
bへ挿入したものとすると、図3のステップ51におい
て、台間玉貸機100の制御手段1は紙幣識別装置3か
らの読み取り信号aに基づき受入紙幣が高額紙幣(50
00円又は10000円)であるか否かを判断し、高額
であるときには高額紙幣制御手段10が作動して高額紙
幣の処理に移行する。高額紙幣でないとき(例えば10
00円紙幣)にはステップ52において通常の玉貸し制
御が行なわれる。高額紙幣処理においては、まずステッ
プ53において、読み取り信号aの発生を契機に精算表
示制御手段29の制御により精算表示器21が点灯し、
利用者に対し精算が可能であることを告知する。次にス
テップ54において、残金額演算手段14からの残金額
信号gにより残金額が残金額表示器19に表示される。
ここで高額紙幣の挿入時直後での残金額は、玉貸し金額
及び釣銭金額が未だ零であるので、残金額演算手段14
の残金額は受入金額(識別金額)10000円である。
次に、ステップ55においては、読み取り信号aの発生
を契機に玉払い動作繰り返し制御手段11が最初の玉払
い制御信号cを発生し、これによって玉払い出し装置4
が単位玉貸し金額(100円分)の玉数単位(例えば2
5個)のパチンコ玉4aを払い出すると共に、玉貸し金
額演算手段12が単位玉貸し金額を累積して玉貸し金額
を算出し、それに相当する玉貸し金額信号dを発生す
る。そしてまた、残金額演算手段14は受入金額(10
000円)からその玉貸し金額(100円)を差引き残
金額(9900円)を算出する。この時点での残金額
(9900円)も残金表示器19の表示更新によって表
示される。次に、ステップ56においては、玉貸し停止
制御手段15により残金額が零であるか否かが判定され
る。この時点では残金額が9900円であるので、ステ
ップ57に移行する。ステップ57では、釣銭精算手段
18の一部機能を果たす図示しない釣銭払い出し判定手
段により残金額が規定金額(500円)以下であるか否
かが判断される。ここでは残金額9900円が1000
円以上であるので、ステップ58へ移行する。ステップ
58では、利用者によって操作される精算ボタン16が
オンか否かが規定玉貸し判定手段17によって判定され
る。既にこの時点で精算ボタン16が操作されて精算信
号hが発生している場合と、未だ精算ボタン16が操作
されていない場合とがあるが、ここでは精算ボタン16
が未だ操作されていないものとすると、ステップ55に
戻る。この後同様の処理が繰り返されるが、このような
循環制御が繰り返されると、玉払い動作繰り返し制御手
段から玉払い制御信号cが繰り返し発生して、玉数単位
ずつパチンコ玉4aが払い出されると共に、残金額演算
手段14の残金額が単位玉貸し金額ずつ減少することに
なる。このように経時的に減少する残金額は残金額表示
器19にて利用者は視認可能であるが、ここでその表示
金額(残金額)が8800円になったとき(玉貸し金額
1200円)、利用者が精算ボタン16を押したとする
と、ステップ58においては、規定玉貸し金額1000
円を超える玉貸し金額になっているので、規定玉貸し判
定手段17が規定玉貸し完了信号iを発生し、ステップ
59に移行する。ステップ59では精算表示制御手段2
9が精算表示器19を消灯させる。この後、ステップ6
0においては、釣銭精算手段18が残金額8800円を
規定金額500円で除して釣銭枚数(500円硬貨17
枚)を算出し、その枚数に応じた硬貨払い制御信号eを
発生する。
【0017】これによってステップ61において硬貨払
い出し装置5から500円硬貨17枚が排出される。ま
た、釣銭硬貨分8500円が払い出されても(端数分)
300円が残っているが、ステップ61の段階でも、残
金額は零でないため、玉払い停止制御手段15から玉払
い停止制御信号bが発生していないので、玉払い動作繰
り返し手段11が玉払い制御信号を繰り返し3回発生
し、単位玉貸し数の3倍の玉数が玉払い出し装置4aか
ら排出される。この結果、貸し玉金額は1500円で、
釣銭金額は8500円となる。なお、規定金額が100
0円のときは釣銭枚数は2×8=16枚であり、余り金
額は800円であるので、貸し玉金額は2000円で、
釣銭金額は8000円となる。このステップ61の完了
