JP3012098U - デスク用ケーブルダクト - Google Patents

デスク用ケーブルダクト

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JP3012098U
JP3012098U JP1994016155U JP1615594U JP3012098U JP 3012098 U JP3012098 U JP 3012098U JP 1994016155 U JP1994016155 U JP 1994016155U JP 1615594 U JP1615594 U JP 1615594U JP 3012098 U JP3012098 U JP 3012098U
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JP
Japan
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duct
desk
cable
cover
case
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Application number
JP1994016155U
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English (en)
Inventor
勝志 桜本
幸一 高島
健二 山岡
秀範 佐々木
徹 阿部
俊二 長岡
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Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Terada Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスク廻りの電力ケーブル、情報ケーブル、
通信ケーブル等各種ケーブル類を整然と配線し得るよう
になすと共に、デスク上に所望のケーブルを引き出せる
ようになしたデスク用ケーブルダクトを提供する。 【構成】 ダクト本体1を、ダクトケース3、ダクトカ
バー4、サイドカバー5により構成する。ダクトケース
3の上面に配線路となる三つの隔室10,11,12を
形成する。ダクトカバー4の表面板19にケーブルを引
き出すための切欠部20を形成する。互いに向き合わせ
たデスク2,2同士の間にダクト本体1を挟着して所望
のケーブル類をデスク2上に引き出せるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はデスク廻りの電力ケーブル、情報ケーブル、通信ケーブル等各種ケー ブル類を整然と配線し得るようになすと共に、必要に応じてデスク上に所望のケ ーブルを引き出せるようになしたデスク用ケーブルダクトに関するものである。
【0002】
【考案の目的】
オフィス内のデスク上には電話機、ファクシミリ、通信機能をもったワープロ 、パソコン、また光ファイル等のOA機器類が増加してきて、これら複数のOA 機器類に接続するための情報ケーブルや、給電用の電力ケーブルがデスク周辺の 床面上等に煩雑に配線されているケースが多い。 このように、デスク周辺の床面上等に各種ケーブル類が配線されていると、オ フィス内でケーブルに足を取られたり、またケーブル上に重量物を落下させたり することが重なるとケーブルの被覆部に亀裂が生じ芯線が露出して短絡事故や断 線事故の原因になるという不具合がある。
【0003】 そこで、本考案は前記した従来の不具合点を解消し、デスクの端縁に付設して 、電力ケーブル、情報ケーブル、通信ケーブル等の各種ケーブル類をデスク上に 整然と引き出せるようになすと共に、各種中継機器を装着した中継ユニットをダ クトケースの底板より取り出せるようにして作業性を改善したデスク用のケーブ ルダクトを提供することを目的とするものである。
【0004】
【考案の構成】
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、デスクの端縁に付設して給電用の電力ケーブル、LAN関係の情報ケーブル等 をデスク上に引き出せるようになしたデスク用のケーブルダクトにおいて、ダク ト本体は、上面を開口とした中央筐体の左右両側に、デスクの上面に当接し得る 水平片を有する補助筐体をそれぞれ連設し、当該補助筐体と中央筐体の仕切壁と によって独立した配線路となる三つの隔室を形成してなるダクトケースと、この ダクトケースの上面に被着する下面を開口となしたダクトカバーと、ダクトケー スの上面にダクトカバーを被着したのち、両端部にそれぞれ嵌着するサイドカバ ーとから構成され、ダクトカバーの表面板に形成した切欠部から各種ケーブル類 をデスク上に引き出すようになしたことを特徴とするデスク用ケーブルダクトで ある。
【0005】 また、請求項2に係る考案は、ダクトカバーの上面長手方向に沿って凹溝を凹 設し、当該凹溝内にパーテーションを着脱自在に嵌着してなる請求項1記載のデ スク用ケーブルダクトである。さらに、請求項3に係る考案は、ダクトケースを なす中央筐体の底板に、各種中継機器を装着した中継ユニットをスライド自在に 垂下させ、当該中継ユニットはサイドカバーを外してから、ダクトケースをなす 中央筐体の底板より取り外せるようになっている請求項1又は請求項2記載のデ スク用ケーブルダクトである。
