JP3018099U - 茎状食用植物の収納箱 - Google Patents

茎状食用植物の収納箱

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JP3018099U
JP3018099U JP1995005600U JP560095U JP3018099U JP 3018099 U JP3018099 U JP 3018099U JP 1995005600 U JP1995005600 U JP 1995005600U JP 560095 U JP560095 U JP 560095U JP 3018099 U JP3018099 U JP 3018099U
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貞雄 長倉
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永井 宏靖
株式会社アスク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立て
た状態で並設して収納でき、茎状食用植物の運搬時など
における損傷を軽減でき、茎状食用植物を収納前の状態
と殆ど同様な新鮮な状態で店頭に展示して、消費者に提
供でき、収納運搬用と展示用を兼ねた茎状食用植物の収
納箱を提供する。 【構成】 下箱2と上蓋3とで構成され、下箱2の左右
両側壁部21の上端部が、前部水平上端部21aと、前
部水平上端部21aから後部に向けて高くなる傾斜状上
端部21bと、後部水平上端部21cとで形成され、上
蓋3との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁21dが形成
され、上蓋3の左右両側壁部31の下端部が、前部水平
下端部31aと、前部水平下端部31aから後部に向け
て低くなる傾斜状下端部31bと、後部水平下端部31
cとで形成され、下箱との嵌合部の内側に、下箱の凸状
上端周縁21dに対応した凹段状下端内周縁31dが形
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立てた状態で並設して収 納するようにした茎状食用植物の収納箱に関し、特に、収納時や運搬時に茎状食 用植物の損傷を軽減し、運搬用と展示用の両方を兼用可能な茎状食用植物の収納 箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物は、ダンボ─ル箱や木製箱等の収 納箱に、横に寝かせた状態で積み上げて収納して運搬し、店頭においては、この 収容箱から取り出して、店頭に用意された展示用の箱等に入れ替えて展示するよ うにしている。そして、消費者が店頭に行き、展示された茎状食用植物を購入し 、家庭に持ち帰って料理して、食するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を上記のように横に寝かせた 状態で積み上げて収納すると、箱内の下部側にある茎状食用植物が積み重ねた上 部側の茎状食用植物の重量で押し潰されたり、運搬途中で箱内の茎状食用植物が 横擦れして箱の内壁面に当たり茎状食用植物の穂先などが潰れたりすることがあ るといった問題があった。更に、収納運搬用の箱と展示用の箱の2つの箱を必要 とするといった問題があった。 本考案は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立てた状態で並設して収納 することができ、茎状食用植物の運搬時などにおける損傷を軽減することができ て、茎状食用植物を収納前の状態と殆ど同様な新鮮な状態で店頭に展示して、消 費者に提供することができ、収納運搬用と展示用を兼ねた状食用植物の収納箱を 提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1の茎状 食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立てた状態で並設 して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱と上蓋とで構成さ れ、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成され、上蓋との嵌合 部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対 応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内側に、前記上 蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成されているものである。
