JP3017887U - コンクリート養生マット - Google Patents

コンクリート養生マット

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JP3017887U
JP3017887U JP1995001211U JP121195U JP3017887U JP 3017887 U JP3017887 U JP 3017887U JP 1995001211 U JP1995001211 U JP 1995001211U JP 121195 U JP121195 U JP 121195U JP 3017887 U JP3017887 U JP 3017887U
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JP
Japan
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mat
sewn
side edge
concrete
concrete curing
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JP1995001211U
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English (en)
Inventor
昌司 阿部
Original Assignee
阿部キルト工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はコンクリート養成マットの側縁部
のほつれ防止手段に関する。 【構成】 マットの側縁の最初の縫着部から所定巾を残
して他の縫着部を形成し、少なくともマット側縁部に2
条の縫着部を形成する。 【効果】 マット側縁に少なくとも2条の縫着部を形成
して、マット側縁を保護しているのでマットの繰返し使
用の長期化をはかることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンクリート養生マットに関し、具体的には前記マットを織布,発 泡基材および不織布の3層で形成すると共に、この3層の縫合に際して特に側縁 のホツレ防止のために側縁直近に2列の縫着部を形成して前記マットの耐用性を 向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】
この考案はこの出願人と同出願人の考案に係る実公昭59−40417号公報 で技術開示しているコンクリート養生マットの改良に係るものである。
【0003】 前記開示技術の概要を説明すれば次のとおりである。 コンクリート養生マットは図2に示すように、所要厚みのポリウレタンフォー ム等の吸水発泡基材1を所定の形状寸法に形成し、その片側面にポリウレタンピ レン織布(ppクロス)等の耐水性織布2を、他側面に不織布3を重ね合せて所 定間隔毎に又周囲をナイロン糸又はスパン糸等の耐水性縫合糸4で縫着する当り 、縫着した部分で発泡基材が縫合糸により引張られて収縮して沈み織布と不織布 も引張られて部分的に圧縮され表面が沈んで平らでなくなったり、くぼみができ ないように構成して成るものである。
【0004】 この考案の養生マットの3種の層の役目とそれぞれの層を構成する材料の特性 について述べると; 表面層を構成する耐水性織布2はポリプロピレンなどの偏平な条(2〜4mm 位の巾の平糸状のもの)を経糸として織ったもので目開きは殆ど認められなくて も、織目間には、水分を蒸発させ得る隙間が多数形成される。織布として市販さ れているものは強度も十分で通気性もよく、水にぬれた状態でも腐食せず長期使 用に耐える。
【0005】 発泡基材1はポリウレタンなどにより作られていて中間層を形成し、水分を保 有してコンクリートの過剰の乾燥を防止する。 最下部は不織布3により形成されるが、これは薄くかつ微細なザラザラした手 ざわりが感じられる程度の和紙の面にように仕上げられコンクリートとのなじみ が良く仕上げられたコンクリートの表面を平滑に保つと同時に、養生後にコンク リート面からはがす場合にも容易にはがすことができる。
【0006】 この養成マットの使用に当っては、マット5を不織布3側を下にして、打ち込 んだコンクリート表面に該不織布3の表面が対面するように敷設するものである が、コンクリート上の水分及び蒸発水は該不織布3から上部に透水して発泡基材 1に浸透含水し、さらに表層の耐水性織布の織目間の狭く空隙を介して蒸発する ものであるから、コンクリート表面からの水分蒸発量は適度に抑制緩和されてコ ンクリートは季節に応じ適当な期間充分湿潤な状態に保たれて硬化作用が進むと 共に乾燥によるひびわれは完全に防止され、又、不織布3は発泡基材1の吸湿含 水によって湿布状態になっているためコンクリート表面に強く張り付くようなこ となく剥離できるばかりでなく、剥離後のコンクリート表面の仕上げも反復再使 用できる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記した開示養成マットは図3に示すよう、縫合糸4によってマット5を均等 巾に分割して縫着していた。即ち、マット5の側縁S直近の最初の縫着部S1と その次以下の縫着部S2〜S3間の巾hは均一であるが、マットの縁側Sと縫着 部S1間の巾はh1極めて狭いためマットの繰り返し利用によってホツレが生じ 、マット自身が損傷する前に表裏両面布が剥離して使用できない状態をひきおこ している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
通常布はくの側縁ほつれには、あて布を布はくの側縁に添着して、布はくと一 緒に縫着してこの部分の補強を行っている。
【0009】 この出願に係る養成マットの場合は上記した補強手段を用いてマット側縁にあ て布を添着すると、マット本体部と側縁部間に微少ながら高低差が生じ、マット のコンクリートに対する保護機能を低下させるばかりでなく、マット製造時の縫 着工程で別部材のあて布を縫着するためのミシンの運転能力を他の部の縫着用ミ シンよりも増大させなければならず、しかもあて布の繰出し手段を特別に付加し なければならない。
【0010】 このためこの考案では同能力のミシンを用いて特に製造工程を簡単にした製造 手段によってほつれ防止を行うようにしたものである。 その手段とはマットの側縁に少なくとも2条の縫着部を形成することで前記目 的を達成しようとするものである。
【0011】
【作用】
マットの側縁に少なくも2条の縫着部を形成することで、ほつれを防止できる ばかりでなく、マット製造手段に特に付加装置を必要としないものである。
【0012】
【実施例】
この考案に係る養生マットの実施例を図1により説明すれば次のとおりである 。 同図から明らかなように、養生マット5にはマット側縁から所望巾n1を残し て最初の縫着部S1が以下均等巾hをもってS2以下の縫着部が形成されている 。
【0013】 しかも最初の縫着部S1から所望巾h2を残して縫着部Kが設けられており、 従ってマット側縁近傍には2条の縫着部S1,Kが形成されることになる。 なお前記縫着部Kは必要によって増加させることができるものである。またそ れぞれの縫着部S1,K,S2…の縫着ミシンは均等能力のミシンを利用できる ものである。
【0014】
【考案の効果】
この考案は養生マットの側縁部のほつれ防止手段として前記マット側縁直近に 少なくとも2条の縫着部を形成したので、この部の補強によって前記マットの繰 返し使用の長期化が可能となるものである。 また、この考案は養生マットの製造手段巾の縫着用ミシン相互間に特に付加装 置が必要とするものでなく、結果として製造工程を単純可でき製作効果を向上さ せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す平面図である。
【図2】養成マットの要部断面図である。
【図3】養成マットの縫着部の説明図である。
【符号の説明】
1 吸水性発泡基材 2 耐水性織布 3 不織布 4 縫合糸 5 コンクリート養生マット h1 側縁巾 h2 縫着部S1とKとの巾 S1 最初の縫着部 S2 次の縫着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養生マットの両側縁から所定巾を残して
    最初の縫着部を形成し、この縫着部から均等巾をもって
    複数条の縫着部を前記マットに形成すると共に、前記最
    初の縫着部から所定巾を残して他の縫着部を形成してマ
    ット側縁部のほつれを防止することを特徴とするコンク
    リート養生マット。
JP1995001211U 1995-02-07 1995-02-07 コンクリート養生マット Expired - Lifetime JP3017887U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014152559A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Hayakawa Rubber Co Ltd 放熱シート及びコンクリート養生シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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