JP3018709U - ホームロッカー - Google Patents

ホームロッカー

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JP3018709U
JP3018709U JP1995005142U JP514295U JP3018709U JP 3018709 U JP3018709 U JP 3018709U JP 1995005142 U JP1995005142 U JP 1995005142U JP 514295 U JP514295 U JP 514295U JP 3018709 U JP3018709 U JP 3018709U
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雅嗣 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタ27の反りを解消すると共に部品点
数を減らしてコスト低減を図る。 【構成】 上側の天井板22と、両側の側面パネル2
3,24と、後側の裏面パネル25と、前記側面パネル
23,24及び裏面パネル25の下側に配設された底板
26と、前面にスライド可能に取り付けられたシャッタ
27とを備えたホームロッカー21である。シャッタ2
7は、並列に多数配設された断面H形で長板状の本体部
28と、各本体部28の間を連接た肉薄の連接部29と
からなる。この連接部29はは本体部28の補強板部3
1,32の中央部に配設した。底板26は、各パネル2
3,24,25及びシャッタ27を上側から取り付ける
上側嵌合溝41,42,43,44と、下側から取り付
ける下側嵌合溝46,47,48,49とを設け、2段
積みのロッカーのはかま板を兼用させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、前面に配設されるシャッタ及び下側に配設される底板を改良したホ ームロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にホームロッカーは図9に示すように構成されている。
【0003】 このホームロッカー1は主に、上側を覆う天井板2と、両側に配設された側面 パネル3,4と、後側に配設された裏面パネル5と、前記側面パネル3,4及び 裏面パネル5の下側に配設された底板6と、前面にスライド可能に取り付けられ 閉塞状態で前面壁を構成すると共に両方にスライドさせることで開閉し得る一対 のシャッタ7とを備えて構成されている。これら各部材は合成樹脂で構成されて いる。
【0004】 シャッタ7の各シャッタ板部7A,7Bは、それぞれ可撓性を有した一体物と して成形されている。具体的には図10に示すように構成されている。図10は シャッタ板部7A,7Bを示す平面断面図である。このシャッタ板部7A,7B は、並列に多数配設されて壁面を構成すると共に強度を持たせた長板状の本体部 8と、各本体部8の間を連接する肉薄の連接部9とから構成されている。各本体 部8は、その断面形状が外側(図10中の下側)へ平板を半円筒状又は半四角筒 状に張り出した状態で形成され、その内側中央部に補強用のリブ8Aが設けられ ている。連接部9は、各本体部8と同一材料で一体的にかつ肉薄に成形されて、 各本体部8をその内側端部(図10中の上側端部)で互いに接続している。即ち 、連接部9は、断面半円筒状等に張り出した平板状の本体部8の両端部(図10 中の左右両端部)であって最も内側に位置する内側端部を隣同士で互いに接続す る薄肉部として構成されている。この連接部9は薄肉であるため可撓性を有し、 連接部9が撓むことで、肉厚が変形しにくい本体部8を隣同士で曲げることがで きるようになっている。
【0005】 このシャッタ板部7A,7Bがホームロッカー1の前面において左右へスライ ドして開閉される際に、ホームロッカー1の左右の角部1A,1Bで1つ1つの 連接部9がそれぞれ少しずつ撓んで隣接する本体部8間が少し曲がり全体として シャッタ板部7A,7Bが90度曲がり、スムーズに開閉できるようになってい る。
【0006】 底板6は、図11から図13に示すように、物が載置される上面を構成する平 板部11と、この平板部11の下面の全域に縦横に配設された補強用リブ12と 、平板部11の下面の外周縁に沿って配設された補強用リブ13とを備えて構成 されている。
【0007】 以上のように構成されたホームロッカー1は、通常単体として使用されるが、 必要に応じて2段以上に積み重ねられる場合がある。この場合は、図14に示す ように、下段のホームロッカー1の天井板2の上側に上段のホームロッカー1の 前記構成の底板6を当接して単純に2つ積み重ねる。そして、それらが互いにず れないように固定部材14によって左右を固定する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記構成のホームロッカー1では、次のような問題点があった。
