JPH1066679A - 血圧監視装置 - Google Patents

血圧監視装置

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Publication number
JPH1066679A
JPH1066679A JP8226626A JP22662696A JPH1066679A JP H1066679 A JPH1066679 A JP H1066679A JP 8226626 A JP8226626 A JP 8226626A JP 22662696 A JP22662696 A JP 22662696A JP H1066679 A JPH1066679 A JP H1066679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
measurement interval
monitoring device
measurement
cuff
Prior art date
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Pending
Application number
JP8226626A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Hirano
雅嗣 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8226626A priority Critical patent/JPH1066679A/ja
Publication of JPH1066679A publication Critical patent/JPH1066679A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショック状態等低血圧時、測定間隔を短く
し、低血圧状態より回復したら測定間隔を長くし得るよ
うにする。 【解決手段】 加圧をスタートし(ST1)、血圧測定
を実行し(ST2)、得られた最高血圧(SYS)を記
憶し(ST3)、次の測定までの間隔Tを記憶してある
最高血圧に応じて設定し(ST6)、例えば最高血圧が
大きいと測定間隔Tを長くし、設定された間隔Tをおい
て測定をくり返す(ST7、ST8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の間隔で連
続的に血圧測定を行う血圧監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、血圧監視装置は、カフを加圧す
ることにより、動脈を圧迫し、カフの加圧過程あるいは
減圧過程で得られる脈波情報とカフ圧データとに基づい
て血圧を決定する電子血圧計を用いて血圧を測定し、か
つ所定の間隔をおいて、測定を繰り返し行うものであ
る。従来、この種の血圧監視装置において、測定間隔を
設定するのに、SYS(最高血圧)の今回測定値と前回
測定値の変化量を算出し、この変化量が大きくなると、
測定間隔を短くする。逆に変化量が小さくなると、測定
間隔を長くするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の血圧監
視装置は、SYSの今回測定値と前回測定値の変化量に
より測定間隔を定めるものであるから、ショック状態等
の低血圧時、短い間隔で測定したくても、前回値との変
化量が小さいと、長く設定されてしまうという問題点が
あった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、ショック状態等低血圧時、測定間隔を短
くするとともに、低血圧状態より回復したら測定間隔を
長くし得る血圧監視装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の特許請求の範
囲の請求項1に係る血圧監視装置は、カフを加圧するこ
とにより、動脈を圧迫し、カフの加圧過程あるいは減圧
過程で得られる脈波情報とカフ圧データとに基づいて血
圧を決定する電子血圧計により血圧を測定し、かつ所定
の間隔をおいて、測定を繰り返し行うものにおいて、前
記測定された血圧値に基づいて前記測定間隔を設定する
測定間隔設定手段を備えている。
【0006】この血圧監視装置では、測定血圧値が小さ
い場合に、測定間隔を短く設定する。そのため、ショッ
ク状態等で低血圧時には短い間隔で血圧を監視できる。
また、請求項2に係る血圧監視装置は、請求項1に係る
ものにおいて、測定間隔設定手段を、血圧値が所定値以
上のとき、測定間隔を一定値に制限するようにしたもの
である。
【0007】また、請求項3に係る血圧監視装置は、請
求項1に係るものにおいて、測定間隔設定手段を測定さ
れた最高血圧値に基づいて、前記測定間隔を設定するよ
うにしたものである。また、請求項4に係る血圧監視装
置は、請求項1に係るものにおいて、測定間隔設定手段
を、測定された最低血圧値に基づいて前記測定間隔を設
定するようにしたものである。
【0008】また、請求項5に係る血圧監視装置は、請