【0006】 本考案デスク用ケーブルダクトによれば、ダクト本体内に三つの独立した電線 路が形成されることとなるので、情報線、通信線と電力線を一緒に配線する場合 に生ずる所謂ノイズ等のトラブルを未然に防止することができると共に、たとえ ば向き合わせた両方のデスク上にダクト本体を介して所望のケーブルを引き出す ことができ、OA機器を使ったデスクワークの能率向上に多大な効果がある。 また、従来のように床面上等に各種ケーブル類が煩雑に配線されることもなく なり、オフィス内の歩行の際に足を取られるようなこともなくなる。さらに、ケ ーブル類がダクト本体内に格納されることとなるので、ケーブルの保護にも優れ た作用を発揮する。
【0007】 なお、各種ケーブル類を繋ぐコネクタ、モジュラージャック、ハブ等の中継機 器を配設した中継ユニットをサイドカバーを外すことによってダクトケースの底 板から取り外すことができるので、ケーブルと中継機器との接続操作をスムーズ に行うことができると共に、ダクトカバーの上面に凹設した凹所内にパーテーシ ョンを装着した場合には向かい合った者同士が顔を合わせることもなくなり、プ ライバシーの確保も可能となるものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案デスク用ケーブルダクトの具体的構成を図示の実施例に基づき詳 細に説明する。 図1は向き合わせたデスクのうちの一方を取り外してダクト本体の内部を示す 一部切欠斜視図、図2はダクト本体の縦断面図、図3はダクトケースとダクトカ バーを分離した状態の側面図、図4は本考案ケーブルダクトの使用状態の一例を 示す斜視図である。
【0009】 図中1は互いに向き合わせたデスク2,2同士の間に挿着したダクト本体を示 す。ダクト本体1は上面を開口としたダクトケース3、このダクトケース3の上 面に嵌着する下面を開口となしたダクトカバー4、ダクトケース3の上面にダク トカバー4を嵌着してから、両端開口部に嵌着するサイドカバー5,5とから構 成される。
【0010】 先ず、ダクトケース3は、図3に示すように、中央筐体6の左右両側に、所定 の間隔を存して向き合わせたデスク2,2の上面に当接し得る水平片7,7を有 する補助筐体8,8を連設し、当該補助筐体8,8と中央筐体6の仕切壁9,9 とによって独立した配線路となる三つの隔室10,11,12を形成してなるも ので、中央筐体6をなす底板13の両端付近には中継ユニット14の上部をスラ イドさせるためのスリット15を形成してなる。
【0011】 また、中央筐体6の仕切壁9,9の適所には、図2に示すように、クランプ金 具16を通すための通孔を穿設してあり、当該通孔を利用してクランプ金具16 により中央筐体6をデスク2,2に固定する。また、中央筐体6内の上部には受 け金具17を架設して当該受け金具17によってコンセント18を支承させるよ うになっている。
【0012】 次に、ダクトカバー4は下面を開口としてあり、当該開口の大きさは前記ダク トケース3の上面に嵌着し得る大きさとなっている。ダクトカバー4をなす表面 板19には切欠部20を形成してあって、当該切欠部20からダクト本体1内の 所望のケーブル21,22,23を引き出せるようになっている。 なお、切欠部20には蓋体24が図示しないグロメット等によって取付けられ ているが、当該蓋体24にはケーブルの引出口が設けられているので、蓋体24 を表面板19の切欠部20に取付けたとしてもケーブル21,22,23を引き 出すのに何らの支障も生じないものである。また、この蓋体24を外すことによ ってダクト本体1内のコンセント18にプラグ25を差し込んだりする操作を行 うことができる。
【0013】 また、ダクトカバー4の上面には長手方向に沿って凹溝26を形成してあり、 当該凹溝26内に図4に示すようにパーテーション27を着脱自在に嵌め込むよ うにすることができ、パーテーション27を凹溝26内に装着することにより向 かい合った者同士が顔を合わせることを回避することができる。
【0014】 サイドカバー5はダクトケース3の上面にダクトカバー4をセットしてから、 両端開口部に嵌着してダクトの側面部を覆うようにするためのもので、その形状 は当然ながらダクトケース3とダクトカバー4によって形成される両端開口部に 嵌着し得る形状とするもので、図示する実施例では外観の全体が矢印のような形 状となっているものである。 なお、ダクトケース3の上面にダクトカバー4を嵌着した後、両者を適当な公 知の固定具で固定することもあるが、図面上は省略してある。
【0015】 このサイドカバー5の内部には、必要に応じ過電流検出装置28を配設するこ ともでき、デスク2上のOA機器類等負荷側に過電流が流れたときに、サイドカ バー5に付設した図示しないLEDが発光して周囲に警報したり、あるいは圧電 ブザー等によって警報音を発するようになすこともできる。 その他、図中の29は中継ユニット14の上部折曲片30を抑えるため底板1 3の内面に形成したガイド部材である。
【0016】 本考案デスク用ケーブルダクトは以上のような構成からなり、ダクトケース3 及びダクトカバー4によって形成されるダクト本体1の内部には、たとえば通信 用のケーブル21を配線するための電線路となる隔室10、給電用のケーブル2 2を配線するための隔室11、LAN関係の情報用ケーブル23を配線するため の隔室12がそれぞれ独立して形成されているので、各種ケーブルを一緒に配線 したときに生ずるノイズ等の各種トラブルを未然に防止することができる。
【0017】 また、サイドカバー5を外すことによって中継ユニット14をダクトケース3 の底板13から外部に取り出すことができ、広いスペースで中継ユニット14に 配設してあるハブや各種コネクタ類の接続作業をスムーズに行うことができ、接 続完了後は中継ユニット14の上部折曲片30を底板13のスリット15内に嵌 め込んで底板13の内方へスライドさせサイドカバー5をダクトケース3とダク トカバー4の開口部に嵌め込めばセットを終了することができる。
