JP3011058U - 栗の皮剥装置 - Google Patents

栗の皮剥装置

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JP3011058U JP1994015470U JP1547094U JP3011058U JP 3011058 U JP3011058 U JP 3011058U JP 1994015470 U JP1994015470 U JP 1994015470U JP 1547094 U JP1547094 U JP 1547094U JP 3011058 U JP3011058 U JP 3011058U
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秀昭 青山
秀雄 水村
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有限会社青山熔接所
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットホルダーに多数収納された栗を一個
ずつ取り出し、切削部により外皮および渋皮を切削する
ことにより、栗の自然な味覚と風味を損なうことなく、
大量の栗を能率良く処理する栗の皮剥装置を提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 収納庫を備えた台車と、台車の上面に設置さ
れた左右一対のクランプ部およびクランプカッター部
と、クランプ部で上下方向よりクランプされた栗を前後
方向よりチャッキングする前後一対のチャック部と、チ
ャッキングされた栗を90度回転させて上下面を切削す
る左右一対の切削部と、台車の側面に上下および前後方
向に移動自在に設置されたトラバーサ部と、トラバーサ
部に着脱自在に設置されて多数の栗が一個ずつ収納され
るカセットホルダーと、各部の動作を所定のタイミング
で制御するコントロール部とにより構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、栗の皮剥装置に関し、さらに詳しくは、栗料理、栗菓子などに使用 される栗の外皮を連続して大量に剥ぐことができる栗の皮剥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、栗は自然の味覚と風味がよいことから、そのまま食するだけでなく、 古くから家庭用あるいは業務用を問わず、各種の栗料理や栗菓子に使用されてお り、年々需要量が増大しているが、栗の果肉は、その表面が渋皮で覆われており 、さらに渋皮の外側が滑らかで硬い鬼皮と称される外皮で覆われているので、栗 を食するには、外皮および渋皮を剥ぐ皮剥作業が必要である。
【0003】 従来、栗の皮剥作業は、少量の場合には人手により、ナイフ状の刃物を使用し て一個ずつ切削して剥ぎ取っているが、栗加工業、栗菓子製造業などのように大 量の剥き栗を使用するところでは、処理槽内で栗皮を焼いたり薬液処理したりす る皮剥方法、栗に高温高圧を加えて体積膨張により皮剥を行う方法、栗の鬼皮に 多数の切り込みを入れた後、切り口に鈎を引っかけて鬼皮を剥ぎ取る方法、回転 差を有する二つのローラ間の食い込み力で剥皮する方法などが知られている。
【0004】 また、特開昭63−98371号公報に開示されているように、処理槽内の水 中で栗を回転させ、水と一緒に回転する栗の表面をカッターで切削して皮剥を行 うようにした皮剥方法などが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の栗の皮剥方法において、人手による皮剥方法で は、大量の栗の皮を剥ぐ作業には適しておらず、また、栗皮を焼いたり薬液処理 を行う方法では、果肉の部分も焼けたり薬液により変色したり、あるいは栗本来 の自然な味覚や風味を損ねることになるなどの問題点があった。
【0006】 また、栗の体積膨張により皮剥を行う方法、栗の鬼皮に多数の切り込みを入れ た後、切り口に鈎を引っかけて鬼皮を剥ぎ取る方法、あるいは回転差を有する二 つのローラ間の食い込み力で剥皮する方法などでは、皮剥ぎした後の果肉に烈傷 が生じ易いので歩留まりが低下するとともに、特に栗の形状をそのまま保持した 栗菓子を製造するものには使用できないなどの問題点があった。
【0007】 さらに、特開昭63−98371号公報に開示されている栗の剥皮方法及び装 装置では、水と一緒に回転する栗の表面をカッターで切削して剥皮を行うもので あるが、処理槽内に投入された大量の栗が均一に剥皮されることなく、外皮や渋 皮が残るなどの皮剥ぎムラが生じるので、処理槽から取り出した栗を選別したり 再び皮剥処理を行う後処理作業が必要になるなどの問題点があった。
