JP3016583U - プリペイドカード - Google Patents

プリペイドカード

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JP3016583U
JP3016583U JP1994017317U JP1731794U JP3016583U JP 3016583 U JP3016583 U JP 3016583U JP 1994017317 U JP1994017317 U JP 1994017317U JP 1731794 U JP1731794 U JP 1731794U JP 3016583 U JP3016583 U JP 3016583U
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JP
Japan
Prior art keywords
card
wavelength
base material
prepaid card
excitation light
Prior art date
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Application number
JP1994017317U
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English (en)
Inventor
川 保 男 石
Original Assignee
アポシステム株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偽造防止手段を設ける。 【構成】 カード基材2の面上に励起光の波長と蛍光波
長とが赤外線領域内にある蛍光体を含む蛍光インキによ
り形成する複数の符号トラック列10、20、30と、
透明で可視光の一部を吸収する隠蔽層3を符号トラック
列10、20、30に被せて構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、偽造防止手段を施してなるプリペイドカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
現金に代わる支払い手段として使われているプリペイドカード等のカードに偽 造防止手段を設けたり、これらカードが偽造か否かを識別する手段が提案されて いる。
【0003】 例えば、磁気カード等のカードに可視光領域において光学的に読み取り可能と する偽造防止用もしくは識別用のマークやバーコードを設け、これを光学的に読 み取って偽造の有無を識別する手段が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来例によれば、目視不可能であっても、カードにマークやバーコードにより 施された1列の符号トラックを設け、これに対して1つの受光素子によって読み 取るようにしたものなので、赤外線反射型フォトカプラを用いてカードを走査し て偽造防止又は識別用のバーコード等を容易に捜し出すことができてしまうとい う問題があった。
【0005】 本考案は、上記した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 カードに蛍光インキによる偽造防止又は識別用の複数の符号トラック列を設けて 正規のカードと同じカードの偽造を困難にすると共に、印刷工程数が少なく、信 頼性の高い検出を可能にするプリペイドカードを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、基材と、この基材の少なくとも一方の面に設けられた励起光の波長 と蛍光波長とが各々赤外線領域内にある蛍光体を含有する蛍光インキにより形成 された複数の符号トラック列と、前記基材面に励起光の波長と蛍光波長を透過さ せ得るとともに可視光の一部を吸収させ得る隠蔽層とを設けて構成したものであ る。
【0007】
【作用】
基材と、この基材の少なくとも一方の面に設けられた励起光の波長と蛍光波長 とが各々赤外線領域内にある蛍光体を含有する蛍光インキにより形成された複数 の符号トラック列と、前記基材面に励起光の波長と蛍光波長を透過させ得るとと もに、可視光りの一部を吸収させ得る隠蔽層とを設けたプリペイドカードに蛍光 体の有する励起光を照射して走査し蛍光を発生させる。
【0008】 蛍光体の有する励起光を上記したプリペイドカードに照射して走査し、複数の 符号トラック列から発生した蛍光を受光して合成し、その受光量と設定値、又は 受光パターンと基準パターンとを比較して一致の有無から正規のプリペイドカー ドであるか否かを判別させることができる。
【0009】
【実施例】
本考案のプリペイドカードの実施例を図面により説明する。図1において、カ ード基材2の一方の面の水平方向に、励起波長、蛍光波長の両波長が共に赤外線 領域にある蛍光材を含有する蛍光インキにより層状となした、偽造防止もしくは 識別用のバーコード11、12、14、17よりなる第1の符号トラック列と、 バーコード21、23、26、27、28よりなる第2の符号トラック列と、バ ーコード32、34、35、37よりなる第3の符号トラック列が設けられて構 成されている。
【0010】 更に、このカード基材2には、励起波長と蛍光波長の両波長を透過可能とし、 かつ可視光を一部吸収する特性を有していて、図3に示す複数の符号トラック列 を目視により確認し得ないような不透明性を持った隠蔽用インキにより形成され た隠蔽層3が設けられてカード1を構成する。
