JP3016188B2 - 差動歯車の内側支持部を有する差動装置 - Google Patents

差動歯車の内側支持部を有する差動装置

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JP3016188B2
JP3016188B2 JP9014153A JP1415397A JP3016188B2 JP 3016188 B2 JP3016188 B2 JP 3016188B2 JP 9014153 A JP9014153 A JP 9014153A JP 1415397 A JP1415397 A JP 1415397A JP 3016188 B2 JP3016188 B2 JP 3016188B2
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    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/20Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
    • F16H48/28Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
    • F16H48/285Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスケット区分
と、このバスケット区分を端部側で閉鎖する2つのカバ
ー部材とから成っていて差動ギヤハウジング内に回転可
能に支承されている駆動可能な差動バスケットと、バス
ケット区分内の同軸的な円筒状孔内に受容されていてか
つそれぞれ軸動シャフトと結合可能である、差動バスケ
ット内に同軸的に回転可能に支承された2本の軸動シャ
フト歯車と、バスケット区分における軸平行の円筒状孔
内にそれらの歯先で滑動して受容されているそれぞれ少
なくとも1つの差動歯車を有する2セットの差動歯車と
を備えており、この場合、両方のセットの差動歯車がそ
れぞれ、軸動シャフト歯車と、他方のセットのそれぞれ
少なくとも1つの差動歯車とに噛み合っており、さら
に、差動歯車のための軸平行の円筒状孔が、バスケット
区分に置ける貫通孔として構成されており、かつ差動歯
車が、歯区分と、これに続くスペースピンとを有してお
り、さらに、差動歯車が、円筒状孔の端部において差動
バスケットのカバー部材に支持されている形式の差動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】前述の形式の差動装置は、例えばドイツ
連邦共和国特許公開第4013200号明細書により公
知である。この場合、差動バスケットの製造を簡単にす
るために、バスケット区分は、製造時に例えば簡単にブ
ローチ削りされることができる一定の直径の貫通孔を備
えている。この貫通孔内で差動歯車を軸方向で確定する
ために、差動歯車はその歯区分を越えてスペースピンに
よって延長されていてかつバスケット区分の長さにほぼ
相応するようになっている。貫通孔の端部において、差
動歯車は当て付け部材又は閉鎖部材に支持されている。
この当て付け部材又は閉鎖部材は、差動バスケットをそ
の軸方向端部において閉鎖する普通の形式のカバーであ
る。しかし、この部材は、簡単に構成される当て付け円
板又は貫通孔内に直接取り付けられた安全リングである
こともできる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許公開第401780
0号明細書により類似の形式の差動装置が公知であり、
この場合、差動歯車はバスケット区分のそれぞれ一部分
長さのみを占めており、この部分長さは、両セットの差
動歯車の相互の噛み合い部に中央の歯区分の長さを加え
た一方の軸動シャフト歯車の歯区分の長さに相応する。
この場合、差動歯車は差動バスケットにおける複数の盲
孔内に受容されており、これらの盲孔は、周面にわたっ
て交互にバスケット区分の軸方向の両端部から出発して
構成されている。盲孔は、カバーとバスケット区分との
間に締め込まれている走行円板によって直接閉鎖されて
いる。
【0004】ここに示された公知の形式の差動装置のた
めの特徴は、差動歯車が貫通孔内に直接それらの歯先で
支承されていることであり、この支承は、軸動シャフト
歯車と差動歯車との間の、並びに互いに異なるセットの
差動歯車の間の反力に基づいて高い摩擦を歯先において
生ぜしめ、ひいてはトルクに関連する自縛作用を生ぜし
める。両セットの差動歯車が、それぞれの歯区分の間の
差動歯車軸方向長さの部分範囲においてのみ両方の軸動
シャフト歯車と噛み合うので、差動歯車の長さにわたっ
て不均一な負荷状態が生じる。差動歯車のための同軸的
な円筒状孔及び軸平行の円筒状孔の半径方向の貫通部に
基づいて、差動歯車は内方に向かう反力に対しても十分
には差動バスケット内に支持されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、差動
歯車の突き合わせ条件及び負荷条件をそれらの貫通孔内
で改善することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明では、スペースピンの端部に滑り軸受区分
