JPS6030226Y2 - メロン用等の包装体 - Google Patents
メロン用等の包装体Info
- Publication number
- JPS6030226Y2 JPS6030226Y2 JP13674981U JP13674981U JPS6030226Y2 JP S6030226 Y2 JPS6030226 Y2 JP S6030226Y2 JP 13674981 U JP13674981 U JP 13674981U JP 13674981 U JP13674981 U JP 13674981U JP S6030226 Y2 JPS6030226 Y2 JP S6030226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melons
- package
- storage
- recess
- packaging body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はメロン用等の包装体に関し、複数個のメロン
等を緩衝性良好に包装できるもの得ようとしている。
等を緩衝性良好に包装できるもの得ようとしている。
従来より例えばメロン等の包装については1個ずつの販
売用には個装用のものが使用されていたが、6個ずつ等
複数個を集合した状態で包装して使用する包装体として
は、種々の工夫を施して緩衝性を的確に発揮させること
が要求される。
売用には個装用のものが使用されていたが、6個ずつ等
複数個を集合した状態で包装して使用する包装体として
は、種々の工夫を施して緩衝性を的確に発揮させること
が要求される。
しかしながら最も重要な点は包装体の各収納凹部の形状
がメロン等の大きさの変化によっても無理のない包装状
態が実現できるか否かであり、未だ充分なものが見当ら
ない現状である。
がメロン等の大きさの変化によっても無理のない包装状
態が実現できるか否かであり、未だ充分なものが見当ら
ない現状である。
そこで、この考案では上記諸点を考慮の上、メロン等の
包装に好適なものを得ようとしており、その構成として
は、包装体の全体が熱可塑性樹脂の発泡シートにて形威
されており、包装体の上面は中央を境に左右へそれぞれ
下向きに傾斜させ、左右二列の収納列となし、各収納列
には椀状をなす凹部を複数個ずつ形威し、各凹部は上部
の広い収納部と下部の狭い支持部とを連成してなり、さ
らに凹部内には上記広い収納部から狭い支持部へと一連
に続く上下方向への複数本の突出部を形威し、該突出部
は上部の広い収納部と下部の狭い支持部との境界付近で
局部的に高く突出してあり、さらに包装体には左右の収
納列を外周部で接続する三角状の周壁部を形威し、包装
体の表面側にはその形状に沿って不織布シートが添接さ
れてなることを特徴としている。
包装に好適なものを得ようとしており、その構成として
は、包装体の全体が熱可塑性樹脂の発泡シートにて形威
されており、包装体の上面は中央を境に左右へそれぞれ
下向きに傾斜させ、左右二列の収納列となし、各収納列
には椀状をなす凹部を複数個ずつ形威し、各凹部は上部
の広い収納部と下部の狭い支持部とを連成してなり、さ
らに凹部内には上記広い収納部から狭い支持部へと一連
に続く上下方向への複数本の突出部を形威し、該突出部
は上部の広い収納部と下部の狭い支持部との境界付近で
局部的に高く突出してあり、さらに包装体には左右の収
納列を外周部で接続する三角状の周壁部を形威し、包装
体の表面側にはその形状に沿って不織布シートが添接さ
れてなることを特徴としている。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
以下に例示する。
1はメロン用等の包装体の全体を示し、熱可塑性樹脂の
発泡シート例えば発泡ポリスチレンシートにて形成され
ている。
発泡シート例えば発泡ポリスチレンシートにて形成され
ている。
2,2は包装体1の上面で中央部3を境に左右へそれぞ
れ下向きに傾斜させて左右二列の収納列を形成している
。
れ下向きに傾斜させて左右二列の収納列を形成している
。
4,4は各収納列となる上面2,2において、下方への
膨出によって形成した椀状をなす複数個ずつの凹部であ
り、図では3個ずつ合計6個が収納できる場合を例示し
ているが、4個、8個等の場合もある。
膨出によって形成した椀状をなす複数個ずつの凹部であ
り、図では3個ずつ合計6個が収納できる場合を例示し
ているが、4個、8個等の場合もある。
また上記各凹部4は上部の広い収納部4aと、下部の狭
い支持部4bとを連威している。
い支持部4bとを連威している。
5は上記の凹部4内に形成した複数本の上下方向の突出
部であって、上記広い収納部4aから狭い支持部4bへ
と一連に続いていて、図の場合には収納部4aから支持
部4bへかけて適宜幅で突条をなす5本の突出部を裏面
からの凹入6によって形成している。
部であって、上記広い収納部4aから狭い支持部4bへ
と一連に続いていて、図の場合には収納部4aから支持
部4bへかけて適宜幅で突条をなす5本の突出部を裏面
からの凹入6によって形成している。
そして特にメロン等を収納支承する際の下部に相当する
収納部4aと支持部4b間の境界付近では局部的に高く
突出した部分5aを設けて収納支承時の弾性を良好にし
ている。
収納部4aと支持部4b間の境界付近では局部的に高く
突出した部分5aを設けて収納支承時の弾性を良好にし
ている。
7,7′は包装体1の上面2,2の周面に折曲された周
壁部で、支持部4bの下端底4Cよりも上方にあり、特
に二列の収納列を接続した三角状の周壁7′は包装体1
の保形効果を強化するのに役立っており、各周壁部7,
7′は函詰め時に包装体周囲に弾性を保有させている。
壁部で、支持部4bの下端底4Cよりも上方にあり、特
