JPH0739529A - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
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- JPH0739529A JPH0739529A JP5185276A JP18527693A JPH0739529A JP H0739529 A JPH0739529 A JP H0739529A JP 5185276 A JP5185276 A JP 5185276A JP 18527693 A JP18527693 A JP 18527693A JP H0739529 A JPH0739529 A JP H0739529A
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- pressure
- value
- pulse wave
- cuff
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊なノイズ対策が不要であるにもかかわら
ず外来性ノイズの影響を受けることがない。 【構成】 カフ２内の圧力を出力する圧力センサーの出
力をサンプリングしてデジタル値に変換するＡ／Ｄコン
バータと、カフ内圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータ
より出力される圧力値から動脈脈波値と上記圧力値から
動脈脈波を除去したカフ圧値とをデジタル演算により抽
出する圧力情報分離手段９とを備えた電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段９にノイズ除去手段を設け
る。このノイズ除去手段として、一定時間内に所定値以
上の変動のあるサンプリング値を無効とするものを用い
る。
ず外来性ノイズの影響を受けることがない。 【構成】 カフ２内の圧力を出力する圧力センサーの出
力をサンプリングしてデジタル値に変換するＡ／Ｄコン
バータと、カフ内圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータ
より出力される圧力値から動脈脈波値と上記圧力値から
動脈脈波を除去したカフ圧値とをデジタル演算により抽
出する圧力情報分離手段９とを備えた電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段９にノイズ除去手段を設け
る。このノイズ除去手段として、一定時間内に所定値以
上の変動のあるサンプリング値を無効とするものを用い
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子血圧計、殊に振動法
(オシロメトリック法)による電子血圧計に関するもので
ある。
(オシロメトリック法)による電子血圧計に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】カフ圧に重畳される心拍毎の動脈脈波成
分を抽出、演算して最高、最低血圧時期を判定する振動
法(オシロメトリック法)による電子血圧計は、特公平３
−６２０８８号公報に示されたものなど、多くのものが
提供されている。
分を抽出、演算して最高、最低血圧時期を判定する振動
法(オシロメトリック法)による電子血圧計は、特公平３
−６２０８８号公報に示されたものなど、多くのものが
提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このタイプでは、動脈
脈波成分を抽出するにあたり、無線電波等による外来性
ノイズの影響を受けやすく、ノイズを誤って動脈脈波と
して認識してしまうことによる誤動作が問題となってい
る。本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、
その目的とするところは特殊なノイズ対策が不要である
にもかかわらず外来性ノイズの影響を受けることがない
電子血圧計を提供するにある。
脈波成分を抽出するにあたり、無線電波等による外来性
ノイズの影響を受けやすく、ノイズを誤って動脈脈波と
して認識してしまうことによる誤動作が問題となってい
る。本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、
その目的とするところは特殊なノイズ対策が不要である
にもかかわらず外来性ノイズの影響を受けることがない
電子血圧計を提供するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、被測
定者の要部に装着して阻血するカフ内の圧力を出力する
圧力センサーの出力をサンプリングしてデジタル値に変
