JP3016251U - 測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造 - Google Patents

測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造

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JP3016251U
JP3016251U JP1995003603U JP360395U JP3016251U JP 3016251 U JP3016251 U JP 3016251U JP 1995003603 U JP1995003603 U JP 1995003603U JP 360395 U JP360395 U JP 360395U JP 3016251 U JP3016251 U JP 3016251U
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徳郎 大野
泉 仲井
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株式会社モリ山技研
エス・ティ・エス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間に亘って脚頭に対する脚部の開度の強
さ加減を調節することができる測量用三脚の脚頭と脚部
との連結構造を提供する。 【構成】 下部脚支持体11の受部18に軸受部材9と
当接する押圧片19を挿入し、その押圧片19を受部1
8の底面に螺着される押圧ネジ20によって押圧し得る
ようにした。 【効果】 下部脚支持体11と上部脚支持体との結合
は、当初の結合状態だけで良く、脚頭に対する脚部3の
開度の調節は、受部18に螺着される押圧ネジ20を調
節することにより、受部18内の押圧片19が弾性変形
し得る軸受部材9を押圧調節するので、下部脚支持体1
1が破損したりすることはなく、長期間に亘って脚頭に
対する脚部3の開度の強さ加減を調節することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造であって、前記脚部の上端側 面に突設された支持軸に弾性変形し得る軸受部材を装着し、その軸受部材を装着 した支持軸を前記脚頭を構成する上部脚支持体の受部と下部脚支持体の受部とで 挟持して支持する連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造は、図5に示すようになっていた 。即ち、脚部57の上端側面に突設される支持軸58に弾性変形し得る合成樹脂 製の軸受部材59を装着し、その軸受部材59を装着した支持軸58を脚頭50 を構成する上部脚支持体51の受部(図示しない)と下部脚支持体52の受部5 3とで挟持し、下部脚支持体52の中央に穿設される貫通穴54にワッシャ56 を介してボルト55を貫通して上部脚支持体51に螺着して、脚部57と脚頭5 0とを連結していた。そして、下部脚支持体52は、3つの脚部57のうち、隣 り合う脚部57のそれぞれ一方の支持軸58を挟持すべく受部53が所定角度( 約60度)を有して放射状に2個形成され、その2つの受部53の中心部分に貫 通穴54が形成され、その貫通穴54に貫通されて上部脚支持体52に螺着され るボルト55の締め付け具合を調節することにより、受部53による軸受部材5 9の締め付け強度を調節し、もって、脚頭50に対する脚部57の開度の強さ加 減を調節するようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の連結構造においては、長期間の使用によって脚 頭50に対する脚部57の開度の強さ加減が緩くなったときには、ボルト55を 締め付けて行わなければならず、このとき、強く締め過ぎると、下部脚支持体5 2の貫通穴54部分にヒビ割れが生じたりして結局下部脚支持体52による開度 の強さ加減の調節ができず、下部脚支持体52を交換しなければならないという 欠点があった。本考案は、上記した欠点を解消するためになされたもので、その 目的とするところは、長期間に亘って脚頭に対する脚部の開度の強さ加減を調節 することができる測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案においては、 測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造であって、前記脚部の上端側面に突設さ れた支持軸に弾性変形し得る軸受部材を装着し、その軸受部材を装着した支持軸 を前記脚頭を構成する上部脚支持体の受部と下部脚支持体の受部とで挟持して支 持する連結構造において、 前記下部脚支持体の受部又は上部脚支持体の受部のいずれか一方に前記軸受部 材と当接する押圧片を挿入し、その押圧片を受部の底面に螺着される押圧ネジに よって押圧し得るようにしたことを特徴とするものである。
