JP3013719U - ベビー載乗用品用マット - Google Patents
ベビー載乗用品用マットInfo
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- JP3013719U JP3013719U JP1995000559U JP55995U JP3013719U JP 3013719 U JP3013719 U JP 3013719U JP 1995000559 U JP1995000559 U JP 1995000559U JP 55995 U JP55995 U JP 55995U JP 3013719 U JP3013719 U JP 3013719U
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- JP
- Japan
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- mat
- baby
- notch
- belt
- seat
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- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】肩部または腰部と股間部とに、載乗した乳幼児
を止めつける安全ベルトの端部を取付けたベビー載乗用
品の、前記座席部に敷設して使用するベビー載乗用品用
マットにおいて、載乗した乳幼児の足が落ちず快適に使
用できるようなベビー載乗用品用マットの提供。 【構成】安全ベルト7の端部に対応する位置に、ベルト
7a,7c,7cを通すための挿通孔10,11,11
を形成するとともに、これら挿通孔10,11,11の
うち下部の股間部位のもの(第1挿通孔10)は、端部
からの切り込みで形成したベビー載乗用品用マット1。
を止めつける安全ベルトの端部を取付けたベビー載乗用
品の、前記座席部に敷設して使用するベビー載乗用品用
マットにおいて、載乗した乳幼児の足が落ちず快適に使
用できるようなベビー載乗用品用マットの提供。 【構成】安全ベルト7の端部に対応する位置に、ベルト
7a,7c,7cを通すための挿通孔10,11,11
を形成するとともに、これら挿通孔10,11,11の
うち下部の股間部位のもの(第1挿通孔10)は、端部
からの切り込みで形成したベビー載乗用品用マット1。
Description
【0001】
この考案は、例えばベビーカーやキャリー、いす、車載用のチャイルドシート 等のような、安全を確保するためのベルトを備えたベビー用品に取付けて使用す るベビー載乗用品用マットに関する。
【0002】
ベビー載乗用品用マットはベルトを通す挿通孔を形成しており、これにベルト を通すことで座席への固定も行なっている。ベルトは通常、座席の両側と下部と から延びているため、挿通孔は3箇所形成する必要がある。
【0003】 この挿通孔の形成に当って、下部の股間部に対応する位置のベルトは、他の2 本のベルトを止めるためのバックル部を有しているので、その挿通が困難になる ことを避けるべく、下端の中間部から上方へ所定長さ切欠いて形成し、マットの 下部を凧の足のような独立した脚形状に形成している。座席部への取り付けは、 マットの下部をベルトに跨がらせるようにして、切欠部の端からベルトを通せば よい。
【0004】 しかし、乳幼児は膝などの関節を曲げた状態でいるので、上述のように切欠く ことによって挿通孔を形成したのでは、足が独立した脚形状のマットから落ちて しまうことなり、マットの本来の役割を果たさなくなってしまう。
【0005】
そこでこの考案は、乳幼児にとって快適なマットであるとともに、着脱作業も 容易であるようなベビー用マットの提供を課題とする。
【0006】
上述の課題を解決するための手段を実施例の図7を用いて説明すると、その構 成は、背部と座部とからなる座席部を有し、該座席部には、これに載乗させた乳 幼児Aの肩部または腰部と股間部とに、載乗した乳幼児を止めつける安全ベルト 7の端部を取付けたベビー載乗用品において、前記座席部に敷設して使用するベ ビー載乗用品用マット1であって、前記安全ベルト7の端部に対応する位置に、 ベルト7a,7c,7cを通すための挿通孔10,11,11を形成するととも に、これら挿通孔10,11,11のうち少なくとも下部の股間部位のものは、 端部から切り込みを入れて形成し、上部の外周縁にヘッドレスト9を形成したベ ビー載乗用品用マット1であることを特徴とする。
【0007】 なお、前記切り込みは真っ直ぐに形成するとともに、該切り込みの上端部に湾 曲部10aを形成して、略逆J字状に形成するもよく、真っ直ぐ形成した切り込 みの上端位置に、ベルト係止用の切欠き部を形成するもよい。
【0008】 また、座席部への取り付け状態を良好に維持するため、前記切り込みの端緒部 位に、切り込みの口を閉じる閉鎖手段を形成するもよい。
【0009】
すなわち、請求項1の構成によれば、座席部への取り付けに当っては、少なく とも股間部位のベルトは切り込みからなる挿通孔に通せばよく、取付けた時には 、隙間なくして乳幼児の足を支持する。 また、上部の外周縁に形成したヘッドレストが乳幼児の頭を包み込むように柔 らかく支持する。
【0010】 請求項2の構成によれば、挿通孔の上端部の湾曲部によりマットの下部に偏り が生じ、切り込みの口を閉じる方向に力がかかる。
【0011】 請求項3の構成によれば、挿通孔に通したベルトは、切欠部に位置し、これよ り下側の切り込みを広げることなくぴたりと合わせて、切り込みの口を閉じる。
【0012】 請求項4の構成によれば、挿通孔にベルトを通したあと閉鎖手段で切り込みの 口を閉じればよい。
【0013】
