JP3016126B2 - 単結晶の引き上げ方法 - Google Patents

単結晶の引き上げ方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単結晶引き上げ用
種結晶及び該種結晶を用いた単結晶の引き上げ方法に関
し、より詳細にはチョクラルスキー法(以下、CZ法と
記す)等により、シリコン等からなる単結晶を引き上げ
る際に用いられる、単結晶引き上げ用種結晶及び該種結
晶を用いた単結晶の引き上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LSI(大規模集積回路)等の回
路素子形成用基板として使用されているシリコン単結晶
の大部分は、CZ法により引き上げられたシリコン単結
晶が用いられている。図2は、このCZ法に用いられる
単結晶引き上げ装置を模式的に示した断面図であり、図
中11は坩堝を示している。
【0003】この坩堝11は、有底円筒形状の石英製坩
堝11aと、この石英製坩堝11aの外側に嵌合され
た、同じく有底円筒形状の黒鉛製坩堝11bとから構成
されており、坩堝11は、図中の矢印方向に所定の速度
で回転する支持軸18に支持されている。この坩堝11
の外側には、抵抗加熱式のヒータ12、ヒータ12の外
側には保温筒17が同心円状に配置されており、坩堝1
1内には、このヒータ12により溶融させた結晶用原料
の溶融液13が、充填されるようになっている。また、
坩堝11の中心軸上には、引き上げ棒あるいはワイヤー
等からなる引き上げ軸14が吊設されており、この引き
上げ軸14の先にシードチャック14aを介して単結晶
引き上げ用種結晶35(以下、単に種結晶とも記す)が
取り付けられるようになっている。また、これら部材
は、圧力の制御が可能な水冷式のチャンバ19内に納め
られている。
【0004】上記した単結晶引き上げ装置により単結晶
36を引き上げる方法を、図2及び図3に基づいて説明
する。図3(a)〜(d)は、単結晶を引き上げる各工
程のうちの、一部の工程における種結晶の近傍を、模式
的に示した部分拡大正面図である。
【0005】図3には示していないが、まずヒータ12
により結晶用原料を溶融させ、チャンバ19内を減圧し
た後、しばらく放置して溶融液13中のガスを十分に放
出させ、その後、不活性ガスを導入してチャンバ19内
を減圧の不活性ガス雰囲気とする。
【0006】次に、支持軸18と同一軸心で逆方向に所
定の速度で引き上げ軸14を回転させながら、引き上げ
軸14の先に取り付けられた種結晶35を降下させて溶
融液13に着液させ、種結晶35を溶融液13に馴染ま
せた後、単結晶36の引き上げを開始する(以下、この
工程をシーディング工程と記す)(図3(a))。
【0007】次に、種結晶35の先端に結晶を成長させ
るが、このとき後述するメインボディ36c形成速度よ
り早い速度で引き上げ軸14を引き上げ、所定径になる
まで結晶を細く絞り、ネック36aを形成する(以下、
この工程をネッキング工程と記す)(図3(b)。
【0008】次に、単結晶36の引き上げ速度(以下、
単に引き上げ速度とも記す)を落して単結晶36を所定
の径まで成長させ、ショルダー36bを形成する(以
下、この工程をショルダー形成工程と記す)(図3
(c))。
【0009】次に、一定の速度で単結晶36を引き上げ
ることにより、一定の径、所定長さのメインボディ36
cを形成する(以下、この工程をメインボディ36c形
成工程と記す)(図3(d))。
【0010】さらに、図3には示していないが、最後に
急激な温度変化により単結晶36に高密度の転位が導入
されないよう、単結晶36の直径を徐々に絞って単結晶
36全体の温度を徐々に降下させ、終端コーンを形成し
た後、単結晶36を溶融液13から切り離す。前記工程
の後冷却して、単結晶36の引き上げが完了する。
【0011】上記単結晶36の引き上げにおける重要な
工程として、上記ネッキング工程(図3(b))があ
る。そこで、上記ネッキング工程を行う目的について以
下に説明する。まず上記シーディング工程(図3
(a))を行うにあたって、種結晶底部35aは、ある
程度予熱された後に溶融液13に着液されるが、この予
熱の温度(約1300℃程度以下)と種結晶35の融点
(約1410℃)との間には、100℃以上の差があ
る。従って、溶融液13への着液時に種結晶35は急激
に温度が上昇し、種結晶底部35aには、熱応力による
転位が発生する。該転位は、単結晶化を阻害するもので
あるため、前記転位を排除してから単結晶36を成長さ