時点では残金額が零となるので、残金額表示器19の表
示がゼロとなると共に、玉払い停止制御手段15が玉払
い停止制御信号bを発生し、これにより玉払い動作繰り
返し手段11からの玉払い制御信号cの発生が停止し、
パチンコ玉4aの払い出しが止む。
【0018】上記は規定玉貸し金額1000円を超える
1200円の玉貸し金額のとき精算ボタン16が押され
た場合を説明してあるが、紙幣挿入後に一度も精算ボタ
ン16が押されないと、玉貸し動作が繰り返されパチン
コ玉4aは残金額が零になるまで次々と払い出される。
但し、その過程においてステップ57では残金額が釣銭
の規定金額500円以下になったか否かを判断している
ので、残金額が500円を割り込むと、ステップ62へ
移行して精算表示器19を消灯し、利用者に釣銭の払い
出しが不可能であることを知らしめる。そしてこの後残
金額が零になるまでパチンコ玉が貸し出される。
【0019】他方、玉貸し金額が規定玉貸し金額100
0円に満たない場合に、精算ボタン16が押されたとき
は、ステップ58からステップ59に移行して精算表示
制御手段29が精算表示器19を消灯させるが、規定玉
貸し判定手段17は玉貸し金額が規定玉貸し金額を満た
ないので規定玉貸し完了信号iを発生せず、釣銭の精算
処置にはすぐに移行しない。つまり、玉貸し金額が規定
玉貸し金額1000円になるまで玉払い動作が繰り返さ
れ、玉貸し金額が1000円になると規定玉貸し完了信
号iが発生し、ステップ60,61において500円釣
銭硬貨18枚が払い出される。
【0020】このように、本例においては、精算ボタン
16が押されるまでパチンコ玉4aのたれ流し的な払い
出しが継続され、精算ボタン16が押されないときは受
入金額の満額に相当する玉数が貸し出される。但し、規
定玉貸し金額1000円に達しないときに精算ボタン1
6が操作されても、玉貸出は依然として継続し、金額1
000円に達した時点で貸出停止となる。このようなた
れ流し方式の貸出制御を採用する本例では、受入金額の
みを表示する表示器や貸出金額のみを表示する表示器が
存在せず、受入金額に対して玉貸し金額及び釣銭金額を
差し引いた現時点での残金額のみが残金額表示器19に
て表示される。このため、従来の高額紙幣受入可能の台
間玉貸機に比べ表示器等の個数が減少している。また、
貸玉の金額指定のスイッチを持たず、払い出しの停止の
トリガとなる精算ボタン16のみを有している。このた
め、従来に比して部品点数の減少による低コストの台間
玉貸機を提供できる。また、低額紙幣の受入専用の台間
玉貸機と同様に、規定玉貸し数の貸出が可能となってい
る。更に、高額紙幣対応型であるため利用者は高額紙幣
の利用ができることは勿論のこと、低額紙幣への換金等
の手間がなく、また釣銭の規定金額に満たない余り金額
(端数分)はパチンコ玉として排出されるようになって
いるので、釣銭枚数の消費も少なくなり、台間玉貸機の
管理も軽減される。なお、パチンコ島の島端コントロー
ラ等により外部から規定金額設定手段20の規定金額の
パラメータを変更できるので、貸出玉数の単価を上げる
ことができ、また釣銭硬貨の消費枚数を減らすことがで
きる。例えば規定金額1000円とした場合には、硬貨
払い出し装置5の払い出し硬貨の金種が500円硬貨で
あるときにも、規定金額1000円に満たない余り金額
はパチンコ玉として払い出される。
【0021】次に、本実施例に用いた硬貨払い出し装置
を説明する。図4は硬貨払い出し装置の概要を示す側面
図で、図5はその硬貨払い出し装置の分解斜視図であ
る。この硬貨払い出し装置80は、レバー端収容部81
aを有する平板状の硬貨受け台81と、円形状の硬貨受
入口83a,滑り子孔83b及び駆動カム82の突起8
2aが係合した係合溝83cを有し硬貨受け台81上で
駆動カム82の回転運動により直進往復スライド動作を
行なう下部払い出し板83と、円形状の硬貨受入口84
a及び滑り子孔84bを有し下部払い出し板83上でこ
れに随伴的に直進往復スライド運動可能の上部払い出し
板84と、同種多数の硬貨85を整列積載する硬貨保留
筒86を上部に載せ、ガイド孔87aを有する上部ベー
ス87と、硬貨受け台81のレバー端収容部81aに遊