が形成されており、さらに差動バスケットにおいてバス
ケット区分の軸方向で外側に、前記の滑り軸受区分に適
合された滑り軸受個所が形成されている。
【0007】
【発明の効果】滑り軸受個所は、スペースピンにおける
滑り軸受区分をほぼ半径方向で遊びなしに回転可能に受
容する。このような形式で、縦軸線に対する差動歯車の
傾斜個所もしくは軸平行の貫通孔への強化された圧着
は、相互の貫通部の縁範囲に沿って阻止されており、こ
れは、差動歯車が付加的な軸受個所内に案内もしくは支
承されているからである。この場合、滑り軸受個所の例
えば円錐状の構成及び/又はスペースピンの曲げ弾性度
によって、全ての負荷条件において軸平行の貫通孔内で
の歯先の平行な突き合わせが維持されたままであること
が保証される。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の有利な構成によれば、滑り
軸受個所が、バスケット区分とカバー部材との間に取り
付けられたディスク部材において貫通孔から直接形成さ
れている。これによって、軸動ジャーナル歯車の歯区分
がディスク部材の厚さだけ軸方向で取り除かれており、
すなわち特に、軸動ジャーナル歯車が直接ディスク部材
上を走行するという条件が満たされている。このような
形式で、簡単な内側の平らなカバー部材を使用すること
ができる。ディスク部材は、十分な厚さの簡単な平らな
薄板であることができ、この薄板において貫通孔が滑り
軸受個所として、かつ軸動ジャーナルの中央の貫通部の
ために打ち抜かれている。
【0009】別の有利な構成によれば、滑り軸受個所
が、差動バスケットのカバー部材において凹部又は貫通
孔として構成されている。このことは、軸動ジャーナル
歯車の歯がカバー部材の所まで延びることを許してお
り、このカバー部材は、同時に差動歯車の歯区分のため
の当て付け部材を形成する。滑り軸受個所のための円筒
状の凹部又は貫通孔は機械的に製造されることができ
る。カバーを焼結材料製品として製造する際に、カバー
は直接一体成形されることができる。
【0010】スペースピンは、軸動ジャーナル歯車が普
通の互いに同じ大きさの構成である場合に、歯区分と滑
り軸受区分との間で直径を狭くされなければならない。
重量を軽くするために、第1の構成では、滑り軸受区分
を含むスペースピンの直径が、差動歯車の歯区分の歯元
円直径の内側に位置している。軸受負荷を減少するため
に、別の有利な構成では、滑り軸受区分の直径が、差動
歯車の歯区分の歯先円直径にほぼ相応している。
【0011】
【実施例】以下に図面を用いて有利な実施例を説明す
る。図1には、ほぼ軸方向に一様な横断面を有するバス
ケット区分12又は中央区分と、このバスケット区分を
軸方向で閉鎖するカバー部材13,14とから成る差動
バスケット11が示されている。バスケット区分12と
カバー部材13,14との間にそれぞれ、ディスク部材
39,40が締め込まれている。バスケット区分12に
は、傘歯車を固定するための端面側のフランジ15が設
けられており、この傘歯車を介して差動バスケットは、
図示されない差動ギヤハウジングに支承されているピニ
オンによって回転駆動されることができる。差動バスケ
ット11には、内室への潤滑材流入を改善するための壁
開口16が設けられている。カバー部材13,14及び
ディスク部材39,40は、それぞれ同軸的な通過開口
17,18を有しており、これらの通過開口を通って軸
動シャフトを差し込むことができる。これらの通過開口
に対して同心的に、カバー部材13,14にスリーブ突
出部19,20が形成されており、このスリーブ突出部
に軸受部材が差し嵌められることができる。このような
軸受を介して、差動バスケットは図示されない差動ギヤ
ハウジング内に回転可能に支承されることができる。バ
スケット区分12内には、軸方向の中央で直接互いに接
していてかつそれぞれ外からディスク部材39,40に
よって支持されるような軸動シャフト歯車21,22が
同軸的に保持されている。軸動シャフト歯車21,22
の歯区分23,24は、ディスク部材39,40の直ぐ
外まで達する軸動シャフト歯車長さの部分範囲だけを有
している。軸動シャフト歯車21,22は同軸的な貫通
孔内に保持されているが、この貫通孔は図示の断面図か
らは分からず、これは、軸動シャフト歯車が、差動歯車
27,28を受容する軸平行の貫通孔25,26を備え
た貫通領域を形成するからである。第1セットの差動歯
車の4つの差動歯車27の1つが、前記の貫通孔25内
に保持されて縦断面において上側に示されており、かつ
第2セットの差動歯車の4つの差動歯車28の1つが、
前記の貫通孔26内に保持されて縦断面において下側に
示されている。差動歯車27は、歯区分29及びスペー
スピン30を有しており、このスペースピンは端部にお
いて滑り軸受区分31を形成する。この滑り軸受区分
は、第2のディスク部材40に穿孔42として構成され
ている軸受個所32内で案内されており、一方、差動歯
車27は、その他では歯区分29の歯先によって貫通孔
25内で滑動する。歯端部において、差動歯車27は直
接ディスク部材39の平らな内面によって安全にされて
いる。差動歯車28は、歯区分33及びスペースピン3
