JP3014410U - 巻回フィルムの収納箱 - Google Patents
巻回フィルムの収納箱Info
- Publication number
- JP3014410U JP3014410U JP1995000406U JP40695U JP3014410U JP 3014410 U JP3014410 U JP 3014410U JP 1995000406 U JP1995000406 U JP 1995000406U JP 40695 U JP40695 U JP 40695U JP 3014410 U JP3014410 U JP 3014410U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- cutting blade
- perforations
- film
- serrated cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 鋸歯状切断刃を収納箱本体から容易に取り外
すことができ、しかも強度が低下することのない巻回フ
ィルムの包装箱を提供する。 【−成】 巻回フィルムの収納箱1に複数の取付部3で
取りつけられた鋸歯状切断刃2の各取付部3はミシン目
6で囲まれている。
すことができ、しかも強度が低下することのない巻回フ
ィルムの包装箱を提供する。 【−成】 巻回フィルムの収納箱1に複数の取付部3で
取りつけられた鋸歯状切断刃2の各取付部3はミシン目
6で囲まれている。
Description
【0001】
本考案は、鋸歯状切断刃の取り外しが容易な巻回フィルムの収納箱に関する。
【0002】
従来、ラップフィルム等の巻回フィルムの収納箱には、通常金属製の鋸歯状切 断刃(以下、単に切断刃と略記する)が、長さ方向に所定の間隔を開けて複数の 取付部で一体に取り付けられている。
【0003】 このような収納箱は、使用後に破棄する場合、危険防止やゴミの分別収集等の 要請から、切断刃が容易に取り外せるような構成になっている。その代表的な例 としては、切断刃の取付部全体を囲むようにミシン目が連続的に形成され、この ミシン目を利用して収納箱の一部と共に切断刃が容易に取り外せるものが知られ ている。
【0004】
しかしながら、図4に示されるように、この種の収納箱11は切断刃12の周 囲にミシン目16が形成されているため、収納箱の切断刃部分の強度が低く、ラ ップフィルム等を切断する際、この部分に負荷がかかって歪み、切断がうまくい かない。 また、この種の収納箱の使用場所が厨房等であるため、収納箱が水等で濡れ、 ミシン目から浸透した水等により収納箱の強度が低下することがあり、さらには ミシン目の一部が裂けると、ミシン目に沿って裂け目が広がり切断刃が収納箱か ら外れるという問題もあった。 また、この収納箱は、切断刃を取り外す際、ミシン目で囲まれた紙片が切断刃 に付着したままになるので、分別収集の観点からするとその実をあげ得ないとい う問題もあった。
【0005】 本考案の収納箱は、上記従来の問題点を解決するために考案されたもので、切 断刃の取り外しが容易で、しかも強度が低下することがなく、また水等に強く、 実のある分別収集が可能な巻回フィルムの収納箱を提供することを課題とする。
【0006】
本考案の巻回フィルムの収納箱は、切断刃の複数の取付部が、それぞれミシン 目で囲まれている。 取付部を囲むミシン目は、取付部に接近し過ぎると切断刃の取り付けが弱くな り、取付部から離れ過ぎると、取り外す時に切断刃に付着する収納箱の紙片の量 が多くなり、分別収集の実をあげ得ない。また、ミシン目は、切断刃よりも外側 に出ないことが重要である。 このような条件を満たすミシン目は、使用される収納箱や取付部の大きさにも よるが、通常、取付部から1.0mm〜3.0mm、好ましくは、2.0mm程 度離して形成するのが好ましい。
【0007】 さらに、このミシン目は、連続的に形成されたものでも非連続的に形成された ものでも良く、その種類としては、一般的な等間隔のものでも良いし、一点鎖線 状、二点鎖線状等のものでも良く、さらには、切断刃を取り外す方向に対する先 端辺が密に形成されていると切断刃の取り外しが容易となるので好ましい。また 、切断刃の取付部を囲むこのミシン目の形状は長方形状、円形状、長円形状等、 特に分離を妨げるような形状でなければどのような形状でも良く、さらには、切 断刃の取り外す方向を円弧状とすると切断刃の取り外しが容易となるので好まし い。
【0008】 なお、本考案の巻回フィルムに取り付ける切断刃はその端部に取り外し用の舌 片を設けると取り外しが容易になる。
【0009】 以下、添付図面により本考案の巻回フィルムの収納箱の一例を具体的に説明す る。 図1は切断刃を分離している状態を示す本考案の巻回フィルムの収納箱の斜視 図、図2は図1の収納箱の切断刃の取付部を収納箱の内側から見た部分拡大図、 図3は本考案の取付部のミシン目の他の態様を示す略図、図4は従来の収納箱を 示す巻回フィルムの収納箱の斜視図である。 図1、図2に示されるように、本考案の巻回フィルムの収納箱1には、切断刃 2が、収納箱の長手方向の側壁10の稜線部5に複数の取付部で取り付けられて いる。取付部3は、切断刃の一部が折り曲がって収納箱に取りつけられている。 また、各取付部3、3の周囲にはミシン目6がそれぞれ形成されている。このミ シン目6は取付部3に接触せず、切断刃2に覆われる位置に形成されている。ま た、切断刃1の端部には舌片4が設けられている。 図3は、矢印の方向から切断刃を取り外す場合のミシン目の他の態様を示すも ので、(a)は長方形状で矢印の方向に対する先端辺が円弧状であるミシン目、 (b)は円形状のミシン目、(c)と(b)はそれぞれ長方形状及び(a)と同 じ形状で、両者とも矢印の方向に対する先端辺が密であるミシン目をそれぞれ示 している。
【0010】 本考案の巻回フィルムの収納箱を破棄するときには、切断刃2の端部に設けら れた舌片4をつかんで引き剥すことにより収納箱1より切断刃2を容易に取り外 すことができる。