【0008】 本考案は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、カセッ トホルダーに多数収納された栗を一個ずつ取り出し、切削部により外皮および渋 皮を切削することにより、栗の自然な味覚と風味を損なうことなく、大量の栗を 能率良く処理する栗の皮剥装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案による栗の皮剥装置は、収納庫を備えた台 車と、台車の上面に設置された左右一対のクランプ部およびクランプカッター部 と、クランプ部で上下方向よりクランプされた栗を前後方向よりチャッキングす る前後一対のチャック部と、チャッキングされた栗を90度回転させて上下面を 切削する左右一対の切削部と、台車の側面に上下および前後方向に移動自在に設 置されたトラバーサ部と、トラバーサ部に着脱自在に設置されて多数の栗が一個 ずつ収納されるカセットホルダーと、各部の動作を所定のタイミングで制御する コントロール部とにより主要部が構成されている。
【0010】
【作用】 このような構成に基づいて、本考案による栗の皮剥装置では、カセットホルダ ーの棚に栗を収容し、そのカセットホルダーをトラバーサ部の移動台にセットす る工程以外は、予め設定されたシーケンスにより各部の動作が全てコンピュータ 制御されるものであり、制御部からの動作信号により自動的に制御されるので、 従来の皮剥装置のように、外皮や渋皮が残るなどの皮剥ぎムラがなくなり、皮剥 ぎムラが生じた栗を選別して再び皮剥処理を行うなどの後処理作業が必要なくな るとともに、皮剥ぎした後の果肉に烈傷が生じることもないので、歩留まりが向 上する。
【0011】 したがって、本考案によれば、カセットホルダーに多数収納された栗を一個ず つ取り出し、切削部により外皮および渋皮を切削することにより、栗の自然な味 覚と風味を損なうことなく、大量の栗を能率良く皮剥ぎすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案による実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】 図1は、本考案による栗の皮剥装置の全体構造を示す正面図、図2は図1の平 面図、図3は図1におけるトラバーサ部およびカセットホルダーの詳細と作動部 を示す正面図、図4は図1のクランプ部を示す一部破断した詳細な作動部の説明 図、図5は図4のクランプカッターユニットを示す5−5線断面図、図6は図1 のチャック部の詳細と作動部を示す側面図、図7は図1の切削部の詳細と作動部 を示す正面図、図8は図7の8−8線断面図、図9(a)、(b)および図10 (a)、(b)はそれぞれ図7の切削部における切削刃を示す側面図および正面 図である。
【0014】 図において、栗の皮剥装置は、収納庫を備えた台車1と、台車1の上面に設置 されている左右一対のクランプ部10およびクランプカッター部20と、クラン プ部10で上下方向よりクランプされた栗を前後方向よりチャッキングする前後 一対のチャック部30と、チャッキングされた栗を90度回転させて上下面を切 削する左右一対の切削部40および50と、台車1の側面に上下および前後方向 に移動自在に設置されたトラバーサ部60と、トラバーサ部60に着脱自在に設 置されて多数の栗が一個ずつ収納されるカセットホルダー70と、各部の動作を 所定のタイミングで制御するコントロール部(図示せず)とにより主要部が構成 されている。
【0015】 ここで、カセットホルダー70の棚に収容できないような大きな栗や、カセッ トホルダー70の棚より落下するような小さな栗は皮剥ぎできないので、皮剥ぎ される栗の標準寸法が予め所定の範囲内に決められており、選別機などで選別さ れた栗がカセットホルダー70の棚に一個ずつ収容される。
【0016】 カセットホルダー70は、図3に示すように、トラバーサ部60の移動台61 上に着脱自在に設置されており、箱型本体71の内側に所定の間隔を保持して立 設された多数の仕切板72と、各仕切板72の間の上下に所定の間隔を保持して 固着された棚板73と、箱型本体71の裏側に設けられた裏板74とにより構成 されている。そして、上記カセットホルダー70の仕切板72と棚板73とで囲 まれて碁盤目状に形成された多数の空間に、標準寸法内に選別された栗Aの平坦 面を下にし底部Aaが裏板74に突き当たるまで一個ずつ収容される。ここで、 カセットホルダー70の予備を用意し、この予備のカセットホルダー70に予め 栗Aを収容しておくことにより、トラバーサ部60に設置されているカセットホ ルダー70内に収容されている全部の栗Aが皮剥ぎされた後、予備のカセットホ ルダー70と交換することにより作業能率が著しく向上する。
