JPH06189929A - 複合パルスシーケンスmri撮像方法 - Google Patents

複合パルスシーケンスmri撮像方法

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JPH06189929A
JPH06189929A JP4344071A JP34407192A JPH06189929A JP H06189929 A JPH06189929 A JP H06189929A JP 4344071 A JP4344071 A JP 4344071A JP 34407192 A JP34407192 A JP 34407192A JP H06189929 A JPH06189929 A JP H06189929A
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JP
Japan
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image
pulse sequence
sequence
composite
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP4344071A
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English (en)
Inventor
Hiromi Kawaguchi
博巳 川口
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像と再構成とを繰り返すことを必要とせ
ず,また,画像の合成も必要とせずに、目的部位だけを
強調した画像を得る。 【構成】 異なる種類のパルスシーケンスS1,S2,
S3により得られた各画像G1,G2,G3に所定の重
みW1,W2,W3を付けて合成した場合に目的部位を
強調した画像が得られるとき、前記パルスシーケンスS
1,S2,S3を前記重みW1,W2,W3に応じた配
分でk空間kspを構成するビューに対応付けし、k空
間kspを構成するビュー毎に、対応するパルスシーケ
ンスを実行し、k空間kspのデータを収集し、画像を
再構成する。 【効果】 医用画像処理装置として好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複合パルスシーケン
スMRI撮像方法に関し、さらに詳しくは、異なる種類
のパルスシーケンスを複合した複合パルスシーケンスに
よりk空間のデータを収集する複合パルスシーケンスM
RI撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMRI装置では、異なる種類のパ
ルスシーケンスが多数用意されており、ユーザは、目的
部位を強調できるパルスシーケンスを選んで実行させ、
目的部位を強調した画像を得ていた。なお、異なる種類
とは、IR法とSE法のように方式が異なる場合および
方式が同じでも反復時間TRなどのパラメータが異なる
場合の両方を意味する。また、目的部位とは、器官また
は器官の一部または病変部などを意味する。
【0003】図12は、生体の断面の一例であり、A,
B,C,Dはそれぞれ異なる部位である。図13から図
15は、異なる種類のパルスシーケンスで得られた画像
G1,G2,G3の例である。図13の画像G1では、
部位A,Bが、部位C,Dに比べて強調されている。但
し、部位Aと部位Bとでは、あまり差がつかない。図1
4の画像G2では、部位B,Cが、部位A,Dに比べて
強調されている。但し、部位Bと部位Cとでは、あまり
差がつかない。図15の画像G3では、部位B,Dが、
部位A,Cに比べて強調されている。但し、部位Bと部
位Dとでは、あまり差がつかない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のMRI撮像方法
では、目的部位を強調できるような方式とパラメータを
持つパルスシーケンスを選択して実行しているが、目的
部位によってはそこだけを強調できず、非目的部位も強
調されてしまう問題点があった。このため、異なる種類
のパルスシーケンスで得られた画像を合成して目的部位
だけを強調することが提案されているが、パルスシーケ
ンスの種類だけ撮像と再構成とを繰り返す必要があり,
また,画像の合成にも時間がかかることから、実用的で
はない問題点があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、撮像と再構成
とを繰り返すことを必要とせず,また,画像の合成も必
要とせずに、目的部位だけを強調した画像を得ることが
出来る複合パルスシーケンスMRI撮像方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の複合パルスシ
