JP3015908B2 - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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JP3015908B2
JP3015908B2 JP3139932A JP13993291A JP3015908B2 JP 3015908 B2 JP3015908 B2 JP 3015908B2 JP 3139932 A JP3139932 A JP 3139932A JP 13993291 A JP13993291 A JP 13993291A JP 3015908 B2 JP3015908 B2 JP 3015908B2
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オシロメトリック式
の電子血圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】オシロメトリック式の電子血圧計は、カ
フを加圧手段で加圧し、例えば腕の動脈を圧迫し、カフ
の減圧過程でカフ圧を圧力センサで検出するとともに、
カフ圧に重畳される微少振動である脈波成分をハイパス
フィルタ(HPF)で抽出し、カフ圧と脈波振幅とから
所定のアルゴリズムにより、収縮期血圧(最高血圧)、
拡張期血圧(最低血圧)を測定している。
【0003】この脈波の周波数成分は0.3〜数十Hz
である。そして、これをカフ圧信号から分離するHPF
は、電気回路またはコンピュータのプログラム上で形成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したHPFの出力
には、過渡応答と称する挙動が存在し、オシロメトリッ
ク血圧測定を行う上で、次に示す問題点があった。な
お、ここで、HPF出力の過渡応答とは、入力が急激に
変化した時などに生じる出力波形上の大きな振動のこと
である。測定時間の長大化と加圧の増大まず、加圧が
終了しHPFの入力であるカフ圧信号が上昇から下降へ
と移行する時に、その出力である脈波信号上に大きな振
動が生じる(図5)。オシロメトリック式血圧計は、脈
波の振幅を検出し、これとカフ圧によって血圧算出する
が、このような脈波信号上の振動が現れている間は測定
処理が行えず、加圧終了後(つまり過渡応答出現後)2
秒程度の待機期間が必要であった。このため、測定時間
が長引くという問題があった。
【0005】更に、電子血圧計では一般に、カフ圧の徐
々排気(微速排気という)手段が常に排気を行っている
ため、前記待機期間中に圧降下が起こる。このため、収
縮期圧に対して余分に高く加圧する必要があるなどの問
題があった。自動加圧設定が不可能オシロメトリック
法によれば、最高・最低血圧を決定するには、カフ圧を
変化させた時の脈波振幅の変化(包絡線という)を捕捉
し、その極大点(図6)のP点)およびカフ圧が最高・
最低血圧と等しくなる点(図6のS、D点)を認識する
必要がある。したがって、測定前の加圧は、予め収縮期
圧を推測し、前記のように推測される収縮期圧より十分
高くする必要がある。しかし、収縮期圧を推測するこ
と、およびそれに適した(充分高い)値に加圧設定する
ことは、一般の使用者、あるいは血圧が常に変動し推測
し難い場合には、非常に困難であった。そのため、血圧
計が加圧中に収縮期圧を推定し、自動的に加圧停止する
ような機能、即ち自動加圧設定が強く望まれてきた。
【0006】しかしながら、前記した過渡応答のため
に、加圧の自動設定が実質上不可能であった。つまり、
この自動加圧設定を実現するためには、加圧途上にこの
包絡線を捉え、簡単な血圧測定処理を行えばよい。とこ
ろが、加圧開始時の急激な信号変化によって前記の過渡
応答が生じ、それが収束する前にカフ圧が上昇してしま
うため、包絡線が捕捉できなかった。この理由のため
に、オシロメトリック式血圧計においては、長らく自動
加圧設定が実現されなかった。
【0007】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、過渡応答の影響を受けず、加圧終了
後、直ちに脈波成分の抽出が可能な、また自動加圧設定
をなし得る電子血圧計を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の請求
項1の電子血圧計は、生体動脈を圧迫するためのカフ
と、このカフを加圧する加圧手段と、カフ内の圧力を検
出する圧力センサと、圧力センサで検出されたカフ圧信
号上に重畳された脈波成分のうち、脈波成分として抽出
