JP3014484B2 - トナー補給装置 - Google Patents
トナー補給装置Info
- Publication number
- JP3014484B2 JP3014484B2 JP3126040A JP12604091A JP3014484B2 JP 3014484 B2 JP3014484 B2 JP 3014484B2 JP 3126040 A JP3126040 A JP 3126040A JP 12604091 A JP12604091 A JP 12604091A JP 3014484 B2 JP3014484 B2 JP 3014484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- opening
- hopper
- closing
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば複写機等の画像
形成装置に備えられた現像装置のトナーホッパーにトナ
ーを補給するトナー補給装置に関するものである。
形成装置に備えられた現像装置のトナーホッパーにトナ
ーを補給するトナー補給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,この種の装置では,トナーを収
容したカートリッジがホッパーの上部に設けられた開口
部に離脱可能に装着される。そして,上記カートリッジ
に収容された上記トナーは,該カートリッジの下部に設
けられた補給口及び上記ホッパーの上記開口部に設けら
れた収容口を通して該ホッパー内へ補給される。その
後,上記カートリッジは,上記ホッパーの上部から取り
外される。上記のような一連のトナー補給作業に際し
て,トナーが外部へ漏れ出ないようにとの配慮から,近
年,例えば特開昭59−36268号公報,特開昭59
−36270号公報或いは特開昭62−978号公報に
開示の技術が提案されている。これらの技術では,ホッ
パーに対するカートリッジの装着動作に連動してカート
リッジをロックしたり或いは該カートリッジやホッパー
に設けられた開閉蓋を開放し得るような配慮がなされ,
誤操作によるトナーの漏洩を防止するようにしている。
容したカートリッジがホッパーの上部に設けられた開口
部に離脱可能に装着される。そして,上記カートリッジ
に収容された上記トナーは,該カートリッジの下部に設
けられた補給口及び上記ホッパーの上記開口部に設けら
れた収容口を通して該ホッパー内へ補給される。その
後,上記カートリッジは,上記ホッパーの上部から取り
外される。上記のような一連のトナー補給作業に際し
て,トナーが外部へ漏れ出ないようにとの配慮から,近
年,例えば特開昭59−36268号公報,特開昭59
−36270号公報或いは特開昭62−978号公報に
開示の技術が提案されている。これらの技術では,ホッ
パーに対するカートリッジの装着動作に連動してカート
リッジをロックしたり或いは該カートリッジやホッパー
に設けられた開閉蓋を開放し得るような配慮がなされ,
誤操作によるトナーの漏洩を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記各公報
に開示の技術では,それぞれロック機構や連動機構を設
けなければならず,構造が複雑化すると共にコスト的に
高価になるという問題点があった。また,トナー補給装
置では,当然ながら補給時のトナー漏れを防止すること
も必須である。上記トナー漏れを低減するためには,カ
ートリッジに設けられた開閉手段は,気密性が保たれた
状態で,円滑に開放されなければならない。これは,上
記開閉手段の開放時にがたつき等が生じると,微粉体で
あるトナーが外部に漏れ出てしまうため,及び上記開閉
手段を開く時間がかかる結果,トナーが一か所に供給さ
れてしまい,ホッパー内のトナー量に偏りが生じるため
である。そこで,本発明が目的とするところは,極めて
簡単且つ安価な構成にて,補給時や誤操作によるトナー
の漏洩や,ホッパー内のトナー量の偏りを防止すること
のできるトナー補給装置を提供することである。
に開示の技術では,それぞれロック機構や連動機構を設
けなければならず,構造が複雑化すると共にコスト的に
高価になるという問題点があった。また,トナー補給装
置では,当然ながら補給時のトナー漏れを防止すること
も必須である。上記トナー漏れを低減するためには,カ
ートリッジに設けられた開閉手段は,気密性が保たれた
状態で,円滑に開放されなければならない。これは,上
記開閉手段の開放時にがたつき等が生じると,微粉体で
あるトナーが外部に漏れ出てしまうため,及び上記開閉
手段を開く時間がかかる結果,トナーが一か所に供給さ
れてしまい,ホッパー内のトナー量に偏りが生じるため
である。そこで,本発明が目的とするところは,極めて
簡単且つ安価な構成にて,補給時や誤操作によるトナー
の漏洩や,ホッパー内のトナー量の偏りを防止すること
のできるトナー補給装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,トナーを収容したカートリッジをホッパーの上
部に設けられた開口部に離脱可能に装着し,上記カート
リッジに収容された上記トナーを該カートリッジの下部
に設けられた補給口及び上記ホッパーの上記開口部に設
けられた収容口を通して該ホッパーへ補給するようにし
たトナー補給装置において,上記ホッパーの上記開口部
に,上記カートリッジとの係合部を有して設けられ,上
記収容口を開閉する開閉蓋と,完全に閉じられた上記開
閉蓋をロックし,上記係合部により上記カートリッジを
上記開閉蓋に係合させる際に上記カートリッジの突起に
より押圧されることによって上記開閉蓋のロックを解除
するロック手段と,上記カートリッジの下部に摺動可能
に設けられ,上記開閉蓋の開閉動作とは独立して上記補
給口を開閉する開閉手段と,上記ホッパーの上記開口部
に設けられ,上記開閉手段が上記カートリッジに対して
閉状態にある時にのみ該カートリッジの係脱を許容し,
上記開閉手段の開閉方向と平行に上記カートリッジの係
脱位置から上記補給口と上記収容口とが対向する装着位
置にかけて該カートリッジを上記ホッパーから離脱不能
の状態で摺動案内する案内手段と,上記ホッパーの上記
開口部に設けられ,上記カートリッジが上記案内手段に
係合された状態で上記開閉手段の上記ホッパーの上記収
容口に対応する領域以上の移動を規制する規制手段とを
具備し,上記係合部により上記カートリッジを上記開閉
蓋に係合させる際に上記ロック手段による上記開閉蓋の
ロックが解除されてから,上記カートリッジを上記案内
手段に沿って移動させることにより,該カートリッジが
