JP3018196B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3018196B2
JP3018196B2 JP2176915A JP17691590A JP3018196B2 JP 3018196 B2 JP3018196 B2 JP 3018196B2 JP 2176915 A JP2176915 A JP 2176915A JP 17691590 A JP17691590 A JP 17691590A JP 3018196 B2 JP3018196 B2 JP 3018196B2
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color
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貞行 佐久間
英彰 浅井
英二 吉留
吉和 池崎
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名古屋大学長
ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、流れの画像表示装置に関し、特に、位相
コントラストMRアンギオグラフィにより得られる定量情
報をカラーを用いて効果的に画像表示する画像表示装置
に関する。
[従来の技術] 第11図は従来のMRアンギオグラフィにおける画像表示
方法の一例のフロー図である。
ステップR1では、位相コントラスト2次元MRアンギオ
グラフィにより血流量2次元データを得る。
ステップR2では、血流量2次元データの|血流量|の
大小に応じて、第12図に次す如き変換テーブルを用い
て、|血流量|を輝度に変換する。
ステップR3では、輝度に応じてモノクロ表示を行う。
第13図は、そのモノクロ表示の一例であり、Aは静脈の
血流,Bは動脈の血流である。
次に、第14図は従来のMRアンギオグラフィにおける画
像表示方法の他例のフロー図である。
ステップT1では、位相コントラスト3次元MRアンギオ
グラフィにより血流速3次元データを得る。
ステップT2では、血流速3次元データを血流速2次元
データに変換する。これは、第16図に示すように、血流
速3次元データCを2次元面に投影する投影線上の血流
速データの中で最も絶対値の大きいものをその2次元面
への投影データとするものである。
ステップT3では、血流速2次元データの|血流速|の
高低に応じて、第15図に示す如き変換テーブルにより、
|血流速|を輝度に変換する。
ステップR3では、第16図に示すように、輝度に応じた
モノクロ表示を行う。Aは静脈の血流,Bは動脈の血流で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のMRアンギオグラフィにおける画像表示方法
では、輝度だけで血流量,血流速を表示していたため、
ダイナミックレンジが制限され、分解能,定量性が悪
く、流れ方向等の他の情報を含めた表示ができないとい
う問題点があった。
すなわち、位相コントラストMRアンギオグラフィで
は、血流量,血流速の定量情報が得られるのに、これら
を十分に表示できず、静脈と動脈を分離することすらで
きない場合があった。
そこで、この発明の目的は、位相コントラストMRアン
ギオグラフィにより得られる血流量,血流速の定量情報
を効果的に表示することが出来る画像表示装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 第1の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に応じてカラーを割り当て
てカラー血流速2次元データを生成する手段と、前記カ
ラー血流速2次元データに基づいてカラー画像表示を行
う手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置であ
る。
第2の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度の組
み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元データを
生成する手段と、前記カラー輝度血流速2次元データに
基づいてカラー輝度画像表示を行う手段とを備えたこと
を特徴とする画像表示装置である。
第3の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータを積算して血流量2次元データ
を生成する手段と、前記血流量2次元データの血流量に
応じてカラーを割り当ててカラー血流量2次元データを
生成する手段と、前記カラー血流量2次元データに基づ
いてカラー画像表示を行う手段とを備えたことを特徴と
する画像表示装置である。
第4の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータを積算して血流量2次元データ
を生成する手段と、前記血流量2次元データの血流量に
応じてカラーと輝度の組み合わせを割り当ててカラー輝