【0005】 前記下部脚支持体を前記上部脚支持体と対応するように一体的に成型すること により、下部脚支持体自体の強度を高めることができる点で有利である。
【0006】 前記軸受部材には、その外周の長手方向に沿って切欠溝を形成することにより 、軸受部材の弾性変形を生ぜしめ易くして脚頭に対する脚部の開度の強さ加減の 調節を確実に実行できる点で有利である。
【0007】
【作用】
下部脚支持体の受部又は上部脚支持体の受部のいずれか一方に前記軸受部材と 当接する押圧片を挿入し、その押圧片を受部の底面に螺着される押圧ネジによっ て押圧し得るようにしたので、下部脚支持体と上部脚支持体との結合は、当初の 結合状態だけで良く、脚頭に対する脚部の開度の調節は、受部に螺着される押圧 ネジを調節することにより、受部内の押圧片が弾性変形し得る軸受部材を押圧調 節するので、下部脚支持体が破損したりすることはなく、長期間に亘って脚頭に 対する脚部の開度の強さ加減を調節することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例について説明する。図1は、実施例に 係る測量用三脚1の脚頭10の断面図であり、図2は、脚頭10の分解斜視図で あり、図3は、脚部2と脚頭10との連結部分の分解斜視図であり、図4は、測 量用三脚1全体の斜視図である。
【0009】 図4において、測量用三脚1は、測量機器を載置固定する脚頭10と、該脚頭 10を支持する3本の脚部2とから構成されている。脚部2は、脚頭10と連結 される上部脚3と、該上部脚3に対してスライド可能に設けられる下部脚4とか ら構成され、下部脚4の下部には、足踏台6を有する固定爪5が取り付けられて いる。固定爪5は、その先端が尖っており、測量用三脚1を地面に置いたときに 足踏台6を足で踏み込んで先端を地面内に差し込み、測量用三脚1の安定化を図 るようになっている。また、上部脚3と下部脚4とのスライドは、上部脚3の下 端に取り付けられる固定レバー7を緩めることにより行うことができ、一方、固 定レバー7を締め付けることにより任意の位置で上部脚3と下部脚4との長さを 設定して固定することができる。この固定レバー7の詳細な構造については、本 出願人らが特願平6−170280号においてすでに提案したものである。なお 、上記した上部脚3、下部脚4、固定爪5、足踏台6、及び固定レバー7は、ア ルミニューム合金のダイキャストによって成型されている。
【0010】 上記した上部脚3及び下部脚4からなる脚部2は、脚頭10の脚支持体11, 12に支持されるものであるが、この構造について図3を参照して説明する。ま ず、上部脚3の上端の連結部には、左右側面に円筒状の支持軸8が突設され、該 支持軸8に合成樹脂(ナイロン樹脂,ポリアセタール樹脂等)からなる外周四角 形状(ただし隅角部は面取りがしてある)軸受部材9を装着する。軸受部材9に は、各面の長手方向に沿って切欠溝9aが形成されている。このような軸受部材 9を装着した支持軸8を脚支持体11,12に軸支する訳であるが、脚支持体1 1,12は、上下に分割された下部脚支持体11と上部脚支持体12とを重ね合 わせることにより構成されている。したがって、支持軸8を支持する場合は、ま ず、下部脚支持体11の下方脚取付部17の左右に形成された下方受部18内に 皿形状の押圧片19を入れた後に軸受部材9を受入凹部が形成された下方受部1 8に載置し、上方から上部脚支持体12を重ね合わせる。このとき、上部脚支持 体12にも、下方脚取付部17に対応する上方脚取付部23が形成され、その上 方脚取付部23にも下方受部18に対応する上方受部24が形成されているので 、軸受部材9は、下方受部18と上方受部24とに囲まれるように挟持支持され る。