ーケンスMRI撮像方法は、異なる種類のm通りのパル
スシーケンスにより得られた各画像G1,G2,…,G
mに所定の重みW1,W2,…,Wmを付けて合成した
場合に目的部位を強調した画像gが得られるとき、前記
m通りのパルスシーケンスを前記重みW1,W2,…,
Wmに応じた配分でk空間を構成するビューに対応付け
し、k空間を構成するビュー毎に、対応するパルスシー
ケンスを実行し、k空間のデータを収集することを構成
上の特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明の複合パルスシーケンスMRI撮像方
法では、1つの画像を得るためのk空間のデータを、異
なる種類のパルスシーケンスをビュー対応に用いて収集
する。ここで、パルスシーケンスの種類は、目的部位を
強調できるような組合せである。また、各種類のパルス
シーケンスが担当するビュー数は、目的部位を強調でき
るような重みに応じて配分されている。従って、このよ
うにして得たk空間のデータから再構成した画像は、異
なる種類のパルスシーケンスにより得られた各画像に所
定の重みを付けて合成した画像と同等であり、目的部位
だけを強調することが出来る。しかも、撮像と再構成と
を繰り返すことを必要とせず、また、画像の合成も必要
としない。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。図1は、この発明の複合パルス
シーケンスMRI撮像方法を実施するためのMRI装置
1のブロック図である。
【0009】計算機2は、操作卓13からの指示に基づ
き、全体の作動を制御する。シーケンスコントローラ3
は、記憶しているシーケンスに基づいて、勾配磁場駆動
回路4を作動させ、マグネットアセンブリ5の静磁場コ
イル,勾配磁場コイルで静磁場,勾配磁場を発生させ
る。また、ゲート変調回路7を制御し、RF発振回路6
で発生したRFパルスを所定の波形に変調して、RF電
力増幅器8からマグネットアセンブリ5の送信コイルに
加える。
【0010】マグネットアセンブリ5の受信コイルで得
られたNMR信号は、前置増幅器9を介して位相検波器
10に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機
2に入力される。計算機2は、AD変換器11から得た
NMR信号のデータに基づき、イメージを再構成し、表
示装置12で表示する。この発明の複合パルスシーケン
スMRI撮像方法は、計算機2およびシーケンスコント
ローラ3に記憶された手順により実施される。以下、図
2〜図11を参照して、この発明の複合パルスシーケン
スMRI撮像方法の一実施例を説明する。
【0011】図2は、この発明の複合パルスシーケンス
MRI撮像方法の準備のためのデータ収集処理のフロー
図である。ステップD1では、MRI装置1で可能な多
数の種類のパルスシーケンス候補を定める。ステップD
2では、モデルの被検体に対して全てのパルスシーケン
ス候補を実行し、データを収集する。ステップD3で
は、収集したデータからヒストグラムを作成する。作成
したヒストグラムを図5に例示する。図5の(IA)は、
IR法でTIを変えながら撮像し、図12の部位Aの部
分での平均画素値をTIに関してカーブ化したものであ
る。実線と破線と点線はそれぞれ異なるTRに対するカ
ーブである。図5の(IB)〜(ID)は、図12の部位
B,C,Dについての同様のヒストグラムである。図5
の(SA)は、SE法でTEを変えながら撮像し、図12
の部位Aの部分での平均画素値をTEに関してカーブ化
したものである。実線と破線と点線はそれぞれ異なるT
Rに対するカーブである。図5の(SB)〜(SD)は、図
12の部位B,C,Dについての同様のヒストグラムで
ある。
【0012】図3は、この発明の複合パルスシーケンス
MRI撮像方法の準備のための複合シーケンス決定処理
のフロー図である。この処理を繰り返して、様々な目的
部位に合った複合シーケンスを登録しておく。ステップ
P1では、ユーザが目的部位を指定する。ステップP2
では、ヒストグラムを解析し、目的部位だけを強調でき
るようなヒストグラムの組合わせと重みとを求める。こ
の処理を図6〜図9により説明する。図6は、あるパル
スシーケンスS1による画像G1と,各部位の平均画素
値を表わしている。各部位の平均画素値は、このパルス
シーケンスS1に対応する箇所で図5のヒストグラムを
切った場合の切り口を並べたものである。図7,図8
は、それぞれ別のパルスシーケンスS2,S3による画
像G2,G3と,各部位の平均画素値を表わしている。
図6〜図8の画像G1,G2,G3をそれぞれ重みW
1,W2,W3を付けて合成すると、図9に示すよう
に、目的部位Aだけを強調できる。
【0013】ステップP3では、求めたヒストグラムの
組合わせから、パルスシーケンスの組合わせを求める。