嵌する下部レバー端88a及び上部ベース87のガイド
孔87aに遊嵌する突出し部88bを有する枚数切り換
えレバー88と、硬貨受け台81の下方位置で枚数切り
換えレバー88の下部レバー端を支持し、励磁によりプ
ランジヤー89aを下方へ吸引する枚数切り換え用ソレ
ノイド89と、滑り子孔83b,84b内でスライド可
能の滑り子90とを備えている。
【0022】このような構成の硬貨払い出し装置80に
おいては、釣銭硬貨85の2枚同時払い動作と1枚払い
出し動作が切り換え可能になっている。まず、2枚同時
払い動作においては、図4に示すように、枚数切り換え
用ソレノイド89が非励磁状態で、そのプランジャー8
9aが上方へ付勢されて枚数切り換えレバー87が上部
位置にあり、その突出し部88bが上部ベース87のガ
イド孔87aまで退避している。このため、滑り子90
は下部払い出し板83の滑り子孔83bと上部払い出し
板84の滑り子孔84bに跨がった位置にある。従っ
て、払い出し動作において駆動カム82が回転して下部
払い出し板83が往動スライド前進すると、ラッチ部材
としての滑り子90の連結作用により上部払い出し板8
4もそれに随伴して往動スライド前進し、図6(a)に
示す如く、両硬貨受入口83a,84aに受入られた2
枚の硬貨85が引き出される。そして駆動カム82が略
180°回転した状態では、図6(b)に示す如く、硬
貨受入口83aの下面に硬貨受け台81の受け面領域が
殆ど無くなるので、2枚の硬貨85の支持が解けて、形
成された落とし空間を介して2枚の硬貨85が同時に払
い出される。この後、更に駆動カム82が回転すると、
図6(c)に示す如く、下部払い出し板83及び上部払
い出し板84は往動スライドして、図4の待機状態に復
帰する。この待機状態ではそれぞれの硬貨受入口83
a,84aに硬貨85が嵌まり込んでいる。
【0023】次に、1枚硬貨払い出し動作においては、
まず枚数切り換え用ソレノイド89が励磁状態になり、
図7(a)に示すように、プランジャー89aが吸引さ
れて下降する。これによって枚数切り換えレバー88が
下部位置に設定されるため、その突出し部88bが滑り
子90を押して上部払い出し板84の滑り子孔84bま
で進入するので、滑り子90は上部払い出し板84の滑
り子孔84bから押し出され、下部払い出し板83の滑
り子孔83b内にのみ収まる。この閂係合の解除状態に
おいて駆動カム82が回転すると、図7(b)に示すよ
うに下部払い出し板83は前方にスライド動作を行なう
が、上部払い出し板84は滑り子90はによる下部払い
出し板83と閂係合しておらず、また突出し部88bと
の係合により下部払い出し板83との摩擦力による随伴
も阻止されているので、スライド動作が起こらない。こ
の結果、下部払い出し板83のみが繰り出されるので、
その硬貨受入口83a内の硬貨85のみが払い出され
る。この後、更に駆動カム82が回転すると、図7
(c)に示す如く、下部払い出し板83は往動スライド
して、図7(a)の待機状態に復帰する。この待機状態
では硬貨受入口83aに硬貨85が嵌まり込んでいる。
【0024】このように、上部及び下部払い出し板8
3,84、枚数切り換えレバー88、ソレノイド90及
び滑り子90は硬貨の払い出し枚数切換手段を構成して
いる。
【0025】かかる枚数切換手段を備えた硬貨払い出し
装置80においては、電磁ソレノイド89への通電・遮
断によって同時払い出し硬貨の枚数を選択できる。この
ため、釣銭硬貨の枚数が多い場合には、偶数枚のときは
2枚ずつ払い出し、奇数枚のときは2枚ずつの払い出し
と1枚の払い出しを行なうことにより、硬貨払い出し時
間を短縮することができる。なお、電磁ソレノイド89
では滑り子90のスライド位置は上下2箇所であるが、
カム機構等のスライド位置設定手段より滑り子90のス
ライド位置を3箇所以上に設定することが可能であるの
で、同時に3枚以上の硬貨払い出しも行なうことができ
る。
【0026】なお、上記実施例の台間玉貸機はパチンコ
玉の貸出に用いるものであるが、本発明はパチンコ玉の
代わりにメダル等の貸出にも適用でき、玉又はパチンコ
