JP3012393B2 - 金属鋳造用のセラミック製金型の成形方法 - Google Patents

金属鋳造用のセラミック製金型の成形方法

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JP3012393B2
JP3012393B2 JP4063765A JP6376592A JP3012393B2 JP 3012393 B2 JP3012393 B2 JP 3012393B2 JP 4063765 A JP4063765 A JP 4063765A JP 6376592 A JP6376592 A JP 6376592A JP 3012393 B2 JP3012393 B2 JP 3012393B2
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、金属鋳造用のセラミック製金
型の成形方法に係り、特に、ゴルフクラブのような金属
鋳物製品を製造するためのセラミック製金型を成形する
方法に関するものである。
【0002】金属鋳造用のセラミック製金型を成形する
方法としては、従来から種々の方法がある。伝統的に利
用されている焼流し精密鋳造として「蝋原型法」があ
る。この方法は、金型の準備に時間がかかり、湯口まで
蝋型の初期溶接をし、しかもその後の入念な蝋原型の製
作工程を必要とする。この金型は、金属鋳物内に組み込
まれる細部、例えば溝,文字、その他の特徴的形状を可
能にするに必要な強度が典型的に不足しており、従っ
て、このような特徴的形状は、全体を成形した後の付加
的工程により形成されることを要していた。前記蝋原型
法の別の不利益としては、蝋で囲まれて形成された金型
は、利用する際に、鋳物が適切な形状や寸法をもつであ
ろうと確認するための可視的点検を行うことができなか
った。
【0003】別の方法としては、セラミック製金型を、
2つの半部を形成するために、エチルシリケート及び耐
火性セラミックからなるスラリーを注入し、その後、ブ
ック状をなすように2つの半部を互いに組付けて、セラ
ミック製金型を成形する方法があった。この方法は、労
働力を要し、従って高価になるばかりか、適切な寸法制
御や金型半部の整列に難がある。従って、この方法は、
正確な寸法をを必要とする金属鋳造用のセラミック製金
型を成形するにあまり適していなかった。
【0004】他の方法として、本来、タービンブレード
のために開発された鋳造方法があり、この方法は、第1
の金型部はブレードの一外側部分を構成し、第2の金型
部はブレードの内部を構成し、第3の金型部はブレード
の他の外側部分を構成するように、複数のセラミック製
金型部からなり、個々の金型部は射出成形又は、セラミ
ックコア成形により成形される。この金型は、寸法ずれ
が起こり、金型の合せ目に沿った十分な寸法制御ができ
ず、正確な寸法を必要とする金属鋳造用のセラミック製
金型の製造には適していなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、正確な寸法をも
つ金属成形品を製造するのに適した金属鋳造用のセラミ
ック製金型の成形方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、殆ど成形の準備を必
要としない成形方法を提供することにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、小さく狭い面積
で、鋳造するために金型を24時間以内に準備すること
ができる程の迅速な成形方法を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、結果物としての
金型が、金属鋳物に具体化されるべき細部を可能にし高
い強度をもつような成形方法を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、鋳造する前に金
型部を点検できる成形方法を提供することにある。
【0010】
【発明の概要】前述した本発明の目的は、以下の工程を
備えた金属鋳造用のセラミック製金型の成形方法により
達成される。セラミック粒子及び接合材からなるスラリ
ーで、生地の各金型部を射出成形する。前記接合材の大
部分を金型部から除去し、その一方で金型部に構造的強
度を与えるに十分なだけ接合材の小部分を残すために、