図6〜図8の例では、パルスシーケンスS1,S2,S
3の組合わせが求まる。次に、それらパルスシーケンス
S1,S2,S3を、重みW1,W2,W3に応じた配
分で、k空間を構成するビューに対応付けし、これを複
合パルスシーケンスとする。図10,図11は、k空間
kspのビューとパルスシーケンスS1,S2,S3の
対応付けの例である。図10では、高周波領域をパルス
シーケンスS1,S3に対応付けし、低周波領域をパル
スシーケンスS2に対応付けしている。ビュー数の比が
重みW1,W2,W3に対応している。図11では、全
体を4つのブロックb1〜b4に分けて、各ブロックb
1〜b4内のビューをそれぞれ重みW1,W2,W3に
応じた配分でパルスシーケンスS1,S2,S3に対応
付けしている。
【0014】図4は、この発明の複合パルスシーケンス
MRI撮像方法による撮像処理のフロー図である。ステ
ップM1では、ユーザは目的部位を指定する。ステップ
M2では、目的部位を強調できる複合シーケンスを検索
し、取り出す。ステップM3では、取り出した複合シー
ケンスにより撮像し、画像を再構成し、表示する。これ
により、目的部位だけを強調した画像が得られる。
【0015】
【発明の効果】この発明の複合シーケンスMRI撮像方
法によれば、撮像と再構成とを繰り返すことを必要とせ
ず、また、画像の合成も必要とせずに、目的部位だけを
強調した画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の複合シーケンスMRI撮像方法を実
施するためのMRI装置の一例のブロック図である。
【図2】この発明の複合パルスシーケンスMRI撮像方
法の準備のためのデータ収集処理のフロー図である。
【図3】この発明の複合パルスシーケンスMRI撮像方
法の準備のための複合シーケンス決定処理のフロー図で
ある。
【図4】この発明の複合パルスシーケンスMRI撮像方
法の実行処理のフロー図である。
【図5】ヒストグラムの例示図である。
【図6】シーケンスS1による画像G1とヒストグラム
の切り口の例示図である。
【図7】シーケンスS2による画像G2とヒストグラム
の切り口の例示図である。
【図8】シーケンスS3による画像G3とヒストグラム
の切り口の例示図である。
【図9】合成画像gとヒストグラムの切り口の例示図で
ある。
【図10】k空間のビューの配分の例示図である。
【図11】k空間のビューの配分の別の例示図である。
【図12】生体の断面の一例の模式図である。
【図13】シーケンスS1による画像G1の例示図であ
る。
【図14】シーケンスS2による画像G2の例示図であ
る。
【図15】シーケンスS3による画像G3の例示図であ
る。
【符号の説明】
1 MRI装置 2 計算機 3 シーケンスコントローラ ksp k空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる種類のm通りのパルスシーケンス
    により得られた各画像G1,G2,…,Gmに所定の重
    みW1,W2,…,Wmを付けて合成した場合に目的部
    位を強調した画像gが得られるとき、前記m通りのパル
    スシーケンスを、前記重みW1,W2,…,Wmに応じ
    た配分で、k空間を構成するビューに対応付けし、k空
    間を構成するビュー毎に、対応するパルスシーケンスを
    実行し、k空間のデータを収集することを特徴とする複
    合パルスシーケンスMRI撮像方法。
JP4344071A 1992-12-24 1992-12-24 複合パルスシーケンスmri撮像方法 Pending JPH06189929A (ja)

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JP (1) JPH06189929A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4103870A1 (de) * 1990-02-09 1991-08-14 Mazda Motor Verbrennungsmotor-ansaugsystem mit mechanischem auflader
JP2007260425A (ja) * 2007-06-07 2007-10-11 Hitachi Medical Corp 核磁気共鳴撮影装置
JP2008000626A (ja) * 2007-09-21 2008-01-10 Toshiba Medical System Co Ltd 磁気共鳴診断装置
JP2010201184A (ja) * 2010-05-17 2010-09-16 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法

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