JP3014213U - ヒールピースとスキーブレーキとを備えたスキーバインディングから成る組付けユニット - Google Patents
ヒールピースとスキーブレーキとを備えたスキーバインディングから成る組付けユニットInfo
- Publication number
- JP3014213U JP3014213U JP1995000307U JP30795U JP3014213U JP 3014213 U JP3014213 U JP 3014213U JP 1995000307 U JP1995000307 U JP 1995000307U JP 30795 U JP30795 U JP 30795U JP 3014213 U JP3014213 U JP 3014213U
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- JP
- Japan
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- ski
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C7/00—Devices preventing skis from slipping back; Ski-stoppers or ski-brakes
- A63C7/10—Hinged stoppage blades attachable to the skis in such manner that these blades can be moved out of the operative position
- A63C7/1006—Ski-stoppers
- A63C7/1013—Ski-stoppers actuated by the boot
- A63C7/1033—Ski-stoppers actuated by the boot articulated about at least two transverse axes
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキーブレーキのベースプレートが付加的に
保持されて、スキーブレーキの操作時に生じる力が直接
にヒールピースの固定条片に伝達されるようにし、さら
にスキーブレーキのための付加的な力伝達手段なしに実
現可能である簡単でかつコスト節約性の手段を提供す
る。 【構成】 固定条片1の側方壁区分6a,6bが、ベー
スプレート2に面した前端面に、スキー板の長手方向で
突出した各1つの支承突起7a,7bを有しており、該
支承突起7a,7bが横方向ピン8のための支承個所1
9a,19bを備えており、該支承個所19a,19b
によって前記横方向ピン8が、少なくともスキー板上面
から離れる方向での鉛直方向運動に抗して保持されてい
る。
保持されて、スキーブレーキの操作時に生じる力が直接
にヒールピースの固定条片に伝達されるようにし、さら
にスキーブレーキのための付加的な力伝達手段なしに実
現可能である簡単でかつコスト節約性の手段を提供す
る。 【構成】 固定条片1の側方壁区分6a,6bが、ベー
スプレート2に面した前端面に、スキー板の長手方向で
突出した各1つの支承突起7a,7bを有しており、該
支承突起7a,7bが横方向ピン8のための支承個所1
9a,19bを備えており、該支承個所19a,19b
によって前記横方向ピン8が、少なくともスキー板上面
から離れる方向での鉛直方向運動に抗して保持されてい
る。
Description
【0001】
本考案は、固定条片を介してスキー板に固定可能であるヒールピースと、スキ ーブレーキの、スキー板に固定可能なベースプレートとを備えたスキーバインデ ィングから成る組付けユニットであって、スキーブレーキが前記固定条片の側方 壁区分によって付加的に保持されており、前記ベースプレートに起こしばねおよ び/またはステッププレートもしくは該ステッププレートに枢着された前記スキ ーブレーキの中間部材を支承するための少なくとも1つの横方向ピンが配置され ている形式のものに関する。
【0002】
このような形式の組付けユニットの公知先行技術は、固定ねじを用いてスキー 板に組み付けられた固定条片にヒールピースが案内されているような市販のスキ ーバインディングによって形成される。2つの固定ねじはスキーブレーキのベー スプレートをスキー板に固定するためにも働く。この場合、前記ベースプレート は前記ねじから間隔をおいて付加的に固定条片の側方壁区分によって保持されて いる。この目的のためには側方でベースプレートに、水平方向に形成された各1 つのガイド溝が設けられている。このガイド溝には、前記側方壁区分の内方に向 かって折り曲げられた各1つの部分が係合し、これによってベースプレートは前 記2つの固定ねじに対して付加的に鉛直および側方の運動に抗して保持されてい る。
