JP3014258U - 通風口付ドア - Google Patents

通風口付ドア

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JP3014258U
JP3014258U JP1995001132U JP113295U JP3014258U JP 3014258 U JP3014258 U JP 3014258U JP 1995001132 U JP1995001132 U JP 1995001132U JP 113295 U JP113295 U JP 113295U JP 3014258 U JP3014258 U JP 3014258U
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JP
Japan
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opening
door
pillar
door plate
ventilation
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001132U
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English (en)
Inventor
康司 岩本
Original Assignee
康司 岩本
野崎 武夫
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Publication date
Application filed by 康司 岩本, 野崎 武夫 filed Critical 康司 岩本
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴時、トイレ使用時に内部の光が漏れるた
め、人が所在することはわかるが、いかなる方向からも
内部を覗き得ないようにする。 【構成】 ドア板1を貫通する開口内に1本又は複数本
の中柱3を植設し、該開口の端部と中柱との間又は中柱
と中柱の間に間隙(通風口2)を設ける。そして、該間
隙(通風口2)を湾曲又は屈曲させることにより、開口
部におけるドア板の両仮想表面(イ−イ'、ハ−ハ')を
通過する直線(イ−ハ、イ'−ハ')が必ずいずれかの中
柱3又は開口の端部を通過するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通風口付ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通風口付ドアは、ドア下部に床と平行又は垂直に配設され、相互に平行 な数本の羽板からなるルーバを有するものである。このような通風口付ドアでは 、ルーバから光が漏れ、それによりドア内部に人が所在することがわかるもので あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
該羽板は、通常、ドアの一方の面から他方の面へ斜方向に設けられているため 、ドアに対して垂直方向からは内部を覗くことはできないが、斜方向からなら内 部を覗くことも可能であった。そのため特に該ドアがシャワールーム、浴室、ト イレ等に用いられる際には、シャワールーム等の使用者のプライバシー保護の観 点から問題があった。
【0004】 またドア内部の人の存否を判断するため、ドアにすりガラスをはめ込んだもの もあるが、通気性を欠く点で問題があった。
【0005】 更に、従来の通風口付ドアでは、上記ルーバの羽板が、通常ドア下方に床と水 平又は平行方向に設置され、定形的なものであるため、装飾性を欠いていた。
【0006】 本考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、通風口を通し てドア内部の人物が見えないようにし、かつ通気性と装飾性を確保することを目 的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案の通風口付ドアにおいては、ドア板を貫通する開口内に1本又は複数本 の中柱を植設し、該開口の端部と中柱との間又は中柱と中柱の間に間隙を設ける とともに、該間隙を湾曲又は屈曲させることにより開口部におけるドア板の両仮 想表面を通過する直線が必ずいずれかの中柱又は開口の端部を通過するようにし たものである。
【0008】 また、ドア板を貫通する開口内に中柱を設けるとともに、ドア板内部において 該開口の幅を広げ、中柱の幅方向の端部が、ドア板の両表面における開口の両端 を結ぶ線よりも外側にくるようにしたものであってもよい。
【0009】
【考案の作用及び効果】
このようなドアにおいては、空気は上記間隙を通して流通可能であり、また、 ドアの一方の側の光は該間隙の内壁を乱反射して他方へ漏れる一方、直進光はド アを通して他方に行くことはできない。このため、部屋の内部の電気が点いてい るか否か(人が居るか否か)は分かるものの、内部を見ることはできず、プライ バシーが保護される。
【0010】 なお、通風口の位置、形状、大きさ、又は中柱の本数、形状、大きさ、材質、 色彩等を調整することにより、ドア全体の装飾性を高める効果もある。
【0011】 また、中柱の除去を可能とすれば、これを交換することにより、ドア全体のイ メージを変えることもでき、かつ掃除も容易となる効果も有する。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図2において、本考案に係る通風 口付ドアは、ドア板1と通風口2及び中柱3とからなり、開口部におけるドア板 1の両仮想表面(イ−イ'、ハ−ハ')を通過する直線(イ−ハ、イ'−ハ')が必 ず中柱3を通過するように構成される。言葉を替えれば、ドア板1内部において 開口の幅が広がっており、中柱3の幅方向の端部ロ、ロ'がドア板1の両表面に おける開口の両端を結ぶ線(イ−ハ、イ'−ハ')よりも外側にくるように構成さ れている。