【0011】 次に、上記実施例によるカード識別の手段を説明すると、プリペイドカード1 が図示しない搬送装置により矢印5の方向に搬送され、図示しない発光素子から 発光される励起光がカード1上に配置されたマスク4の開口部41、42を介し てカード1を照射すると、プリペイドカード1が矢印5の方向に搬送することで 、励起光が順次カード1のバーコード11、21の配設位置でマスク4の開口部 41、42を通過し、図示しない受光素子がマスクを介して0乃至2個のバーコ ードからの蛍光を受光するため、受光量に対応し、低レベル電圧信号と、中、高 振幅のパルスが出力され、これらパルスのそれぞれの波高値と設定値とを比較し 、その一致から正規のカードと識別するようにすることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は基材と、この基材の少なくとも一方の面に設けられた励起光の波長と 蛍光波長とが各々赤外線領域内にある蛍光体を含有する蛍光インキにより形成さ れた複数の符号トラック列と、前記基材面に励起光の波長と蛍光波長を透過させ 得るとともに可視光の一部を吸収させ得る隠蔽層とを設けて構成したので、偽造 防止もしくは識別用の符号の複雑化を図ることが可能となり、プリペイドカード に蛍光体による複数の符号トラック列が設けられているということと、この蛍光 体が蛍光体の有する励起光にて励起されるということと、プリペイドカードの複 数の符号トラック列から蛍光が発生するということの何れかを欠く限り、プリペ イドカードを偽造することが出来ず、正規のプリペイドカードを偽造することが 極めて困難となる。
【0013】 また、赤外領域の光学を利用するため、カードの表面の汚れに関係なく、高度 の信頼性をもって信号の検出を行うことが出来る。
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 本考案のプリペイドカードの実施例を図面により説明する。図1において、 リペイドカード1は、 カード基材2の一方の面にコード化した識別マーク4が設 けられている。図2に示すように、識別マーク4を形成したコードは、それぞれ エリア11〜18と21〜28及び31〜38を一字状に並んでなる符 号トラック列10と20及び30を平行に配列して、且つ、 励起波長、蛍光波長が共に赤 外線領域にある蛍光材を含有する蛍光インキを用いて、エリア11、12、14 、17、21、23、26、27、28、32、34、35、37を塗り潰して 構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 更に、図1(C)に示すように、カード基材2には、励起波長と蛍光波長の両 波長を透過可能とし、かつ可視光を一部吸収する特性を有していて、符号トラッ ク列10、20、30を目視により確認し得ないような不透明性を持った隠蔽用 インキにより形成された隠蔽層3が設けられている
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 次に、上記実施例によるカード識別の手段を説明すると、プリペイドカード1 が図示しない搬送装置により矢印5の方向に搬送され、図示しない発光素子から 発光される励起光がカード1上に配置されたマスクの開口部61、62、63 を介してカード1の識別マーク4を照射すると、プリペイドカード1が矢印5の 方向に搬送することで、励起光が順次符号トラック列10、20、30のエリア 11、21、31、12、22、32、...18、28、38の配列位置でマ スク6の開口部61、62,63を通過し、 図示しない受光素子がマスクを介 して0乃至3個の前記蛍光インキで塗り潰されたエリアからの蛍光を受光するた め、受光量に対応し、低レベル電圧信号と、中、高振幅のパルスが出力され、こ れらパルスのそれぞれの波高値と設定値とを比較し、その一致から正規のカード と識別するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のカードの実施例の平面図であ
る。
【図2】図2は本考案のカードの識別手段を実施する装
置に用いるマスクの平面図である。
【図3】図3は図1の切断線C−Cの断面ズである。
【符号の説明】
1 プリペイドカード 2 カード基材 3 隠蔽層 4 マスク 41、42 開口部 11、12、14、17 符号トラック列 21、23、26、27、28 符号トラック列
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月10日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案のカードの実施例の平面図、
(B)は(A)に示すカードの識別マークを形成するコ
ードの平面図、(C)は(A)のC−C線の断面図であ
る。
【図2】図2は本考案のカードの識別手段を実施する装
置に用いるマスクの平面図である。
【符号の説明】 1 プリペイドカード 2 カード基材 3 隠蔽層 4 識別マーク 6 マスク 10、20、30 符号トラック列 61、62、63 開口部
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 19/06 19/10 G06K 19/00 R

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、この基材の少なくとも一方の面
    に設けられた励起光の波長と蛍光波長とが各々赤外線領
    域内にある蛍光体を含有する蛍光インキにより形成され
    た複数の符号トラック列と、前記基材面に励起光の波長
    と蛍光波長を透過させ得るとともに可視光の一部を吸収
    させ得る隠蔽層とを設けて構成したことを特徴とするプ
    リペイドカード。
JP1994017317U 1994-12-27 1994-12-27 プリペイドカード Expired - Lifetime JP3016583U (ja)

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