せる必要がある。一般に前記転位は、単結晶36の成長
界面に対して垂直方向に成長する傾向があることから、
上記ネッキング工程により前記成長界面(ネック36a
の先端面)の形状を、図3(b)に示したように下に凸
形状とし、前記転位を排除する。
【0012】また、上記ネッキング工程においては、引
き上げ速度を高速にするほど、ネック36aの径を細く
することができ、前記成長界面の形状をより下に凸とし
て、前記転位の伝播を抑制することができ、前記転位を
効率良く排除することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の単結晶
の引き上げ方法においては、直径が約6インチ、重量が
80kg程度の単結晶36を引き上げるために、直径約
12mmの種結晶35を用いるのが一般的であった。そ
の際、単結晶36を安全に支持するためには、ネック3
6aの径が大きい方がよく、他方転位を効率的に排除す
るためにはネック36aの径はできるだけ小さい方がよ
い。これら両者の要求を満たすネック36aの直径とし
て、3mm程度が選択されていた。しかしながら、近年
の半導体デバイスの高集積化、低コスト化及び生産性の
効率化に対応して、ウエハも大口径化が要求されてきて
おり、最近では、例えば直径約12インチ(300m
m)、重量が300kg程度の単結晶36の製造が望ま
れている。この場合、従来のネック36aの直径(通常
3mm程度)では、ネック36aが引き上げられる単結
晶36の重さに耐えられずに破損し、単結晶36が落下
してしまうという課題があった。
【0014】上記した大重量の単結晶36を製造するに
あたり、単結晶36の落下等の事故の発生を防ぎ、安全
に引き上げを行うためには、シリコン強度(約16kg
f/mm2 )から算出して、ネック36aの直径を約6
mmとする必要がある。しかしながら、ネック36aの
直径を約6mm以上にすると、種結晶35の溶融液13
への着液時に生じた転位を、十分に排除することができ
ない。
【0015】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、単結晶を成長させる際の着液時に、種結晶自体に
転位が導入されず、ネックを形成なくとも転位を伝播
させず、大重量の単結晶であっても安全にかつ低コスト
で単結晶を引き上げることができる単結晶の引き上げ方
法を提供することを目的としている。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段及びその効果】 上記目的を
達成するために、 本発明に係る単結晶の引き上げ方法
(1)は、円柱形状の胴体部と円錐形状の先端部とを有
する種結晶を溶融液に着液させ、前記種結晶を0.5〜
2mm/分の速度で降下させつつ該種結晶の先端部を
溶融液に浸漬して溶かし込んだ後、ネックを形成する
ことなく単結晶を引き上げることを特徴としている。
【0021】上記単結晶の引き上げ方法(1)によれ
ば、円柱形状の胴体部と円錐形状の先端部とを有する種
結晶を溶融液に着液させ、前記種結晶を0.5〜2mm
/分の速度で降下させつつ該種結晶の先端部を前記溶融
液に浸漬して溶かし込んだ後、ネックを形成することな
く単結晶を引き上げるので、着液時に前記種結晶に転位
を導入させることなく、引き上げ時に十分な強度を有す
る径の部分まで前記種結晶の先端部を確実かつ迅速に
解させることができる。従って、前記ネックを形成せず
、前記単結晶を破損させることなく引き上げることが
でき、大重量の単結晶であっても安全かつ低コストで引
き上げることができる。
【0022】また、本発明に係る単結晶の引き上げ方法
(2)は、上記単結晶の引き上げ方法(1)において、
溶かし込み後の前記種結晶の先端部分の直径が6mm以
上あることを特徴としている。
【0023】上記単結晶の引き上げ方法(2)によれ
ば、溶かし込み後の前記種結晶の先端部分の直径が6m
m以上あるので、メインボディの直径が約12インチ
で、重量が300kg程度の大重量の単結晶であって
も、安全にかつ低コストで引き上げることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る単結晶引き上
げ用種結晶及び該種結晶を用いた単結晶の引き上げ方法
の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0025】実施の形態に係る単結晶の引き上げ方法に
用いる装置は、特に限定されるものではなく、CZ法に
用いられる単結晶引き上げ装置(図2)であってもよ
く、溶融層法に用いられる単結晶引き上げ装置であって