【0017】 トラバーサ部60は、図3に示すように、カセットホルダー70が設置される 移動台61と、移動台61をコントロール部からの所定のタイミング信号により 台車1の前後(図3の左右)方向に所定の間隔ずつ間欠的に移動させる移動機構 62と、移動機構62が設置される昇降基台63と、昇降基台63をコントロー ル部からの所定のタイミング信号により台車1の上下方向に所定の間隔ずつ間欠 的に移動させる昇降機構64とにより構成されている。
【0018】 トラバーサ部60の移動機構62は、昇降基台63に設置された正・逆回転可 能な電磁ブレーキ付のパルスモータ62aと、パルスモータ62aの回転軸にカ ップリングなどを介して回転自在に設置されたボールネジ62bと、移動台61 の下面に固着されてボールネジ62bに螺着しているボールネジナットブラケッ ト62cと、昇降基台63の上にボールネジ62bに沿って平行に設けられた2 本のガイドレール62dと、移動台61の下面に固着されてガイドレール62d 上をスライドするガイド62eとにより構成されており、パルスモータ62aが 駆動されると回転軸と一体にボールネジ62bが回転し、ボールネジナットブラ ケット62cが軸方向に移動するので、ボールネジナットブラケット62cと一 体な移動台61が台車1の前後方向に間欠的に移動する。
【0019】 また、トラバーサ部60の昇降機構64は、台車1の側面上方に垂直に設置さ れた正・逆回転可能な電磁ブレーキ付のパルスモータ64aと、パルスモータ6 4aの回転軸にカップリングなどを介して立設されたボールネジ64bと、昇降 基台63の側面に固着されてボールネジ64bに螺着しているボールネジナット ブラケット64cおよびガイド64dとにより構成されており、パルスモータ6 4aが駆動されると回転軸と一体にボールネジ64bが回転し、ボールネジナッ トブラケット64cが軸方向に移動するので、ボールネジナットブラケット64 cと一体な昇降基台63が上下方向に間欠的に移動する。
【0020】 クランプ部10は、図4に示すように、カセットホルダー70の棚に多数収容 されている栗Aを順次一個ずつ取出してチャック部30の位置に移動させる機能 を有するものであり、台車1の平面上で水平に180度回転する回転アーム11 と、回転アーム11の上に設置されたユニットシリンダ12により往復動するピ ストンロッド12aを介して水平移動する移動アーム13と、移動アーム13の 先端部に設置されたユニットシリンダ14により往復動するピストンロッド14 aを介して上下動するクランプユニット15とにより構成されている。
【0021】 ここで、上記回転アーム11の一端部に設けられた垂直軸11aは、台車1の 上面に設置された基盤2の内面側に内蔵されている正・逆回転可能な電磁ブレー キ付のパルスモータ16により、歯車17a、17bを介して正・逆回転可能に 設置されており、コントロール部からの所定のタイミング信号により回転アーム 11の先端部に設置されたクランプユニット15を水平に180度回転させるよ うになっている。また、回転アーム11の先端部に設置されたクランプユニット 15は、上下一対のクランプアーム15a、15bと、上側のクランプアーム1 5bを上下動させて栗Aをクランプまたはアンクランプするシリンダ15cとに より構成されており、クランプアーム15a、15bの先端内側には、栗Aを確 実にクランプするためにゴムまたは樹脂等の弾性体により形成されたスベリ止1 5dが貼付けられている。
【0022】 クランプカッター部20は、図4に示すように、クランプ部10のクランプユ ニット15と対向する位置に設置されており、台車1の上面の基盤2に設置され たユニットシリンダ21と、ユニットシリンダ21により往復動するピストンロ ッド21aを介して水平移動する移動アーム22と、移動アーム22の先端部に 設置されたユニットシリンダ23により上下動するピストンロッド23aを介し て設置されたクランプカッターユニット24とにより構成されている。
【0023】 クランプカッターユニット24は、図5に示すように、先端内側で栗Aを確実 にクランプする下側クランプアーム25と、上側固定アーム26の上面に垂直に 設置した一対のシリンダ26a、26bと、一方のシリンダ26aの作動により 下側クランプアーム25との間で栗Aを挟持する弾性体の押圧部材27と、他方 のシリンダ26bの作動により下側クランプアーム25と押圧部材27とで挟持 された栗Aの両側を所定の寸法に切断する一対のカッター刃28a、28bと、 一対のカッター刃28a、28bの内側後方よりカッター刃28a、28bの切 削面のエアーを吹き出すエアーノズル29とにより構成されている。
