JPS5913358Y2 - 首振り角度制限装置付扇風機 - Google Patents
首振り角度制限装置付扇風機Info
- Publication number
- JPS5913358Y2 JPS5913358Y2 JP1979012452U JP1245279U JPS5913358Y2 JP S5913358 Y2 JPS5913358 Y2 JP S5913358Y2 JP 1979012452 U JP1979012452 U JP 1979012452U JP 1245279 U JP1245279 U JP 1245279U JP S5913358 Y2 JPS5913358 Y2 JP S5913358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing angle
- spindle
- fan
- swing
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は首振り回動する従来の送風用電動機にその最
大首振り角度制限装置を新に付加させた扇風機に関する
もので以下第１〜第５図で示すこの考案の一実施例につ
いて説明する。
大首振り角度制限装置を新に付加させた扇風機に関する
もので以下第１〜第５図で示すこの考案の一実施例につ
いて説明する。
すなわち第１図は扇風機の全体を示す外観図で、スタン
ド１には支柱２が植立され、この支柱２の先端にはネッ
クピース３が取付けられ、そしてこのネックピース３に
支承端を挿入された首振り用スピンドル４には送風機部
５が固定されていること従来のものと同様である。
ド１には支柱２が植立され、この支柱２の先端にはネッ
クピース３が取付けられ、そしてこのネックピース３に
支承端を挿入された首振り用スピンドル４には送風機部
５が固定されていること従来のものと同様である。
また第２図は上記送風機部５を示すもので、その内部に
は送風用電動機６の前部が上記首振り用スピンドル４に
より回動可能に支承され、また電動機後部には首振り用
の減速歯車を組込んだギアボックス７が一体に形成され
ている。
は送風用電動機６の前部が上記首振り用スピンドル４に
より回動可能に支承され、また電動機後部には首振り用
の減速歯車を組込んだギアボックス７が一体に形成され
ている。
８はこのギアボックス７より減速歯車を経て導出された
クランクスピンドルで、その下方軸端には所定の首振り
角度で首振り運動させるためのクランク９を備え、そし
てこのクランク９の突軸１０と上記ネックピース３の頂
部に設けた首振り角度設定用凹陥部３ａ内に第３図のよ
うに突設した偏心軸１１とは首振り駆動ロッド１２で連
結されている。
クランクスピンドルで、その下方軸端には所定の首振り
角度で首振り運動させるためのクランク９を備え、そし
てこのクランク９の突軸１０と上記ネックピース３の頂
部に設けた首振り角度設定用凹陥部３ａ内に第３図のよ
うに突設した偏心軸１１とは首振り駆動ロッド１２で連
結されている。
一方第４図は上記首振り用スピンドル４の取付基板１３
を示し、この基板上にはその取付腕１４により上記電動
機６が第２図の載置状態に固定されている。
を示し、この基板上にはその取付腕１４により上記電動
機６が第２図の載置状態に固定されている。
１５は上記取付基板１３の両取付腕１４間に位置し、組
立て状態でその先端を直下に位置する上記ネックピース
３の頂部凹陥部３ａ内に挿入されるように下向きに折曲
げられた舌片状の最大首振り角度制限用のストッパーで
図のように上記首振り用スピンドル４と平行するよう対
向関係に設けられている。
立て状態でその先端を直下に位置する上記ネックピース
３の頂部凹陥部３ａ内に挿入されるように下向きに折曲
げられた舌片状の最大首振り角度制限用のストッパーで
図のように上記首振り用スピンドル４と平行するよう対
向関係に設けられている。
上記構成において扇風機を首振り動作させたときは内装
歯車によって減速されたクランクスピンドル８の回転で
クランク９を回転させ周知のように首振り駆動ロッド１
２に前後の往復運動を行わせ、このロッド１２の先端は
ネックピース３の偏心軸１１に回動可能に支承させてい
るので、結局上記クランク９が回転することにより送風
機部５はスピンドル４を中心にして左右へ決められた角
度だけ首振り運動をすることになる。
歯車によって減速されたクランクスピンドル８の回転で
クランク９を回転させ周知のように首振り駆動ロッド１
２に前後の往復運動を行わせ、このロッド１２の先端は
ネックピース３の偏心軸１１に回動可能に支承させてい
るので、結局上記クランク９が回転することにより送風
機部５はスピンドル４を中心にして左右へ決められた角