【0005】 請求項2の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部の上端部が、前部水平上端部と、前部 水平上端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部と、後部水平上端部とで形成 され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁 部の下端部が、前部水平下端部と、前部水平下端部から後部に向けて低くなる傾 斜状下端部と、後部水平下端部とで形成され、下箱との嵌合部の内側に、前記下 箱の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成されているものである。
【0006】 請求項3の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端端内縁が形成され、前 記下箱は、底面が傾斜状に形成され、茎状食用植物を立てた状態で保持する保持 部を有し、前記上蓋は、内面に補強リブと、内部の水分を吸収するための和紙を 敷設する複数のボスが内部上面に下向きに突設されているものである。
【0007】 請求項4の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、前 記下箱もしくは上蓋に、上蓋を閉めた状態で内部の予冷を行うための通孔が形成 され、更に、予冷完了後に前記通孔を塞ぐ栓を設けたものである。
【0008】 請求項5の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、上 蓋の上面と下箱の下面とに、積み上げ時に互いに嵌合する凹部と凸部のいずれか 一方がそれぞれ設けられているものである。
【0009】 請求項6の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、前 記下箱には、対面する内壁面に、複数の縦向き凹溝がそれぞれ形成され、前記縦 向き凹溝に上方から嵌入されて茎状食用植物を立てた状態で区画して保持する複 数の楔状の仕切り板が設けられているものである。
【0010】 請求項7の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部の上端部が、前部水平上端部と、前部 水平上端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部と、後部水平上端部とで形成 され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、前記下箱の底面に 、シ─ト状の吸収性蓄冷剤を敷設したものである。
【0011】
【作用】
請求項1の茎状食用植物の収納箱によれば、下箱の左右両側壁部が、前部から 後部に向けて高く形成されているので、茎状食用植物を収納箱の高さの高い後部 から順番に立てた状態で並設して収納することができる。 従って、従来、箱内に横に寝かせて重ねて収納していたものに比べて、茎状食 用植物に重量が罹ることがなくて、茎状食用植物が押し潰されたり、穂先が潰れ たりすることがなく、茎状食用植物の損傷を軽減することができる。
【0012】 更に、下箱における上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成されてい るので、下箱内に立てた状態で並設された茎状食用植物に、上蓋が当接すること を防ぐことができ、特に、茎状食用植物の穂先部分の損傷を軽減することができ る。 更に、店頭に展示するときには、上蓋を開けた状態で、そのままの状態で見栄 え良く展示することができ、茎状食用植物を別の箱などに移し替えて展示する必 要がなく、手間を省くことができる。 しかも、上蓋を閉めたときに、上蓋の左右両側壁部の凹段状下端内周部が、下 箱の凸状上端周縁に嵌合するので、この上蓋を閉めた状態を良好な状態に保持す ることができ、運搬時等に、上蓋が下箱から横擦れするようなことがない。
【0013】 請求項2の茎状食用植物の収納箱によれば、下箱における左右両側壁部の高さ の高い後部水平上端部の部分から順番に茎状食用植物を立てた状態で並設して収 納できるので、この茎状食用植物を正確に立てた状態に保持しながら並設するこ とができ、この立てた状態で並設するときに、茎状食用植物が倒れることがなく 、茎状食用植物の収納作業が行い易い。 また、上蓋を開けて店頭に展示するときには、下箱の左右両側壁部の上端部が 段部と傾斜状部分を有する変化に富んだ形状に形成されているので、外観が見栄 えの良いものとなる。