4を有しており、このスペースピンは端部において滑り
軸受区分35を形成する。この滑り軸受区分は、第1の
ディスク部材39に穿孔41として構成されている軸受
個所36内で案内されており、一方、差動歯車28は、
その他では歯区分33の歯先によって貫通孔26内で滑
動する。歯端部において、差動歯車28は直接ディスク
部材40の平らな内面によって安全にされている。
【0012】図2には、これ内に取り付けられたディス
ク部材40を有するバスケット区分12が示されてい
る。ディスク部材40には、通過開口18と、第1の差
動歯車27の滑り軸受区分31のための軸受個所32を
形成するための4つの穿孔42とが設けられている。図
3には、ほぼ軸方向に一様な横断面を有するバスケット
区分12又は中央区分と、このバスケット区分を軸方向
で閉鎖するカバー部材13,14とから成る差動バスケ
ット11が示されている。バスケット区分12には、傘
歯車を固定するための端面側のフランジ15が設けられ
ており、この傘歯車を介して差動バスケットは、図示さ
れない差動ギヤハウジングに支承されているピニオンに
よって回転駆動されることができる。差動バスケット1
1には、内室への潤滑材流入を改善するための壁開口1
6が設けられている。カバー部材13,14は、それぞ
れ同軸的な通過開口17,18を有しており、これらの
通過開口を通って軸動シャフトを差し込むことができ
る。これらの通過開口に対して同心的にスリーブ突出部
19,20が形成されており、このスリーブ突出部に軸
受部材が差し嵌められることができる。このような軸受
を介して、差動バスケットは図示されない差動ギヤハウ
ジング内に回転可能に支承されることができる。バスケ
ット区分12内には、軸方向の中央で直接互いに接して
いてかつそれぞれ外からカバー部材13,14によって
支持されるような軸動シャフト歯車21,22が同軸的
に保持されている。軸動シャフト歯車21,22の歯区
分23,24は、カバー部材13,14の直ぐ外まで達
する軸動シャフトは軸方向長さの部分範囲だけを有して
いる。軸動シャフト歯車21,22は同軸的な貫通孔内
に保持されているが、この貫通孔は図示の断面図からは
分からず、これは、軸動シャフト歯車が、差動歯車2
7,28を受容する軸平行の貫通孔25,26を備えた
貫通領域を形成するからである。第1セットの差動歯車
の4つの差動歯車27の1つが、前記の貫通孔25内に
保持されて縦断面において上側に示されており、かつ第
2セットの差動歯車の4つの差動歯車28の1つが、前
記の貫通孔26内に保持されて縦断面において下側に示
されている。差動歯車27は、歯区分29と、スペース
ピン30と、滑り軸受区分31とを有している。この滑
り軸受区分は、第2のカバー部材14における凹部38
によって構成されている軸受個所32内で案内されてお
り、一方、差動歯車27は、その他では歯区分29の歯
先によって貫通孔25内で滑動する。歯端部において、
差動歯車27は直接カバー部材13の平らな内面によっ
て安全にされている。差動歯車28は、歯区分33と、
スペースピン34と、滑り軸受区分35とを有してい
る。この滑り軸受区分は、第1のカバー部材13に凹部
37によって構成されている軸受個所36内で案内され
ており、一方、差動歯車28は、その他では歯区分33
の歯先によって貫通孔26内で滑動する。歯端部におい
て、差動歯車28は直接カバー部材14の平らな内面に
よって安全にされている。
【0013】図4には、これ内に取り付けられたカバー
部材14を有するバスケット区分12が示されている。
カバー部材14には、通過開口18と、第1の差動歯車
27の滑り軸受区分31のための軸受個所32を形成す
るための4つの凹部38とが設けられている。ところ
で、上記した本発明の実施の形態を列記すると概ね以下
の通りである。
【0014】<1> バスケット区分(12)と、この
バスケット区分を端部側で閉鎖する2つのカバー部材
(13,14)とから成っていて差動ギヤハウジング内
に回転可能に支承されている駆動可能な差動バスケット
(11)と、バスケット区分(12)内の同軸的な円筒
状孔内に受容されていてかつそれぞれ軸動シャフトと結
合可能である、差動バスケット(11)内に同軸的に回
転可能に支承された2本の軸動シャフト歯車(21,2
2)と、バスケット区分における軸平行の円筒状孔(2
5,26)内にそれらの歯先で滑動して受容されている
それぞれ少なくとも1つの差動歯車を有する2セットの
差動歯車(27,28)とを備えており、この場合、両
方のセットの差動歯車(27,28)がそれぞれ、軸動
シャフト歯車(21,22)と、他方のセットのそれぞ
れ少なくとも1つの差動歯車とに噛み合っており、さら
に、差動歯車(27,28)のための軸平行の円筒状孔
(25,26)が、バスケット区分における貫通孔とし
て構成されており、かつ差動歯車(27,28)が、歯
区分(29,33)と、これに続くスペースピン(3
0,34)とを有しており、さらに、差動歯車(27,
28)が、円筒状孔(25,26)の端部において差動
バスケット(11)のカバー部材(13,14)に支持
されている形式の差動装置において、スペースピン(3
0,34)の端部に滑り軸受区分(31,35)が形成
されており、さらに差動バスケット(11)においてバ