度血流量2次元データを生成する手段と、前記カラー輝
度血流量2次元データに基づいてカラー輝度画像表示を
行う手段とを備えたを特徴とする画像表示装置である。
第5の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に能じてカラーを割り当て
てカラー血流速2次元データを生成する手段と、前記血
流速3次元データを所与の1方向に投影したときに重な
るデータを積算して血流量2次元データを生成する手段
と、前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーを
割り当ててカラー血流量2次元データを生成する手段
と、前記カラー血流速2次元データ及び前記カラー血流
量2次元データに基づいてカラー画像表示を行う手段と
を備えたことを特徴とする画像表示装置である。
第6の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に応じてカラーを割り当て
てカラー血流速2次元データを生成する手段と、前記血
流速3次元データを所与の1方向に投影したときに重な
るデータを積算して血流量2次元データを生成する手段
と、前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーと
輝度の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流量2次元
データを生成する手段と、前記カラー血流速2次元デー
タ及び前記カラー輝度血流量2次元データに基づいてカ
ラー画像表示及びカラー輝度画像表示を行う手段とを備
えたを特徴とする画像表示装置である。
第7の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度の組
み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元データを
生成する手段と、前記血流速3次元データを所与の1方
向に投影したときに重なるデータを積算して血流量2次
元データを生成する手段と、前記血流量2次元データの
血流量に応じてカラーを割り当ててカラー血流量2次元
データを生成する手段と、前記カラー輝度血流速2次元
データ及び前記カラー血流量2次元データに基づいてカ
ラー輝度画像表示及びカラー画像表示を行う手段とを備
えたことを特徴とする画像表示装置である。
第8の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で絶対値が最も大きいデー
タを集めて血流速2次元データを生成する手段と、前記
血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度の組
み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元データを
生成する手段と、前記血流速3次元データを所与の1方
向に投影したときに重なるデータを積算して血流量2次
元データを生成する手段と、前記血流量2次元データの
血流量に応じてカラーと輝度の組み合わせを割り当てて
カラー輝度血流量2次元データを生成する手段と、前記
カラー輝度血流速2次元データ及び前記カラー輝度血流
量2次元データに基づいてカラー輝度画像表示を行う手
段とを備えたを特徴とする画像表示装置である。
第9の観点では、この発明は、位相コントラスト3次
元MRアンギオグラフィにより血流速3次元データを得る
手段と、前記血流速3次元データを所与の1方向に投影
したときに重なるデータの中で最も大きいデータを集め
て血流速2次元データを生成する手段と、前記血流速2
次元データの血流速に応じてカラーと輝度の組み合わせ
を割り当ててカラー輝度血流速2次元データを生成する
手段と、異なる時間の血流速2次元データから血流速の
標準偏差若しくは分散又は最大最小差を算出して血流速
変化2次元データを生成する手段と、前記血流速変化2
次元データの血流速変化に応じてカラーと輝度の組み合
わせを割り当ててカラー輝度血流速変化2次元データを
生成する手段と、前記カラー輝度血流速2次元データ及
び前記カラー輝度血流速変化2次元データに基づいてカ
ラー輝度画像表示を行う手段とを備えたことを特徴とす
る画像表示装置である。
[作用] この発明のMRアンギオグラフィにおける画像表示方法
では、位相コントラストMRアンギオグラフィにより得た
血流量または血流速データをカラーまたはカラーと輝度
の組合せに変換する。例えば、血流量に応じて異なるカ
ラーを割り当てる。あるいは、血流速の方向により異な
るカラーを割り当てると共に、大きさに応じて異なる輝
度を割り当てる。そして、割り当てたカラーまたはカラ
ーと輝度の組合せにより画像を表示する。
そこで、血流量情報または血流速情報を視認できるよ
うになる。
[実施例] 以下、図に示す実施例に基づいてこの発明をさらに詳
しく説明する。なお、これによりこの発明が限定される
ものではない。
第4図は、この発明のMRアンギオグラフィにおける画
像表示方法を実施するNMRイメージング装置1を示すブ
ロック図である。