求項1に係るものにおいて、前記測定間隔設定手段を、
測定された平均血圧に基づいて、前記測定間隔を設定す
るようにしたものである。また、請求項6に係る血圧監
視装置は、カフを加圧することにより、動脈を圧迫し、
カフの加圧過程あるいは減圧過程で得られる脈波情報と
カフ圧データとに基づいて血圧を決定する電子血圧計に
より血圧を測定し、かつ所定の間隔をおいて、測定を繰
り返し行うものにおいて、前記測定された脈波の大きさ
に基づいて前記測定間隔を設定する測定間隔設定手段を
備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明が実施さ
れる血圧監視装置(電子血圧計)の構成を示すブロック
図である。この血圧監視装置は、動脈を圧迫するための
カフ1と、このカフ1に通気路2を介して空気を送り込
み、加圧するためのポンプ3と、通気路2に連通し、カ
フ圧を検出する圧力センサ4と、通気路2に連通する急
速排気弁5と、圧力センサ4の出力よりノイズ分を除去
するためのローパスフィルタ6と、圧力センサ4の出力
をデジタル信号に変換するA/D変換器7と、A/D変
換器7からの信号を取込み、カフ圧と脈波成分の分離、
血圧値の決定、所定間隔の連続測定をなすための制御等
を行うMPU8と、測定結果を表示する表示器9とを備
えている。もっとも、これらのハード構成は、すでによ
く知られたものであり、本願発明の特徴とするところは
ない。
【0010】この血圧監視装置における血圧測定原理
は、カフ1を例えば上腕に装着し、カフ1をポンプ3で
所定値まで加圧し、その後、微速排気し、カフ圧を時間
順次に記憶するとともに、抽出した脈波成分の振幅を記
憶する。この脈波成分の振幅列の包絡線をとると、図2
に示すものとなる。図2の脈波成分の振幅の最大値Ama
x に対する高カフ圧側の0.5Amax に対応するカフ圧
がSYS(最高血圧)と決定され、また、低カフ圧側の
0.7Amax に対応するカフ圧がDIA(最低血圧)と
決定される。また、脈波振幅Amax に対応するカフ圧が
平均血圧となる。なお、ここで説明した血圧決定手段
は、一例を示したものであって、この実施形態におい
て、血圧決定手段は、その他のすでによく知られたアル
ゴリズム、手法を採用してもよい。以降で説明する他の
実施形態においても同様である。
【0011】この実施形態血圧監視装置では、一回の血
圧測定が終了すると、以後、一定の間隔をおいて、測定
が繰り返される。この点も、以降で説明する他の実施形
態において同様である。次に、図3に示すフロー図によ
り、実施形態血圧監視装置の動作を説明する。先ず、加
圧をスタートし〔ステップST(以下STと略す)
1〕。カフ1を加圧してゆき、目標値まで加圧した後、
微速排気に移り、上記したようにカフ圧と対応する脈波
振幅を求め、最高血圧SYS、及び最低血圧DIAの決
定を行い、血圧算出処理を実行する(ST2)。このう
ち、最高血圧SYSは記憶しておき(ST3)、急速排
気を行う(ST4)とともに、測定結果を表示器9に表
示する(ST5)。そして、求めた最高血圧SYSから
測定間隔Tを求める(ST6)。ここまでの一連の処理
が終了すると、次に、測定ストップか否かを判定する
(ST7)。通常の血圧監視状態にある時は、測定継続
であるから、ST8に移り、設定時間Tが経過したか判
定する。設定時間Tが経過するまでは、ST7、ST8
で待機するが、設定時間Tが経過するとST1に戻り、
次の測定をする。このように、最高血圧SYSに応じて
設定された時間Tの間隔をおきながら測定を連続する。
【0012】図4は他の実施形態を示すフロー図であ
り、測定した最低血圧DIAに基づいて測定間隔Tを設
定するものである(ST16)。その他の処理は、図3
の場合と同様である。図5は、さらに他の実施形態血圧
監視装置を示すフロー図であり、平均血圧MEANに基
づいて測定間隔Tを設定するものである(ST26)。
その他の処理は、図3の場合と同様である。
【0013】図6は、さらに他の実施形態血圧監視装置
を示すフロー図であり、脈波振幅、特に最大脈波振幅A
max に基づいて測定間隔Tを設定するものである(ST
36)。その他の処理は、図3の場合と同様である。な
お、図3〜図6に示す各実施形態装置において、SY
S、DIA、MEAN等の血圧値と、測定間隔Tとは比
例関係にあり、血圧値が小さいと測定間隔Tを小さく
し、血圧値が大きいと測定間隔Tも大になるようにして
いるが、図7に示すように血圧値にしきい値を設け、し
きい値よりも大となると、測定間隔Tが一定値に制限さ
れ、それ以下は測定間隔が長くならないようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、測定で得た血圧値に
応じて、測定間隔を設定するので、ショック状態等低血
圧時には短い時間間隔で、こまめに測定できるし、回復
時は測定間隔が長いので、生体に負担をかけない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施される血圧監視装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】同血圧監視装置における血圧測定原理を説明す