【0024】 上記下側クランプアーム25の先端部内側には、栗Aを滑らないように確実に 保持するとともに、カッター刃28a、28bの刃先が当接しても損傷しない硬 さを有する硬質ゴム、樹脂あるいは木材などで成形された受部材25aが固着さ れており、この受部材25aの上方より栗Aを押さえる押圧部材27の下部には ゴムまたは樹脂等の弾性体により形成されたスベリ止27aが貼付けられている 。そして、下側クランプアーム25の受部材25aと押圧部材27のスベリ止2 7aとで把持された栗Aの両側が、シリンダ26bの作動により下降するカッタ ー刃28a、28bにより切削され、切削後にシランダー26a、26bが上昇 して栗Aの把持状態が解除されると同時に、エアーノズル29よりエアーが噴射 され、栗Aを図示しないホッパー受け口に押し出すとともに、カッター刃28a 、28bの清掃を行うようになっている。
【0025】 チャック部30は、図6に示すように、チャック部30を台車1の基盤2上を 前後方向に移動させる移動台31と、切削部40、50の位置で切削中に移動台 31をコントロール部からの所定のタイミング信号により台車1の前後方向に所 定の間隔だけ移動させるチャック移動機構32と、移動台31の上面に設置され たチャック移動台33と、チャック移動台33の上に設置された前後一対のチャ ック台34a、34bと、チャック台34a、34bの上面にそれぞれブラケッ トを介して回転自在に設置されたチャックロッド35a、35bと、一方のチャ ックロッド35aを90度回転可能に設置された電磁ブレーキ付のパルスモータ 36とにより構成されている。
【0026】 上記チャック移動機構32は、台車1の基盤2上に設置された正・逆回転可能 な電磁ブレーキ付のパルスモータ32aと、パルスモータ32aの回転軸にカッ プリングを介して回転自在に設置されたボールネジ32bと、移動台31の下面 に固着されてボールネジ32bに螺着しているボールネジナットブラケット32 cと、基盤2の上にボールネジ32bに沿って平行に設けられた2本のガイドレ ール32dと、移動台31の下面に固着されてガイドレール32d上をスライド するガイド32eとにより構成されており、切削部40、50による切削中にパ ルスモータ32aが駆動されると回転軸と一体にボールネジ32bが回転し、ボ ールネジナットブラケット32cが軸方向に移動するので、ボールネジナットブ ラケット32cと一体な移動台31が台車1の前後方向に所定の範囲内で移動す る。
【0027】 また、移動台31の上面に設置されたチャック移動台33は、チャックロッド 35a、35bにより栗Aをチャッキングしたときに、移動台31の上に設置さ れたユニットシリンダ37により往復動するピストンロッド37aを介して水平 に前後移動するようになっており、このチャック移動台33の上には、所定の間 隔を保持して設置されたユニットシリンダ38、38により往復動するピストン ロッド38a、38aを介して前後一対のチャック台34a、34bが前後移動 可能に設置されている。そして、チャック台34a、34bの上面に設置された チャックロッド35a、35bによりクランプ部10でクランプされた栗Aを前 後方向よりチャッキングして切削部40および50の位置に移動させるとともに 、一方のチャックロッド35a側に設置されたセンサー36aからの信号により 所定のタイミング信号がパルスモータ36に入力されると、パルスモータ36が 駆動されてチャックロッド35aが回転し、チャックロッド35a、35bでチ ャッキングした栗Aを切削部40および50の位置で90度回転させるようにな っている。ここで、チャックロッド35a、35bの先端部には、栗Aの硬い外 皮を確実にチャックするために凹凸の刃が形成されているとよい。
【0028】 切削部40および50は、図7および図8に示すように、チャック部30によ りチャッキングされた栗Aの上下面を切削する左右一対の切削刃41、51と、 各切削刃41、51を回転させる切削モータ42、52と、各切削モータ42、 52を設置した切削台43、53を曲線移動させる切削刃移動機構44、54と 、切削刃移動機構44、54が設置された刃物移動台45、55とにより構成さ れており、上記刃物移動台45、55は、台車1の基盤2上の左右に所定の間隔 を保持して設置されたユニットシリンダ46、56により往復動するピストンロ ッド46a、56aを介して左右に移動可能に設置されている。
【0029】 上記切削部40、50の切削刃移動機構44、54は、それぞれ刃物移動台4 5、55の上にブラケットを介して設置された電磁ブレーキ付の制御モータ47 、57と、制御モータ47、57の回転軸にカップリングを介して取付けられた カム軸44a、54aと、カム軸44a、54aに固着されたカムフォロア44 b、54bと、カムフォロア44b、54bの回転によりローラ48、58を介 して切削台43、53を前後左右で上下動自在に支持している支持部材49、5 9とにより構成されている。ここで、カムフォロア44b、54bは、図11( a)、(b)に示すように、概略ハート型の外周形状を有しており、このカムフ ォロア44b、54bに形成された凹曲面44c、54cは、各カム軸44a、 54aに対して180度位相がずれた状態に組付けされている。