【0014】 請求項3の茎状食用植物に収納箱によれば、下箱の底面が傾斜状に形成されて いるので、茎状食用植物を若干後側に傾けた状態で立てて並設して収納できるの で、茎状食用植物を下箱内に収納するときに、茎状食用植物がばらばらになるこ となく、整然とした状態で収納することができる。 また、下箱には、保持部が設けられているので、この保持部によって、茎状食 用植物が立てた状態で保持されるので、この茎状食用植物が傾いたり、倒れたり することがない。 更に、上蓋には、内面に補強リブが突設されているので、箱を数段積み上げた ときに、上箱が凹んだり、上から作用する重量で押し潰されたりすることがなく 、頑強な構造となる。 しかも、上蓋の内面に突設された複数のボスに和紙を取り付けて敷設すること によって、茎状食用植物から発生する箱内部の水分がこの和紙で吸収されて箱内 部が程よく乾燥した良好な状態に保たれる。
【0015】 請求項4の茎状食用植物の収納箱によれば、下箱もしくは上蓋に形成された通 孔を通して箱内部の予冷を行い、この予冷終了後に、通孔を栓で塞ぐことによっ て箱内部の予冷状態が維持される。
【0016】 請求項5の茎状食用植物の収納箱によれば、上蓋の上面と下箱の下面とに、積 み上げ時に互いに嵌合する凹部と凸部のいずれか一方がそれぞれ設けられている ので、下箱に被せられた上箱の上部に更に下箱を積み上げる時に、凹部と凸部が 嵌合されるので、運搬時等に積み上げられた収容箱が横擦れすることがなく、積 み上げ状態を良好に保持することができる。
【0017】 請求項6の茎状食用植物の収納箱によれば、下箱における対面する内壁面に形 成された複数の縦向き凹溝に、複数の楔状の仕切り板を嵌め込むことによって、 下箱内が区画されるので、立てた状態で収納される茎状食用植物が互いに接する ことを少なくすることができ、茎状食用植物の損傷を軽減できるとともに、茎状 食用植物を立てた状態に良好に保持することができる。
【0018】 請求項7の茎状食用植物の収納箱によれば、下箱の底面に、シ─ト状の吸水性 蓄冷剤を敷設しているので、この吸水性畜冷剤に予め水分を吸水し、冷却した状 態で下箱の底面に敷設することによって、下箱の底面のシ─ト状の吸水性蓄冷剤 の上に茎状食用植物を立てた状態て並設すると、この吸水性蓄冷剤で茎状食用植 物が保冷され、且つこの吸水性畜冷剤から蒸発される水分が茎状食用植物に行き 渡り、茎状食用植物の新鮮さが保たれる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案に係る茎状食用植物の収納箱の実施例について、図面を参照しつつ 説明する。 図1は第1実施例の茎状食用植物の収納箱1の下箱2に対して上蓋3を開けた 状態の斜視図、図2はその上蓋3を閉めた状態の斜視図、図3は収納箱1を積み 上げするときの状態を示す斜視図、図4は下箱2の斜視図、図5は上箱3の斜視 図である。 この茎状食用植物の収納箱1は、下箱2と上蓋3とで構成され、下箱2の左右 両側壁部21、21の上端部が、前部水平上端部21aと、前部水平上端部21 aから後部に向けて高くなる傾斜状上端部21bと、後部水平上端部21cとで 形成され、上蓋3との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁21dが形成され、上蓋 3の左右両側壁部31、31の下端部が、前部水平下端部31aと、前部水平下 端部31aから後部に向けて低くなる傾斜状下端部31bと、後部水平部31c とで形成され、下箱2との嵌合部の内側に、下箱2の凸状上端周縁21dに対応 した凹段状下端内周縁31dが形成されているものである。
【0020】 下箱2は、底面22が前部から後部に向けて若干立ち上がるように傾斜状に形 成され、後側内壁面23の前向き突出段壁24に形成され茎状食用植物(図示略 )を立てた状態で保持する複数の縦向き凹溝25からなる保持部を有し、上蓋3 には、内面の縦方向と横方向の中央部分の全域に渡る板形状の補強リブ32が設 けられ、更に、内部の水分を吸収するための和紙4を敷設するための複数のボス 33が内部上面に下向きに突設されている。尚、縦向き凹溝25は、下側から上 側に向けて若干後側に傾斜した状態に形成されている。 上蓋3には、上蓋3を閉めた状態で内部の予冷を行うための通孔34が左右両 側壁部31、31に形成され、更に、予冷完了後に通孔34を塞ぐ先細りテ─パ ─状の胴部5aを有する栓5が設けられている。 上蓋3の上面35と下箱2の下面26とに、積み上げ時に互いに嵌合する凸部 35aと凹部26aとがそれぞれ設けられている。
【0021】 更に、下箱2の左右両側壁部21、21の外側面の下部の前後方向中央部分に は、手を差し入れて収納箱1を持ち運びするための運搬用切欠凹部27が形成さ れている。 また、下箱2の底面22には、必要に応じて、シ─ト状の吸水性蓄冷剤6が敷 設されるようになっている。このシ─ト状の吸水性蓄冷剤6は、下側が不透水性 膜6a、上側が透水性膜6bで形成され、これら不透水性膜6aと透水性膜6b との間に、基材6cと基材6cの上面に貼着されたポリビニルアルコ─ル等から なる吸水性畜冷材層6dが収容されたものである。