したい周波数成分の中で、抽出しないと血圧決定に影響
がでない程度に出力波形が歪むが、加圧過程から減圧過
程への切替時の過渡応答による振動を無視できる周波数
成分について抽出せず、この周波数成分よりも高い周波
数領域(例えば従来の遮断周波数の2倍程度)を抽出す
る脈波抽出手段と、加圧終了時にカフを徐々に減圧する
減圧手段と、カフ減圧過程で前記カフ圧と脈波信号に基
づいて血圧を決定する血圧決定手段とを備えている。
【0009】従来用いられてきたHPFの遮断周波数
は、0.3Hz前後であるが、これは脈波成分の周波数
帯域がおよそ0.3〜10数Hzにわたることに由来す
る。言い換えれば、この遮断周波数を高くすると、脈波
の低い周波数成分が欠落し脈波波形に歪みを生じて、正
確な血圧測定がなされないと考えられてきた。かくし
て、迅速な測定ができない、あるいは自動加圧設定が実
現しないにも関わらず、0.3HzのHPFを用いざる
を得ないと考えられてきた。
【0010】しかし、発明者が行った実験において、前
記HPFの遮断周波数を2倍程度にして脈波の振幅によ
る血圧算出した結果、精度に殆ど影響を受けないことが
判明した。つまり、低い周波数成分が欠落し、歪みを伴
った脈波でも、カフ圧変化に伴う振幅の相対変化は正規
の脈波とほぼ同等であった。そして、加圧過程から減圧
過程への切替時の過渡応答による振動がなくなり、即脈
波成分が抽出できるようになった。
【0011】この発明の請求項記載の電子血圧計は、
生体動脈を圧迫するためのカフと、このカフを加圧する
加圧手段と、カフ内の圧力を検出する圧力センサと、圧
力センサで検出されたカフ圧信号上に重畳された脈波成
分のうち、脈波成分として抽出したい周波数成分の中
で、抽出しないと血圧決定に影響がでない程度に出力波
形が歪むが、加圧過程の過渡応答による振動を無視でき
る周波数成分について抽出せず、この周波数成分よりも
高い周波数領域を抽出する脈波抽出手段と、加圧過程で
前記脈波抽出手段により脈波の高い周波数成分を抽出
し、この脈波信号とカフ圧から収縮期圧を加圧中に推定
する手段と、その収縮期圧推定値に応じたカフ圧で前記
加圧手段の動作を停止させる手段と、加圧終了後にカフ
を徐々に減圧する減圧手段と、カフ減圧過程で前記カフ
圧と脈波信号に基づいて血圧を決定する血圧決定手段と
を備えている。
【0012】この電子血圧計も請求項1と同様血圧測定
の精度に影響を与えない程度に脈波成分のうち、周波数
成分の高い領域を選択的、部分的に抽出しているので加
圧段階で、抽出する脈波成分により収縮期圧を推測で
き、推測した収縮期圧に対応した値まで加圧できるの
で、自動加圧設定が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する図1は、この発明が実施される電子血圧計の
ブロック図である。この電子血圧計は、動脈を圧迫する
ためのカフ1と、カフ1を加圧するためのポンプ2と、
カフ1の圧力(空気圧)を急速排気する急速排気弁3
と、カフ1の空気を徐々に排気する微速排気弁4と、カ
フ1の圧力を検出する圧力センサ5と、ローパスフィル
タ6と、圧力センサ5の出力をデジタル値に変換するA
/D変換器7と、A/D変換器7からの信号を取込み、
脈波成分を抽出し、血圧決定の処理を行うMPU8と、
測定した血圧値等を表示する表示器9を備えている。ロ
ーパスフィルタ6は、加圧途上で脈波を抽出する場合に
おいて、カフ圧信号上に混入する加圧ポンプ2の圧力ノ
イズを除去するために設けられている。
【0014】MPU8は、プログラム処理で、実現され
る以下の機能を備えている。 脈波抽出処理:脈波をカフ圧データから抽出するフィ
ルタ(HPF)で、0.5〜1Hz程度の遮断周波数が
適当である。すなわち、従来の血圧計より遮断周波数が
高くしてあり、脈波の高い周波数成分のみを抽出する。 脈波振幅算出処理:脈波の起点・終点を1拍毎に認
識、脈波振幅を算出する。 収縮期圧推定処理:加圧中に得た脈波振幅を基に収縮
期圧を推定する。 加圧設定処理:収縮期圧の値をもとに適切な加圧値を
算出し、カフ圧がそれに等しくなった時点で前記加圧手
段を停止する。 血圧算出処理:得られた複数の脈波振幅(包絡線)か
ら最高・最低血圧を算出する。
【0015】次に、上記実施例電子血圧計の動作につい
て説明する。先ず図2に示したジェネラルフローチャー
トをもとに、全体動作を説明する。スタートスイッチな
どにより動作が開始すると、まずMPU8はポンプ2を
駆動して加圧を開始する〔ステップST(以下STとい
う)1〕。次に、脈波抽出処理(ST2)によってカフ
圧データから脈波成分が抽出される。これは、例えば
0.7Hz程度の遮断周波数を持つHPFである。この