ホッパー上部の上記開口部に装着され且つ上記係合部に
より上記カートリッジに係合した上記開閉蓋が開かれ,
上記開閉蓋が完全に開かれたその後,上記開閉手段を開
きうるようにしたことを特徴とするトナー補給装置。
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,トナーを収容したカートリッジをホッパーの上
部に設けられた開口部に離脱可能に装着し,上記カート
リッジに収容された上記トナーを該カートリッジの下部
に設けられた補給口及び上記ホッパーの上記開口部に設
けられた収容口を通して該ホッパーへ補給するようにし
たトナー補給装置において,上記ホッパーの上記開口部
に,上記カートリッジとの係合部を有して設けられ,上
記収容口を開閉する開閉蓋と,完全に閉じられた上記開
閉蓋をロックし,上記係合部により上記カートリッジを
上記開閉蓋に係合させる際に上記カートリッジの突起に
より押圧されることによって上記開閉蓋のロックを解除
するロック手段と,上記カートリッジの下部に摺動可能
に設けられ,上記開閉蓋の開閉動作とは独立して上記補
給口を開閉する開閉手段と,上記ホッパーの上記開口部
に設けられ,上記開閉手段が上記カートリッジに対して
閉状態にある時にのみ該カートリッジの係脱を許容し,
上記開閉手段の開閉方向と平行に上記カートリッジの係
脱位置から上記補給口と上記収容口とが対向する装着位
置にかけて該カートリッジを上記ホッパーから離脱不能
の状態で摺動案内する案内手段と,上記ホッパーの上記
開口部に設けられ,上記カートリッジが上記案内手段に
係合された状態で上記開閉手段の上記ホッパーの上記収
容口に対応する領域以上の移動を規制する規制手段とを
具備し,上記係合部により上記カートリッジを上記開閉
蓋に係合させる際に上記ロック手段による上記開閉蓋の
ロックが解除されてから,上記カートリッジを上記案内
手段に沿って移動させることにより,該カートリッジが
ホッパー上部の上記開口部に装着され且つ上記係合部に
より上記カートリッジに係合した上記開閉蓋が開かれ,
上記開閉蓋が完全に開かれたその後,上記開閉手段を開
きうるようにしたことを特徴とするトナー補給装置。
【0005】
【作用】本発明に係るトナー補給装置においては,カー
トリッジに対して開閉手段が閉状態にある時にのみ該カ
ートリッジをホッパーに対して着脱することができる。
また,トナーの補給中に誤ってカートリッジを操作して
ホッパーから取り外そうとしても,規制手段の作用にて
カートリッジの開閉手段が相対的に閉鎖されることか
ら,上記ホッパーから上記カートリッジを取り外し得る
状態となった時には,上記カートリッジの上記補給口
は,上記開閉手段にて閉鎖された状態となっている。ま
たこのトナー補給装置では,カートリッジの装着により
同時にホッパー開口部を開閉する開閉蓋が開けられる
が,この時カートリッジの補給口は開閉手段により閉じ
られたままの状態であるから,不用意にトナーがカート
リッジからこぼれるといった不都合がない。また,上記
トナー補給装置におけるトナーのホッパーへの補給は,
カートリッジが完全に装着された後に初めて開閉手段を
開いて行われる。一般に摺動部はトナー漏れを防ぐため
に気密に形成されているが,摺動されるのは基本的に開
閉手段のみであるから負荷は軽く,その結果,開閉手段
を開く動作は極めて円滑なものとなる。従って,開閉手
段の開放時にもトナーが装置外に漏れ難く,また所望の
位置にトナーを沢山供給するといったトナー供給量の偏
り防止が簡単に行いうるようになる。また,上記開閉蓋
が完全に閉じられると,ロック手段により上記開閉蓋は
ロックされる。上記開閉蓋のロックは,カートリッジを
上記開閉蓋に係合させる際に上記ロック手段がカートリ
ッジの突起に押圧されたときのみ解除される。このた
め,不用意に開閉蓋に接触して開閉蓋が開いてしまい,
そこからトナーが飛散してしまうようなことが防止され
る。
トリッジに対して開閉手段が閉状態にある時にのみ該カ
ートリッジをホッパーに対して着脱することができる。
また,トナーの補給中に誤ってカートリッジを操作して
ホッパーから取り外そうとしても,規制手段の作用にて
カートリッジの開閉手段が相対的に閉鎖されることか
ら,上記ホッパーから上記カートリッジを取り外し得る
状態となった時には,上記カートリッジの上記補給口
は,上記開閉手段にて閉鎖された状態となっている。ま
たこのトナー補給装置では,カートリッジの装着により
同時にホッパー開口部を開閉する開閉蓋が開けられる
が,この時カートリッジの補給口は開閉手段により閉じ
られたままの状態であるから,不用意にトナーがカート
リッジからこぼれるといった不都合がない。また,上記
トナー補給装置におけるトナーのホッパーへの補給は,
カートリッジが完全に装着された後に初めて開閉手段を
開いて行われる。一般に摺動部はトナー漏れを防ぐため
に気密に形成されているが,摺動されるのは基本的に開
閉手段のみであるから負荷は軽く,その結果,開閉手段
を開く動作は極めて円滑なものとなる。従って,開閉手
段の開放時にもトナーが装置外に漏れ難く,また所望の
位置にトナーを沢山供給するといったトナー供給量の偏
り防止が簡単に行いうるようになる。また,上記開閉蓋
が完全に閉じられると,ロック手段により上記開閉蓋は
ロックされる。上記開閉蓋のロックは,カートリッジを
上記開閉蓋に係合させる際に上記ロック手段がカートリ
ッジの突起に押圧されたときのみ解除される。このた
め,不用意に開閉蓋に接触して開閉蓋が開いてしまい,
そこからトナーが飛散してしまうようなことが防止され
る。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係るトナー補給装置を構
成するホッパーの外観斜視図,図2は図1における正断
面図,図3は図1における要部平面図,図4は図3にお
ける側断面図,図5は上記トナー補給装置を構成するカ
ートリッジの正断面図,図6は上記カートリッジの側断
面図,図7は上記ホッパーに上記カートリッジを装着し
た状態での図2の相当図,図8は図7における要部平面
図,図9は上記ホッパーに装着可能な他の実施例に係る
均し部材を示すものであって,(A)は平面図,(B)
は(A)におけるA−A´矢視断面図,(C)は(A)
における正面図,(D)は(A)におけるB−B´矢視
断面図,図10〜図14は上記ホッパーに対する上記カ
ートリッジの着脱に際しての操作手順を示す説明図であ
る。この実施例に係るトナー補給装置は,図1〜図8に
示す如く,感光体ドラム1の表面に近接して配備される
現像装置2のホッパー3と,トナーを収容し,上記ホッ
パー3の上部に離脱可能に装着されるカートリッジ4と