【0009】 (1) シャッタ7の各シャッタ板部7A,7Bでは、ホームロッカー1の両側 角部1A,1Bで90度に折り曲げられると、この部分で外側へ膨らみ各本体部 8が外側へ反ってしまうことがある。即ち、各本体部8が縦方向中央部(天井板 2と底板6との中間の位置)で外側へ撓んでシャッタ板部7A,7Bが反ってし まうことがある。
【0010】 これは次の理由による。シャッタ板部7A,7Bが90度に折り曲げられた部 分では、このシャッタ板部7A,7Bの本体部8のうち連接部9に直接に接続す る壁面部8B,8Cのなす角度が大きくなってしまう。この連接部9では、この 部分の弾性により各壁面部8B,8Cを元の状態に戻そうとする力が働く。これ はシャッタ板部7A,7B全体ではまっすぐの平板状に戻ろうとする力となり、 ホームロッカー1の角部1A,1Bを支点としてその両側の本体部8を外側へ押 す力として作用する。
【0011】 一方、各本体部8は、連接部9を挟む壁面部8B,8Cのなす角が大きく開い ているため、この本体部8が外側へ撓む方向に対する強度が小さくなっている。 この状態で各本体部8が、前記角部1A,1Bの付近で上下両端を天井板2と底 板6とで支持されたまま外側に押されると、全体が外側に反ってしまう。
【0012】 これにより、シャッタ板部7A,7Bは外側へ反って平らな板状でなくなり、 スムーズに開閉できなくなってしまうという問題点がある。
【0013】 (2) また、ホームロッカー1を2段以上に積み重ねるときには、図14に示 したように、単純に2つのホームロッカー1を積み重ねているため、上側のホー ムロッカー1の底板6と下側のホームロッカー1の天井板2とが積層することに なるが、この部分は1枚の板があれば十分である。
【0014】 このため、ホームロッカー1を積み重ねるときには、各ホームロッカー1の間 に板(天井板2又は底板6)がだぶり、さらに別途、固定手段14も必要なこと から、結果的に部品点数が増えてしまう。これにより、製造コスト、搬送コスト を含めてホームロッカー1のコストが高くなってしまうという問題点がある。
【0015】 本考案は以上述べたような問題点に鑑みてなされたもので、シャッタの反りを 解消すると共に部品点数を減らしてコスト低減を図ったホームロッカーを提供す ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係るホームロッカーは、上側を覆 う天井板と、両側に配設された側面パネルと、後側に配設された裏面パネルと、 前記側面パネル及び裏面パネルの下側に配設された底板と、前面にスライド可能 に取り付けられ閉塞状態で前面壁を構成すると共に一方又は両方にスライドさせ ることで開閉し得る単体又は一対のシャッタとを備えたホームロッカーにおいて 、前記シャッタが、並列に多数配設されて壁面を構成すると共に強度を持たせた 肉厚の長板状又は棒状の本体部と、各本体部の間を連接し少し撓むことで隣接す る本体部間が少し曲がり全体として大きく曲がるように肉薄に成形された連接部 とから構成され、前記連接部が前記本体部の厚み方向中央部に配設されたことを 特徴とする。
【0017】 第2の考案に係るホームロッカーは、前記本体部が断面H形状に形成されたこ とを特徴とする。
【0018】 第3の考案に係るホームロッカーは、前記底板の上面に前記側面パネル、裏面 パネル及びシャッタのそれぞれの下端部が入り込んで取り付けられる上側嵌合溝 を形成すると共に、前記底板の下面に前記側面パネル、裏面パネル及びシャッタ のそれぞれの上端部が入り込んで取り付けられる下側嵌合溝を形成したことを特 徴とする。
【0019】 第4の考案に係るホームロッカーは、上側を覆う天井板と、両側に配設された 側面パネルと、後側に配設された裏面パネルと、前記側面パネル及び裏面パネル の下側に配設された底板と、前面にスライド可能に取り付けられ閉塞状態で前面 壁を構成すると共に一方又は両方にスライドさせることで開閉し得る単体又は一 対のシャッタとを備えて最上段ロッカー部を構成し、前記底板が、その上面に前 記側面パネル、裏面パネル及びシャッタのそれぞれの下端部が入り込んで取り付 けられる上側嵌合溝を形成すると共に、その下面に前記同様の側面パネル、裏面 パネル及びシャッタのそれぞれの上端部が入り込んで取り付けられる下側嵌合溝 を形成して構成され、この底板の下側にこの底板を天井側の板としてさらに前記 同様の側面パネル、裏面パネル及びシャッタを取り付けて複数段にロッカー部を 積み重ねて構成したことを特徴とする。
【0020】
【作用】
第1の考案では、シャッタの連接部を本体部の厚み方向中央部に配設したので 、ホームロッカーの両側角部でシャッタが90度に折り曲げられても、これによ って撓むのは主に連接部で、本体部はほとんど変形しない。これにより、本体部 は角部でも十分な強度を維持する。この結果、シャッタが反るのを確実に防止し てスムーズに開閉することができるようになる。