るため、カフ圧力変化特性と、脈波振幅変化特性を示す
図である。
【図3】この発明の一実施形態血圧監視装置の動作を説
明するためのフロー図である。
【図4】この発明の他の実施形態血圧監視装置の動作を
説明するためのフロー図である。
【図5】この発明の他の実施形態血圧監視装置の動作を
説明するためのフロー図である。
【図6】この発明の他の実施形態血圧監視装置の動作を
説明するためのフロー図である。
【図7】測定した血圧値と血圧測定間隔時間の関係を説
明する図である。
【符号の説明】
1 カフ 2 通気路 3 ポンプ 4 圧力センサ 5 急速排気弁 6 ローパスフィルタ 7 A/D変換器 8 MPU 9 表示器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カフを加圧することにより、動脈を圧迫
    し、カフの加圧過程あるいは減圧過程で得られる脈波情
    報とカフ圧データとに基づいて血圧を決定する電子血圧
    計により血圧を測定し、かつ所定の間隔をおいて、測定
    を繰り返し行う血圧監視装置において、 前記測定された血圧値に基づいて前記測定間隔を設定す
    る測定間隔設定手段を備えた血圧監視装置。
  2. 【請求項2】前記測定間隔設定手段は、血圧値が所定値
    以上のとき、測定間隔を一定値に制限するものである請
    求項1記載の血圧監視装置。
  3. 【請求項3】前記測定間隔設定手段は、測定された最高
    血圧値に基づいて、前記測定間隔を設定するものである
    請求項1記載の血圧監視装置。
  4. 【請求項4】前記測定間隔設定手段は、測定された最低
    血圧値に基づいて前記測定間隔を設定するものである請
    求項1記載の血圧監視装置。
  5. 【請求項5】前記測定間隔設定手段は、測定された平均
    血圧に基づいて、前記測定間隔を設定するものである請
    求項1記載の血圧監視装置。
  6. 【請求項6】カフを加圧することにより、動脈を圧迫
    し、カフの加圧過程あるいは減圧過程で得られる脈波情
    報とカフ圧データとに基づいて血圧を決定する電子血圧
    計により血圧を測定し、かつ所定の間隔をおいて、測定
    を繰り返し行う血圧監視装置において、 前記測定された脈波の大きさに基づいて前記測定間隔を
    設定する測定間隔設定手段を備えた血圧監視装置。
JP8226626A 1996-08-28 1996-08-28 血圧監視装置 Pending JPH1066679A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8226626A JPH1066679A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 血圧監視装置

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JP8226626A JPH1066679A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 血圧監視装置

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JPH1066679A true JPH1066679A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16848152

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JP8226626A Pending JPH1066679A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 血圧監視装置

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JP (1) JPH1066679A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9301700B2 (en) 2012-09-27 2016-04-05 Welch Allyn, Inc. Configurable vital signs system
US11071467B2 (en) 2013-08-08 2021-07-27 Welch Allyn, Inc. Hybrid patient monitoring system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9301700B2 (en) 2012-09-27 2016-04-05 Welch Allyn, Inc. Configurable vital signs system
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