JP3014242B2 - 液状シリコーンゴム組成物及びその製造方法 - Google Patents

液状シリコーンゴム組成物及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動性に優れ、且つ耐
熱性に著しく優れた硬化物を形成することが可能な付加
硬化型の液状シリコーンゴム組成物及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】付加硬化型のシリコーンゴムは種々の用
途に使用されているが、その耐熱性を向上させることが
望まれている。この様なシリコーンゴムの耐熱性を向上
させる方法としては数多くの方法が知られており、例え
ば酸化セリウム、水酸化セリウム、セリウム原子含有ヘ
テロシロキサン、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化チタ
ン、石英粉末等の無機充填剤を配合する方法が知れてい
る。然しながら、この方法は、ある程度耐熱性を向上さ
せることはできるが、十分な伸び特性を保持しつつ 300
℃レベルの耐熱性を得るには不十分であった。
【0003】また、カーボンブラックを配合することに
より、硬化物の強度が向上し且つ高い耐熱性が得られる
ことも知られているが、この場合に使用されるシリコー
ンゴムは、分子末端がシラノール基或いは加水分解性シ
リル基で封鎖されたオルガノポリシロキサンをベース成
分として使用した縮合硬化型のシリコーンゴムであり、
付加硬化型のシリコーンゴム組成物ではない。即ち、付
加硬化型のシリコーンゴム組成物にカーボンブラックを
配合すると、その流動性が著しく損なわれ、例えば自動
吐出装置を用いての組成物の供給を有効に行うことがで
きないという問題がある。
【0004】更に、付加硬化型のシリコーンゴム組成物
にカーボンブラックを配合した場合の流動性を改善する
方法として、有機チタン化合物を用いて表面処理された
カーボンブラックを使用する方法が提案されている(特
願平4−212150号公報)。然しながら、この方法で提供
される組成物は、チクソトロピー性を全く持たないニュ
ートニアン流体であるため、例えば自動吐出装置による
供給の際、ノズルから組成物が必要以上に流出してしま
う、或いは吐出後に所望の範囲を越えて流出してしまう
危険性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、高い耐熱性及び強度を有する硬化物を形成すること
ができ、しかも適度のチキソ性を有しており、例えば自
動吐出装置による供給を有効に行うことが可能な付加硬
化型のシリコーンゴム組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、 (A)アルケニル基含有オルガノポリシロキサン、 (B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少な
くとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン、 (C)白金族金属系触媒、 (D)カーボンブラック、 (E)比表面積が50m/g以上のシリカ、 (F)一分子中に、アルケニル基及びSi−H基から成
る群より選択された少なくとも1種の付加硬化性の官能
基と、アルコキシシリル基、エポキシ基、酸無水物基、
パーオキシシリル基から成る群より選択された少なくと
も1種の接着性官能基を有する有機ケイ素化合物、及び (G)有機チタン化合物及びヘキサメチルジシラザンよ
り成る群から選択された1種の化合物 を含有する液状シ
リコーンゴム組成物が提供される。
【0007】また本発明によれば、アルケニル基含有オ
ルガノポリシロキサン(A)とカーボンブラック(D)
とを、有機チタン化合物(G)と均一に混合する第1の
混合工程と、オルガノハイドロジェンポリシロキサン
(B)、白金族金属系触媒(C)及び有機ケイ素化合物
(F)を、前記工程で得られた混合物に混合する第2の
混合工程とから成り、比表面積が50m/g以上のシ
リカ(E)は、前記第1或いは第2の混合工程で混合す
ることを特徴とする前記液状シリコーンゴム組成物を製
造する方法が提供される。
【0008】本発明によれば更に、アルケニル基含有オ
ルガノポリシロキサン(A)とカーボンブラック(D)
とを、ヘキサメチルジシラザン(G)と混合して50〜
200℃の温度で加熱処理する第1の混合工程と、オル
ガノハイドロジェンポリシロキサン(B)、白金族金属
系触媒(C)及び有機ケイ素化合物(F)を、前記工程
で得られた混合物に混合する第2の混合工程とから成
り、比表面積が50m/g以上のシリカ(E)は、前
記第1或いは第2の混合工程で混合することを特徴とす
る前記液状シリコーンゴム組成物を製造する方法が提供
される。
【0009】
【作用】(A) アルケニル基含有オルガノポリシロキサン (A)成分は、付加硬化型のシリコーンゴム組成物のベー
ス成分として従来から使用されているものであり、例え