【0022】 次に、上記のように構成された第1実施例の茎状食用植物の収納箱1に、茎状 食用植物(図示略)を収納するときの作用について説明する。 まず、図3に示す下箱2内に茎状食用植物を収納するときに、下箱2の後側内 壁面23の前向き突出段壁24に形成された複数の縦向き凹溝25からなる保持 部に、茎状食用植物の下部を入れて立てた状態で順番に並設する。 このとき、この複数の縦向き凹溝25が下側から上側に向けて若干後側に傾斜 した状態に形成され、底面22が前部から後部に向けて若干立ち上がるように傾 斜状に形成されているので、茎状食用植物は、下部に対して上部が若干後向きに 斜めに立てた状態で並設して収納される。 尚、必要に応じて、底面22に、シ─ト状の吸水性蓄冷剤6を敷設してから茎 状食用植物を立てた状態で並設して収納するとよい。
【0023】 このようにして、下箱2内に複数の茎状食用植物を収納した後、図1に示すよ うに、上蓋3を下箱2に被せる。 このとき、下箱2の凸状上端内周縁21dが、上蓋3の凹段状下端内周縁31 dに入り込んだ状態で、上蓋3が下箱2に被せられる。 この上蓋3を下箱2に被せるときに、下箱2に凸状上端内周縁21dが形成さ れていることによって、下箱2内に収納された茎状食用植物が上箱3の下縁部に 当たることを防止され、茎状食用植物の穂先が損傷することがない。 図1のようにして上蓋3を下箱2に被せると、図2に示す状態となり、外観が 、見栄えのよいものとなる。
【0024】 次に、収容箱1を数段積み重ねる場合には、図3に示すように、下箱2に被せ られた上蓋3の上面35に形成された凸部35aに、次の上段の下箱2の下面2 6に形成された凹部26aを嵌合させる。 このように、凸部35aと凹部26aとが嵌合されるので、運搬時等に、横擦 れが生じることがなく、安定した状態で運搬等を行うことができる。 また、下箱2に複数の茎状食用植物を収納して上蓋3を被せた後に、収容箱1 内を予冷するときには、上蓋3の左右両側壁部31、31に形成された通孔34 を通して予冷を行い、この予冷が終了した後に、通孔34に栓5を嵌め込んで塞 ぐ。
【0025】 この栓5は、先細りテ─パ─状の胴部5aを有するので、所謂楔の状態で通孔 34を塞ぐので、運搬時等においてこの栓5が抜けることがなく、箱内部の予冷 状態を良好に維持することができる。 また、収容箱1の下箱2に上蓋3を被せた状態で、人手でこの収容箱1を持ち 上げて運搬するときには、下箱2の左右両側壁部21、21の外側面の下部の前 後方向中央部分に形成された運搬用切欠凹部27に手を差し入れから持ち上げて 運搬できるので、この人手による運搬が行い易い。 更に、必要に応じて、シ─ト状の吸水性蓄冷剤6に予め水分を吸水し、冷却し た状態にしてから、下箱2の底面22に敷設し、茎状食用植物を立てた状態で並 設して収納すると、この吸水性蓄冷剤6で茎状食用植物が保冷され、且つこの吸 水性蓄冷剤6から蒸発される水分が茎状食用植物に行き渡り、茎状食用植物の新 鮮さが保たれる。 また、保冷シ─ト(図示略)を下箱2の底面22に敷設して、茎状食用植物を 保冷してもよい。
【0026】 尚、以下に説明する他の実施例においても、第1実施例と同様に、必要に応じ て、シ─ト状の吸水性畜冷剤6を敷設することが好ましい。 図6、図7は、第2実施例の茎状食用植物の収納箱1Aを示すものである。 尚、この第2実施例の収納箱1Aにおいて、第一実施例の収納箱1と同様の形 状の部分には同一符号を付して説明を省略する。 この第2実施例の収納箱1Aの下箱2Aには、対面する前後の内壁面23A、 27Aに設けられた一定高さの突出壁部23B、27Bに、複数の縦向き凹溝2 3a、27aがそれぞれ形成され、これらの縦向き凹溝23a、27aに、茎状 食用植物を立てた状態で区画して保持する複数の楔状の仕切り板28が嵌め入れ られるようになっている。
【0027】 即ち、図6に示すように、下箱2Aの内壁面23A、27Aの突出壁部23B 、27Bに形成された縦向き凹溝23a、27aに、上方から複数の楔状の仕切 り板28を嵌め入れると、図7に示すように、これらの複数の楔状の仕切り板2 8によって、下箱2Aが複数に区画される。 この状態で、茎状食用植物(図示略)を下箱2Aの後部側から順番に立てた状 態で並設して収容すると、立てた状態で収納された茎状食用植物が互いに接する ことを少なくすることができ、茎状食用植物の損傷を軽減できるとともに、茎状 食用植物を立てた状態に良好に保持することができる。尚、仕切り板28として は、楔状のものに限らず、平板状のものでもよく、また、その高さを縦向き凹溝 23a、27aの深さより、高く形成することによって、茎状食用植物の支持状 態をより良好なものにすることもできる。
