JP3015928U - 模型用ヘリコプターのヘッド構造 - Google Patents

模型用ヘリコプターのヘッド構造

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JP3015928U
JP3015928U JP1995003163U JP316395U JP3015928U JP 3015928 U JP3015928 U JP 3015928U JP 1995003163 U JP1995003163 U JP 1995003163U JP 316395 U JP316395 U JP 316395U JP 3015928 U JP3015928 U JP 3015928U
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JP
Japan
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rotor
head
hole
rotor head
spindle rod
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Application number
JP1995003163U
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English (en)
Inventor
忠夫 山崎
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JAPAN REMOTE CONTROL CO.,LTD.
Original Assignee
JAPAN REMOTE CONTROL CO.,LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 模型用ヘリコプターにおいて、ロータの上下
方向のフラッピングを許容すると共に、回転面方向の横
揺れを防止すること。 【構成】 ロータヘッド11にスピンドル棒19を貫通
させる貫通孔24を設け、スピンドル棒19の両端にロ
ータグリップ13,14を連結する。この貫通孔24
は、ロータヘッド11の上下方向に沿った断面を長円形
とする。こうすればフラッピングは許容されるが、回転
面方向にはロータが回転しなくなり、飛行が安定するこ
ととなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は模型用ヘリコプターのロータヘッドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来模型用ヘリコプターはロータヘッドにロータグリップを介してメインロー タを取付けている。ところでメインロータは回転中にわずかに上下に微動しなが ら回転する、いわゆるフラッピングが生じている。上下にフラッピングをさせる ため、メインロータを取付ける際上下方向にわずかに遊びを設け、ゴムダンパー を介してロータグリップが連結されている。しかしロータの回転時にはその回転 面に沿った方向(水平方向)にロータが回動すれば、横揺れが起こり易く、ヘリ コプターの飛行が不安定になるという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ロータのフ ラッピングを許容し、しかも横揺れを防止できるヘッド構造を提供することを目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、長手方向に貫通孔を有し、ヘッドマストの回転に応じて回転するロ ータヘッドと、ロータヘッドの貫通孔に挿入されたスピンドル棒に取り付けられ てロータヘッドの両端に接続されたロータグリップと、を有する模型用ヘリコプ ターのヘッド構造において、ロータグリップを貫通する貫通孔を、ロータヘッド の上下方向に長くした長円の断面形状として構成したことを特徴とするものであ る。
【0005】
【作用】
このような特徴を有する本考案によれば、ロータヘッドを貫通する貫通孔はロ ータヘッドの上下方向に長くした長円形の断面を有する貫通孔としているため、 スピンドル棒は上下方向にのみ回動することとなる。このため飛行中にロータは 上下方向のフラッピングが許容されるが、水平方向のロータヘッドに対する回動 がなくなり、飛行が安定化することとなる。
【0006】
【実施例】
図2は本考案の一実施例によるロータヘッドを示す正面図及び上面図である。 本図に示すようにメインロータヘッド11はロータマスト12の軸方向の回転を 左右のロータグリップ13,14に伝達するものである。ロータヘッド11は左 右対称な形状をしており、対称な位置にロータグリップ13,14がマスト12 に垂直なロータの長手方向に沿って一定角度回動自在に取付けられる。ロータグ リップはピッチコントロール用のリンク部品15,16を介して、図示しないピ ッチコントロール用のサーボにより左右同時にピッチが制御される。ロータヘッ ド13,14にはその長手方向にロータ17,18が対称な向きに取付けられる 。このロータグリップ13,14は強い遠心力を受けるため、ロータヘッド11 を貫通するスピンドル棒19に連結されて接続されている。そしてこのロータヘ ッド11のロータグリップ13,14と対向する側面にはスピンドル棒19の径 より大きい円形の窪み20,21が夫々設けられ、ゴムダンパー22及び23が スピンドル棒19に貫通している。ゴムダンパー22,23は円筒形状を有し、 ロータの上下方向の微小な角度での回動によるフラッピングを確保するためのも のである。
【0007】 図1(a)は本実施例のロータヘッド11の縦断面図、(b)はロータヘッド 11の側面図である。本実施例ではロータヘッド11に設けられスピンドル棒1 9を貫通させる貫通孔24を、図1(b)に示すようにロータヘッド11の上下 方向に断面が長円となるように形成しておく。この貫通孔24の水平方向の径は フラッピング可能なようにスピンドル棒19の直径よりわずかに大きくする。
【0008】 こうすればスピンドル棒19を介してロータグリップ13,14にロータ17 ,18を接続して回転させると、貫通孔24の断面が長円形に形成されているた め、ロータ17,18はゴムダンパー22,23が変形する範囲内で上下方向に のみフラッピングするが、回転面方向にはロータが振動しなくなる。このため横 揺れが防止され、ヘリコプターの飛行をより安定にすることができる。
【0009】 尚本実施例は貫通孔24の断面を全て同一の長円形の断面としているが、フラ ッピングを対称にするため両端側を長円形とし、中心に向けて徐々に断面を円形 に近づけるようにすることもできる。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、スピンドル棒の可動範囲をロータ ヘッドに設けた上下方向に長円となる貫通孔を介してロータグリップを接続して いるため、ロータのフラッピングが確保されるが、横揺れが防止される。このた め飛行をより安定にすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例のロータヘッドの縦断面図、
(b)はロータヘッドの側面図である。
【図2】(a),(b)は本考案の一実施例によるロー
タヘッドの構造を示す正面図及び上面図である。
【符号の説明】
11 ロータヘッド 12 マスト 13,14 ロータグリップ 17,18 ロータ 19 スピンドル棒 20,21 窪み 22,23 ゴムダンパー 24 貫通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に貫通孔を有し、ヘッドマスト
    の回転に応じて回転するロータヘッドと、 前記ロータヘッドの貫通孔に挿入されたスピンドル棒に
    取り付けられて前記ロータヘッドの両端に接続されたロ
    ータグリップと、を有する模型用ヘリコプターのヘッド
    構造において、 前記ロータグリップを貫通する貫通孔を、ロータヘッド
    の上下方向に長くした長円の断面形状として構成したこ
    とを特徴とする模型用ヘリコプターのヘッド構造。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔は、ロータヘッドの両端より
    中心に向けて長円の断面形状の径を小さくなるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の模型用ヘリコプター
    のヘッド構造。
JP1995003163U 1995-03-17 1995-03-17 模型用ヘリコプターのヘッド構造 Expired - Lifetime JP3015928U (ja)

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