【0003】 このような手段の利点は、たとえば特にこの「コンビニエンス・ブレーキ(C onvenience Brake)」と呼ばれる公知のスキーブレーキが付加 的なねじまたは固定エレメントなしに簡単に、しかも極めて安定的にスキー板に 固定される点に認められる。したがってスキーブレーキが故障した場合や、また このようなスキーブレーキが望まれないか、または必要とされない場合には、2 つの固定ねじを緩めることによって前記スキーブレーキをいつでも容易に交換す るか、もしくは取り外すことができる。
【0004】 公知の全てのスキーブレーキでは、側方壁区分によって付加的に保持されたベ ースプレートに、一般に少なくとも1つの横方向ピンが設けられている。この横 方向ピンには、ステッププレートもしくはこのステッププレートのための中間部 材および/またはこのステッププレートを負荷する起こしばねが支承されている 。したがって、スキー靴によってまたはリリース時ではブレーキレバーによって ステッププレートに作用する力は前記横方向ピンを介してまずベースプレートに 伝達され、次いで固定条片に伝達される。
【0005】
本考案の課題は、ヒールピースとスキーブレーキとを備えた冒頭で述べた形式 の組付けユニットを改良して、スキーブレーキのベースプレートが付加的に保持 されて、スキーブレーキの操作時に生じる力が直接にヒールピースの固定条片に 伝達されるような組付けユニットを提供することである。さらに、本考案の課題 は、スキーブレーキのための付加的な力伝達手段なしに実現可能となる簡単でか つコスト節約性の手段を提供することである。
【0006】
この課題を解決するために本考案の構成では、固定条片の側方壁区分が、ベー スプレートに面した前端面に、スキー板の長手方向で突出した各1つの支承突起 を有しており、該支承突起が前記横方向ピンのための支承個所を備えており、該 支承個所によって前記横方向ピンが、少なくともスキー板上面から離れる方向で の鉛直方向運動に抗して保持されているようにした。
【0007】
本考案によれば、スキーブレーキの操作時に、横方向ピンに作用する力が直接 にヒールピースの固定条片に伝達されるので、ベースプレートは比較的小さな負 荷にしたさらされない。したがって、このようなベースプレートの製造時には、 スキーブレーキの安定性および強度が損なわれることなく材料とコストとを節約 することが可能となる。
【0008】 本考案の有利な構成では、各支承突起が支承フォークによって形成されており 、該支承フォークがスキーブレーキの組付け位置で前記横方向ピンを所属のフォ ーク歯の間に収容しており、側方から見て非対称的でかつほぼU字形に形成され た前記支承フォークが、前記横方向ピンを支承するために半円形の中央部分と、 スキー板上面に対してほぼ平行に延びる2つのフォーク歯とを有している。この ような構成に基づき、横方向ピンが、スキー上面に向かう方向、あるいはスキー 上面から離れる方向のいずれにおいても、鉛直方向運動に抗して保持されること が保証される。
【0009】 さらに、ベースプレートが、前記横方向ピンの範囲に、固定条片の側方壁区分 に設けられた各1つの支承フォークを側方で案内するための長手方向ガイドを有 している。これにより、スキーブレーキのベースプレートは支承フォークによっ て側方においても保持される。
【0010】 前記支承フォークの有利な構成では、2つのフォーク歯の相互の間隔が、少な くとも前記横方向ピンの収容個所の直径に相当しており、半円形の中央部分の直 径が、前記フォーク歯の間隔よりも少しだけ大きく形成されていて、半円形の中 央部分から上側のフォーク歯への移行部に前記横方向ピンのための係止突起が形 成されており、前記横方向ピンが、スキーブレーキの組付け位置で、少なくとも 一方の端部で固定条片に支持されている起こしばねの上方に向けられた作用に基 づき係止位置を取っている。このような構成により、ヒールピースとスキーブレ ーキとは、固定条片とベースプレートとがスキー板に組み付けられていない場合 でも、互いに十分に固く結合されているので、スキーバインディング全体を既に 製造個所で完成させることができる。
【0011】