【0011】 また、下方受部18の底面ほぼ中央には、ビス穴が貫通されており、そのビス 穴に押圧ネジ20が螺着されて押圧片19を押圧し得るようになっている。しか して、押圧ネジ20を回して押圧片19で軸受部材9を押圧することにより、軸 受部材9が変形して支持軸8の締め付け具合を調節することができるため、脚支 持体12に対する脚部2の開度の強さ加減を長期間に亘って確実に調節すること ができる。
【0012】 次に、脚頭10の構成について図1及び図2を参照して説明する。脚頭10は 、上記した脚部2が取付支持される脚支持体11,12と、該脚支持体11,1 2の球面16の内周面とその外周面とが当接する下部球筒体14と、前記脚支持 体11,12の球面16の内周面と下部球筒体14の外周面との当接部に介装さ れる合成樹脂製(ナイロン樹脂,ポリアセタール樹脂等)の球受部材13と、前 記下部球筒体14の上端に螺着され且つ測定機器を載置することができる水平台 15と、前記下部球筒体14の内側であって前記水平台15の裏面に軸支した揺 動部材34と、該揺動部材34の長手方向にそって可動し得え且つ測量機器を固 定する測量機器固定ネジ36と、から構成されている。以下、これらの各構成に ついて説明する。
【0013】 下部脚支持体11及び上部脚支持体12は、アルミニューム合金のダイカスト によって環状に成型されると共に、前述したように脚部2を軸支し得る受部18 ,24を備えた脚取付部17,23がその外周に形成されている。また、下部脚 支持体11には、その内側に球面16が形成されると共に、その一側側方に締着 部材21が内蔵され、その締着部材21の裏面を押圧締着する締着ネジ22が下 部脚支持体11の側方に螺着されている。締着ネジ22の取付部の上面には、係 合穴26が穿設され、この係合穴26に上部脚支持体12の一側外周裏面に突設 される係合片25が係合されて下部脚支持体11と上部脚支持体12との正確な 位置合わせを行っている。
【0014】 下部脚支持体11の球面16には、回り止め突起27が突設されるが、これは 、球面16に合成樹脂製の球受部材13を装着したときに、球受部材13の両側 下部に形成される回り止め係合凹部28と係合させることにより、3つに分割さ れて球面16に沿って当接される球受部材13が脚支持体11と下部球筒体14 とに挟持された状態で回転しないようにしている。また、球面16に当接載置さ れる球受部材13は、三等分されているが、これは、前記締着部材21による球 受部材13への影響を最低限にして脚支持体11,12と下部球筒体14とのス ムーズな回転移動を長期間に亘って確保するためである。更に、球受部材13の 上端は、図1に示すように、上部脚支持体12の開口縁に当接した状態となって いる。
【0015】 上記した球受部材13の内側には、アルミニューム合金のダイキャストで成型 した下部球筒体14が収納されるが、下部球筒体14の外周面は、脚支持体11 の球面16と同心円の曲率を持って形成されている。このことは、前記球受部材 13の外周面及び内周面についても言えることである。したがって、脚支持体1 1の球面16と球受部材13の内外周面と下部球筒体14の外周面とは、同心円 の球面となる曲率を有して構成されるため、それぞれが組み付けられたときに当 接した状態となっている。なお、下部球筒体14を組み付けるには、前記下部脚 支持体11の下方脚取付部17に脚部2の支持軸8を載置し且つ球面16に球受 部材13を載置した状態で、下部球筒体14を球受部材13に載置し、その後、 上部脚支持体12を上方から位置合わせしながら下部脚支持体11に重ね合わせ 、その重ね会わされた脚支持体11,12同士を適宜の位置でビスで相互に固着 することにより、下部球筒体14が脚支持体11,12から抜け出せないように 組み付けることができる。
【0016】 ところで、下部球筒体14の上部内側には、ネジ部29が形成され、該ネジ部 29に水平台15のフランジ部31下端外周に形成されたネジ部32が螺着され ることにより、下部球筒体14と水平台15とが一体化される。したがって、水 平台15は、脚支持台11,12に対して360度自由な方向に回動させること ができる。
