JP3017963U - カップ状容器の蓋 - Google Patents

カップ状容器の蓋

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JP3017963U
JP3017963U JP1995004324U JP432495U JP3017963U JP 3017963 U JP3017963 U JP 3017963U JP 1995004324 U JP1995004324 U JP 1995004324U JP 432495 U JP432495 U JP 432495U JP 3017963 U JP3017963 U JP 3017963U
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pouch
opening
container
tongue
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JP1995004324U
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敏昭 山口
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敏昭 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小袋を開封するだけで、小袋に収納したスー
プや具等を手間なく確実に容器内の即席食品上に落下さ
せ、また、使用後も小袋が散らばらずに蓋と一緒に簡単
に廃棄することができる蓋を提供する。 【構成】 蓋20の内面に小袋30を付設し、この蓋2
0の開口端21に自由端の舌状片23を設け、蓋20の
終端22側に小袋30の開封端31を配して、弱い開封
強度で前記小袋の開封端31を閉封し、この開封端31
の容器10側シート35aに自由端の舌状片33を連接
して蓋を構成する。舌状片23を用いて蓋20を半開き
にすると、小袋30の開封端31は下向きになる。その
ために舌状片33を用いて小袋30を開封すると、小袋
30内のスープや具等は確実に容器10内の即席食品4
0上に落下する。また、小袋30は容器10に付設して
いるから、使用後も小袋30は散らばらずに蓋20と一
緒に簡単に廃棄することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、いわゆるカップ入りのインスタントラーメン等の即席食品に用い られるカップ状容器の蓋に関する。
【0002】
【従来技術】
図6に示すように、これらの容器10内には、インスタントラーメン等の即席 食品40を収納するととともに、この即席食品に用いるスープ(粉末スープや濃 縮スープ)を収納した小袋41を同時に容器10内に収納し、この容器10を蓋 20で封緘している。また、乾燥野菜等の具を収納した他の小袋42が前記小袋 41とともに収納されることもある。
【0003】 このような従来の容器10に入った即席食品を食するときは、蓋20に突設さ れた舌状片23を摘んで蓋20を僅かに開け、小袋41、42を容器10から一 旦取り出し、開封してその収納物であるスープや具等を容器10内の前記即席食 品40にふりかけた後、容器10に熱湯を注いで蓋20を閉じ、数分後に蓋20 を取り去って食する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、小袋41、42を容器10から一旦取り出して開封し、その収 納物であるスープや具等を容器10内の前記即席食品40にふりかけるのは手間 がかかるばかりでなく、容器10外にスープや具等をこぼすおそれもあり、また 、使用後の蓋20や小袋41、42が散らばって、廃棄に面倒である。
【0005】 そこで、この考案は、即席食品40とは別の小袋に収納されたスープや具等を 手間なく確実に容器10内の即席食品40の上に落下させることができ、また、 使用後の蓋20や小袋41、42が散らばらずに簡単に廃棄できる容器の蓋を提 供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、この考案は、蓋20の開口端21に対向する終端2 2側に小袋30の開封端31を配して前記蓋20の内面に前記小袋30を付設し 、前記蓋20から前記小袋30を剥離する剥離強度より弱い開封強度で前記小袋 の開封端31を閉封して、容器の蓋の構成とした。
【0007】 また、前記蓋20の開口端21に自由端の舌状片23を突設し、前記小袋30 の閉封した開封端31の容器10側シート35aに自由端の舌状片33を連接し て、容器の蓋を構成してもよい。
【0008】 また、前記小袋30を複数の小袋33a、33b、33cにして、容器の蓋を 構成してもよい。
【0009】 また、前記複数の小袋33a、33b、33cにそれぞれ舌状片31a、31 b、31cを付設して、容器の蓋を構成してもよい。
【0010】 また、開口端21と終端22を両端として前記蓋20を略2分する2つの領域 25、26に分け、開口端21側の領域25内に前記小袋30、30a、30b 、30cを付設して、容器の蓋を構成してもよい。
【0011】
【作用】