長時間、各金型部を比較的低温で焼入れし且つ,金型を
形成するために前記各金型部を互いに組付ける。前記接
合材の除去を仕上げるために高温で金型を焼入れる。前
記スラリーを非水性とし、前記接合材は、実質的に蝋及
び可塑剤を備える。前記各金型部は、約300゜ F(約
149℃)の温度までゆっくりと上昇するように低温焼
入を行い、この低温焼入は、約18時間を越えない範囲
内で維持するされる。組付けられた金型を形成するため
に、互の金型部を組付ける前に、各金型部を点検する。
前記各金型部をジグ内で互いに組付けるか、各金型部を
互いに接着固定するか、若しくは、金型をブック状にし
て成形する。前記金型を、少なくとも1800゜ F(約
982℃)まで高温焼入れする。金型を形成するために
組付けられた後又は組付ける前に、各生地の金型部を低
温焼入れする。金型を冷却することなく、金型の高温焼
入れの直後に、成形品を鋳造するための金型を利用する
工程を追従させる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明する。本発明の方法の以下の説明は、特
に、ゴルフクラブのメタルヘッドを鋳造するためのセラ
ミック製の金型の製造に向けられているけれども、本発
明の原理は、高精度を必要とする様々な形状及び寸法を
有する金属鋳物の成形技術を同様に適応できるものであ
る。
【0012】図面、特に図1及び図3を参照して、金属
鋳物用のセラミック製金型を成形するための好適な方法
は、図3の符号12で示した個々の金型部を射出成形す
るステップ10(図1参照)から開始する。金型部12
は、従来の射出成形によって、セラミック粒子及び接合
材からなるスラリーにより形成されている。好ましく
は、このスラリーは、非水性をなし、接合材は、実質的
に蝋及びプラスチックを備えている。スラリーの好適な
構成は、100重量部について、87.5重量部の耐火
性パウダと、これに混合される12.5重量部の有機接
合材とを備え、この耐火性パウダは、70%の粗粒の溶
融シリカ(好適な粒子サイズ50〜120メッシュ)と
30%のジルコン(好適な粒子サイズ325〜600メ
ッシュ)とからなり、前記有機接合材は、パラフィン又
はこれに類似した蝋並びにステアリン酸又は可塑剤から
なっている。前述した構成は一例であり、他のシリカ及
び/又はシリケート(ジルコンはジルコニウムシリケー
トである)を利用してもよく、同様に、他の組成の接合
材や前述と異なる比率を用いてもよいことは明らかであ
る。
【0013】図3A,3Bは、対向する側面で金型部を
個別的に示したものであり、これら2つ金型部は、協働
して組付けられて、図6に示すように金型14を構成
し、この金型14は、単一製品(成形品)16を製造す
るための単一のキャビティを有している。また、図6か
ら明らかなように、N個の金型部を互いに組み付けるこ
とにより、一連(N−1個)の成形品を製造するための
一連(N−1個)のキャビティが形成される。
【0014】図1を再び参照して、次のステップ20に
おいて、生地(即ち焼入れされていない状態)である個
々の金型部を低温で焼入れし、この焼入れにより、大部
分の接合材(少なくとも51重量パーセント)を金型部
から取り除き、そして、金型部の取り扱いに必要な十分
な強度を持たせるために、僅かな接合材(少なくとも1
0重量パーセント)を残す。個々の金型部の組成,形状
及び寸法に応じて、低温焼入のステップ20のパラメー
タを変えてもよいことは言うまでもないが、典型的な低
温焼入としては、室温から約300゜ F(約149℃)
まで金型部の温度をゆっくりと上昇させ、金型部を前述
の高温で、長期間,典型的には18時間以内維持するこ
とにより達成される。個々の金型部を低温焼入するため
の好適なパラメータは、大部分の接合材を除去すること
及び、金型部に強度を与えるに十分な少量の接合材を残
すことを考慮に入れつつ、焼入技術に熟練した当業者の
経験をもって単に決定してもよい。また、接合材の70
重量パーセントを、前述した低温焼入中に除去すること
が最も好ましい。
【0015】更に、所望の金属鋳物を製造するに必要な
加工表面であるかどうかを確かめるために、低温焼入さ
れた個々の金型部の任意の点検をステップ30で行う。
なお、生地の個々の金型部を、低温焼入れ前に点検する
と更に好ましい。
【0016】次に、ステップ40において、低温焼入さ
れた(そして、任意に点検された)各金型部は、図4の
