JP3055393U - 乳幼児用マット - Google Patents

乳幼児用マット

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JP3055393U
JP3055393U JP1998004706U JP470698U JP3055393U JP 3055393 U JP3055393 U JP 3055393U JP 1998004706 U JP1998004706 U JP 1998004706U JP 470698 U JP470698 U JP 470698U JP 3055393 U JP3055393 U JP 3055393U
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Japan
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infant
mat
headrest
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JP1998004706U
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泰彦 坂西
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T Rex Co Ltd
Original Assignee
T Rex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乳幼児の頭部と頸部を優しく支持して保護すべ
く、上部の外周縁にヘッドレストを有した乳幼児用マッ
トにおいて、乳幼児の大きさの違いや成長に対応してヘ
ッドレストの内周縁の大きさを変更できるようにして、
効果の確実性や経済性を向上すること。 【構成】本体9に対して一体に形成したヘッドレスト8
の内周側に補助部材10を着脱可能に取付けてヘッドレ
ストの内周縁の大きさを変更するできるようにした乳幼
児用マット1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばベビーカーやキャリー、いす、車載用のチャイルドシート 、ブランコ等に敷設して使用するような乳幼児用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
乳幼児用マットは、乳幼児を保護するためのもので様々な種類があるが、登録 実用新案第3013719号のように乳幼児の頭部と頸部とを安定させるものは 、乳幼児の大切な部位を保護する効果の大きさから需要が高い。このマットは、 上部の外周縁にヘッドレストを一体に形成した構造である。
【0003】 しかし乳幼児といっても大きさに固体差がある。また乳幼児は短期間のうちに 著しい成長をするものである。このため、よりよい効果を達成するためには、乳 幼児の大きさや成長段階に応じて複数種類の大きさのマットを用意する必要があ った。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、ヘッドレストの内周縁の大きさを小さく変更できるように してよりよい効果の達成を図り、経済性を向上することを課題とする。
【0005】 そのための手段は、乳幼児の全身が乗る大きさに形成され、乳幼児の頭部に対 応する上部の外周縁にヘッドレストを設けた乳幼児用マットであって、上記ヘッ ドレストに、該ヘッドレストの内周縁の大きさを小さく変更する大きさ可変構造 を形成した乳幼児用マットであることを特徴とする。
【0006】 なお、前記大きさ可変構造は、ヘッドレストの内周側に着脱可能に取付ける補 助部材で構成するとよい。また前記補助部材は柔軟な棒状に形成するとともに、 両端に形成した取付け部を介して取付けるようにするとよい。
【0007】 さらに、背部と座部とからなる座席部に、載乗した乳幼児を止めつける安全ベ ルトを取付けたベビー載乗用品に対して敷設可能にすべく、上記安全ベルトを通 す挿通孔を形成してベビー載乗用品用に設定するもよい。
【0008】
【作用及び効果】
すなわち上述の構成によれば、使用に際しては、乳幼児の頭を包み込むように 柔らかく支持するヘッドレストを、大きさ可変構造で乳幼児に合うように適宜設 定すればよい。大きさの違いや変化にかかわらず乳幼児の頭部と頸部をしっかり と支持することができ、よりよい効果を達成できる。また、マットは一つあれば 乳幼児の成長に合わせて使用できるので、経済性もよい。
【0009】 請求項2のように大きさ可変構造を補助部材の取付けで構成すると、構造が簡 素で取扱いが容易である。