上述の結果、請求項1のベビー載乗用品用マットによると、座席部に取付けた 状態では、マットの下部に隙間ができないので、乳幼児の足がマットから落ちる ことなく、充分に支持できる。このため、乳幼児にとって快適なマットになると ともに、着脱に際しては挿通孔にベルトを通したり、挿通孔からベルトを抜いた りするだけでよいので極めて容易であり、迅速に行なえる。
【0014】 また、上部にはヘッドレストを形成したので、乳幼児の頭をしっかりと支持す ることができる。例えば、既存のベビーカーの座席部が大きすぎる場合や、乳幼 児を寝かせたりするような場合には、上述のような簡単な作業でこのベビー載乗 用品用マットを取付けることによって、心地好い空間を作ることができる。
【0015】 請求項2のベビー載乗用品用マットによると、マットの下部において切り込み の口を閉じる方向に力がかかって変形するので、例えば乳幼児が足を曲げたり伸 ばしたりした場合でも、捲れたりすることを極力抑え、たといそのようなことが あっても付勢力によってすぐに元どおりに戻る。このため、足がマットから落ち るようなことを積極的に防止することもできる。
【0016】 請求項3のベビー載乗用品用マットによると、挿通孔に通したベルトは切欠部 に収まり、これより下側の切り込みを広げることなくぴたりと合わせて口を閉じ るので、乳幼児の足の運動があっても捲れたりして隙間が開くことを極力抑える ことができる。
【0017】 請求項4のベビー載乗用品用マットによると、挿通孔の口は閉鎖手段で閉じら れるので、座席部に対する一体性が増し、乳幼児を座席部から取り上げたりした ときなどでも、マットが外れたりすることを防止できる。
【0018】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1はベビー載乗用品用マット1(以下、マットという)の斜視図であり、こ のマット1は、例えば図2に示したようなベビー載乗用品2に敷設して使用する 。
【0019】 このベビー載乗用品2は、背部3と座部4とで座席部5が形成され、乳幼児を その座席部5に乗せて座らせたり寝かせたりするものである。実線で示したよう に、背部3を傾けることでベビーカーに搭載して使用でき、仮想線で示したよう に背部3を伸ばすとベッドとして、またアーチ形の把手6を起立させるとキャリ ーとして使用できる。また、このベビー載乗用品2は載乗した乳幼児の安全を確 保するための安全ベルト7を装着している。安全ベルト7は、肩部位に対応する 位置と、股間部位に対応する位置とにその端部を装着しており、股間部位から延 びるベルト7aにバックル7bを取り付け、他のベルト7c,7cの先端に形成 した係止部7dを係止できるようにしている。係止の解除はバックル7bの押し ボタン7eで行なう。 ベビー載乗用品2は上述のようなもののほか、例えば、ベビーカーやいす、籠 状のキャリー等であるもよい。
【0020】 マット1は、ウレタン等を充填して弾力性を有するように形成され、本体8と ヘッドレスト9とからなっている。本体8は図3に示すように、上述のベビー載 乗用品2に対応する略長円形に形成され、上部の外周縁にヘッドレスト9を一体 に装着している。本体8の形状はベビー載乗用品2に合わせて適宜の形状にすれ ばよく、ヘッドレスト9は不要ならば形成せずともよい。
【0021】 また、前述の安全ベルト7の端部に対応する3箇所にベルト7a,7c,7c を挿通する挿通孔10,11,11を形成している。一つは股間部位に対応する 下部(第1挿通孔10)で、他の二つは肩部位に対応する上部(第2挿通孔11 ,11)である。
【0022】 これら挿通孔10,11,11は切り込みを入れることで形成している。下部 の第1挿通孔10は、下端から真っ直ぐ上方に所定長さ切り込むとともに、その 上端部において、左右いずれかの方向に大きく湾曲して形成する。このように湾 曲して形成することで、縫成時の作用により、この湾曲部10aより下側に偏り が生じ、切り込み(第1挿通孔10)の口を閉じる方向に本体8の下部は付勢さ れる。
【0023】 上部の第2挿通孔11,11は、それぞれ横から所定長さ切り込むとともに、 図4に示したようにヘッドレスト9の両端部に形成した環状をなす止め紐12, 12を用いて切り込みの端緒を閉鎖するようにしている。すなわち、本体8の裏 面におけるヘッドレスト9の両端部対応部位に、相互に重合する面ファスナ13 ,13を取り付け、上述の止め紐12,12をこの面ファスナ13,13で挾み 込んで、切り込み(第2挿通孔11,11)の口を閉鎖する。
【0024】 なお、上述の止め紐12,12を用いずにヘッドレスト9の両端部に面ファス ナの一方を取り付け、本体8の対応部位に面ファスナの他方を取付けて、閉鎖を 行なうもよい。
【0025】 また、これら第2挿通孔11,11も、上述の第1挿通孔10のような形状に 形成するもよく、この場合には上述の閉鎖手段としての止め紐12,12と面フ ァスナ13,13は形成せずともよい。さらに、第1挿通孔10は相互に重なる 下端部において、面ファスナ等の閉鎖手段を用いて閉鎖可能にするもよい。この ようにした場合には、マット1の座席部5との一体性が増し、乳幼児を座席部5 から取り上げたりしたときなどでも、マット1が容易に外れたりすることを防止 できる。
【0026】 さらにまた、これら挿通孔10,11,11は、例えば図5や図6に示したよ うな形状に形成するもよい。図5の挿通孔14も図6の挿通孔15も、端部から 真っ直ぐに切り込み、この切り込みの上端位置に、ベルト係止用の切欠き部14 a,15aを形成したものである。図5の切欠き部14aは、平紐状のベルト7 a,7c,7cと略同一幅の一辺を有する三角形状に設定し、図6の切欠き部1 5aは略円形に設定している。
