JP3018341U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3018341U
JP3018341U JP1995005816U JP581695U JP3018341U JP 3018341 U JP3018341 U JP 3018341U JP 1995005816 U JP1995005816 U JP 1995005816U JP 581695 U JP581695 U JP 581695U JP 3018341 U JP3018341 U JP 3018341U
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JP
Japan
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display
oscillating
rotation
pinion gear
casing
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Application number
JP1995005816U
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English (en)
Inventor
春美 川島
隆夫 松本
Original Assignee
株式会社トイボックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作がより簡易に行える表示装置を提供す
る。 【構成】 ケーシング内に設置され第1の軸を中心とし
て揺動可能な揺動体と、この揺動体を一方向に揺動させ
るための押圧ボタンと、前記揺動体を元位置に復帰させ
るための付勢手段と、前記揺動体の前記第1の軸から離
れた部分で第2の軸を中心として回転可能で異なる複数
の表示を行う回転表示体と、前記第2の軸に付設され前
記回転表示体と連結されるピニオン歯車と、前記ケーシ
ング内に設けられ前記揺動体が前記第1の軸を中心とし
て揺動する際に噛合により前記ピニオン歯車を回転させ
るラック歯車と、前記揺動体が元位置に復帰する際の前
記ピニオン歯車と前記ラック歯車との噛合による前記回
転表示体の回転を阻止するストッパと、前記回転表示体
の回転が阻止された時に当該ピニオン歯車と前記回転表
示体との連結を解除するクラッチとを備えたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外出時の行き先、部屋の使用の有無などを表示する表示装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の表示装置として、例えば、表面に「使用中」、裏面に「空室」がそれ ぞれ表示された1枚の表示板を有し、その表示板に紐が掛けられ、この紐の部分 を画鋲などで部屋のドアに掛け、部屋の状況に応じて、表裏を選択して他の人に 部屋の使用状況を知らせるようにしたものが知られている。また一方で、表示窓 が設けられたケーシングをドアなどに固定しておき、このケーシング内に異なる メッセージが表示された複数枚の表示板を抜差し可能に予め入れておき、伝達し たいメッセージに応じて、表示板の位置を入れ替えて、表示窓に所定のメッセー ジを表示させるようなものも存在する。さらに、表示窓が設けられたケーシング をドアなどに固定しておき、表示板の表面に表示された2つのメッセージをその 表示板をスライドさせることによって、表示窓に択一的に表示させるようにした ものも存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の表示装置は、表示板を手で裏返したり、表示板 の位置を入れ替えたり、表示板をスライドさせたりするので、操作が面倒である 。そこで、操作がより簡易に行える表示装置の出現が望まれていた。本考案は、 このような問題点に鑑みなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の表示装置は、表示窓を有するケーシングと、このケーシング内 に設置され第1の軸を中心として揺動可能な揺動体と、この揺動体を一方向に揺 動させるための押圧ボタンと、この押圧ボタンによって揺動させた前記揺動体を 元位置に復帰させるための付勢手段と、前記揺動体の前記第1の軸から離れた部 分で第2の軸を中心として回転可能でその回転により前記表示窓を通して異なる 複数の表示を行う回転表示体と、前記第2の軸に付設され前記回転表示体と連結 されるピニオン歯車と、前記ケーシング内に設けられ前記揺動体が前記第1の軸 を中心として揺動する際に噛合により前記ピニオン歯車を回転させるラック歯車 と、前記揺動体が元位置に復帰する際の前記ピニオン歯車と前記ラック歯車との 噛合による前記回転表示体の回転を阻止するストッパと、前記ピニオン歯車と前 記回転表示体の間に介装され前記回転表示体の回転が阻止された時に当該ピニオ ン歯車と前記回転表示体との連結を解除するクラッチとを備えたことを特徴とす る。
