JP3016630U - 洗車,ワックスがけ用タワシ - Google Patents

洗車,ワックスがけ用タワシ

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JP3016630U
JP3016630U JP1995002864U JP286495U JP3016630U JP 3016630 U JP3016630 U JP 3016630U JP 1995002864 U JP1995002864 U JP 1995002864U JP 286495 U JP286495 U JP 286495U JP 3016630 U JP3016630 U JP 3016630U
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JP
Japan
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waxing
polyurethane foam
foam sheet
thickness
polyurethane
Prior art date
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Application number
JP1995002864U
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English (en)
Inventor
利雄 岸本
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Toyo Quality One Corp
Original Assignee
Toyo Quality One Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、剥がれがなくて持ちにくくかった
り手が汚れたりすることなく、かつ長期間使用であるこ
とを目的とする。 【構成】軟質又は半硬質ポリウレタンフォームシート(2
2)と、このポリウレタンフォームシート(22)の片面に形
成された厚さ1mm〜5mmのポリウレタン樹脂硬化層
とを具備することを特徴とする洗車,ワックスがけ用タ
ワシ(21)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、洗車,ワックスがけ用タワシの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、洗車用,ワックス用のスポンジとしてポリウレタンフォームのカッ ト品が多量に使用されている。ところで、スポンジとしてはポリウレタンフォー ム単独でも使用されているが、持ち易くするために片面(手に持つ面)にポリエ チレンフォームシートやフェルトを貼り合わせて剛性を持たせているものが多い 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらは使用中に剥がれ易く、特にワックス用の場合は溶剤や 油脂等のため短期間に剥がれてしまう。しかるに、剥がれた場合、ウレタンフォ ームだけでも使用はできるが、持ちにくいだけでなくワックスが裏面にまで通過 して手を汚してしまう。
【0004】 この考案はこうした事情を考慮してなされたもので、従来のように剥がれがな く、もって持ちにくくかったり手が汚れたりすることなく、長期間使用可能な洗 車,ワックスがけ用タワシを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、軟質又は半硬質ポリウレタンフォームシートと、このポリウレタ ンフォームシートの片面に形成された厚さ1mm〜5mmのポリウレタン樹脂硬 化層とを具備することを特徴とする洗車,ワックスがけ用タワシである。
【0006】 この考案において、ポリウレタン樹脂硬化層の厚みを1mm〜5mmとしたの は、厚みが1mm未満の場合保持性が悪く持ちにくいためであり、5mmを越え ると硬さが強く感じて手に疲れが出やすくなるためである。
【0007】 この考案において、軟質又は半硬質ポリウレタンフォームの厚みは商品設定厚 みであり任意であるが、通常は25mm〜70mm程度が一般的である。
【0008】 この考案に係る洗車,ワックスがけ用タワシは、軟質又は半硬質ポリウレタン フォームシートの片面にロールを使用した転写法等により圧縮して付着含浸させ てポリウレタン樹脂層を形成させた後、キュアーさせて積層体とし、更にこの積 層体を任意形状にカット又は打ち抜くことにより得られる。
【0009】
【作用】
この考案によれば、本考案に係るタワシを長期間使用してもポリウレタン樹脂 硬化層が軟質又は半硬質ポリウレタンフォームシートから剥がれない。従って、 従来のように剥がれに伴なって持ちにくかったり、手が汚れたりすることもなく 、長期間使用することができる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例に係る洗車,ワックスがけ用タワシを図2及び図3 を参照して説明する。ここで、図2は前記タワシの断面図、図3は前記タワシの 斜視図である。
