JP3016423U - 窓付き封筒のポケット形成装置 - Google Patents

窓付き封筒のポケット形成装置

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JP3016423U
JP3016423U JP1995003708U JP370895U JP3016423U JP 3016423 U JP3016423 U JP 3016423U JP 1995003708 U JP1995003708 U JP 1995003708U JP 370895 U JP370895 U JP 370895U JP 3016423 U JP3016423 U JP 3016423U
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envelope
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heat
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JP1995003708U
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Inventor
孝全 立花
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タチバナペーパーウェアー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓付き封筒に宛名カードの挿入用ポケットを
ヒートシール法により簡単確実に形成することのできる
装置を提案することを目的とする。 【構成】 窓付き封筒のサイズ調整ガイドを備えた固定
テーブルと;該固定テーブルに近接位置に、上下方向に
対向配置された固定のシール台3と可動の熱板7とから
成る加熱加圧バー5と;前記熱板の熱量加減用コントロ
ーラ12と;可動の熱板を上下方向に移動せしめる手動
式または足踏式の操作手段とからなり、前記熱板は、シ
ール台6との対向面が、平面視でほぼL型もしくはT型
であり、かつその対向面の数個所に、融着用加熱部14
と、非加熱部13を交互に設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、窓付き封筒のポケット形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より書類を発送するために窓付き封筒が広く使われている。窓付き封筒は 封筒の一部に予め透明な窓を設けたものであり、窓を通して内容物に記載された 宛名、差出人名等を読みとることができるようになっていて、主に定形郵便物の 発送に使用されている。一方、商品サンプルや書籍、易損品の運送や発送には、 ダンボール又は板紙から作られた小包ケースやクッションを内蔵した専用のクッ ション封筒が使われている。クッション封筒は、内外2枚のシートの間に衝撃吸 収材として例えば、新聞紙等の古紙の断裁屑をサンドイッチ状にはさんで成るも ので、例えばジイフイバッグ(JIFFY BAG)の名で市販されているものがある。
【0003】 上記の小包ケースやクッション封筒は、その構造上の制約から透視窓を設ける ことができず、従って窓を通して内容物に記載された宛名、差出人名等を読みと ることができないため、一般には、宛名、差出人名等を印刷したラベルをケース や封筒表面位置に貼付して発送している。なおラベルは、コンピュータメモリか らプリンタで出力印字した定形の宛名ラベルを使用するのが一般である。 しかし宛名ラベルを調達してそれに印字して封筒に貼付し発送するのは手間が かかる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで出願人は、先に、従来窓を設けることができないクッション封筒に窓を 設けることができるようにし、また封筒の外側部材と内側部材との間にヒートシ ール法によりポケットを設け、かつそのポケットに宛名カードを挿入位置決めし てそのカードが内容物に紛れたり、開封の邪魔になったり、汚れたり、やぶれた りすることのない窓付き封筒を提案している。上記の出願に係わる発明は、平成 7年3月2日付けで出願されている(整理番号P2664)。
【0005】 本考案はこのような窓付き封筒に宛名カードの挿入用ポケットをヒートシー ル法により簡単確実に形成することのできる装置を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、窓付き封筒のサイズ調整ガイドを備えた 固定テーブルと;該固定テーブルに近接位置に、上下方向に対向配置された固定 のシール台と可動の熱板とから成る加熱加圧バーと;前記熱板の熱量加減用コン トローラと;可動の熱板を上下方向に移動せしめる手動式または足踏式の操作手 段とからなり、 前記熱板は、シール台との対向面が、平面視でほぼL型もしく はT型であり、かつその対向面の数個所に、融着用加熱部と、非加熱部を交互に 設けたことを特徴とする窓付き封筒のポケット形成装置である。