【0030】 上記支持部材49、59は、刃物移動台45、55側に設置されたリニアブッ シュ49a、59aと、切削台43、53に上端部が固定されるとともに、刃物 移動台45、55側のリニアブッシュ49a、59aに挿入されて上下摺動自在 に支持されたロッド49b、59bとにより構成されている。そして、切削モー タ42、52が駆動して切削刃41、51が回転するとともに、各切削刃移動機 構44、54の制御モータ47、57が駆動してカムフォロア44b、54bの 回転によりローラ48、58を介して切削台43、53を上下動させるので、チ ャック移動機構32のパルスモータ32aが駆動して、チャックロッド35a、 35bでチャッキングした状態の栗Aを切削刃41、51の位置で台車1の前後 方向に所定の範囲内で移動させることにより、繰りAの上下面が曲線状に切削さ れるようになっている。
【0031】 また、上記切削部40および50の切削刃41、51は、切削モータ42、5 2の回転軸にカップリングを介して着脱自在に取付けられており、各切削刃41 、51は、例えば図9(a)、(b)および図10(a)、(b)に示すように 、一方の切削刃41は、長手方向の刃面の中央部が凹曲面状に形成されており、 他方の切削刃51の刃面が直線状に形成されている。そして切削刃41、51の 刃面を外周方向に向けて十字形に組付けたものが一般的であり、切削刃41、5 1の枚数が多いほど円滑に切削され、栗Aの皮剥ぎ効果を増大させることができ るようになっている。
【0032】 以上のように構成された栗の皮剥装置の実施例に基づいて、栗の皮剥ぎ動作を 図12の工程図に沿って説明する。まず、選別機により所定の大きさに選別され た栗Aが、図12(a)に示すように、平坦面を下にして底部Aaが裏板に突き 当たるまでカセットホルダー70の棚に一個ずつ収容され、カセットホルダー7 0をトラバーサ部60の移動台61上に設置する。次に装置のメインスイッチを 入れ、スタート準備ボタンを押すと、トラバーサ部60が位置決めセンサーによ り停止するまで移動し、カセットホルダー70の最上段の一方の端がクランプ位 置になるように設定される。
【0033】 準備が完了してスタートボタンがオンされると、クランプ部10の移動アーム 13がユニットシリンダ12により後退するとともに、パルスモータ16の正回 転により回転アーム11が180度回転して、クランプユニット15がカセット ホルダー70のクランプ部に対向する。このときクランプユニット15の上側ク ランプアーム15bがシリンダ15cにより上端位置にあり、ユニットシリンダ 12により移動アーム13が栗Aのクランプ位置まで前進するとともに、ユニッ トシリンダ14により下側クランプアームが若干上昇し、栗Aをカセットホルダ ー70の棚より浮かした状態で、シリンダ15cが作動して上側クランプアーム 15bを下降させ、クランプアーム15a、15bにより栗Aを確実にクランプ する。こうしてクランプユニット15により栗Aをクランプした後、ユニットシ リンダ12が後退するとともに、パルスモータ16の逆回転により回転アーム1 1が180度回転してチャック部30の位置に移動する。
【0034】 次に、図12(b)に示すように、クランプユニット15でクランプされた栗 Aがチャック部30にあるとき、チャック部30のチャック移動台33上に設置 された前後一対のチャック台34a、34bがユニットシリンダ38、38によ り移動し、チャックロッド35a、35bにより栗Aが両側面よりチャッキング される。栗Aがチャックロッド35a、35bにチャッキングされると、クラン プユニット15のシリンダ15cが作動して上側クランプアーム15bが上昇す るとともにユニットシリンダ12により移動アーム13後退し、さらに回転アー ム11が180度回転してクランプユニット15が次の栗Aをクランプする位置 に移動する。このとき、カセットホルダー70はトラバーサ部60の作動により 1ピッチ移動しており、次の棚に収容されている栗Aがクランプ位置になるよう セットされている。また、チャック台34a、34bのチャックロッド35a、 35bによりチャッキングされた栗Aは、ユニットシリンダ37によりチャック 移動台33を移動させることにより切削部40、50の位置にセットされる。