【0028】 図8、図9は、第3実施例の茎状食用植物の収納箱1Bを示すものである。尚 、この第3実施例の収納箱1Bにおいて、第1実施例の収納箱1と同様の形状の 部分には同一符号を付して説明を省略する。 この収納箱1Bには、下箱2Bの対面する前後の内壁面23C、27Cに、ブ リッジ部材29の水平板部29aの前端部29bと後端部29cを嵌め込むため の凹部23b、27bが形成されている。 ブリッジ部材29は、水平板部29aと、この水平板部29aの下面に取り付 けられた3枚の脚板部29bとから形成されている。
【0029】 図8に示すように、下箱2Bの対面する前後の内壁面23C、27Cに形成さ れた凹部23b、27bに、水平板部29aの前端部29bと後端部29cを嵌 め込むと、図9の状態となる。 このブリッジ部材29は、下部2Bの底面22Bに敷設されるシ─ト状の吸水 性蓄冷剤6(図1参照)の上に置かれ、このシ─ト状の吸水性蓄冷剤6の下箱2 B内における移動を阻止するためのものである。 また、このブリッジ部材29によって、下箱2B内が左右2箇所に区画され、 この下箱2B内に立てた状態で並設される茎状食用植物の互いの接触を少なくす ることができて茎状食用植物の損傷を軽減することができるとともに、茎状食用 植物を立てた状態に良好に保持することができる。
【0030】 図10に示すのは、図1に示す予冷用の通孔34の代わりに、上蓋3Aの上端 角部の前後方向略中央部に、上壁から壁側に至る逆L字形の切欠通孔34Aを形 成し、予冷完了後にこの切欠通孔34Aを塞ぐ縦断面逆L字形の栓5Aを設けた ものである。 これによれば、切欠通孔34Aと栓5Aの形状が簡単であるので、これら切欠 通孔34Aと栓5Aの形成を容易に行うことができる利点がある。
【0031】 図11は、アスパラガスA等の茎状食用植物を収納するときに、この茎状食用 植物を立てた状態に保持するための一対の保持具30を示すものである。 この保持具30は、図12に示す平板材の中央部近傍箇所に、2つの貫通窓3 0aが形成され、その両側部が折り目部分30bから折曲可能に形成されたもの であって、図11に示すように、両側部を90度外向きに折曲して側面視コ字形 にした状態にし、一対の保持具30の背部の間にアスパラガスA等の茎状食用植 物を複数本立てた状態で置き、輪ゴム等の結束部材(図示略)で一対の保持具3 0を結束してアスパラガスA等の茎状食用植物を保持して、下箱2の底面上に立 てた状態で置いて収納する。 このように一対の保持具30でアスパラガスA等の茎状食用物を立てた状態で 下箱2内に収納することによって、運搬時等にアスパラガスA等の茎状食用植物 が横向きに倒れることがない利点がある。 また、この保持具30には、貫通窓30aが形成されているので、アスパラガ スA等の茎状食用植物への水分の供給を良好に行うことができる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネ ギ等の茎状食用植物を立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の 収納箱であって、下箱と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後 部に向けて高く形成され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され 、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成 され、下箱との嵌合部の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端 内周縁が形成されているものであるから以下に述べる効果を奏する。
【0033】 即ち、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成されているので 、茎状食用植物を収納箱の高さの高い後部から順番に立てた状態で並設して収納 することができ、従来、箱内に横に寝かせて重ねて収納していたものに比べて、 茎状食用植物に重量が罹ることがなくて、茎状食用植物が押し潰されたり、穂先 が潰れたりすることがなく、茎状食用植物の損傷を軽減することができ、新鮮な 状態で運搬して店頭に展示し、消費者に提供することができる。 更に、下箱における上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成されてい るので、下箱内に立てた状態で並設された茎状食用植物に、上蓋が当接すること を防ぐことができ、特に、茎状食用植物の穂先部分の損傷を軽減することができ る。
【0034】 更に、店頭に展示するときには、上蓋を開けた状態で、そのままの状態で見栄 え良く展示することができ、収納運搬用と展示用を兼ねることができ、茎状食用 植物を別の箱などに移し替えて展示する必要がなく、手間を省くことができる。 しかも、上蓋を閉めたときに、上蓋の左右両側壁部の凹段状下端内周部が、下 箱の凸状上端周縁に嵌合するので、この上蓋を閉めた状態を良好な状態に保持す ることができ、運搬時等に、上蓋が下箱から横擦れするようなことがない。