ば下記平均組成式(1): Ra SiO(4-a)/2 (1) 式中、Rはケイ素原子に結合した有機基であり、これら
は同一でも異なる基であってもよい、aは、 1.9〜2.4
の数である、で表されるオルガノポリシロキサンが一般
に使用される。
【0010】ここで、前記 (1)式において、Rとして
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のア
ルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビ
ニル基、アリル基、ブテニル基等のアルケニル基、フェ
ニル基、キシリル基等のアリール基、ベンジル基、フェ
ニルエチル基等のアラルキル基、及びこれらの基の水素
原子の一部または全部をハロゲン原子等で置換した基、
例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル
基等を例示することができる。またこれらの中にはアル
ケニル基が含まれていることが必要である。このアルケ
ニル基は、分子鎖の末端あるいは途中の何れに存在して
いてもよい。ここでアルケニル基としてはビニル基が好
適であり、アルケニル基以外の基としてはメチル基及び
フェニル基が好適である。
【0011】また上記オルガノポリシロキサンは、直鎖
状でもよいし、RSiO3/2 単位或いはSiO4/2 単位
を有する分岐状のものでもよい。さらに、このオルガノ
ポリシロキサンは、25℃における粘度が 100〜100,000
cPの範囲にあることが作業性、及び物理的特性に優れた
硬化物を得る上で好適である。
【0012】かかるオルガノポリシロキサンの代表的な
例として、以下に示すものを挙げることができる。
【化1】 〔式中、Rは前記の通りであり、m及びnは、正の整数
である。〕上述したオルガノポリシロキサンはそれ自体
公知の方法で製造することができ、例えばアルカリまた
は酸触媒の存在下に、オルガノシクロポリシロキサンと
ヘキサオルガノジシロキサンとの平衡化反応を行うこと
によって容易に得ることができる。
【0013】(B) オルガノハイドロジェンポリシロキサ
(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは架
橋剤として作用するものであり、一分子中にケイ素原子
に結合した水素原子を少なくとも2個有しているもので
ある。即ち、このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ン中のSiH基と、前記 (A)のオルガノポリシロキサン
中のアルケニル基との付加反応(ハイドロサイレーショ
ン)によって、ゴム弾性体の硬化物が形成されるのであ
る。
【0014】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンも、前記 (A)成分と同様公知であり、分子構造等に制
限はなく、例えば線状、環状、分岐状の何れでもよく、
またケイ素原子に結合している水素原子は、分子中の任
意の位置に存在していてよい。
【0015】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは、一般的に言って、オクタメチルシクロテトラシロ
キサン及び/又はテトラメチルシクロテトラシロキサン
と、末端基となり得るヘキサメチルジシロキサン或いは
1,1−ジハイドロ− 2,2',3,3'−テトラメチルジシロキ
サン単位を含むケイ素化合物とを、硫酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸、メタンスルホン酸等の触媒の存在
下、−10〜40℃で平衡化させることによって製造され
る。
【0016】本発明において、かかる (B)成分は、前記
(A)成分のアルケニル基1モルに対して、そのケイ素原
子結合水素原子が 0.4〜5.0 モル、特に 0.8〜2.0 モル
となるような量で使用される。この量が上記範囲よりも
少ないと、得られる硬化物は架橋密度の低いものとな
り、耐熱性に悪影響を与える恐れがある。また上記範囲
よりも多いと、脱水素反応による発泡の問題が生じた
り、やはり耐熱性に悪影響を与える恐れもある。
【0017】(C) 白金族金属系触媒 (C)成分は、前記 (A)成分と (B)成分とのハイドロサイ
レーションを促進させて速やかに硬化物を形成させるた
めの触媒であり、これには、白金系、パラジウム系、ロ
ジウム系のものがあるが、一般的には白金系のものが使
用され、例えば白金黒、塩化白金酸、塩化白金酸のアル
コール変性物、塩化白金酸とオレフィン、アルデヒド、
ビニルシロキサンあるいはアセチレンアルコール等との
錯体が好適に使用される。この (C)成分の添加量は、所
望とする硬化速度に応じて設定すればよいが、通常は、
(A)成分に対して、触媒となる金属換算で 0.1〜1000pp
m 、特に1〜200ppm の範囲とすればよい。
【0018】(D) カーボンブラック この成分は、硬化物の物理的な強度を向上させるととも
に、耐熱性を向上させる作用を有する。カーボンブラッ