を有して構成されている。上記現像装置2では,現像ハ
ウジング5の内部に,混合ローラ6,攪拌パドル7,現
像スリ−ブ8,穂切板9及び仕切板10等を有してお
り,上記現像ハウジング5の上部には,上記ホッパー3
を構成するホッパーハウジング11が併設されている。
上記ホッパーハウジング11内部には,複数のトナー送
り部材12,13,14及びトナー補給ローラ15等を
有している。上記カートリッジ4では,図5,図6に示
す如く,カートリッジ本体16の下部に開口されたトナ
ーの補給口17を開閉するシャッタ18が,把手18a
を具備して矢印19a ,19b 方向へ摺動可能に配備さ
れている。上記シャッタ18の閉切側端部の両側には,
一組の突起20,20が下方に向けて突設されている。
上記突起20は,後述する均し部材と係合し,該カート
リッジ4の上記ホッパー3に対する着脱操作及び上記シ
ャッタ18の開閉操作に伴って上記均し部材を動作させ
るためのものである。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係るトナー補給装置を構
成するホッパーの外観斜視図,図2は図1における正断
面図,図3は図1における要部平面図,図4は図3にお
ける側断面図,図5は上記トナー補給装置を構成するカ
ートリッジの正断面図,図6は上記カートリッジの側断
面図,図7は上記ホッパーに上記カートリッジを装着し
た状態での図2の相当図,図8は図7における要部平面
図,図9は上記ホッパーに装着可能な他の実施例に係る
均し部材を示すものであって,(A)は平面図,(B)
は(A)におけるA−A´矢視断面図,(C)は(A)
における正面図,(D)は(A)におけるB−B´矢視
断面図,図10〜図14は上記ホッパーに対する上記カ
ートリッジの着脱に際しての操作手順を示す説明図であ
る。この実施例に係るトナー補給装置は,図1〜図8に
示す如く,感光体ドラム1の表面に近接して配備される
現像装置2のホッパー3と,トナーを収容し,上記ホッ
パー3の上部に離脱可能に装着されるカートリッジ4と
を有して構成されている。上記現像装置2では,現像ハ
ウジング5の内部に,混合ローラ6,攪拌パドル7,現
像スリ−ブ8,穂切板9及び仕切板10等を有してお
り,上記現像ハウジング5の上部には,上記ホッパー3
を構成するホッパーハウジング11が併設されている。
上記ホッパーハウジング11内部には,複数のトナー送
り部材12,13,14及びトナー補給ローラ15等を
有している。上記カートリッジ4では,図5,図6に示
す如く,カートリッジ本体16の下部に開口されたトナ
ーの補給口17を開閉するシャッタ18が,把手18a
を具備して矢印19a ,19b 方向へ摺動可能に配備さ
れている。上記シャッタ18の閉切側端部の両側には,
一組の突起20,20が下方に向けて突設されている。
上記突起20は,後述する均し部材と係合し,該カート
リッジ4の上記ホッパー3に対する着脱操作及び上記シ
ャッタ18の開閉操作に伴って上記均し部材を動作させ
るためのものである。
【0007】上記カートリッジ本体16の下面側であっ
て上記補給口17に隣接する位置に,一組の突起21,
21が下方に向けて突設されている。上記突起21は,
上記ホッパー3の後述する開閉蓋のロックを解除して上
記カートリッジ4の装着動作に伴って上記開閉蓋を開放
する作用を成す。上記ホッパー3では,図1〜図4に示
す如く,ホッパーハウジング11の上部に開口部22が
形成され,該開口部22には,上記カートリッジ4内の
トナーを収容するための収容口23が開設されている。
上記開口部22の長手方向両側部には,断面視で略L字
形状に形成された一組のレール24,24が相互に向か
い合うようにして配設されており,該レール24,24
には,上記収容口23を開閉する上述の開閉蓋25が矢
印19a ,19b 方向へ摺動可能に嵌め込まれている。
上記開閉蓋25の上面の一端部側には,上記カートリッ
ジ4を上記ホッパー3に装着する際の位置決め用の突出
部26が形成されており,該開閉蓋25は,上記収容口
23を閉鎖した状態にある時,その閉切側端部において
一組のフック(ロック手段の一例)27,27にて係止
(ロック)されている。上記フック27,27は,例え
ば板バネ部材にて形成されており,上下方向へ弾性的に
変位可能である。そして,上記カートリッジ4を上記開
口部22に装着する際,該カートリッジ4の突起21,
21にて上記フック27,27が下方へ押し込まれるこ
とにより,該フック27,27と上記開閉蓋25の端部
との係合が解除され,該開閉蓋25は,矢印19b 方向
へ移動可能な状態となる。上記開閉蓋25が上記フック
27,27にて係止されている間は,上記開閉蓋25に
不用意に接触しても,上記開閉蓋25が開くことはな
い。そして,上記開閉蓋25が,矢印19 b 方向へ移動
可能な状態において,上記突起21,21により上記開
閉蓋25が矢印19b 方向へ押し込まれることにより,
上記開閉蓋25が開放される。上記レール24,24
は,上記シャッタ18が上記カートリッジ4に対して閉
状態にある時にのみ上記突起20,21を上記ホッパー
3側へ侵入させて該カートリッジ4の係脱を許容し得る
ように,上記カートリッジ4の係脱位置に対応させて開
放されており,上記シャッタ18の開閉方向(矢印19
a ,19b 方向)と平行に上記カートリッジ4の係脱位
置から上記カートリッジ4の補給口17と上記ホッパー
3の収容口23とが対向する装着位置にかけて該カート
リッジ4を上記ホッパー3の開口部22から離脱不能の
状態で摺動案内する作用をもなす。
て上記補給口17に隣接する位置に,一組の突起21,
21が下方に向けて突設されている。上記突起21は,
上記ホッパー3の後述する開閉蓋のロックを解除して上
記カートリッジ4の装着動作に伴って上記開閉蓋を開放
する作用を成す。上記ホッパー3では,図1〜図4に示
す如く,ホッパーハウジング11の上部に開口部22が
形成され,該開口部22には,上記カートリッジ4内の
トナーを収容するための収容口23が開設されている。
上記開口部22の長手方向両側部には,断面視で略L字
形状に形成された一組のレール24,24が相互に向か
い合うようにして配設されており,該レール24,24
には,上記収容口23を開閉する上述の開閉蓋25が矢
印19a ,19b 方向へ摺動可能に嵌め込まれている。
上記開閉蓋25の上面の一端部側には,上記カートリッ
ジ4を上記ホッパー3に装着する際の位置決め用の突出
部26が形成されており,該開閉蓋25は,上記収容口
23を閉鎖した状態にある時,その閉切側端部において
一組のフック(ロック手段の一例)27,27にて係止
(ロック)されている。上記フック27,27は,例え