符号14で示すように、ブック状に互いに組み付けられ
て完全な金型を構成する。隣接して対をなす金型部12
により、成形品16を製造するためのキャビティが金型
14内に画成されている。各金型部12の一側面12a
は、ゴルフクラブのヘッド(または鋳造されるべき同様
の成形品)の半分をなすと共に、キー13を備えてお
り、そして、他の金型部12と対面する他側面12b
は、ゴルフクラブのヘッドの残りの半分をなすと共に、
キー溝15を備えている。ここで、キー13をキー溝1
5内に嵌合させるように各金型部12を整列させて、互
いに積み重ねた場合、隣接して対をなす金型部12によ
り金型14は形成され、この金型14により、液状金属
を鋳込んでゴルフクラブのヘッド(成形品)16を製造
するためのキャビティは画成されている。
【0017】各金型部12は、手作業又は機械作業によ
り、互いに組付けられて金型14を形成する。各金型部
12の組み付けは、適切な並列状態で金型部を一時的に
維持するために、ジグ又はバイスを利用してもよく、ま
た、互いの金型部を永久的に接着させるため接着剤を利
用してもよく、また、組付け金型を利用及び製作してい
る当業者に熟知されている別の手段を利用してもよい。
【0018】図1を再度参照して、次のステップ50に
おいて、金型14は、接合材除去を仕上げるために高温
で焼入れされる。各金型部12の低温焼入に対すると同
様に、この高温焼入のパラメータも、金型14の組成,
形状及び寸法に依存している。高温焼入の好適な温度パ
ターンは、一時間当たり200゜ F(約93.3℃)の
割合で300゜ F(約149℃)から2150゜ F(約
1177℃)まで金型を加熱し、接合材の除去を仕上げ
るに十分な期間,典型的には約6.5時間、組立て後の
金型を2150゜ F(約1177℃)で保持することで
ある。
【0019】ステップ20における低温焼入で不可欠な
ことは、ステップ50における高温焼入中に除去されな
ければならない接合材の量を徐々に減少させることにあ
る。そして、低温焼入は、高温焼入中に通常起こる大き
な寸法変化に対して、各金型部をほんの僅かしか変化さ
せない。
【0020】各金型部12の射出成形や金型部の全ての
焼入れは、通常の場所例えば金型の成形工場で行われ
る。その後、焼入れされた金型部(組付け後又は前の金
型部)は、鋳物工場に運ばれ、その工場で、金型14は
金属製鋳物の製造に利用される。最後に金型部は、金属
鋳造に利用される前に、金属鋳造装置により非常に高い
温度[少なくとも1800゜ F(約982℃)]で加熱
され、このような加熱は、鋳物工場で金型内に鋳込まれ
た溶融金属の早急な冷却を緩和させている。
【0021】本発明に関して、接合材の除去を仕上げる
ための金型部の高温焼入を、前記金型成形装置で行うよ
りむしろ鋳物工場で行うことにより、接合材の除去を仕
上げるための金型部の高温焼入を行った直後に、高温焼
入された金型を利用して金属部品を鋳造することがで
き、その結果、金型を冷却(例えば、室温に戻すような
冷却)させなくて済む。従って、金型の高温焼入が、二
度(金型の成形工場と鋳物工場で行う)よりむしろ一度
(鋳物工場で)のみで済み、実質的なエネルギの節約に
なる。金属鋳造装置により、少なくとも約1800゜ F
(約982℃)の温度まで鋳物工場で金型部を予備加熱
し、溶融金属の早急な冷却を緩和し、この温度は、接合
材の除去を仕上げるに十分な温度であると共に、高温焼
入れにも役立っている。予備加熱を通常の鋳造工程の一
部とした場合、金型部の準備,金型部の低温焼入及び、
その組付けを24時間以内,典型的にはそれ以下で完了
させることができる。従って、金型成形工程を、小さく
狭い面積で、鋳造(高温焼入を含む)するために、金型
を24時間以内に準備するという迅速さで行うことがで
きる。
【0022】図2は、本発明の他の好適な実施例を示し
ている。第2実施例の射出成形としてのステップ10′
は、第1実施例の射出成形としてのステップ10に類似
しているが、任意であるステップ30′の点検は、低温
焼入のステップの後よりむしろ射出成形のステップ1
0′に後続している。第2実施例の組付けのステップ4
0′において、金型を形成するために、生地の各金型部
はブック状に互いに組付けられ、その後、金型は、第1
実施例の低温焼入のステップ20に類似したステップ2
0′で低温焼入れされる。第2実施例の高温焼入のステ