この考案に係るカップ状容器の小袋付き蓋20は、蓋20の開口端21に対向 する終端22側に小袋30の開封端31を配して前記蓋20の内面に前記小袋3 0を付設したので、終端22側を容器10の開口部上縁に残して蓋20を開ける ことにより小袋30の開封端31は下向きになる。そのために小袋30は下方の 開封端31から開封することになる。また、前記小袋の開封端31は前記蓋20 から前記小袋30を剥離する剥離強度より弱い開封強度で閉封したので、小袋3 0を開封するためにその開封端31を開き方向に引っ張っても、小袋30は蓋2 0から剥離せずに開封し、小袋30に収納したスープや具等は容器10内に自然 に落下する。
【0012】 また、前記蓋20の開口端21に自由端の舌状片23を突設し、前記小袋30 の閉封した開封端31の容器10側シート35aに自由端の舌状片33を連接す ると、舌状片23を摘んで終端22側を容器10の開口部上縁に残して蓋20を 開けた後、舌状片33を摘んで小袋30の開き方向に引っ張ることにより小袋3 0は開封する。
【0013】 また、前記小袋30を複数の小袋30a、30b、30cにすると、例えば、 小袋33aにはスープ、小袋33bには乾燥野菜、小袋33cには香辛料の如く に、各小袋30a、30b、30c毎に異なった収納物を収納することができる 。
【0014】 また、前記複数の小袋30a、30b、30cにそれぞれ舌状片33a、33 b、33cを付設すると、前記例で小袋30cの香辛料を使用しないときは、小 袋30aと小袋30bのみを開封すればよく、好みによってスープや具等を選択 することができる。
【0015】 また、開口端21と終端22を両端として前記蓋20を略2分する2つの領域 25、26に分け、開口端21側の領域25内に前記小袋30、30a、30b 、30cを付設すると、開口端21側の領域25の分だけ蓋20を開くことによ り、前記小袋30、30a、30b、30cの開封端31に指が届き開封可能と なる。
【0016】
【実施例】
この考案に係る実施例の蓋20は、容器10を封緘するためのものであり、図 1、2に示すように、蓋20の内側には小袋30を付設している。この蓋20の 開口端21には自由端の舌状片23を突設し、小袋30の開封端31にはこの小 袋30を構成する容器10側のシート35aに自由端の舌状片33を連接してい る。なお、この小袋30には、図示しないが、スープや具等を収納する。また、 蓋20の舌状片23や小袋30の舌状片33はなくてもよいが、蓋20の舌状片 23は蓋の開口端21を示すものでもあるため、この舌状片23を省略するとき は、蓋の表面に開口端21の位置を示す文字や図形等を表示する。
【0017】 図1に示す小袋30は、予め製造した袋体の蓋20側のシート35bを蓋20 の内側に貼着したものであるが、図3に示すように、容器10のシート35aを その縁に沿って蓋20の内側に貼着し、蓋20の内側の一部とこのシート35a によって小袋30を構成してもよく、この貼着は接着剤を用いても、熱溶着であ ってもよい。
【0018】 また、小袋30は、開封端31を閉封して開封端31から自由端がはみ出すよ うに容器10側のシート35aを長く形成すると、この自由端が舌状片33とな る。また、開封端31は剥離しやすい感圧性粘着剤を使用して閉封する等、前記 蓋20から前記小袋3を剥離する剥離強度よりも弱い開封強度で閉封する。
【0019】 この小袋30の開封端31は、前記蓋20の開口端21に対向する終端22側 に配している。小袋30の開封端31が前記蓋20の開口端21に対向する終端 22側にあると、開口端21から蓋20を半開きに開けることにより小袋30の 開封端31は下方に向き、小袋30を開封端31から僅かに開けるだけで小袋3 0に収納したスープや具等は容器10内に自然に落下するのに対して、小袋30 の開封端31が前記蓋20の開口端21側にあると、開口端21から蓋20を半 開きに開けても、小袋30の開封端31は上方に向き、小袋30を全開しないと 小袋30に収納したスープや具等は容器10内に落下し難いからである。
【0020】 前記蓋20の舌状片23や小袋30の舌状片33は、指で摘んで蓋20や小袋 30を開けるためのものであるから、指で摘み易い大きさに形成すればよい。
【0021】 また、開口端21と終端22を両端として前記蓋20を略2分する2つの領域 25、26に分け、開口端21側の領域25内に前記小袋30を設けている。そ のために、蓋20を開口端21側から半開するだけで、小袋30の開封端31に 設けた舌状片33を指で摘んで小袋30を容易に開封することができる。
【0022】 次に、図4に示す蓋20は1枚の袋を仕切って複数の小袋30a、30b、3 0cとし、この各小袋の開封端に共通する1個の舌状片33を設け、この舌状片 33を指で摘んで引っ張ると、各小袋30a、30b、30cは同時に開封でき るようになっている。
【0023】 また、図5に示す蓋20は、蓋20の内側に独立した小袋30a、30b、3 0cを設け、またこれらの各小袋30a、30b、30c毎に、その開封端に舌 状片33a、33b、33cを設けている。
【0024】 このように、複数の小袋30a、30b、30cを設けると、例えば小袋30 aにはスープ、小袋30bには乾燥野菜、小袋30cには香辛料の如くに、各小 袋30a、30b、30c毎に異なった収納物を収納することができる。なお、 各小袋30a、30b、30cは、その収容物を視認できるように透明にしたり 、収納物を表示する文字や図形等を印刷しておくことが好ましく、また、小袋の 数は図4、5のように3つに限らず、使用するスープや乾燥野菜、調味料等の数 に合わせて適宜増減すればよい。