【0027】 以上のように構成したマット1では、ベビー載乗用品2の座席部5への取り付 けに当っては、安全ベルト7を構成する3本のベルト7a,7c,7cを各挿通 孔10,11,11に挿通する。この時、股間部位のベルト7aはその基部側に おいて、切り込みからなる第1挿通孔10にその端部から通せばよく、肩部位の ベルト7c,7cは第2挿通孔11,11に差し通したり、止め紐12,12を 外して通した後止め紐12,12を面ファスナ13,13で挟み込んで止めれば よい。閉塞手段を面ファスナ13,13で構成したので、取り付けに当ってはた だ単に重合するだけでよく、力が不要で、作業は簡易迅速である。
【0028】 そして図7に示したように乳幼児Aをマット1の上に載乗して、第1挿通孔1 0と第2挿通孔11,11から出ているベルト7a,7c,7cを締める。
【0029】 乳幼児Aの頭はヘッドレスト9により包み込まれるように支持され、2本の足 は、隙間のないマット1の下部に位置し、支持される。
【0030】 この時、マット1の下部は、切り込みの特殊な形状により、切り込みを挟んだ 左右部分が相互に近接する方向に付勢され、切り込みの口を閉じる。このため、 例えば乳幼児Aが足を曲げたり伸ばしたりした場合でも、捲れたりすることを極 力抑え、たといそのようなことがあっても付勢力によってすぐに元どおりに戻る 。したがって、足がマット1から落ちるようなことを積極的に防止することもで きる。
【0031】 このように、座席部5に取付けた状態でマット1の下部に隙間ができないので 、乳幼児にとって快適なマット1になるとともに、着脱に際しては挿通孔10, 11,11にベルト7a,7c,7cを通したり、挿通孔10,11,11から ベルト7a,7c,7cを抜いたりするだけでよいので極めて容易であり、迅速 に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベビー載乗用品用マットの斜視図。
【図2】ベビー載乗用品の一例を示す斜視図。
【図3】ベビー載乗用品用マットの平面図。
【図4】ベビー載乗用品用マットの底面図。
【図5】挿通孔の他の例を示す平面図。
【図6】挿通孔の他の例を示す平面図。
【図7】ベビー載乗用品用マットの使用状態を示す斜視
図。
図。
1…ベビー載乗用品用マット 2…ベビー載乗用品 3…背部 4…座部 5…座席部 7…安全ベルト 7a,7c…ベルト 9…ヘッドレスト 10…第1挿通孔(挿通孔) 11…第2挿通孔(挿通孔) 12…止め紐 13…面ファスナ 14,15…挿通孔 14a,15a…切欠き部
Claims (4)
- 【請求項1】背部と座部とからなる座席部を有し、該座
席部には、これに載乗させた乳幼児の肩部または腰部と
股間部とに、載乗した乳幼児を止めつける安全ベルトの
端部を取付けたベビー載乗用品において、前記座席部に
敷設して使用するベビー載乗用品用マットであって、 前記安全ベルトの端部に対応する位置に、ベルトを通す
ための挿通孔を形成するとともに、 これら挿通孔のうち少なくとも下部の股間部位のもの
は、端部から切り込みを入れて形成し、 上部の外周縁にヘッドレストを形成したベビー載乗用品
用マット。 - 【請求項2】前記切り込みを真っ直ぐに形成するととも
に、 該切り込みの上端部に湾曲部を形成して、略逆J字状に
形成した請求項1記載のベビー載乗用品用マット。 - 【請求項3】前記切り込みを真っ直ぐ形成するととも
に、 該切り込みの上端位置に、ベルト係止用の切欠き部を形
成した請求項1記載のベビー載乗用品用マット。 - 【請求項4】前記切り込みの端緒部位に、切り込みの口
を閉じる閉鎖手段を形成した請求項1から請求項3のう
ちのいずれか一項に記載のベビー載乗用品用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000559U JP3013719U (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ベビー載乗用品用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995000559U JP3013719U (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ベビー載乗用品用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013719U true JP3013719U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=43149363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995000559U Expired - Lifetime JP3013719U (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ベビー載乗用品用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013719U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012016986A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Aprica Children's Products Kk | 育児器具の座席マット |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP1995000559U patent/JP3013719U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012016986A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Aprica Children's Products Kk | 育児器具の座席マット |
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