フィルタの過渡応答出現時間は約1秒程度のため、加圧
開始後1秒程度から脈波認識が可能となる。
【0016】次に、脈波振幅処理(ST3)により1拍
毎の脈波振幅が算出される。この脈波振幅を用いて、血
圧推定処理(ST4、後述)が収縮期圧を推定し、それ
に基づいて加圧目標値を算出する(ここでは、目標値=
推定値+20mmHgとしている)。ただし、カフ圧上昇が
不充分で推定値決定し得ない場合には、次の判断処理
(ST5)にてそれを認識し、ST2へ戻る。
【0017】ST4にて加圧目標値が決定し、ST5を
経てST6へと処理が移ると、その時点でのカフ圧が目
標値に到達しているか否かが判定される。もし到達して
いない場合には、その条件が満足されるまで判定し続け
る。この間、ポンプ2は動作を維持しており、カフ圧は
上昇している。カフ圧が目標値に達し処理がST7に移
ると、MPU8はポンプ2を停止し加圧を終了する。そ
して、カフの微速排気を開始し測定処理に移る。ST9
〜ST11では、加圧中と同様にそれぞれ脈波抽出、脈
波振幅算出、血圧算出(後述)を行う。拡張期圧が決定
されるまで、ST12からST9に戻ってST9〜ST
12の処理を繰り返す。
【0018】やがて拡張期圧が決定されると、ST12
の“血圧値(SP、DP)決定済か”の判定がYESと
なり、ST13へ移り、急速排気弁3が開きカフ内の圧
力を排除して(急速排気)、血圧値を表示器9に表示の
上(ST14)全ての処理を終了する。次に、ST4の
収縮血圧推定処理、つまり加圧中に実行される血圧推定
処理の詳細を図3に示すフロー図により説明する。な
お、ここで、脈波振幅AMP(n)〔nは脈波番号〕、
およびそれに対応するカフ圧PC(n)は、本処理直前
に既に実行されている脈波振幅算出処理にて算出済みと
する。脈波の番号n、および脈波振幅の最大値を保存す
る変数Amaxは測定開始時に0に初期化済みとする。
まず、脈波の番号nを更新すると(ST21)、脈波振
幅AMP(n)が脈波振幅最大値Amaxと比較される
(ST22)。ここで、AMP(n)≧Amaxである
場合には、脈波包絡線が上昇過程にある(つまり、極大
点に達していない)として、ST23にてAMP(n)
の値をAmaxに代入した後、リターンする。
【0019】ST22にてAMP(n)<Amaxであ
る場合には、包絡線は既に極大点を経過し減少過程にあ
ると判断、ST24に移ってAMP(n)が、収縮期圧
決定のための閾値(本例では0.5×Amaxとしてい
る)以下に減少したか否かを判定している。もし、閾値
以下に減少していない場合にはそのままリターンする
が、減少している場合には、ST25にて収縮期圧の推
定値Espを算出する。加圧中はカフ圧の変化が大きく
脈波間の圧間隔が広いため、脈波振幅が閾値以下に減少
した点でのカフ圧をそのまま推定値とする精度が確保で
きない。そこで、本例では、Espの算出を直線補完に
よって次式のように求める。ここでTHsを閾値とす
る。
【0020】
【数1】
【0021】このように推定値Esp算出後はリターン
する。続いて、ジェネラルフロー図のST11の血圧算
出処理、つまり減圧中における収縮、拡張期圧算出処理
を、図4に示すフロー図により説明する。ここでも、A
MP(n)やPC(n)などの必要なデータは、直前に
実行される脈波抽出・脈波振幅算出処理において算出済
みとする。また、脈波の番号nおよび収縮・拡張期圧S
P、DPはそれぞれ0に初期化済みとする。
【0022】まず、ST31で脈波の番号nが1インク
リメントされると、次の処理ST32では、算出直後の
脈波振幅AMP(n)がAmaxと比較される。もしA
MP(n)>Amaxである場合には、包絡線が未だ極
大点に達していないとしてST40へ分岐し、AMP
(n)の値をAmaxに代入した後リターンする。一
方、ST32にてAMP(n)≦Amaxである場合に
は、包絡線は既に極大点を経過し減少過程にあると判
断、ST33に進み、収縮期圧SPが0であるか否かを
判定する。ここで、SP=0であるならSPが未決定で
あるとして、ST34〜ST37からなるSP算出処理
を行うが、SP決定済の場合はST38に進む。
【0023】処理がST34に進むと、先ず脈波のカウ
ンタjを現在の脈波番号nにセットする。次にjを1デ
クリメントして(ST35)、jで指定される脈波振幅
AMP(j)を極大値Amaxと比較する(ST3
6)。ここで、AMP(j)≦Amax×0.5であれ
ば、PC(n)をSPとする(ST37)。ST38と
ST39は拡張期圧DP算出処理である。ST38では
AMP(n)がDP算出閾値(ここではAmax×0.
