JP3014926U - ピルファープルーフ特性を有するキャップ - Google Patents

ピルファープルーフ特性を有するキャップ

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JP3014926U
JP3014926U JP1994014803U JP1480394U JP3014926U JP 3014926 U JP3014926 U JP 3014926U JP 1994014803 U JP1994014803 U JP 1994014803U JP 1480394 U JP1480394 U JP 1480394U JP 3014926 U JP3014926 U JP 3014926U
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JP
Japan
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bridge portion
cap
wide bridge
score
skirt
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JP1994014803U
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滋夫 荒井
昌明 根垣
二郎 田中
俊弘 植田
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Suntory Ltd
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Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スカート下端部が容器に残存したり、スカー
ト下端部を分離したときに三角形状の突起が発生するこ
とを防止する。 【構成】 キャップ1は、キャップ本体2と該キャップ
本体2の下端に周方向のミシン部3を介して延在するス
カート下端部4からなり、ミシン部3の幅広ブリッジ部
7には、弱化ラインとして、周方向のスコア8と軸方向
のスプリット9が形成されている。幅広ブリッジ部7の
前方縁は、その延長線がスコア8の始端8aを通る軸方
向の基準線Zに対して反時計回りに鋭角(a)をなすよ
うに、斜めに形成されている。幅広ブリッジ部7の後方
縁は、スプリット9の始端9aを頂点とする三角形状部
分を内方に折曲した折曲部10を有している。幅広ブリ
ッジ部7の後方縁とスコア8の終端8bとの間隔(b)
は、幅広ブリッジ部7の周方向の幅の5%から30%の
範囲にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はピルファープルーフ特性を有するキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すように、ガラスや合成樹脂製の容器11の口部12を封じる ためのキャップ1として、キャップ本体2と該キャップ本体2の下端に周方向の ミシン部3を介して延在するスカート下端部4とからなり、開封するとミシン部 3を境にキャップ本体2とスカート下端部4が分離されるようにしたピルファー プルーフ特性を有するものが使用されている。
【0003】 この種のキャップ1は、開封後にスカート下端部4が容器11に残留すると、 容器11を回収して再生する時に取り外さなければならないので、煩雑である。 このため、予め、ミシン部3のブリッジ部6の少なくとも1つを周方向に長い幅 広ブリッジ部7とするとともに、当該幅広ブリッジ部7の開回転方向Rの後方縁 より前記スカート下端部4の下縁近傍まで軸方向に延在するスプリット9を形成 することにより、弱化ラインが設けられている。これにより、キャップ1を開封 すると、図8に示すように、スカート下端部4がスプリット9で周方向に分断さ れ、その断片が幅広ブリッジ部7を介してキャップ本体2とつながるようになっ ている。
【0004】 容器11が小容量で一回で廃棄されるような場合は、スカート下端部4の断片 はキヤップ本体2から分離されることなく容器とともに廃棄される。しかし、近 年におけるように、容器11が大容量化して長期間保存されるようになると、キ ヤップ1は何回も開閉される。この場合、キヤップ本体2にスカート下端部4が つながったままであると開閉の邪魔になるので、スカート下端部4の断片は、開 封後に直ちにキャップ本体2から分離されて廃棄される。このとき、図9に示す ように、キャップ本体2に三角形状の突起Pが残るので、この突起Pによって指 を切ることがあった。そこで、このような突起Pをなるべく残らないようにする とともに、スカート下端部4の断片を分離し易くするために、図8に示すように 、前記幅広ブリッジ部7の開回転方向Rの前方縁より後方縁近傍まで周方向に延 在するスコア8を形成することにより第2の弱化ラインが形成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように幅広ブリッジ部7にスプリット9やスコア8を形 成したとしても、開封時の力の入れ具合によってはスプリット9よりも先にスコ ア8が破断してスカート下端部4がリング状のまま容器11に残存することがあ った。 また、スカート下端部4の断片はスコア8に沿ってキャップ本体2から丁寧に 引き離されるとは限らず、スコア8の方向とは異なる方向に強く引っ張られたり 、時にはキヤップ本体2が容器11につけられた状態のまま引きちぎられたりす ることが多く、分離跡に前述のような三角形状の突起Pが発生するという問題が あった。