【0021】 第2の考案では、本体部を断面H形状に形成したので、シャッタの反りに対し ては、H形状の両側の壁面が補強用リブとして機能し、この本体部が反るのを確 実に防止する。
【0022】 第3および第4の考案では、底板が、上側嵌合溝と下側嵌合溝とを有して構成 されたので、1段のホームロッカーを構成するときには、この底板をそのまま底 板として用い、この底板の上側嵌合溝に、側面パネル、裏面パネル及びシャッタ の下端部がそれぞれ取り付けられる。
【0023】 2段のホームロッカーを構成するときには、前記1段のホームロッカーを構成 した状態で、底板の下側嵌合溝に前記同様の側面パネル、裏面パネル及びシャッ タの上端部をそれぞれ取り付ける。そして、これら側面パネル、裏面パネル及び シャッタの下側に前記底板と同様の底板を取り付ける。即ち、底板の上側嵌合溝 に前記側面パネル、裏面パネル及びシャッタの下端部がそれぞれ取り付けられる 。これにより、各ロッカー部の中間に位置する底板は文字通りの底板ではなく、 はかま板として機能する。
【0024】
【実施例】 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0025】 本実施例に係るホームロッカー21は図6及び図7に示すように構成されてい る。このホームロッカー21の全体構成は、前記従来のホームロッカー1とほぼ 同様であり、上側を覆う天井板22と、両側に配設された側面パネル23,24 と、後側に配設された裏面パネル25と、前記側面パネル23,24及び裏面パ ネル25の下側に配設された底板26と、前面にスライド可能に取り付けられ閉 塞状態で前面壁を構成すると共に両側方向にスライドさせることで側面パネル2 3,24の外側面に沿って開閉し得るシャッタ27とから構成されている。
【0026】 シャッタ27は、一対のシャッタ板部27A,27Bからなり、図1及び図2 に示すように構成されている。各シャッタ板部27A,27Bは主に、並列に多 数配設される本体部28と、各本体部28の間を連接する連接部29とから構成 されている。本体部28は、その平面断面形状をH形又はI形に、その全体形状 を長板状又は棒状に形成されている。即ち、両側(図中の左右両側)に設けられ た補強板部31,32と、これら補強板部31,32をその厚み方向(図中の上 下方向)の中央部で互いに一体的に接続する接続板部33とから構成されている 。これら補強板部31,32及び接続板部33は肉厚に形成されて十分な強度を 有している。この本体部28が連接部29を介して並列に多数配設されることに より、一枚板状の壁面を作るシャッタ板部27A,27Bを構成している。
【0027】 連接部29は、本体部28の補強板部31,32の中央部(本体部28の厚み 方向中央部)において互いに隣接する補強板部31,32同士を接続している。 この連接部29は補強板部31,32及び接続板部33に対して大幅に薄く成形 され、隣接する補強板部31,32の先端部が互いに接触するまで撓みうるよう に構成されている。これにより、各連接部29が少し撓むことで隣接する本体部 28間が少し曲がり、シャッタ板部27A,27Bの全体として大きく曲がるよ うになっている。各シャッタ板部27A,27Bの上下端部は、後述する天井板 22及び底板26の嵌合溝に嵌合し得るように薄くした嵌合部27Cが成形され ている。なお、図2においては、左側のシャッタ板部27Aの上端の嵌合部27 Cを示している。
【0028】 底板26は、図3から図5に示すように構成されている。この底板26の全体 構成は、前記従来の底板6とほぼ同様で、物が載置される上面を構成する平板部 35と、この平板部35の下面の全域に縦横に配設された補強用リブ36と、平 板部35の下面の外周縁に沿って配設された補強用リブ37とを備えて構成され ている。
【0029】 底板26の上面のうちその両側部には、側面パネル23,24の下端部がそれ ぞれ入り込んで取り付けられる側面パネル用上側嵌合溝41,42(図4参照) が形成されている。底板26の上面のうちその後部には、裏面パネル25の下端 部が入り込んで取り付けられる裏面パネル用上側嵌合溝43(図5参照)が形成 されている。底板26の上面のうちその前部及び両側部には、前面から両側面( 側面パネル23,24の外側面)に亘って各シャッタ板部27A,27Bの下端 部がスライド可能に入り込んで取り付けられるシャッタ用上側嵌合溝44(図4 、図5参照)が形成されている。
【0030】 底板26の下面にも、前記各上側嵌合溝41,42,43,44と同様であっ て、各側面パネル23,24、裏面パネル25及びシャッタ27の上端部がそれ ぞれ入り込んで取り付けられる側面パネル用下側嵌合溝46,47、裏面パネル 用下側嵌合溝48及びシャッタ用下側嵌合溝49がそれぞれ設けられている。な お、天井板22の下面にも前記同様の各嵌合溝(図示せず)が設けられている。