【実施例】 以下に、本考案の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0012】 図面には、ヒールピース(図示しない)のための固定条片1と、図3に示した スキーブレーキ3のためのベースプレート2とが示されている。ヒールピースと スキーブレーキ3との正確な構成は当業者にとって周知であり、詳しい説明は省 略する。それどころか、固定条片に案内されている任意の如何なるヒールピース も、またベースプレートに配置されてかつ横方向ピンを備えている如何なるスキ ーブレーキも本考案の枠内にある。このようなスキーブレーキ3の例は、特にオ ーストリア国特許出願公告第250093号明細書に詳しく記載されている。固 定条片1をスキー板4に固定するためには、2つの孔5a,5bが設けられてい る。これらの孔5a,5bには、ベースプレート2に配置された2つの孔5c, 5dが対応している。これらの孔5c,5dは固定条片1とベースプレート2と の組付け完了状態(図3参照)において、固定条片1に設けられた孔5a,5b と整合するので、この固定条片1とベースプレート2とは2つの固定ねじ(図示 しない)によって同時にスキー板4に固定可能である。
【0013】 固定条片1は公知の形式でその側方の縁部に、ヒールピースを長手方向案内す る目的で、スキー板上面4′からほぼ垂直に突出しかつ長手方向中心平面に対し て対称的に配置された側方壁区分6a,6bを有している。両側方壁区分6a, 6bは固定条片1のほぼ全長にわたって延びている。固定条片1の、前記孔5a ,5bの後方に位置する区分では、互いにほぼ平行に延びる側方壁区分6a,6 bの上端部が内方に折り曲げられている。さらに固定条片1の後端区分には、対 になって相前後して配置された多数の係止孔が設けられている。これらの係止孔 は長手方向中心平面に対して対称的に形成されている。スキーバインディングの 滑走準備状態では、少なくとも1対の前記係止孔に、ヒールピースに設けられた 操作可能な係止エレメントが突入して係止される。この係止エレメントによって 、固定条片1に案内されて保持されたヒールピースの長手方向位置が固定される 。孔5a,5bの範囲では、側方壁区分6a,6bが側方で外方に向かって屈曲 されていて、固定条片1の前記両孔5a,5bの前方に位置する区分で再び長手 方向中心平面に対して平行に形成された各1つの前端区分に移行している。この ような固定条片自体は既に公知である。図面から判かるように、側方壁区分6a ,6bの各前端区分は本考案によればベースプレート2に面した前端面に、スキ ー板の長手方向に向けられた支承突起7a,7bを有している。この支承突起7 a,7bにより、スキーバインディングの組付け完了状態では、ベースプレート 2に配置された横方向ピン8が少なくともスキー板上面4′から離れる方向での 鉛直運動に抗して保持されている。
【0014】 図3に示したスキーブレーキ3のベースプレート2は、この実施例では公知の 形式で一方では2つのブレーキレバー9a,9bを支承するために、他方ではス テッププレート10もしくは中間部材11と、ステッププレート10を負荷する 起こしばね12とを支承するために働く。図示の実施例では、ブレーキレバー9 a,9bが、ベースプレート2の前端部に設けられた各1つの横方向孔13に旋 回可能に支承されている。これに対して中間部材11と起こしばね12とは、図 3に認められるように本考案により支承突起7a,7bによって保持された横方 向ピン8に支承されている。中間部材11を横方向ピン8に支承するためには、 ベースプレート2に中央の切欠き14が設けられている(図1)。この切欠きの 側方では、各1つの支承突起7a,7bをベースプレート2に収容するために横 方向ピン8の範囲に、対応する長手方向ガイド15a,15bが設けられている 。
【0015】 図示の実施例では(図2参照)、各支承突起7a,7bが各2つのフォーク歯 17a,18a,17b,18bを備えた各1つの支承フォーク16a.16b の形で形成されている。2つのフォーク歯17a,18a;17b,18bの間 には、スキーバインディングの組付け位置において横方向ピン8が収容される。 非対称的でかつ側方から見てほぼU字形に形成された支承フォーク16a.16 bは半円形の中央部分19a,19bを有しており、この中央部分に続いて、前 方に向かって各1つの上側のフォーク歯17a,17bもしくは下側のフォーク 歯18a,18bが設けられている。