【0011】 図中の符号21は、厚さ50mmの洗車,ワックスがけ用タワシである。このタ ワシ21は、軟質ポリウレタンフォームシート22と、この軟質ポリウレタンフォー ムシート22上に形成された厚み3mmのポリウレタン樹脂硬化層23とから構成さ れている。
【0012】 こうした構成のタワシは、図1(A),(B)のタワシ製造装置を用いて製造 される。ここで、図1(A)は前記タワシ製造装置の全体図、図1(B)は図1 (A)の要部の拡大図である。
【0013】 図中の符号11は、ポリウレタンフォームシート22を搬送するエンドレスベルト である。このエンドレスベルト11の途中には、転写ロール12と圧縮ロール13が互 いに対向して配置されている。前記転写ロール12の上方には、ポリウレタン原液 14を吐出するノズル15、及びポリウレタン原液を一定厚さにシーティングするド クターナイフ16が配置されている。前記エンドレスベルト11の途中には、ポリウ レタンフォームシート22上に形成されたポリウレタン原液層17を水蒸気又は熱風 によりキュアーさせるオーブン18が配置されている。
【0014】 こうした構成のタワシ製造装置は次のように操作する。ここで、ポリウレタン 原液は、通常のポリウレタン原料であるポリエーテルポリオール(例えば官能基 数2〜4ケ,分子量600〜5000程度)と、有機イソシアネート(トリレン ジイソシアネート、4,4´ジフェニルメタンジイソシアネート等)を加熱混合 撹拌してポリウレタンプレポリマーとし、これに触媒,シリコーン油等を加えて 混合した原液を回転する転写ロール上に吐出する。そして、ドクターナイフ16に より一定厚さにシーティングし、厚さ50mmのポリウレタンフォームシートを ロール間に入れ、ポリウレタン原液をシート表面に含浸させた。この後、オーブ ン18に導入し、キュアーさせた。得られた製品の含浸層の厚さは約3mmであっ た。 しかして、上記実施例に係る洗車,ワックスがけ用タワシ21は、軟質ポリ ウレタンフォーム22上に厚み3mmのポリウレタン樹脂硬化層23を一体的成形し た構成になっているため、本タワシ21を長期間使用してもポリウレタン樹脂硬化 層23が軟質ポリウレタンフォーム22から剥がれない。従って、従来のように剥が れに伴なって持ちにくかったり、手が汚れたりすることもなく、長期間使用する ことができる。
【0015】 なお、上記実施例では、軟質ポリウレタンフォームシートを用いた場合につて 述べたが、これに限定されることなく、半硬質ポリウレタンフォームシートを用 いてもよい。 また、上記実施例において、タワシの厚み,ポリウレタン樹脂硬化層の厚みは 上記した厚みに限定されないことは勿論のことである。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したようにこの考案によれば、従来のように剥がれがなく、もって持 ちにくくかったり手が汚れたりすることなく、長期間使用可能な低コストな洗車 ,ワックスがけ用タワシを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るタワシ製造装置の説明図であ
り、図1(A)は前記タワシ製造装置の全体図、図1
(B)は図1(A)の要部の拡大図。
【図2】この考案の一実施例に係る洗車,ワックスがけ
用タワシの断面図。
【図3】この考案の一実施例に係る洗車,ワックスがけ
用タワシの斜視図。
【符号の説明】
11…エンドレスベルト、 12…転写ロール、 13
…圧縮ロール、14…ポリウレタン原液、 15…ノズ
ル、 16…ドクターナイフ、17…ポリウレタン原
液層、 18…オーブン、21…洗車,ワックスがけ用タ
ワシ、 22…ポリウレタンフォームシート。23…ポリ
ウレタン樹脂硬化層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質又は半硬質ポリウレタンフォームシ
    ートと、このポリウレタンフォームシートの片面に形成
    された厚さ1mm〜5mmのポリウレタン樹脂硬化層と
    を具備することを特徴とする洗車,ワックスがけ用タワ
    シ。
JP1995002864U 1995-04-05 1995-04-05 洗車,ワックスがけ用タワシ Expired - Lifetime JP3016630U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018047011A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 株式会社アイ・イー・ジェー 洗浄具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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