に二列の収納列を接続した三角状の周壁7′は包装体1
の保形効果を強化するのに役立っており、各周壁部7,
7′は函詰め時に包装体周囲に弾性を保有させている。
また8は包装体1の適所に形成した通気用の孔で、特に
メロン等が収納される凹部4には多くを要する。
メロン等が収納される凹部4には多くを要する。
9は包装体1の表面側にその形状に沿って添接された不
織布シートで、メロン等との当触感をやわらげるもので
ある。
織布シートで、メロン等との当触感をやわらげるもので
ある。
10は包装体1の上面のうちの余剰部分に形成した補強
部で、下方へ三角状等の角形のリブを突出して収納列全
体の強度を増大させている。
部で、下方へ三角状等の角形のリブを突出して収納列全
体の強度を増大させている。
この考案は上記のごとき構成を有しており、包装体1の
中央部3から左右へそれぞれ下向きに傾斜した二列の収
納列にある複数個の椀状をなす凹部4内にメロンを収納
させて使用するものであり、特にこの考案では上記凹部
4が広い収納部4aと狭い支持部4bとを連威し、さら
に凹部4内には上下方向への複数本の突出部5を途切る
ことなく広い収納部4aから狭い支持部4bへと一連に
続けて形成しているので、メロン等に対シてはその大き
さに適した位置で保持できる。
中央部3から左右へそれぞれ下向きに傾斜した二列の収
納列にある複数個の椀状をなす凹部4内にメロンを収納
させて使用するものであり、特にこの考案では上記凹部
4が広い収納部4aと狭い支持部4bとを連威し、さら
に凹部4内には上下方向への複数本の突出部5を途切る
ことなく広い収納部4aから狭い支持部4bへと一連に
続けて形成しているので、メロン等に対シてはその大き
さに適した位置で保持できる。
即ち収納部4aおよび突出部5との弾性により弾性的な
状態で多少大少の差があってもメロン等を良好に保持す
ることができ、しかもその保持については、メロン等の
外周と、収納部4aとの間にも通気および衝撃時の逃げ
に役立つ空間を残した部分的な保持が可能となる。
状態で多少大少の差があってもメロン等を良好に保持す
ることができ、しかもその保持については、メロン等の
外周と、収納部4aとの間にも通気および衝撃時の逃げ
に役立つ空間を残した部分的な保持が可能となる。
また複数個のメロン等の収納によって重量が多大にかか
つても凹部4内の突出部5は上部の広い収納部4aと下
部の狭い収納部4bとの境界付近で局部的に高く突出し
た部分5aを設けているので、この部分で支承弾性を良
好にし、それより以下の狭い支持部4bでは突出部5に
て一種の保持脚状に安定よく支承でき、一層支承弾性を
高め、さらにこの保持脚状の支持部4bのほか、包装体
には凹部のある左右上面を外周部で接続している三角状
の周壁部7を形成している点とも相まって全体の保形性
が一段と高められ、しかもこれを各部が良好な弾性保有
部分となり、函詰め時等の緩衝性を高いものにできる。
つても凹部4内の突出部5は上部の広い収納部4aと下
部の狭い収納部4bとの境界付近で局部的に高く突出し
た部分5aを設けているので、この部分で支承弾性を良
好にし、それより以下の狭い支持部4bでは突出部5に
て一種の保持脚状に安定よく支承でき、一層支承弾性を
高め、さらにこの保持脚状の支持部4bのほか、包装体
には凹部のある左右上面を外周部で接続している三角状
の周壁部7を形成している点とも相まって全体の保形性
が一段と高められ、しかもこれを各部が良好な弾性保有
部分となり、函詰め時等の緩衝性を高いものにできる。
そして、この考案にあっては包装体1の上面2.2を中
央3を境に左右へ下向きに傾斜させ収納列を形成してあ
って、この各上面2に椀状をなす凹部4を形成している
ので、左右何れもが凹部のうち上部の広い収納部4aに
メロン等を収納した状態はメロン等の一部が収納部4a
内に隠れたのみの露出状態であるから、函詰めされてい
ない状態ではメロンの場合4個以上を中央3側へ蔓寄せ
してそのまま陳列でき、非常に陳列効果を良好にできる
ほか、函詰め時にも上方から非常に見易い状態になるも
のである。
央3を境に左右へ下向きに傾斜させ収納列を形成してあ
って、この各上面2に椀状をなす凹部4を形成している
ので、左右何れもが凹部のうち上部の広い収納部4aに
メロン等を収納した状態はメロン等の一部が収納部4a
内に隠れたのみの露出状態であるから、函詰めされてい
ない状態ではメロンの場合4個以上を中央3側へ蔓寄せ
してそのまま陳列でき、非常に陳列効果を良好にできる
ほか、函詰め時にも上方から非常に見易い状態になるも
のである。
さらにそれぞれ凹部4を有する上面2,2が、中央3を
境にして左右へそれぞれ下向きに傾斜した収納列ゆえ、
各収納列に複数個ずつ凹部4があっても、函詰めし易い
安定的なものとなる。
境にして左右へそれぞれ下向きに傾斜した収納列ゆえ、
各収納列に複数個ずつ凹部4があっても、函詰めし易い
安定的なものとなる。
また、包装体1の表面側にはその形状に沿って不織布シ
ート9が添接されているので、メロン等に対する当触が
非常に柔らかく、傷つきや打撃による変質を起し易い果
物類の収納には特に好適とある。
ート9が添接されているので、メロン等に対する当触が
非常に柔らかく、傷つきや打撃による変質を起し易い果
物類の収納には特に好適とある。
上記したごとく、この考案では凹部4内の収納部4aお
よび支持部4bと、凹部4内の一連の突出部5およびそ
のうちの特に高く突出した部分5a等の形状、さらには
不織布シート9の柔軟性によってメロン等に対しては全
体が発泡シートにて形成されている点とも相まって、複
数段階の緩衝効果を充分発揮できることになり、さらに
は左右上面を接続していて三角状をなす周壁部による強
力な保形効果等にて、特に収納保護の要求されるメロン
用等の包装体として多大な実用的効果が期待でき、しか