この場合、上側のフォーク歯17a,17 bと、半円形の中央部分19a,19bとが支承突起7a,7bを形成している 。両フォーク歯17a,18a;17b,18bの相互の鉛直方向間隔は少なく とも横方向ピン8の収容個所の直径に相当している。それに対して、半円形の中 央部分19a,19bの直径は両フォーク歯17a,18a,17b,18bの 鉛直方向間隔よりも少しだけ大きく形成されているので、中央部分19a,19 bから上側のフォーク歯17a,17bへの移行部には係止突起20a,20b が形成される。この係止突起20a,20bにより、ベースプレート2に作用す る起こしばね12によって上方に向かって負荷されている横方向ピン8は、スキ ーバインディングの組付け完了状態において係止位置を取る。支承フォーク16 a,16bの上側のフォーク歯17a,17bは図示の実施例では各下側のフォ ーク歯18a,18bよりも少しだけ長く形成されていて、そのスキー板上面4 ′に面した側にはベースプレート2に対して鋭角の角度で延びるガイド面21a ,21bを有している。このガイド面21a,21bは固定条片1とベースプレ ート2との組付け時に横方向ピン8を案内するためのガイドとして働く。
【0016】 図1に別個に示した横方向ピン8はベースプレート2のほぼ全幅にわたって延 びていて、その端区分で各1つの支承フォーク16a,16bによって保持され ている。この目的のために横方向ピン8は支承個所に各1つの環状溝22a,2 2bを有している。この環状溝の幅は少なくとも支承フォーク16a,16bの フォーク歯17a,18a;17b,18bの肉厚さに相当しているので、横方 向ピン8はこの環状溝22a,22bによって付加的に側方においても位置固定 されている。したがって、支承フォーク16a,16bによってベースプレート 2は長手方向ガイド15a,15bを介して側方で保持されると同時に、このベ ースプレート2に配置された横方向ピン8も環状溝22a,22bを介して側方 で保持されている。図2に示した固定条片1の概略図には、一点鎖線で示した横 方向ピン8が組付け位置で示されている。この組付け位置では、環状溝22a, 22bが支承フォーク16a,16bに設けられたフォーク歯17a,18a; 17b,18bの間に収容されている。さらに図2には、長手方向中心平面に対 して対称的に配置された2つの支承個所23a,23bが認められる。この支承 個所23a,23bには、横方向ピン8に支承された各1つの起こしばね12の 一方の端部が支持されている。このような支持に基づき、横方向ピン8、ひいて はベースプレート2も、組付け位置において上方に向かって各支承フォーク16 a;16bの上側のフォーク歯17a;17bの方向に負荷されて、横方向ピン 8の上記係止位置を可能にする。
【0017】 スキーブレーキ3と、一般に既に専用のヒールピースを備えている固定条片1 とを備えた本考案によるスキーバインディングの組立ては簡単に行なわれる。こ の場合、スキーブレーキ3のベースプレート2が固定条片1に被せ嵌められ、こ のときに前記固定条片1の支承突起7a,7bもしくは支承フォーク16a,1 6bがベースプレート2の長手方向ガイド15a,15bに導入され、その結果 、横方向ピン8が係止突起20a,20bに係止される(図3参照)。支承フォ ーク16a,16bの上側のフォーク歯17a,17bに設けられたガイド面2 1a,21bにより、横方向ピン8の環状溝22a,22bは支承フォーク16 a,16bの半円形の中央部分19a,19bに簡単に収容される。この前組付 けされた状態において、スキーバインディングはスキーブレーキを装備した状態 で供給されるので、あとはスキー板4に固定されるだけでよい。たとえばスキー ブレーキを交換したい場合、またはスキーブレーキをスキーバインディングから 取り外したい場合には、ベースプレート2と固定条片1とのための共通の固定ね じを緩めるだけで済む。その後に、横方向ピン8に作用する前記係止突起20a ,20bの引止め力を克服する対応する引張力を加えると、スキーブレーキを固 定条片1から取り外すことができる。
【図1】横方向ピンと、スキーブレーキ用のベースプレ
ートと、ヒールピース用の固定条片とを分解した状態で
示す平面図である。
ートと、ヒールピース用の固定条片とを分解した状態で
示す平面図である。
【図2】図1に示した固定条片の縦断面図と正面図であ
る。
る。
【図3】図1に示したスキーブレーキを備えたベースプ
レートと固定条片とを組付け状態で示す長手方向中心で
断面した図である。