度だけ首振り運動をすることになる。
この首振り運動に際して例えば第５図に示すように首振
り用スピンドル４、クランクスピンドル８、クランク９
およびネックピースの偏心軸１１の位置関係が図の最大
首振り角度の状態にあり、この状態で常時スピンドル４
、クランクスピンドル８および偏心軸１１の関係が図示
のように距離Ａ＜Ｂ＋Ｃ＋α（α：各連結部品相互間の
ガタ）の関係であるならば上記本案のストッパー１５に
よる最大首振り角度制限装置を有しない従来のものでも
首振りロッド１２はスピンドル４とクランクスピンドル
８の軸心を結ぶ、いわゆるデッドライン上に位置するこ
とはあり得ないが、例えば各連結部の摩耗等により上記
ガタαが大になりＡ≧Ｂ十〇＋αの関係が成立した場合
にはロッド１２はスピンドル４とクランクスピンドル８
の軸心を結ぶ上記したデッドライン上に位置することに
もなるので、この場合は電動機部５の回動が反対方向に
戻らず正規の首振り運動を継続することができなくなり
、いわゆる首振り運動に支障がでることになる。
り用スピンドル４、クランクスピンドル８、クランク９
およびネックピースの偏心軸１１の位置関係が図の最大
首振り角度の状態にあり、この状態で常時スピンドル４
、クランクスピンドル８および偏心軸１１の関係が図示
のように距離Ａ＜Ｂ＋Ｃ＋α（α：各連結部品相互間の
ガタ）の関係であるならば上記本案のストッパー１５に
よる最大首振り角度制限装置を有しない従来のものでも
首振りロッド１２はスピンドル４とクランクスピンドル
８の軸心を結ぶ、いわゆるデッドライン上に位置するこ
とはあり得ないが、例えば各連結部の摩耗等により上記
ガタαが大になりＡ≧Ｂ十〇＋αの関係が成立した場合
にはロッド１２はスピンドル４とクランクスピンドル８
の軸心を結ぶ上記したデッドライン上に位置することに
もなるので、この場合は電動機部５の回動が反対方向に
戻らず正規の首振り運動を継続することができなくなり
、いわゆる首振り運動に支障がでることになる。
この考案の扇風機は上記した点を考慮し、特に上記ネッ
クピース３上に上記した電動機部５の支承用取付基板１
３を特別に介挿し、かつこの基板には上記したようにネ
ックピース３の頂部凹陥部３ａ内にその先端を揺動自在
に挿入させたストッパー１５を設けているので必ず第５
図に示す最大首振り角度の状態でこのストッパー１５が
上記凹陥部３ａの左右の内側壁面に衝合し、しかもそれ
以下の正規の首振り角度の際には上記ストッパーとネッ
クピース３が何ら関係をもたないようになっているので
、長期使用等によってたまたま上記した各連結部での「
ガタ」が多くなった場合でも電動機部５の一方向えの廻
りすぎによって首振り運動が停止したり、また装置が破
損されることなく長期にわたって安全に使用できるもの
である。
クピース３上に上記した電動機部５の支承用取付基板１
３を特別に介挿し、かつこの基板には上記したようにネ
ックピース３の頂部凹陥部３ａ内にその先端を揺動自在
に挿入させたストッパー１５を設けているので必ず第５
図に示す最大首振り角度の状態でこのストッパー１５が
上記凹陥部３ａの左右の内側壁面に衝合し、しかもそれ
以下の正規の首振り角度の際には上記ストッパーとネッ
クピース３が何ら関係をもたないようになっているので
、長期使用等によってたまたま上記した各連結部での「
ガタ」が多くなった場合でも電動機部５の一方向えの廻
りすぎによって首振り運動が停止したり、また装置が破
損されることなく長期にわたって安全に使用できるもの
である。
この考案の扇風機は以上のように電動機の取付基板とネ
ックピースを利用して、これらに最大首振り角度制限機
能をもたせているので首振り運動の伝達部品相互間にた
またま仕上げ加工あるいは長期使用による部品の摩耗等
により多少の「ガタ」が生じても、扇風機の最大回動角
度は上記ストッパーとネックピースの凹陥部とにより機
械的に制限されているので首振り装置の安全性が高く、
長期使用に耐えるものである。
ックピースを利用して、これらに最大首振り角度制限機
能をもたせているので首振り運動の伝達部品相互間にた
またま仕上げ加工あるいは長期使用による部品の摩耗等
により多少の「ガタ」が生じても、扇風機の最大回動角
度は上記ストッパーとネックピースの凹陥部とにより機
械的に制限されているので首振り装置の安全性が高く、
長期使用に耐えるものである。
第１図はこの考案の扇風機の全体を示す側面図、第２図
はその頭部送風機部の内部構成を示す側断面図、第３図
は首振り駆動ロッドの結合関係を示す当該部の分解斜視
図、第４図は送風用電動機の取付基板の斜視図、第５図
は首振り運動時の当該各部品の寸法関係を示すその結合
配置図である。 なお図中３はネックピース、３ａはその頂部に設けた首