換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内圧力の徐々排気期に
Ａ／Ｄコンバータより出力される圧力値から動脈脈波値
と上記圧力値から動脈脈波を除去したカフ圧値とをデジ
タル演算により抽出する圧力情報分離手段と、圧力情報
分離手段にて抽出された脈波に対応する動脈脈波値及び
カフ圧値から最高、最低血圧値を決定する血圧決定手段
とを備えている電子血圧計において、上記圧力情報分離
手段にノイズ除去手段を設けたものであって、このノイ
ズ除去手段として、一定時間内に所定値以上の変動のあ
るサンプリング値を無効とするもの、サンプリング値と
このサンプリング値の前後平均値との差が所定値以上で
ある時にそのサンプリング値を無効とするもの、サンプ
リング値とこのサンプリング値の前後数個の平均値との
差が所定値以上である時にそのサンプリング値を無効と
するもの、サンプリング値の前後変化率と、そのサンプ
リング値の変化率との差が所定値以上である時にそのサ
ンプリング値を無効とするもの、所定時間内の圧力変化
のあるサンプリング値が所定数以上である時に、所定時
間内の全サンプリング値を無効とするもの、増大側が減
少側よりも大に設定された所定変動幅を越えるサンプリ
ング値を無効とする増大側のみに設定された所定変動幅
を越えるサンプリング値を無効とするもの、圧力上昇を
示すサンプリング値が所定時間内で収斂する時にこのサ
ンプリング値を無効とするもの、圧力上昇を示すサンプ
リング値が収斂するまでの時間と圧力上昇幅との比が所
定範囲外である時にこれらのサンプリング値を無効とす
るもの、あるいは抽出した脈波の形状の記憶手段と、記
憶された形状と異なる圧力変化を描くサンプリング値を
無効とするものであることに特徴を有している。
定者の要部に装着して阻血するカフ内の圧力を出力する
圧力センサーの出力をサンプリングしてデジタル値に変
換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内圧力の徐々排気期に
Ａ／Ｄコンバータより出力される圧力値から動脈脈波値
と上記圧力値から動脈脈波を除去したカフ圧値とをデジ
タル演算により抽出する圧力情報分離手段と、圧力情報
分離手段にて抽出された脈波に対応する動脈脈波値及び
カフ圧値から最高、最低血圧値を決定する血圧決定手段
とを備えている電子血圧計において、上記圧力情報分離
手段にノイズ除去手段を設けたものであって、このノイ
ズ除去手段として、一定時間内に所定値以上の変動のあ
るサンプリング値を無効とするもの、サンプリング値と
このサンプリング値の前後平均値との差が所定値以上で
ある時にそのサンプリング値を無効とするもの、サンプ
リング値とこのサンプリング値の前後数個の平均値との
差が所定値以上である時にそのサンプリング値を無効と
するもの、サンプリング値の前後変化率と、そのサンプ
リング値の変化率との差が所定値以上である時にそのサ
ンプリング値を無効とするもの、所定時間内の圧力変化
のあるサンプリング値が所定数以上である時に、所定時
間内の全サンプリング値を無効とするもの、増大側が減
少側よりも大に設定された所定変動幅を越えるサンプリ
ング値を無効とする増大側のみに設定された所定変動幅
を越えるサンプリング値を無効とするもの、圧力上昇を
示すサンプリング値が所定時間内で収斂する時にこのサ
ンプリング値を無効とするもの、圧力上昇を示すサンプ
リング値が収斂するまでの時間と圧力上昇幅との比が所
定範囲外である時にこれらのサンプリング値を無効とす
るもの、あるいは抽出した脈波の形状の記憶手段と、記
憶された形状と異なる圧力変化を描くサンプリング値を
無効とするものであることに特徴を有している。
【０００５】
【作用】本発明によれば、ノイズに起因すると思われる
サンプリング値を除去することができるために、脈波の
抽出をより正確に行うことができる。
サンプリング値を除去することができるために、脈波の
抽出をより正確に行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。まず、振動法の電子血圧計について簡単に説明する
と、図８〜図１１は一例における基本構成を示すもの
で、被測定者の上腕１に巻回して装着するカフ２は、ゴ
ム嚢２０を内蔵しており、このゴム嚢２０にはチューブ
２１を介してゴム球２２よりなる加圧手段３が接続され
ており、ゴム球２２の押圧操作により上腕動脈を阻血す
るまでゴム嚢２０の内部空間を加圧できるようになって
いる。また、加圧手段３近傍に設けられた徐々排気弁を
有する排気手段４によって、加圧されたカフ２内の圧力
を徐々に排気することができる。血圧測定は、この徐々
排気期に行なわれる。
る。まず、振動法の電子血圧計について簡単に説明する