7としている)以下に減少したかを判定し、AMP
(n)≦Amax×0.7となるとPC(n)をDPと
してリタンーする。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、脈波抽出
手段により、カフ圧信号に重畳した脈波成分のうち、周
波数成分の高い領域を選択的、部分的に抽出するもので
あるから、加圧から減圧への切替時の過渡応答による振
動を除去でき、減圧過程に入って早期に脈波成分の抽出
に入れるので、無駄時間のない血圧測定を行うことがで
きる。
【0025】請求項記載の発明によれば、加圧の過程
で脈波抽出手段によりカフ圧信号に重畳した脈波成分の
うち、周波数成分の高い領域を選択的、部分的に抽出
し、この抽出した脈波成分と、カフ圧とにより、収縮期
圧を推定し、この収縮期圧に対応したカフ圧まで加圧を
行うものであるから、加圧開始時の振動の影響を受ける
ことなく、自動加圧設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施される電子血圧計の構成を示す
ブロック図である。
【図2】同電子血圧計の全体動作を説明するためのフロ
ー図である。
【図3】同電子血圧計の血圧推定処理を説明するための
フロー図である。
【図4】同電子血圧計の血圧算出処理を説明するための
フロー図である。
【図5】オシロメトリック方式の電子血圧計における脈
波抽出への過渡応答の影響を説明するための図である。
【図6】オシロメトリック方式の電子血圧計における血
圧決定方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カフ 2 ポンプ 3 急速排気弁 4 微速排気弁 5 圧力センサ 8 MPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−40038(JP,A) 特開 昭62−298334(JP,A) 特開 平1−288230(JP,A) 実開 昭61−130202(JP,U) 実開 昭61−143332(JP,U) 実開 昭59−119802(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/022 - 5/0255

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体動脈を圧迫するためのカフと、このカ
    フを加圧する加圧手段と、カフ内の圧力を検出する圧力
    センサと、圧力センサで検出されたカフ圧信号上に重畳
    された脈波成分のうち、脈波成分として抽出したい周波
    数成分の中で、抽出しないと血圧決定に影響がでない程
    度に出力波形が歪むが、加圧過程から減圧過程への切替
    時の過渡応答による振動を無視できる周波数成分につい
    て抽出せず、この周波数成分よりも高い周波数領域を抽
    出する脈波抽出手段と、加圧終了時にカフを徐々に減圧
    する減圧手段と、カフ減圧過程で前記カフ圧と脈波信号
    に基づいて血圧を決定する血圧決定手段とを備えたこと
    を特徴とする電子血圧計。
  2. 【請求項2】前記脈波抽出手段は、前記抽出する周波数
    成分の下限周波数が前記脈波成分を抽出したいが、抽出
    しない周波数成分の下限周波数の2倍程度の周波数であ
    る高い周波数領域を抽出することを特徴とする請求項1
    記載の電子血圧計。
  3. 【請求項3】 生体動脈を圧迫するためのカフと、このカ
    フを加圧する加圧手段と、カフ内の圧力を検出する圧力
    センサと、圧力センサで検出されたカフ圧信号上に重畳
    された脈波成分のうち、脈波成分として抽出したい周波
    数成分の中で、抽出しないと血圧決定に影響がでない程
    度に出力波形が歪むが、加圧過程の過渡応答による振動
    を無視できる周波数成分について抽出せず、この周波数
    成分よりも高い周波数領域を抽出する脈波抽出手段と、
    加圧過程で前記脈波抽出手段により脈波の高い周波数成
    分を抽出し、この脈波信号とカフ圧から収縮期圧を加圧
    中に推定する手段と、その収縮期圧推定値に応じたカフ
    圧で前記加圧手段の動作を停止させる手段と、加圧終了
    後にカフを徐々に減圧する減圧手段と、カフ減圧過程で
    前記カフ圧と脈波信号に基づいて血圧を決定する血圧決
    定手段とを備えたことを特徴とする電子血圧計。
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