【0005】 請求項2記載の表示装置は、請求項1記載の表示装置において、前記ストッパ は前記揺動体に設けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記した手段によれば、押圧ボタンを押しさえすれば、表示を変えられるので 、操作が極めて簡単である。また、付勢手段の付勢力の大きさ、押圧ボタンの押 圧速度等にもよるが、この表示装置では、表示が即座に変わるので、内部の回転 表示体の存在を意識させず、表示自体が自ら変形しているような不思議なイメー ジを看者に与えることとなり、興味深いものとなる。
【0007】
【実施例】
図1には実施例の表示装置が示され、この表示装置1は表示窓2を有するケー シング3を備えている。このケーシング3には、表示窓2の下側に、押圧ボタン 4が設けられている。そして、この表示装置1では、押圧ボタン4を押す毎に表 示窓2に「使用中」、「空室」のメッセージが交互に表示されるようになってい る。
【0008】 ケーシング3は、図2に示すように、表示窓2(図1)が形成された表枠30 と、この表枠30の裏側に取り付けられる裏蓋31とから構成されている。裏蓋 31には、釘やフックの頭部に掛止可能な掛止孔31aと、両面テープを貼るた めの座31bとが設けられている。そして、この表示装置1は、掛止孔31aあ るいは両面テープによってドア等に取り付けられるようになっている。
【0009】 一方、ケーシング3内には、図3に示すような「Y」字状の揺動体10が設置 されている。この揺動体10は、下端部に設けられた軸(第1の軸)11を中心 に揺動できるようにケーシング3内に設けられている。揺動体10の上半部を構 成する1対の腕部12,12には軸(第2の軸)13が横架され、この軸13に は回転表示体14が固定して設けられている。この回転表示体14の表裏にはそ れぞ「使用中」、「空室」の文字が付されている。また、軸13にはピニオン歯 車15が空転可能に設けられている。そして、このピニオン歯車15と回転表示 体14との間には一方向性の面クラッチ16が設けられている。この面クラッチ 16は、鋸刃状の歯が付設され相互に噛合可能な一対のクラッチ片16a,16 aと、ピニオン歯車15側のクラッチ片16aを回転表示体14側のクラッチ片 16aに押し付けるための押しばね16bとによって構成されている。一方、ケ ーシング3内には、図3および図5(a),(b)に示すように、揺動体10の 揺動途中に前記ピニオン歯車15を噛合により回転させるラック歯車20が設け られている。このラック歯車20のピッチ円は、揺動体10の揺動中心となって いる軸11を中心とする円弧上に存在している。また、揺動体10の裏面と裏蓋 31との間には押しばね21が設置され、この押しばね21によって、揺動体1 0はケーシング3の前壁内面に側へ付勢されている。一方、揺動体10の前側に は、図4に示すように、押圧ボタン4が設置されている。この押圧ボタン4は、 途中に鍔部分4aを有し、押圧ボタン4の先端部を前枠30の孔30a(図1) に内方から差し込み、鍔部分4aを孔30aの縁部に当てることにより、ケーシ ング3内に取り付けられる。
【0010】 また、揺動体10の基部前面にはポケット40が設けられている。そして、こ のポケット40にはストッパ41が取り付けられている。このストッパ41はポ ケット40内で上下動可能となっており、回転表示体14の回転軌跡内側に対し て出没できるようになっている。このストッパ41は押しばね42によって上方 へ向けて付勢されている。また、このストッパ41の頂部は後側が後方へ向けて 下り勾配を持つ斜面となっており、前側は起立面となっている。そして、回転表 示体14が正規方向に回転した場合には、図6(a)〜(c)に示すように、回 転表示体14が斜面に当たり、ストッパ41を押し下げ、回転表示体14の回転 を許容し、回転表示体14が逆方向に回転した場合には、図6(d)に示すよう に、起立面で回転表示体14を係止し、回転表示体14の回転を阻止できるよう になっている。
【0011】 次に、このように構成された表示装置1の動作を説明する。
【0012】 図7(a)の状態で押圧ボタン4が押されると、揺動体10が軸11を中心に 後側に揺動する。この時、ラック歯車20の上をピニオン歯車15が転動し、ピ ニオン歯車15が回転し、このピニオン歯車15の回転力が面クラッチ16を通 じて回転表示体14に伝達され、図7(b)に示すように、回転表示体14が回 転する。押圧ボタン4を図7(c)に示すように十分に押し込むと、回転表示体 14は180゜以上回転し、この状態で押圧ボタン4から手を離すと、図7(d )に示すように、押しばね21の付勢力によって揺動体10が元位置に戻される 。この時、ピニオン歯車15はラック歯車20上を前記とは逆の方向に転動し回 転表示体14も逆転しようとするが、途中でストッパ41によって回転を阻止さ れるため、面クラッチ16のクラッチ片16a,16a同士が滑り動き、回転表 示体14はそれ以上は回らない。
【0013】 このように構成された表示装置によれば、下記のような効果を得ることができ る。