もよい。また、実施の形態に係る単結晶の引き上げ方法
は12インチ以上の大口径、大重量の単結晶の引き上げ
を前提としている。
【0026】本実施の形態では、図2に示した単結晶引
き上げ装置を用いて単結晶の引き上げを行った場合につ
いて説明するので、ここでは、単結晶引き上げ装置自体
の説明は省略する。
【0027】図1(a)〜(d)は、実施の形態に係る
単結晶の引き上げ方法の一部の工程における種結晶の近
傍を、模式的に示した部分拡大正面図である。
【0028】図1(a)に、種結晶15の一部を示して
いるが、種結晶15は円柱形状の胴体部15aと、円錐
形状の先端部15bとを含んで構成されている。この胴
体部15aの直径は6〜30mmが好ましく、先端部1
5bの長さ(h)は5〜100mmが好ましい。胴体部
15aの直径が6mm未満であると、後述する工程にお
ける、種結晶15の溶かし込み時の先端部15bの直径
を、6mm以上に設定するのが困難となり、12インチ
以上の直径で300kgを超える重量の単結晶16を支
持するのが難しくなり、他方、胴体部15aの直径が3
0mmを超えると、種結晶15が大きすぎて経済的に不
利となる。また、先端部15bの長さ(h)が5mm未
満では、後述する工程における着液時に、種結晶15に
熱応力による転位が導入され易くなり、他方先端部15
bの長さ(h)が100mmを超えると、先端部15b
の溶かし込みに時間がかかりすぎる。
【0029】次に、実施の形態に係る単結晶の引き上げ
方法を説明するが、下記の工程以前の工程は、「従来の
技術」の項で説明した方法と同様の方法で行う。
【0030】支持軸18と同一軸心で逆方向に所定の速
度で引き上げ軸14を回転させながら、シードチャック
14aに取り付けられた、胴体部15aが円柱形状で先
端部15bが円錐形状の種結晶15を、溶融液13直上
まで降下させて種結晶15の予熱を行う(図2、図1
(a))。
【0031】予熱時間を5〜120分程度とることによ
り、種結晶15の先端部15bの温度が上昇し、先端部
15bの溶融液13に近い部分は、ほぼ溶融液13の温
度となる。このときの溶融液13と種結晶15の最先端
との距離は、1〜30mm程度が好ましい。
【0032】次に、種結晶15を降下させ、種結晶15
の先端部15bを溶融液13の表面に着液させる(図1
(b))。この着液時に、種結晶15の先端部15bは
ほぼ溶融液13の温度となっているので、種結晶15に
温度差に起因する熱応力は発生せず、転位が導入される
こともない。
【0033】次に、種結晶15を0.5〜2mm/分の
速度で降下させ、種結晶15の先端部15bの一部を溶
かし込む(図1(c))。種結晶15の降下速度が0.
5mm/分未満であると、先端部15bを溶融させるの
に時間がかかりすぎ、他方種結晶15の降下速度が2m
m/分を超えると、先端部15bを完全に溶融液13に
溶かし込むことが困難となる。また、先端部15bを溶
かし込んだ時に残留する、先端部15bの底部150b
の直径は、6mm以上あることが好ましい。底部150
bの直径が6mm未満の場合には、メインボディ16b
の直径が12インチ程度で、重量が300kg程度の大
重量の単結晶16を支持するのが難しくなる。
【0034】この後、溶融液13の温度を調整し、ネッ
クを形成することなく、ショルダー16a形成工程及び
メインボディ16b形成工程を行う。すなわち、所定の
引き上げ速度で単結晶16を所定の径(約12インチ)
まで成長させてショルダー16aを形成し、所定の引き
上げ速度で単結晶16を引き上げて、メインボディ16
bを形成する(図1(d))。
【0035】その後は、「従来の技術」の項で説明した
方法と同様の方法により単結晶16を引き上げ、溶融液
13から切り離して冷却させることにより、単結晶16
の引き上げを完了する。
【0036】
【実施例及び比較例】以下、実施例に係る単結晶引き上
げ用種結晶、及び該種結晶を用いた単結晶の引き上げ方
法を説明する。また、比較例として、従来の単結晶引き
上げ用種結晶を用い、従来の方法で単結晶の引き上げを
行った場合についても説明する。以下、その条件を記載
する。
【0037】<実施例1及び比較例1〜2に共通の条件
> 引き上げる単結晶16の形状 直径:約300mm(12インチ)、長さ:約1000
mm、重量:約270kg 結晶用原料の仕込み量:300kg チャンバ19内の雰囲気:Ar雰囲気 Arの流量:80リットル/分 圧力:1.33×103 Pa 引き上げ軸14の回転速度:20rpm 坩堝11の回転速度:5rpm 引き上げ回数:各実施例及び比較例につき10回 <実施例1の場合の条件> 種結晶15の形状:円柱形状の胴体部15aと円錐形状