【0010】 請求項3のように補助部材を柔軟な棒状に形成すると、一つの部材の着脱で選 択できるので、大きさ変更作業が容易である。しかも、着脱は補助部材の両端に 形成した取付け部で行なうので、上記効果を助長できるとともに、補助部材はヘ ッドレストの内周側で張った状態になって、一つのヘッドレストの様になり外観 も良好である。
【0011】 請求項4のように挿通孔を形成してベビー載乗用品に対して敷設可能にすると 、あらゆる情況において乳幼児用マットの効果を発揮できる。
【0012】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は乳幼児用マット1(以下、マットという)の斜視図であり、このマット 1は、例えば図2に示したようなベビー載乗用品2に敷設して使用する。
【0013】 このベビー載乗用品2は、背部3と座部4とで座席部5が形成され、乳幼児を その座席部5に乗せて座らせたり寝かせたりするものである。実線で示したよう に、背部3を傾けることでベビーカーに搭載して使用でき、仮想線で示したよう に背部3を伸ばすとベッドとして、またアーチ形の把手6を起立させるとキャリ ーとして使用できる。また、このベビー載乗用品2は載乗した乳幼児の安全を確 保するための安全ベルト7を装着している。安全ベルト7は、肩部位に対応する 位置と、股間部位に対応する位置とにその端部を装着しており、股間部位から延 びるベルト7aにバックル7bを取り付け、他のベルト7c,7cの先端に形成 した係止部7dを係止できるようにしている。係止の解除はバックル7bの押し ボタン7eで行なう。 ベビー載乗用品2は上述のようなもののほか、例えば、ベビーカーやいす、籠 状のキャリー、ブランコ等であるもよい。
【0014】 マット1は、ウレタン等を充填して弾力性を有するように形成され、ヘッドレ スト8を有する本体9と、上記ヘッドレスト8の内周側に着脱可能に取付ける補 助部材10とで構成している。
【0015】 本体8は図3に示すように、乳幼児の全身が乗る大きさで、上述のベビー載乗 用品2に対応する略長円形に形成され、上部の外周縁にヘッドレスト8を一体に 装着している。図4がマット1から上記補助部材10を取り外した状態の斜視図 であり、このように本体9には、前述の安全ベルト7の端部に対応する3箇所に ベルト7a,7c,7cを挿通する挿通孔11,12,12を形成している。一 つは股間部位に対応する下部(第1挿通孔11)で、他の二つは肩部位に対応す る上部(第2挿通孔12,12)である。
【0016】 これら挿通孔11,12,12は切り込みを入れることで形成している。下部 の第1挿通孔11は、下端から真っ直ぐ上方に所定長さ切り込むとともに、その 上端部において、左右いずれかの方向に大きく湾曲して形成する。このように湾 曲して形成することで、縫成時の作用により、この湾曲部11aより下側に偏り が生じ、切り込み(第1挿通孔11)の口を閉じる方向に本体9の下部は付勢さ れる。
【0017】 上部の第2挿通孔12,12は、それぞれ横から所定長さ切り込むとともに、 図6に示したようにヘッドレスト8の両端部に形成した環状をなす止め紐13, 13を用いて切り込みの端緒を閉鎖するようにしている。すなわち、本体9の裏 面におけるヘッドレスト8の両端部対応部位に、相互に重合する面ファスナ14 ,14を取り付け、上述の止め紐13,13をこの面ファスナ14,14で挾み 込んで、切り込み(第2挿通孔12,12)の口を閉鎖する。
【0018】 なお、上述の止め紐13,13を用いずにヘッドレスト8の両端部に面ファス ナの一方を取り付け、本体9の対応部位に面ファスナの他方を取付けて、閉鎖を 行なうもよい。
【0019】 前記補助部材10は、図5に示したように逆U字状に曲がる柔軟な棒状に形成 し、両端に、上述の止め紐13と同様に環状をなす止め紐15を実用新案登録請 求の範囲における取付け部として形成している。この止め紐15は、図6の右側 に示したように、ヘッドレスト8の止め紐13を止めつける前に、面ファスナ1 3を用いて本体9に対し取付ける。
【0020】 以上のように構成したマット1では、ベビー載乗用品2の座席部5への取り付 けに当っては、安全ベルト7を構成する3本のベルト7a,7c,7cを各挿通 孔11,12,12に挿通する。この時、股間部位のベルト7aはその基部側に おいて、切り込みからなる第1挿通孔11にその端部から通せばよく、肩部位の ベルト7c,7cは第2挿通孔12,12に差し通したり、ヘッドレスト8と補 助部材10の止め紐13,13を外して通した後、補助部材10の止め紐15と ヘッドレスト8の止め紐13を順に面ファスナ14で挟み込んで止めればよい。 閉塞手段を面ファスナ14,14で構成したので、取り付けに当ってはただ単に 重合するだけでよく、力が不要で、作業は簡易迅速である。
