JP3015285B2 - 注射器兼容器 - Google Patents
注射器兼容器Info
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Description
人体などの生体に投与するための注射器兼容器に関し、
詳しくは不安定な薬を該注射器兼容器内に入れて製剤す
る工程の効率的な操業を実現できる注射器兼容器に関す
るものである。
は、無菌室内でガラス製容器内に単に注入・充填する方
法、または希い原料薬液を注入した後に濃縮、乾燥する
凍結乾燥製剤法などがあるが、いずれも投与時には該容
器内の薬品を注射用蒸留水に溶解して規定の濃度にした
後に、注射器に薬液を吸い上げ、注射針を経由して投与
していた。近年、1本の注射筒内を複数の室に分割する
などの手段により、薬品、栄養剤などと注射用蒸留水な
どの希釈用液体の両方を安定に保存できて、投与時には
室の間を連通させることにより該容器内で薬品を規定濃
度に希釈し、そのまま先端部に取り付けた注射針を経て
投与できる注射器兼容器が提案されている。希釈操作の
確実性や薬品を取り出すことがなく迅速な投与が可能で
あることなど、種々の優れた特徴から、広く普及してき
た。このような注射器兼容器を用いた製剤の方法は、注
射筒、滑栓、ゴム栓などの器具表面の塵埃を洗浄し、滅
菌(普通は加熱による)しておき、一方充填する医薬品
については原料薬液中の微粒子などを濾過した程度に精
製し、無菌室内で無菌状態にて該薬液を該注射筒兼容器
内に充填し、ゴム栓、キャップで密封し、最後に高圧蒸
気滅菌工程を得て、薬剤の入った注射器として製品とな
っている。また近時、上記のような注射器兼容器内に薬
品を保存し、投与する上で、品質や、衛生性の面から種
々の問題が見い出されてきており、これを改善するため
に本発明者らもすでに、特開平6−209996号公
報、特開平6−254160号公報、特願平6−149
771号明細書にて新規な注射器兼容器を提案してい
る。
は何れも、注射器への薬剤充填は複雑な作業工程であ
り、加熱滅菌における薬液の力価の低下等の品質に関す
る問題、滅菌工程の簡素化、製剤装置のコスト低減な
ど、医薬品の長期にわたる品質保持と商品価格低減その
他解決すべき問題が多々残っている現状である。本発明
は、特に不安定な薬剤や、力価保持の必要のある薬剤等
を充填された注射器兼容器製剤を製造するにあたり、特
に滅菌工程を経た注射器兼容器内に非常に速やかに薬剤
を充填できて、医薬品の品質保持向上と作業工程の簡略
化、作業性向上を実現できる、新規な構造の注射器兼容
器の提供を、解決すべき課題とするものである。
の手段として本発明は、1)注射筒、2)該注射筒の開放端
を封止する密封栓、3)該開放端と該密封栓との上に被せ
る開放端キャップ、4)該注射筒の注射針取りつけ側端部
の先端口を封止するゴム栓、及び 5)該ゴム栓と該先端
口との上に被せる頭キャップ、を少なくとも有してなる
注射器兼容器において、該頭キャップは該ゴム栓及び該
筒の先端口側を密着被覆する略筒状の固定部、該固定部
天面から突出し固定部内部空間と連通する管状の細円筒
体及び該細円筒体先端キャップとからなり、該固定部の
内壁には先端口側の開放端から天面側に向かう複数の窪
を有し、該頭キャップの天面内壁に該ゴム栓を固着した
ものを該先端口に半打栓状態に保持するとき、該窪は筒
内部と外部とを連通する通路を形成できるものであるこ
とを特徴とする注射器兼容器を提供する。本発明の特に
好ましい実施態様として、上記ゴム栓が平板状であり、
上記頭キャップの内壁に設けた突起を該先端口に係止さ
せて半打栓状態を保持するものであることを特徴とする
上記注射器兼容器が挙げられる。本発明の特に好ましい
他の実施態様として、上記ゴム栓が切欠きを持つ脚付き