【0007】 前記窓付き封筒は、一部が透明で、残りが不透明または半透明な材料で形成さ れている外側部材と、該外側部材の内側に配置されている内側部材とより構成さ れ、かつ前記外側部材と内側部材は、両者の対向面における少なくとも一方の側 に、ヒートシール性のある樹脂層が設けられている。
【0008】
【作用】
窓付き封筒の内側に配置されている内側部材の中に断熱板を挿入した後、サイ ズ調整ガイドを備えた固定テーブルの上に窓付き封筒を水平にセットする。そし て、対向配置された固定のシール台と可動の熱板との間に、ヒートシールしよう とする封筒の外側部材と内側部材とをはさむ。そして手動ハンドルまたは足踏み ペダルなどの操作手段で、前記シール台と熱板を介して前記両者の対向面に封筒 をはさみ込み保持して熱伝導と加圧を行い、熱シールする。 前記封筒の内側部材の中に断熱板を挿入していることと、熱板はシール台との 対向面の数個所に、融着用加熱部と非加熱部を交互に設けているので、断熱板を はさんで前記封筒表側の外側部材と内側部材は、融着用加熱部のみで局部的に融 着される。
【0009】
【実施例】
以下実施例に基づき本考案を具体的に説明するが、この実施例は、本考案を制 限するものではない。 図1は本考案の一実施例を示す斜視図、図2は側面図、図3は正面図である。 図において符号1はベースで、2はその下部に設けた脚、3はベースの上面に取 り付けた固定テーブルである。このテーブルには後記するように封筒の位置決め を兼ねたポケットサイズの調整ガイド4aと4bが取り付けられている。
【0010】 固定テーブル3の前面側には、後記のようなシール台と熱板とから成る加熱加 圧バー5が設置されている。シール台6は、前記テーブル3に固定的に設けられ ている。そしてこのシール台と対向するように上下に可動の熱板7が配置されて いる。8は可動の熱板7の支持アーム、9は支点、また10は圧着レバーであり 、このレバーは前記支持アーム8と、一例として足踏みペダル(図示省略)など の駆動手段に連結されていて、例えばペダルの踏み込み操作により圧着レバー1 0を介し熱板7がシール台6に対し圧接保持され、ペダルから足を離せば熱板7 がシール台6の上に離れるようになっている。
【0011】 前記熱板7は、シール台6との対向面が、平面視でほぼL型もしくはT型に構 成されている(図1、2及び図10参照)。この熱板には、図8、図9に示すよ うに一例として内蔵ヒータ11あるいはリボン状のヒータが設けられている。こ のヒータは熱量調整用コントローラ12によりヒータの通電時間、電流が制御さ れ、温度調整が行なわれる。
【0012】 このL型もしくはT型の熱板7は、シール台と対向する面の数個所に、封筒に 融着熱が直接加わらないようにした非加熱部13と、融着熱を加える加熱部14 とを交互に設けている。非加熱部13は、例えば図9のごとく、厚手のフッ素樹 脂テープ(テフロンテープ)15で熱板7の所要個所を被覆して、熱伝導性を低 下させている。
【0013】 シ−ル台6は、熱板7に対応してL型もしくはT型に構成されている(図5参 照)。そして前記のように対向配置された固定のシール台6と可動の熱板7との 間に、窓付き封筒20をはさみ保持するものである。
【0014】 この考案で使用する窓付き封筒20は、一部が透明で、残りが不透明または半 透明な材料で形成されている外側部材21と、該外側部材の内側に配置されてい る内側部材22とより構成されている。そして、前記外側部材と内側部材の間に 、後記のようにポケット24が、本考案の装置によってシートシールにより形成 されるのである。
【0015】 外側部材21としては、例えばクラフト紙、アルミ箔、ポリエチレン、ポリ塩 化ビニル等の単体フィルムまたはそれらと紙その他の基材を貼り合わせた複合加 工フイルムが用いられる。そして外側部材21は表側の一部が透明の窓25とな っていて、残りが不透明または半透明に形成されている。また封筒の上辺には封 緘用タブ23が形成されている。
【0016】 内側部材22は、外側部材と同じ基材か、後記のような緩衝性を備えた基材が 使用される。本実施例の内側部材22は、一例として気泡を内包した熱可塑性樹 脂シート、例えば2枚のフイルムの間に空気を入れてヒートシールしたもの(例 えばエヤキャップシート)や発泡材料からなる樹脂シートが使用される(図10 〜図12参照)。
【0017】 封筒の基材として上記のいずれの材料を使用しても、外側部材21と内側部材 22の対向面を両者が熱接着性の材料である場合はそれ自体で、そうでない場合 は前記対向面における少なくとも一方の側に、熱接着性の樹脂を設けて、外側部 材と内側部材をヒートシールしてポケットと封筒本体が形成されるようになって いる。
【0018】 図10〜図12において、符号24は、前記透明窓25を備えた外側部材21 と内側部材22との間に形成させた宛名カード挿入ポケットである。このポケッ トは、外側部材と内側部材の対向面が、本考案の装置を介して少なくとも3個所 でヒートシールされてそのシール部26a,26b、26bによりポケットの周 縁部が形成される。そして、このシール部の内側に宛名カード30が挿入される 。