ば板バネ部材にて形成されており,上下方向へ弾性的に
変位可能である。そして,上記カートリッジ4を上記開
口部22に装着する際,該カートリッジ4の突起21,
21にて上記フック27,27が下方へ押し込まれるこ
とにより,該フック27,27と上記開閉蓋25の端部
との係合が解除され,該開閉蓋25は,矢印19b 方向
へ移動可能な状態となる。上記開閉蓋25が上記フック
27,27にて係止されている間は,上記開閉蓋25に
不用意に接触しても,上記開閉蓋25が開くことはな
い。そして,上記開閉蓋25が,矢印19 b 方向へ移動
可能な状態において,上記突起21,21により上記開
閉蓋25が矢印19b 方向へ押し込まれることにより,
上記開閉蓋25が開放される。上記レール24,24
は,上記シャッタ18が上記カートリッジ4に対して閉
状態にある時にのみ上記突起20,21を上記ホッパー
3側へ侵入させて該カートリッジ4の係脱を許容し得る
ように,上記カートリッジ4の係脱位置に対応させて開
放されており,上記シャッタ18の開閉方向(矢印19
a ,19b 方向)と平行に上記カートリッジ4の係脱位
置から上記カートリッジ4の補給口17と上記ホッパー
3の収容口23とが対向する装着位置にかけて該カート
リッジ4を上記ホッパー3の開口部22から離脱不能の
状態で摺動案内する作用をもなす。
【0008】上記レール24,24の下方には,該レー
ル24,24と平行に一組のレール28,28が延設さ
れており,該レール28,28には,上述した均し部材
29が摺動自在に嵌装されている。上記均し部材29
は,上記開口部22から下方に向けて突設されており,
上記カートリッジ4から落下して上記ホッパー3内に築
かれたトナーの盛り上がりを切り崩して均す作用をな
す。上記均し部材29では,その中央部にトナー通過用
の開口29a を有する。更に,この均し部材29は,往
復動時にポッパー3の比較的スペースの広い図3におけ
る右側方向(図2におけるトナー補給ローラ15側)に
切り崩したトナーを積極的に押し流すことができるよう
に,移動方向に関して略直角の方向の両側面は,移動方
向の右側部が左側部よりも遅れるように傾斜して形成さ
れている。このことにより,トナーをホッパー3内部で
より均等に均すことができ,更にトナー補給ローラ15
周辺にトナーを準備しておくことができる。
ル24,24と平行に一組のレール28,28が延設さ
れており,該レール28,28には,上述した均し部材
29が摺動自在に嵌装されている。上記均し部材29
は,上記開口部22から下方に向けて突設されており,
上記カートリッジ4から落下して上記ホッパー3内に築
かれたトナーの盛り上がりを切り崩して均す作用をな
す。上記均し部材29では,その中央部にトナー通過用
の開口29a を有する。更に,この均し部材29は,往
復動時にポッパー3の比較的スペースの広い図3におけ
る右側方向(図2におけるトナー補給ローラ15側)に
切り崩したトナーを積極的に押し流すことができるよう
に,移動方向に関して略直角の方向の両側面は,移動方
向の右側部が左側部よりも遅れるように傾斜して形成さ
れている。このことにより,トナーをホッパー3内部で
より均等に均すことができ,更にトナー補給ローラ15
周辺にトナーを準備しておくことができる。
【0009】なお,上記均し部材29は,上述したよう
に上記カートリッジ4に設けられた突起20と係合する
ことにより動作させられるが,該均し部材29と突起2
0とは上記カートリッジ4がその係脱位置にある時にの
み離脱可能に係合し得るように,上記均し部材29の上
記突起20との係合用の係合穴29b,29b は,上記
レール24,24の端部から外れた位置で開口するよう
に配慮されている(図1参照)。尚この場合,上記のよ
うな均し部材29に代えて,図9に示すような均し部材
30を用いることも可能である。上記均し部材30で
は,同図に示す如く,その中央部にトナー通過用の開口
30a を有し,その移動方向に関して略直角方向の両側
面は,平面視で相互に平行に所定角度傾斜して形成され
ている。従って,上記均し部材30を用いてトナーの盛
り上がりを切り崩す際には,その往動作と復動作とでは
トナーの押し流し方向が逆方向となり,より効果的にト
ナーを均すことができる。更に,上記ホッパー3の開口
部22には,上記均し部材29の一部と係合して該均し
部材29の動作範囲を規制する規制部31が設けられて
いる。上記規制部31は,上記均し部材29を介して,
上記カートリッジ4が上記レール24,24に係合され
た状態で上記シャッタ18の上記ホッパー3の上記収容
口23に対応する領域以上の移動を規制する作用をな
す。本実施例に係るトナー補給装置は上記したように構
成されている。
に上記カートリッジ4に設けられた突起20と係合する
ことにより動作させられるが,該均し部材29と突起2
0とは上記カートリッジ4がその係脱位置にある時にの
み離脱可能に係合し得るように,上記均し部材29の上
記突起20との係合用の係合穴29b,29b は,上記
レール24,24の端部から外れた位置で開口するよう
に配慮されている(図1参照)。尚この場合,上記のよ
うな均し部材29に代えて,図9に示すような均し部材
30を用いることも可能である。上記均し部材30で
は,同図に示す如く,その中央部にトナー通過用の開口
30a を有し,その移動方向に関して略直角方向の両側
面は,平面視で相互に平行に所定角度傾斜して形成され
ている。従って,上記均し部材30を用いてトナーの盛
り上がりを切り崩す際には,その往動作と復動作とでは
トナーの押し流し方向が逆方向となり,より効果的にト
ナーを均すことができる。更に,上記ホッパー3の開口
部22には,上記均し部材29の一部と係合して該均し
部材29の動作範囲を規制する規制部31が設けられて
いる。上記規制部31は,上記均し部材29を介して,
上記カートリッジ4が上記レール24,24に係合され
た状態で上記シャッタ18の上記ホッパー3の上記収容
口23に対応する領域以上の移動を規制する作用をな
す。本実施例に係るトナー補給装置は上記したように構
成されている。
【0010】引き続き,図10〜図14に従って,上記
ホッパー3に対する上記カートリッジ4の着脱手順につ
いて説明する。先ず,ホッパー3の収容口23が開閉蓋
25により閉鎖されて該開閉蓋25がフック27と係合
することにより閉鎖状態にある時,上記カートリッジ4
を突起20,21と均し部材29の係合穴29b ,フッ
ク27とが対応するように位置させ(図10参照),上
記カートリッジ4のカートリッジ本体16の端部を上記
開閉蓋25の突出部26の一端部側に沿わせるようにし