【0025】 また、図5に示す蓋20のように、小袋30a、30b、30c毎にその開封 端31a、31b、31cに舌状片33a、33b、33cを設けると、前記例 で小袋30cの香辛料を使用しないときは、小袋30aと小袋30bのみを開封 すればよく、好みによってスープや具等を選択することができる。
【0026】
【考案の効果】
上記の通り構成したこの考案に係るカップ状容器の小袋付き蓋は、蓋の開口端 に対向する終端側に小袋の開封端を配して前記蓋の内面に前記小袋を付設し、前 記蓋から前記小袋を剥離する剥離強度より弱い開封強度で前記小袋の開封端を閉 封したので、終端側を容器の開口部上縁に残して蓋を開けた後、小袋を開封する と、小袋に収納したスープや具等は容器内に自然に落下する。そのため、小袋に 収納したスープや具等を確実に容器内に落下させることができ、容器外にスープ や具等をこぼすおそれはなく、また、使用後も蓋と小袋が散らばらずに簡単に廃 棄することができる。
【0027】 また、前記蓋の開口端に自由端の舌状片を突設し、前記小袋の閉封した開封端 の容器側シートに自由端の舌状片を連接すると、舌状片を摘んで終端側を容器の 開口部上縁に残して蓋を開けた後、舌状片を摘んで小袋の開き方向に引っ張るだ けで小袋は開封し、小袋に収納したスープや具等は容器内に自然に落下する。そ のため、小袋の開封が簡単である。
【0028】 また、前記小袋を複数の小袋にすると、例えば、スープ、乾燥野菜、香辛料の 如くに、各小袋毎に異なった収納物を収納することができる。
【0029】 また、前記複数の小袋にそれぞれ舌状片を付設すると、特定の小袋のみを開封 することによって、スープや具等の所望の収納物を選択して使用することができ る。
【0030】 また、開口端と終端を両端として前記蓋を略2分する2つの領域に分け、開口 端側の領域内に前記小袋を付設すると、開口端側の領域の分だけ蓋を開くことに より、前記小袋の開封端に指が届き、開封可能となるので、蓋をこの領域の分開 封するだけで、前記小袋を開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の蓋を用いた容器を示す縦断面図
【図2】実施例の蓋を示す裏面図
【図3】第2の実施例の蓋を示す側面図
【図4】第3の実施例の蓋を示す裏面図
【図5】第4の実施例の蓋を示す裏面図
【図6】従来例の蓋を用いた容器を示す縦断面図
【符号の説明】
10 容器 11 開口部上縁 20 蓋 21 開口端 22 終端 23 舌状片 25 開口端側の領域 26 終端側の領域 30、30a、30b、30c 小袋 31、31a、31b、31c 開封端 33、33a、33b、33c 舌状片 35a、35b シート 40 即席食品 41、42 小袋

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 即席食品を収納したカップ状容器10の
    開口上縁11に剥離可能に接着し、所定の開口端21か
    ら開封するカップ状容器の蓋において、蓋20の前記開
    口端21に対向する終端22側に小袋30の開封端31
    を配して前記蓋20の内面に前記小袋30を付設し、前
    記蓋20から前記小袋30を剥離する剥離強度より弱い
    開封強度で前記小袋の開封端31を閉封したことを特徴
    とするカップ状容器の蓋。
  2. 【請求項2】 前記蓋20の開口端21に自由端の舌状
    片23を突設し、前記小袋30の閉封した開封端31の
    容器10側シート35aに自由端の舌状片33を連接し
    たことを特徴とする請求項1に記載のカップ状容器の
    蓋。
  3. 【請求項3】 前記小袋30が複数の小袋30a、30
    b、30cであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のカップ状容器の蓋。
  4. 【請求項4】 前記複数の小袋30a、30b、30c
    にそれぞれ自由端の舌状片33a、33b、33cを付
    設したことを特徴とする請求項3に記載のカップ状容器
    の蓋。
  5. 【請求項5】 開口端21と終端22を両端として前記
    蓋20を略2分する2つの領域25、26に分け、開口
    端21側の領域25内に前記小袋30、30a、30
    b、30cを付設したことを特徴とする請求項1乃至4
    に記載のカップ状容器の蓋。
JP1995004324U 1995-05-10 1995-05-10 カップ状容器の蓋 Expired - Lifetime JP3017963U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528702U (ja) * 1991-08-26 1993-04-16 ザ・グツドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー プラスチツク ホイール
JP2003175975A (ja) * 2001-12-13 2003-06-24 Yukio Yoshida 即席食品への添加物収納方法
KR20210000866U (ko) * 2019-10-14 2021-04-22 삼성커피뮤직(주) 컵라면 용기

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