クは、一般にその製造方法によって、ファーネスブラッ
ク、アセチレンブラック、ランプブラック、サーマルブ
ラック、チャンネルブラック等に類別されるが、本発明
においては、特にアセチレンブラックが好適に使用され
る。即ち、アセチレンブラック以外のカーボンブラック
は、通常、硫黄、アミン等の含有量が多く、これらは硬
化阻害の原因となるため適当でない。しかし、アセチレ
ンブラック以外のカーボンブラックであっても、適当な
処理を施すことにより硫黄、アミン等の含有量を低減さ
せたものは、有効に使用することができる。また本発明
においては、物理的な補強効果の点から、カーボンブラ
ックのBET法比表面積が、10m2 /g以上であること
が好ましい。本発明に特に適したカーボンブラックは市
販されており、例えば電気化学株式会社製“デンカブラ
ック”(商品名)、ライオン株式会社製“ケッチェンブ
ラックEC”(商品名)等がある。
【0019】本発明において、かかる (D)成分は、 (A)
成分 100重量部当り5〜100 重量部、特に10〜30重量部
の量で使用することが好適である。5重量部よりも少な
いと、耐熱性や機械的強度等の向上効果が十分に発現せ
ず、また100 重量部よりも多量に使用すると、補強性や
耐熱性は十分に向上するものの、組成物の流動性が乏し
くなり、実用性に問題を生じる等の傾向が認められる。
【0020】(E)シリカ微粉末 本発明においては、成分(E)として比表面積が50m
/g以上のシリカ微粉末が使用されるが、この成分
は、硬化物の補強、即ち機械的強度を付与するととも
に、組成物のチクソ性をコントロールするために配合さ
れるものである。通常、かかるシリカ微粉末は、前記カ
ーボンブラックの配合量以下の量で使用され、特に
(A)成分100重量部当たり、1重量部以上20重量
部未満の量で使用される。この配合量がカーボンブラッ
クよりも多量或いは20重量部以上の量となると、その
補強効果は大きくなっても耐熱性が低下する傾向があ
る。また1重量部よりも少ないと、組成物に適度なチク
ソ性を与えることができず、この結果、組成物は満足す
る流動性を示さず、例えば自動吐出装置を用いての組成
物の供給を行うことが困難となる。
【0021】本発明において、このようなシリカ微粉末
としては、親水性シリカ、疎水性シリカの何れをも使用
することができる。親水性シリカとしては、 Aerosil 1
30,200, 300(日本アエロジル社、 Degussa社製)、 Ca
bosil MS-5, MS-7 (Cabot社製) 、 Rheorosil QS-102,
103(徳山曹達社製)、 Nipsil LP(日本シリカ社製)
等が挙げられる。また疎水性シリカとしては、Aerosil
R-812, R-812S, R-972, R-974 (Degussa社製) 、 Rheor
osil MT-10(徳山曹達社製)、 Nipsil SSシリーズ(日
本シリカ社製)等が挙げられる。
【0022】(F) 有機ケイ素化合物 本発明においては、成分(F) として、付加硬化性の官能
基と接着性官能基とを分子中に有する有機ケイ素化合物
が使用される。この有機ケイ素化合物は、得られる硬化
物の各種被着体に対する接着性を向上させるとともに、
前記(E) 成分の微粉末シリカと共存することによって、
チクソ性のコントロールに大きな影響を与えるものであ
る。
【0023】ここで付加硬化性の官能基とは、前述した
如く、SiH基及びアルケニル基であり、かかる基の存
在により、この成分(F) の有機ケイ素化合物は硬化物中
に組み込まれ、接着性及びチクソ性コントロールの作用
が安定に発現する。また接着性官能基は、アルコキシシ
リル基、エポキシ基、酸無水物基、パーオキシシリル基
から選択され、本発明においては、特にトリアルコキシ
シリル基及びエポキシ基を好適である。これらの官能基
を有する成分(F) の有機ケイ素化合物として最も好適に
使用されるものとしては、これに限定されるものではな
いが、1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−
3-トリメトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテ
トラシロキサン、ビス(トリメトキシシリルプロピル)
アリルイソシアヌレート、1,5-ジハイドロジェン-1,3,
5,7−テトラメチル−3−トリメトキシシリルエチル−
7−(γ−メタクリロキシプロピル)テトラシロキサ
ン、3,5,7−トリハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチ
ル−1−グリシジルプロピルテトラシロキサン、3,5,7
−トリハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−1−ト
リメトキシシリルエチルテトラシロキサン等を挙げるこ
とができる。
【0024】本発明において、かかる成分(F)の有機
ケイ素化合物は、(A)成分100重量部当たり、0.