て下方へ向けて押し込む(図11参照)。これにより,
上記開閉蓋25はフック27との係合が解除されて開放
され得る状態となると共に,上記均し部材29は,上記
カートリッジ本体16及び上記シャッタ18と共に移動
され得る状態となる。この状態においてカートリッジ本
体16を矢印19b 方向へ移動させることにより(図1
2参照),上記開閉蓋25が開放されると共に,上記均
し部材29も矢印19b 方向へ移動される。
ホッパー3に対する上記カートリッジ4の着脱手順につ
いて説明する。先ず,ホッパー3の収容口23が開閉蓋
25により閉鎖されて該開閉蓋25がフック27と係合
することにより閉鎖状態にある時,上記カートリッジ4
を突起20,21と均し部材29の係合穴29b ,フッ
ク27とが対応するように位置させ(図10参照),上
記カートリッジ4のカートリッジ本体16の端部を上記
開閉蓋25の突出部26の一端部側に沿わせるようにし
て下方へ向けて押し込む(図11参照)。これにより,
上記開閉蓋25はフック27との係合が解除されて開放
され得る状態となると共に,上記均し部材29は,上記
カートリッジ本体16及び上記シャッタ18と共に移動
され得る状態となる。この状態においてカートリッジ本
体16を矢印19b 方向へ移動させることにより(図1
2参照),上記開閉蓋25が開放されると共に,上記均
し部材29も矢印19b 方向へ移動される。
【0011】引き続き,図13に示すように把手18a
を把持してシャッタ18を矢印19a方向へ移動させる
ことにより,上記カートリッジ4の補給口17が同図に
おける左側より順次開放されて行く。これに伴って,カ
ートリッジ本体16からはホッパーハウジング11に向
けて上記補給口17の開口部分や均し部材29の開口2
9aを通して落下し,上記ホッパーハウジング11内に
おいて順次トナーの盛り上がりが形成されて行く。この
時,上記シャッタ18は上記カートリッジ4の装着や開
閉蓋25の開放動作とは独立に開放されるから,上記シ
ャッタ18単体の移動動作は簡単かつ円滑となり,均し
部材29を省略した場合にも,短時間に上記シャッタ1
8を開放すれば,上記ホッパーハウジング11全体に均
等にトナーを落下させることも比較的容易である。ま
た,上記シャッタ18開放時,トナーはさらに漏れ難く
なる。トナーの一部は,上記シャッタ18の開放動作に
伴って移動する上記均し部材29にて均されて行く。そ
して,図14に示すようにシャッタ18が完全に開放さ
れた状態において,上記カートリッジ本体16の外表面
を叩く等して該カードリッジ本体16内に収容されてい
たトナーを完全にホッパーハウジング11内へ落下させ
る。この状態から上記シャッタ18を矢印19b方向へ
移動させることにより,上記カートリッジ本体16の補
給口17は閉鎖されて行くと共に,該シャッタ18と共
に移動する上記均し部材29にて上記ホッパーハウジン
グ11内におけるトナーの盛り上りが切り崩され,均さ
れて行く。そして,上記カートリッジ本体16の補給口
17が上記シャッタ18にて完全に閉鎖された状態にお
いて(図12参照),上記カートリッジ本体16を矢印
19a方向へ移動させることにより,上記ホッパー3の
収容口23は該カートリッジ本体16と上記突出部26
とが係合していることにより移動される開閉蓋25にて
閉鎖されて行くと共に,上記カートリッジ4は,上記ホ
ッパー3から離脱され得る位置に到達する(図11参
照)。尚この際,上記カートリッジ4の移動に伴って上
記均し部材29も移動されることから,上記ホッパーハ
ウジング11内におけるトナーは更に効果的に均され
る。
を把持してシャッタ18を矢印19a方向へ移動させる
ことにより,上記カートリッジ4の補給口17が同図に
おける左側より順次開放されて行く。これに伴って,カ
ートリッジ本体16からはホッパーハウジング11に向
けて上記補給口17の開口部分や均し部材29の開口2
9aを通して落下し,上記ホッパーハウジング11内に
おいて順次トナーの盛り上がりが形成されて行く。この
時,上記シャッタ18は上記カートリッジ4の装着や開
閉蓋25の開放動作とは独立に開放されるから,上記シ
ャッタ18単体の移動動作は簡単かつ円滑となり,均し
部材29を省略した場合にも,短時間に上記シャッタ1
8を開放すれば,上記ホッパーハウジング11全体に均
等にトナーを落下させることも比較的容易である。ま
た,上記シャッタ18開放時,トナーはさらに漏れ難く
なる。トナーの一部は,上記シャッタ18の開放動作に
伴って移動する上記均し部材29にて均されて行く。そ
して,図14に示すようにシャッタ18が完全に開放さ
れた状態において,上記カートリッジ本体16の外表面
を叩く等して該カードリッジ本体16内に収容されてい
たトナーを完全にホッパーハウジング11内へ落下させ
る。この状態から上記シャッタ18を矢印19b方向へ
移動させることにより,上記カートリッジ本体16の補
給口17は閉鎖されて行くと共に,該シャッタ18と共
に移動する上記均し部材29にて上記ホッパーハウジン
グ11内におけるトナーの盛り上りが切り崩され,均さ
れて行く。そして,上記カートリッジ本体16の補給口
17が上記シャッタ18にて完全に閉鎖された状態にお
いて(図12参照),上記カートリッジ本体16を矢印
19a方向へ移動させることにより,上記ホッパー3の
収容口23は該カートリッジ本体16と上記突出部26
とが係合していることにより移動される開閉蓋25にて
閉鎖されて行くと共に,上記カートリッジ4は,上記ホ
ッパー3から離脱され得る位置に到達する(図11参
照)。尚この際,上記カートリッジ4の移動に伴って上
記均し部材29も移動されることから,上記ホッパーハ
ウジング11内におけるトナーは更に効果的に均され
る。
【0012】即ち,本実施例に係るトナー補給装置にお
いては,上述の如く,ホッパー3へのトナーの補給に際
して,上記カートリッジ4の上記ホッパー3に対する着
脱操作及び上記シャッタ18の開閉操作に伴って上記均
し部材29が必然的に複数動作させられることから,カ
ートリッジ4からホッパー3内に落下して築かれたトナ
ーの盛り上がりを効果的に切り崩してほぼ均一化するこ
とができる。このとき,盛り上がったトナーの上部は,
側面を乗り上げて開口29aを通して循環されるように
均されるために,トナーの流動性を維持することがで
き,ポッパー3内部におけるトナーのブロッキング防止
の効果も得られる。更に,当該実施例装置においては,
カートリッジ4に対してシャッタ18が閉状態にある時
にのみ該カートリッジ4を上記ホッパー3に対して着脱
し得ることから,簡単な機構的改良をもってカートリッ
ジ4からのトナーの漏洩を防止することができる。な
