JP3012524B2 - パイプとニップルの接続構造 - Google Patents

パイプとニップルの接続構造

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JP3012524B2 JP8179600A JP17960096A JP3012524B2 JP 3012524 B2 JP3012524 B2 JP 3012524B2 JP 8179600 A JP8179600 A JP 8179600A JP 17960096 A JP17960096 A JP 17960096A JP 3012524 B2 JP3012524 B2 JP 3012524B2
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稔 日比野
太 前田
将一 中
隆富 錦織
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Joplax Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニップルを介して
送り配管にパイプを接続する場合のパイプとニップルの
接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ニップルを介して送り配管にパイ
プを接続する場合、パイプ5に挿入してパイプ5の内壁
との間で気密を取るタケノコニップルと称されるニップ
ルNにおいて、コスト低減のために樹脂化を進める際、
特に内径の細いパイプ5に接続する場合には外力に対す
る強度不足が問題となる。
【0003】その解決方法として、 .ニップルNの根元部分に大きな曲率部分Kを確保す
る。 .肉厚を厚くする。 .樹脂そのものを強度の高いものを用いる。 .金属インサートLを入れる。等の種々の方策が考え
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
のようにニップルNの根元部分に大きな曲率部分Kを確
保するようにするとニップルNの全長が長くなってしま
い、ニップルNの長さが長くなると図7中矢印にて示さ
れるように外力が加わった場合に曲率部分Kに至るまで
に折れてしまうという問題があり、また、を採用する
ようにするとパイプ5の内径によりニップルNの外径が
規制され、流量確保のためにニップルNの内径が規制さ
れるという問題が生じる。また、、においてはコス
トアップにつながる等の問題が発生する。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、コストの削減を図りながら、外力に対する強
度が高いパイプとニップルの接続構造を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、外周面にネジ部1を有する台
座部2の一端より台座部2より細径となった接続部3を
一体に突設してニップル本体4を形成し、リング状に形
成され、一端には凸状連結部8aが設けられ、他端には
凹状連結部8bが設けられた固定部材8の凸状連結部8
aと凹状連結部8bとを相互に接した状態で連結するこ
とによってパイプ5を締め込んで接続部3に接続固定
し、接続部3に挿着されたパイプ5の外周面側を覆うカ
バー部6を備えたカバー体7を上記ネジ部1を介して台
座部2に螺着し、接続部3に挿着されたパイプ5の外周
面とカバー部6の内周面との間にパイプ5を挟持固定す
るための固定部材8が配される隙間Sが設けたことを特
徴とするものであり、パイプ5とニップル本体4との接
続部分はニップル本体4とは別体となったカバー体7の
カバー部6によって覆われているために外力がパイプ5
とニップル本体4の接続部3に直接作用することがなく
なり、外力に対する強度が高くなる。しかもパイプ5と
ニップル本体4の接続部3の外部をカバー部6にて保護
する形態を採用したものであっても、パイプ5をニップ
ル本体4の接続部3に対して固定部材8にて確実に固定
することができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1においてカ
バー部6は台座部2への取り付け状態で接続部3とほぼ
同じ長さとされていることを特徴とするものであり、パ
イプ5とニップル本体4の接続部3のほぼ全長をカバー
体7のカバー部6によって保護することができる
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるパイプとニップル
の接続構造は、パイプ5に挿入してパイプ5の内壁との
間で気密を確保するタケノコニップルと称されるニップ
ル本体4と、パイプ5とニップル本体4との接続部分が
