JP3016169U - 織機用防振装置 - Google Patents

織機用防振装置

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JP3016169U
JP3016169U JP1995003480U JP348095U JP3016169U JP 3016169 U JP3016169 U JP 3016169U JP 1995003480 U JP1995003480 U JP 1995003480U JP 348095 U JP348095 U JP 348095U JP 3016169 U JP3016169 U JP 3016169U
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JP
Japan
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loom
vibration
fluid
installation surface
damping device
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JP1995003480U
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English (en)
Inventor
崇 舟木
慶治 小形
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ヤクモ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、織機自体の振動を防止でき、且つ、
常に織機自体の水平レベルを定位置に保持することがで
きる織機用防振装置を提供する。 【構成】本考案は、織機2の底部と設置面との間に配置
される織機用防振装置1であって、前記織機2の底部と
設置面との間に配置した流体ばね部11と、前記織機2
の重心位置の変化に応じて流体供給部からの流体の圧力
を調整して前記流体ばね部11に供給し前記織機2の底
部のレベルを定位置に保持するレベル調整部とからなる
防振手段14を、前記織機2の底部と設置面との間に複
数箇所に亘って設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、織機用防振装置に関し、詳しくは、織機の作動時における防振を図 るとともに垂直方向のレベルを定位置に保持するようにした織機用防振装置に関 する。
【従来の技術】
従来、大幅で長尺の各種織物を織る織機においては、大きなロール状の経糸が 緯糸に織り込まれるにしたがって予め一方の回転ローラに分厚く巻かれた経糸が 他方の回転ローラに巻き込まれていくために、この織機の重心位置が徐々に移動 する。 この結果、何等の対策を施さないときには、重心位置の移動に伴い当初の位置 から他方の回転ローラ側が低くなる状態に傾斜することになり諸種の問題を生ず ることがあった。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、織機自体の振動を防止でき 、且つ、常に織機自体の水平レベルを定位置に保持することができる織機用防振 装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本考案は、織機の底部と設置面との間に配置される織機用防振 装置であり、前記織機の底部と設置面との間に配置した流体ばね部と、前記織機 の重心位置の変化に応じて流体供給部からの流体の圧力を調整して前記流体ばね 部に供給し前記織機の底部のレベルを定位置に保持するレベル調整部とからなる 防振手段を、前記織機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたものであ る。 請求項2記載の本考案は、織機の底部と設置面との間に配置される織機用防振 装置であって、前記織機の底部と設置面との間に配置した流体ばね部と、前記織 機の重心位置の変化に応じて流体供給部からの流体の圧力を調整して前記流体ば ね部に供給し前記織機の底部のレベルを定位置に保持するレベル調整部とからな る防振手段を、前記織機の底部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたととも に、圧力調整弁で流体供給部からの空気の圧力調整を行い配管を介して圧力調整 された空気が供給されるようになっている空気ばね機構の制振器を設けてなるも のである。
【作用】
請求項1記載に係る織機用防振装置によれば、前記織機の底部と設置面との間 に、流体ばね部と、前記織機の重心位置の変化に応じて流体供給部からの流体の 圧力を調整して前記流体ばね部に供給し前記織機の底部のレベルを定位置に保持 するレベル調整部とからなる防振手段を複数箇所に亘って設けたので、流体ばね 部の振動吸収作用に応じてこの織機の作動時におけるそれ自体の振動を防止でき るとともに、レベル調整部の作用で重心位置の変化に対しても常に織機自体の水 平レベルを定位置に保持することができる。 請求項2記載に係る織機用防振装置によれば、上記請求項1記載の織機用防振 装置の作用に加えて、制振器をもって、前記織機による振動、揺動を素早く制振 することができる。
【実施例】