と、図８〜図１１は一例における基本構成を示すもの
で、被測定者の上腕１に巻回して装着するカフ２は、ゴ
ム嚢２０を内蔵しており、このゴム嚢２０にはチューブ
２１を介してゴム球２２よりなる加圧手段３が接続され
ており、ゴム球２２の押圧操作により上腕動脈を阻血す
るまでゴム嚢２０の内部空間を加圧できるようになって
いる。また、加圧手段３近傍に設けられた徐々排気弁を
有する排気手段４によって、加圧されたカフ２内の圧力
を徐々に排気することができる。血圧測定は、この徐々
排気期に行なわれる。
【０００７】一端がゴム嚢２０に接続されたチューブ２
１の他端が接続されている血圧計本体３０は、図９及び
図１０に示すように、 カフ２内の圧力を電気信号に変換する圧力センサー
５ 圧力センサー５出力に含まれるノイズを除去するた
めに、カットオフ周波数が１０〜２０Ｈｚ程度に設定さ
れて、人体内部から発生するノイズ音、カフ２の発する
ノイズ音、外部から伝達されてくるノイズ音などをカッ
トして静圧（カフ圧）と動脈反圧のみを通過させるロー
パスフィルタ６ ノイズが除去された圧力センサー５出力を所定周期
でサンプリング（サンプリング間隔は動脈反圧を分解で
きる１０〜１００サンプル／秒程度に設定するととも
に、変換速度（サンプルホールド時間）をサンプリング
間隔の１／２〜３／４となるようにできるだけ長くとっ
てローパスフィルタ６で除去できないレベルのノイズを
平滑化できるようにしておくことが好ましい）してデジ
タル値に変換するＡ／Ｄコンバータ７ 徐々排気期にＡ／Ｄコンバータ７より出力される圧
力値(デジタル値)から動脈脈波値Ｖをデジタル演算によ
り抽出する動脈脈波抽出手段８ａと、上記圧力値から動
脈脈波を除去したカフ圧値Ｐをデジタル演算により抽出
するカフ圧抽出手段８ｂとを備えた圧力情報分離手段９ 圧力情報分離手段９にて抽出した脈波に対応する動
脈脈波値Ｖ及びカフ圧値Ｐを格納する記憶手段１０ 記憶手段１０に格納された値を適宜読出して比較演
算する演算手段１１及びこの演算手段１１にて演算され
た演算結果から最高・最低血圧値を判定する血圧判定手
段１２よりなる血圧決定手段１３ 上記血圧決定手段１３にて決定された最高・最低血
圧値並びに排気速度，脈拍モニタ１４から出力される排
気速度値及び脈拍値、カフ圧モニタ１５から出力される
カフ圧等を適宜表示する表示手段１６とで構成されたも
ので、血圧測定動作を制御する操作スイッチ部１７及び
表示手段１６は血圧計本体３０の前面に配置されてい
る。
１の他端が接続されている血圧計本体３０は、図９及び
図１０に示すように、 カフ２内の圧力を電気信号に変換する圧力センサー
５ 圧力センサー５出力に含まれるノイズを除去するた
めに、カットオフ周波数が１０〜２０Ｈｚ程度に設定さ
れて、人体内部から発生するノイズ音、カフ２の発する
ノイズ音、外部から伝達されてくるノイズ音などをカッ
トして静圧（カフ圧）と動脈反圧のみを通過させるロー
パスフィルタ６ ノイズが除去された圧力センサー５出力を所定周期
でサンプリング（サンプリング間隔は動脈反圧を分解で
きる１０〜１００サンプル／秒程度に設定するととも
に、変換速度（サンプルホールド時間）をサンプリング
間隔の１／２〜３／４となるようにできるだけ長くとっ
てローパスフィルタ６で除去できないレベルのノイズを
平滑化できるようにしておくことが好ましい）してデジ
タル値に変換するＡ／Ｄコンバータ７ 徐々排気期にＡ／Ｄコンバータ７より出力される圧
力値(デジタル値)から動脈脈波値Ｖをデジタル演算によ
り抽出する動脈脈波抽出手段８ａと、上記圧力値から動
脈脈波を除去したカフ圧値Ｐをデジタル演算により抽出
するカフ圧抽出手段８ｂとを備えた圧力情報分離手段９ 圧力情報分離手段９にて抽出した脈波に対応する動
脈脈波値Ｖ及びカフ圧値Ｐを格納する記憶手段１０ 記憶手段１０に格納された値を適宜読出して比較演
算する演算手段１１及びこの演算手段１１にて演算され
た演算結果から最高・最低血圧値を判定する血圧判定手
段１２よりなる血圧決定手段１３ 上記血圧決定手段１３にて決定された最高・最低血
圧値並びに排気速度，脈拍モニタ１４から出力される排
気速度値及び脈拍値、カフ圧モニタ１５から出力される
カフ圧等を適宜表示する表示手段１６とで構成されたも
ので、血圧測定動作を制御する操作スイッチ部１７及び
表示手段１６は血圧計本体３０の前面に配置されてい
る。
【０００８】なお、圧力情報分離手段９、記憶手段１
０、演算手段１１、血圧決定手段１３及びモニタ１４，
１５はＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭなどを用いたマイクロ
コンピュータ１８にて形成されている。カフ２の加圧、
排気手段として、図中、想像線で示すように、マイクロ
コンピュータ１８に設定された所定のプログラムで加圧