収まる内径寸法を有するカバー体7とで構成されるよう
になっている。
【0009】ニップル本体4は外周面にネジ部1を有す
る台座部2の一端より台座部2より細径となった接続部
3を一体に突設して主体が構成されており、変性PPE
のようなプラスチック材料によって構成されている。接
続部3の外周面には多数の係止突起9が突設されてお
り、各係止突起9によって接続部3の外周面は断面鋸刃
状となっている。この接続部3の内径は例えば3mmで
ある。
【0010】カバー体7は内周面に上記ネジ部1に螺合
可能となったネジ部10aを備えた基台部10よりカバ
ー部6を一体に突設した筒状体にて主体が構成されてお
り、プラスチックまたは金属等によって形成されてい
る。ここで、カバー部6のみをプラスチックにて形成し
たり、カバー部6のみを金属材にて形成するようにして
あってもよい。基台部10の外面は基台部10のネジ部
10aをニップル本体4の台座部2のネジ部1に螺合す
る場合に工具を用いて螺合することができるようにナッ
ト形状とされている。
【0011】上記ニップル本体4の接続部3に接続され
るパイプ5は接続部3より少し大きい内径(半径5m
m)となっており、接続部3に対して端部を被嵌するこ
とによって接続部3に接続されるようになっている。ニ
ップル本体4の接続部3にパイプ5を被嵌した状態でパ
イプ5の外周面には固定部材8が取り付けられるように
なっており、この固定部材8を締め込んで固定部材8と
接続部3との間でパイプ5を挟持することで抜けないよ
うにパイプ5を接続部3に対して確実に接続することが
できるようになっている。
【0012】上記固定部材8としては図3に示されるよ
うに薄板状の帯板材を環状に曲成することによってリン
グ状に形成されており、一端には凸状連結部8aが設け
られ、他端には凹状連結部8bが設けられており、パイ
プ5を接続部3に接続した状態でパイプ5の外周面に配
置し、締め込み工具によって凸状連結部8aが凹状連結
部8bの奥部に係合されるように締め込むようにして凸
状連結部8aと凹状連結部8bとを相互に接した状態で
連結することによってパイプ5を締め込んで接続部3に
接続固定することができるようになっている。
【0013】上記カバー体7は基台部10に設けられた
ネジ部10aをニップル本体4の台座部2のネジ部1に
対して螺着することでパイプ5が接続されたニップル本
体4に取り付けられるようになっているものであるが、
ニップル本体4に対して取り付けられた状態ではパイプ
5の外周面とカバー部6の内周面との間に上記固定部材
8を配置することができる隙間Sが形成されるようにな
っている。つまり、薄板のリング状に形成された固定部
材8を間に入れた状態でカバー部6をパイプ5の外方に
配置してパイプ5と接続部3との接続部分の外方を覆っ
て外力に対する強度を向上させることができるようにな
っている。
【0014】上記したニップル本体4は図4に示される
ように送り配管Aに接続されるプラグPに設けられるよ
うになっている。ここで、図示されたものにおいては、
プラグPに対してニップル本体4が一体に設けられてい
るものを示しているが、プラグ6に対して別体となった
ニップル本体4を接続する形態となっていてもよいもの
である。
【0015】ニップル本体4が一体に設けられたプラグ
6の一端には雌型ジョイント部11が一体に設けられ、
他端には雄型ジョイント部12が一体に設けられてお
り、雄型ジョイント部12が送り配管Aに対して直接に
接続され、雌型ジョイント部11には送り配管Aの端部
に設けられたジョイント部材13が接続されるようにな
っている。
【0016】しかして、上記したニップル本体4を介し
てパイプ5を接続するにあたっては、パイプ5にカバー
部6を挿通した状態で取り付け、ニップル本体4の接続
部3をパイプ5の端部に差し込むようにしてパイプ5を
接続部3に接続し、この状態でパイプ5の外周面に固定
部材8を配置して固定部材8にて接続部3とパイプ5と
を確実に固定する。次いで、カバー部6の基台部10の
ネジ部10aをニップル本体4の台座部2のネジ部1に
螺合して締め込みむことによってパイプ5がニップル本
体4に接続されるものであり、この状態ではカバー体7
のカバー部6がパイプ5と接続部3との接続部分の外部
を覆った状態となっているために外力はカバー部6にて
受けられることとなってパイプ5と接続部3との接続部
分に直接作用するようなことがなく、カバー体7を追加
するだけの構成によって接続部3の肉厚を必要以上に大
きくしたり、金属材をインサートしたりするようなこと
なく外力に対する強度を大きく向上させることができる
ものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明は、外周面にネジ部を有