1〜10重量部、特に0.1〜5重量部の量で使用され
る。0.1重量部よりも少ないと、接着性向上効果及び
チクソ性のコントロール効果が十分でなく、また10重
量部よりも多量に使用されると、硬化物の耐熱性に悪影
響を与えるおそれがある。(G)有機チタン化合物及び/又はヘキサメチルジシラ
ザン 本発明の組成物には、上記(A)〜(F)成分の他に、
(G)有機チタン化合物及びヘキサメチルジシラザンよ
り成る群から選択された1種の化合物が含まれるが、
(G)成分の詳細については後述する。
【0025】その他の配合剤 本発明においては、流動性の改善等の本発明の目的を損
なわない範囲において、それ自体公知の種々の配合剤を
添加混合することが可能である。例えば、酸化セリウ
ム、水酸化セリウム、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、ベンゾ
トリアゾール等の耐熱性ないし難燃性向上剤、ビニルシ
クロテトラシロキサンなどのビニル基含有オルガノポリ
シロキサン、トリアリルイソシアヌレート、アルキルマ
レエート、アセチレンアルコール及びこれらのシラン、
シロキサン変性物、ハイドロパーオキサイド、テトラメ
チルエチレンジアミン等の硬化制御剤を配合することも
可能である。
【0026】液状シリコーンゴム組成物の製造 上述した各成分を含有して成る本発明の液状シリコーン
ゴム組成物は、基本的にいって、前記カーボンブラック
(D) を、ベースポリマーであるアルケニル基含有オルガ
ノポリシロキサン(A) と混合し(第1の混合工程)、次
いで、この混合物に他の成分を均一に混合すること(第
2の混合工程)によって製造される。
【0027】第1の混合工程; カーボンブラック(D)とアルケニル基含有オルガノポ
リシロキサン(A)との混合にあたっては、カーボンブ
ラックの表面処理を行い、これを均一に分散させるため
に、有機チタン化合物(G)が同時に混合される。即
ち、この有機チタン化合物を混合してカーボンブラック
の表面処理を行うことにより、組成物の流動性が顕著に
向上する。
【0028】かかる有機チタン化合物としては、例え
ば、テトラエチルチタネート、テトライソプロピルチタ
ネート、テトラn−ブチルチタネート、ブチルチタネー
トダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル) チタネート、
ジエトキシチタンアセチルアセトナート、チタンジアセ
チルアセトナート、チタンオクチルグリコート、チタン
ラクテート、チタンラクテートエチルエステル、及びこ
れらの部分加水分解縮合物等のチタン酸エステル、チタ
ンの部分アルコキシ化キレート化合物、チタンキレート
化合物、チタンの珪酸エステル及びそのキレート化物等
を例示することができる。
【0029】この有機チタン化合物は、 (D)のカーボン
ブラックの配合量によっても異なるが、通常は成分(A)
100重量部当り、0.01〜5重量部、特に0.05〜2重量部
の量で配合される。0.01重量部よりも少ない場合には、
組成物の流動性が不満足なものとなり、5重量部よりも
多量に使用されても、それ以上の流動性の向上は認めら
れず、却って硬化物の耐熱性を損なう傾向があり、更に
は経済的にも不利である。また有機チタン化合物を用い
ての混合は、通常、常温(25℃程度)で行われる。
【0030】また有機チタン化合物(G)を用いる代わ
りに、ヘキサメチルジシラザン(G)及び必要に応じて
水を使用することもできる。即ち、ヘキサメチルジシラ
ザン(G)は表面処理剤であり、水はヘキサメチルジシ
ラザンの加水分解を発現せしめ、ヘキサメチルジシラザ
ンによるカーホンブラックの表面処理を迅速に行うもの
である。このヘキサメチルジシラザンは、一般に成分
(A)100重量部当り、0.1〜10重量部、特に1
〜5重量部の量で使用されることが望ましい。また水
は、10重量部以下(即ち、0〜10重量部)、特に1
〜5重量部の量で使用されることが望ましい。これらヘ
キサメチルジシラザン(G)及び水の混合は、カーボン
ブラックの表面処理を有効に行うために、50〜200
℃の温度で行われる。
【0031】第2の混合工程;成分(G)の 有機チタン化合物あるいはヘキサメチルジ
シラザンで表面処理された成分(D)のカーボンブラッ
クと成分(A)のオルガノポリシロキサンとの混合物
は、残りの成分(B),(C),(E),(F)及び他
の任意成分と混合される。この場合、成分(E)のシリ
カ微粉末は、第1の混合工程で加えてもよいし、また一
部を第1の混合工程で加え、残量を第2の混合工程で加
えてもよい。一般的には、第1の混合工程で加えること
が好ましい。
【0032】液状シリコーンゴム組成物 かくして得られる本発明の液状シリコーンゴム組成物
は、加熱により速やかに硬化してエラストマー状の硬化
物を形成する。この硬化物は、超耐熱性であり、200
〜300℃の高温下でも長時間ゴム弾性を有しており、
また各種基材に対する接着性にも優れている。
【0033】またこの組成物は、十分な機械的強度及び
耐熱性が発現する程度にカーボンブラックを含有してい