ポンプ及び電磁排気弁を自動制御するカフ圧制御手段１
９を用いたものであってもよい。
０、演算手段１１、血圧決定手段１３及びモニタ１４，
１５はＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭなどを用いたマイクロ
コンピュータ１８にて形成されている。カフ２の加圧、
排気手段として、図中、想像線で示すように、マイクロ
コンピュータ１８に設定された所定のプログラムで加圧
ポンプ及び電磁排気弁を自動制御するカフ圧制御手段１
９を用いたものであってもよい。
【０００９】次に最高・最低血圧の測定動作について説
明すると、被測定者の上腕１にカフ２を装着して加圧手
段３及び排気手段４にて適当に加圧、減圧することによ
り動脈阻血、開放時の動脈反圧(counter pressure)をカ
フ２内に取り込み、チューブ２１を介した空気伝導で圧
力センサー５に伝え、静圧（カフ圧）とともに電気変換
してアナログ信号よりなる圧力信号を得る。次に、この
圧力信号をローパスフィルタ６にて除去できる限りのフ
ィルタリングを行った後、Ａ／Ｄコンバータ７でデジタ
ル値に変換した圧力値をマイクロコンピュータ１８に送
る。
明すると、被測定者の上腕１にカフ２を装着して加圧手
段３及び排気手段４にて適当に加圧、減圧することによ
り動脈阻血、開放時の動脈反圧(counter pressure)をカ
フ２内に取り込み、チューブ２１を介した空気伝導で圧
力センサー５に伝え、静圧（カフ圧）とともに電気変換
してアナログ信号よりなる圧力信号を得る。次に、この
圧力信号をローパスフィルタ６にて除去できる限りのフ
ィルタリングを行った後、Ａ／Ｄコンバータ７でデジタ
ル値に変換した圧力値をマイクロコンピュータ１８に送
る。
【００１０】次にマイクロコンピュータ１８における圧
力情報抽出手段９は、Ａ／Ｄコンバータ７でＡ／Ｄ変換
されたデジタル値よりなる圧力値の中に含まれる動脈脈
波成分とカフ圧成分とを、夫々動脈脈波値Ｖ、カフ圧値
Ｐとして分離抽出する。図１４はＡ／Ｄコンバータ７よ
り出力される圧力値の圧力曲線を示すもので、カーブＡ
は徐々排気時のカフ圧曲線、カーブＢはカーブＡに重畳
する動脈脈波曲線であり、このような圧力曲線のデータ
のみで最高・最低血圧値を決定する。すなわち、動脈脈
波抽出手段８ａは、カーブＢからデジタル演算により動
脈脈波のピーク値あるいは面積値を求めて、一心拍の動
脈脈波値Ｖを得、カフ圧抽出手段８ｂは、図１４の圧力
曲線から動脈脈波成分を除去したカーブＡをデジタル演
算により抽出して数値に置換し、各動脈脈波値Ｖに対応
するカフ圧値Ｐとする。
力情報抽出手段９は、Ａ／Ｄコンバータ７でＡ／Ｄ変換
されたデジタル値よりなる圧力値の中に含まれる動脈脈
波成分とカフ圧成分とを、夫々動脈脈波値Ｖ、カフ圧値
Ｐとして分離抽出する。図１４はＡ／Ｄコンバータ７よ
り出力される圧力値の圧力曲線を示すもので、カーブＡ
は徐々排気時のカフ圧曲線、カーブＢはカーブＡに重畳
する動脈脈波曲線であり、このような圧力曲線のデータ
のみで最高・最低血圧値を決定する。すなわち、動脈脈
波抽出手段８ａは、カーブＢからデジタル演算により動
脈脈波のピーク値あるいは面積値を求めて、一心拍の動
脈脈波値Ｖを得、カフ圧抽出手段８ｂは、図１４の圧力
曲線から動脈脈波成分を除去したカーブＡをデジタル演
算により抽出して数値に置換し、各動脈脈波値Ｖに対応
するカフ圧値Ｐとする。
【００１１】図１２及び図１３は、図１４の圧力曲線で
示される圧力値から動脈脈波値Ｖ及びカフ圧値Ｐを容易
に分離可能とするデジタル演算の一例を示すフローチャ
ートであり、その動作は、図１５において脈波上昇始点
の圧力値ＰBaseとその時間（サンプリング開始から脈波
上昇始点までの時間）ｔBaseを、脈波ピーク点の圧力値
ＰPeakとその時間（サンプリング開始からピーク点Peak
までの時間）ｔPeakを読み取り、この４個の値を用いて
デジタル演算することにより動脈脈波値Ｖ及びカフ圧値
Ｐを求める。図１６は圧力情報分離手段９の動作説明図
であり、同図(a)は圧力曲線、同図(b)は抽出された動脈
脈波値Ｖ、同図(c)は抽出されたカフ圧値Ｐを示してい
る。
示される圧力値から動脈脈波値Ｖ及びカフ圧値Ｐを容易
に分離可能とするデジタル演算の一例を示すフローチャ
ートであり、その動作は、図１５において脈波上昇始点
の圧力値ＰBaseとその時間（サンプリング開始から脈波
上昇始点までの時間）ｔBaseを、脈波ピーク点の圧力値
ＰPeakとその時間（サンプリング開始からピーク点Peak
までの時間）ｔPeakを読み取り、この４個の値を用いて
デジタル演算することにより動脈脈波値Ｖ及びカフ圧値
Ｐを求める。図１６は圧力情報分離手段９の動作説明図
であり、同図(a)は圧力曲線、同図(b)は抽出された動脈