お,上記構成においては,上記シャッタ18が開状態に
ある時,誤ってカートリッジ4を取り外そうとしてカー
トリッジ本体16をレール24,24に沿って矢印19
a方向へ移動させても,上記シャッタ18は均し部材2
9を介して規制部31にてその移動を規制されているこ
とから,上記カートリッジ本体16が上記ホッパー3か
ら離脱可能な係脱位置に達した際には,上記カートリッ
ジ4の補給口17は上記シャッタ18により必然的に閉
鎖されることとなる。その結果,誤操作にて上記カート
リッジ4を取り外そうとしても,該カートリッジ4の補
給口17はシャッタ18にて常に閉鎖された状態とな
る。なお,上記実施例構造において,均し部材29を省
略して構成する場合には,上記ホッパー3の収容口23
に対する上記カートリッジ4の上記シャッタ18の位置
規制は,該シャッタ18の突起20と規制部31とが直
接的に係合することによりなされる。また,上記均し部
材29を省略した場合にも,トナー補給の際の上記シャ
ッタ18の開放動作は円滑に行われるため,上記ホッパ
ーハウジング11全体にトナーを落下させることも比較
的容易となり,またその時のトナー漏れは極めて生じ難
い。
いては,上述の如く,ホッパー3へのトナーの補給に際
して,上記カートリッジ4の上記ホッパー3に対する着
脱操作及び上記シャッタ18の開閉操作に伴って上記均
し部材29が必然的に複数動作させられることから,カ
ートリッジ4からホッパー3内に落下して築かれたトナ
ーの盛り上がりを効果的に切り崩してほぼ均一化するこ
とができる。このとき,盛り上がったトナーの上部は,
側面を乗り上げて開口29aを通して循環されるように
均されるために,トナーの流動性を維持することがで
き,ポッパー3内部におけるトナーのブロッキング防止
の効果も得られる。更に,当該実施例装置においては,
カートリッジ4に対してシャッタ18が閉状態にある時
にのみ該カートリッジ4を上記ホッパー3に対して着脱
し得ることから,簡単な機構的改良をもってカートリッ
ジ4からのトナーの漏洩を防止することができる。な
お,上記構成においては,上記シャッタ18が開状態に
ある時,誤ってカートリッジ4を取り外そうとしてカー
トリッジ本体16をレール24,24に沿って矢印19
a方向へ移動させても,上記シャッタ18は均し部材2
9を介して規制部31にてその移動を規制されているこ
とから,上記カートリッジ本体16が上記ホッパー3か
ら離脱可能な係脱位置に達した際には,上記カートリッ
ジ4の補給口17は上記シャッタ18により必然的に閉
鎖されることとなる。その結果,誤操作にて上記カート
リッジ4を取り外そうとしても,該カートリッジ4の補
給口17はシャッタ18にて常に閉鎖された状態とな
る。なお,上記実施例構造において,均し部材29を省
略して構成する場合には,上記ホッパー3の収容口23
に対する上記カートリッジ4の上記シャッタ18の位置
規制は,該シャッタ18の突起20と規制部31とが直
接的に係合することによりなされる。また,上記均し部
材29を省略した場合にも,トナー補給の際の上記シャ
ッタ18の開放動作は円滑に行われるため,上記ホッパ
ーハウジング11全体にトナーを落下させることも比較
的容易となり,またその時のトナー漏れは極めて生じ難
い。
【0013】
【発明の効果】本発明は,上記したように,トナーを収
容したカートリッジをホッパーの上部に設けられた開口
部に離脱可能に装着し,上記カートリッジに収容された
上記トナーを該カートリッジの下部に設けられた補給口
及び上記ホッパーの上記開口部に設けられた収容口を通
して該ホッパーへ補給するようにしたトナー補給装置に
おいて,上記ホッパーの上記開口部に,上記カートリッ
ジとの係合部を有して設けられ,上記収容口を開閉する
開閉蓋と,完全に閉じられた上記開閉蓋をロックし,上
記係合部により上記カートリッジを上記開閉蓋に係合さ
せる際に上記カートリッジの突起により押圧されること
によって上記開閉蓋のロックを解除するロック手段と,
上記カートリッジの下部に摺動可能に設けられ,上記開
閉蓋の開閉動作とは独立して上記補給口を開閉する開閉
手段と,上記ホッパーの上記開口部に設けられ,上記開
閉手段が上記カートリッジに対して閉状態にある時にの
み該カートリッジの係脱を許容し,上記開閉手段の開閉
方向と平行に上記カートリッジの係脱位置から上記補給
口と上記収容口とが対向する装着位置にかけて該カート
リッジを上記ホッパーから離脱不能の状態で摺動案内す
る案内手段と,上記ホッパーの上記開口部に設けられ,
上記カートリッジが上記案内手段に係合された状態で上
記開閉手段の上記ホッパーの上記収容口に対応する領域
以上の移動を規制する規制手段とを具備し,上記係合部
により上記カートリッジを上記開閉蓋に係合させる際に
上記ロック手段による上記開閉蓋のロックが解除されて
から,上記カートリッジを上記案内手段に沿って移動さ
せることにより,該カートリッジがホッパー上部の上記
開口部に装着され且つ上記係合部により上記カートリッ
ジに係合した上記開閉蓋が開かれ,上記開閉蓋が完全に
開かれたその後,上記開閉手段を開きうるようにしたこ
とを特徴とするトナー補給装置であるから,カートリッ
ジをホッパーの上記開口部に完全に装着した後(この時
ホッパー収容口を開閉する開閉蓋も開かれている)開閉
手段を開くので,開閉手段単体の移動動作の負荷は軽
く,その結果開閉手段を開く動作を円滑に行うことが出
来、カートリッジ装着時及び開閉手段開放時のトナーの
漏れがなくなり,ホッパー内でのトナー量の偏りを防止
でき,且つホッパー内の所望の位置にトナーを多く或い
は少なく供給するトナー供給量の調整を微妙に行うこと
ができる。また,規制手段の作用にてカートリッジの開
閉手段が相対的に閉鎖されることから,上記ホッパーか
ら上記カートリッジを取り外し得る状態となった時に
は,上記カートリッジの上記補給口は,上記開閉手段に
て閉鎖された状態となり,誤操作によるトナーの漏洩も
防止される。さらに,開閉蓋が完全に閉じられたときに
はロック手段により開閉蓋がロックされるため,不用意
に開閉蓋に接触しても開閉蓋が開いてトナーが飛散して
しまうような問題を防止することができる。
容したカートリッジをホッパーの上部に設けられた開口
部に離脱可能に装着し,上記カートリッジに収容された
上記トナーを該カートリッジの下部に設けられた補給口
及び上記ホッパーの上記開口部に設けられた収容口を通
して該ホッパーへ補給するようにしたトナー補給装置に
おいて,上記ホッパーの上記開口部に,上記カートリッ
ジとの係合部を有して設けられ,上記収容口を開閉する
開閉蓋と,完全に閉じられた上記開閉蓋をロックし,上
記係合部により上記カートリッジを上記開閉蓋に係合さ