レートと固定条片とを組付け状態で示す長手方向中心で
断面した図である。
1 固定条片、 2 ベースプレート、 3 スキーブ
レーキ、 4 スキー板、 4′ スキー板上面、 5
a,5b,5c,5d 孔、 6a,6b 側方壁区
分、 7a,7b 支承突起、 8 横方向ピン、 9
a,9b ブレーキレバー、 10 ステッププレー
ト、 11 中間部材、 12 起こしばね、 13
横方向孔、 14 収容部、 15a,15b 長手方
向ガイド、16a,16b 支承フォーク、 17a,
17b,18a,18b フォーク歯、 19a,19
b 中央部分、 20a,20b 係止突起、 21
a,21b ガイド面、 22a,22b 環状溝、
23a,23b 支承個所
レーキ、 4 スキー板、 4′ スキー板上面、 5
a,5b,5c,5d 孔、 6a,6b 側方壁区
分、 7a,7b 支承突起、 8 横方向ピン、 9
a,9b ブレーキレバー、 10 ステッププレー
ト、 11 中間部材、 12 起こしばね、 13
横方向孔、 14 収容部、 15a,15b 長手方
向ガイド、16a,16b 支承フォーク、 17a,
17b,18a,18b フォーク歯、 19a,19
b 中央部分、 20a,20b 係止突起、 21
a,21b ガイド面、 22a,22b 環状溝、
23a,23b 支承個所
Claims (8)
- 【請求項1】 固定条片(1)を介してスキー板(4)
に固定可能であるヒールピースと、スキーブレーキ
(3)の、スキー板(4)に固定可能なベースプレート
(2)とを備えたスキーバインディングから成る組付け
ユニットであって、スキーブレーキ(3)が前記固定条
片(1)の側方壁区分(6a,6b)によって付加的に
保持されており、前記ベースプレート(2)に起こしば
ね(12)および/またはステッププレート(10)も
しくは該ステッププレート(10)に枢着された前記ス
キーブレーキ(3)の中間部材(11)を支承するため
の少なくとも1つの横方向ピン(8)が配置されている
形式のものにおいて、固定条片(1)の側方壁区分(6
a,6b)が、ベースプレート(2)に面した前端面
に、スキー板(4)の長手方向で突出した各1つの支承
突起(7a,7b)を有しており、該支承突起(7a,
7b)が前記横方向ピン(8)のための支承個所(19
a,19b)を備えており、該支承個所(19a,19
b)によって前記横方向ピン(8)が、少なくともスキ
ー板上面(4′)から離れる方向での鉛直方向運動に抗
して保持されていることを特徴とする、ヒールピースと
スキーブレーキとを備えたスキーバインディングから成
る組付けユニット。 - 【請求項2】 各支承突起(7a,7b)が支承フォー
ク(16a,16b)によって形成されており、該支承
フォーク(16a,16b)がスキーブレーキ(3)の
組付け位置で前記横方向ピン(8)を所属のフォーク歯
(17a,18a,17b,18b)の間に収容してお
り、側方から見て非対称的でかつほぼU字形に形成され
た前記支承フォーク(16a,16b)が、前記横方向
ピン(8)を支承するために半円形の中央部分(19
a,19b)と、スキー板上面(4′)に対してほぼ平
行に延びる2つのフォーク歯(17a,18a,17
b,18b)とを有している、請求項1記載の組付けユ
ニット。 - 【請求項3】 ベースプレート(2)が、前記横方向ピ
ン(8)の範囲に、固定条片(1)の側方壁区分(6
a,6b)に設けられた各1つの支承突起(7a,7
b)を側方で案内するための長手方向ガイド(15a,
15b)を有している、請求項1または2記載の組付け
ユニット。 - 【請求項4】 2つのフォーク歯(17a,18a;1
7b,18b)の相互の間隔が、少なくとも前記横方向
ピン(8)の収容個所の直径に相当しており、半円形の
中央部分(19a,19b)の直径が、前記フォーク歯
の間隔よりも少しだけ大きく形成されていて、半円形の
中央部分(19a,19b)から上側のフォーク歯(1
7a,17b)への移行部に前記横方向ピン(8)のた
めの係止突起(20a,20b)が形成されており、前
記横方向ピン(8)が、スキーブレーキ(3)の組付け
位置で、少なくとも一方の端部で固定条片(1)に支持
されている起こしばね(12)の上方に向けられた作用
に基づき係止位置を取っている、請求項2または3記載
の組付けユニット。 - 【請求項5】 固定条片(1)の前記側方壁区分(6
a,6b)が、固定条片(1)の長手方向中心平面に対
して対称的に形成されており、ベースプレート(2)の