計算機2は、操作卓13からの指示に基づき、全体の作
動を制御する。
シーケンス記憶回路3は、記憶しているシーケンスに
基づいて、勾配磁場駆動回路4を作動させ、マグネット
アセンブリ5の静磁場コイル,勾配磁場コイルで静磁
場,勾配磁場を発生させる。また、ゲート変調回路7を
制御し、RF発振回路6で発生したRF信号を変調して、RF
電力増幅器8からマグネットアセンブリ5の送信コイル
に加える。
マグネットアセンブリ5の受信コイルで得られたNMR
信号は、前置増幅器9を介して位相検波器10に入力さ
れ、さらに、AD変換器11を介して計算機2に入力され
る。
計算機2は、AD変換器11から得たNMR信号のデータに
基づき、画像データを算出し、表示装置12に画像を表示
する。MRアンギオグラフィを行った場合には、以下に示
すように、この発明の画像表示方法による表示を行う。
第1図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法の一実施例のフロー図である。
ステップR1では、位相コントラスト2次元MRアンギオ
グラフィにより血流量2次元データを得る。
ステップR2では、第11図に示す如き変換テーブルを用
いて|血流量|を輝度に変換する。
ステップS1では、第2図に示す如き変換テーブルを用
いて、輝度をカラーに変換する。
ステップR3では、前記カラーに基づいてカラー画像を
表示する。カラー表示における輝度は、すべてのカラー
で同一にしても良いし、各カラー毎に所定の輝度を定め
ても良い。要は、輝度には血流情報が含まれず、カラー
血流情報が含まれるということである。第3図はそのカ
ラー画像表示の一例であり、Aは静脈の血流,Bは動脈の
血流である。
第2図に点線で示すように、血流量が同程度で輝度が
近接している2点は、輝度だけでは区別できないが、カ
ラーにすると明確に区別できる。
このように、カラー化することにより、ダイナミック
レンジが広くなり、分解能が向上し、定量性が改善され
る。静脈と動脈の分離も明確に出来るようになる。
なお、輝度からカラーへの変換テーブルは、上向き凸
型,直線型,下向き凸型などの数種類を備えておき、測
定目的や測定部位に応じて適宜選択できるようにするの
が好ましい。これは測定目的や測定部位により血流量の
着目レンジが変わるからである。
第5図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法の他の実施例のフロー図である。
ステップT1では、位相コントラスト3次元MRアンギオ
グラフィにより血流速3次元データを得る。
ステップT2では、血流速3次元データを血流速2次元
データに変換する。これは血流速3次元データを2次元
面に投影する投影線上で重なる血流速データの中で絶対
値が最も大きいデータを集めて血流速2次元データとす
るものである。
ステップT3では、血流速2次元データの|血流速|の
高低に応じて、第14図に示す如き変換テーブルを用い
て、|血流速|を輝度に変換する。
ステップS1では、輝度を第2図に示す如き変換テーブ
ルによりカラーに変換する。
ステップR3では、カラー画像を表示する。
上記第5図の実施例の変形実施例としては、血流速3
次元データを2次元面に投影する投影線上の血流速デー
タを積算した値を集めて血流量2次元データを作成する
処理で前記ステップT2を置換し、且つ、|血流量|を輝
度に変換する処理で前記ステップT3を置換したものが挙
げられる。
第6図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法のさらに他の実施例のフロー図である。
ステップT1では、位相コントラスト3次元MRアンギオ
グラフィにより血流速3次元データを得る。
ステップT2では、血流速3次元データから血流速2次
元データを得る。この血流速2次元データは、|血流速
|2次元データと方向2次元データの2つに分離される。
方向はデータの位相から得られる。
ステップT3では、|血流速|を第14図に示す如き変換
テーブルにより輝度に変換する。
一方、ステップS3では、例えば画面の上向き方向を赤
色,下向き方向を青色とする。
ステップR3では、前記ステップT3で得た輝度と前記ス
テップS3で得たカラーによりカラー輝度画像を表示す
る。
これにより得られる画像は、超音波血流イメージング
の画像と対応するものとなる。
上記第6図の実施例の変形実施例としては、先述した
第5図の実施例の変形実施例と同様に、血流速を血流量
に置換したものが挙げられる。
また、画面の前後方向や左右方向にカラーを割り当て
たものが挙げられる。この変形実施例の場合は、流れの
立体感を把握しやすくなる。
第7図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法のさらにまた他の実施例のフロー図である。
ステップT1,T2,T3,S1,は、先述した第5図の実施例と
同様の処理であり、血流速がカラーに変換される。
一方、ステップS4では、血流速3次元データを2次元
面に投影する投影線上の血流速データを積算した値を投
影データとして血流量2次元データを得る。