【0035】 請求項2の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部の上端部が、前部水平上端部と、前部 水平上端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部と、後部水平上端部とで形成 され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁 部の下端部が、前部水平下端部と、前部水平下端部から後部に向けて低くなる傾 斜状下端部と、後部水平部とで形成され、下箱との嵌合部の内側に、前記下箱の 凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成されているものであるから、以 下に述べる効果を奏する。
【0036】 即ち、下箱における左右両側壁部の高さの高い後部水平上端部の部分から順番 に茎状食用植物を立てた状態で並設して収納できるので、この茎状食用植物を正 確に立てた状態に保持しながら並設することができ、この立てた状態で並設する ときに、茎状食用植物が倒れることがなく、茎状食用植物の収納作業が行い易い 。 また、上蓋を開けて店頭に展示するときには、下箱の左右両側壁部の上端部が 段部と傾斜状部分を有する変化に富んだ形状に形成されているので、外観が見栄 えの良いものとなる。
【0037】 請求項3の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、前 記下箱は、底面が傾斜状に形成され、茎状食用植物を立てた状態で保持する保持 部を有し、前記上蓋は、内面に強力リブと、内部の水分を吸収するための和紙を 敷設する複数のボスが内部上面に下向きに突設されているものであるから、以下 に述べる効果を奏する。
【0038】 即ち、下箱の底面が傾斜状に形成されているので、茎状食用植物を若干後側に 傾けた状態で立てて並設して収納できるので、茎状食用植物を下箱内に収納する ときに、茎状食用植物がばらばらになることなく、整然とした状態で収納するこ とができる。 また、下箱には、保持部が設けられているので、この保持部によって、茎状食 用植物が立てた状態で保持されるので、この茎状食用植物が傾いたり、倒れたり することがない。 更に、上蓋には、内面に補強リブが突設されているので、箱を数段積み上げた ときに、上箱が凹んだり、上から作用する重量で押し潰されたりすることがなく 、頑強な構造となる。 しかも、上蓋の内面に突設された複数のボスに和紙を取り付けて敷設すること によって、茎状食用植物から発生する箱内部の水分をこの和紙で吸収して箱内部 を程よく乾燥した良好な状態に保つことができる。
【0039】 請求項4の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、前 記下箱もしくは上蓋に、上蓋を閉めた状態で内部の予冷を行うための通孔が形成 され、更に、予冷完了後に前記貫通孔を塞ぐ栓を設けたものであるから、以下に 述べる効果を奏する。
【0040】 即ち、下箱もしくは上蓋に形成された貫通孔を通して箱内部の予冷を行い、こ の予冷終了後に、貫通孔を栓で塞ぐことによって箱内部の予冷状態を維持するこ とができる。
【0041】 請求項5の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、上 蓋の上面と下箱の下面とに、積み上げ時に互いに嵌合する凹部か凸部のいずれか 一方がそれぞれ設けられているものであるから、以下に述べる効果を奏する。
【0042】 即ち、上蓋の上面と下箱の下面とに、積み上げ時に互いに嵌合する凹部と凸部 のいずれか一方がそれぞれ設けられているので、下箱に被せられた上箱の上部に 更に下箱を積み上げる時に、凹部と凸部が嵌合されるので、運搬時等に積み上げ られた収容箱が横擦れすることがなく、積み上げ状態を良好に保持することがで きる。
【0043】 請求項6の茎状食用植物の収納箱は、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を 立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下箱 と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成さ れ、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、上蓋の左右両側壁部 が、前記下箱に対応して、前部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部 の内側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内周縁が形成され、前 記下箱には、対面する内壁面に、複数の縦向き凹溝がそれぞれ形成され、前記縦 向き凹溝に上方から嵌入されて茎状食用植物を立てた状態で区画した保持する複 数の楔状の仕切り板が設けられているものであるから、以下に述べる効果を奏す る。