脈波値Ｖ、同図(c)は抽出されたカフ圧値Ｐを示してい
る。
【００１２】上述のようにして抽出された動脈脈波値Ｖ
及びカフ圧値Ｐは、記憶手段１０に順次格納され、血圧
決定手段１３では、記憶手段１０に格納された値を適宜
読出して演算手段１１で比較演算し、血圧判定手段１２
にて最高血圧時期及び最低血圧時期を判定する。ここに
おける最高血圧時期及び最低血圧時期の判定方法として
は、図１７に示すように、動脈脈波値Ｖの最大値Ｖmax
に所定比率α、βを乗じて得られる境界値Ｖα、Ｖβに
基いて時期を判定し、その時期のカフ圧値Ｐ5，Ｐ17を
最高、あるいは最低血圧値とする境界値判定方式と、動
脈脈波値Ｖの変動パラメータ（前後データの差、前後デ
ータの比、仮最大値あるいは仮最小値との差など）に基
いて時期を判定する変動パラメータ判定方式等があり、
いずれかの方式によって求められた最高血圧時期あるい
は最低血圧時期のカフ圧値Ｐが最高血圧値、最低血圧値
として表示手段１６に表示される。
及びカフ圧値Ｐは、記憶手段１０に順次格納され、血圧
決定手段１３では、記憶手段１０に格納された値を適宜
読出して演算手段１１で比較演算し、血圧判定手段１２
にて最高血圧時期及び最低血圧時期を判定する。ここに
おける最高血圧時期及び最低血圧時期の判定方法として
は、図１７に示すように、動脈脈波値Ｖの最大値Ｖmax
に所定比率α、βを乗じて得られる境界値Ｖα、Ｖβに
基いて時期を判定し、その時期のカフ圧値Ｐ5，Ｐ17を
最高、あるいは最低血圧値とする境界値判定方式と、動
脈脈波値Ｖの変動パラメータ（前後データの差、前後デ
ータの比、仮最大値あるいは仮最小値との差など）に基
いて時期を判定する変動パラメータ判定方式等があり、
いずれかの方式によって求められた最高血圧時期あるい
は最低血圧時期のカフ圧値Ｐが最高血圧値、最低血圧値
として表示手段１６に表示される。
【００１３】このように最高・最低血圧値を求める振動
法の電子血圧計において、上記圧力情報分離手段９に
は、Ａ／Ｄ変換で得たデジタル値となっているサンプリ
ング値からノイズと考えられるものを、プログラムとし
て組まれたデジタル演算によって除去してしまうノイズ
除去手段を設けてある。図１は一実施例を示すもので、
一定時間Ｔ内に所定値ΔＰ以上の変動のあるサンプリン
グ値Ａを無効とする。
法の電子血圧計において、上記圧力情報分離手段９に
は、Ａ／Ｄ変換で得たデジタル値となっているサンプリ
ング値からノイズと考えられるものを、プログラムとし
て組まれたデジタル演算によって除去してしまうノイズ
除去手段を設けてある。図１は一実施例を示すもので、
一定時間Ｔ内に所定値ΔＰ以上の変動のあるサンプリン
グ値Ａを無効とする。
【００１４】図２は他の実施例を示しており、ここでは
サンプリング値Ｐｎと，このサンプリング値の前後平均
値（（Ｐｎ-1＋Ｐｎ+1）／２）との絶対差が所定値Ｃ以
上である時にそのサンプリング値Ｐｎを無効とする。サ
ンプリング値Ｐｎとこのサンプリング値の前後数個の平
均値（（Ｐｎ-2＋Ｐｎ-1＋Ｐｎ＋Ｐｎ+1＋Ｐｎ+2）／
５）との絶対差が所定値Ｃ以上である時にそのサンプリ
ング値Ｐｎを無効としてもよい。サンプリング値の前後
変化率（（Ｐｎ-1−Ｐｎ+1）／２Ｔ）と、そのサンプリ
ング値の変化率（（Ｐｎ-1−Ｐｎ）／Ｔ）との差が所定
値以上である時にそのサンプリング値を無効としてもよ
い。
サンプリング値Ｐｎと，このサンプリング値の前後平均
値（（Ｐｎ-1＋Ｐｎ+1）／２）との絶対差が所定値Ｃ以
上である時にそのサンプリング値Ｐｎを無効とする。サ
ンプリング値Ｐｎとこのサンプリング値の前後数個の平
均値（（Ｐｎ-2＋Ｐｎ-1＋Ｐｎ＋Ｐｎ+1＋Ｐｎ+2）／
５）との絶対差が所定値Ｃ以上である時にそのサンプリ
ング値Ｐｎを無効としてもよい。サンプリング値の前後
変化率（（Ｐｎ-1−Ｐｎ+1）／２Ｔ）と、そのサンプリ
ング値の変化率（（Ｐｎ-1−Ｐｎ）／Ｔ）との差が所定
値以上である時にそのサンプリング値を無効としてもよ
い。
【００１５】また、図３に示すように、所定時間Ｔ内に
｜Ｐｎ−Ｐｎ-1｜＞Ｃとなる圧力変化のあるサンプリン
グ値が所定数以上である時に、所定時間Ｔ内の全サンプ
リング値を無効とするようにしてもよい。図４に示す実
施例では、サンプリング値の降下曲線Ｄの上下に所定の
変動幅Ｗを持たせて、この変動幅Ｗを越えるサンプリン
グ値は無効としている。ただし、変動幅Ｗの設定は、増
大側Ｃ１が減少側Ｃ２よりも大となるように設定してあ
る。変動幅Ｗを降下曲線Ｄより増大側にのみ設定し、降
下曲線Ｄより低い値となるサンプリング値（図４におけ
るサンプリング値Ｂ）は無効とするようにしてもよい。
｜Ｐｎ−Ｐｎ-1｜＞Ｃとなる圧力変化のあるサンプリン
グ値が所定数以上である時に、所定時間Ｔ内の全サンプ