【0017】 水平台15は、その上面がほぼ水平状に形成されると共に、その中心に後述す る測量機器固定ネジ36の移動範囲を決める移動用開口円30が形成されている 。また、水平台15の裏面には、その外周寄りにフランジ部31が突設され、そ のフランジ部31の下端外周に下部球筒体14の前記ネジ部29と螺合するネジ 部32が形成されている。また、フランジ部31の適宜の位置からは、揺動部材 34をネジ38によって水平方向に揺動自在に軸支するための取付ボス33が突 設されている。更に、水平台15の上面外周部の適宜位置には、水平台15の水 平度を見るための水準器39が埋設されている。なお、水平台15もアルミニュ ーム合金のダイキャストによって構成されている。
【0018】 取付ボス33に軸支される揺動部材34は、ほぼ長方形状の棒状部材によって 構成されており、その棒状部材の長手方向に沿って測量機器固定ネジ36が挿通 されて移動し得る移動穴35が形成されている。また、揺動部材34は、上述し たように、その一端がネジ38によって取付ボス33に軸支されるが、その他端 は、いずれの方向に揺動された場合でも常に前記フランジ部31の裏面に当接す るようになっている。
【0019】 上記揺動部材34に挿通される測量機器固定ネジ36は、その上部にネジ部3 6aが形成され、その中程に移動穴35からの抜けを防止する規制突起36bが 突設されている。そして、測量機器固定ネジ36の下端は、操作ツマミ37に螺 合によって連結されている。また、操作ツマミ37にもその上部よりに固定ネジ 36の突き上げを防止する規制突起37aが突設されている。上記した規制突起 36bと規制突起37aとによって測量機器固定ネジ36の上下動が規制されて いる。また、測量機器固定ネジ36と操作ツマミ37とを連結した状態において 、測量機器固定ネジ36に貫通穴36cが形成されているので、図示しない測量 機器を水平台15に固定した状態であっても、測量の基準点となる定点を測量機 器を介して透視し得、正確な位置での測量が可能となる。なお、図示の実施例で 測量機器固定ネジ36と操作ツマミ37とを螺合により着脱自在に連結したのは 、水平台15に載置される測量機器のネジ部の径が、通常の場合、35mmネジ と五分ネジ(5/8インチネジ)とがあり、いずれをも選択して連結できるよう にしたためである。
【0020】 以上、脚頭10の各構成部材について説明してきたが、上記した各部材を組み 付けて脚頭10を構成したときには、図1に示すように、水平台15に一体的に 連結される下部球筒体14と脚支持体11,12とが球受部材13を介して36 0度自由に傾動し得るようになっていると共に、測量機器固定ネジ36の下端に 連結される操作ツマミ37が脚支持台11の下端縁より下方に突出した状態とな っている。そして、測量機器固定ネジ36を支持する揺動部材34が下部球筒体 14の内側に位置することにより、脚頭10の上下方向の寸法が大きくなること はなくコンパクト化を図ることができ、また、揺動部材34が脚支持体11,1 2に対して球面16を利用して水平度の出されている水平台15の裏面に軸支さ れていることにより、測量機器固定ネジ36を強く締めても、水平台15が脚支 持台11,12に対して移動することはなく、確実に水平度を保持することがで きる。
【0021】 また、脚支持体11,12の球面16内周面と水平台15の下部球筒体14外 周面との当接部に、合成樹脂製の球受部材13を介装することにより、脚支持体 11,12と水平台15との球面16による可動をよりスムーズに行うことがで きる。また、脚支持体11,12の一側側方に、球受部材13を水平台15の下 部球筒体14外周面に向かって押圧締着する締着部材21を設け、該締着部材2 1を脚支持体11,12の側部に螺着される締着ネジ22に連結することにより 、簡単な操作で水平度を出した後の水平台15の傾動位置を確実に保持すること ができる。また、水平台15の上面外周部に水準器39を内蔵することにより、 水平台15の水平度を出す際の作業を簡単に行うことができる。更に、測量機器 固定ネジ36の中心に上下に貫通した貫通穴36cを形成することにより、測量 機器を取り付けた状態であっても測量の定点を正確に知ることができる。