る場合においても、低粘性であり且つ自動吐出装置等に
よっての供給を有効に行い得るようなチクソトロフィー
性を有している。従って、この組成物を、輸送ポンプ及
び塗布ロボット等を用いての所謂FIPG(FormedIn P
lace Gasket ) 法と呼ばれる方法により、塗布・硬化す
ることができ、例えばシール剤、接着剤等として極めて
有効に使用することができる。
【0034】本発明の硬化性組成物は、一般には、 (A)
成分と、 (B)及び (C)成分とを別包装形態とし、これら
の何れかに (D)〜(F) 成分を共に混合した形で保存して
おき、実際の使用時に両者を混合することが好ましい。
この場合、 (D)〜(F) 成分が混合されている混合物は、
すでに流動性が向上しており、本発明の優れた利点が発
現している。
【0035】
【実施例】以下の具体例において、粘度は25℃での測定
値を示す。また実施例1〜6及び比較例1〜8は、組成
物の流動性の評価を行うものであるため、流動性ないし
は粘度に影響を与えない硬化触媒(成分(C))の配合は省
略した。
【0036】実施例1 分子鎖両端がジメチルビニルシリル基で封鎖された直鎖状ジメチルポリシロ キサン(粘度が 5,000cSt ) 100重量部 カーボンブラック(電気化学社製デンカブラックHS-100) 20重量部 シリカ微粉末(比表面積 110m2 /g,日本アエロジル社製Aerosil R-972) 5重量部 を、万能攪拌機に仕込み、常温常圧で30分混合後、三
本ロールによる混練を行い、ペースト状の組成物を得
た。この組成物100重量部に、 テトラエトキシドチタン (IV) 0.35重量部 を添加し、再び万能攪拌機を用いて常温常圧で30分間
攪拌を行い、チタン処理ベースを得た。
【0037】次いで、上記のチタン処理ベース100重
量部に、 分子鎖両端がジメチルハイドロジェンシリル基で封鎖されたメチルハイドロ ジェンポリシロキサン(粘度 11.5cSt) 2重量部 1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−3-トリメトキシシリルエチ ル−7-グリシジルプロピルテトラシロキサン 1重量部 ビス(トリメトキシシリルプロピル)アリルイソシアヌレート 1重量部 を添加し、常温/700mmHg の条件で10分間混合して液
状シリコーンゴム組成物を調製した。
【0038】この組成物の粘度を、回転粘度計を用い、
4rpm 及び20rpm の回転数における粘度を測定し且つ
チキソ係数(4rpm における粘度/20rpm における粘
度)を算出した。また岩下エンジニアリング社製自動吐
出装置AS-7を使用し、吐出圧1.5kgf/cm2 、ノズル内径
1.6mm、ノズル高さ1.5mm、ノズル移動速度3m/minの
条件で、直径10cmの円形に描かれた1mmの溝の上に、上
記で調製された組成物を射出し、10分後の外観を観察し
た。以上の実験結果を表1に示した。
【0039】実施例2 シリカ微粉末の使用量を2重量部に変更した以外は実施
例1と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物を調製
し、且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及び自動
吐出装置を用いての吐出性の評価を行った。結果は表1
に示した。
【0040】実施例3 シリカ微粉末の使用量を10重量部に変更した以外は実
施例1と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物を調
製し、且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及び自
動吐出装置を用いての吐出性の評価を行った。結果は表
1に示した。
【0041】実施例4 1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−3-トリ
メトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテトラシ
ロキサン及びビス(トリメトキシシリルプロピル)アリ
ルイソシアヌレートの配合量を、それぞれ0.5重量部に
変更した以外は実施例1と全く同様にして液状シリコー
ンゴム組成物を調製し、且つ同様にして回転粘度計によ
る粘度測定及び自動吐出装置を用いての吐出性の評価を
行った。結果は表1に示した。
【0042】実施例5 1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−3-トリ
メトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテトラシ
ロキサン及びビス(トリメトキシシリルプロピル)アリ
ルイソシアヌレートの配合量を、それぞれ2重量部に変
更した以外は実施例1と全く同様にして液状シリコーン
ゴム組成物を調製し、且つ同様にして回転粘度計による
粘度測定及び自動吐出装置を用いての吐出性の評価を行
った。結果は表1に示した。