以下に、添付図面を参照して本考案に係る織機用防振装置の実施例を詳細に説 明する。 図1、図2は、本実施例の織機用防振装置1及びこの織機用防振装置1を配置 する織機2の概要を示すものであり、織機用防振装置1は織機2の防振架台3と 設置面である床面(又は地面)4との間において防振架台3の4隅部に複数箇所 、即ち、図3に示すように、4箇所に亘って配置した防振手段14を備えている 。 前記織機2は、図1、図2に示すように、防振架台3の上方に経糸を巻き付け た一方の回転ローラ5と、経糸を巻き取る他方の回転ローラ6とを回転可能に配 置し、図示しない駆動源により図1に示すように回転ローラ5、回転ローラ6を 矢印方向に回転駆動して、経糸を緯糸に織り込むようになっている。 前記防振手段14は、前記織機2の底部と床面4との間に配置した流体ばね部 11と、前記織機2の重心位置Gの変化に応じて流体供給部である流体供給源1 3から配管15を介して供給される流体である空気の圧力を調整して前記流体ば ね部11に供給し前記織機2の底部のレベルを定位置に保持するレベル調整部1 2とを具備している。 図4は前記防振手段14の具体例を示すものであり、同図に示す防振手段14 は、上架台21と下架台22との間に流体ばね部11を構成する空気ばね25a 、25bを所定の間隔で配置するとともに、空気ばね25a、25bの間にレベ ル調整部12を配置している。このレベル調整部12は、前記織機2の回転ロー ラ5、回転ローラ6の回転に伴う重心位置Gの移動による上架台21の変位を検 知レバー26により検知し、検知レバー26の検知結果を基に流体供給源13か らの空気の圧力調整を行い、配管15を介して前記空気ばね25a及び25bに 圧力調整された空気を供給するようになっている。 図3、図4中の符号27は上架台21に関係した制振器である。この制振器2 7は、圧力調整弁16で流体供給源13からの空気の圧力調整を行い、配管17 を介して圧力調整された空気が供給されるようになっている空気ばね機構のもの である。また、該制振器27は、前記織機2の回転ローラ5、回転ローラ6の回 転に伴う重心位置Gの移動による上架台21の振動、揺動を制振する機能を有す る。 このような構成の防振手段14を図3に示すように防振架台3と床面4との間 に4箇所配置することにより、前記流体ばね部11の振動吸収作用に応じてこの 織機2の作動時におけるそれ自体の振動を防止できるとともに、レベル調整部1 2の作用で回転ローラ5、回転ローラ6の回転に伴って生じる前記重心位置Gの 変化に対しても防振架台3の水平レベルを、即ち、織機2自体の水平レベルを常 に定位置に保持する保持することができる。 本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種 々の変形が可能である。 例えば、前記防振手段14の設置個数、設置箇所は、上述した場合の他、織機 2の規模に応じて種々に可変できる。
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、以下の各効果を奏する。 請求項1記載に係る織機用防振装置によれば、流体ばね部の振動吸収作用に応 じてこの織機の作動時におけるそれ自体の振動を防止できるとともに、レベル調 整部の作用で重心位置の変化に対しても常に織機自体の水平レベルを定位置に保 持することができる織機用防振装置を提供することができる。 請求項2記載に係る織機用防振装置によれば、上記請求項1記載の織機用防振 装置の効果に加えて、制振器をもって、前記織機による振動、揺動を素早く制振 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例装置を組み込んだ織機の概略正
面図である。
【図2】本考案の実施例装置を組み込んだ織機の概略側
面図である。
【図3】本考案の実施例装置における防振手段の配置を
示す説明図である。
【図4】本考案の実施例装置における防振手段の具体例
の概略構成図である。
【符号の説明】
1 織機用防振装置 2 織機 3 制振架台 4 床面 5 回転ローラ 6 回転ローラ 11 流体ばね部 12 レベル調整部 13 流体供給源 14 防振手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機の底部と設置面との間に配置される織
    機用防振装置であって、前記織機の底部と設置面との間
    に配置した流体ばね部と、前記織機の重心位置の変化に
    応じて流体供給部からの流体の圧力を調整して前記流体
    ばね部に供給し前記織機の底部のレベルを定位置に保持
    するレベル調整部とからなる防振手段を、前記織機の底
    部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたことを特徴
    とする織機用防振装置。
  2. 【請求項2】織機の底部と設置面との間に配置される織
    機用防振装置であって、前記織機の底部と設置面との間
    に配置した流体ばね部と、前記織機の重心位置の変化に
    応じて流体供給部からの流体の圧力を調整して前記流体
    ばね部に供給し前記織機の底部のレベルを定位置に保持
    するレベル調整部とからなる防振手段を、前記織機の底
    部と設置面との間に複数箇所に亘って設けたとともに、
    圧力調整弁で流体供給部からの空気の圧力調整を行い配
    管を介して圧力調整された空気が供給されるようになっ
    ている空気ばね機構の制振器を設けてなることを特徴と
    する織機用防振装置。
JP1995003480U 1995-03-23 1995-03-23 織機用防振装置 Expired - Lifetime JP3016169U (ja)

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