【0035】 切削部40、50の位置にチャック部30がセットされると、切削刃41、5 1を設置した切削台43、53がユニットシリンダ46、56により前進して栗 Aの上下面に切削刃41、51が位置するようにセットされた後、チャック部3 0のパルスモータ36が駆動されて一方のチャックロッド35aを90度回転さ せ、図12(c)に示すように、チャックロッド35a、35bでチャッキング した栗Aを切削部40および50の位置で立った状態に保持する。そして、制御 部からの信号により切削モータ42、52、および切削刃移動機構44、54の 制御モータ47、57が駆動されるとともに、栗Aをチャッキングしているチャ ック部30のチャック移動機構32のパルスモータ32aが駆動するので、切削 刃41、51を回転させながら切削台43、53を上下動させ、チャックロッド 35a、35bでチャッキングした状態の栗Aを切削刃41、51の回転位置で 台車1の前後方向に所定の範囲内で移動させることにより、図12(d)に示す ように、栗Aの上下面が曲面状に切削される。
【0036】 上記動作を1往復させた後、再び、チャック部30のパルスモータ36が駆動 されてチャックロッド35aを90度回転させ、図12(e)に示すように、チ ャックロッド35a、35bでチャッキングした栗Aを切削部40および50の 位置で伏せた状態に保持するとともに、制御部からの信号により切削モータ42 、52、および曲面状の切削刃41を有する側の切削刃移動機構44の制御モー タ47のみを駆動するとともに、栗Aをチャッキングしているチャック部30の チャック移動機構32のパルスモータ32aが駆動するので、切削刃41、51 を回転させながら切削台43を上下動させ、チャックロッド35a、35bでチ ャッキングした状態の栗Aを切削刃41、51の回転位置で台車1の前後方向に 所定の範囲内で移動させることにより、図12(f)に示すように、栗Aの上面 が平坦状に、下面が曲面状に切削される。
【0037】 次に、上記した切削が完了した状態で、切削台43、53を後退させることに より、切削刃41、51が栗Aの位置より離れた状態に戻されるとともに、チャ ック部30のチャック移動台33が元のチャッキング位置に復帰する。そして、 クランプ部10と対向する位置に設置されているクランプカッター部20のクラ ンプカッターユニット24がユニットシリンダ21の作動により前進し、クラン プカッターユニット24の下側クランプアーム25と、シリンダ26aの作動に より下降する押圧部材27との間で、図12(g)に示すように、チャック部3 0のチャックロッド35a、35bでチャッキングされている栗Aを上下方向よ り確実に挟持する。ここで、栗Aの把持位置がチャック部30よりクランプカッ ターユニット24に移った後は、チャック台34a、34bがそれぞれユニット シリンダ38により後退した状態に保持されている。
【0038】 下側クランプアーム25と押圧部材27との間で挟持された栗Aは、図12( h)に示すように、シリンダ26bの作動により下降する一対のカッター刃28 a、28bにより両側が切断される。栗Aの両側が切断されると同時にエアーの ズル29よりエアーが噴射され、シリンダー26a、26bが上昇して把持状態 が解除されるとともに、クランプカッターユニット24が後退することにより栗 Aがホッパー受け口を介して収納庫内に押し出される。ここで、上記カッター刃 28a、28bにより栗Aの両側が切断された状態で栗Aの皮剥ぎが完了するの で、カッター刃28a、28bに図示しないノズルより水が噴射されるとともに 、エアーのズル29よりエアーが噴射されて、カッター刃28a、28bが清掃 され1サイクルが終了する。上記栗Aの皮剥ぎ工程の1サイクルは、およそ20 秒前後であり、これを繰り返すことにより連続してカセットホルダー70内の栗 Aが順次皮剥ぎされる。
【0039】 以上のように説明した栗Aの皮剥ぎ工程では、カセットホルダー70の棚に栗 Aを収容し、そのカセットホルダー70をトラバーサ部60の移動台61にセッ トする工程以外は、予め設定されたシーケンスにより各部の動作が全てコンピュ ータ制御されるものであり、制御部からの動作信号により自動的に制御されるよ うになっている。
【0040】 なお、本考案による栗の皮剥装置は、上述した実施例に限定するものではなく 、本考案による趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形例を適用することが可能であ り、特にカセットホルダー70、および切削部40、50を変更することにより 選別機により篩い落とされた大きい栗、あるいは小さい栗にも適用することがで きる。また、切削部40、50による切削刃41、51の刃先形状をスパイラル 状に形成したり、刃の数を適正な枚数に設定することも可能である。さらに、栗 の形状をセンサーにより検知し、切削部40、50の動きを栗の形状に合わせて 制御することにより、栗の自然な形状に近い状態に皮剥ぎすることができる。
