JP3017041U - ドアーの戸当り - Google Patents

ドアーの戸当り

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JP3017041U
JP3017041U JP1995004496U JP449695U JP3017041U JP 3017041 U JP3017041 U JP 3017041U JP 1995004496 U JP1995004496 U JP 1995004496U JP 449695 U JP449695 U JP 449695U JP 3017041 U JP3017041 U JP 3017041U
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rod
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洋輔 福田
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洋輔 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアーが戸当りに当ったときに,騒音が出な
いようにする。 【構成】 ドアーの戸当りのうち,ドアーが当る部分
と,柱に固定する部分とをプラスチックの押出し成型に
より一体成形し,かつドアーが当る部分はクッションを
有する棒状体に成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,部屋の間口などを開閉するドアーの戸当りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,建築物の建具は,建具業者がつくり,現場での取付けまでやっているの が慣例となっている。 そして,ドアーを取付ける際には,ドアーの取手の内側において,10mm× 20mm位の木製の棧を柱に上下方向に向けて釘で打ち付けている例が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の木製の棧からなるドアーの戸当りでは,細い木製の棧であるため, 反りをきらうので,材料の吟味に神経を使わなければならない。またドアーを閉 じる度に,バターン,バターンという騒音が出るという問題点があった。
【0004】 本考案は,そのような騒音を消すとともに,プラスチックの押出し成型により ,製作が容易で,安価なドアーの戸当りを提供することを目的とするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために,本考案は, ドアーが当る部分には,発泡軟質プラスチックを用い,柱に固定する部分に は,発泡硬質プラスチックを用いて,上記両部分を一体に押出し成型するドアー の戸当りにおいて,ドアーが当る部分は,その断面が半円状に彎曲してクッショ ンを有する棒状体に成形し,柱に固定する部分は,釘又は木ねじを通すための空 洞と,余分な肉厚を除くための空洞とを有する棒状体に成形し,この棒状体の表 面のうち,釘又は木ねじを通すための空洞と対応する部分には,溝を成形するこ とを特徴とし, ドアーが当る部分と,柱に固定する部分とに半硬質プラスチックを用いて, 上記両部分を一体に押出し成型するドアーの戸当りにおいて,ドアーが当る部分 は,中空の棒状体であって,その両側面がくびれてクッションを有する棒状体に 成形し,柱に固定する部分は,釘又は木ねじを通すための空洞と,余分な肉厚を 除くための空洞とを有する棒状体に成形し,この棒状体の表面のうち,釘又は木 ねじを通すための空洞と対応する部分には,溝を成形することを特徴とするもの である。
【0006】
【作用】
請求項1の考案,及び,請求項2の考案では,柱に固定する部分の表面に設け られている溝に釘や木ねじの先端を当て,釘の場合は,かなずちでたたき,木ね じの場合は,ドライバーでねじ込めば,それらは,空洞部を通って柱に打ち込ま れたり,ねじ込まれるため,かなずちやドライバーに大きな力を加えることなく ,柱に固定する部分の固定が楽に行える。
【0007】
【実施例】
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると,第1図において,1は請 求項1の考案に係るドアーの戸当りで,ドアー2が当る部分3には,発泡軟質プ ラスチックを用い,柱4に固定する部分5には,発泡硬質プラスチックを用いて ,上記両部分3,5を一体に押出し成型してなり,ドアー2が当る部分3は,そ の断面が半円状に彎曲してクッションを有する棒状体に成形し,柱4に固定する 部分5は,釘又は木ねじを通すための空洞6と,余分な肉厚を除くための空洞7 とを有する棒状体に成形し,この棒状体の表面のうち,空洞6と対応する部分に は,溝8を成形してなる。
【0008】 上記の構成よりなるドアーの戸当り1は,ドアー2が図2に示すように閉じら れる方向に移動し,錠9が柱4に固定された案内板10を滑って,図3に示すよ うにかぎ孔11に係合し,ドアー2が閉じられた時点で,ドアー2が当る部分3 をドアー2の内面に圧接する位置に配置させながら,柱4に固定する部分5を柱 4に当接させ,溝8の適当間隔をおいた位置から釘12を柱4に向って打ち込む か,木ねじを柱4に向ってねじ込むことにより固定するものである。図2及び図 3において13,14はドアー2に取付けた取手である。
【0009】 図4において15は請求項2の考案に係るドアーの戸当りで,ドアー2が当る 部分16と,柱4に固定する部分17とに半硬質プラスチックを用いて,上記両 部分16,17を一体に押出し成型してなり,ドアー2が当る部分は,中空部1 8を有する棒状体であって,その両側面19,20がくびれてクッションを有す る棒状体に成形し,柱4に固定する部分17は,釘又は木ねじを通すための空洞 21と,余分な肉厚を除くための空洞22とを有する棒状体に成形し,この棒状 体の表面のうち空洞21と対応する部分には,溝23を成形してなる。