せる際に上記カートリッジの突起により押圧されること
によって上記開閉蓋のロックを解除するロック手段と,
上記カートリッジの下部に摺動可能に設けられ,上記開
閉蓋の開閉動作とは独立して上記補給口を開閉する開閉
手段と,上記ホッパーの上記開口部に設けられ,上記開
閉手段が上記カートリッジに対して閉状態にある時にの
み該カートリッジの係脱を許容し,上記開閉手段の開閉
方向と平行に上記カートリッジの係脱位置から上記補給
口と上記収容口とが対向する装着位置にかけて該カート
リッジを上記ホッパーから離脱不能の状態で摺動案内す
る案内手段と,上記ホッパーの上記開口部に設けられ,
上記カートリッジが上記案内手段に係合された状態で上
記開閉手段の上記ホッパーの上記収容口に対応する領域
以上の移動を規制する規制手段とを具備し,上記係合部
により上記カートリッジを上記開閉蓋に係合させる際に
上記ロック手段による上記開閉蓋のロックが解除されて
から,上記カートリッジを上記案内手段に沿って移動さ
せることにより,該カートリッジがホッパー上部の上記
開口部に装着され且つ上記係合部により上記カートリッ
ジに係合した上記開閉蓋が開かれ,上記開閉蓋が完全に
開かれたその後,上記開閉手段を開きうるようにしたこ
とを特徴とするトナー補給装置であるから,カートリッ
ジをホッパーの上記開口部に完全に装着した後(この時
ホッパー収容口を開閉する開閉蓋も開かれている)開閉
手段を開くので,開閉手段単体の移動動作の負荷は軽
く,その結果開閉手段を開く動作を円滑に行うことが出
来、カートリッジ装着時及び開閉手段開放時のトナーの
漏れがなくなり,ホッパー内でのトナー量の偏りを防止
でき,且つホッパー内の所望の位置にトナーを多く或い
は少なく供給するトナー供給量の調整を微妙に行うこと
ができる。また,規制手段の作用にてカートリッジの開
閉手段が相対的に閉鎖されることから,上記ホッパーか
ら上記カートリッジを取り外し得る状態となった時に
は,上記カートリッジの上記補給口は,上記開閉手段に
て閉鎖された状態となり,誤操作によるトナーの漏洩も
防止される。さらに,開閉蓋が完全に閉じられたときに
はロック手段により開閉蓋がロックされるため,不用意
に開閉蓋に接触しても開閉蓋が開いてトナーが飛散して
しまうような問題を防止することができる。
【図1】 本発明の一実施例に係るトナー補給装置を構
成するホッパーの外観斜視図。
成するホッパーの外観斜視図。
【図2】 図1における正断面図。
【図3】 図1における要部平面図。
【図4】 図3における側断面図。
【図5】 上記トナー補給装置を構成するカートリッジ
の正断面図。
の正断面図。
【図6】 上記カートリッジの側断面図。
【図7】 上記ホッパーに上記カートリッジを装着した
状態での図2の相当図。
状態での図2の相当図。
【図8】 図7における要部平面図。
【図9】 上記ホッパーに装着可能な他の実施例に係る
均し部材を示すものであって,(A)は平面図,(B)
は(A)におけるA−A´矢視断面図,(C)は(A)
における正面図,(D)は(A)におけるB−B´矢視
断面図。
均し部材を示すものであって,(A)は平面図,(B)
は(A)におけるA−A´矢視断面図,(C)は(A)
における正面図,(D)は(A)におけるB−B´矢視
断面図。
【図10】 上記ホッパーに対する上記カートリッジの
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
【図11】 上記ホッパーに対する上記カートリッジの
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
【図12】 上記ホッパーに対する上記カートリッジの
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
【図13】 上記ホッパーに対する上記カートリッジの
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
【図14】 上記ホッパーに対する上記カートリッジの
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
着脱に際しての操作手順を示す説明図。
3…ホッパー 4…カートリッジ 11…ホッパーハウジング 16…カートリッジ本体 17…補給口 18…シャッタ 20,21…突起 22…開口部 23…収容口 24,28…レール 25…開閉蓋 27…フック 29,30…均し部材 29b …係合穴 31…規制部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 恭宏 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (72)発明者 迫 雅浩 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (72)発明者 岸上 稔 大阪市中央区玉造1丁目2番28号三田工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−36268(JP,A) 実開 昭63−65058(JP,U) 実開 昭50−151643(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 トナーを収容したカートリッジをホッパ
ーの上部に設けられた開口部に離脱可能に装着し,上記
カートリッジに収容された上記トナーを該カートリッジ
の下部に設けられた補給口及び上記ホッパーの上記開口
部に設けられた収容口を通して該ホッパーへ補給するよ
うにしたトナー補給装置において, 上記ホッパーの上記開口部に,上記カートリッジとの係
合部を有して設けられ,上記収容口を開閉する開閉蓋
と, 完全に閉じられた上記開閉蓋をロックし,上記係合部に
より上記カートリッジを上記開閉蓋に係合させる際に上
記カートリッジの突起により押圧されることによって上
記開閉蓋のロックを解除するロック手段と, 上記カートリッジの下部に摺動可能に設けられ,上記開
閉蓋の開閉動作とは独立して上記補給口を開閉する開閉
手段と, 上記ホッパーの上記開口部に設けられ,上記開閉手段が
上記カートリッジに対して閉状態にある時にのみ該カー
トリッジの係脱を許容し,上記開閉手段の開閉方向と平
行に上記カートリッジの係脱位置から上記補給口と上記
収容口とが対向する装着位置にかけて該カートリッジを
上記ホッパーから離脱不能の状態で摺動案内する案内手
段と, 上記ホッパーの上記開口部に設けられ,上記カートリッ
ジが上記案内手段に係合された状態で上記開閉手段の上
記ホッパーの上記収容口に対応する領域以上の移動を規