であり、該脚部外周に設けた突起を該該先端口に係止さ
せて半打栓状態を保持するとき、該切欠き部分と固定部
内部空間及び該窪が連通して上記通路を形成できるもの
であることを特徴とする上記注射器兼容器が挙げられ
る。本発明の特に好ましいたの実施態様として、上記注
射筒は先端口側外壁に突起を有し、上記ゴム栓及び上記
頭キャップを完全に打栓したさいに、頭キャップの開放
端側内壁に設けた下部突起と上記先端口側外壁の突起と
が係合するものであることを特徴とする上記注射器兼容
器が挙げられる。本発明の特に好ましい他の実施態様と
して、上記注射筒は筒内が一室のものであるか、または
筒内が他の密封栓で二室に分割されており筒の略中央部
に設けたバイパス溝で二室を連通できるものであること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
の注射器兼容器が挙げられる。
の構造、作用機構及びその他の特徴を実施例を挙げて詳
細に説明する。図1の(a),(b)及び(c)は本発
明の一実施例である注射器兼容器の注射器兼容器本体部
分、押棒及び針部を個別に示す概略断面図である。図1
の(a)は注射器兼容器1の注射筒(筒と略す)2の筒
軸方向の概略断面図であり、筒2の開放端3はゴム等の
弾性体からなる滑栓を兼ねる密封栓4を嵌挿して封止さ
れており、さらに外側から開放端キャップ6を被せて密
封栓の脱落を防止している。該密封栓4は後部に螺旋形
の凹部9を有し、該凹部9に図1の(b)に示す押棒の
凸形の螺旋部8を嵌合して押棒を取り付け、該押棒を押
して密封栓4を先端口10側に移動させることにより筒
2内の薬(濃縮薬)7を押し流して、投与できるように
なっている。また、該開放端3の外周には突起5を設け
てキャップとの係合を確実にし、気密性を高めている。
端口10となっており、先端口10はゴム栓11を密着
して封止し、その上から頭キャップ12を被せてゴム栓
11を固定すると共に、封止を確実にし、気密性を高め
てある。筒2内は上記のように気密性が確保されている
ので、筒2内の凍結乾燥による濃縮薬等の薬7は長期に
わたり保存されてもその品質低下のおそれはない。
ゴム栓11に密着してカバーできる略円筒形状の本体で
ある固定部13と、該固定部13の天面16から突出
し、固定部13の内部と連通する管状の細円筒体17と
からなる。該細円筒体17先端はキャップ18にて覆わ
れる。
固定部13の内部構造にある。図2は本発明に係る頭キ
ャップの断面図であり、図2のA−A′断面、B−B′
断面、C−C′断面をそれぞれ図3の(A),(B),
(C)に示す。図2及び図3に示すように、固定部13
内壁には頭キャップ12の開放端14側から軸方向に凹
形溝状の窪15が複数本設けてあり、窪15の長さ
(L)は後述するように半打栓状態としたときにキャッ
プ内に保持される筒2の先端口部分の軸方向長さ(H)
より長くなるように設計される。また、固定部13の内
壁20には半径方向断面において該窪15とは重ならな
い位置に、複数の上部突起25が設けられ、該上部突起
25の下端は開放端14からの長さ(H)に位置されて
いる。該上部突起25は頭キャップ12を先端口10上
に支持して半打栓状態に保持するための安定止板となる
ものである。開放端14に続く内壁には、窪15に重な
らない位置に複数の下部突起24が内壁20の円周に沿
って設けられ、該下部突起24は後述するように筒2の
先端口10側の外壁に設けられた突起に係合して頭キャ
ップ12の固定を確実にする。
明するための概略断面図である。注射器兼容器の各部品
をそれぞれ予め滅菌した後、開放端3を密封栓4で密封
し開放端キャップ6で固定した筒2内に、別途滅菌され
た薬液を注入、充填する。頭キャップ12は細円筒体1