【0021】 そして図7に示したように乳幼児Aをマット1の上に載乗して、第1挿通孔1 1と第2挿通孔12,12から出ているベルト7a,7c,7cを締める。
【0022】 乳幼児Aの頭は補助部材10を内周側に有したヘッドレスト8により包み込ま れるように支持される(図7参照)。
【0023】 そして、乳幼児Aが大きい場合や、成長して大きくなった場合には、補助部材 を分離して図4に示した状態にして、乳幼児Aを乗せる(図8参照)。つまり、 使用に際しては、乳幼児Aの頭を包み込むように柔らかく支持する部位の内周縁 の大きさを、補助部材10の着脱で乳幼児Aに合うように適宜設定すればよい。 大きさの違いや変化にかかわらず乳幼児Aの頭部と頸部をしっかりと支持するこ とができ、よりよい効果を達成できる。また、マット1は一つあれば乳幼児Aの 成長に合わせて使用できるので、経済性もよい。
【0024】 しかも、補助部材10を柔軟な棒状に形成したので、一つの部材の着脱で選択 できるので、大きさ変更作業が容易であり、また、着脱は補助部材10の両端に 形成した止め紐15で行なうので、上記効果を助長できるとともに、補助部材1 0はヘッドレスト8の内周側で張った状態になって、一つのヘッドレストの様に なり外観も良好である。
【0025】 また、マット1に乳幼児Aを乗せたとき、乳幼児Aの2本の足は、隙間のない マット1の本体9のの下部に位置し、支持される。この時マット1の下部は、切 り込みの特殊な形状により、切り込みを挟んだ左右部分が相互に近接する方向に 付勢され、切り込みの口を閉じる。このため、例えば乳幼児Aが足を曲げたり伸 ばしたりした場合でも、捲れたりすることを極力抑え、たといそのようなことが あっても付勢力によってすぐに元どおりに戻る。したがって、足がマット1から 落ちるようなことを積極的に防止することもできる。
【0026】 上記一実施例におけるヘッドレスト8と補助部材10は、この考案のヘッドレ ストに対応する。 なお、上記一実施例におけるヘッドレスト8を本体9とは別体に形成し、例え ば面ファスナやホック等を用いて、位置移動可能に取付けるもよい。つまり、別 の部材(上記一実施例では補助部材10)を着脱するのではなく、ヘッドレスト を、その取付け位置を内周側にずらせることができるように本体9に取付けて、 ヘッドレストの内周縁の大きさを小さく変更できるようにするもよい。コストの 低減のほか、連続的な調節を可能にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乳幼児用マットの斜視図。
【図2】 ベビー載乗用品の一例を示す斜視図。
【図3】 乳幼児用マットの平面図。
【図4】 補助部材を外した乳幼児用マットの斜視図。
【図5】 補助部材の斜視図。
【図6】 乳幼児用マットの底面図。
【図7】 乳幼児用マットの使用状態を示す斜視図。
【図8】 乳幼児用マットの使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…乳幼児用マット 2…ベビー載乗用品 3…背部 4…座部 5…座席部 7…安全ベルト 8…ヘッドレスト 10…補助部材 11…第1挿通孔(挿通孔) 12…第2挿通孔(挿通孔) 15…止め紐(取付け部) A…乳幼児

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳幼児の全身が乗る大きさに形成され、乳
    幼児の頭部に対応する上部の外周縁にヘッドレストを設
    けた乳幼児用マットであって、上記ヘッドレストに、該
    ヘッドレストの内周縁の大きさを小さく変更する大きさ
    可変構造を形成した乳幼児用マット。
  2. 【請求項2】前記大きさ可変構造を、ヘッドレストの内
    周側に着脱可能に取付ける補助部材で構成した請求項1
    記載の乳幼児用マット。
  3. 【請求項3】前記補助部材を柔軟な棒状に形成するとと
    もに、両端に形成した取付け部を介して取付ける請求項
    2記載の乳幼児用マット。
  4. 【請求項4】背部と座部とからなる座席部に、載乗した
    乳幼児を止めつける安全ベルトを取付けたベビー載乗用
    品に対して敷設可能にすべく、上記安全ベルトを通す挿
    通孔を形成してベビー載乗用品用に設定した請求項1か
    ら請求項3のうちのいずれか一項に記載の乳幼児用マッ
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016986A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Aprica Children's Products Kk 育児器具の座席マット

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