【0022】 以上、説明したところから明らかなように、本実施例においては、下部脚支持 体11の受部18に軸受部材9と当接する押圧片19を挿入し、その押圧片19 を受部18の底面に螺着される押圧ネジ20によって押圧し得るようにしたので 、下部脚支持体11と上部脚支持体12との結合は、当初の結合状態だけで良く 、脚頭10に対する脚部2の開度の調節は、受部18に螺着される押圧ネジ20 を調節することにより、受部18内の押圧片19が弾性変形し得る軸受部材9を 押圧調節するので、下部脚支持体11が破損したりすることはなく、長期間に亘 って脚頭10に対する脚部2の開度の強さ加減を調節することができる。
【0023】 なお、上記した実施例では、押圧片19を下部脚支持体11の受部18に設け たものを示したが、上部脚支持体12の受部24に押圧片19を設けてその受部 24の底面(上面)に押圧ネジ20を設けても良い。そして、この場合には、下 部脚支持体11の受部18と、上部脚支持体12の受部24のいずれか一方の受 部に押圧片19を設ければ良い。
【0024】 また、上記した実施例では、下部脚支持体11を上部脚支持体12と対応する ようにアルミニューム合金による一体成型により構成することにより、強度的に 優れたものとする利点があるが、本考案においては、従来のように下部脚支持体 を脚部を支持する部分だけに対応するように成型されたものにも適用することが できる。また、脚頭10や脚部2の構造も図示のものに限定されず、従来の脚頭 や脚部の構造のものに対しても適用することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本考案においては、下部脚支持体 の受部又は上部脚支持体の受部のいずれか一方に前記軸受部材と当接する押圧片 を挿入し、その押圧片を受部の底面に螺着される押圧ネジによって押圧し得るよ うにしたので、下部脚支持体と上部脚支持体との結合は、当初の結合状態だけで 良く、脚頭に対する脚部の開度の調節は、受部に螺着される押圧ネジを調節する ことにより、受部内の押圧片が弾性変形し得る軸受部材を押圧調節するので、下 部脚支持体が破損したりすることはなく、長期間に亘って脚頭に対する脚部の開 度の強さ加減を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る測量用三脚の脚頭10の断面図で
ある。
【図2】脚頭の分解斜視図である。
【図3】脚部と脚頭との連結部分の分解斜視図である。
【図4】測量用三脚全体の斜視図である。
【図5】従来の三脚の脚頭と脚部との連結構造を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 測量用三脚 2 脚部 3 上部脚 4 下部脚 8 支持軸 9 軸受部材 10 脚頭 11 下部脚支持体 12 上部脚支持体 13 球受部材 14 下部球筒体 15 水平台 16 球面 17 下方脚取付部 18 下方受部 19 押圧片 19a 切欠溝 20 押圧ネジ 21 締着部材 22 締着ネジ 23 下方脚取付部 24 上方受部 30 移動用開口円 31 フランジ部 33 取付ボス 34 揺動部材 35 移動穴 36 測量機器固定ネジ 36c 貫通穴 37 操作ツマミ 39 水準器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造で
    あって、前記脚部の上端側面に突設された支持軸に弾性
    変形し得る軸受部材を装着し、その軸受部材を装着した
    支持軸を前記脚頭を構成する上部脚支持体の受部と下部
    脚支持体の受部とで挟持して支持する連結構造におい
    て、 前記下部脚支持体の受部又は上部脚支持体の受部のいず
    れか一方に前記軸受部材と当接する押圧片を挿入し、そ
    の押圧片を受部の底面に螺着される押圧ネジによって押
    圧し得るようにしたことを特徴とする測量用三脚の脚頭
    と脚部との連結構造。
  2. 【請求項2】 前記下部脚支持体を前記上部脚支持体と
    対応するように一体的に成型したことを特徴とする請求
    項1記載の測量用三脚の脚頭と脚部との連結構造。
  3. 【請求項3】 前記軸受部材には、その外周の長手方向
    に沿って切欠溝を形成したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の測量用三脚の脚頭と脚部との連結構
    造。
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