【0018】 そして、使用するOA機器類の種類に応じて給電用のケーブルや情報ケーブル をダクトカバー4の表面板19に形成した切欠部20から引き出し、デスク2上 のOA機器に接続するものである。さらに、必要に応じてパーテーション27を ダクトカバー4の上面凹溝26内に嵌め込むようにする。
【0019】 なお、上記実施例はいずれも所定の間隔を存して互いに向き合わせたデスク2 ,2同士の間にダクト本体1を挟着させた例を示しているが、本考案デスク用ケ ーブルダクトは、これを一方のデスク2を外し、デスク2単体の先端縁に付設し て使用することができるのは勿論である。
【0020】
【考案の効果】
従って、本考案ケーブルダクトによれば、従来デスク周辺の床面上等に各種ケ ーブル類が煩雑に配線されていたことに伴う各種トラブルを解消することができ る。また、ダクト本体内にはケーブルの種類に応じた独立の電線路が複数形成さ れているので、情報線、通信線、電力線を一緒に配線する場合に生ずるノイズ等 の発生を防止することができると共に、たとえば向き合わせた両方のデスク上に ダクト本体を介して所望のケーブルを引き出すことができ、OA機器を使ったデ スクワークの能率向上に多大な効果がある。さらに、外部ケーブルとの接続操作 等は中継ユニットをダクト本体から取り外して行うことができるので、かかる作 業をきわめてスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】向き合わせたデスクのうちの一方を取り外して
ダクト本体の内部を示す一部切欠斜視図である。
【図2】ダクト本体の一例を示す縦断面図である。
【図3】ダクトケースとダクトカバーを分離した状態の
側面図である。
【図4】本考案ケーブルダクトの使用状態の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1:ダクト本体 2:デスク 3:ダクトケース 4:ダクトカバー 5:サイドカバー 6:中央筐体 7:水平片 8:補助筐体 9:仕切壁 10:隔室 11:隔室 12:隔室 13:底板 14:中継ユニット 15:スリット 16:クランプ金具 17:受け金具 18:コンセント 19:表面板 20:切欠部 21:ケーブル 22:ケーブル 23:ケーブル 24:蓋体 25:プラグ 26:凹溝 27:パーテーション 28:過電流検出装
置 29:ガイド部材 30:上部折曲片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐々木 秀範 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所 町田事業所内 (72)考案者 阿部 徹 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所 町田事業所内 (72)考案者 長岡 俊二 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺田 電機製作所 町田事業所内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスクの端縁に付設して給電用の電力ケ
    ーブル、LAN関係の情報ケーブル等をデスク上に引き
    出せるようになしたデスク用のケーブルダクトにおい
    て、ダクト本体は、上面を開口とした中央筐体の左右両
    側に、デスクの上面に当接し得る水平片を有する補助筐
    体をそれぞれ連設し、当該補助筐体と中央筐体の仕切壁
    とによって独立した配線路となる三つの隔室を形成して
    なるダクトケースと、このダクトケースの上面に被着す
    る下面を開口となしたダクトカバーと、ダクトケースの
    上面にダクトカバーを被着したのち、両端部にそれぞれ
    嵌着するサイドカバーとから構成され、ダクトカバーの
    表面板に形成した切欠部から各種ケーブル類をデスク上
    に引き出すようになしたことを特徴とするデスク用ケー
    ブルダクト。
  2. 【請求項2】 ダクトカバーの上面長手方向に沿って凹
    溝を凹設し、当該凹溝内にパーテーションを着脱自在に
    嵌着してなる請求項1記載のデスク用ケーブルダクト。
  3. 【請求項3】 ダクトケースをなす中央筐体の底板に、
    各種中継機器を装着した中継ユニットをスライド自在に
    垂下させ、当該中継ユニットはサイドカバーを外してか
    ら、ダクトケースをなす中央筐体の底板より取り外せる
    ようになっている請求項1又は請求項2記載のデスク用
    ケーブルダクト。
JP1994016155U 1994-12-07 1994-12-07 デスク用ケーブルダクト Expired - Lifetime JP3012098U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231924A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Panasonic Electric Works Co Ltd タスク用照明器具による照明方法及びタスク用照明器具

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