【0006】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、スカート下端部が容器に残 存することがないうえ、スカート下端部を分離したときに三角形状の突起が発生 することがなく、分離跡が滑らかになるようにしたピルファープルーフ特性を有 するキャップを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、キャップ本体と該キャップ本体の下端に 周方向のミシン部を介して延在するスカート下端部とからなり、前記ミシン部が 複数のスリットと該スリット間に位置するブリッジ部とで形成され、前記ブリッ ジ部のうち少なくとも一つが周方向に長く形成された幅広ブリッジ部であり、該 幅広ブリッジ部の開回転方向の後方縁を起端として前記スカート下端部の下縁近 傍に位置する終端まで軸方向に延在するスプリットが形成されるとともに、当該 幅広ブリッジ部の開回転方向の前方縁を起端として当該幅広ブリッジ部の開回転 方向の後方縁近傍に位置する終端まで周方向に延在するスコアが形成されたピル ファープルーフ特性を有するキャップにおいて、 前記幅広ブリッジ部の前方縁が、その延長線が前記スコアの始端を通る軸方向 の基準線に対して反時計回り方向に鋭角(a)をなすように、斜めに形成されて いるものである。
【0008】 この考案にかかるキャップにおいて、前記幅広ブリッジ部の後方縁と前記スコ アの終端との間隔(b)が、前記幅広ブリッジ部の周方向の幅の5%から30% の範囲にあるようにしてもよい。また、前記スコアの溝深さは、幅広ブリッジ部 の肉厚の9%から30%の範囲にあるようにしてもよい。さらに、前記幅広ブリ ッジ部の後方縁が、前記スプリットの始端を頂点とする三角形状の部分を内方に 折曲した折曲部を有するようにしてもよい。なお、前記鋭角(a)は、30°〜 75°であるのが好ましい。
【0009】
【作用】
容器に装着された状態からキャップを開回転方向に回すと、ミシン部の幅広ブ リッジ部以外の各ブリッジ部が破断するとともに、幅広ブリッジ部のスプリット 部分が破断することによりスカート下端部が分断される。このとき、スプリット の始端に三角形の折曲部が位置しているので、当該スプリットの始端に応力が集 中してクラックが入り、スプリットは確実に分断される。
【0010】 開封後、キャップ本体につながっているスカート下端部の断片を分離するとき に、どの方向に引っ張っても、鋭角(a)の存在によってスコアの始端に応力が 集中する結果、幅広ブリッジはスコアに沿って滑らかに破断する。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 図1は、本考案によるピルファープルーフ特性を有するキャップ1であって、 容器11の口部12に封止する前の状態を示す。このキャップ1は、厚さ0.2 3mmのアルミニウム合金等の金属板から周知の方法で成形加工され、キャップ 本体2と該キャップ本体2の下端にミシン部3を介して延在するスカート下端部 4とから構成されている。ミシン部3は、周方向に形成された複数のスリット5 と、該スリット5の間に位置するブリッジ部6とからなっている。ブリッジ部6 の一つは、周方向に長い幅広ブリッジ部7となっている。ブリッジ部6の周方向 の幅は1mm、幅広ブリッジ部7の周方向の幅は3mmとなっている。
【0012】 前記幅広ブリッジ部7には、図2に示すように、キャップ本体2の開回転方向 Rの前方側の縁(以下、前方縁という。)を始端8aとし、キャップ本体2の開 回転方向Rの後方側の縁(以下、後方縁という。)の近傍を終端8bとするスコ ア8によって弱化ラインが形成されている。さらに、前記幅広ブリッジ部7の後 方縁を始端9aとし、スカート下端部4の下縁の近傍を終端9bとするスプリッ ト9によって弱化ラインが形成されている。 前記スコア8は、図3(A)に示すように、断面V字形の溝であるのが好まし いが、同図(B)又は(C)に示すような断面レ形の溝であってもよい。
【0013】 幅広ブリッジ部7の前方縁は、当該前方縁の延長線が、前記スコア8の始端8 aを通る軸方向の基準線Zに対して反時計回り方向に鋭角(a)をなすように、 斜めに形成されている。また、幅広ブリッジ部7の後方縁は、図4に詳細に示す ように、前記スプリット9の始端9aを頂点とする三角形状の部分がキャップ1 の内方に向かって折曲された折曲部10を有している。
【0014】 前記スコア8の深さは、幅広ブリッジ部7の肉厚の9%〜30%の範囲が好ま しい。あまりに浅いと弱化ラインとしての機能を果たさないし、深すぎると開栓 時にスコア8が破断して容器に残存する虞れがあるからである。また、前記スプ リット9の深さは、前記スコア8よりも深くすることが好ましい。幅広ブリッジ 部7の前方縁の鋭角(a)は、30°〜75°の範囲が好ましく、45°がさら に好適である。この角度(a)があまりに小さいと応力集中による分断の効果が 発揮できないし、大きすぎるとその加工が困難になるからである。前記幅広ブリ ッジ部7の後方縁と前記スコア8の終端8bとの間隔(b)は、好ましくは前記 幅広ブリッジ部7の周方向の幅の5%から30%、さらに好ましくは6%から1 8%の範囲である。この間隔(b)があまりに狭いと開栓時に幅広ブリッジ部7 が分断されやすく、また広すぎるとスカート下端部4を分離したときに、図9に 示すような突起Pが残りやすくなるからである。
