JP3017010U - カーペット用点字鋲 - Google Patents

カーペット用点字鋲

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JP3017010U
JP3017010U JP1995004923U JP492395U JP3017010U JP 3017010 U JP3017010 U JP 3017010U JP 1995004923 U JP1995004923 U JP 1995004923U JP 492395 U JP492395 U JP 492395U JP 3017010 U JP3017010 U JP 3017010U
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JP
Japan
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carpet
braille
nail
washer plate
tack
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Application number
JP1995004923U
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English (en)
Inventor
知宏 田丸
三郎 三宅
Original Assignee
広島化成株式会社
財団法人安全交通試験研究センター
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーペット地の必要箇所に対しカーペット地
を傷めることなく適宜点字鋲の取付け及び取外しを簡便
に行い得るカーペット用点字鋲を市販に供することを目
的とする。 【構成】 点字鋲の頭体部下面に複数個の金属製釘針を
取付けたものとなし、釘針を下向きとなしてカーペット
地に打込み、且つカーペット地の裏側で座金板を介して
受け上めると共に、各釘針先端を座金板裏面部へ折曲げ
て固定する構成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカーペットタイル上で視覚障害者を誘導し、歩行を補助するために使 用される点字鋲に関する。
【0002】
【従来の技術】
カーペットタイルに於ける視覚障害者対策としては、予めカーペットタイルに 穴を開け、該穴に対し熱可塑性樹脂やゴム或いは金属製の突起を埋め込んだり、 カーペットタイルの裏面からビス止めされることが行われている。 一方、カーペットタイルと同じ大きさのゴム或いは熱可塑性樹脂製の点字タイ ルを、床面上へ敷設されたカーペットの必要箇所を適宜切り抜きながら埋め込む 方法もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来技術では前者は1個づつ穴を開ける必要があり、施工 上の手間がかかる。これに対して、後者は床面へ敷設したカーペットの適所を点 字タイルの大きさに切穿する必要があり、前者に比べ作業は多少簡略化されるも のの面倒であり、且つ異種材料であるゴム或いは熱可塑性樹脂のタイルが大きく 存在することからカーペットの美観を損ねて外観上好ましいものとならない。
【0004】
【考案を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決せんとするものであって、その特徴とするところは 点字鋲の頭体部下面に複数個の金属製釘針を取付けたものとなし、釘針を下向き となしてカーペット地に打込み、且つカーペット地の裏側で座金板を介して受け 止めると共に、各釘針先端を座金板裏面部へ折曲げて固定するようになさしめる 。 この際点字鋲は金属製の頭部をゴム或いは熱可塑性樹脂で被覆した構成となす と良く、又釘針の本数は2〜4本で且つその脚長は15mm程度となされる。
【0005】
【作用】
上記構成の点字鋲はカーペットの適宜箇所で上方から釘針を下方へ向けて打ち 込み、カーペット地の裏側で座金を介して上記釘針先端をその裏面部へ折り曲げ ることにより固定させる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案に係るカーペット用点字鋲1であって、Aは正面図、Bは底面図 である。1aはステンレススチールの頭体部、1bは該頭体部の下面側へ一定長 の突出状態に植設した釘針で、図示例では3個設けてある。 ここに頭体部1aは直径20mm〜35mm、肉厚5mm程度の円形をなした 兵頭型となし、釘針1bは直径2mmで長さ15mm程度に設計される。
【0007】 図2は固定用の座金板2を示すものでAは平面図、Bは正面図である。該座金 板2は直径35mm、肉厚0.5mm程度の円板となされ、内部に上記釘針1b の挿入される透孔2bが穿設してある。図示例では円板形状をなしたものを示し たが、方形その他の形状であっても差し支えない。
【0008】 図3は上記構成の点字鋲1をカーペット3へ取り付けた断面説明図であって、 取り付けに際してはカーペット3上から釘針1bを下方へ向けて打ち込み、カー ペット地3bの下面に突出する釘針1bに対し座金板2の透孔2bを挿通させて 当接し、あとその釘針1b先端を座金板2の裏面周縁部に向けて折り曲げしめて 固着するものとなす。
【0009】 上記実施例では兵頭鋲について説明したが、図4は第2実施例として線状をな した短冊型点字鋲1’の他の例を示すものであって、Aは正面図、Bは底面図で ある。 ここに頭体部本体1’aは幅20〜35mm、長さ235〜285mm、肉厚 5mm程度となされ、釘針1’bは前例同様直径2mm、長さ15mm程度で3 個を対にして裏面側の左右端部と中央部の3箇所に設けてある。
【0010】 図4は上記構成の短冊型点字鋲1’をカーペット3に取り付けた断面図であっ て、取り付けに際してはカーペット3上から釘針1’bを下方へ向けて打ち込み 、カーペット地3bの下面に突出する釘針1’bに対し上記例で使用した座金板 2の透孔2bを挿通させて当接し、あとその釘針1’b先端を座金板2の裏面周 縁部に向けて折り曲げしめて固定するものとなす。
【0011】 本実施例では第1実施例で使用した座金板2を使用して固定するものについて 説明したが、一般的に短冊型の座金板2の重量を軽減するには板厚を薄肉とする 必要があるが、薄肉になり過ぎると強度を損ねるものとなる。従って、これが対 策のために図6に示す如く周縁を取り囲むようにして一定幅のリブpを形成する ようになすと良い。
【0012】 上記の第1、第2実施例では各点字鋲1、1’はカーペット上に金属面が直接 に顕出されるものとなるが、斯有る使用の外に一般的には外表面をゴムや熱可塑 性樹脂等で被覆することにより、歩行時の履物との接触感が軟らかくなるように することが好ましい。斯有るゴムや熱可塑性樹脂の被覆には各頭体部1a、1’ aの大きさを少し小さいものとなし、これを金型内で芯体となすことにより、外 周面にゴムや熱可塑性樹脂を射出させ、一定肉厚の被覆成形が行われるようにす るのである。この際、ゴムや熱可塑性樹脂を被覆する肉厚寸法は容易に離脱する ことのない2mm〜5mmの範囲で設計される。
【0013】 尚、本考案で使用される座金板2、2’は金属製に限らず合成樹脂板であって も差し支えなく、又釘針先端が挿通される透孔2b、2’bを穿設することなく 、即ちその当接状態下で上方から直接打込むようになし、その突出先端を裏面側 で折り曲げるようにしても良い。尚、釘針1b、1’bの本数は2〜4本を凡そ 2cm間隔で配置するものが安定的な固定を可能とする上で優れている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成するものであって、カーペットタイル3に各点字鋲を 嵌着させるための穴を開けたりすることなく、即ち上記構成の点字鋲1、1’を カーペットタイル3上面から釘針1b、1’bを下向きにして打ち込み、カーペ ットタイルの裏面側で座金板2、2’を介して突出した釘針1b、1’bを折り 曲げしめて固着するようになすのであり、該作業は金槌を使用して単に叩くだけ の動作で簡便に取り付けることの出来るものである。
【0015】 尚、上記作業は全く専門的な技術を要しないのであり、且つ適宜な位置変更を カーペット地を損なうことなく自由になし得られるものであって、従来の孔開き させるものでは位置変更は不可能で再使用出来るものとならないが、本考案は点 字鋲自体を取り外すことによりカーペットタイルの再使用を可能となして管理面 やコスト面で優れた作用効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカーペット用点字鋲を示すもので
あって、Aは正面図、Bは底面図である。
【図2】本考案で使用される座金板を示すものであっ
て、Aは平面図、Bは正面図である。
【図3】上記点字鋲の使用状態断面図である。
【図4】他の例(短冊型点字鋲)を示すものであって、
Aは正面図、Bは底面図である。
【図5】上記点字鋲で使用される座金板の説明図であ
る。
【図6】上記点字鋲の使用説明図である。
【符号の説明】
1、1’ 点字鋲 1a、1’a 頭体部 1b、1’b 釘針 2 座金板 3 カーペット