【0031】 以上のように構成されたホームロッカー21では、シャッタ27の各シャッタ 板部27A,27Bを左右にスライドさせてホームロッカー21内を解放し、内 部に入れた物を取り出したり、内部に物を入れたりする。その後、各シャッタ板 部27A,27Bを逆方向にスライドさせて閉める。
【0032】 このとき、各シャッタ板部27A,27Bの本体部28は、断面H形で厚みを 持たせて構成されていると共に補強板部31,32によって補強されているため 、シャッタ板部27A,27B自体の強度が向上している。さらに、連接部29 を各補強板部31,32の厚み方向中央部に設けたので、ホームロッカー21の 両側角部21A,21Bでシャッタ板部27A,27Bが90度に曲げられると きに、本体部28の変形がなくなる。即ち、ホームロッカー21の両側角部21 A,21Bにおいては、シャッタ板部27A,27Bの連接部29が撓んで隣接 する補強板部31,32の先端部が互いに接触するまでの範囲で各本体部28が 曲がり、全体としてシャッタ板部27A,27Bが90度曲げられることになる 。このため、本体部28が変形することがなくなり、補強板部31,32によっ て十分な強度を保つため、この本体部28の反りが確実に防止される。これによ り、全体として各シャッタ板部27A,27Bの反りがなくなり、ホームロッカ ー21において左右にスムーズにスライドさせることができるようになる。
【0033】 さらに、底板26にはその上下にそれぞれ嵌合溝41,42,43,44,4 6,47,48,49を設けたので、側面パネル23,24、裏面パネル25及 びシャッタ27を、底板26の上側からでも下側からでも嵌合することができる ようになる。
【0034】 これにより、1段のホームロッカー21を構成するときには、この底板26を そのままホームロッカー21の底板部分としてのみ用い、この底板26の各上側 嵌合溝41,42,43,44にのみ、側面パネル23,24、裏面パネル25 及びシャッタ27のそれぞれの下端部を取り付けてホームロッカー21を成形す る。
【0035】 また、2段のホームロッカー51(図8参照)を構成するときには、前記1段 のホームロッカー21を第1ロッカー部52として構成した状態で、その下に第 2ロッカー部53を構成する。即ち、第1ロッカー部52の底板26を第2ロッ カー部53の天井板として使用し、この底板26の下面の下側嵌合溝46,47 ,48,49に前記第1ロッカー部52と同一の部材である側面パネル23,2 4、裏面パネル25及びシャッタ27のそれぞれの上端部を取り付ける。そして 、これらのパネル23,24,25及びシャッタ27の下側に前記底板26と同 一の他の底板26を取り付け、この底板26の上側嵌合溝41,42,43,4 4に各パネル23,24,25及びシャッタ27のそれぞれの下端部を取り付け る。このようにして構成した2段のホームロッカー51の中央部に位置する底板 26は文字通りの底板ではなく、はかま板として機能する。
【0036】 これにより、従来のホームロッカー1のように、天井板2と底板6とが無駄に だぶって積層されることがなくなり、部品点数を減少させることができる。即ち 、従来2段のホームロッカー1を構成するときに必要としていた天井板2と底板 6を、1種類の底板26で兼用することができるようになるので、部品点数を減 少させることができる。
【0037】 この結果、各部品の製造コスト、搬送コストを含む製品のコストを低減するこ とができるようになる。
【0038】 なお前記実施例では、シャッタ27を一対のシャッタ板部27A,27Bによ って構成したが、1枚のシャッタ板部によって構成してもよいことはいうまでも ない。この場合には、シャッタ板部がホームロッカー21の前面において、一方 にのみスライドして開閉することになる。
【0039】 また、シャッタ板部27A,27Bの本体部28の平面断面形状をH形又はI 形に成形したが、肉厚の板状等の他の形状でもよい。この本体部28は厚みがあ って変形しにくい形状であれば、前記同様の作用、効果を奏することができる。
【0040】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0041】 (1) シャッタの連接部を本体部の厚み方向中央部に配設したので、本体部は ホームロッカーの両側角部においてもほとんど変形することがなくなり、この角 部でも十分な強度を維持して反るのを確実に防止することができるようになる。 この結果、シャッタをスムーズに開閉することができるようになる。
【0042】 (2) 本体部を断面H形状に形成したので、H形状の両側の壁面が補強用リブ として機能し、この本体部が反るのを確実に防止することができるようになる。