ステップR2では、|血流量|を上記ステップS1で使っ
ているカラー以外のカラーの輝度に変換する。
ステップR3では、カラー輝度画像が表示されるが、こ
のカラー輝度画像における特定の複数のカラーが|血流
速|を表わしており、それらカラーとは異なるカラーの
輝度が|血流量|を表わしている。
この実施例によれば、画面に表示する情報量を増やす
ことが出来る。
第8図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法のさらに他の実施例のフロー図である。
ステップT1では、位相コントラスト3次元MRアンギオ
グラフィにより血流速3次元データを得る。
ステップT2では、血流速3次元データを血流速2次元
データに変換する。
ステップS5では、|血流速|を赤色の輝度に変換す
る。
一方、ステップS4では、血流速3次元データを血流量
2次元データに変換する。
ステップS6では、|血流量|を緑色の輝度に変換す
る。
ステップR3では、カラー輝度画像を表示するが、赤画
像の輝度は|血流速|を表わし、緑画像の輝度は|血流
量|を表わすことになる。
なお、上記カラーの赤色の緑色を他の2色に変更して
も良い。
第9図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法のさらにまた他の実施例のフロー図である。
ステップT1,T2,S3,T3は、第6図の実施例と同様の処
理である。
一方、ステップS4,S6は、第8図の実施例における対
応する処理と同様の処理である。
ステップR3では、カラー輝度画像を表示するが、この
カラー輝度画像において、赤画像の輝度は画面の例えば
上向きの|血流速|を表わし、青画像の輝度は画面の例
えば下向きの|血流速|を表わし、緑画像の輝度は|血
流量|を表わすことになる。
第10図はこの発明のMRアンギオグラフィにおける画像
表示方法のさらに他の実施例のフロー図である。
ステップT4では、位相コントラスト3次元MRアンギオ
グラフィにより連続して血流速3次元データを得る(シ
ネモード)。
ステップT2,S3,T3は、第6図の実施例と同様の処理で
ある。
ステップS7では、連続して得た血流速3次元データか
ら1心拍中の血流速の標準偏差を算出し、標準偏差2次
元データを算出する。
ステップS8では、標準偏差を緑色の輝度に変換する。
ステップR3では、カラー輝度画像を表示するが、この
カラー輝度画像において、赤画像の輝度は画面の例えば
上向きの|血流速|を表わし、青画像の輝度は画面の例
えば下向きの|血流速|を表わし、緑画像の輝度は1心
拍中の血流速の標準偏差を表わすことになる。
なお、上記実施例では、|血流量|,|血流速|を輝度
に変換し、その輝度をカラーに変換していたが、これは
従来方法を利用してこの発明を実施するためであって、
|血流量|,|血流速|を直接にカラーに変換してもよ
い。
また、方向も含めて血流量,血流速をカラーに変換し
てもよい(例えば、画面の上向き流れには暖色系のカラ
ーを割り当て、画面の下向きの流れには寒色系のカラー
を割り当てる)。
さらに他の実施例としては、1心拍中の|血流速|の
最大と最小の変化幅すなわち最大最小差や,分散に、|
血流量|,|血流速|の表示に用いるカラー以外のカラー
またはカラーと輝度の組合せを割り当てて、これらと重
ねて表示するものが挙げられる。
[発明の効果] この発明によれば、血流量,血流速,標準偏差などを
カラーまたはカラーと輝度の組合せにより表示するの
で、次のような効果が得られる。
ダイナミックレンジが広くなる。
分解能が向上する。
定量性が改善される。
画面に表示する情報量を増やすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の画像表示方法の一実施例のフロー
図、第2図は輝度をカラーに変換する変換テーブルの例
示図、第3図は|血流量|のカラー画像の例示図、第4
図はこの発明の方法を実施するNMRイメージング装置の
ブロック図、第5図はこの発明の画像表示方法の他の実
施例のフロー図、第6図はこの発明の画像表示方法のさ
らに他の実施例のフロー図、第7図はこの発明の画像表
示方法のさらにまた他の実施例のフロー図、第8図はこ
の発明の画像表示方法のさらに他の実施例のフロー図、
第9図はこの発明の画像表示方法のさらにまた他の実施
例のフロー図、第10図はこの発明の画像表示方法のさら
に他の実施例のフロー図、第11図は従来の画像表示方法
の一例のフロー図、第12図は|血流量|を輝度に変換す
る変換テーブルの例示図、第13図は|血流量|の輝度画
像の例示図、第14図は従来の画像表示方法の他の一例の
フロー図、第15図は|血流速|を輝度に変換する変換テ
ーブルの例示図、第16図は|血流速|の輝度画像の例示
図である。 (符号の説明) 1……NMRイメージング装置 2……計算機、12……表示装置。