リング値を無効とするようにしてもよい。図４に示す実
施例では、サンプリング値の降下曲線Ｄの上下に所定の
変動幅Ｗを持たせて、この変動幅Ｗを越えるサンプリン
グ値は無効としている。ただし、変動幅Ｗの設定は、増
大側Ｃ１が減少側Ｃ２よりも大となるように設定してあ
る。変動幅Ｗを降下曲線Ｄより増大側にのみ設定し、降
下曲線Ｄより低い値となるサンプリング値（図４におけ
るサンプリング値Ｂ）は無効とするようにしてもよい。
【００１６】図５に示す実施例では、サンプリング値の
上昇降下で示される脈波が所定時間Ｔ1 内で収斂してし
まう時には、この脈波を形成しているサンプリング値を
ノイズに起因するものとして除去している。図６に示す
ように、サンプリング値の上昇降下で示される脈波が収
斂するまでの時間ΔＴと圧力上昇幅ΔＰとの比が（ΔＰ
／ΔＴ）が所定範囲外である時に、この脈波（図中
Ｍ3 ）を形成しているサンプリング値を無効としてもよ
く、更には、最初に抽出した脈波Ｍ1 の形状を記憶する
記憶手段を設けておき、新たに抽出した脈波Ｍ2 ，Ｍ3
の形状を記憶した脈波Ｍ１の形状と比較して、大きく異
なる脈波（図７では脈波Ｍ3 ）を形成するサンプリング
値を無効としてもよい。
上昇降下で示される脈波が所定時間Ｔ1 内で収斂してし
まう時には、この脈波を形成しているサンプリング値を
ノイズに起因するものとして除去している。図６に示す
ように、サンプリング値の上昇降下で示される脈波が収
斂するまでの時間ΔＴと圧力上昇幅ΔＰとの比が（ΔＰ
／ΔＴ）が所定範囲外である時に、この脈波（図中
Ｍ3 ）を形成しているサンプリング値を無効としてもよ
く、更には、最初に抽出した脈波Ｍ1 の形状を記憶する
記憶手段を設けておき、新たに抽出した脈波Ｍ2 ，Ｍ3
の形状を記憶した脈波Ｍ１の形状と比較して、大きく異
なる脈波（図７では脈波Ｍ3 ）を形成するサンプリング
値を無効としてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ノイズ
に起因すると思われるサンプリング値を除去することが
できるために、脈波の抽出をより正確に行うことができ
るものであり、またＡ／Ｄ変換によってデジタル値とな
っているサンプリング値に対するデジタル演算で可能な
ノイズ除去であるために、ノイズ除去のために別途フィ
ルター部材等を必要としないものである。
に起因すると思われるサンプリング値を除去することが
できるために、脈波の抽出をより正確に行うことができ
るものであり、またＡ／Ｄ変換によってデジタル値とな
っているサンプリング値に対するデジタル演算で可能な
ノイズ除去であるために、ノイズ除去のために別途フィ
ルター部材等を必要としないものである。
【図１】一実施例の動作を示す説明図である。
【図２】他の実施例の動作を示す説明図である。
【図３】更に他の実施例の動作を示す説明図である。
【図４】別の実施例の動作を示す説明図である。
【図５】更に別の実施例の動作を示す説明図である。
【図６】同上の他例の動作を示す説明図である。
【図７】同上の別の例の動作を示す説明図である。
【図８】振動法による電子血圧計の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図９】同上のブロック図である。
【図１０】同上のマイクロコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図１１】同上のカフの断面図である。
【図１２】同上の動作のフローチャートである。
【図１３】同上の動作のフローチャートである。
【図１４】同上の脈波を示す説明図である。
【図１５】同上の脈波抽出を示す説明図である。
【図１６】同上の圧力情報分離手段の動作を示すもので
あって、(a)は圧力曲線の説明図、(b)は抽出された動脈
脈波値の説明図、(c)は抽出されたカフ圧値の説明図で
ある。
あって、(a)は圧力曲線の説明図、(b)は抽出された動脈
脈波値の説明図、(c)は抽出されたカフ圧値の説明図で
ある。
【図１７】最高・最低血圧値の決定動作を示す説明図で
ある。
ある。
２ カフ ９ 圧力情報分離手段
Claims (10)
- 【請求項１】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、一定時間内に所定値以上
の変動のあるサンプリング値を無効とするノイズ除去手
段を備えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項２】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、サンプリング値とこのサ
ンプリング値の前後平均値との差が所定値以上である時
にそのサンプリング値を無効とするノイズ除去手段を備
えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項３】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、サンプリング値とこのサ
ンプリング値の前後数個の平均値との差が所定値以上で
ある時にそのサンプリング値を無効とするノイズ除去手
段を備えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項４】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、サンプリング値の前後変
化率と、そのサンプリング値の変化率との差が所定値以
上である時にそのサンプリング値を無効とするノイズ除
去手段を備えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項５】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、所定時間内の圧力変化の
あるサンプリング値が所定数以上である時に、所定時間
内の全サンプリング値を無効とするノイズ除去手段を備
えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項６】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、増大側が減少側よりも大
に設定された所定変動幅を越えるサンプリング値を無効
とするノイズ除去手段を備えていることを特徴とする電
子血圧計。 - 【請求項７】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、増大側のみに設定された
所定変動幅を越えるサンプリング値を無効とするノイズ
除去手段を備えていることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項８】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、圧力上昇を示すサンプリ
ング値が所定時間内で収斂する時にこのサンプリング値
を無効とするノイズ除去手段を備えていることを特徴と
する電子血圧計。 - 【請求項９】 被測定者の要部に装着して阻血するカフ
内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリング
してデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ内
圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される圧
力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去し
たカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報分
離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対応
する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を決
定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、圧力上昇を示すサンプリ
ング値が収斂するまでの時間と圧力上昇幅との比が所定
範囲外である時にこれらのサンプリング値を無効とする
ノイズ除去手段を備えていることを特徴とする電子血圧
計。 - 【請求項１０】 被測定者の要部に装着して阻血するカ
フ内の圧力を出力する圧力センサーの出力をサンプリン
グしてデジタル値に変換するＡ／Ｄコンバータと、カフ
内圧力の徐々排気期にＡ／Ｄコンバータより出力される
圧力値から動脈脈波値と上記圧力値から動脈脈波を除去
したカフ圧値とをデジタル演算により抽出する圧力情報
分離手段と、圧力情報分離手段にて抽出された脈波に対
応する動脈脈波値及びカフ圧値から最高、最低血圧値を
決定する血圧決定手段とを備えている電子血圧計におい
て、上記圧力情報分離手段は、抽出した脈波の形状の記
憶手段と、記憶された形状と異なる圧力変化を描くサン
プリング値を無効とするノイズ除去手段を備えているこ