玉なる文言はメダル等も含む広義に捉えるべきものであ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高額紙
幣の挿入により、精算操作部材の操作の有無に拘らず規
定玉貸し金額分のパチンコ玉が最小限払い出され、精算
操作部材が操作されないままであると、その後もいわば
たれ流し方式でパチンコ玉の払い出しが続き、精算操作
部材の操作を契機にそのたれ流し状態が解除されると共
に、釣銭硬貨の払い出しと余り金額に相当する端数のパ
チンコ玉の払い出しが行なわれるものである。従って、
次の硬貨を奏する。
【0028】 上記の如くのたれ流し方式を採用して
いるため、精算操作部材及び残金額表示部材を必要とし
ているものの、貸し玉数を指定するスイッチ類や玉貸し
金額専用の表示器がなく、従来の高額紙幣受入可能の台
間玉貸機に比べて部品点数が削減されている。従って、
低コストの装置を実現できる。
【0029】 規定金額を満たない余り金額はパチン
コ玉として払い出されるので、釣銭枚数の準備等の手間
も軽減される。
【0030】 硬貨払い出し装置に払い出し枚数切換
手段が備わっている場合には、同時に複数枚の硬貨の払
い出しができるので、硬貨払い出し時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る台間玉貸機の構成を示す
機能ブロック図である。
【図2】同実施例に係る台間玉貸機の外観を示す正面図
である。
【図3】同実施例に係る台間玉貸機の制御動作を示す流
れ図である。
【図4】同実施例に係る台間玉貸機に用いる硬貨払い出
し装置の概略を示す側面図である。
【図5】同硬貨払い出し装置の分解斜視図である。
【図6】同硬貨払い出し装置における同時2枚払い出し
動作を説明する側面図である。
【図7】同硬貨払い出し装置における1枚払い出し動作
を説明する側面図である。
【符号の説明】
100…台間玉貸機 1…制御手段(制御部) 2…硬貨識別装置 2a…投入硬貨 2b…硬貨投入口 2c…硬貨返却ボタン 3…紙幣識別装置 3a…挿入紙幣 3b…紙幣挿入口 4…玉払い出し装置 4a…パチンコ玉 5,80…硬貨払い出し装置 5a…釣銭硬貨 10…高額紙幣制御手段 11…玉払い動作繰り返し制御手段 12…玉貸し金額演算手段 13…釣銭金額演算手段 14…残金額演算手段 15…玉貸し停止制御手段 16…精算ボタン(精算操作部材) 17…規定玉貸し判定手段 18…釣銭精算手段 19…残金額表示器(残金額表示部材) 20…規定金額設定手段 21…精算表示部材 25…排出ノズル 26…玉受取口 27…硬貨返却口 28…精算表示器 29…精算表示制御手段 a…読み取り信号 b…玉払い停止制御信号 c…玉払い制御信号 d…玉貸し金額信号 e…硬貨払い制御信号 f…釣銭金額信号 g…残金額信号 h…精算信号 i…規定玉貸し完了信号 81…硬貨受け台 81a…レバー端収容部 82…駆動カム 82a…突起 83…下部払い出し板 83a,84a…硬貨受入口 83b,84b…滑り子孔 83c…係合溝 84…下上部払い出し板 85…硬貨 86…硬貨保留筒 87…上部ベース 87…ガイド孔 88…枚数切り換えレバー 88a…下部レバー端 88b…突出し部 89…枚数切り換え用電磁ソレノイド 89a…プランジヤー 90…滑り子。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受入れた紙幣の金種を識別して読み取り
    信号を発生する紙幣読み取り装置と、制御手段からの玉
    払い制御信号に応じ所定の玉数単位ずつでパチンコ玉を
    払い出す玉払い出し装置と、前記制御手段からの硬貨払
    い制御信号により所定金種の釣銭硬貨を払い出す硬貨払
    い出し装置とを有する台間玉貸機において、 前記制御手段は、前記読み取り信号により前記受入紙幣
    が所定の高額紙幣であるか否かを判定して高額紙幣であ
    るときに作動する高額紙幣制御手段を備えており、 前記高額紙幣制御手段は、前記受入紙幣の金額から規定
    玉貸し金額を差引きその差額を算出すると共に、前記規
    定玉貸し金額に相当する前記玉払い制御信号を発生する
    無条件規定玉貸し制御手段と、前記差額から単位玉貸し