【0044】 即ち、下箱における対面する内壁面に形成された複数の縦向き凹溝に、複数の 楔状の仕切り板を嵌め込むことによって、下箱内が区画されるので、立てた状態 で収納される茎状食用植物が互いに接することを少なくすることができ、茎状食 用植物の損傷を軽減できるとともに、茎状食用植物を立てた状態に良好に保持す ることができる。
【0045】 請求項7の茎状食用植物の収納箱では、アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物 を立てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の収納箱であって、下 箱と上蓋とで構成され、下箱の左右両側壁部が、前部水平上端部と、前部水平上 端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部と、後部水平上端部とで形成され、 上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成され、前記下箱の底面に、シ─ ト状の吸水性蓄冷剤を敷設したものであるから、以下に述べる効果を奏する。
【0046】 即ち、下箱の底面に、シ─ト状の吸水性蓄冷剤を敷設しているので、この吸水 性蓄冷剤に予め水分を吸水し、冷却した状態で下箱の底面に敷設することによっ て、下箱の底面のシ─ト状の吸水性蓄冷剤の上に茎状食用植物を立てた状態で並 設すると、この吸水性蓄冷剤で茎状食用植物が保冷され、且つこの吸水性蓄冷剤 から蒸発される水分が茎状食用植物に行き渡り、茎状食用植物の新鮮さが保たれ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る茎状食用植物の収納箱の第1実施
例の下箱に上蓋を被せるときの状態を示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱に上
蓋を被せた状態を示す斜視図である。
【図3】第1実施例の茎状食用植物の収納箱の上蓋に上
段の下箱を積み上げるときの状態を示す斜視図である。
【図4】第1実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱の斜
視図である。
【図5】第1実施例の茎状食用植物の収納箱の上蓋の分
解斜視図である。
【図6】第2実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱の分
解斜視図である。
【図7】第2実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱の斜
視図である。
【図8】第3実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱の分
解斜視図である。
【図9】第3実施例の茎状食用植物の収納箱の下箱の斜
視図である。
【図10】別例の予冷用の貫通孔と栓を設けた収納箱の
斜視図である。
【図11】茎状食用植物を立てた状態で保持するための
保持具を示す斜視図である。
【図12】図11の保持具の展開した状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1、1A、1B 収納箱 2、2A、2B 下箱 3、3A 上蓋 4、 和紙 5、5A 栓 5a テ─パ─状胴部 21 左右両側壁部 21a 前部水平上端部 21b 傾斜状上端部 21c 後部水平上端部 21d 凸状上端内周縁 23A 後側内壁面 23a 縦向き溝部 25 縦向き凹溝(保持部) 26 下面 26a 凹部 27A 前側内壁面 27a 縦向き溝部 28 仕切り板 31 左右両側壁部 31a 前部水平下端部 31b 傾斜状下端部 31c 後部水平下端部 32 補強リブ 33 ボス 34 通孔 34A 切欠通孔 35 上面 35a 凸部 6 シ─ト状の吸水性蓄冷剤

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成
    され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成
    され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前
    部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成されていることを特徴とする茎状食用植物の