【0043】実施例6 実施例1と全く同様にしてペースト状の組成物を調製し
た。この組成物100重量部に、 ヘキサメチルジシラザン 4重量部 水 2重量部 を添加し、万能攪拌機を用いて170 ℃/700mmHg の条件
で2時間攪拌し、熱処理ベースを得た。チタン処理ベー
スの代わりにこの熱処理ベースを用いた以外は実施例1
と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物を調製し、
且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及び自動吐出
装置を用いての吐出性の評価を行った。結果は表1に示
した。
【0044】比較例1 1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−3-トリ
メトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテトラシ
ロキサン及びビス(トリメトキシシリルプロピル)アリ
ルイソシアヌレートを全く配合しなかった以外は実施例
1と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物を調製
し、且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及び自動
吐出装置を用いての吐出性の評価を行った。結果は表1
に示した。
【0045】比較例2 1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−3-トリ
メトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテトラシ
ロキサン及びビス(トリメトキシシリルプロピル)アリ
ルイソシアヌレートを全く配合しなかった以外は実施例
6と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物を調製
し、且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及び自動
吐出装置を用いての吐出性の評価を行った。結果は表1
に示した。
【0046】比較例3 チタン処理ベースの代わりに未処理のペースト状の組成
物を使用し、且つ1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テト
ラメチル−3-トリメトキシシリルエチル−7-グリシジル
プロピルテトラシロキサン及びビス(トリメトキシシリ
ルプロピル)アリルイソシアヌレートを全く配合しなか
った以外は実施例1と全く同様にして液状シリコーンゴ
ム組成物を調製し、且つ同様にして回転粘度計による粘
度測定及び自動吐出装置を用いての吐出性の評価を行っ
た。結果は表1に示した。
【0047】比較例4 チタン処理ベースの代わりに未処理のペースト状の組成
物を使用した以外は実施例1と全く同様にして液状シリ
コーンゴム組成物を調製し、且つ同様にして回転粘度計
による粘度測定及び自動吐出装置を用いての吐出性の評
価を行った。結果は表1に示した。
【0048】比較例5 微粉末シリカを全く使用せずにチタン処理ベースを調製
し且つ1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テトラメチル−
3-トリメトキシシリルエチル−7-グリシジルプロピルテ
トラシロキサン及びビス(トリメトキシシリルプロピ
ル)アリルイソシアヌレートを全く配合しなかった以外
は実施例1と全く同様にして液状シリコーンゴム組成物
を調製し、且つ同様にして回転粘度計による粘度測定及
び自動吐出装置を用いての吐出性の評価を行った。結果
は表1に示した。
【0049】比較例6 微粉末シリカを全く使用せずにチタン処理ベースを調製
し、このベースを用いた以外は実施例1と全く同様にし
て液状シリコーンゴム組成物を調製し、且つ同様にして
回転粘度計による粘度測定及び自動吐出装置を用いての
吐出性の評価を行った。結果は表1に示した。
【0050】比較例7 チタン処理ベースの代わりに未処理のペースト状の組成
物を使用し、且つ1,5-ジハイドロジェン-1,3,5,7−テト
ラメチル−3-トリメトキシシリルエチル−7-グリシジル
プロピルテトラシロキサン及びビス(トリメトキシシリ
ルプロピル)アリルイソシアヌレートを全く配合しなか
った以外は実施例6と全く同様にして液状シリコーンゴ
ム組成物を調製し、且つ同様にして回転粘度計による粘
度測定及び自動吐出装置を用いての吐出性の評価を行っ
た。結果は表1に示した。
【0051】比較例8 微粉末シリカを全く使用せずにチタン処理ベースを調製
し、このベースを用いた以外は実施例6と全く同様にし
て液状シリコーンゴム組成物を調製し、且つ同様にして
回転粘度計による粘度測定及び自動吐出装置を用いての
吐出性の評価を行った。結果は表1に示した。
【0052】
【表1】
【0053】尚、チキソ係数は、粘度4rpm/粘度20rpm
の粘度比である。
【0054】実施例9 実施例1で調製された液状シリコーンゴム組成物100