【0014】 すなわち、押圧ボタン4を押しさえすれば、表示を変えられるので、操作が極 めて簡単である。また、押しばね21の付勢力の大きさ、押圧ボタン4の押圧速 度等にもよるが、この表示装置1では、表示が即座に変わるので、内部の回転表 示体14の存在を意識させず、表示自体が自ら変形しているような不思議なイメ ージを看者に与えることとなり、興味深いものとなる。
【0015】 以上、本考案者がなした実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例 に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることはい うまでもない。
【0016】 例えば、前記実施例では、板状の回転表示体14としたが、多角形状の回転表 示体を用いて、その外周面の各々に異なるメッセージ等を表示しておき、押圧ボ タン操作によってその回転表示体を回転させて、所望のメッセージ等を表示させ るようにしても良いことは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、押圧ボタンを押しさえすれば、表示を変えられるので、操作 が極めて簡単である。また、押しばねの付勢力の大きさ、押圧ボタンの押圧速度 等にもよるが、この表示装置では、表示が即座に変わるので、内部の回転表示体 の存在を意識させず、表示自体が自ら変形しているような不思議なイメージを看 者に与えることとなり、興味深いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る表示装置の斜視図である。
【図2】図1の表示装置の裏面図である。
【図3】図1に示す表示装置の内部構造を裏面側から見
た斜視図である。
【図4】図1に示す表示装置の内部構造の分解斜視図で
ある。
【図5】図1に示す表示装置のピニオン歯車とラック歯
車との噛合関係を示す図である。
【図6】図1に示す表示装置の回転表示体とストッパと
の関係を示す図である。
【図7】図1に示す表示装置の揺動体および回転表示体
の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 表示窓 3 ケーシング 4 押圧ボタン 10 揺動体 11 軸(第1の軸) 13 軸(第2の軸) 14 回転表示体 41 ストッパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示窓を有するケーシングと、このケー
    シング内に設置され第1の軸を中心として揺動可能な揺
    動体と、この揺動体を一方向に揺動させるための押圧ボ
    タンと、この押圧ボタンによって揺動させた前記揺動体
    を元位置に復帰させるための付勢手段と、前記揺動体の
    前記第1の軸から離れた部分で第2の軸を中心として回
    転可能でその回転により前記表示窓を通して異なる複数
    の表示を行う回転表示体と、前記第2の軸に付設され前
    記回転表示体と連結されるピニオン歯車と、前記ケーシ
    ング内に設けられ前記揺動体が前記第1の軸を中心とし
    て揺動する際に噛合により前記ピニオン歯車を回転させ
    るラック歯車と、前記揺動体が元位置に復帰する際の前
    記ピニオン歯車と前記ラック歯車との噛合による前記回
    転表示体の回転を阻止するストッパと、前記ピニオン歯
    車と前記回転表示体の間に介装され前記回転表示体の回
    転が阻止された時に当該ピニオン歯車と前記回転表示体
    との連結を解除するクラッチとを備えたことを特徴とす
    る表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは前記揺動体に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
JP1995005816U 1995-05-19 1995-05-19 表示装置 Expired - Lifetime JP3018341U (ja)

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JP1995005816U JP3018341U (ja) 1995-05-19 1995-05-19 表示装置

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ID=43153792

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190028083A (ko) * 2017-09-08 2019-03-18 (주)주성지앤비 최적 방향 지시 유도등
US11993691B2 (en) 2016-07-20 2024-05-28 Synthos S.A. Use of geopolymeric additive in combination with non-brominated flame retardant in polymer foams

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