【0010】 上記の構成よりなるドアーの戸当り15は,ドアーの戸当り1の柱4に対する 固定と同様に固定するものであり,図3に示すようにドアー2が閉じられた時点 で,ドアー2が当る部分16をドアー2の内面に圧接する位置に配置させながら ,柱4に固定する部分17を柱4に当接させ,溝23の適当間隔をおいた位置か ら釘12を柱4に向って打ち込むか,木ねじを柱4に向かってねじ込むことによ り固定するものである。
【0011】 請求項1の考案に係るドアーの戸当りでは,柱に固定する部分の外周面に木目 調あるいは木肌調の装飾を付すこともあり,請求項2の考案に係るドアーの戸当 りでは,ドアーが当る部分と,柱に固定する部分とに木目調あるいは木肌調の装 飾を付すこともある。
【0012】 請求項1及び請求項2の考案に係るドアーの戸当りの断面寸法は,長手方向の 寸法Aが20mm,短手方向の寸法Bが10mmにするのが望ましいが,それら 以外の寸法で押出し成型することもある。
【0013】 請求項1及び請求項2の考案に係るドアーの戸当りを成形する材料には,のこ ぎりで切ることができ,釘でも,木ねじでも効くようなプラスチックで,穴を開 けなくても割れないものを適宜選択して,押出し成型し,1.8 mか2mに切断し て製品化する。
【0014】 請求項1の考案は,叙上の構成よりなり,ドアーを閉じると,戸当りのドアー が当る部分のクッションによって,同部分が撓み,吸音効果を発揮して,従来品 のような騒音が生ずるのを防止できる。また,発泡軟質プラスチックと発泡硬質 プラスチックを同時に押出し成型して戸当りを製作できるので,製作が容易で, 安価なドアーの戸当りを提供することができる。 請求項2の考案は,叙上の構成よりなり,ドアーを閉じると,戸当りのドアー が当る部分のクッションによって,同部分が撓み,吸音効果を発揮して,従来品 のような騒音が生ずるのを防止できる。また,ドアーが当る部分と,柱に固定す る部分とに半硬質プラスチックの同一材料を用いて押出し成型したから,請求項 1の考案のように2種類のプラスチックを用いなくて済み,材料の管理が容易で あり,しかも製作が容易で,安価なドアーの戸当りを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は請求項1の考案に係るドアーの戸当りの
拡大断面図である。
【図2】図2は請求項1の考案に係るドアーの戸当りを
柱に固定し,かつドアーが閉じられる寸前の状態を説明
する図である。
【図3】図3は請求項1の考案に係るドアーの戸当りを
柱に固定し,かつドアーが閉じられた状態を説明する図
である。
【図4】図4は請求項2の考案に係るドアーの戸当りの
拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ドアーの戸当り,3…ドアーが当る部分,5…柱に
固定する部分,6…釘又は木ねじを通すための空洞,7
…余分な肉厚を除くための空洞,8…溝,15…ドアー
の戸当り,16…ドアーが当る部分,17…柱に固定す
る部分,21…釘又は木ねじを通すための空洞,22…
余分な肉厚を除くための空洞,23…溝。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアーが当る部分には,発泡軟質プラス
    チックを用い,柱に固定する部分には,発泡硬質プラス
    チックを用いて,上記両部分を一体に押出し成型するド
    アーの戸当りにおいて,ドアーが当る部分は,その断面
    が半円状に彎曲してクッションを有する棒状体に成形
    し,柱に固定する部分は,釘又は木ねじを通すための空
    洞と,余分な肉厚を除くための空洞とを有する棒状体に
    成形し,この棒状体の表面のうち,釘又は木ねじを通す
    ための空洞と対応する部分には,溝を成形してなるドア
    ーの戸当り。
  2. 【請求項2】 ドアーが当る部分と,柱に固定する部分
    とに半硬質プラスチックを用いて,上記両部分を一体に
    押出し成型するドアーの戸当りにおいて,ドアーが当る
    部分は,中空の棒状体であって,その両側面がくびれて
    クッションを有する棒状体に成形し,柱に固定する部分
    は,釘又は木ねじを通すための空洞と,余分な肉厚を除
    くための空洞とを有する棒状体に成形し,この棒状体の
    表面のうち,釘又は木ねじを通すための空洞と対応する
    部分には,溝を成形してなるドアーの戸当り。
JP1995004496U 1995-04-17 1995-04-17 ドアーの戸当り Expired - Lifetime JP3017041U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10306649A (ja) * 1997-04-28 1998-11-17 Juken Sangyo Co Ltd ドア枠における戸当り
WO2007010812A1 (ja) * 2005-07-15 2007-01-25 Honda Motor Co., Ltd. 自動車用ドアチェッカ

Cited By (3)

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US7861372B2 (en) 2005-07-15 2011-01-04 Honda Motor Co., Ltd. Automobile door checker

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