制する規制手段とを具備し,上記係合部により上記カートリッジを上記開閉蓋に係合
させる際に上記ロック手段による上記開閉蓋のロックが
解除されてから, 上記カートリッジを上記案内手段に沿
って移動させることにより,該カートリッジがホッパー
上部の上記開口部に装着され且つ上記係合部により上記
カートリッジに係合した上記開閉蓋が開かれ,上記開閉
蓋が完全に開かれたその後,上記開閉手段を開きうるよ
うにしたことを特徴とするトナー補給装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126040A JP3014484B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | トナー補給装置 |
US07/890,622 US5337125A (en) | 1991-05-29 | 1992-05-28 | Toner feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126040A JP3014484B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | トナー補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350871A JPH04350871A (ja) | 1992-12-04 |
JP3014484B2 true JP3014484B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=14925177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3126040A Expired - Lifetime JP3014484B2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | トナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014484B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006030574A (ja) | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Toshiba Corp | トナーカートリッジ及びその脱着機構 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512193Y2 (ja) * | 1974-05-31 | 1980-03-17 | ||
JPS5936268A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | トナ−受入れ装置 |
JPS6365058U (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-28 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP3126040A patent/JP3014484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04350871A (ja) | 1992-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2565575B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JPH03245172A (ja) | トナー補給容器及びトナー補給容器を固定する装置 | |
US5593068A (en) | Toner supply apparatus and toner cartridge therefor | |
TW201520705A (zh) | 用於具有閂鎖機構之電子攝像成像裝置的可替換單元 | |
JP2000010396A (ja) | トナー補給容器及びトナー補給装置ならびにこれらを用いたトナー補給方法 | |
JP3492856B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3014484B2 (ja) | トナー補給装置 | |
US20180017887A1 (en) | Developing device and image forming apparatus provided with same | |
US5175587A (en) | Developing apparatus having a detachable developer cartridge | |
JP2008175985A (ja) | 画像形成装置 | |
US10012926B2 (en) | Developing device with spaces between toner supply port and development housing disposed to prevent aggregation of toner and image forming apparatus provided with same | |
JP2701291B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JPH04350872A (ja) | トナー補給方法及びそれに用いられるトナーカートリッジ | |
JP3078501B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JPH0659576A (ja) | 画像形成装置 | |
US5337125A (en) | Toner feeding device | |
JPH05216344A (ja) | トナー補給装置 | |
JP2006030574A (ja) | トナーカートリッジ及びその脱着機構 | |
JP2810915B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP3287778B2 (ja) | 現像剤受け入れ装置 | |
JPS60198567A (ja) | トナ−補充装置 | |
JP3165746B2 (ja) | 現像剤カートリッジ | |
JP2862399B2 (ja) | 現像剤補充容器、及び、現像剤補充方法 | |
JPH0695245B2 (ja) | トナ−カ−トリツジの着脱機構 | |
JP2003345117A (ja) | トナー補給容器 |