7にキャップ18を被せ、また天面16の内壁面にゴム
栓11を接着しておき、これを筒2の先端口10側に被
せるが、このとき固定部13の内壁20の上部突起25
が、先端口10の口縁に載ることにより、頭キャップ1
2は完全には打栓されずに係止した状態に保持される
(図4)。この状態を半打栓状態という。このとき上部
突起25の下端は開放端14から(H)の位置にあり、
窪15の長さは(H)より長い(L)である。従って、
窪15の終端は先端口10の上縁よりも上側に位置し、
先端口10の上縁との間に筒2内に通じる通路27が形
成される。
側に頭キャップを半打栓状態に被せた状態で濃縮槽内に
移送し、筒2の内外を減圧又は真空雰囲気に保持するこ
とにより、筒2内の薬液の溶媒は蒸発し、蒸気26は通
路27を排気口として筒内から排気され、薬液,乾燥さ
れる。好ましくは原料薬液の温度を0〜−30℃程度に
冷却して、凍結乾燥する。当然のことながら、これらの
一連の操作は全て無菌状態で行う。薬液が完全に乾燥し
た後に、同濃縮槽内で頭キャップ12とゴム栓11とを
筒2の先端口側に完全に打栓して筒2内を密封すること
により、完成した製剤となる。
施態様を説明する概略断面図であり(a)に示すように
頭キャップ12を半打栓状態で窪15を通路(排気口)
27として薬液を濃縮乾燥し、(b)に示すように薬液
濃縮終了後には完全に打栓して、開放端14に続く内壁
20の下部突起24を先端口10側の筒2の外壁に設け
られた環状突起30に係合して密封を確実なものとして
いる。
施態様を説明する概略断面図であり注射器兼容器の筒2
9は図4と同様に先端口10の外側に環状突起30を有
するものである。本例ではゴム栓33として天面下面に
脚31を有し、該脚31は外周部に脚部突起32を有し
ておりこの脚部突起32で先端口10の上縁に係止して
半打栓状態を保持できる。また、脚部31には切欠き3
4を有しており、半打栓状態ではこの切欠き34部分と
頭キャップ35の固定部13内部の空間及び窪15が連
通した通路27を形成し、濃縮乾燥時の蒸気26の排気
口として作用できる。さらに、本例では窪15には開放
端14側で断面が図5に示すような突起36を形成して
あり、この突起部分が先端口10の筒2の外壁に設けら
れた環状突起30に係合して密封を確実なものとしてい
る。
態にしたときに通路を形成できる窪を固定部内壁に有す
る頭キャップを用いる点を第一の特徴とするもであり、
ゴム栓形状は図1に示したような平板状であってもよい
し、図6に示す脚付きゴム栓であってもよい。半打栓状
態とするための手段は前述のように頭キャップの内壁に
上部突起を設けるか、又は組み合わせるゴム栓の脚部外
周に脚部突起を設けることによってもよい。さらに確実
な係止のために両者をくみえわせてもよい。また、完全
に打栓とたときの密封性の確保きためには頭キャップの
開放端内壁に下部突起24を設けてもよいし、窪部分を
含めて開放端に続く内壁部分を突出させてもよい(図
5)。
の形状は上述のように先端口側外壁に突起30を設けて
もよいし、設けないものでも本発明の範囲に含まれてい
る。図7は本発明の一実施例である注射筒内が二室に分
割された注射器兼容器(注射器と略す)に2種類の薬液
を充填している状態を示す概略断面図である。注射器兼
容器の筒37は開放端38を第2密封栓39と開放端キ
ャップ40にて密封し、筒37のほぼ中央にはバイパス
溝41を有し、バイパス溝41よりに第1密封栓42を
置き、第1密封栓42と第2密封栓39との間の室には
注射用の精製水43が充填されており、また第1密封栓
42と先端口10の間の室内には薬(濃縮薬)7を保持
している。筒37の先端口10には脚付きゴム栓33を
頭キャップ35にて固定し、頭キャップ35の天面には