    収納箱。
  2. 【請求項2】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部の上端部が、前部水平上端部と、前
    部水平上端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部
    と、後部水平上端部とで形成され、上蓋との嵌合部の内
    側に、凸状上端内周縁が形成され、 上蓋の左右両側壁部の下端部が、前部水平下端部と、前
    部水平下端部から後部に向けて低くなる傾斜状下端部
    と、後部水平下端部とで形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記下箱の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成されていることを特徴とする茎状食用植物の
    収納箱。
  3. 【請求項3】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成
    され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成
    され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前
    部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成され、 前記下箱は、底面が傾斜状に形成され、茎状食用植物を
    立てた状態で保持する保持部を有し、 前記上蓋は、内面に補強リブと、内部の水分を吸収する
    ための和紙を敷設する複数のボスが内部上面に下向きに
    突設されていることを特徴とする茎上食用植物の収納
    箱。
  4. 【請求項4】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成
    され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成
    され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前
    部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成され、 前記下箱もしくは上蓋に、上蓋を閉めた状態で内部の予
    冷を行うための通孔が形成され、更に、予冷完了後に前
    記通孔を塞ぐ栓を設けたことを特徴とする茎状食用植物
    の収納箱。
  5. 【請求項5】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成
    され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成
    され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前
    部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成され、 上蓋の上面と下箱の下面とに、積み上げ時に互いに嵌合
    する凹部と凸部のいずれか一方がそれぞれ設けられてい
    ることを特徴とする茎状食用植物の収納箱。
  6. 【請求項6】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部が、前部から後部に向けて高く形成
    され、上蓋との嵌合部の内側に、凸状上端内周縁が形成
    され、上蓋の左右両側壁部が、前記下箱に対応して、前
    部から後部に向けて低く形成され、下箱との嵌合部の内
    側に、前記上蓋の凸状上端周縁に対応した凹段状下端内
    周縁が形成され、 前記下箱には、対面する内壁面に、複数の縦向き凹溝が
    それぞれ形成され、前記縦向き凹溝に上方から嵌入され
    て茎上食用植物を立てた状態で区画して保持する複数の
    楔状の仕切り板が設けられていることを特徴とする茎状
    食用植物の収納箱。
  7. 【請求項7】アスパラガス、ネギ等の茎状食用植物を立
    てた状態で並設して収納するようにした茎状食用植物の
    収納箱であって、 下箱と上蓋とで構成され、 下箱の左右両側壁部の上端部が、前部水平上端部と、前
    部水平上端部から後部に向けて高くなる傾斜状上端部
    と、後部水平上端部とで形成され、上蓋との嵌合部の内
    側に、凸状上端内周縁が形成され、 前記下箱の底面に、シ─ト状の吸収性蓄冷剤を敷設した
    ことを特徴とする茎状食用植物の収納箱。
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