端面の少なくとも全幅にわたって延びる前記横方向ピン
(8)の側方の端区分が、前記側方壁区分(6a,6b)
に設けられた支承突起(7a,7b)に支持されている、
請求項1から4までのいずれか1項記載の組付けユニッ
ト。 - 【請求項6】 前記横方向ピン(8)の少なくとも一方の
端区分が環状溝(22a,22b)を有しており、該環
状溝(22a,22b)に、所属の支承フォーク(16
a,16b)の上下のフォーク歯(17a,18a,17
b,18b)が係合している、請求項2から5までのい
ずれか1項記載の組付けユニット。 - 【請求項7】 前記支承フォーク(16a,16b)の
上側のフォーク歯(17a,17b)が、ベースプレー
ト(2)に対して鋭角で延びるガイド面(21a,21
b)を有している、請求項2から6までのいずれか1項
記載の組付けユニット。 - 【請求項8】 ベースプレート(2)が、スキー板
(4)に固定する目的で前記横方向ピン(8)の後方に
間隔をおいて、ベースプレート(2)の長手方向中心平
面に対して対称的に配置された2つの孔(5c,5d)
を有しており、固定条片(1)に前記両側方壁区分(6
a,6b)の間で固定ねじのための別の2つの孔(5
a,5b)が設けられており、該孔(5a,5b)が、ス
キーバインディングの組付け位置でベースプレート(2)
に設けられた前記孔(5c,5d)と整合している、請
求項1から7までのいずれか1項記載の組付けユニッ
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT196/94 | 1994-02-02 | ||
AT19694A AT400308B (de) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | Montageeinheit, bestehend aus einer skibindung mit einem fersenbacken und einer skibremse |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014213U true JP3014213U (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=3484034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995000307U Expired - Lifetime JP3014213U (ja) | 1994-02-02 | 1995-02-01 | ヒールピースとスキーブレーキとを備えたスキーバインディングから成る組付けユニット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0666090A1 (ja) |
JP (1) | JP3014213U (ja) |
AT (1) | AT400308B (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT359901B (de) * | 1976-04-16 | 1980-12-10 | Tyrolia Freizeitgeraete | Halterung fuer eine skibremse |
AT393630B (de) * | 1988-12-23 | 1991-11-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibremse |
-
1994
- 1994-02-02 AT AT19694A patent/AT400308B/de not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-01-19 EP EP95100649A patent/EP0666090A1/de not_active Withdrawn
- 1995-02-01 JP JP1995000307U patent/JP3014213U/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AT400308B (de) | 1995-12-27 |
ATA19694A (de) | 1995-04-15 |
EP0666090A1 (de) | 1995-08-09 |
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