細円筒体44が突出し、該細円筒体44はキャップ45
で密封されている。頭キャップ35の固定部内壁には窪
15が設けてある。
品を充填した製剤を使用する、人体等に投与する場合に
は、図1のタイプにおいては、別に用意した注射針付き
注射器内に希釈液を充填しておき、該注射針を頭キャッ
プ14の細円筒体17よりゴム栓を刺通して差し込み、
希釈液を筒内に移注し、筒内の濃縮薬を溶解、希釈す
る。次に図1の(c)に示す両頭針の中空針21を細円
筒体17に挿入して、針基22を細円筒体先端に固定
し、一方密封栓4には同図の(b)に示す押棒を取り付
け、該押棒を筒2内に押し込むことにより、希釈された
薬液を投与針23内を経由して投与する。
水43を保持する注射器兼容器の製剤の場合、まず第一
密封栓42と第二密封栓39との間に形成される空間
(室)内に注射用精製水43を充填する。次に第一密封
栓42と筒先端口10との間に形成される空間(室)内
に希い原料薬剤を充填し、脚付きゴム栓33が頭キャッ
プ35の天面内壁に固着した状態にして、脚付きゴム栓
33の脚外周の突起32が筒の先端口10に係止するよ
うに頭キャップ35を被せる。すなわち半打栓状態にす
る。この半打栓状態で筒29内を減圧又は真空にする
と、希い原料薬液の蒸気26は脚付きゴム栓33の切欠
き34と、固定部内空間及び窪15により形成される通
路27を流出口として筒外へ排気される。薬液が濃縮、
乾燥された後、速やかに濃縮槽内にて頭キャップ35を
完全に打栓することにより、先端口10をゴム栓33と
頭キャップ35で衛生的に密封できる。
る窪を有する頭キャップを少なくとも有する注射筒にお
いて、高圧蒸気にて筒、ゴム栓などを完全殺菌を行なう
際に、高圧蒸気の流れを円滑にし、排気速度を向上させ
るために窪は複数個であることが好ましい。特に脚付き
ゴム栓としては切欠きを二個有するものが汎用さている
ので、これと組み合わせるものには窪を二個有するもの
が好適である。
しては、汎用合成樹脂即ちポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリサルホン、
ポリメチルペンテン、ポリアリレート、ポリアミド、変
性フェニレンオキシド及び液晶エステルからなる群から
選ばれる1種以上、或いは上記の合成樹脂に酸化ケイ
素、酸化アルミニウム、合成繊維、クレー、老化防止
剤、加工助剤などを公知技術に従い配合したもの等を適
宜選択することができる。いずれにしても薬品などに対
する衛生性を満足することが望ましい。これらの配合物
を公知技術に従い均一に混練りして金型に射出成形する
等、各種の公知の加工技術を適用し成形することができ
る。また、本発明の注射器兼容器となる筒部分に関して
も頭キャップと同様の材質であっても、異なる材質であ
ってもよく、成形に関しては同様に公知技術を適用する
ことができる。さらに、ゴム栓、密封栓(滑栓)、キャ
ップ、押棒、両頭針等に関してもこの種の技術分野で公
知の材質に公知技術を適用して成形することができる。
頭キャップに先端口側の開放端からある長さの窪を設け
ることによって、半打栓状態でこの窪が筒内と外部を連
通する通路とできるので、注射器、ゴム栓、滑栓を組立
てた状態で高圧蒸気滅菌することができる。また、滅菌
後に簡単な操作で速やかに衛生的に薬剤を充填し、濃
縮,乾燥,真空凍結乾燥などの処理ができ、充填室内で
キャップとゴム栓にて注射筒内に薬剤を密封できる。ゴ
ム栓をキャップ天面内壁に予め接着等により密着してお
くことにより作業は的確かつ迅速用意に行える。従っ
て、極めて衛生的に、効率良く薬品の容器を兼ねた注射
器組立体として製剤できる上に、筒内の密封性を従来品
より向上できる。また、本発明の頭キャップの天面の細