【0041】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案による栗の皮剥装置は、収納庫を備えた台 車と、台車の上面に設置された左右一対のクランプ部およびクランプカッター部 と、クランプ部で上下方向よりクランプされた栗を前後方向よりチャッキングす る前後一対のチャック部と、チャッキングされた栗を90度回転させて上下面を 切削する左右一対の切削部と、台車の側面に上下および前後方向に移動自在に設 置されたトラバーサ部と、トラバーサ部に着脱自在に設置されて多数の栗が一個 ずつ取納されるカセットホルダーと、各部の動作を所定のタイミングで制御する コントロール部とにより主要部が構成されており、カセットホルダーの棚に栗を 収容し、そのカセットホルダーをトラバーサ部の移動台にセットする工程以外は 、予め設定されたシーケンスにより各部の動作が全てコンピュータ制御されるも のであり、制御部からの動作信号により自動的に制御されるので、従来の皮剥装 置のように、外皮や渋皮が残るなどの皮剥ぎムラがなくなり、皮剥ぎムラが生じ た栗を選別して再び皮剥処理を行うなどの後処理作業が必要なくなり、しかも、 皮剥ぎした後の果肉に烈傷が生じることもないので、歩留まりが向上し、特に栗 の形状をそのまま保持した栗菓子製造などにも十分に使用することができる。
【0042】 したがって、本考案によれば、カセットホルダーに多数収納された栗を一個ず つ取り出し、切削部により外皮および渋皮を切削することにより、栗の自然な味 覚と風味を損なうことなく、大量の栗を能率良く皮剥ぎすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による栗の皮剥装置の全体構造を示す正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1におけるトラバーサ部およびカセットホル
ダーの詳細と作動部を示す正面図である。
【図4】図1のクランプ部を示す一部破断した詳細な作
動部の説明図である。
【図5】図4のクランプカッターユニットを示す5−5
線断面図である。
【図6】図1のチャック部の詳細と作動部を示す側面図
である。
【図7】図1の切削部の詳細と作動部を示す正面図であ
る。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】(a)、(b)は図7の切削部における一方の
切削刃を示す側面図および正面図である。
【図10】(a)、(b)は図7の切削部における他方
の切削刃を示す側面図および正面図である。
【図11】(a)、(b)は図7および図8におけるカ
ムフォロアの形状を示す説明図である。
【図12】(a)〜(h)は栗の皮剥ぎ状態を工程順に
示した説明図である。
【符号の説明】 1 台車 2 基盤 10 クランプ部 11 回転アーム 12 ユニットシリンダ 13 移動アーム 15 クランプユニット 15a 下クランプアーム 15c スベリ止 16 パルスモータ 20 クランプカッター部 21 ユニットシリンダ 22 移動アーム 23 ユニットシリンダ 24 クランプカッターユニット 25 下側クランプアーム 26a、26b シリンダ 27 押圧部材 28a、28b カッター刃 29 エアーノズル 30 チャック部 31 移動台 32 移動機構 33 チャック移動台 34a、34b チャック台 35a、35b チャックロッド 36 パルスモータ 37 ユニットシリンダ 38 ユニットシリンダ 40 切削部 41、51 切削刃 42、52 切削モータ 43、53 切削台 44、54 切削刃物移動機構 45、55 刃物移動台 44a、54a カム軸 44b、54b カムフォロア 48、58 ローラ 49、59 支持部材 60 トラバーサ部 61 移動台 62 移動機構 63 昇降台 64 昇降機構 70 カセットホルダ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫を備えた台車と、台車の平面上で
    水平に180度回転する回転アーム、回転アームの上に
    設置されたユニットシリンダにより往復動するピストン
    ロッドを介して水平移動する移動アーム、移動アームの
    先端部に設置されたユニットシリンダにより往復動する
    ピストンロッドを介して上下動するクランプユニットを
    台車の上面に設置したクランプ部と、前記クランプ部の
    クランプユニットと対向する位置に設置され、台車の上
    面に設置されたユニットシリンダ、ユニットシリンダに
    より往復動するピストンロッドを介して水平移動する移
    動アーム、移動アームの先端部に設置されたユニットシ
    リンダにより上下動するピストンロッドを介して設置さ
    れたクランプカッターユニットからなるクランプカッタ
    ー部と、前記台車の上を前後方向に移動させる移動台、
    切削部の位置で切削中に移動台をコントロール部からの
    所定のタイミング信号により台車の前後方向に所定の間
    隔だけ移動させるチャック移動機構、移動台の上面に設