【0043】 (3) 底板の上面に側面パネル等の下端部が入り込んで取り付けられる上側嵌 合溝を形成し、下面に側面パネル等の上端部が入り込んで取り付けられる下側嵌 合溝を形成したので、底板の上側嵌合溝にだけ側面パネル等を取り付けて1段の ホームロッカーを構成したり、底板の下側嵌合溝にも前記同様の側面パネル等取 り付けて2段以上のホームロッカーを構成することができる。このとき、各段の 中間に位置する底板は天井側の板も兼用するため、部品点数を減少させることが できるようになる。これにより、コスト低減を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るホームロッカーのシャッタ板部を
示す平面断面図である。
【図2】図1のシャッタ板部の上端部の平面断面図であ
る。
【図3】本考案に係るホームロッカーの底板を示す裏面
図である。
【図4】図3の底板の正面断面図である。
【図5】図3の底板の側面断面図である。
【図6】本考案に係るホームロッカーを示す分解斜視図
である。
【図7】本考案に係るホームロッカーを示す斜視図であ
る。
【図8】本考案に係る2段のホームロッカーを示す分解
斜視図である。
【図9】従来のホームロッカーを示す斜視図である。
【図10】従来のホームロッカーのシャッタ板部を示す
平面断面図である。
【図11】従来のホームロッカーの底板を示す裏面図で
ある。
【図12】図11の正面断面図である。
【図13】図11の側面断面図である。
【図14】従来のホームロッカーを2段に重ねた状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
21…ホームロッカー、26…底板、27…シャッタ、
27A,27B…シャッタ板部、28…本体部、29…
連接部、31,32…補強板部、33…接続板部、4
1,42,43,44…上側嵌合溝、46,47,4
8,49…下側嵌合溝、51…ホームロッカー、52…
第1ロッカー部、53…第2ロッカー部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側を覆う天井板と、両側に配設された
    側面パネルと、後側に配設された裏面パネルと、前記側
    面パネル及び裏面パネルの下側に配設された底板と、前
    面にスライド可能に取り付けられ閉塞状態で前面壁を構
    成すると共に一方又は両方にスライドさせることで開閉
    し得る単体又は一対のシャッタとを備えたホームロッカ
    ーにおいて、 前記シャッタが、並列に多数配設されて壁面を構成する
    と共に強度を持たせた肉厚の長板状又は棒状の本体部
    と、各本体部の間を連接し少し撓むことで隣接する本体
    部間が少し曲がり全体として大きく曲がるように肉薄に
    成形された連接部とから構成され、 前記連接部が前記本体部の厚み方向中央部に配設された
    ことを特徴とするホームロッカー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホームロッカーにおい
    て、 前記本体部が断面H形状に形成されたことを特徴とする
    ホームロッカー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のホームロッカー
    において、 前記底板の上面には前記側面パネル、裏面パネル及びシ
    ャッタのそれぞれの下端部が入り込んで取り付けられる
    上側嵌合溝が形成されると共に、前記底板の下面には前
    記側面パネル、裏面パネル及びシャッタのそれぞれの上
    端部が入り込んで取り付けられる下側嵌合溝が形成され
    たことを特徴とするホームロッカー。
  4. 【請求項4】 上側を覆う天井板と、両側に配設された
    側面パネルと、後側に配設された裏面パネルと、前記側
    面パネル及び裏面パネルの下側に配設された底板と、前
    面にスライド可能に取り付けられ閉塞状態で前面壁を構
    成すると共に一方又は両方にスライドさせることで開閉
    し得る単体又は一対のシャッタとを備えて最上段ロッカ
    ー部を構成し、 前記底板が、その上面に前記側面パネル、裏面パネル及
    びシャッタのそれぞれの下端部が入り込んで取り付けら
    れる上側嵌合溝を形成すると共に、その下面に前記同様
    の側面パネル、裏面パネル及びシャッタのそれぞれの上
    端部が入り込んで取り付けられる下側嵌合溝を形成して
    構成され、 この底板の下側にこの底板を天井側の板としてさらに前
    記同様の側面パネル、裏面パネル及びシャッタを取り付
    けて複数段にロッカー部を積み重ねて構成したことを特
    徴とするホームロッカー。
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