する台座部の一端より台座部より細径となった接続部を
一体に突設してニップル本体を形成し、リング状に形成
され、一端には凸状連結部が設けられ、他端には凹状連
結部が設けられた固定部材の凸状連結部と凹状連結部と
を相互に接した状態で連結することによってパイプを締
め込んで接続部に接続固定し、接続部に挿着されたパイ
プの外周面側を覆うカバー部を備えたカバー体を上記ネ
ジ部を介して台座部に螺着するようになっているので、
パイプとニップル本体との接続部分はニップル本体とは
別体となったカバー体のカバー部によって覆われている
ために外力がパイプとニップル本体の接続部に直接作用
することがなくなり、外力に対する強度が高くなるもの
であり、また、接続部の肉厚を必要以上に大きくした
り、金属材をインサートしたりするようなことなく外力
に対する強度を向上させることができるものであり、コ
ストの削減を図りながら、外力に対する強度を向上させ
ることができるものである。しかも接続部に挿着された
パイプの外周面とカバー部の内周面との間にパイプを挟
持固定するための固定部材が配される隙間を設けたの
で、パイプとニップル本体の接続部の外部をカバー部に
て保護する形態を採用したものであっても、パイプをニ
ップル本体の接続部に対して固定部材にて確実に固定す
ることができるものである。
【0018】請求項2の発明は、請求項1においてカバ
ー部は台座部への取り付け状態で接続部とほぼ同じ長さ
とされているので、請求項1の効果に加えてパイプとニ
ップル本体の接続部のほぼ全長をカバー体によって保護
することができて外力に対する強度をより一層向上させ
ることができるものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す一部破断した正面図であ
る。
【図2】(a)はニップル本体を示す一部破断した正面
図、(b)はカバー体を示す一部破断した正面図であ
る。
【図3】固定部材を示す斜視図である。
【図4】配管状態を説明する説明図である。
【図5】ニップル本体を備えたプラグを示すものであ
り、(a)は一部破断した正面図、(b)は側断面図で
ある。
【図6】プラグとジョイント部材との接続状態を示す一
部破断した正面図である。
【図7】従来例を示す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 ネジ部 2 台座部 3 接続部 4 ニップル本体 5 パイプ 6 カバー部 7 カバー体 8 固定部材8a 凸状連結部 8b 凹状連結部 S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 太 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 中 将一 大阪府交野市星田北1丁目27番10号 ジ ョプラックス株式会社内 (72)発明者 錦織 隆富 大阪府交野市星田北1丁目27番10号 ジ ョプラックス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−186584(JP,U) 実開 平6−29548(JP,U) 実開 昭58−192313(JP,U) 実開 平6−43490(JP,U) 特公 昭60−52353(JP,B2) 実公 平7−29360(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/00 - 33/28 F16L 35/00 F16L 57/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にネジ部を有する台座部の一端よ
    り台座部より細径となった接続部を一体に突設してニッ
    プル本体を形成し、リング状に形成され、一端には凸状
    連結部が設けられ、他端には凹状連結部が設けられた固
    定部材の凸状連結部と凹状連結部とを相互に接した状態
    で連結することによってパイプを締め込んで接続部に接
    続固定し、接続部に挿着されたパイプの外周面側を覆う
    カバー部を備えたカバー体を上記ネジ部を介して台座部
    に螺着し、接続部に挿着されたパイプの外周面とカバー
    部の内周面との間にパイプを挟持固定するための固定部
    材が配される隙間が設けて成ることを特徴とするパイプ
    とニップルの接続構造。
  2. 【請求項2】 カバー部は台座部への取り付け状態で接
    続部とほぼ同じ長さとされていることを特徴とする請求
    項1記載のパイプとニップルの接続構造
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