    置されたチャック移動台、チャック移動台の上に設置さ
    れた前後一対のチャック台、チャック台の上面にそれぞ
    れブラケットを介して回転自在に設置されたチャックロ
    ッド、一方のチャックロッドを90度回転可能に設置し
    た電磁ブレーキ付のパルスモータからなり、前記クラン
    プ部で上下方向よりクランプされた栗を前後方向よりチ
    ャッキングする前後一対のチャック部と、カセットホル
    ダーが設置される移動台、移動台をコントロール部から
    の所定のタイミング信号により台車の前後方向に所定の
    間隔ずつ間欠的に移動させる移動機構、移動機構が設置
    される昇降基台、昇降基台をコントロール部からの所定
    のタイミング信号により台車の上下方向に所定の間隔ず
    つ間欠的に移動させる昇降機構からなり、前記台車の側
    面に上下および前後方向に移動自在に設置されたトラバ
    ーサ部と、前記チャック部によりチャッキングされた栗
    の上下面を切削する左右一対の切削刃、各切削刃を回転
    させる切削モータ、各切削モータを設置した切削台を曲
    線移動させる切削刃移動機構、切削刃移動機構が設置さ
    れた刃物移動台からなり、前記チャック部でチャッキン
    グされた栗を90度回転させて上下面を切削する左右一
    対の切削部と、前記トラバーサ部に着脱自在に設置され
    て多数の栗が一個ずつ収納されるカセットホルダーと、
    各部の動作を所定のタイミングで制御するコントロール
    部とにより主要部が構成されていることを特徴とする栗
    の皮剥装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプカッターユニットは、先端
    内側で栗を確実にクランプする下側クランプアームと、
    上側固定アームの上面に垂直に設置した一対のシリンダ
    と、一方のシリンダの作動により下側クランプアームと
    の間で栗を挟持する弾性体の押圧部材と、他方のシリン
    ダの作動により下側クランプアームと押圧部材とで挟持
    された栗の両側を所定の寸法に切断する一対のカッター
    刃と、一対のカッター刃の内側後方よりカッター刃の切
    削面のエアーを吹き出すエアーノズルとからなり、上記
    下側クランプアームの先端部内側に、栗を滑らないよう
    に確実に保持するとともに、カッター刃の刃先が当接し
    ても損傷しない硬さを有する硬質ゴム、樹脂あるいは木
    材などで成形された受部材を固着し、この受部材の上方
    より栗を押さえる押圧部材の下部にゴムまたは樹脂等の
    弾性体により形成されたスべリ止を貼付したことを特徴
    とする請求項1記載の栗の皮剥装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック移動機構は、台車の上に設
    置された正・逆回転可能な電磁ブレーキ付のパルスモー
    タと、パルスモータの回転軸にカップリングを介して回
    転自在に設置されたボールネジと、移動台の下面に固着
    されてボールネジに螺着しているボールネジナットブラ
    ケットと、台車の上にボールネジに沿って平行に設けら
    れた2本のガイドレールと、移動台の下面に固着されて
    ガイドレール上をスライドするガイドとにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の栗の皮剥装置。
  4. 【請求項4】 前記切削部の切削刃移動機構は、それぞ
    れ刃物移動台の上にブラケットを介して設置された電磁
    ブレーキ付の制御モータと、制御モータの回転軸にカッ
    プリングを介して取付けられたカム軸と、カム軸に固着
    されたカムフォロアと、カムフォロアの回転によりロー
    ラを介して切削台を前後左右で上下動自在に支持してい
    る支持部材とにより構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の栗の皮剥装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107811302A (zh) * 2017-11-23 2018-03-20 广西科技大学鹿山学院 核桃自动开壳装置
CN109156836A (zh) * 2018-10-09 2019-01-08 海南瑞普自动化设备有限公司 一种椰子种皮削皮机
CN112890223A (zh) * 2021-02-19 2021-06-04 安国芹 一种食品加工用榛子开口装置

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