も全体が一体に形成可能なもので、安価な提供できるゆ
え、経済的メリットも大きいものである。
よび支持部4bと、凹部4内の一連の突出部5およびそ
のうちの特に高く突出した部分5a等の形状、さらには
不織布シート9の柔軟性によってメロン等に対しては全
体が発泡シートにて形成されている点とも相まって、複
数段階の緩衝効果を充分発揮できることになり、さらに
は左右上面を接続していて三角状をなす周壁部による強
力な保形効果等にて、特に収納保護の要求されるメロン
用等の包装体として多大な実用的効果が期待でき、しか
も全体が一体に形成可能なもので、安価な提供できるゆ
え、経済的メリットも大きいものである。
なお、この考案はメロンその他の果物類のほか、種々の
被包装物を収納するのに通した包装体となる。
被包装物を収納するのに通した包装体となる。
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は不織布シートの一部を切欠した斜視図、第2図は前回
■−■線における断面図である。 1・・・・・・包装体、2・・・・・・収納列となる上
面、3・・・・・・中央部、4・・・・・・椀状の凹部
、4a・・・・・・凹部向上部の収納部、4b・・・・
・・凹部内下部の支持部、5・・・・・・突出部、5a
・・・・・・突出部のうち局部的に高くした部分、6・
・・・・・突出部裏側の凹入部分、8・・・・・・通気
用の孔、9・・・・・・不織布シート。
は不織布シートの一部を切欠した斜視図、第2図は前回
■−■線における断面図である。 1・・・・・・包装体、2・・・・・・収納列となる上
面、3・・・・・・中央部、4・・・・・・椀状の凹部
、4a・・・・・・凹部向上部の収納部、4b・・・・
・・凹部内下部の支持部、5・・・・・・突出部、5a
・・・・・・突出部のうち局部的に高くした部分、6・
・・・・・突出部裏側の凹入部分、8・・・・・・通気
用の孔、9・・・・・・不織布シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 包装体の全体が熱可塑性樹脂の発泡シートにて形威
されてなり、包装体の上面は中央を境に左右へそれぞれ
下向きに傾斜させ、左右二列の収納列となし、各収納列
には椀状をなす凹部を複数個ずつ形威し、各凹部は上部
の広い収納部と下部の狭い支持部とを連成してなり、さ
らに凹部内には上記広い収納部から狭い支持部へと一連
に続く上下方向への複数本の突出部を形威し、該突出部
は上部の広い収納部と下部の狭い支持部との境界付近で
局部的に高く突出してあり、さらに包装体には左右の収
納列を外周部で接続する三角状の周壁部を形威し、包装
体の表面側にはその形状に沿って不織布シートが添接さ
れてなることを特徴とするメロン用等の包装体。 2 全体が発泡ポリスチレンシートにて形威されている
上記実用新案登録請求の範囲第1項記載のメロン用等の
包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13674981U JPS6030226Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | メロン用等の包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13674981U JPS6030226Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | メロン用等の包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035081U JPS6035081U (ja) | 1985-03-11 |
JPS6030226Y2 true JPS6030226Y2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=30307373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13674981U Expired JPS6030226Y2 (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | メロン用等の包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030226Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030847A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Sekisui Plastics Co Ltd | 果実用包装材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100838496B1 (ko) | 2007-07-05 | 2008-06-17 | (주)오비트 | 포장용 좌판 |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP13674981U patent/JPS6030226Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012030847A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Sekisui Plastics Co Ltd | 果実用包装材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6035081U (ja) | 1985-03-11 |
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