の先端部15bとを有する(図1)。 胴体部15aの直径:12mm、胴体部15aの長さ:
70mm 先端部15bの長さ(h):60mm 予熱時の種結晶15の最先端の位置:溶融液13の直
上1mm 着液後の種結晶15の降下速度:0.7mm/分 溶かし込みにより残留した先端部15bの底部150
bの直径:10mm ショルダー16a形成時の単結晶16の引き上げ速
度:0.3mm/分 メインボディ16b形成時の単結晶16の引き上げ速
度:0.5mm/分 <比較例1の場合の条件> 種結晶35の形状:円柱形状 直径:12mm、長さ:70mm 予熱時の種結晶底部35aの位置:溶融液13の直上
1mm 着液後、ネック36a形成時の引き上げ速度:3.0
mm/分 ネック36aの最小径部分の直径:4mm ショルダー36b形成時の引き上げ速度:0.3mm
/分 メインボディ36c形成時の引き上げ速度:0.5m
m/分 <比較例2の場合の条件> 種結晶35の形状:円柱形状 直径:12mm、長さ:70mm 予熱時の種結晶底部35aの位置:溶融液13の直上
1mm 着液後、ネック36a形成時の引き上げ速度:4.0
mm/分 ネック36aの最小径部分の直径:10mm ショルダー36b形成時の引き上げ速度:0.3mm
/分 メインボディ36c形成時の引き上げ速度:0.5m
m/分 <引き上げた単結晶のDF(Dislocation Free) 率の調
査方法>引き上げた単結晶16、36を成長方向(長さ
方向)に平行にスライスし、得られた単結晶16、36
のX線トポグラフを測定し、その結果より判断した。す
なわち、X線トポグラフより少しでも転位が認められた
単結晶16、36は、転位ありと判断し、引き上げた単
結晶10本のうち、転位のない(DF)ものの割合を調
べた。
【0038】<実施例1、及び比較例1〜2の結果>上
記実施例1及び比較例1〜2の場合の、単結晶16、3
6のDF率及び落下数を下記の表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】上記表1に示す結果より明らかなように、
実施例1の場合には、種結晶15に転位が導入されない
ため、ネック36a(図3)を形成せずに引き上げて
も、引き上げた単結晶16のDF率は90%(9/1
0)と殆ど転位が発生していない。また種結晶15の先
端部15bを溶かし込んだ時の、先端部15bの直径が
10mmと十分に太いので、落下数は0/10であっ
た。
【0041】これに対し、比較例1の場合には、ネック
36aの直径が4mmになるまでその径を絞ったので、
DF率は90%(9/10)と良好であったが、単結晶
36を十分に支持することができず、落下数が8/10
と、殆どのものが落下していまった。また、比較例2の
場合には、ネック36aの直径を10mmと太くしたた
め、落下数は0/10であったが、種結晶35に導入さ
れた転位を排除することができず、DF率が0%(0/
10)と、全ての単結晶36に転位が発生してしまっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明の実施の形態に係る
単結晶の引き上げ方法の工程の一部を、模式的に示した
部分拡大正面図である。
【図2】CZ法において使用される単結晶引き上げ装置
を、模式的に示した断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、従来の単結晶の引き上げ方
法の工程の一部を、模式的に示した部分拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
15 種結晶 15a 胴体部 15b 先端部 16 単結晶

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱形状の胴体部と円錐形状の先端部と
    を有する種結晶を溶融液に着液させ、前記種結晶を0.
    5〜2mm/分の速度で降下させつつ該種結晶の先端部
    前記溶融液に浸漬して溶かし込んだ後、ネックを形成
    することなく単結晶を引き上げることを特徴とする単結
    晶の引き上げ方法。
  2. 【請求項2】 溶かし込み後の前記種結晶の先端部分の
    直径が6mm以上あることを特徴とする請求項1記載の
    単結晶の引き上げ方法。
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