円筒体は、薬剤投与時に筒内への希釈水の注入口とし
て、また投与濃度に希釈された薬液の流出路として、さ
らに中空針や投与針の取り付け部として作用できる。
器兼容器本体部分、押棒及び針部を個別に示す概略断面
図である。
る概略断面図である。
断面及びC−C′断面をそれぞれ示す断面図である。
ップの作用を説明するための概略断面図である。
ップの作用を説明するための概略断面図である。
ップの作用を説明するための概略断面図である。
二室タイプの注射筒に脚付きゴム栓を用いた例を示す概
略説明図である。
開放端、4 密封栓(滑栓)、 5 突起、
6 開放端キャップ、7 薬(濃縮薬)、
8 螺旋部、 9 凹形螺旋、10 先端
口、 11 ゴム栓、 12 頭キャ
ップ、13 固定部、 14 開放端、
15 窪、16 天面、 17 細円
筒体、 18 キャップ、19 キャップ、
20 内壁、 21 中空針、22 針
基、 23 投与針、 24 下部
突起、25 上部突起、 26 蒸気、
27 通路、28 先端口フランジ、 29 注
射筒、 30 先端口突起、31 脚、
32 脚部突起、 33 脚付きゴム栓、
34 切欠き、 35 頭キャップ、 3
6 突起、37 注射筒、 38 開放端、
39 第二密封栓、40 開放端キャップ、
41 バイパス溝、 42 第一密封栓、43 精
製水、L 窪の長さ、 H 上部突起下端
から開放端までの長さ。
Claims (5)
- 【請求項1】 1)注射筒、2)該注射筒の開放端を封止す
る密封栓、3)該開放端と該密封栓との上に被せる開放端
キャップ、4)該注射筒の注射針取りつけ側端部の先端口
を封止するゴム栓、及び 5)該ゴム栓と該先端口との上
に被せる頭キャップ、を少なくとも有してなる注射器兼
容器において、該頭キャップは該ゴム栓及び該筒の先端
口側を密着被覆する略筒状の固定部、該固定部天面から
突出し固定部内部空間と連通する管状の細円筒体及び該
細円筒体先端キャップとからなり、該固定部の内壁には
先端口側の開放端から天面側に向かう複数の窪を有し、
該頭キャップの天面内壁に該ゴム栓を固着したものを該
先端口に半打栓状態に保持するとき、該窪は筒内部と外
部とを連通する通路を形成できるものであることを特徴
とする注射器兼容器。 - 【請求項2】 上記ゴム栓が平板状であり、上記頭キャ
ップの内壁に設けた突起を該先端口に係止させて半打栓
状態を保持するものであることを特徴とする請求項1記
載の注射器兼容器。 - 【請求項3】 上記ゴム栓が切欠きを持つ脚付きであ
り、該脚部外周に設けた突起を該該先端口に係止させて
半打栓状態を保持するとき、該切欠き部分と固定部内部
空間及び該窪が連通して上記通路を形成できるものであ
ることを特徴とする請求項1記載の注射器兼容器。 - 【請求項4】 上記注射筒は先端口側外壁に突起を有
し、上記ゴム栓及び上記頭キャップを完全に打栓したさ
いに、頭キャップの開放端側内壁に設けた下部突起と上
記先端口側外壁の突起とが係合するものであることを特
徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の注
射器兼容器。 - 【請求項5】 上記注射筒は筒内が一室のものである
か、または筒内が他の密封栓で二室に分割されており筒
の略中央部に設けたバイパス溝で二室を連通できるもの
であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載の注射器兼容器。
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JPH0928798A (ja) | 1997-02-04 |
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