    金額を繰り返して差引き残金額を算出すると共に、前記
    差引き動作のたびに前記玉払い制御信号を発生する逐次
    玉貸し制御手段と、精算操作部材に対する操作を契機に
    前記逐次玉貸し制御の繰り返し動作を停止させる玉貸し
    動作停止制御手段と、前記精算操作部材に対する操作を
    契機に前記残金額を規定金額で除して釣銭硬貨の枚数及
    び余り金額を算出し、その硬貨枚数に相当する前記硬貨
    払い制御信号を発生すると共に、前記余り金額に相当す
    る前記玉払い制御信号を発生する精算制御手段とを有し
    ており、 前記残金額を表示する残金額表示部材を備えてなること
    を特徴とする台間玉貸機。
  2. 【請求項2】 受入れた紙幣の金種を識別して読み取り
    信号を発生する紙幣読み取り装置と、制御手段からの玉
    払い制御信号に応じ所定の玉数単位ずつでパチンコ玉を
    払い出す玉払い出し装置と、前記制御手段からの硬貨払
    い制御信号により所定金種の釣銭硬貨を払い出す硬貨払
    い出し装置とを有する台間玉貸機において、 前記制御手段は、前記読み取り信号により前記受入紙幣
    が所定の高額紙幣であるか否かを判定して高額紙幣であ
    るときに作動する高額紙幣制御手段を備えており、 前記高額紙幣制御手段は、前記読み取り信号の発生を契
    機に玉払い停止制御信号を受けるまで前記玉払い制御信
    号を繰り返して発生する玉払い動作繰り返し制御手段
    と、前記玉払い制御信号の発生のたびに単位玉貸し金額
    を累積して経時的に推移する玉貸し金額を算出し、それ
    に相当する玉貸し金額信号を発生する玉貸し金額演算手
    段と、前記硬貨払出し信号の発生のたびに単位釣銭金額
    を累積して経時的に推移する釣銭金額を算出し、それに
    相当する釣銭金額信号を発生する釣銭金額演算手段と、
    前記読み取り信号に基づく前記受入金額に対して前記玉
    貸し金額信号に基づく玉貸し金額及び前記釣銭金額信号
    に基づく前記釣銭金額を差引いて経時的に推移する残金
    額を算出し、それに相当する残金額信号を発生する残金
    額演算手段と、前記残金額信号に基づく前記残金額が零
    であるか否かを判定し、零であるときには前記玉払い停
    止制御信号を発生する玉貸し停止制御手段と、精算操作
    部材による精算信号の発生を契機に前記玉貸し金額信号
    に基づく前記玉貸し金額が規定玉貸し金額を超えるか否
    かの判定を繰り返し、前記玉貸し金額が前記規定玉貸し
    金額になると規定玉貸し完了信号を発生する規定玉貸し
    判定手段と、前記規定玉貸し完了信号の発生を契機に前
    記残金額信号に基づく前記残金額を前記釣銭硬貨の整数
    倍である規定金額で除して釣銭硬貨の枚数を算出し、そ
    の硬貨枚数に相当する前記硬貨払い制御信号を発生する
    釣銭精算手段とを有しており、 前記残金額信号に基づく残金額を表示する残金額表示部
    材を備えてなることを特徴とする台間玉貸機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の台間玉貸機において、
    前記釣銭精算手段は前規定金額を外部から設定可能の規
    定金額設定手段を有することを特徴とする台間玉貸機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の台間玉貸
    機において、前記読み取り信号の発生を契機に点灯する
    と共に、前記精算操作部材の操作により消灯する精算表
    示部材を有することを特徴とする台間玉貸機。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の台間玉貸機において、前記硬貨払出し手段は、前
    記釣銭硬貨の同時払い出し枚数を切り換え可能の払出し
    枚数切換手段を有してなることを特徴とする台間玉貸
    機。
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