重量部に、 サーフィノール61 0.4重量部 塩化白金酸のビニルシロキサン錯体(白金含量1重量
%)0.2重量部 を添加して万能混合機で常温/700mmHg の条件で10分
混合して硬化性組成物を調製した。この組成物は120
℃/10分加熱して厚さ2mmのシートに成型し、300 ℃
の雰囲気下に放置した。一定時間放置後、JIS C-2123に
準拠して、硬さ、伸び及び引張強さを測定した。結果を
表2に示した。
【0055】
【表2】
【0056】尚、硬さは、JIS K-6301のA型硬さスプリ
ング式試験機を用いて測定した。
【0057】
【発明の効果】本発明のシリコーンゴム組成物は、耐熱
性に優れた硬化物を形成し得るとともに、流動性に優れ
ており、例えば自動吐出装置による供給を行い得るよう
な低粘性且つチキソ性を有している。
フロントページの続き (72)発明者 荒川 雅弥 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−48853(JP,A) 特開 平4−36355(JP,A) 特開 昭59−108062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/05,83/07

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アルケニル基含有オルガノポリシ
    ロキサン、 (B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少な
    くとも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサ
    ン、 (C)白金族金属系触媒、 (D)カーボンブラック、 (E)比表面積が50m/g以上のシリカ、 (F)一分子中に、アルケニル基及びSi−H基から成
    る群より選択された少なくとも1種の付加硬化性の官能
    基と、アルコキシシリル基、エポキシ基、酸無水物基、
    パーオキシシリル基から成る群より選択された少なくと
    も1種の接着性官能基を有する有機ケイ素化合物、及び (G)有機チタン化合物及びヘキサメチルジシラザンよ
    り成る群から選択された1種の化合物 を含有する液状シ
    リコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分の配合量が(A)成分のアル
    ケニル基1モルに対して、(B)成分中のケイ素原子結
    合水素原子が0.4〜5.0モルとなるような量であ
    り、(C)成分の配合量が(A)成分に対して、触媒と
    なる金属換算で0.1〜1000ppmの範囲であり、
    (D)成分の配合量が(A)成分100重量部当り5〜
    100重量部であり、(E)成分の配合量が(A)成分
    100重量部当たり、1重量部以上20重量部未満であ
    り、(F)成分の配合量が(A)成分100重量部当た
    り0.1〜10重量部であり、(G)成分の有機チタン
    化合物の配合量が(A)成分100重量部当り、0.0
    1〜5重量部であり、(G)成分のヘキサメチルジシラ
    ザンの配合量が(A)成分100重量部当り、0.1〜
    10重量部である請求項1に記載の液状シリコーンゴム
    組成物。
  3. 【請求項3】 アルケニル基含有オルガノポリシロキサ
    ン(A)とカーボンブラック(D)とを、有機チタン化
    合物(G)と均一に混合する第1の混合工程と、 オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)、白金族
    金属系触媒(C)及び有機ケイ素化合物(F)を、前記
    工程で得られた混合物に混合する第2の混合工程とから
    成り、 比表面積が50m/g以上のシリカ(E)は、前記第
    1或いは第2の混合工程で混合することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の液状シリコーンゴム組成物を製造
    する方法。
  4. 【請求項4】 アルケニル基含有オルガノポリシロキサ
    ン(A)とカーボンブラック(D)とを、ヘキサメチル
    ジシラザン(G)と混合して50〜200℃の温度で加
    熱処理する第1の混合工程と、 オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)、白金族
    金属系触媒(C)及び有機ケイ素化合物(F)を、前記
    工程で得られた混合物に混合する第2の混合工程とから
    成り、 比表面積が50m/g以上のシリカ(E)は、前記第
    1或いは第2の混合工程で混合することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の液状シリコーンゴム組成物を製造
    する方法。
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