ップ50′は、第1実施例の高温焼入のステップ50に
類似している。
【0023】図2の第2実施例と図1の第1実施例との
基本的な差は、低温焼入のステップ20′の前で、生地
の金型部12を互いに組付け金型14を形成するステッ
プ40′を実施することにある(これに反して、第1実
施例における生地の個々んの金型部12は、これらを組
付けて金型14を形成するステップ40前のステップ2
0の低温焼入で利用されている)。各金型部12に対す
る金型14の質量の増加に起因して、各金型部12から
よりむしろ金型14から接合材を除去することが困難な
場合、第2実施例において、メチルセルロース又は寒天
のような比較的高い揮発性の水性接合材を有効に利用し
てもよい。
【0024】第2実施例は、合せ目前後で非常に正確な
寸法が要求される場合に特に有益であり、なぜなら、各
金型部の全焼入れが、金型を形成した後に行われるから
であり、従って、分割した焼入れに起こりがちな、寸法
ずれを回避することができる。第1実施例の場合に対し
て、第2実施例の金型高温焼入は、金型成形装置よりむ
しろ鋳物工場で好適に行われ、エネルギの節約や金型成
形装置のコスト低減を達成できる。
【0025】要約すると、本発明は、金属製鋳物用のセ
ラミック製金型を形成する方法を提供することにあり、
湯口まで蝋型の溶接を必要とせず、しかもその後の入念
な蝋原型の製作工程を必要としないので、金型準備は、
従来の焼流し精密鋳造に比べて非常に簡単になってい
る。従って、金型成形工程を、小さく狭い面積で、金型
を24時間以内に準備するという迅速さで行うことがで
きる。また、金型部は点検に適しており、結果物として
の金型は、金属鋳物に具体化されるべき細部を可能にし
高い強度を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属鋳造用のセラミック製金型の成形
方法の第1実施例を示すフロー図である。
【図2】本発明の金属鋳造用のセラミック製金型の成形
方法の第2実施例を示すフロー図である。
【図3】図3A及び図3Bは、各金型部を示す斜視図で
ある。
【図4】各金型部を組付けた状態を示す斜視図である。
【図5】金型のキャビティを示す斜視図である。
【図6】図4のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
12 金型部 13 キー 14 金型 15 キー溝 16 成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−57395(JP,A) 特開 平2−290642(JP,A) 特開 昭54−99039(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 9/00 - 9/24 B22C 13/08

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属鋳造用のセラミック製金型を成形す
    る方法において、 (A)セラミック粒子及び接合材からなるスラリーで、
    生地の各金型部を射出成形する工程と; (B)前記接合材の大部分を前記金型部から除去し、そ
    の一方で前記金型部に構造的強度を与えるに十分なだけ
    前記接合材の僅かな部分を残すために、長時間、前記各
    金型部を比較的低温で焼入れし且つ,金型を形成するた
    めに前記各金型部を互いに組付ける工程と; (C)前記接合材の除去を仕上げるために高温で前記金
    型を焼入れる工程とを備えたことを特徴とする金属鋳造
    用のセラミック製金型の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記スラリーが非水性であることを特徴
    とする請求項1記載の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記接合材は、実質的に蝋及び可塑剤を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の成形方法。
  4. 【請求項4】 前記各生地の金型部は、約300゜ F
    (約149℃)の温度までゆっくりと上昇させて低温焼
    入を行うことを特徴とする請求項1記載の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記低温焼入は、約18時間を越えない
