JP3016971U - 簡易便所用糞尿処理袋 - Google Patents

簡易便所用糞尿処理袋

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JP3016971U
JP3016971U JP1995003309U JP330995U JP3016971U JP 3016971 U JP3016971 U JP 3016971U JP 1995003309 U JP1995003309 U JP 1995003309U JP 330995 U JP330995 U JP 330995U JP 3016971 U JP3016971 U JP 3016971U
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JP
Japan
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bag
toilet
opening edge
toilet bowl
edge portion
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JP1995003309U
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English (en)
Inventor
利美 秋山
Original Assignee
株式会社サナ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 便器への取り付けが簡単で、使用後簡単に開
口部を閉鎖できるので小さな処理袋が使用可能な簡易便
所用糞尿処理袋を提供する。 【構成】 簡易便所の便器に取り付けて使用する糞尿処
理袋であって、該袋の開口縁部に、該開口縁部を便器上
面に接着させるための接着部を有し、かつ該開口縁部を
閉じるための紐を備えた処理袋。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は簡易便所に用いる糞尿処理袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
便器に袋の開口部を取り付け、使用後、袋を便器から取り外し後開口部を閉じ て処理する形式の糞尿処理袋が簡易便所用糞尿処理袋として従来から使用されて いた。然しながら、従来の処理袋はその開口部を便器に取り付けるのに手数を要 し、使用後袋を取り出し、開口部を閉じるのに難しいため、必要以上に大きい処 理袋を用いなければならないという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる従来の糞尿処理袋の欠点を解消し、便器への取り付けが簡単 にでき、使用後、簡単に開口部を閉鎖できるため小さい袋でも使用できる簡易便 所用糞尿処理袋を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
すなわち、本考案は、簡易便所の便器に取り付けて使用する糞尿処理袋であっ て、該袋の開口縁部に、該開口縁部を便器上面に接着させるための接着部を有し 、かつ該開口縁部を閉じるための紐を備えたことを特徴とする処理袋である。
【0005】 本考案に使用する袋の素材としては、フレキシブルで水を通さない素材であれ ば如何なる素材でも使用可能であり、一般には可塑性合成樹脂のシートを使用す るが、生分解樹脂シートの使用は使用後の廃棄処理を考えると特に好ましいとい える。袋は開口縁部を便器上面に自在に接着させるためフレキシブルであること が必要である。
【0006】 フレキシブルな袋の開口縁部上に、開口縁部と便器上面とを密着させる接着部 を、全周に渡ってまたは部分的に数ケ所設け、かつ開口縁部に紐を備える。
【0007】 紐は開口縁部にその一端が留められ、また他端は開口縁部の周長より長く、袋 の外部にまで伸び、開口縁部を閉じるのに充分な長さを有している。また、紐は 開口縁部に直接組み込まず、開口縁部に別に備えてもよいが、使用上、接着部の 設置時における下方(袋閉端側)に切り込みを設け、該切り込みを通して一体に 設けられたものが好ましい。
【0008】
【実施例】
以下に実施例を示して本考案を具体的に説明する。
【0009】 図1は本考案の糞尿処理袋の1例の模式正面図である。 図2は本考案の糞尿 処理袋を便器に設置したときの状態を示す模式平面図であり、図3はその模式正 面断面図、図4はその模式側面断面図である。
【0010】 図1の黒色のポリエチレン製三角形状の袋5は、その開口縁部1の数ケ所に、 便器上面6(図2)と開口縁部1とを密着させるための接着部2を有し、接着部 2には接着テープが貼布あるいは接着剤が塗布されており、設置時以外は紙テー プなどにより表面が保護され他材との接着が防止されている。
【0011】 接着部2の袋閉端側には切り込み3が、数ケ所袋の周面に設けられ、例えば袋 と同質の素材からなる紐4は、その1端が袋に留められ、袋の周面の切込みを縫 うようにして袋を一回りし、他端は袋の外部にまで伸ばされている。
【0012】 処理袋の設置は、便座7を上げ、袋5の開口縁部1の接着部2を便器上面6に 密着させ、袋のたるんだ箇所はできるだけ便器内面8に接触させるようにし(図 3)、紐4の端を便器上面6と便座7との間を通して外部に伸ばして行う(図4 )。
【0013】 処理袋の取り外しは、便座7を上げ、袋の外部にまで伸びている紐を持って引 き上げればよい。引き上げるに従い、接着剤により便器上面と密着している袋が 剥がれると共に、引上げ力と接着力の相互作用により開口縁が閉じるので、単に 紐を結ぶだけで手を汚すことなく糞尿を密閉処理できる。
【0014】
【考案の効果】
本考案による簡易便所用糞尿処理袋は、簡単に製造でき、かつ簡単に使用でき るのみならず、糞尿処理に水を使用できない便器でも使用できる。また、袋とし ての使用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の糞尿処理袋の模式正面図である。
【図2】本考案の糞尿処理袋を設置したときの状態を示
す模式平面図である。
【図3】本考案の糞尿処理袋を設置したときの状態を示
す模式正面断面図である。
【図4】本考案の糞尿処理袋の模式側面断面図である。
【符号の説明】
1 開口縁部 2 接着部 3 切り込み 4 紐 5 袋 6 便器上面 7 便座 8 便器内面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簡易便所の便器に取り付けて使用する糞
    尿処理袋であって、該袋の開口縁部に、該開口縁部を便
    器上面に接着させるための接着部を有し、かつ該開口縁
    部を閉じるための紐を備えたことを特徴とする処理袋。
  2. 【請求項2】 処理袋が三角形であり、接着部の袋閉端
    側に切り込みを有し、かつ紐が該切り込みを通して一体
    に設けられている請求項1に記載の処理袋。
JP1995003309U 1995-04-14 1995-04-14 簡易便所用糞尿処理袋 Expired - Lifetime JP3016971U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066371A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Misao Hatanaka 非常トイレ用し尿採集袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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