とを特徴とする電子血圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185276A JPH0739529A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185276A JPH0739529A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電子血圧計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739529A true JPH0739529A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16168002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5185276A Withdrawn JPH0739529A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739529A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002224062A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧計 |
| JP2011200575A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子血圧計 |
| JP2011200574A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子血圧計 |
| JP2011200576A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子血圧計 |
| CN103126662A (zh) * | 2011-12-05 | 2013-06-05 | 西铁城控股株式会社 | 电子血压计 |
| CN109009044A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-12-18 | 合肥博谐电子科技有限公司 | 一种新型脉搏波获取装置 |
| CN112168161A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-01-05 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 血压检测方法、装置、设备及存储介质 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5185276A patent/JPH0739529A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002224062A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧計 |
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| JP2011200576A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子血圧計 |
| CN102247131A (zh) * | 2010-03-26 | 2011-11-23 | 西铁城控股株式会社 | 电子血压仪 |
| CN103126662A (zh) * | 2011-12-05 | 2013-06-05 | 西铁城控股株式会社 | 电子血压计 |
| JP2013116264A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Citizen Holdings Co Ltd | 電子血圧計 |
| CN109009044A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-12-18 | 合肥博谐电子科技有限公司 | 一种新型脉搏波获取装置 |
| CN109009044B (zh) * | 2018-08-15 | 2024-01-02 | 合肥博谐电子科技有限公司 | 一种新型脉搏波获取装置 |
| CN112168161A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-01-05 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 血压检测方法、装置、设备及存储介质 |
| CN112168161B (zh) * | 2020-11-06 | 2023-12-15 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 血压检测方法、装置、设备及存储介质 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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