JP4091377B2 - 内視鏡操作部の汚染防止カバー係止方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡の操作部が使用中に汚染されないように被覆するための内視鏡操作部の汚染防止カバー係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡を介して患者から患者への感染が起きないようにするためには、内視鏡の操作部を、使用中に汚染されないように被覆するのが望ましい。
【0003】
そこで、操作部をシート状のカバーで包んだ状態で使用するようにしたものや(特開平4−325138号)、カバーを袋状に形成して、操作部全体を包み込むようにしたもの等がある(実開平6−68708号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平4−325138号等に記載されているシート状のカバーの場合には、挿入部と連結されている操作部の下端部側からカバー内への汚液の侵入防止が不十分になっていた。
【0005】
また、実開平6−68708号等に記載されている袋状のカバーの場合には、操作部の下端部側からカバー内への汚液の侵入を防止するために、カバーに環状の弾性リングを一体に形成している。
【0006】
そのため、カバーを操作部に対して着脱する際に、操作部の外側に出っ張っている操作部材等に弾性リングが引っ掛かる等して着脱作業がやり難く、特にカバーを操作部から取り外す際にはカバーに付着している汚液で操作部を汚染してしまうおそれがあった。
【0007】
そこで本発明は、操作部に対する汚染防止カバーの着脱が容易で、しかも挿入部と連結されている操作部の下端部側からカバー内への汚液の侵入を確実に防止することができる内視鏡操作部の汚染防止カバー係止構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡操作部の汚染防止カバー係止構造は、内視鏡の操作部と挿入部との連結部付近の外面を全周にわたって囲む状態に帯状の両面粘着テープを貼り付け、その貼り付け部分から両面粘着テープの両端部分を同方向に延出させてその延出部の内面どうしを貼り合わせ、操作部を包む操作部汚染防止カバーの下端付近の内面部分を両面粘着テープの外面に貼り付けるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は、操作部汚染防止カバー20が内視鏡操作部1に被覆された状態を示す透視図であり、内視鏡は、操作部1の下端に可撓管状の挿入部2の基端が連結され、操作部1の後面の上端近傍にライトガイドケーブル3の基端が連結された構成になっている。
【0010】
そして、操作部1の前面の上半部には送気送水及び吸引の操作を行うための操作釦4が配置され、側面には湾曲操作ノブ5が配置されている。6は処置具挿入口金である。
【0011】
また、挿入部2が連結されている操作部1の下端部付近には、操作部汚染防止カバー20の下側縁部22付近を係止するためのカバー係止部8が、挿入部2よりやや大きな直径の円筒状に形成されている。
【0012】
操作部汚染防止カバー20は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のような可撓性に富んだ合成樹脂材又は弾力性のあるゴム材のシート等によって、操作部1全体を緩く被覆することができる袋状に形成されている。
【0013】
ただし操作部汚染防止カバー20は、後側縁部21と下側縁部22とが一つながりに連続的に開放されて他の部分が閉じた半開放状の袋になっているので、開放部分を操作部1に前方から被せるようにするだけで、図1に示される被覆状態にすることができる。
【0014】
そして、処置具挿入口金6を操作部汚染防止カバー20に突き通して、外方からカバー押さえ部材9を処置具挿入口金6に係合させることにより、操作部汚染防止カバー20の一箇所が処置具挿入口金6部分に固定された状態になる。
【0015】
また、操作部汚染防止カバー20の後側縁部21の上半部はライトガイドケーブル3が通過しているだけで大きく開口している。したがって、操作者はそこから操作部汚染防止カバー20内に手を差し込んで、操作部1を直接握って保持することができる。
【0016】
操作部1と挿入部2との連結部付近に形成されているカバー係止部8には、図2におけるIII−III断面を図示する図3にも示されるように、帯状の両面粘着テープ10がカバー係止部8の外周面を全周にわたって囲む状態に貼り付けられ、その貼り付け部分から同じ方向に延出する両面粘着テープ10の両端部分10aが内面どうしで全面において貼り合わされている。
【0017】
そして、操作部汚染防止カバー20の下側縁部22付近の内面部分が両面粘着テープ10の外面全面に貼り付けられ、それによって操作部汚染防止カバー20の下側縁部22がカバー係止部8に係止された状態になっている。
【0018】
その結果、操作部汚染防止カバー20の下側縁部22は挿入部2側に対して殆ど開口することなく密封された状態になっており、下側縁部22側から操作部汚染防止カバー20内への汚液の侵入を確実に防止することができる。
【0019】
図4、図5及び図1は、そのような、カバー係止部8に対する操作部汚染防止カバー20の下側縁部22の係止動作を順に示しており、図4に示されるように所定の長さにカットされた両面粘着テープ10をカバー係止部8の外周面に貼り付ける。その際、両面粘着テープ10の外面側は接着性のない保護紙等で被覆しておくとよい。
【0020】
次いで、図5に示されるように、カバー係止部8に対する貼り付け部分から同じ方向に延出する両面粘着テープ10の両端部分10aを内面どうしで全面において貼り合わせる。
【0021】
そして、両面粘着テープ10の外側から操作部汚染防止カバー20の下側縁部22をU字状に被せ、操作部汚染防止カバー20の下側縁部22付近の内面部分を両面粘着テープ10の外面全面に貼り付ける。
【0022】
そのようにして、図1に示されるように、操作部汚染防止カバー20の下側縁部22付近がカバー係止部8に封止状態に係止される。操作部汚染防止カバー20を取り外すには、両面粘着テープ10に対する貼り合わせ部を引き剥がせばよい。したがって、操作部1に対する操作部汚染防止カバー20の着脱は極めて容易である。
【0023】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば操作部汚染防止カバー20は、上記実施例のような半開放の袋状のものに限らずシート状或いは完全な袋状等どのような形状のものであっても差し支えない。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、内視鏡の操作部と挿入部との連結部付近の外面に両面粘着テープを貼り付けて、操作部汚染防止カバーの下端付近の内面部分を両面粘着テープの外面に貼り付ければよいので、操作部に対する汚染防止カバーの着脱が容易であり、しかも挿入部と連結されている操作部の下端部側からカバー内への汚液の侵入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の操作部汚染防止カバーが内視鏡の操作部に被覆された状態の部分透視図である。
【図2】本発明の実施例の操作部汚染防止カバーが内視鏡の操作部に被覆された状態の透視図である。
【図3】本発明の実施例の図2におけるIII−III断面図である。
【図4】本発明の実施例の操作部汚染防止カバーを取り付ける動作を示す部分斜視図である。
【図5】本発明の実施例の操作部汚染防止カバーを取り付ける動作を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 操作部
2 挿入部
8 カバー係止部(連結部付近)
10 両面粘着テープ
10a 両端部分(延出部)
20 操作部汚染防止カバー
22 下側縁部(下端)

Claims (1)

  1. 内視鏡の操作部と挿入部との連結部付近の外面を全周にわたって囲む状態に帯状の両面粘着テープを貼り付け、その貼り付け部分から上記両面粘着テープの両端部分を同方向に延出させてその延出部の内面どうしを貼り合わせ、上記操作部を包む操作部汚染防止カバーの下端付近の内面部分を上記両面粘着テープの外面に貼り付けるようにしたことを特徴とする内視鏡操作部の汚染防止カバー係止方法
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