【0019】 以下図面を参照して上記ポケットの作成手順を説明する。 まず、窓付き封筒20の内側に配置されている内側部材22の中に図6と図7 に示すように、断熱板27を挿入した後、サイズ調整ガイド4aと4bを備えた 固定テーブル3の上に窓付き封筒20を水平にセットする。
【0020】 そして、対向配置された固定のシール台6と可動の熱板7との間に、ヒートシ ールしようとする封筒20をはさむ。そして足踏みペダルなどの操作手段で、前 記シール台6と熱板7を介して前記両者の対向面に封筒を図8〜図10のごとく はさみ込み保持して熱伝導と加圧を行い熱シールする。 前記封筒の内側部材22の中に断熱板27を挿入していることと、熱板7はシ ール台6との対向面の数個所に、図8と図9のように融着用加熱部14と非加熱 部13を交互に設けているので、断熱板27をはさんで前記封筒表側の外側部材 21と内側部材22は、融着用加熱部14のみで局部的に融着される。
【0021】 以上のようにしてL型もしくはT型に構成されているシ−ル台6と熱板7には さみこまれた封筒表側の外側部材21と内側部材22は、ほぼL型に3個所でヒ ートシールされてそのシール部26a,26b、26bと封筒の側縁28とによ りポケット24の周縁部が画成される。そして、この画成されたポケット24の 内側に宛名カード30が図11、図12のように挿入されて使用される。 宛名カード30は、予め宛名、差出人名等がプリンタにより印字されている。 この宛名カードは外から透視窓25を通して用紙に記載された宛名等を容易に読 みとることができるようになっている。
【0022】 本考案は図示の実施例に限るものではなく、本考案の趣旨を変更しない範囲 で上記実施例の種々の変更、修正が可能である。例えば前記の足踏みペダルに代 えて手動ハンドルとすることもでき、また熱板シーラに代えてインパルスシーラ とすることもできる。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上記構成であるから窓付き封筒に宛名カードの挿入用ポケットをヒ ートシール法により簡単確実に形成することのできる。また本考案装置の熱板は シール台との対向面の数個所に、融着用加熱部と非加熱部を交互に設けているの で、断熱板をはさんで前記封筒表側の外側部材と内側部材は、融着用加熱部のみ で局部的に融着されるようになっているから、連続的に線状にヒートシールさせ る場合と異なり、加熱による封筒外側部材の焼けこげ、焼きつき、ヤブレあるい はヒキツレを少なくすることができる。またシールは部分接着であるので、省エ ネルギーで熱接着の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した斜視図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上正面図である。
【図4】固定テーブルの側面図である。
【図5】固定テーブルの平面図である。
【図6】封筒内に断熱板を挿入した状態を示した平面図
である。
【図7】同上図6の封筒の断面図である。
【図8】本考案の融着用加熱部で封筒の挟んだ状態を示
した断面図である。
【図9】本考案の非融着部に封筒を挟んだ状態を示す断
面図である。
【図10】封筒の内側部材の中に断熱板を挿入して、封
筒の表面側にL型の熱板を当てがった状態を示した平面
図である。
【図11】融着後の状態を示した平面図である。
【図12】図11のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 3 固定テーブル 4a、4b 調整ガイド 5 加熱加圧バ− 6 シール台 7 熱板 8 支持アーム 10 圧着レバー 11 内蔵ヒータ 12 コントローラ 13 非加熱部 14 加熱部 20 窓付き封筒 21 外側部材 22 内側部材 24 宛名カードの挿入ポケット 25 透明窓 26a、26b シール部 27 断熱板 28 封筒の側縁 30 宛名カード

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓付き封筒のサイズ調整ガイドを備えた
    固定テーブルと;該固定テーブルに近接位置に、上下方
    向に対向配置された固定のシール台と可動の熱板とから
    成る加熱加圧バーと;前記熱板の熱量加減用コントロー
    ラと;可動の熱板を上下方向に移動せしめる手動式また
    は足踏式の操作手段とからなり、 前記熱板は、シール台との対向面が、平面視でほぼL型
    もしくはT型であり、かつその対向面の数個所に、融着
    用加熱部と、非加熱部を交互に設けたことを特徴とする
    窓付き封筒のポケット形成装置。
  2. 【請求項2】 前記窓付き封筒は、一部が透明で、残り
    が不透明または半透明な材料で形成されている外側部材
    と、該外側部材の内側に配置されている内側部材とより
    構成され、かつ前記外側部材と内側部材は、両者の対向
    面における少なくとも一方の側に、ヒートシール性のあ
    る樹脂層が設けられている請求項1記載の窓付き封筒の
    ポケット形成装置。
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