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点字鋲の頭体部下面に複数個の金属製釘
    針を取付けたものとなし、釘針を下向きとなしてカーペ
    ット地に打込み、且つカーペット地の裏側で座金板を介
    して受け止めると共に、各釘針先端を座金板裏面部へ折
    曲げて固定する構成を特徴としたカーペット用点字鋲。
  2. 【請求項2】 頭体部を円形の兵頭型となしたことを特
    徴とする請求項1記載のカーペット用点字鋲。
  3. 【請求項3】 頭体部をゴム或いは熱可塑性樹脂で一定
    肉厚に被覆したことを特徴とする請求項2記載のカーペ
    ット用点字鋲。
  4. 【請求項4】 頭体部を線形の短冊型となしたことを特
    徴とする請求項1記載のカーペット用点字鋲。
  5. 【請求項5】 頭体部をゴム或いは熱可塑性樹脂で一定
    肉厚に被覆したことを特徴とする請求項4記載のカーペ
    ット用点字鋲。
  6. 【請求項6】 釘針は長さを凡そ15mmとなした2〜
    4本を凡そ2cm間隔に配置した構成を特徴とする請求
    項1〜5の何れかに記載のカーペット用点字鋲。
JP1995004923U 1995-04-14 1995-04-14 カーペット用点字鋲 Expired - Lifetime JP3017010U (ja)

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