【0015】 前記のように形成されたキャップ1は、図1に示すように、容器11の口部1 2に被せられ、上方から押し付けられて、キャップ1内面に設けたパッキン13 と容器1の口部12が圧接した状態で、ねじ14に沿ってねじ山が形成されると ともに、スカート下端部4の下縁がカールされて容器11の顎部15に係止され る。これにより、容器11の口部12は完全に封止される(図7参照)。
【0016】 次に、キャップ1を開栓するために、図2に示すように、キャップ本体2をR 方向に開回転すると、ねじの進行によってキャップ本体2は軸方向に移動しよう とするが、スカート下端部4は顎部15に係止されて軸方向の移動が拘束されて いるので、キャップ本体2とスカート下端部4を接続しているブリッジ部6が破 断する。ここで、幅広ブリッジ部7は、ブリッジ部6よりも幅広であるので、破 断することはなく、キャップ本体2の軸方向の移動にしたがって、スカート下端 部4のスプリット9より図において右側の部分を引き上げようとする。これに対 し、スカート下端部4のスプリット9に対して図において左側の部分は依然とし て顎部15に係止されているので、スカート下端部4はスプリット9の部分を境 にして分断される。
【0017】 このとき、幅広ブリッジ部7の後方縁には三角形状の折曲部10が形成されて いて、スプリット9の始端9aに応力集中が起こり、クラックが入りやすくなっ ているので、スカート下端部4は確実に分断される。したがって、スカート下端 部4が容器11の顎部15に残存するようなことはない。なお、スカート下端部 4が容器11に残存するか否かは、スコア8の深さにも関係している。すなわち 、スコア8の深さが前述の好ましい範囲外にあって、深すぎる場合には、ブリッ ジ部6が切断されると同時に幅広ブリッジ部7も切断されてしまうので、スプリ ット9が切断されないままスカート下端部4が容器11に残存する。スコア8の 深さが前述の範囲内にあれば、スカート下端部4の残存が防止されることが本願 考案者らにより確認されている。
【0018】 開栓後のキャップ1は、図5に示すように、スプリット9を境に分断されたス カート下端部4が幅広ブリッジ部7を介してキャップ本体2につながった状態で 容器11から外れる。スカート下端部4をキャップ本体2から除去するために、 スカート下端部4の断片を引っ張ると、図3,図4に示すように、幅広ブリッジ 部7の前方縁が鋭角(a)になっているために、どの方向に引っ張ってもスコア 8の始端8aに応力集中が生じ、このスコア8の始端8aからクラックが発生し てスコア8に沿って破断してゆく。そして、このスコア8の後端8bと幅広ブリ ッジ部7の後方縁との間隔(b)が前述の好ましい範囲にあって狭くなっている ので、幅広ブリッジ部7はスコア8の延長線上で分断される。これにより、キャ ップ本体2は、滑らかな分離跡となり、従来のような三角形状の突起P(図9参 照)が発生することがない。
【0019】 スカート下端部4を図5に示すように矢印P方向に引っ張った場合には、スカ ート下端部4が螺旋形になっているために、幅広ブリッジ部7には図6に示すよ うに捩りモーメントM,M´が作用する。このとき、スコア8の始端8aの鋭角 (a)部分だけでなく、折曲部10によって形成された切り込みの先端部10a にも応力集中が生じるので、同図6に示すように、スコア8側と折曲部10側の 両側からクラックが進展する。この結果、幅広ブリッジ部7は滑らかに捩り切ら れる。
【0020】 なお、本考案者らの実験によると、従来のキャップでは50回中12件の突起 の発生があったが、本考案によるキャップによると、わずか1件のみであり、十 分な効果が得られたことが確認されている。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、スプリットの始端近傍に三 角形状の折曲部が形成されているので、スカート下端部はそのスプリット部分で 確実に分断されてキャップ本体とともに容器から離脱するので、スカート下端部 がリング状になって容器に残存することはない。このため、容器回収時に容器に 残存したスカート下端部を取り除く作業が不要となる。
【0022】 また、幅広ブリッジ部の前方縁が鋭角(a)で、幅広ブリッジ部の後方縁とス コアの終端との間隔(b)が狭くなっているので、下端スカート部の断片をどの ように引っ張っても、三角形状の突起がキャップ本体に残ることがない。このた め、キャップ本体よりスカート下端部を分離した跡は、滑らかでかつきれいにな り、指を切る虞れがなく、安全である。