スケット区分(12)の軸方向で外側に、前記の滑り軸
受区分に適合された滑り軸受個所(32,36)が形成
されており、滑り軸受個所(32,36)が、差動バス
ケット(11)のカバー部材(13,14)において凹
部(37,38)又は貫通孔として構成されている、差
動歯車の内側支持部を有する差動装置。
【0015】<2> 滑り軸受個所(32,36)が、
バスケット区分(12)とカバー部材(13,14)と
の間に取り付けられたディスク部材(39,40)にお
いて貫通孔(25,26)から直接形成されている、上
記<1>に記載の差動装置。 <3> 滑り軸受区分(31,35)を含むスペースピ
ン(30,34)が、歯区分(29,33)の歯元円直
径より小さい直径を有している、上記<1>または<2
>に記載の差動装置。
【0016】<4> 滑り軸受区分(31,35)の直
径が、歯区分(29,33)の歯先円直径にほぼ相応し
ている、上記<1>〜<3>までのいずれか1つに記載
の差動装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】軸動シャフト歯車及び差動歯車を有する本発明
による差動装置の差動バスケットの第1実施例を、図2
の矢印に沿って断面した縦断面図である。
【図2】図1に示す本発明による差動装置の差動バスケ
ットを、図1の矢印に沿って断面した横断面図である。
【図3】軸動シャフト歯車及び差動歯車を有する本発明
による差動装置の差動バスケットの第2実施例を、図4
の矢印に沿って断面した縦断面図である。
【図4】図3に示す本発明による差動装置の差動バスケ
ットを、図3の矢印に沿って断面した横断面図である。
【符号の説明】
11 差動バスケット 12 バスケット区分 13,14 カバー部材 15 フランジ 16 壁開口 16,17 スリーブ突出部 18,19 軸動シャフト歯車 23,24 歯区分 25,26 貫通孔 27,28 差動歯車 29 歯区分 30 スペースピン 31 滑り軸受区分 32 軸受個所 33 歯区分 34 スペースピン 35 滑り軸受区分 36 軸受個所 37,38 凹部 39,40 ディスク部材 41,42 穿孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アードリアーン・クルデク ドイツ連邦共和国 セット・アウグステ ィーン、ヴァイスマレエール・シュトラ ーセ 42 (56)参考文献 特開 平7−243507(JP,A) 特開 昭63−76938(JP,A) 特開 平9−49561(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 1/28 - 1/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスケット区分(12)と、このバスケ
    ット区分を端部側で閉鎖する2つのカバー部材(13,
    14)とから成っていて差動ギヤハウジング内に回転可
    能に支承されている駆動可能な差動バスケット(11)
    と、バスケット区分(12)内の同軸的な円筒状孔内に
    受容されていてかつそれぞれ軸動シャフトと結合可能で
    ある、差動バスケット(11)内に同軸的に回転可能に
    支承された2本の軸動シャフト歯車(21,22)と、
    バスケット区分における軸平行の円筒状孔(25,2
    6)内にそれらの歯先で滑動して受容されているそれぞ
    れ少なくとも1つの差動歯車を有する2セットの差動歯
    車(27,28)とを備えており、この場合、両方のセ
    ットの差動歯車(27,28)がそれぞれ、軸動シャフ
    ト歯車(21,22)と、他方のセットのそれぞれ少な
    くとも1つの差動歯車とに噛み合っており、さらに、差
    動歯車(27,28)のための軸平行の円筒状孔(2
    5,26)が、バスケット区分における貫通孔として構
    成されており、かつ差動歯車(27,28)が、歯区分
    (29,33)と、これに続くスペースピン(30,3
    4)とを有しており、さらに、差動歯車(27,28)
    が、円筒状孔(25,26)の端部において差動バスケ
    ット(11)のカバー部材(13,14)に支持されて
    いる形式の差動装置において、スペースピン(30,3
    4)の端部に滑り軸受区分(31,35)が形成されて
    おり、さらに差動バスケット(11)においてバスケッ
    ト区分(12)の軸方向で外側に、前記の滑り軸受区分
    に適合された滑り軸受個所(32,36)が形成され
    おり、滑り軸受個所(32,36)が、差動バスケット
    (11)のカバー部材(13,14)において凹部(3
    7,38)又は貫通孔として構成されていることを特徴
    とする、差動歯車の内側支持部を有する差動装置。
JP9014153A 1996-01-30 1997-01-28 差動歯車の内側支持部を有する差動装置 Expired - Fee Related JP3016188B2 (ja)

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