【0013】 このような条件を満たすことにより、空気は通風口2を通して流通可能であり 、また、ドアの一方の側の光は通風口2の内壁を乱反射して他方へ漏れる一方、 直進光がドアを通して他方に行くことはできない。このため、部屋の内部の電気 が点いているか否か(人が居るか否か)は分かるものの、内部を見ることはでき ず、プライバシーが保護される。
【0014】 なお、開口の幅を調節し又は造形性を付与することにより、或いは中柱3の本 数、形状(円柱、角柱、内部を中空とすること等)、大きさを変えたり、装飾性 を施すことにより、例えば図1(a)、(b)に示すように、ドア全体の装飾性 を高めることができる。
【0015】 中柱は複数本設けることもできる。例えば図7の実施例では、2種類の形状の 中柱31、32、33を設け、図8の実施例では同一形状の中柱34、35を2 本(これ以上の本数でも構わない)設けている。なお、図8が「開口部における ドア板の両仮想表面を通過する直線が開口の端部を通過する」場合の例(通風口 27において)である。
【0016】 通風口2(或いは開口)を設ける位置は、垂直方向である必然性はなく、装飾 性を考慮し、水平方向、斜め方向等、本考案の通風口付ドアの適当な位置とする ことができる。図1(b)では開口を斜め方向に設けた場合の例を示しているが 、そのほか、S字型、U字型等にすることも可能である。
【0017】 なお開口に設置する中柱3はドアに固定してしまってもよいが、取り付け・取 り外し可能とすることもできる。この場合、掃除が容易になるという効果がある とともに、中柱3を交換することによりドア全体のイメージを変えることができ 、装飾性が高まるという効果もある。
【0018】 中柱3は図3に示すように開口の一方の端に密着させることもできる。この場 合、図5に示すように密着部分においてドア板1に凹み5を設けることにより、 中柱3の装着、取り外しが容易になる。
【0019】 中柱3交換の為の具体的方法としては、例えば図4に示すようにドア板1に中 柱3の頂部と底部を収容する凹み4を設けておくことが考えられる。中柱3を装 着する時は、まず中柱3の頂部を上部の凹み4に差し込み、次に中柱3の底部を 下部の凹み4に収納する。取り外す際はこの逆の操作となる。
【0020】 断面から見ると、予め定型的に設けられたドア板を開口にはめ込む方法の外、 図6(a)、(b)に示すように、先に中柱を装着させた後、中柱収納片6をは め込む方法がある。
【0021】 中柱はドアと同一素材、同一色彩とすることもできるが、装飾性を高めるため 、素材をガラス(例 切り子細工の色ガラス等)、不透明アクリル、金属、木等 とすること、また、色彩をドアと相違させることもできる。
【0022】 なお斯かる通風口付ドアは、ロッカーや洋服ダンスの扉、引き出しその他通気 を有する面材等にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 通風口付ドアの実施例を示す正面図。
【図2】 通風口付ドアの実施例を示す横断面図。
【図3】 通風口付ドアの実施例を示す横断面図。
【図4】 通風口付ドアの実施例を示す正面図。
【図5】 通風口付ドアの実施例を示す横断面図。
【図6】 中柱の装着方法を示す図。
【図7】 複数本の中柱を有する通風口付ドアの実施例
を示す横断面図。
【図8】 複数本の中柱を有する通風口付ドアの実施例
を示す横断面図。
【符号の説明】
1…ドア板 2、21〜27…通風口 20…開口 3、31〜35…中柱 4、5…凹み 6…中柱収納片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア板を貫通する開口と該開口内に植設
    された1本又は複数本の中柱とを有し、該開口の端部と
    中柱との間又は中柱と中柱の間に間隙を設けるととも
    に、該間隙を湾曲又は屈曲させることにより開口部にお
    けるドア板の両仮想表面を通過する直線が必ずいずれか
    の中柱又は開口の端部を通過するようにした通風口付ド
    ア。
  2. 【請求項2】 ドア板を貫通する開口と該開口内に設け
    られた中柱とを有し、ドア板内部において該開口の幅を
    広げ、中柱の幅方向の端部が、ドア板の両表面における
    開口の両端を結ぶ線よりも外側にくるようにした通風口
    付ドア。
  3. 【請求項3】 中柱が装着、除去可能である請求項1又
    は2に記載の通風口付ドア。
  4. 【請求項4】 中柱が開口の一方の端に密着しており、
    通風口が中柱の一方にのみ存在する請求項2記載の通風
    口付ドア。
JP1995001132U 1995-02-02 1995-02-02 通風口付ドア Expired - Lifetime JP3014258U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140547A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 ミサワホーム株式会社 全館空調用建具
JP2017128985A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 小松ウオール工業株式会社 切窓と、それを使用する切窓付きの戸
KR102116404B1 (ko) * 2018-12-05 2020-06-02 주식회사 한라 도어 시스템 모듈
JP7190227B1 (ja) * 2022-10-05 2022-12-15 山金工業株式会社 通気ガラリ装置及び通気ガラリ付きパネル

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