【0011】
本考案の巻回フィルムの収納箱は、各取付部を囲むミシン目が形成されている ため、一つの取付部を囲むミシン目がほつれても他の取付部に伝わることがなく 、またミシン目が切断刃により覆われているため、収納箱に水等がかかっても収 納箱の強度が容易に低下することがない。
【0012】
本考案の巻回フィルムの収納箱によれば、切断刃の取り外しが容易で、強度が 低下せず、液体の浸透を防止でき、しかも取り外した際切断刃に付着する収納箱 の紙片がわずかであるため、実のある分別集収集を行うことができる。
【図1】切断刃を分離している状態を示す本考案の巻回
フィルム収納箱の斜視図である。
フィルム収納箱の斜視図である。
【図2】図1の収納箱の切断刃の取付部を収納箱の裏側
から見た部分拡大図である。
から見た部分拡大図である。
【図3】本考案の取付部のミシン目の他の態様を示す略
図であり、(a)は長方形状で矢印の方向に対する先端
辺が円弧状であるミシン目の例であり、(b)は円形状
のミシン目の例であり、(c)は長方形状で矢印の方向
に対する先端辺が密であるミシン目の例であり、(d)
は(a)と同じ形状で矢印の方向に対する先端辺が密で
あるミシン目の例である。
図であり、(a)は長方形状で矢印の方向に対する先端
辺が円弧状であるミシン目の例であり、(b)は円形状
のミシン目の例であり、(c)は長方形状で矢印の方向
に対する先端辺が密であるミシン目の例であり、(d)
は(a)と同じ形状で矢印の方向に対する先端辺が密で
あるミシン目の例である。
【図4】従来の巻回フィルムの収納箱の斜視図である。
1 収納箱 2 切断刃 3 取付部 4 舌片 5 稜線 6 ミシン目 10 側壁 11 収納箱 12 切断刃 13 取付部 14 ラップフィルム 15 稜線 16 ミシン目
Claims (3)
- 【請求項1】 巻回フィルムを収納し、収納箱の長手方
向の一つの側壁の稜線部に鋸歯状切断刃が、長さ方向に
所定の間隔を開けて複数の取付部で一体に取り付けられ
た巻回フィルムの収納箱において、前記各複数の取付部
の回りを、それぞれミシン目で囲ったことを特徴とする
巻回フィルムの収納箱。 - 【請求項2】 巻回フィルムを収納し、収納箱の長手方
向の一つの側壁の稜線部に鋸歯状切断刃が、長さ方向に
所定の間隔を開けて複数の取付部で一体に取り付けられ
た巻回フィルムの収納箱において、前記各複数の取付部
の回りをそれぞれミシン目で囲い、このミシン目は鋸歯
状切断刃を取り外す方向に対する先端辺が円弧状である
ことを特徴とする巻回フィルムの収納箱。 - 【請求項3】 巻回フィルムを収納し、収納箱の長手方
向の一つの側壁の稜線部に鋸歯状切断刃が、長さ方向に
所定の間隔を開けて複数の取付部で一体に取り付けられ
た巻回フィルムの収納箱において、前記各複数の取付部
の回りをそれぞれミシン目で囲い、このミシン目は鋸歯
状切断刃を取り外す方向に対する先端辺が密であること
特徴とする巻回フィルムの収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000406U JP3014410U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 巻回フィルムの収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000406U JP3014410U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 巻回フィルムの収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014410U true JP3014410U (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=43150017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995000406U Expired - Lifetime JP3014410U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 巻回フィルムの収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014410U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012012104A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Yamashita Insatsu Shiki Kk | 切刃付き容器およびその製造方法 |
JP2012121586A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Asahi Kasei Home Products Kk | ラップフィルム収納箱 |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP1995000406U patent/JP3014410U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012012104A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Yamashita Insatsu Shiki Kk | 切刃付き容器およびその製造方法 |
JP2012121586A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Asahi Kasei Home Products Kk | ラップフィルム収納箱 |
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