JP3011200U - リード線引出構造 - Google Patents

リード線引出構造

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JP3011200U
JP3011200U JP1994014134U JP1413494U JP3011200U JP 3011200 U JP3011200 U JP 3011200U JP 1994014134 U JP1994014134 U JP 1994014134U JP 1413494 U JP1413494 U JP 1413494U JP 3011200 U JP3011200 U JP 3011200U
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JP
Japan
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lead wire
lead
opening
case
heat
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Application number
JP1994014134U
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English (en)
Inventor
直広 長沼
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はリード線引出構造に関し、特に、ケ
ースの開口から引出すリード線の外周に熱収縮チューブ
を設けて保護することを目的とする。 【構成】 本考案によるリード線引出構造は、複数のリ
ード線(8a〜8n)の1本を他の1本に縛りつけて膨大部(1
0)を形成し、この膨大部(10)に熱収縮チューブ(11)をか
ぶせているため、製造が安価で、かつ、リード線(8a〜8
n)の保護を完全に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リード線引出構造に関し、特に、ケースの開口から引出すリード線 の外周に熱収縮チューブを設けて保護するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のリード線引出構造としては、一般に、図2で示 す構成が採用されていた。 すなわち、図2において符号1で示されるものは輪状のケースであり、このケ ース1の内壁側には、巻線部4を構成する検出器用ステータ巻線2及びトランス 用ステータ巻線3が設けられている。
【0003】 前記巻線部4の内側位置には、検出器用ロータ巻線5及びトランス用ロータ巻 線6を有する中空状のロータ7が回転自在に設けられていると共に、前記巻線部 4に接続された複数のリード線8a〜8nは、ケース1の開口9に設けられた輪 状のブッシュ10を貫通して外部に引出されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のリード線引出構造は、以上のように構成されていたため、次のような課 題が存在していた。 すなわち、ケースの開口に別部品として製作したブッシュを接着剤で取付けな ければならないため、作業工程が多くコストアップとなっていた。 また、リード線の外周がブッシュの内側に直接接触するため、リード線の長期 間の完全な保護が困難てあった。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ケース の開口から引出すリード線の外周に熱収縮チューブを設けて保護するようにした リード線引出構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるリード線引出構造は、ケース内に設けられた巻線部からの複数の リード線を、前記ケースの開口を介して外部に引出すようにしたリード線引出構 造において、前記各リード線のうちの少なくとも1本を少なくとも他の1本に巻 付けて膨大部を形成し、この膨大部を覆うように熱収縮チューブを設け、前記熱 収縮チューブが前記開口に位置している構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記巻線部は、レゾルバを構成する検出器用及びトランス用 ステータ巻線よりなる構成である。
【0008】
【作用】
本考案によるリード線引出構造においては、各リード線のうちの少なくとも1 本を他の少なくとも1本のリード線に巻付けて膨大部を形成し、この膨大部に熱 収縮チューブを設けているため、熱収縮チューブが膨大部と一体となり、この熱 収縮チューブの外周がケースの開口に接触するため、リード線の完全な保護が行 われる。 また、熱収縮チューブは熱を加えて冷却するだけで、リード線の膨大部を覆う ことができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるリード線引出構造の好適な実施例について詳細 に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説 明する。 図1において符号1で示されるものは輪状のケースであり、このケース1の内 壁側には、巻線部4を構成する検出器用ステータ巻線2及びトランス用ステータ 巻線3が設けられている。
【0010】 前記巻線部4の内側位置には、検出器用ロータ巻線5及びトランス用ロータ巻 線6を有する中空状のロータ7が回転自在に設けられていると共に、前記巻線部 4に接続された複数のリード線8a〜8nは、ケース1の開口9を介して外部に 引出されている。
【0011】 前記各リード線8a〜8nは、図2に示されるように、少なくとも1本のリー ド線8aが他の少なくとも1本のリード線8bに縛りによって巻付けられてコブ 状の膨大部10が形成され、この膨大部10を覆うように加熱してその外周に設 けられた熱収縮チューブ11が冷却されて収縮しているため、熱収縮チューブ1 1はこの膨大部10と一体状に結合している。
【0012】 前記熱収縮チューブ11は、前記開口9内に位置すると共に、この開口9と接 触するが、リード線8a〜8nは開口9と接触せず、リード線8a〜8nの保護 が行われる。 なお、このリード線8a〜8nの巻付け数は1本に限らず複数でも可能である 。
【0013】
【考案の効果】
本考案によるリード線引出構造は、以上のように構成されているため、次のよ うな効果を得ることができる。 すなわち、1本のリード線を他のリード線に縛りによって巻付けられた膨大部 に熱収縮チューブが設けられているため、その構造が簡単で、製作工程が簡単と なり、安価となる。また、熱収縮チューブが開口の内周と接触し、リード線は直 接接触しないため、長期間におけるリード線の保護が完全に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるリード線引出構造を示す断面図で
ある。
【図2】図1の要部を示す構成図である。
【図3】従来のリード線引出構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 4 巻線部 8a〜8n リード線 9 開口 10 膨大部 11 熱収縮チューブ 2,3 検出器用及びトランス用ステータ巻線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内に設けられた巻線部(4)から
    の複数のリード線(8a〜8n)を、前記ケース(1)の開口(9)
    を介して外部に引出すようにしたリード線引出構造にお
    いて、前記各リード線(8a〜8n)のうちの少なくとも1本
    を少なくとも他の1本に巻付けて膨大部(10)を形成し、
    この膨大部(10)を覆うように熱収縮チューブ(11)を設
    け、前記熱収縮チューブ(11)が前記開口(9)に位置して
    いる構成よりなることを特徴とするリード線引出構造。
  2. 【請求項2】 前記巻線部(4)は、レゾルバを構成する
    検出器用及びトランス用ステータ巻線(2,3)よりなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリード線引出構造。
JP1994014134U 1994-11-16 1994-11-16 リード線引出構造 Expired - Lifetime JP3011200U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139273A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 多摩川精機株式会社 レゾルバケーブルの固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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