フロントページの続き (72)発明者 池崎 吉和 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 横河メディカルシステム株式会社内 合議体 審判長 松本 邦夫 審判官 伊坪 公一 審判官 藤原 敬士 (56)参考文献 特開 昭63−117746(JP,A) 特開 昭63−216550(JP,A) 特開 昭61−187850(JP,A) 特開 昭61−141347(JP,A) 特開 昭61−257631(JP,A) 特開 昭63−317137(JP,A) 特開 昭62−97539(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流速2次元データを生成する手段と、 前記カラー血流速2次元データに基づいてカラー画像表
    示を行う手段とを備えたことを特徴とする画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元デー
    タを生成する手段と、 前記カラー輝度血流速2次元データに基づいてカラー輝
    度画像表示を行う手段とを備えたことを特徴とする画像
    表示装置。
  3. 【請求項3】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流量2次元データを生成する手段と、 前記カラー血流量2次元データに基づいてカラー画像表
    示を行う手段とを備えたことを特徴とする画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流量2次元デー
    タを生成する手段と、 前記カラー輝度血流量2次元データに基づいてカラー輝
    度画像表示を行う手段とを備えたを特徴とする画像表示
    装置。
  5. 【請求項5】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流量2次元データを生成する手段と、 前記カラー血流速2次元データ及び前記カラー血流量2
    次元データに基づいてカラー画像表示を行う手段とを備
    えたことを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流量2次元デー
    タを生成する手段と、 前記カラー血流速2次元データ及び前記カラー輝度血流
    量2次元データに基づいてカラー画像表示及びカラー輝
    度画像表示を行う手段とを備えたを特徴とする画像表示
    装置。
  7. 【請求項7】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元デー
    タを生成する手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーを割り
    当ててカラー血流量2次元データを生成する手段と、 前記カラー輝度血流速2次元データ及び前記カラー血流
    量2次元データに基づいてカラー輝度画像表示及びカラ
    ー画像表示を行う手段とを備えたことを特徴とする画像
    表示装置。
  8. 【請求項8】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で絶対値が最も大きいデータを集め
    て血流速2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元デー
    タを生成する手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータを積算して血流量2次元データを生成す
    る手段と、 前記血流量2次元データの血流量に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流量2次元デー
    タを生成する手段と、 前記カラー輝度血流速2次元データ及び前記カラー輝度
    血流量2次元データに基づいてカラー輝度画像表示を行
    う手段とを備えたを特徴とする画像表示装置。
  9. 【請求項9】位相コントラスト3次元MRアンギオグラフ
    ィにより血流速3次元データを得る手段と、 前記血流速3次元データを所与の1方向に投影したとき
    に重なるデータの中で最も大きいデータを集めて血流速
    2次元データを生成する手段と、 前記血流速2次元データの血流速に応じてカラーと輝度
    の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流速2次元デー
    タを生成する手段と、 異なる時間の血流速2次元データから血流速の標準偏差
    若しくは分散又は最大最小差を算出して血流速変化2次
    元データを生成する手段と、 前記血流速変化2次元データの血流速変化に応じてカラ
    ーと輝度の組み合わせを割り当ててカラー輝度血流速変
    化2次元データを生成する手段と、 前記カラー輝度血流速2次元データ及び前記カラー輝度
    血流速変化2次元データに基づいてカラー輝度画像表示
    を行う手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
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