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 容器11が小容量で一回で廃棄されるような場合は、スカート下端部4の断片 はキヤップ本体2から分離されることなく容器とともに廃棄される。しかし、近 年におけるように、容器11が大容量化して長期間保存されるようになると、キ ヤップ1は何回も開閉される。この場合、キヤップ本体2にスカート下端部4が つながったままであると開閉の邪魔になるので、スカート下端部4の断片は、開 封後に直ちにキャップ本体2から分離されて廃棄される。このとき、図9に示す ように、キャップ本体2に三角形状の突起Pが残るので、この突起Pによって指 を切ることがあった。そこで、このような突起Pをなるべく残らないようにする とともに、スカート下端部4の断片を分離し易くするために、図10に示すよう に、前記幅広ブリッジ部7の開回転方向Rの前方縁より後方縁近傍まで周方向に 延在するスコア8を形成することにより第2の弱化ラインが形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 開栓後のキャップ1は、図5に示すように、スプリット9を境に分断されたス カート下端部4が幅広ブリッジ部7を介してキャップ本体2につながった状態で 容器11から外れる。スカート下端部4をキャップ本体2から除去するために、 スカート下端部4の断片を引っ張ると、図4に示すように、幅広ブリッジ部7の 前方縁が鋭角(a)になっているために、どの方向に引っ張ってもスコア8の始 端8aに応力集中が生じ、このスコア8の始端8aからクラックが発生してスコ ア8に沿って破断してゆく。そして、このスコア8の後端8bと幅広ブリッジ部 7の後方縁との間隔(b)が前述の好ましい範囲にあって狭くなっているので、 幅広ブリッジ部7はスコア8の延長線上で分断される。これにより、キャップ本 体2は、滑らかな分離跡となり、従来のような三角形状の突起P(図9参照)が 発生することがない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 スカート下端部4を図5に示すように矢印F方向に引っ張った場合には、スカ ート下端部4が螺旋形になっているために、幅広ブリッジ部7には図6に示すよ うに捩りモーメントM,M´が作用する。このとき、スコア8の始端8aの鋭角 (a)部分だけでなく、折曲部10によって形成された切り込みの先端部10a にも応力集中が生じるので、図6に示すように、スコア8側と折曲部10側の両 側からクラックが進展する。この結果、幅広ブリッジ部7は滑らかに捩り切られ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による封止前のキャップと容器の正面
図である。
【図2】 図1のキャップの幅広ブリッジ部の拡大正面
図である。
【図3】 スコアの種々の溝形状を示す、図2のI−I
線断面図である。
【図4】 図2の幅広ブリッジ部の拡大斜視図である。
【図5】 開栓後の本考案によるキャップの正面図であ
る。
【図6】 幅広ブリッジ部が捩り切られる途中の状態を
示す拡大斜視図である。
【図7】 従来のキャップの封止状態を示す一部破断正
面図である。
【図8】 開栓後の従来のキャップの正面図である。
【図9】 スカート下端部が除去された後の従来のキャ
ップ本体の正面図である。
【図10】 従来のキャップの幅広ブリッジ部の拡大正
面図である。
【符号の説明】
1…キャップ、2…キャップ本体、3…ミシン部、4…
スカート下端部、5…スリット、6…ブリッジ部、7…
幅広ブリッジ部、8…スコア、9…スプリット、10…
折曲部、11…容器、12…口部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 植田 俊弘 大阪府茨木市下穂積4−14−114

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体と該キャップ本体の下端に
    周方向のミシン部を介して延在するスカート下端部とか
    らなり、前記ミシン部が複数のスリットと該スリット間
    に位置するブリッジ部とで形成され、前記ブリッジ部の
    うち少なくとも一つが周方向に長く形成された幅広ブリ
    ッジ部であり、該幅広ブリッジ部の開回転方向の後方縁
    を起端として前記スカート下端部の下縁近傍に位置する
    終端まで軸方向に延在するスプリットが形成されるとと
    もに、当該幅広ブリッジ部の開回転方向の前方縁を起端
    として当該幅広ブリッジ部の開回転方向の後方縁近傍に
    位置する終端まで周方向に延在するスコアが形成された
    ピルファープルーフ特性を有するキャップにおいて、 前記幅広ブリッジ部の前方縁が、その延長線が前記スコ
    アの始端を通る軸方向の基準線に対して反時計回り方向
    に鋭角(a)をなすように、斜めに形成されていること
    を特徴とするピルファープルーフ特性を有するキャッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記幅広ブリッジ部の後方縁と前記スコ
    アの終端との間隔(b)が、前記幅広ブリッジ部の周方
    向の幅の5%から30%の範囲にあることを特徴とする
    請求項1に記載のピルファープルーフ特性を有するキャ
    ップ。
  3. 【請求項3】 前記幅広ブリッジ部のスコアの溝の深さ
    が、当該幅広ブリッジ部の肉厚の9%から30%の範囲
    にあることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
    載のピルファープルーフ特性を有するキャップ。
  4. 【請求項4】 前記幅広ブリッジ部の後方縁が、前記ス
    プリットの始端を頂点とする三角形状の部分を内方に折
    曲した折曲部を有することを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載のピルファープルーフ特性を有するキ
    ャップ。
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