JP3015903U - 燃料パイプ塗装用マスキング治具 - Google Patents

燃料パイプ塗装用マスキング治具

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Publication number
JP3015903U
JP3015903U JP1995003700U JP370095U JP3015903U JP 3015903 U JP3015903 U JP 3015903U JP 1995003700 U JP1995003700 U JP 1995003700U JP 370095 U JP370095 U JP 370095U JP 3015903 U JP3015903 U JP 3015903U
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
masking jig
fuel pipe
spring
lid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995003700U
Other languages
English (en)
Inventor
紀之 大蔵
敏 松田
Original Assignee
中央発条工業株式会社
敏 松田
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】自動車等の燃料パイプを塗装する際、塗料が、
パイプの中に入らないように、パイプの開口部に蓋をす
る目的で用いられるマスキング治具において、相手雌ね
じ部分に嵌合するねじ山部分に、円筒螺旋形状に成形さ
れた弾性を有する金属体のばね部を利用したことを特徴
とする該マスキング治具の提供。 【構成】該蓋部1にばね部2が固着され、蓋部の表面に
は、把手部3、ばね部の周囲には、概略L字形状の断面
を持つリング形状のシリコンゴム4を配している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の燃料パイプの塗装工程における、塗料がパイプの中に侵 入しないように、パイプの開口部をふさぐ目的で用いられるマスキング治具に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の燃料パイプ等を塗装する際、塗料がパイプ内に入らないよう に、テープでパイプの開口部を覆ったり、樹脂成形や金属の削り出し製のキャッ プを使用していた。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来のテープでは、作業する毎にパイプの開口部に貼ったり、剥が したりしなければならず、手間が掛かるうえ、再生利用できなかった。また、キ ャップでは、成形に鋳造や切削、または射出成形等の工程が必要となり、コスト が掛かるという問題が有った。
【0004】 更に、従来のキャップ形状では、燃料パイプの径が変われば径に会わせ、キャ ツプ自体をも製作しなければならず、種類を多数用意しなければならないと言う 問題も生じていた。
【0005】 本考案は、この点に着目し、自動車等の燃料パイプの塗装用マスキング治具に おいて、簡単に蓋のねじ込み、取外しができ、切削などの工程を必要とせず比較 的安価な燃料パイプの塗装用マスキング治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、燃料パイプの塗装時、塗料がパイプの中にまで侵入しないように、 パイプの端部に蓋をする目的で装着されるマスキング治具において、燃料パイプ の雌ねじ部と嵌合される雄ねじとして円筒螺旋形状に成形された弾性を有する金 属体のばね部を利用し、ねじ込みを可能とするとともに、ばねの一端には水平座 面が形成され、その座面が、燃料パイプに塗料が入らないようパイプの開口部を ふさぐために設けられた蓋部と固着されている。
【0007】 その上、該ねじ込用ばね部の周囲には、概略L字形状をした断面を持つ、リン グ状のシリコンゴムを配し、該マスキング治具の蓋部と燃料パイプに装着した際 マスキング治具の蓋部と燃料パイプの縁部に挟まれ、圧着され、さらにパイプの 縁部にかぶさるように覆い、塗料の侵入を防止している。
【0008】
【作用】
上記のように構成されたマスキング治具を使用すれば、円筒螺旋状に成形され たばね部が、把手部を回転させることで、燃料パイプの雌ねじの谷部に沿うよう な形で挿入され、蓋部がシリコンゴムを介して燃料パイプに接した時点で締着さ れ塗料の侵入を防止することができる。
【0009】 また、該ばね部は、螺旋形状が雌ねじの谷部分に沿いながら、嵌合され、余分 な容積を必要としないため軽量化にもつながっている。
【0010】 該ばね部は、比較的容易に連続的に自動加工することができ、相手燃料パイプ の穴径やピッチ長さに会わせ、線の太さやコイル径の寸法、ピッチ長さを調整す ることも、比較的簡単に行える。
【0011】 また、蓋部の表面に設けられた把手部により、何ら、工具を必要とせず蓋部を 手作業にて回転させることでマスキング治具の燃料パイプへのねじ込み、取り外 しが可能となる。
【00012】 その上、該ばね部の周囲には、概略L字形状をした断面を持つ、リング状のシ リコンゴムを配置することによって、該マスキング治具を、相手燃料パイプにね じ込んだ時、蓋部とパイプの端部との接着を確実なものにし、吹き返しにより塗 料が燃料パイプに侵入することも防ぐよう、パイプの縁部を覆うように締着され る。
【0013】
【実施例】
実施例について、図面を参照しながら説明する。図1において、マスキング治 具の蓋部には、円筒螺旋形状のばね部が、水平座面と蓋部の裏面とを合わせ るように固着されており、蓋部の表面の方には中央部に把手部が溶着されて いる。該燃料パイプにマスキング治具を装着する場合は、該把手部を回転させ ばね部を相手燃料パイプの雌ねじの谷部分に回転挿入していき、蓋部がシリ コンゴムを介して燃料パイプに接する迄、ねじ込まれる。 また、取外す際は、蓋部を逆に回転させることで、燃料パイプから取外すが できる。
【0014】 図2において、シリコンゴムは、燃料パイプの縁部を覆うように圧着さ れ、塗料の微粒子がパイプの中へ侵入することを防止できる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載される効果を 奏する。
【0016】 マスキング治具の蓋部に、ばねを固着することにより、燃料パイプとのねじ込 みを可能としているため、ばね部を取り替えることで様々な燃料パイプに対応す ることができる。
【0017】 また、ばね部は、自動成形機により加工され、線の太さ、コイル径、ピッチ等 調整することが可能で、連続的に成形できるため、コスト削減となっている。
【0018】 更に、線の太さ、コイル径、ピッチ等を調整することで、ねじ込み挿入力を調 整することができ、融通性に優れている。
【0019】 また、シリコンゴムを使用することにより、密着性を確実にし、塗料の付着に 対しても、剥離することにより、永続的に使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】燃料パイプ塗装用マスキンク治具の斜視図で
ある。
【図 2】燃料パイプ塗装用マスキング治具の断面図で
ある。
【符号の説明】 蓋部 ばね部 把手部 シリコンゴム 水平座面 相手燃料パイプ 燃料パイブ縁部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】自動車等の燃料パイプを塗装する際、塗
    料がパイプの中に入らないように、パイプの開口部に蓋
    をする目的で用いられるマスキング治具において、相手
    雌ねじ部分に嵌合するねじ山部分に、雄ねじとして円筒
    螺旋形状に成形され端部には水平座面を備えた、弾性を
    有する金属体のばねを利用したことを特徴とするマスキ
    ング治具
  2. 【請求項 2】該ばね部は、円形をした蓋部に溶接等に
    よって固着され、蓋部の表面には、概略L字形の把手板
    が設けられていることを特徴としている請求項1記載の
    マスキング治具
  3. 【請求項 3】尚、該マスキング治具には、燃料パイプ
    との締付後、塗料がパイプ内に侵入することが無いよう
    圧着されるシリコンゴムを有し、また該シリコンゴムは
    概略L字状の断面を持ち、リング状に成形され、マスキ
    ング治具が燃料パイプに装着した際、燃料パイプの縁部
    を覆うような形状を持ち、ばね部の周囲に配置され蓋部
    と組合わせられたことを特徴とする請求項1記載のマス
    キング治具
JP1995003700U 1995-03-16 1995-03-16 燃料パイプ塗装用マスキング治具 Expired - Lifetime JP3015903U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101960702B1 (ko) * 2018-11-30 2019-03-21 주식회사 테시스 마스킹 플레이트

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