    範囲内で、前記各生地の金型部の温度を約300゜ F
    (約149℃)で維持することを特徴とする請求項1記
    載の成形方法。
  6. 【請求項6】 前記各金型部をジグで互いに組付けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の成形方法。
  7. 【請求項7】 前記各金型部を互いに接着固定すること
    を特徴とする請求項1記載の成形方法。
  8. 【請求項8】 前記金型を形成するために前記金型部を
    互いに組付ける前に、前記各金型部を点検する工程を付
    加したことを特徴とする請求項1記載の成形方法。
  9. 【請求項9】 前記金型を、少なくとも約1800゜ F
    (約982℃)まで高温焼入れを行うことを特徴とする
    請求項1記載の成形方法。
  10. 【請求項10】 金属鋳造において、高温焼入れされた
    金型を使用する工程は、工程間で前記金型を室温まで冷
    却することなしに、前記接合材の除去を仕上げるための
    前記金型の高温焼入工程の直後に追従させることを特徴
    とする請求項1記載の成形方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(B)における前記各生地の
    金型部は、前記金型を形成するために互いに組付ける前
    に低温焼入することを特徴とする請求項1記載の成形方
    法。
  12. 【請求項12】 前記工程(B)における前記各生地の
    金型部は、前記金型を形成するために互いに組付けた後
    に低温焼入することを特徴とする請求項1記載の成形方
    法。
  13. 【請求項13】 焼流し精密鋳造用のセラミック製金型
    を成形する方法において、 (A)実質的に蝋及び可塑剤を備えた接合材とセラミッ
    ク粒子とからなる非水性のスラリーで、生地の各金型部
    を射出成形する工程と; (B)前記金型部の温度を約300゜ F(約149℃)
    までゆっくりと上げて、前記接合材の大部分を前記金型
    部から除去し、その一方で前記金型部に構造的強度を与
    えるに十分なだけ前記接合材の僅かな部分を残すため
    に、前記温度で前記金型部を維持することで、前記各金
    型部を低温焼入する工程と; (C)低温焼入された前記各金型部を点検する工程と; (D)金型を形成するために、点検された前記各金型部
    を互いに組付ける工程と; (E)前記接合材の除去を仕上げるために、少なくとも
    約1800゜ F(約982℃)まで前記金型の温度を上
    昇させることで、前記金型を高温焼入する工程; (F)高温焼入れされた後の前記金型を室温に戻すこと
    なく、前記金属鋳造において、前記高温焼入された前記
    金型を使用する工程とを備えたことを特徴とする焼流し
    精密鋳造用のセラミック製金型の成形方法。
  14. 【請求項14】 焼流し精密鋳造用のセラミック製金型
    を成形する方法において、 (A)実質的に蝋及び可塑剤を備えた接合材とセラミッ
    ク粒子とからなる非水性のスラリーで、生地の各金型部
    を射出成形する工程と; (B)前記各金型部を点検する工程と; (C)金型を形成するために、点検された前記各金型部
    を互いに組付ける工程と; (D)前記金型の温度を約300゜ F(約149℃)ま
    でゆっくりと上げて、前記接合材の大部分を前記金型部
    から除去し、その一方で前記金型部に構造的強度を与え
    るに十分なだけ前記接合材の僅かな部分を残すために、
    前記温度で前記金型部を維持することで、前記金型を低
    温焼入する工程と; (E)前記接合材の除去を仕上げるために、少なくとも
    約1800゜ F(約982℃)まで前記金型の温度を上
    昇させることで、前記金型を高温焼入する工程; (F)高温焼入れされた後の前記金型を室温に戻すこと
    なく、前記金属鋳造において、高温焼入された前記金型
    を使用する工程とを備えたことを特徴とする焼流し精密
    鋳造用のセラミック製金型の成形方法。
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