振り角度設定用凹陥部、４は首振り用スピンドル、５は
スピンドルに支承された送風機部、６はその内装の送風
用電動機、１３はこの電動機の取付基板、１５はこの基
板に設けたストッパーを示す。 その他図中同−符号は同一部分を示すものとする。
はその頭部送風機部の内部構成を示す側断面図、第３図
は首振り駆動ロッドの結合関係を示す当該部の分解斜視
図、第４図は送風用電動機の取付基板の斜視図、第５図
は首振り運動時の当該各部品の寸法関係を示すその結合
配置図である。 なお図中３はネックピース、３ａはその頂部に設けた首
振り角度設定用凹陥部、４は首振り用スピンドル、５は
スピンドルに支承された送風機部、６はその内装の送風
用電動機、１３はこの電動機の取付基板、１５はこの基
板に設けたストッパーを示す。 その他図中同−符号は同一部分を示すものとする。
Claims (1)
- 首振り用スピンドル４を植立させた送風用電動機６の取
付基板１３に、その直下に位置するネックピース３の頂
部に設けた首振り角度設定用凹陥部３ａ内に挿入され、
その左右の内側壁面と所定の最大首振り回動角度で交互
に衝合し、この衝合状態での外力によるそれ以上の送風
機部５の回動を阻止するストッパー１５を上記スピンド
ル４の突出側にこれと平行に設けたことを特徴とする首
振り角度制限装置付扇風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979012452U JPS5913358Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 首振り角度制限装置付扇風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979012452U JPS5913358Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 首振り角度制限装置付扇風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55112093U JPS55112093U (ja) | 1980-08-06 |
| JPS5913358Y2 true JPS5913358Y2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=28828748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979012452U Expired JPS5913358Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | 首振り角度制限装置付扇風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913358Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014114779A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 防霜ファンの停止機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380372A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-15 | Agency Of Ind Science & Technol | Method and apparatus for acquiring heat energy by hydrogenation reaction of metal |
-
1979
- 1979-02-02 JP JP1979012452U patent/JPS5913358Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5380372A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-15 | Agency Of Ind Science & Technol | Method and apparatus for acquiring heat energy by hydrogenation reaction of metal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55112093U (ja) | 1980-08-06 |
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